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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

194適当:2012/11/23(金) 12:30:31 ID:z4YPwsi.
俺は真っ白い味気ない部屋へと戻ってきた。普通なら真っ白い空間ばかりが続きおもしろくないハズだが、今日のあどけない少女との会話で頭をいっぱいにしていた。

「お姉さん…。グレイシア…。一体どんな姿なんだ?」

俺は眉間にシワを寄せ、あごに手を添えて9つの扉の内【零下】と示された扉へと目を向けた。“氷タイプなのか…?見た目はあの少女と同じなのか…?いや、しかしリーフィアと名乗る少女のお姉さんが軍隊にいるとは限らない…。という事はこの零下の番人は別のヤツだな。”これ以上想像、思考するのも大変なので、用意された夕食を取りシャワーを浴びて眠りについた。

Day6

もう俺は起きた状態なんてもう言う必要はないと思っている。そんな事よりも、昨日少女がうっかり口を滑らせてしまって“棚からぼた餅”的な情報の得かたをした、少女が持つ2つの特性の対策について考えた。

「やっかいだ…。状態異常が効かないなら、動きは止められない。更に、スピードが倍になるのはかなりやっかいだ…。俺の高速移動+電光石火でも追いつけないかもしれない。」

“少女とは普通に1対1で闘っても勝ち目はない。アイテム…それなんだが、何が有効かもわからない。技に関しては葉っぱカッターの見えないヤツもある。1日闘っただけだが、確実に言える。あの少女に勝つには、俺はかなり頭を使わなければならない。”俺は、ここでとりあえず対策を練るのを止めて、用意された朝食を取った。朝食の飲み物はまたあの青い液体だった。だが、既に効果が何であるかわかっていたので、ためらわずに飲んだ。すると昨日受けた3つの消える葉っぱカッターを受けた傷がみるみる内に塞がっていった。俺はその事に何も思わず昨日と同じ【若葉】の扉へと歩を進めた。


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