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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

148適当:2012/09/20(木) 11:39:25 ID:dg4gH9GE
「変な味がしそうだから、後に回そう。」

俺は青色のジュースの件があったので、飲み物に関しては慎重に手をつけることにしていた。これを最初に飲んでしまって、もしも“かなりマズイものであれば、せっかくのおいしそうなパンやグラタンやサラダ…どれに手をつけても、一口目がまずい味と混ざりわけの分からない味へ変化を遂げてしまう。故に、これだけは絶対に避けなければならない。”俺はそう結論付け、パンにグラタンを付けて食べ始めた。パンはほんのりバターの香りを放ち、グラタンとの相性も抜群だった。食べる度に思わず、“うまい”口にしてしまう程に。俺はこの2品を合わせ技(技と呼べる程でもないが…)を使ってあっという間に平らげ、サラダに手を付け始めた。1日目・2日目と同じく、レタスにキュウリにトマトという感じだったが、不満は無かった。なぜかと言うと、かけてあるドレッシングが毎日違うからだ。ケチャップとマヨネーズのアメリカンドレッシングやオリーブの香りを放つフレンチドレッシングなど。ただ和風ドレッシングがないことを見ると、“やっぱり日本出身じゃないな…。”と思わされた。“いや、しかし出てくるメニューは日本でも親しまれている。食事だけで判断するのは、間違えてるな。やめておこう。”と俺自身の推測にいい加減さを覚えながら、サラダも平らげた。

「残るは、この…液体か…。」

俺は最後にメニューに残った、グラスに入っている黄色い液体に一瞬だけ目をやり床へ手をつけ、後ろに少し上半身を倒して休憩の姿勢をとった。すぐに飲まないのは、美味かった食事の余韻を楽しみたいからだ。ねずみである俺は口の中に入れた時に、鼻に感じる風味を強く感られる為、しばらく何も入れない事で、充分に味の余韻を充分に楽しめる。味を完全に堪能した俺は、グラスを手に取り一口だけ口に含ませる。

「う〜ん?まぁまぁなんだが…よく分からないな…。」

味は少しラ・フランスに似ているかと思ったが、全く異なる表現出来ない味だった。美味いと感じるヤツは“美味い!!”と言うと思うが、俺はそんなに美味いとは思わなかった。強いて感想を述べるなら、“まぁまぁ”という事に尽きる。


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