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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

189適当:2012/11/23(金) 11:58:09 ID:z4YPwsi.
爽やかな風、心地良く照りつける太陽、青々と茂る草、ここまでは【光】のステージと同じだった。【若葉】のステージを目を凝らして見ると、4か所に森が設置してある。その4か所は右端、左端の上と下に位置する。中央が広い原っぱで角は森という構成のステージだった。ステージを見渡していると向こう側から対戦相手の姿が見えた。

「こんにちわ。君が対戦相手?」
「あ!!なんなんだ…あの姿は…?」

対戦相手の姿は、黄緑色の軍服を着て耳と尻尾が葉のような形をしていて、体の色は黄緑…いやレモン色だろうか。瞳が、琥珀色をしたあどけない顔立ちの四足歩行の生き物(ポケモン)だった。俺は、初めて見る姿で名前はわからない。ただ、身に纏っている雰囲気で判断するなら、目の形、体の形がシャワーズやエーフィに似ている。“もしかして、これもイーブイ進化系なのか!?それとも似た他の生き物(ポケモン)なのか!?考えても仕方がない。俺は少女の質問に返答する事にした。

「そうだ。」
「はじめまして、お手柔らかによろしくね。」

“お手柔らかに…?”その言葉が妙に引っかかる。まさか、コイツも演技か?あどけない少女のフリをして、俺を油断させようって魂胆か…。”俺は、少女の言葉に首を傾げ聞き返した。

「君は未成年か。」
「うん、よくわかったね。やっぱりそう見える?」
「いや、俺は鼻が利くんでな。君からは大人特有の匂いよりも、まだ若い十代後半の匂いしかしないからな。」
「すごいね。私にはよくわかんない。」
「というか、さっきからタメ口だな。」
「え?…ごめんなさい。」

俺が年上に対しての口調がおかしい点を指摘すると、少女は目線を落としてしゅんとしていた。

「いや、特に気にしてはいない。ところで気になることがある。」
「なに?」
「お前は演技か?」
「どうして私が演技って思うの?」

俺が少女を見つめて“お前は本当の姿でいるのか”と訊いたが、彼女は平然として返してきた。ますます怪しい…。俺は再度訪ねた。


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