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没SSスレ

1◆mSnmMVH5TE★:2012/03/29(木) 20:36:08 ID:???
没になったSSはここに書いてください。

2 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:08:56 ID:OuP2VLpA
予約負けしたので投下します

3 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:09:44 ID:OuP2VLpA
「困った事になったわね…」

ホテルの一室にある部屋の中で巴マミはつぶやく。
魔女を退治している最中にこの舞台に呼ばれ、殺し合いを強要されたのだから
戸惑うのは当然である。

「でも弱音を吐いちゃ駄目 後輩達に笑われちゃう」

不安はすぐに消えさり気丈な表情へと変わる。
この状況でも気をしっかり保てる理由は、昔のように独りぼっちでは無いという事が要因になっている。
巴マミは会場の中で辺りを見回した時、鹿目まどかの姿を偶然発見していた。
まどかと合流しQBと契約して魔法少女になって、二人で力を合わせて戦えばどんな困難だって乗り越えられる。
そう考えただけで体が軽くなり幸せな気持ちで行動する事が出来る。

「じゃあ先輩魔法少女として頑張らなくちゃ!」

正義の魔法少女としてこの殺し合いを止める決心が付いた巴マミは行動を起こそうとした時

ガチャ

「…?」

マミのいる部屋のドアが開かれ来客が現れたのだった。


◆◆◆

4 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:10:36 ID:OuP2VLpA



その頃、ホテルの外では一人の青年が無念を内に秘め突き進んでいた。

(ソラウ様…我がマスターが愛した貴女の仇はこのディルムッドが必ず取ってみせる!)

最初にいた会場ではランサーの主であるケイネスの声が聞こえた。
おそらくケイネスもこの舞台のどこかにいるはず。
そう推測したランサーはまずはケイネスと合流する事を第一に考え行動したのだった。
ランサーにとってケイネスはそれほど大切では無いが一応主なのだから護衛対象に入れる程度にはマスター想いなのだ。

(この建物は以前に……まずはこの中を探索するとしよう)

ランサーがこの舞台に飛ばされ、一番最初に目に付いたのは冬木市で滞在したホテルであった。
何かの縁だと感じたランサーはホテルに向かって移動し到着すると早速中へと侵入する。
室内に入ったランサーは侵入者の様子を探るように見つめる視線をすぐさま感じ取った。

「隠れても無駄だ、姿を現せ」

ランサーの言葉を聞いて観念したのか、その男はあっさりと姿を現した。

「へっへっへ…俺の気配に気付くとはなかなか出来る奴じゃねえか」

忍び装束を着込み目線の付けた男はへらへら笑いながら二階の階段から降りてきた。
その男は軽薄な態度とは裏腹に隙らしい隙が見当たら無かった。
黒い目線を付けているせいで視線は読み取れないが
ランサーに対して注意深く警戒している節が伺えた。
おそらく相当の使い手なのだろう。

5 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:11:47 ID:OuP2VLpA

「貴殿に聞きたい事がある、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトという名の男を知らないか?」
「ん?知らないな、ここに来てから出会ったのはあんたが初めてだしな」
「そうか…、なら私は失礼させて」

ゴトン…

遠くの方で何かが倒れる音が微かに聞こえ、会話が止まった。
音のした方に二人は視線を向け警戒を強める。

「お主の連れでは無いようだな?」
「ああ、さっきも言った通りあんた以外とはまだ出会っていないんでな
 …気になるんでちょっくら様子を見に行くぜ」
「私も同行しよう」

汚い忍者とランサーの二人は気配を殺しながら歩き
物音のした部屋の前まで到達する。

(いくぜ!)

ガチャリ

!!?

汚い忍者の合図と共にドアを開け一気に侵入二人の目に映った物は…
頭部が消失している状態で部屋の真ん中で放置されている首なし死体と
死体の目の前で尻餅を付いた少女がいたのだった。

