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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

187適当:2012/11/23(金) 11:49:44 ID:z4YPwsi.
「我ながらいいネーミング…。いいセンスだ。」

誰もその事をほめてくれる訳でもないのに、俺は一匹でにはしゃぎ、一匹でに口元を吊り上げていた。こうして、俺は2本の刀を手に入れる事となった。しかも、最大の利点は前からの攻撃を空中後転でかわしても相手にダメージを与えられることだ。距離はかなり近くないと成立しないが、接近戦闘に長けている俺にはこれはありがたい。さらに、スサノオを振ってかわされても、さらに尻尾で逆から挟み撃ちに出来る。これも相当な技術が必要だが、俺にはそこまで出来るという自信に満ちた“確信”というものが溢れていた。俺は、昨日と同じく中央で刀を振っていた。もちろん今度は1本じゃない。2本の刀を駆使出来るようにする為、刀を一心不乱に振っていた。

ブン…ブン…シャン…シャン…
「はっ!!たぁっ!!ふっ!!ふっ!!」
シャン…シャン…シャン…ヒュ…
「はっ!!はっ!!は!!おりぃやぁ!!」

昨日と同じく体が汗だくになった所でふと腕時計を見た。【12:30】と30分オーバーしてしまったが、丁度いいくらいだ。俺は荒げる息を落ち着かせ、刀をしまい、中央に立ったまま前を向き9つの扉を選ぼうとした時、重大な事に気付いた。

「あ…、そういえば“θ”のバッチを嵌めていなかったな。」

俺は二刀流を使いこなす事に必死だった為、時間も忘れ、ステージを選ぶ前にまずしなければならない事を忘れていた。急いで、“θ”のバッチを【光】と書かれたプレートの下にはめ込むと、【氾濫】の時と同じく、どこからかブザー音が鳴り、【光】という文字が【達成】へと変わり、ドアノブの下のプレートの表記が、【OPEN】から【CLOSE】という表示へ変わり、カシャと鍵をかける音が鳴り響いた。音のした【光】の扉の前へ行き扉を開けようとノブを回すが、全く回らなかった。【氾濫】の時と扉の仕組みが全く同じだったので、“バッチをはめると、それに対応した文字の扉は開かない”という事を完全に掌握して、ステージ選択の為に中央へ歩を進め、9つの扉を見つめた。扉は順に、【業火、達成、雷神、達成、闇、若葉、零下、伝説、幻想】となっている。俺は2つのステージ選択と同様にあごに手を添え考え始めた。


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