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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

150適当:2012/09/20(木) 11:49:48 ID:dg4gH9GE
「ミュウ…と言えば…。」

その時、当然の如く綾の事が思い出される。“今頃何してるだろうか”と呟こうとしたが、言ってしまえば、また全く関係ない寂しさを紛らわせる行為になってしまい時間をどんどん無駄にしてしまうので“だめだ、だめだ”と否定するように首を強く左右へ振り、“β”のバッチを“氾濫”と書かれた文字の下の小さなくぼみへと嵌めた。その数秒後どこかからかブザー音が鳴り、“氾濫”の扉の文字が“達成”と変わり、カシャとカギをかけた音が聞こえた。

「おお!?なんだ?」

俺は、音源である“氾濫”の扉へと歩を進めた。【OPEN】となっていたプレートの表記が【CLOSE】と変わっていた。俺は、試しに“氾濫”の扉を開けようとするが、全くノブも回らない状態になっていた。

「そうか、なるほど。対応したバッチを嵌めると“達成”と表示され、扉が開かなくなるんだな。」

俺は顎に手を添えて、開かない扉を見つめて呟いた。納得した俺はステージ選択の為、全ての扉の表記が見えるように中央へ歩を進め、前へ振り返った。扉の表記は【業火・達成・雷神・光・闇・若葉・零下・伝説・幻想】となっている。

「光…か。ステージは原っぱで今開いている。光ってどんなヤツが出てくるんだろうな。」

俺は心の奥でワクワクしていた。“【闇】は悪いヤツが出てくるという事は想像出来る。だが、逆の【光】というのはどんなヤツが出てくるかは想像出来ない。”俺の中で【光】という言葉は“聖なるもの”として捉えていた。“聖なるもの…というと天使か、神の使いか。いや、後者は無いな。神が自分の家来を、弱い者となどわざわざ闘わせるハズがない。とすると、天使の方か。”俺は“聖なるもの”から天使へと想像を移した。“天使か…という事は、少女みたいな雌が出てくるのか。俺は子供の雌は嫌いじゃない。純粋な心を持つ可愛らしい生き物だと思っている。どんな顔なんだろうな。”俺は期待に胸を踊らせ、【光】の扉へと歩を進めた。


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