「あ……」
「お怪我はありませんか?お嬢さん」

二人の男が部屋に入ってきた事で戸惑っているのかすぐに言葉が出ない少女の前に
ランサーは速攻で行動し少女の手を取り立ち上がらせた。

「は、はい…私は大丈夫だけど…」
「それは良かった、貴女のようなお美しい女性の肌にキズが付いたら大事ですから」
「なんなんだ?こいつの変わりようは…」

ランサーは顔をキラキラ輝かせながら女の容体を気にしていた。
そんなランサーの変わりように汚い忍者は若干呆れ気味になる。

6 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:12:50 ID:OuP2VLpA

「これ、あんたがやったのか?」
「ち…違います!私が来た時にはもう既にこうなってて」
「そうだぞ!こんな可憐な女性がこのような惨い行いをするはずが無い!」
「お前は黙ってろ!……ちょっと確認して見るか」

そう言って汚い忍者は首なし死体の傍まで歩き何か情報を得られないか調べる事にした。

(近くに首輪が転がっているな…首輪による爆破ではないっと
 首の切断面からは…こいつは刃物の類いじゃねえな)
「おい!これを見てみろ、こいつをどう思う?」
「凄く…胸が大きいな」
「ちげえよ!どこ見てんだ、首の切断面だよ
 よく見ろ、これは大型の猛獣に食い千切られた傷だ、唾液らしい粘液も付着してやがる」
「ふむ、確かに」
「そういう訳でお前さんのバッグの中身見せてもらうぜ」
「え?…あのちょっと!」
「おい、レディーに対するマナーがなっていないぞ」
「この死体は猛獣か何かに襲われて死んでいるんだ
 疑いを晴らすには猛獣を呼び出す道具が無いか確認するのが一番手っ取り早いんだよ」

そう言って汚い忍者は少女からディバッグをひったくると逆さに振り中身を吐き出させた。
すると明らかにディバッグに入りきらないような程に次から次へと大量に物が出てくる出てくる。

「これは水じゃねえか、それも一つや二つじゃねぇ…」

少女のディバッグの中身は基本支給品を除き、全てが水の入ったペットボトルだった。
ざっと見て100本近くは入ってるだろう。

7 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:14:51 ID:OuP2VLpA
「ハッハッハ!こりゃとんだ大外れだなぁwいやぁ疑って悪かったぜスマンスマン、クククw」
「……別に気にしてないのでいいですよ」

少女は殺人を疑われた事よりもディバッグの中身を見られ笑われた事の方が傷ついていた。

「お詫びを兼ねて俺の支給品も見せてやるよ」

そう言って汚い忍者は支給品である拳銃とはがねのつるぎを取り出した。

「これは当たりなんだろうが生憎俺には装備出来ねえから宝の持ち腐れだ」
「それならばお願いがある、その剣を俺に譲って頂けないだろうか?」
「別に構わねえがその前にあんたは何を持っているか教えてもらおうか」
「そう言えばまだ確認をしていなかった、少し待ってくれ」
「おいおい、所持品の把握ぐらいしておけよ」
「待たせたな、俺が持っているのはこれだ」

そういってランサーはディバッグから四角い箱とカラフルな卵を取り出した。

「『プラスチック爆弾』と『でっていうの卵』か
 そこまで魅力的な物じゃねえが……一応この中も見てみるか」

汚い忍者は首なし死体の傍で放置されてるディバッグに手を伸ばすと
ランサーが腕を掴みそれを妨害した。

「待て!そのバッグは……」
「仏さんの物をネコババするのはよくないってか?
 あんたの気持ちは分かるけどよ、俺達は生き残れるか殺されるかの危機的状況に陥ってるんだ
 既に死んた人の事よりも今生きてる連中を優先させた方が遥かに効率が良いだろ」

汚い忍者はランサーの制止を振り払って死体の支給品であったディバッグを開ける。
するとなんだがぷよぷよした感触が手に伝わり引っ張り出すと
まるで生首のような奇妙な造型の生物が顔を出した。

8 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:17:05 ID:OuP2VLpA
「皆さん、こんにちんぽ 猫マグロです
 今回はニコニコ動画バトルロワイアルβの支給品枠として用意されたよ
 ゆっくりってば不運ね、うふふ
 これから参加者達と一緒に付いて行って実況とか色々頑張るよ
 皆さん応援よろしくね、うふふ」
「……見なかった事にしよう」
「あ?、ディバッグに押し込まないでくださいお願いします
 いきなり仕舞おうとするなんて汚いな忍者流石きたない
 せめてお嬢さんのパンツ見させてイタタター!つねらないでー中身出ちゃう!」
「お、これは使えそうだな」

