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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

152適当:2012/09/20(木) 11:58:51 ID:dg4gH9GE
「でも負けないですわよ。」
クリッ ビュイーン ビュン
「あ!?しまった!!」

彼女は前足を突撃してくる俺に対し輪状の光線を連射する“サイケこうせん”を放った。彼女に近づきすぎた俺は、範囲の大きいこの光線を避けられず、そのまま直撃してしまった。

「ぐわぁ!!」

俺は光線を体にモロにくらった為、後ろへ跳ね飛ばされた。背中への強打は空中後転で避けたが、さらなる追加効果が俺を苦しめた。

「あ…頭が…ぐうぅぅぅぅ…。」
「ごめんなさいね。こちらに指導権を渡して貰いますよ?」
「ううっ…まだだ…。」

俺は彼女の更なる攻撃を喰らうまいとこめかみを拳で数回強く叩き、無理矢理目を醒ました。彼女は驚いた表情で俺へ言い返した。

「すごいですね…。うふふ、お強いですこと。」
「はぁ…はぁ…油断し過ぎたな。」
「次、行きますわよ?」
「え?…うぉ!!しま…った!!意識…が。」

立ち上がった俺を見て彼女は微笑みながら“さいみんじゅつ”を繰り出して来た。俺はお嬢様とは言え迂闊過ぎたと、相手の動きを警戒していたが、それが落とし穴となり彼女の放つ“さいみんじゅつ”を体に受けてしまった。

「う…く…そ…。」
バタッ
「ZZZ…ZZZ…」
「うふふ、眠ったわね。じゃあ準備にかかるとしましょう。」

俺はなすすべなくその場で意識を失い、強制的にその場へ倒され眠らされてしまった。


トントン トントン
「起きて、ねぇ起きて。」
「うぅ…んん?」
「朝ですよ、子ねずみちゃん。」
「子ねずみ?ん?」

俺が目を開けると、優しい笑みで先程闘ったエーフィが俺の顔を覗きこんでいた。俺は何かひっかかる言葉を聞き上体を起こそうと、上半身に力を入れた。

「ああ!!なぜだ…動けない!!」

俺が動けない原因は、俺の手足をあのお嬢様が抑えていたからだった。彼女は不敵な笑みを浮かべて俺へ言い放った。

「うふふ、いい子だからじっとしてなさい。」
「くそ!!ふざけるな!!この!!」

俺は一気に怒りの表情に変え、彼女の拘束に必死で抵抗しようと、手を彼女ごと持ち上げようとした。が、すぐに体全体が何かとてつもない力によって、地面へ押さえつけられた。


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