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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

149適当:2012/09/20(木) 11:44:16 ID:dg4gH9GE
ふと考えたんだが…この【まぁまぁ】って表現って結構便利なんじゃないか?【普通】とほぼ同じなんだが、言葉の持つ独特な雰囲気とでも言うのだろうか…【普通】よりは柔らかく優れているという印象を与える。綾に手料理を振る舞われた事があるが、初めての手料理の時はうれしいハズなのに、素直に言葉が出なかった。その代わりつい「普通」と口にしてしまい、「普通なんて感想ありません〜。」と言われ、怒られて頬を指で疲れた事があった。可愛らしい反応が帰ってきて嬉しかったが、以後は気をつけて「まぁまぁだな。」という言葉に変えたら、「そっか、じゃあ次はもっと頑張るから。」と優しく微笑んで返してくれた。綾は恐らく、普通≒まぁまぁという関係に気づいてないんだろう。だが、反応を良くしてくれたので“これが正解か。”と俺は思った。かなり無駄かつ思い出に浸ってしまった俺だが、後から全身がどこかで感じた感覚に見まわれた。

「あ!!これもか!!青い色の液体と同じだ。しかも、青い色の液体の比じゃない。」

それは、体の疲れが一気に取れる感覚だった。青色の液体の数倍それを感じ、さらに力がみなぎってくる。しかも青色と違ってまずくはないし、色もいい。俺は液体の真実を突き止め、一気にその液体を飲み干した。すると、全身の細胞1つ1つからエネルギーが湧き出ていくらでも闘えそうに感じた。俺は湧きたつエネルギーを感じながら食事ルームを離れ扉を選ぼうと中央へ向かった際に、そこに何か青く光っている小さな物を発見した。

「あ…そうか、昨日は手元に置いたまま寝たのか。」

“β”と書かれた小さなバッチを手に取り、俺は独り言を小さく呟いた。これが“クリアの証”である事を思い出した俺は、小走りで9つのくぼみがついた装置へと走り出した。装置の元へたどり着くと、9つのくぼみとその上に書かれている文字に目をやった。

「氾濫は…これか。この2番目に嵌めればいいんだな。」

業火の隣の小さなプレート付きのくぼみを見ると微かに、“β”をかたどったような痕(あと)が見えた。“もしかして、他もそうなのか?”と思い1つ1つのくぼみをよく見ると、業火から順に“α”“β”“γ”“θ”“λ”“μ”“π”“χ”“ω”と形とられていた。“θ”から以降はよく覚えてないが、自分の脳内の都合が良すぎるのか、“μ”という文字がミュウ(ミュー)と読む事がわかっていた。


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