汚い忍者がディバッグから出したのは刀身の曲がった二振りのナイフだった。
感触を確かめるように何度も空中を切りつけた後、満足げにナイフを懐に閉まった。

「荷物も一通り見た所で、お互いの自己紹介でもしねえか?
 お互いに情報を共有させた方が効率いいだろ」
「それは一理あるな 我が名はランサー
 主であるケイネス殿に召喚されたサーヴァントだ」
「ランサー…って事は槍兵か?」
「ああ、剣技も熟知しているが槍を得意としている」
「じゃあ次は俺か、俺は汚い忍者
 最も優秀な盾役を誇る職業だぜ」
「忍者か、日本で活躍したアサシンのような集団か?」
「まあ、アサシンと呼ばれる者もいるぜ、俺はインターセプター呼べねえけどな」
「私は藤堂晴香、大学生で射撃なら自信があります」
「大学生かよ、もっとガキだと思ってたぜ」
「藤堂晴香か、良いなだ
 私はケイネス殿のサーヴァントである以前に一人の騎士として貴女をお守りしよう」
「は、はぁ…それはどうも……」

9 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:18:13 ID:OuP2VLpA
「騎士か、ちっ…嫌な奴を思い出しちまったぜ」
「その騎士とやらと何かあったのか?」
「ああ、俺の知り合いにブロントと言うナイトがいてな
 そいつがナイトこそが最も優れた盾役で
 忍者は卑怯物だと言い触らしたせいで俺のような忍者達は肩身の狭い思いをしてきたんだよ」
「それは気の毒だな」
「しかもブロントはロリコンで変態野郎だからな、自分の寝室に幼女を四人も連れ込んで楽しんだり
 短気な性格だから何かあると言葉よりも拳が先に出て女の顔面を殴って前歯をへし折った事もあったな」
「なんだって!それは本当か!?同じ騎士として見過ごす訳にはいかないな」
「酷い事をする人もいるんですね」

汚い忍者のネガ工作によりランサーと晴香はブロントさんに悪いイメージを植え付ける事に成功。
ニヤリと内心で汚い忍者はほくそ笑む。
だが状況は状況だ。
いつまでもブロントのネガ工作に時間を潰すのは非効率なのは避け
三人が集まった今、次は何をするべきか思考を巡らしていた。
するとランサーが一つの提案を出した。

「このホテル内を捜索したい、俺は騎士としてこの女性を殺害した者を許す訳にはいかない」
「そうか、藤堂はどう思う?」
「私もアレを放置するのは危険だと思う
 私達が何とかしないと犠牲者がもっと増えるかもしれない…」
「なら決まったな、最初のミッションはこのホテルの探索だ
 いいか、こういうのはチームワークが大切だ
 お互いにカバーし合って戦えばソロでは勝てねえ奴にも大体勝てるようになる」
「白兵戦は得意な方だ、期待以上の働きはして見せるさ」
「おっとそうだ、おい藤堂これを使え」

汚い忍者は晴香を呼び止めるとディバッグから拳銃を取り出し、晴香に手渡した。

「良いんですか?私にこんな貴重な武器を渡して」
「構わねえよ、銃は射撃が得意な奴が使った方が効率がいいからな
 これで後方支援を頼むぜ」
「ありがとう忍者さん、せめて水を何本か、あ…他にも支給品ありました」

支給品の水があまりにも多かった為、隅に隠れてしまい
見つからなかった支給品が今になって出てきたのでそれを取り出しすと

「何だ?使えそうな物があるなら貰ってやるぜ」
「これは…!オリーブオイル!」
「いらねー!」

10 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:19:32 ID:OuP2VLpA
汚い忍者とランサーと藤堂晴香の三人は犯人による奇襲を警戒しながら慎重に行動を開始した。
一階から順に片っ端から部屋を開けて調べ、何も見つからなければ上の階を目指して再び部屋を開けて調べる。
それを繰り返したが一向に犯人の在処を掴めないまま最上階まで着いた。
そして部屋を開け続けついに最後の部屋に到達する。

