[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
無限*気象801短編小説◎
1
:
ヲミ
:2013/08/17(土) 23:57:23
二個目のスレ立て失礼します.
ヲミと申します!
無限組と気象組の801小説を書きたいと思います.
[CP・グループ論]
無限中心になると思います.
無限組→みんな仲良しわちゃわちゃ。
でも仲良しな分喧嘩も多い。
最終的にはやっぱりこの7人が
いいなってみんな思ってる。
気象組→5人共家族以上に仲がいい。
プライベートでもずっと一緒で
日常の中で欠かせない存在。
無限組みたいな勢いは無いけど
安定した関係で落ち着いている。
よく書くと思われるCPは、
無限組→緑黄/緑赤/紫黒/橙青
気象組→SM/SN/AO/MO
極度の雑食なのでひょっこり別のCPを
書く、ということもよくあります.
まだまだ文才が無く下手ですが宜しければ
することが無さすぎるときの暇つぶしに
でも読んでいただければ幸いです(._.)
それでは!
36
:
ヲミ
:2014/10/13(月) 23:31:48
「おん?ほな、お言葉に甘えて〜」
俺はそのままリビングで服を脱いでパンツにソックスというなんとも奇妙な格好をして浴室に向かった。
一通り体を洗って、髪でシャンプーを泡立てているとき、ふと、お泊まりに誘われたことを思い出す。
(よお考えたら、これって、)
瞬間、一気に緊張が体内を巡って、心臓がばくばくと高鳴る。
ここに呼ばれた根本的な目的は、そう、大倉とセックスするためだ。
聞こえは悪いけどそんなこと気にしてられない。つまりはそういうことになる。
「やば、い、かも」
俺は男とセックスした経験なんて一度もない。それに体格的に考えてやっぱり大倉が上なのだろう。
正直、できる自信がなかった。
あんだけ覚悟はしてきたものの、いざ、これからするぞってなったとき怖くて仕方がなくなった。
___もし、引かれたら。
やっぱり男は無理、って、突き放されたら。
そんなん、想像しただけで耐えられへん。
でも、________
大倉を全身で感じたい。
ひとつになりたい。
その気持ちは確かだった。
37
:
ヲミ
:2014/10/13(月) 23:55:05
「……上がったで…?……おおくら?」
覚悟を決めて湯船から上がり隅々いたるところまできれいに洗った体をバスタオルで拭き、持ってきておいたTシャツとゆったりしたハーフパンツを履いてリビングへ向かう。
名前を読んでも応答が無く、きょろきょろと部屋の中を見回していると、___いた。
はじっこのソファで寝てる。
あいつ…あんだけ俺が風呂で決心してるあいだに…
「何のんきに寝てんねんっっ」
「、ッいだっっっ!!!?」
必殺ケツかかと落とし。殺しはせんけど。
「えっえっなに、なん?!なんが起きたん……??」
「あほはおおくらやあ……」
はあー、とため息をついて大倉の広い胸板に額を乗せる。
「亮…?どした?」
呼び方戻ってるし、てことは酔いは冷めてるみたいで。
「………」
「……亮?」
そう呟き頬をするりと撫でたあと、つむじに軽くキスをしてくる。
ああ、もうおれ、あかんわ。
「おおくら、あんな」
「お、おん?なに?」
「…………」
「…………」
「、やっぱなんでもない!」
言えへん。
言えへんわ。
「はよ風呂、入ってきぃ…」
恥ずかしすぎて、いつか大倉のほうから誘ってくれるんちゃうかなとか期待してたことも恥ずかしすぎて。
おおくらは、ちゃんと待ってくれてた。
俺がしたいって思うの待ってくれてたんや。
せやからちゃんと、言わなあかん。
わかってんねん。
わかってんねんけど、___
怖くて、
その先の一歩が…踏み出せない。
38
:
ヲミ
:2014/10/14(火) 00:21:23
バスルームの扉を開ける音がする。
20秒ほど経ってから、大倉がリビングに現れた。
「あーええ湯やった……って、え?亮……?」
