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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

183適当:2012/11/23(金) 11:11:02 ID:z4YPwsi.
おっと、こんな性に関してのくだらない話はもうやめにして現実に話を戻す事にする。スーツを脱ぎ下腹部に粘り気がないのを確認し、安心して“ほっ”と一息ついた所に、腹が“そんなくだらない事考えてないでさっさと何か口に入れろ”と言いかけるように腹が鳴ったので、食事ルームから漂ってくるいい匂いを辿り食事ルームへと歩を進めた。

「今日は…トーストにスクランブルエッグにベーコンにサラダ…そしてドリンクは…何か白いが…牛乳でいいんだよな?」

食事のトレーに盛りつけられていたのは、バターの香りを放つ食パンのトースト2枚(2切れ)に卵焼きを砕いたようなスクランブルエッグに“普段この長さでは焼いて食べないだろう”と思える程のベーコン2切れに、ドリンクはほぼ無臭の牛乳のような液体だった。俺が“牛乳”と決めつけてしまったのは、“何の飲み物かはわからない”というままでは、怖くてなかなか口に含めない。なぜなら、監禁されている上での食事だからである。俺は絶対にこんな所で死ぬわけにはいかない。“綾”にも会いたいし、何よりも長年憧れだった父と同じような現場で働けるからだ。と言っても、PIA(アメリカのポケモンによる諜報機関)にスカウトされたので、エージェントになるか、特殊部隊に配属されるかはまだわからなかった。他にもいろんな部門があるが、俺は工学の知識技術は持っていないし、医療技術もさほどのものではない。その為、俺にはこの2種類のどれかに配属される事はわかっている。俺の希望をあげるなら、エージェントというスパイ活動に配属される事だ。父のように“戦前”に立ちたくないという訳ではなく、一人で敵地に潜入し、緊迫される状況の中で任務を無事遂行させた時の達成感を味わってみたいからだ。エージェントは特殊部隊よりも遥かに知識が多く武器の扱いも長けていなければならない。故に、特殊部隊よりもエージェントの方が難易度が難しいと言えるだろう。俺は、“毒殺されるかもしれない”という事から“死にたくない理由(ワケ)”を振り返りながらあっと言う間に食事を終了させた。残るは謎の白い液体だけとなり、俺はしばらく飲む事を躊躇していた。


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