「ここが最後だ……行くぞ……」

汚い忍者の合図に二人はコクリと頷く。

ガチャン

三人は武器を構えながら部屋の周囲を凝視した。
だが室内には虫一匹おらず静寂に包まれているのみである。

「ちっ!どうやら犯人はとっくにホテルから出てったみたいだな
 一時間も使ってこれじゃあ非効率だぜ」
「すまない、俺のせいで無駄足を踏ませてしまった」
「気にするな、後悔する時間が勿体ねえ
 俺達もホテルの外に出て捜索に切り替えた方がいい
 知り合いと会えるかもしれないからな」
「済まないが最後にもう一つやりたい事がある、部屋に放置された少女の遺体を弔ってやりたい」
「こんな状況なのに甘ちゃんだなぁ、まあいいぜ
 藤堂もそれでいいよな?……おい藤堂大丈夫か?」

藤堂晴香が苦しむような表情で腹部を押さえている様を見かけたので
汚い忍者は心配そうに声をかける。

「晴香……気分が優れないのなら部屋で休んだ方がいい」
「いえ……大丈夫です」
「ウンコなら今の内に行ってこいよ」
「違いますから!」

どうやら一時的な腹痛だったらしく調子を取り戻した晴香達と共に
一階にある少女の遺体へと向かった。

11 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:21:19 ID:OuP2VLpA


ッ!!?


驚くべき事が起こった。
三人が再び部屋へ戻ってきた時には首なし死体は忽然と消えていたのだ。

「おいおい…どうなってんだよ!?」
「……誰かが持ち去っていったのか……?」
「このホテルにはまだ私達以外にも人がいるってこと?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

その衝撃的な光景を目にした三人に地響きのような重々しいプレッシャーがのし掛かる。
部屋を留守にしていた時間帯は約一時間前後
その間に誰かが部屋に入って死体を隠したのだろうか?
辺りを見ると死体の傍に落ちていた首輪は放置されている。
もしこれが死体の隠蔽が目的だったのなら首輪も持ち去るはずなのに……。

冒険者の感が働きかけているのか。
汚い忍者の心臓の鼓動が早くなり息苦しさを増し呼吸が荒くなっていた。

「出るぞ……よくわからねえが早くこのホテルから出ねえとヤバい事になる」

何かの役に立つだろうと首輪を回収して部屋から出ようとした時に汚い忍者の背筋に悪寒が走った。

「……こいつは……ランサー!藤堂!走るぞッ!!」

何かが来ている。
正体は分からない、だが規格外にヤバい存在だと本能が訴えかけている。
それは晴香やランサーにも感じ取れた。

「俺の手に掴まれ晴香!」
「きゃっ!」


汚い忍者の指示と共に飛び出すように部屋から出ると
玄関に向かって一目散に駆け出した。
最前列で汚い忍者が周囲を警戒しながら進み、その後ろでランサーが晴香を抱き抱えて走る。
出口に到着し、心が安堵しかけたその時、追跡者の視線が汚い忍者を射抜いた。

「――ッ!?」

何とかホテルから無事に脱出した三人、だが汚い忍者の表情は恐怖に怯えていた。

12 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:21:52 ID:OuP2VLpA
「……忍者さん、誰か見かけたの?」
「姿は見えなかった……だが、今の俺達には手の余る奴のようだ
 ……迂闊に戦えば下手すりゃ全滅してたかもな」
「俺もホテルから出る直前に感じたがかなり異質な存在のようだ
 悔しいが奴を仕留めるには一度準備を整えねる必要がある」

(クソッ!俺がこんなんでブルっちまうとは……
 そんな感情は幻想卿に来た時だって一度も無かったってのに……)

冷や汗を拭いながら汚い忍者は何度か深呼吸を繰り返して落ち着き取り戻す。
その後、自分がやるべき目標を思い出して不安を押し殺した。

(ブロントぉ…もしお前がこんな場所に連れてこられたらこう言うだろうな
 『守るのではなく守ってしまうのがナイト』だとな
 お前のやり方で他の連中を救おうとするなら
 俺は俺の効率的なやり方でそれ以上の連中を救ってやる
 そして助けた連中をお前に見せつけて認めさせてやる
 俺ら忍者が真の盾役だという事をな、首を洗って待ってろよブロントぉ……)

13 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:22:44 ID:OuP2VLpA
汚い忍者がブロントさんに対して熱い想いを思い浮かべている頃
晴香は体内に埋め込まれた寄生体の事で不安を感じていた。

(どうしよう…あと23時間以内にワクチンを見つけないと寄生体が孵化してしまう
 もしワクチンが何処にも無ければ彼らに危険が及ぶ
 迷惑はかけられない、もし間に合わなかったら私はこの銃で死のう……)