いつからかは分からない。
気付いたら涙が伝っていた。
大倉に指摘されて、余計胸の中になにかが迫ってきて、今度はぽろぽろと止まらなくなってしまった。
「ッごめ、なんでも、ないねん…っ」
「え、なに、りょう、どしたん?」
隣に座って、頭を撫でながら涙を拭ってくれる大倉。
あかんやん、自分。
大倉めっちゃ困らせてるやん_____
言わな、やっとおおくらと同じ気持ちになれた、って、ちゃんと伝えなあかん。
言葉を発そうと思っても、口から出てくるのは声にならない鳴咽ばかり。
「っ、くっ…、ん、ッひ、」
「…もお、ほんま泣き虫やなあ、亮は」
「っん、…」
「俺にすきって告ってきたときも泣いとった。」
「、ごめん…」
「んーん。あれでわかった。亮は俺になんか言いたくてでも言いづらくて追い詰められたときに泣くんやなあ、って」
「……、!」
「ほら……言ってみ?」
やっぱり、おおくらにはかなわない。
こんなに、俺のことを理解してくれて、考えてることまで分かってしまって。
俺が傷つかないように導いてくれる。
こんな完璧な男、こいつだけや。
39
:
ヲミ
:2014/10/14(火) 00:49:42
俺は、涙がおさまるのを待って、口を開いた。
「…あんな、大倉と、………セックス、したい」
途端、大倉の顔が一気に明るくなってほころぶのが見なくても分かる。
「ほんまに………?」
「ここで嘘つくと思うか?」
言えたことですっきりして調子が出てきた俺は、(我ながらわかりやすい奴だと思う)ちょっと毒づいたりもしてみる。
すると大倉は、ふは、と笑って
「まあ、うすうす気付いてたけどな」
……倍にして返された。
もう、なんでもええ。
あほでもわかりやすい奴でも何でもいいから、早く大倉と繋がりたい。大倉の温度を感じたい。
急かすようにキスをせがむと、クスクス笑いながらちゅ、ちゅと額や頬、そして最後には口に軽くキスを降らせてくる。
大倉の薄くてさらさらな唇に夢中になっていると、くい、と手を引かれ寝室へと連れていかれた。
「……ほな、しようか、セックス」
そのまま流れるようにベッドに押し倒され、改めて間近で大倉の顔を見て、ああ綺麗な顔しとるなあ、とどきどきしていたら、上から聞こえた言葉の意味を
理解し、更に心臓が脈を打つ音が早くなる。
40
:
ヲミ
:2014/10/14(火) 01:10:10
また、今度はさっきより深いキスをされた。
「ん、ふッ、」
ちゅく、と舌と舌とが絡み合うせいで発される唾が混ざる音にさえ興奮してしまう。
必死に舌を押し絡ませ、大倉の首に腕を回してすがりついていると、着ていたTシャツの下にするりと左手を忍び込まれ、人差し指で胸の突起をつつかれる。
「っ!ぁ、」
男なのにそんなとこさわんの?!
恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない。だけど顔を真っ赤にして恥ずかしがる俺の姿は、大倉には興奮材料にしかならないらしく。今度は親指で、ふに、とつつかれていた箇所を優しくこね回される。
「ぁ、っぁ、やば、」
「亮ちゃん、男なのにこんなとこ感じるんや…えっちぃ子やなあ…」
「ぅ、うっさぃ…っぁ」
“男なのに”
その言葉にカッと顔に熱が集中する。
なんか、大倉が変態やない?いつもに増して…
41
:
倉
:2014/10/14(火) 22:21:11
覚えてますかね…?
42
:
ヲミ
:2014/10/15(水) 18:23:09
>倉
わああああ!!
覚えてるよーー!!!
久しぶりっっ!!!!
嬉しい(;_;)(;_;)(;_;)
43
:
倉
:2014/10/15(水) 21:58:42
久し振り^^
久々に来てみたら居たからうわぁっテンション上がるって思って 笑
小説頑張って(*´∀`*)
44
:
ヲミ
:2014/10/16(木) 22:18:23
>倉
どういうわけか一年経ってまた無限熱が湧いてきた笑
私もよ〜o(^▽^)o
励みになります!ありがとう!
45
:
ヲミ
:2014/11/03(月) 23:36:43
ああ、恥ずかしさで爆発しそうだ。
生ぬるい感触に違和感を感じて大倉を見ると、すぐそこには頭が。
かああ、と顔が熱くなる。舌が、おおくらの舌が、ざらりと突起を舐め上げる。
「ひぁっ!ぁ、あか、あっ、」
気持ち良さと恥ずかしさで興奮を煽られ、下半身がずくり、と疼く。
「やだ、ぁも、っ」
何度も何度も丁寧に舌を這わせられ、ときにちゅ、とキスを繰り返される。
...はやく、はやく下を、触ってほしいのにそうはいかなくて、もどかしさで涙がじわりと滲む。
「かわいい、亮ちゃん」
耳元でそっと呟かれて、あぁ、あかんそれだけでも反応してまうから。
「おおくら、も、乳首ばっか、やだぁ...」
大倉の首にせがむように腕を回す。
顔から火が出る、とはこういうことなのか。わからんけど、もう、はずかしい、嫌だ、嫌じゃない、もっとしてほしい...
ぐるぐる思考を巡って、恐らく茹でダコ状態な自分。
「ほんましゃあない子ぉやなあ...」
46
:
ヲミ
:2014/11/03(月) 23:51:52
ぼそりと大倉が呟いたかと思うと、自身を握られ上下に扱われる。
「、ん、ぁ、ぁ、は、っぁ...」
「亮ちゃんのえっちな汁、いっぱい出てきてんで?」
「っ、ゆうなやぁ...っ、」
顔をどうしても見られたくなくて必死でおおくらにしがみつく。
あかん、やばい、むっちゃ気持ちいい。
「、このままイケそ?」
「や、いややぁ...、」
「んふ、でももうそろそろヤバいんちゃう?」
言われたとおり、ほんまにかなり、ヤバい。
このままやったら、おおくらの手ぇだけでイけそうやねん。
「んっ、ん、い、イくっ...」
「あきまへーん」
ゆるゆると愛撫を続けられ、先走りでぬるぬるんなった自身をこする速度を上げられると、もおあかん...!
ってとこまできたのに。
イかせてくれない。
自身の根元を強く握られ、射精を妨げられる。
47
:
ヲミ
:2014/12/07(日) 20:45:12
なんで。
射精を妨げられたことで湧き出る涙がぽろりと頬を伝う。
「、や、イきたいっ、」
理由もわからずに自身を握られたままで、無意識のうちに腰が揺れてしまう。
「インランやな、りょおちゃん」
目を開くと舌なめずりをしながら微笑む妖艶な表情の大倉がいて。
(あほ、何トキメいてんねん自分っ)
「…ごめんなあ、我慢の限界やねん」
呟いたと同時にぐい、と左足を持ち上げられた。
すると大倉は引き出しに手を伸ばし、何か
を取り出す。
取り出したそれを手の平に垂らし、まだ固く閉じられたソコに指をあてがわられる。
「え、なに、おおくら、」
まさか、まさか、
つぷり、と長い指が、ゆっくりと蕾を割って挿入された。
48
:
ヲミ
:2014/12/07(日) 21:03:07
「ん、なんか、へんな感じ…」
一本、何回か抜き差しされ、どうだと感想を聞かれても正直全然わからない。ただただ恥ずかしさで頭はいっぱい。
でも、さっきみたいに意地悪なことはされなく、丁寧に、痛くないように解かしてくれた。
「そろそろ、ええ?、」
「、ん」
段々余裕がなくなってきたのか、真剣な顔で見つめられる。それが逆に、なんか、どきどきすんねん。
大倉が息を吐きながら、ゆっくりと腰を進める。
「、は、苦しゅうない?」
「っ、ん、う、」
ほんまのこと言うたらめっちゃツライ。
本来なら受け入れるところではないから、異物感が気持ち悪くて、苦しくて、どう息をすればいいのかもわからない。
__けど、やっと、おおくらと、大好きな人と繋がれる。
それが嬉しくて幸せで、我慢なんかいくらでもできる。
「全部、入ったよ、」
「っ、、っふ、ぅえ……」
「えっ?!」
あかん、嬉しすぎて涙が止まらん。
「え、何、何、ごめんな、痛かった?!」
「ちゃう、っ、ちゃうくて、」
…、その、…嬉しくて、」
「りょおちゃ、……」
49
:
ゆー
:2015/01/04(日) 01:31:01
はじめまして!
こっそり読ませていただいてました←
亮ちゃんがとても可愛いですね。。。!
文才がすごくて羨ましいです(*^_^*)
リクエストしてもいいですか?
50
:
ヲミ
:2015/02/10(火) 23:03:12
>ゆーさま
わああコメントありがとうございます!
読んでいただけてたなんて光栄過ぎます!(;;)
文才なんてこれっぽちもないですよ……でも、嬉しいです〜。
リクエスト下さるんですか?!
