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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
164
:
適当
:2012/09/20(木) 13:02:31 ID:dg4gH9GE
「おっ…あれは…?」
俺の視界には徐々に箱が見え始めた。“どうやら俺は、この手のことに関して運が良いらしい。”俺が見つけたのは、金色の箱だった。興奮したい気持ちを抑え、箱を素速く開けると中には目に“ばつ印”がついたプレートのようなシールが入っていた。俺はそれに対して一々問うことなく、すぐに説明書を手に取り彼女との距離を確認した。いまだに随分と離れているので、説明書へと目を向けた。
【催眠波反射シール】
催眠術を無効化し、相手へ効果を跳ね返す。体の一部につけるだけで、効果を発揮する。
「おっ…いいじゃないか!!アイツの“さいみんじゅつ”はやっかいだからな…。」
“しかし…どこへ付けようか。あまりに目立ち過ぎると気づかれる…そうだ!!俺の尻尾の付け根につけよう。死界に入っている為、全く見えないハズだ。”俺は、必死に追いつこうとしている彼女の姿を見計らい、彼女の方へ顔を向け、片手でこっそりと尻尾の付け根へピタリと貼り付けた。彼女はようやく追いつき息を切らしながらも、俺へ話しかけた。
「はぁ…はぁ…やっと追いついたわよ。…ちょっと逃げすぎじゃない?」
「ふっ…待たせたな。ウォーミングアップにランニングをしていたんだ。」
「あら?そう?じゃあちょっと待っててね。」
俺は自分の行動を抑止する彼女に対して首を傾げ、怪訝そうな表情で彼女を見つめた。突然彼女の体が光出し、彼女の荒げていた息は元に戻り、疲れの表情が元の余裕のある表情へと戻った。俺はその光景に驚愕して目を丸くしていた。
「うっふふ、私もお待たせ。これで五分かしら?」
「体が光って…回復か…。」
「そういうこと。残念だけど、あなたの方が体力が少ないんじゃない?」
「ふっ、そうか。なら俺がプレゼントしてやる。」
「プレゼント?」
俺は右手でスーパーチャフグレーネードを持ち栓を抜き、高く上空へと放り投げた。パンッとそれははじけて、俺と彼女の間に金と銀の紙切れをばらまいている。彼女はその光景に驚いて、口が開いたまま口元に前足をあてていた。
「くすだま?私、今日誕生日でもないんだけど。」
「そうか、なら俺が祝ってやる。今日は記念日だ。」
「え?何の?」
彼女は俺の意味不明な発言に戸惑いを見せるが、俺はお構いなしに昨日と同じように彼女に対して突撃している。彼女は昨日と同じ行動する俺を見て、妖しい笑みを見せた。
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