寄生体が埋め込まれた原因は元はと言えば組織と協力していた自分に非がある。
彼らを大学の仲間と同じような目に合わせたくないと考えた晴香は
ワクチンが間に合わなかった場合は拳銃を使っての自決を覚悟した。
そしてランサーの心情では

(セイバーも可愛かったが晴香も可愛いな
 ケイネスはあんなのだがそれなりに腕が立つから後回しにして
 暫くは晴香と一緒に行動する事にしよう)

ホテルから出た三人はそれぞれの思惑を胸に秘め
新たな仲間を探すべく動き出した。

14 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:23:30 ID:OuP2VLpA
【G-2・冬木市ハイアットホテル前/一日目・深夜】

【汚い忍者@東方陰陽鉄?ブロントさんが幻想入り?】
【状態】健康
【装備】アサシンのナイフ@Fate/Zero
【持ち物】支給品一式×2、首輪、水の入ったペットボトル×5@現実、猫マグロ@ゆっくり実況
【思考】
1:多数の参加者を救出して忍者の存在意義を示す。
2:ブロントのネガ工作は忘れない。


【藤堂晴香@寄生ジョーカー】
【状態】寄生体が埋め込まれている。
【装備】拳銃、弾薬30発
【持ち物】支給品一式、水の入ったペットボトル×95@現実、オリーブオイル@MOCO'Sキッチン
【思考】
1:寄生体を殺すワクチンを探す。
2:時間内にワクチンが見つからなければ自決する。
※24時間後(第四回放送時)に寄生体が孵化し、体内を食い破って出てきます。


【ランサー@Fate/Zero】
【状態】健康
【装備】はがねのつるぎ@ドラゴンクエスト
【持ち物】支給品一式、でっていうの卵@ニコニコワールド、プラスチック爆弾@現実
【思考】
1:藤堂晴香と共に行動する
2:ついでにケイネスも探しておく


三人が立ち去った後、ホテルの中では蠢く姿があった。
それはホテルから出る気配が無く、新たな侵入者を待ち続けるようにさ迷っていた。
そいつは何者で何の目的を持って行動しているのかは誰にも分からない。
『それら』と遭遇して生きている者はまだ一人もいないのだから。


【青鬼@青鬼】
【状態】???
【装備】???
【持ち物】???
【思考】
1:???
※冬木市ハイアットホテルから出ようとしません。

【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ 死亡】

15 ◆yWmiaE64Fc:2012/03/30(金) 00:24:25 ID:OuP2VLpA
投下終了
忍ブロこそ至高

16名無しさん:2012/05/08(火) 22:47:01 ID:IGq3ZAM2
没になったプロットとかも書いていいかな?

17名無しさん:2012/05/09(水) 00:11:53 ID:QaWdNXzo
マミ「書きたいと思ったなら、書くしかないじゃない!」

18名無しさん:2012/05/09(水) 19:00:54 ID:lQifgK3o
どんどん使ってくれよ
ちなみに俺の没ネタはマリナ様が登場早々脳量子波か何かで刹那を捕捉する話
そして争乱を起こせば刹那がやってくると考え大暴れ
コジマ粒子とか放ちまくり

19名無しさん:2012/05/10(木) 23:03:29 ID:nBrw7rdI
自分は、マミさんとにとりの時間軸が離れて無ければ
・マミさんの目の前ににとりが落ちてくる
・に「野獣先輩許すまじ」
・そういえばと二人でマミの支給品を確認→ワイゼルコア発見
・マ「なぁにこれぇ」→コアの効果でバイク人間に
・マ「人をこんな姿にさせる原因を作ったにとりも死ぬしか無いじゃない!」
とか、
京介が運転する車の中で寝てるさやかが城之内あたりとデュエルする夢をみるネタとか考えてました

20名無しさん:2012/05/11(金) 20:58:07 ID:DxPVRVx.
書き手枠が空いていたら小泉純一郎@国連無双と総統閣下に政治家コンビを組ませようと思ってたのは内緒

21名無しさん:2012/05/12(土) 15:00:05 ID:TQlK114s
ゆっくり・総統閣下のメタ視点キャラ組で支給品のスポーンブロック@マイクラを攻略なんて考えてたのも今となってはいい思い出