ありがたいです(;;)ぜひお願いします!
51
:
ヲミ
:2015/02/10(火) 23:18:00
そろそろ本当におわらせなきゃ…次のお話書きたいっ。
更新します。
*
「…あんま煽らんとってよ」
そういって俺のおでこにキスする。いちいちイケメンなん、やめて。
あかんわ、泣いてもうた。
なんかもう、耐えれんくて。
やっと。やっとひとつになれた。
「なあ、動いても、ええ?」
「ぅ、っん」
こくこくと頷くのと同時に、(もしかしたらそれより速かったかもしらん)抜き差しをされる。
「はぁ…ぁ、ん、」
「…っ、ん、」
はじめはゆっくり、だんだんはやく強く。お互いを求める気持ちに動作が比例する。
「あっあっ、あ、」
「…ッ、亮ちゃんっ、りょうちゃんっ、」
ギシギシとベッドが軋む音が響く。それが余計緊張と興奮を際立てるよう。
「あっ…おーくらぁ、ぁぁっ、あっ」
激しい動きに声も大きくなる一方で。大倉の背中に必死にしがみついてただただ衝撃と快感の渦に耐える。
52
:
ゆー
:2015/02/14(土) 00:53:28
返信ありがとうございます!(*^_^*)
では、山田コンビのヤス受けお願いできますか??
できれば吸血鬼パロがいいです!
注文多くてごめんなさい。。。(´Д` )
53
:
ヲミ
:2015/02/14(土) 04:58:44
>ゆーさま
了解です!
うおお吸血鬼パロ…!!
頑張ります!
54
:
ヲミ
:2015/02/14(土) 05:27:09
「あっああっ、はぁっ」
「ッ、く」
イイトコロを狙うようにガツガツと腰を打ちつけられて、今まで感じたことのない大き過ぎる快感に涙がこぼれる。
「…っきれいやね、りょおちゃん」
「あっ、ん…、ぁ、あ」
それを大切そうに拾うおおくらの唇。
夢みたいなことが、現実に起きている。
好きで好きすぎて大好きすぎる彼と、セックス、している。
「、そろそろ、っええ?」
「もぉ、あっあ…むりいっ…!」
ひんひん泣き続ける俺の熱を帯びた今にもはじけそうなそれを、優しく絶頂へと激しく扱われる。
「はぁっ、ぁっおおくらっおーくらあ…っ」
「もっあかんって…」
必死におおくらの背中にしがみつく。
絶頂に追い込まれて、頭が、くらくらする。
「っはぁ、あっ、あっ、あぁっ……!」
「、んっぁ…」
俺が達した後、少し経ってからおおくらも俺の腹の上に吐き出した。
55
:
ヲミ
:2015/02/14(土) 05:41:39
「だるい」
「りょうちゃん」
「…こしいたい」
「ごめんなぁ」
「お前全然反省してへんやろ!」
そばにあった枕でぼすぼすとおおくらを殴る。
あの後、調子に乗ったおおくらが第2ラウンドまで持っていきやがった。初めてだったのに。
おかげさまで体のあちこちが痛くてまともに動けない。
「りょうちゃんが綺麗やったから」
そう言われ、ぎゅ、と抱き寄せられる。
「……綺麗とちゃう」
「綺麗やで、ほんまに」
ようそんな恥ずかしいこと言えるなあこの状況で…!
生憎心は素直で、現に今、幸福感で満たされている。
それを伝えるのも照れくさくって、すりすりとおおくらの胸元に潜り込む。
「…ほんま、よかったぁ、できて」
「……おれも」
小さく呟いた一言は、しっかり届いていたみたいで、くすりと笑う音が聞こえた次の瞬間おでこにキスが降ってきた。
くすぐったくて、照れくさくて、最高にしあわせ。
「愛してる」
「…おれも」
こんなしあわせを、ずっと。
君と、共に。
fin.
56
:
ヲミ
:2015/02/14(土) 05:53:12
ヲミです。
よ・う・や・く☆緑黄書き終わりました〜!いや〜長かったなあ〜。
何が長いかって書いてる期間。半年ぐらい?!もうこれいつ書き始めたのか覚えてないわ。
でも楽しかった。くらりょ楽しい。またこのシリーズ書きたいな〜←
読んでくれた方々(果たしていたのでしょうか…)、本当にありがとうございました!
次はリクエストの山田書こうと思ってます。
山田はね〜、なんと私の一番好きなcpです!(*°▽°*)
このくらりょシリーズ終わったら書こうと思ってたから嬉しい!
その前に小ネタ上げるかもしれません。
うだうだといらないことばかり書いて申し訳ないです。
リクエスト随時募集してますので、お気軽にコメントしてください!
57
:
ゆー
:2015/02/15(日) 01:23:11
山田も吸血鬼パロも大好きなので。。。
楽しみにしてます(*´∀`*)
58
:
田中さん
:2015/02/15(日) 20:00:31
初めまして!!
読ませていただきました!
すごいですね。
リクいいですか?
赤受けがみたいです!攻めは書きやすい人で笑
裏ありでお願いします!
59
:
ヲミ
:2015/02/15(日) 22:03:46
>ゆーさま
吸血鬼パロ萌えますよね〜^//^
>田中さんさま
初めまして!
読んでくださったんですか?!
嬉しいです〜(;;)
更にリクエストまで(;;)ありがとうございます!
赤受けで裏込みですね、わかりました。
少し、遅れるかもしれません…気長に待っていて下さると幸いです(;;)
60
:
田中さん
:2015/02/15(日) 23:16:49
ありがとうございます!
待ってまーす!!わくわく笑
61
:
ヲミ
:2015/02/16(月) 18:56:35
∞余談∞
最近私生活も落ち着いてきたので、頻繁にサイトへ来れそうです。(とか言って来れないパターン)
でも、頑張ります!皆さんと色々共有できるのが嬉しくて仕方ありません。
報告です。赤攻め、緑受け書けるようになりました。(?)
下手なことに変わりはないですけど…前よりかは、多分。
最近左右あんまり気にならなくなってきました。どっちがつっこんでも美味しいy(自重)
次は小ネタあげます!
62
:
ぽぽ
:2015/02/17(火) 20:07:27
ヲミ様、初めまして!ひっそりと小説楽しませていただいてました(〃ω〃)
これからもニヤニヤしながら読ませていただきます!笑
もしよければリクいいでしょうか?裏ありで紫青か青総受けが見たいので、もし書いていただけそうであればお願いしますm(。≧Д≦。)m
63
:
ヲミ
:2015/02/17(火) 20:32:38
>ぽぽさま
初めまして!
わああ小説読んでいただけてたなんて嬉しすぎます!!(;;)(;;)
ニヤニヤしてもらえるほど嬉しいことはありません!!笑
リクぜひぜひ書かせていただきます〜。
紫青ですね、わかりました^-^
コメントありがとうございました!
64
:
ヲミ
:2015/02/17(火) 20:56:56
遅れましたが…バレンタイン学パロです。
あまい恋 / 橙黄
唐突だった。
「おれ、まるのことが好きやねん」
「…えっ?」
びっくりするのを通り越したぼくは、ただただ呆然とその場に立ち尽くすしかなかった。
亮ちゃんが、好き。ぼくを?
え、なんで?
「いやいや、え、そお…っかあ〜」
「今日バレンタインやろ。せやから告ったんやんけ」
いやいやいや。バレンタインってことぐらいは知ってますやんぼくだって。
ちゃう、そーやなくて、
放課後、ぼくの家の前で寒そうに制服の袖口からのぞかしたニットで手えこすりあわせて息はあはあしてる亮ちゃんにほい、なんて渡されたそれを、まじまじと見つめ直す。
綺麗にラッピングされたチョコレートの箱。
「返事は?」
「う、お、おん、ええよお?、」
「……あっそ」
状況がはっきり読み込みなくて、でもまあ亮ちゃんのこと可愛いなあ思てたしええかな、なんて、少し軽い気持ちだけど。
返してくれた言葉は可愛気もなく無愛想だった。でも、うつむいたせいでマフラーにうずくまった頬は、ほんのり紅く染まっていて。
ああ、ほんまにぼくのこと好きなんやなあ、なんて、人事のように考えている。
この感覚は、なんだろうか。
例えるなら、そう、あまい。
きみの気持ちを知った、ぼくの気持ち。
それは、どきどきして、あまい。
恋のはじまりなのかもしれない。
fin.
65
:
ヲミ
:2015/02/17(火) 22:09:56
ゆーさまのリクエストで、吸血鬼パロです。
First Love / 橙青
男だから、とか女だから、とか
…人間だから、とか
多分そういうことじゃない。
ぼくだけを見てほしくて
君にも、ぼくだけであってほしくて。
最初も最後もあなたしかいなくて
あなたしか、欲しくなかった。
First Love
66
:
ぽぽ
:2015/02/17(火) 23:45:20
ヲミ様
コメ乱入すみません!(汗)
お返事ありがとうございます!そしてリク承諾ありがとうございます( i _ i )ヲミ様の素敵小説更新楽しみにしています♪
67
:
ヲミ
:2015/02/18(水) 21:54:51
>ぽぽさま
全然かまいませんよ〜^-^
いえいえ!
素敵小説だなんて私には荷が重い言葉ですよ…(;;)
でも嬉しいです!ありがとうございます!
68
:
ヲミ
:2015/02/18(水) 22:11:31
丸山side
*
雪が降りやまない。
今年も、歩けばさくさくと音をたてるくらいには積もった。
「ただいまあ」
「まるっ!おかえりい」
帰宅すると、大好きなヤスが出迎えてくれる。
正面から効果音がぎゅううと聞こえてきそうなくらいの勢いで抱きしめられた。
ご飯出来てるんかな。
「ええにおいするなあ」
「ふふ、今日はグラタンやで〜?」
こてんと首を傾げて見上げてくる目線に、どき、と胸が鳴る。もう、確信犯だとしか思えない。
「そっかあ。ええなあ」
「ええやろ?」
「…おん」
「まる、」
そう俺の名前を呼んだ後、頬にキスをするヤス。
「…でもなあ、それよりもなあ」
ほんま、わかってて誘ってるんちゃうかな、とか思てまうくらい、タイミングも角度も何もかもが上等だ。
「…ヤスを食べたい」
69
:
ヲミ
:2015/02/18(水) 22:35:24
「、あっ…あ、っは、」
「ん…ぅ」
脳味噌の神経を直に触られるような強くて鋭い感覚に、体中がゾクゾクする。
___これだ。
この瞬間がないと、ぼくは生きていけれない。
すべてが、ひとつになるような。
繋がっていられる時間。
ヤスの血を吸っているあいだがぼくの生きている価値だと思う。
それは彼も同じだ。と、思いたい。
何故ならばぼくはいわゆる吸血鬼という奴で人ではなく、ヤスは人間界に片手の指で数えられるほどしかいないと言われている黄金律の血が流れている者、だからだ。
つまりぼくとヤスは結ばれる運命やったんやろうね。なんて。
そう思わないことにはやっていられない。
吸血鬼と人間、なんて。
血を吸うものと血を吸われるもの、ただそれだけの関係だ。
それ以上でも以下でもない。
…だからこの気持ちは多分おかしい。
ぼくはヤスを愛おしいと思う。
彼も僕のことを愛してくれている。
でもそれは僕とヤスが選ばれし相手だから、ってだけで。
始まりも終わりもないきもち。
相手を愛おしいと思っても、なにかに引っかかって、そのたびに血を吸って、お互いを確かめあって。
まるで性行為のようなそれが、余計ぼくたちを掻き立て、惑わせる。
70
:
ヲミ
:2015/02/19(木) 07:29:24
「まる…、まる、う…、ぁ」
「ッ、ん、やす…」
決して白いわけでもしなやかなわけでもない、男らしい首筋が、ぼくにはこれ以上ないくらい綺麗で、尊いものに見える。
はじめてのとき、だいすきな彼の首筋に歯をたてることに抵抗が無かったわけではない。
やすが、ええよ、って言ってくれて、ぼくにも勇気が湧いて、それで、…
…こんなに愛しているのに。
どうして泣きたくなるんだろう。
お互いを激しく求め、ひたすら名前を呼び合う。
だいすきな、だいすきなヤス。
ぼくだけの、ヤス。
「は、っぁ、ぁ、…〜、」
一分くらい経つと、やすの目はとろとろになる。今にも溶けてしまいそうな。
「つらい?もおやめよか?」
「、はぁ、…まだだめ」
「せやけどやす、」
「まる。すっきゃで。、…もっと俺を奪ってや」
乱暴でもいいから、
耳元で小さく呟かれる。
どきりと胸が鳴る。
体中をあつい何かが駆け巡り、脳を刺激する。
しかしそれは、ぼくの視界を滲ませるだけだった。
71
:
ヲミ
:2015/02/20(金) 22:31:47
「、やす、やす」
「まる…?、泣かんで」
気付いたら流れていた。あついものが頬を伝う。
やす。
ぼくの、やす。
誰にもあげない
誰にも触れさせたくない
ぼくだけを、ぼくだけを見て
ぼくだけに笑って
ぼくだけのそばにいて___
声には出せない、表の柔らかな自分とは裏腹のかお。
どす黒くてなんて醜い。
きもちと体も通じ合っている。
はずなのに
どうしてこんなに苦しいんだろう?
「まるが悲しかったら、俺も悲しいから…」
ごめんなあ。
そんな顔させたいわけとちゃうねん。
ぼくが弱虫やから
やすを悲しませてもうてる。
72
:
ヲミ
:2015/02/20(金) 22:50:22
ぼくより一回り小さい体を抱き寄せる。
そして、今度は首筋ではなく、唇に優しく歯をたてる。
んぅ、と声を漏らしたやすは、じれったいのかぼくの口内に舌をねじ込ませてきた。
「!っふ、ぅ」
「ん、ん…」
暫くお互いの唇を貪り合い、口を離すとはあはあ息をしながらほんのりと顔を赤らめたやすと目が合って。
「…もっと、俺に、溺れて」
しっかりと言葉を発した。
(なんでそんなに、)
つらくてつらくて、必死で彼の首に喰いついた。
なにも考えれないように。
おれだけを見てくれるように。
なんにも分かってないぼくは自分自身のことさえもわからなくて。
やすは紛れもなくぼくだけを見ているというのに。
ぼくの最初と最後の愛情。
精一杯捧ぐから。
どうか、どうか、受け止めて。
fin.
73
:
ヲミ
:2015/02/20(金) 23:13:07
∞あとがき∞
以上でゆーさまのリクエスト作品とさせていただきます。
リクエスト本当にありがとうございました!
今回は山田でしかも吸血鬼パロ…!恥ずかしながら吸血鬼パロなんて難しくてなかなか手が出せず書いたことがなかったんです。
でも実際書き始めると設定がぽんぽん浮かんできて、とても楽しかったです!
私的な理想?で、山田には共依存していてほしい、というのがあるんです。笑
本当はもっっとゲスいの書きたかったんですけどね笑
さて、感想の後は反省を…
いやまずナニコレ状態ですねはいわかってますよおお!←
なんだろうなこの全体的にぼかした感じ。
何もかもが曖昧な表現で情景が浮かびにくかったかと思います…すみませんでした(;;)
でも吸血鬼パロすきだなあ…これシリーズにしようかな〜。
ゆーさま、この度は本当にありがとうございました!
リクエスト随時募集しております。
お一人様何回でもどうぞ!笑
次は、小ネタまたは田中さんさまのリクエストで赤受け(裏有り)書こうと思っています。
赤さんのお相手は今のところ黒赤でいこうと思ってますが(私がすきなのでw)変更などありましたらいつでも気軽に言ってください!
74
:
ゆー
:2015/02/21(土) 17:27:46
うわあああ山田ごちそうさまでした(;_;)
2人とも好き合ってたのに、切ないなぁ‥ってすごく感動しました(;_;)
リクエストに応えてくれてありがとうございました!
75
:
倉
:2015/02/22(日) 15:41:19
ちらり
76
:
ヲミ
:2015/02/22(日) 22:21:25
>ゆーさま
いえいえこんなものでよろしければ…いえよろしくないですね…あああ……((
そうなんです、どうしても私好みのテイストになっちゃいがちで、甘さがない!笑
でも、書いていてとても楽しかったです!
リクエストありがとうございました(*^^*)
>倉さま
…んっ??!
倉、って…
あの倉よね??笑
久しぶりや〜〜!笑
77
:
ゆー
:2015/02/23(月) 15:32:53
全然よろしいです…本当に感動しました…(;_;)
甘さなんてなくてもいいですよ、私もくろーいやつの方が好みだったりするので(笑)
此方こそ、リクエストに答えてくださってありがとうございました!
78
:
ヲミ
:2015/02/25(水) 21:31:21
>ゆーさま
そう言っていただけて幸いです(;;)
いえいえ、お時間があれば是非また顔を覗かせに来てくださいね^-^
79
:
倉
:2015/02/26(木) 23:41:19
あの倉よww
久しぶりに来たら書き込んであったから顔出しました(*^-^*)
小説全部見てるのよ!笑
頑張って(о´∀`о)(*´ー`*)
80
:
ヲミ
:2015/02/27(金) 23:50:31
>倉
よかったああ〜〜笑
いらっしゃい!
まじか!!?嬉しい(;;)そして照れる(;;)(;;)
ありがとうっっ本当に励みになる(*^^*)
81
:
ヲミ
:2015/02/28(土) 22:14:42
田中さんさまのリクエストで、赤受け<裏有り>です。お相手は黒さんです。
今日もきっと / 黒赤
久々に連休もらえたから、すばると二人で旅行することにした。行き先はとある旅館。すばるは温泉好きやからでっかい露天風呂あるとこにしたった。
一泊二日。プランは全部俺が考えた。
喜んでくれますように。
82
:
ヲミ
:2015/02/28(土) 22:29:27
「ほな行こか」
午前7時。待ち合わせ場所に集合してバスに乗り込む。バスと電車使って2時間ちょいのとこにあるちょっとした地方ロケみたいな雰囲気で、大してわくわくすることもないと思う。けど、すばるはちゃうみたいで
「俺今日楽しみ過ぎて朝すぐ起きれたわー!」
きゃいきゃいはしゃいどる。
朝苦手なこいつが、こんなに目ぇ輝かせて話し掛けてくるなんてびっくりするのと同時にどうしようもない愛しさがこみ上げてくる。
そう、俺とすばるはいわゆる恋人同士なのだ。
男なのに、とかメンバーなのに、だとかそういう色んな問題との葛藤はもう随分前に取っ払った。
他のメンバーにも公認やし(マルが異常に応援してくれる)、多分深い関わり持ってる人等は薄々感づいているだろう。
それでも崩れることなく、かれこれもう七年が経つ。
久しぶりの二人きりの旅行。俺だって楽しみじゃない訳がない。
83
:
ヲミ
:2015/02/28(土) 22:47:37
「着いたあー!」
相変わらずテンションが高いすばる。珍しいなあ。かわええ。俺も上げなな。
「取りあえず部屋行くで」
「おんっ」
今日泊まる旅館はなかなかの広さで、全体的に和のテイストでデザインされている。
三階建てになっていて、一番上の階では読者やマッサージ、卓球やビリヤードなどのちょっとしたスポーツができる空間もある。
そして、屋上では夜星を堪能できるように専用のチェアを置いてあったりもする。
すばると二人でゆっくりと休日を過ごすのに丁度いい居心地の良さ。
最高やわ。
とりあえず午前中は自分たちの部屋にチェックインして、ベッドの上でだらだらと時間を潰した。
お昼はうどん食べて、また部屋でのーんびりして。気付けば時計の針は夕方の4時を指していた。
「早ぁ。もうこんな時間やん」
「やすみさいこーーおう」
ベッドの端から端までゴロゴロと転がるちっちゃいおっさん。その小さい体をぎゅ、と俺の腕で包んだ。
「ぅえ?な、なん」
「…すーばる、」
耳元で小さく息を吹きかけながら呟いてやると、ぶるりと震える肩。
最近より一層短くなった髪に手を這わせる。
84
:
ヲミ
:2015/03/08(日) 01:16:41
「やめろや」
「なあ、なんかえっちい気分なってきたなあ…?」
「はっはあ?!なってへんわあ!」
腕の中でじたばた暴れるすばる。
今日はいつもよりノリが悪い。何故だろう。
いつもなら自分から仕掛けてくるほどなのに。
「今日は、楽しみたいねん…」
「セックスだって楽しいやんけ」
「ちゃう。ちゃんと、その、ふたりでゆっくり楽しいやつが、ええねん。休みたいねん」
なんとも、彼にしては純粋な言葉だ。
かわいい。
ますますヤりたなってきたわ。
「…おい」
無視して組み敷くと、下からこの上ない威圧的な眼差しが送られてくる。
でももう知ってる。
表では嫌がってても、本間はちょっとぐらいええかなとか思てること。
だって、ほら、ほんのり頬が色づいてる。
「ん、…ぅ」
「…は、ふ」
半開きの薄い唇に引き寄せられるかのようにキスをする。
舌を割り込ませれば、ほら、自らの舌も絡み付けてくる。
85
:
田中さん
:2015/03/10(火) 05:32:52
わー、UPされてる!
ありがとうございます!!
続き待ってます!
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板