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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】
120
:
変態博士の実戦テスト
:2012/09/15(土) 04:21:48 ID:w8BfHWrI
ポケモンの繁殖力についてはご存知の通り…交尾、受精、産卵の流れが非常に早く、特定の施設に預けたポケモンは凄い勢いで増えてしまう。
「あっ…?! お腹が…痛…い…!」
受精してから僅か1分足らず…シャワーズの腹は膨らみ、産卵が可能な状態となっていた。
「んっ…く…ふぅ…っ! はぁっ…んっ…!」
息を荒げ、産みの苦しみを堪えながら必死に腹の中の命の入った“それ”を産み落とそうとするシャワーズ。
そのテの人間が見たら感動するか勃起するかの二択なその光景を、私は冷ややかに見ていた。
そしてついに…
「ふにゃ…あぁぁぁっ!」
ゴトッ、と重たい音を立てて新たな命の入ったタマゴを産み落としたのだ。
「マスターと…私の…子供ぉ…」
恍惚とした表情を浮かべ、タマゴを見ているシャワーズ…しかし…
「Fertilization.complete」
「Fertilization.complete」
「Fertilization.complete」
これだけで終わる筈が無いのである。
これだけで終わらせるのは、純粋にポケモンの子供を欲しがるごく普通のトレーナーだけなのだから。
ひたすら産卵を続けさせた結果…10分後には、床に10個ものタマゴが転がっていた。
「わぁ…い…マスターと私のタマゴがいっぱい…」
喜びを感じている様だが、そろそろ現実を知って貰わねばならない。
何故、我々の様な人間としての塵以下のクズである“スカベンジャー”(掃除屋)が存在しているかを…
「使えないな。」
私はそう呟き、シャワーズの目の前に置かれたタマゴを…踏み潰した。
グシャッ! と嫌な音を立てて内容物をぶちまけながら潰れるタマゴ、それを目の当たりにしたシャワーズは激しく慟哭した。
「嫌あぁぁぁぁッ! 私と…マスターのタマゴがぁぁぁぁぁッ!?」
「これが現実って奴だ。 寧ろまだ幸せだと思うがな。 何せ好きでもない奴と一緒にされて主人の求める物が手には入るまで延々交尾させられる事すらあり得るのだから。」
シャワーズは状況をロクに理解出来ていない様だ。
「なんでよ…! どうしてそんな事が出来るの!? この悪魔ッ!!」
「なんとでも言うがいい、その発言はお前の主人に返って行くのだから。」
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