22名無しさん:2012/05/14(月) 16:51:52 ID:s9upMIcA
OPの没ネタなんだけど

・主催者がZIPのジッペイとダイスケそして小林ディクショナリーの小林聡美。
・殺し合いを開いた理由は小林聡美がZIPで小林ディクショナリーより人気のあるMOCO'sキッチンを恨み
 もこみちへの復讐とバトルロワイアルという新しいコーナーをZIPに作り人気を得るため。
・同じくジッペイは自分を見せ物にしていた人間達への復讐。ダイスケは半強制的に従わされている。
・見せしめがオリーブオイル。そしてさやかちゃん一族。

実際最後まで書けたんだけどニコニコ関係ないなと思って投下するのは止めたんだよね
機会があれば別のロワのOPで投下したいけどもう無いだろうな……

23名無しさん:2012/05/14(月) 19:21:13 ID:H6XG778A
>>22
つ【非リレー】

24名無しさん:2012/05/15(火) 20:16:27 ID:3rKMKo8U
>>22
完成してるならここに投下しても良いんだぜ?
いや、途中でも投下しても良いけどさ
今まで予約されたけど破棄された作品が見たいよー
矛盾しててもいいから読みたいよー

25名無しさん:2012/05/15(火) 21:06:24 ID:1Y1GxNNY
>>24
削除してしまった……

26名無しさん:2012/05/15(火) 21:10:01 ID:3rKMKo8U
>>>25
oh...
では展開だけでも

27名無しさん:2012/05/15(火) 21:39:32 ID:b4KKoq52
自分も主催側にイリアステルが一枚噛んでてアンチノミーをスパイとして参加させたり
破滅の未来を変えるためにこのロワを開催したとかそんなの考えてたけど
書いてる途中にブルーノちゃんの枠が無くなっちゃったので
没にしちゃったり
まあ本編でも使えそうな別のネタも考えてたけどね

28名無しさん:2012/05/15(火) 21:53:13 ID:1Y1GxNNY
>>26
もこみち目を覚ます。
目の前にはジッペイとダイスケ。そして小林聡美。
もこみちが何がどうなってるか尋ねる。
小林聡美が殺し合いの宣言そしてジッペイとダイスケが説明をする。
その際ダイスケがギターを弾いて殺し合いの歌を歌う。
もこみちが切れる。
見せしめにさやかちゃん一族爆破。
リュウセイさん叫ぶ。地味に勝治も死ぬ。
もこもち動揺。
最後にオリーブオイル爆破。
もこみち絶望。殺し合い開始。

こんな感じかな

29名無しさん:2012/05/15(火) 21:56:50 ID:1Y1GxNNY
ついでに言うと勝治は死亡表記の横に死んでますが無かった事にして参加者として出しても問題ありませんと書こうと思ってた。
ただ流石にこれは駄目かなと思ったのも投下しなかった理由の一つだね

30名無しさん:2012/05/15(火) 21:57:51 ID:UP/t9Y4I
このロワをもうちょっと早く知ってれば一条を参加させたかったですねぇ

31名無しさん:2012/05/18(金) 13:01:13 ID:HtRkhp6I
臨也セイバーの話が気になる
どんな話になってたのか

来期は天に立つトッキーとか記憶喪失綺礼出してみたいwww

32名無しさん:2012/05/19(土) 16:45:46 ID:m7/24Y72
はたてか文のカメラをフランクさんに支給
相手の攻撃を写真に撮って無効化するフランクさんを予定していた
普通のカメラだったら、実は幻想郷のとか後付加えようかと思ったけど、時報のって明記されててオワタ

33 ◆C07VI1RlpY:2012/05/19(土) 17:01:04 ID:MEcXv4c2
キュゥべえ、まどほむの犯行を目撃。
キュゥべえ、デイバックを回収するためレア様の所に行く。
デイバックからこいしのサードアイ@小明地こいしのドキドキ大冒険出現!レア様に寄生
キュゥべえ、持ち前のセールストークでこいし(に乗っ取られたレア様)を仲間に
こいし、姉の元へ帰るためキュゥべえに協力し殺し合いに乗る
こいしはキュゥべえから強力な武器を貰う

ざっとこんなストーリーですがいろいろ諸事情で破棄しました

34名無しさん:2012/05/20(日) 09:29:36 ID:OwCcZGgk
>>32
はたてのカメラなら携帯型だしワンチャンあるで

35名無しさん:2012/05/20(日) 23:04:34 ID:zTIX40DI
なんだこれ?
ttp://kima3.net/gekipawa6_mlb/geki_view.cgi?t=%83j%83R%83%8d%83%8f%83%c1

36名無しさん:2012/05/21(月) 01:07:28 ID:dQs3.78E
ケイネス先生がランサーと再会
メアリーの事を娘と言う先生にランサーがそれは違うと申し立てる
メアリーはブック・オブ・ジ・エンドを使うも対魔力により無効化
ゲイボウでケイネス先生の記憶改竄を解呪
ランサーは忠義を果たした

みたいなのにする予定だった
綺麗な先生でランサーも騎士道を全うできる状況だし

37名無しさん:2012/05/21(月) 09:17:57 ID:E/Tp3a9o
恒常的な呪いの類は解呪出来なかったような
そういうのはルールブレイカーの分担じゃね

38 ◆P05sqVT5XQ:2012/05/22(火) 23:50:17 ID:btXfF3vs
期限以内にSSを書くことが出来ず申し訳ありませんでした。

SSの内容としましてはニーサンを仮面ライダー好きのレイヤーと
早苗さんが勘違いして、早苗さんニーサンを信頼。
早苗さんの持っていた電磁サイリウムをそのままニーサンに渡して
バチィフラグを立てようかと思いながら書いてました。

39名無しさん:2012/05/23(水) 01:07:37 ID:bH33jDbs
バチィはいかん、危ない危ない危ない……

40名無しさん:2012/05/23(水) 01:45:08 ID:8Uox2xZI
俺もバチィネタ考えてたけど性欲旺盛な男ってガチホモしかいなくて断念した

41名無しさん:2012/05/23(水) 01:54:38 ID:vgc28WO6
しょっぱなから勝治とケン謎死亡
リュウセイさん落ち込む
謎ラスボス登場
リュウセイさんとボーグバトル
死んだ勝治達の励ましでリュウセイさん勝利
謎ラスボスの正体は親父
今日の格言残して親父消える
実は夢オチ勝治達が死んだのは本当
リュウセイさんは戦い続ける事を決意

こんなリュウセイさん登場話を考えていた頃が俺にもありました

42名無しさん:2012/05/23(水) 15:46:04 ID:6aFKxwnk
まゆしぃ使って参加者を狩りまくる先生無双

43名無しさん:2012/05/23(水) 16:57:35 ID:pxSDW6nI
ジェットストライカー、次元連結システム、レイジングハートを装備したさやかあちゃんが無双する話を書いてた事が有りました…

44名無しさん:2012/05/23(水) 19:20:31 ID:bjpoU2QY
贔屓って言われて修正依頼くらうか
次の話でみじめに死ぬか
どっちかだったろうな

45名無しさん:2012/05/23(水) 19:22:36 ID:NnC25Nj2
萌えモンパッチでキュゥべえ擬人化させようとしてたのは俺だけでいい

46名無しさん:2012/05/23(水) 19:37:11 ID:24EimfW2
俺はむしろ青鬼を擬人化させようと思ってた

47名無しさん:2012/05/23(水) 21:49:22 ID:bH33jDbs
>>46
仮に擬人化してもあの顔だけは変わらないわな

48名無しさん:2012/05/23(水) 22:01:08 ID:7TyYv3hg
お花畑連呼しながらコーデリアさんマーダー化とか考えてた事もあったな
結局予約取れず出せなかったけど

49名無しさん:2012/05/24(木) 23:46:12 ID:IBAIoEIc
みょんな使いの妖忌さんを支給品にしようか考えていた

50名無しさん:2012/05/24(木) 23:53:28 ID:NsW3MKeA
レッドショルダーをセットで出したかった
サンデーロワのパウルマン先生&アンゼルムス君みたいに

51名無しさん:2012/05/25(金) 00:38:56 ID:zQ/TioUo
>>50
バイマンとグレゴルーのセットみたいな感じにか?

52名無しさん:2012/05/25(金) 06:23:26 ID:QHgKBhwo
メロメロを覚えたカイリキーを支給して
┌(┌ ^o^)┐ホモォ…がやってきたけど♀だったので帰る展開

53名無しさん:2012/05/25(金) 09:19:28 ID:f2mvL7JM
某動画を見てクズまどかも主催者側にしようかと思ってました
ルシフェルと知り合いだし

54名無しさん:2012/05/25(金) 16:29:53 ID:fqFSOEi6
ほむほむをスペースホムラとして出すつもりだったけど本家に遠慮した
そしたらまさか本家コブラが出てこないとは思いもよらず……

55名無しさん:2012/05/25(金) 17:14:51 ID:zQ/TioUo
そういやコブラ、漫画・アニメ系ロワにもほとんど出てないような気がする。
ここで参戦させるとしたら、765プロプロデューサーのコブラが出てくるだろうなw

56名無しさん:2012/05/25(金) 19:50:25 ID:CtE/nF1E
コブラは制限付けてもチートくさい強さがあるから……
あいつを無力化するには左腕没収状態からスタートとかしないといけないし

ただ、一度でいいから参加者襲ってるマーダーの前に颯爽と現れてヒューッ!させてほしいわ

57名無しさん:2012/05/25(金) 19:54:18 ID:zfcEQGAw
マンソンを登場させてヒューッ!しようぜ

58名無しさん:2012/05/27(日) 15:04:57 ID:JbjXYXCk
野獣先輩をゼERO的な意味でイレギュラー化させて、卑猥な単語を叫びながらランサー限定レイパーにさせようとしてた時期が俺にもありました

59名無しさん:2012/05/27(日) 22:52:27 ID:qJ0KUha6
キュゥべえを主催者側にしようかと思ってた
それでクウキを都合よく操れた説明もできるし

60名無しさん:2012/05/28(月) 19:07:48 ID:KRsCyUzo
そのネタ放送の合間の主催者サイドのネタに使えるんじゃね?
QBの別個体って感じで
後付けっぽいが

61名無しさん:2012/05/28(月) 20:16:22 ID:2MnMwJg2
ぜひCVは木原君で!

62名無しさん:2012/05/28(月) 20:52:55 ID:hARiVkh.
真の黒幕は譲治だろ

63名無しさん:2012/05/28(月) 20:57:08 ID:ObxK5UIE
だからジュラル星人だとあれほど……
あるいはまさかのリュウセイさんの親父

64名無しさん:2012/05/28(月) 21:08:45 ID:KRsCyUzo
実はゴルゴムの仕業

65名無しさん:2012/05/28(月) 21:14:24 ID:S5GvkWWM
おのれディケイドォォォ!!!

66名無しさん:2012/05/28(月) 23:30:54 ID:TFvBL6Zw
これも全て乾巧って奴の仕業なんだ

67名無しさん:2012/05/29(火) 11:11:59 ID:0MwYJlnE
これはまさかの主催大連合あるで

68名無しさん:2012/05/29(火) 19:49:25 ID:xZ8uAKx2
あの髪型のダサいもやしが主催者で、旅してた頃のもやしが参加者か
面倒だ、いっそもやしが記憶を無くした主催者ってことにしよう

69名無しさん:2012/05/29(火) 20:01:58 ID:sM9owAyg
まさかのマンソン黒幕……

70名無しさん:2012/05/29(火) 20:05:33 ID:ZlOx9iyk
まさか裏切りの序曲ってタイトルはこのロワのための……

71名無しさん:2012/05/29(火) 20:07:48 ID:sM9owAyg
でもいつもの4人の中でマンソンだけが参加していない……つまり……

72名無しさん:2012/05/30(水) 19:52:53 ID:2oBXIbQA
没ネタで晒した自分のネタを再利用とかしてもいい?
一つ放送話で思い付いたんだけど

73名無しさん:2012/05/30(水) 22:06:34 ID:54N5aEsQ
いいと思う。
ネタのリサイクルはドゥンドゥンやろうじゃねえか

74名無しさん:2012/06/02(土) 21:40:41 ID:M5shbvaQ
ゲーセンぶっ壊れたから白状するが
腹が減った総統閣下が景品のお菓子を取ろうとして
ガラスを割ろうとするが非力なせいで全く割れずに
キレながら諦めるネタを考えてました

75名無しさん:2012/06/08(金) 00:38:57 ID:y/72eR06
勝治とケンの死を知ったリュウセイさんが滅茶苦茶落ち込んでるのを何処からか現れた使い捨てