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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

190適当:2012/11/23(金) 12:05:32 ID:z4YPwsi.
「俺を油断させようとしているだろう?残念ながらその手には乗らんぞ。」
「え…ええ!?ち…ちがうよ!!そんな…ダマすなんて滅相もないよ!!」
「は?いや、油断ならない。現に俺は同じような仮面を被った“エーフィ”に騙された。アイツはお前達の仲間だろう?」
「わ…私はそんなことしないよ!!フィがそうだったからってなんで私までって思うの!?」
「本当か?」
「本当だよ!!信じてよ!!」

俺は、自分の思い込みで少女を責めて化けの皮を剥がそうとしたが、どうやら違うようだ。彼女は懸命な瞳で俺へ訴えかけてきた。“ふざけてるとは思えない。言葉は少し途切れ途切れだが…。”さすがに、あんなあどけない顔の少女にそこまでは言い過ぎたと反省し、俺は口を開いた。

「わかった。疑ってすまない。」
「こっちこそ誤解させてごめんなさい。話し変えるけど、いつ始めたらいい?」
「君に任せる。」
「わかった。じゃあ…いくよ?」

俺は少女の合図を見て小さく頷いた。俺と彼女がしばらくお互いを見つめあっていると開始の合図が聞こえた。

『READY…GO!!』

“少女の特徴も知らない。姿も始めて見る。どんな技を使うかもわからないのに、いきなりアイテムなんか取ったってどうにもならない。”そう考えた俺は、少女に高速移動を使って急接近した。“草タイプならこの距離ではつるのムチは使えない。とすると葉っぱカッターを使ってくるハズ。”俺の思惑通りに少女は、葉っぱカッターを連射して来た。

ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン
「ふっ!!はっ!!ふっ!!はっ!!」
キン キン キン キン
「私の葉っぱカッターを刀で撃ち落とすんだね。」
「軌道が読めるからな。」
「じゃあ、これは?」

少女はまた、葉っぱカッターを放ってきた。“なんだ同じじゃないか…。この距離だと普通はつるのムチなんだが、どうしても俺に当てたいのか?”俺は勝手にそう決めつけて、刀を構えた。近くまで葉の刃が飛んできた時撃ち落とそうと構えたが、ここで奇妙な光景を目の当たりにした。


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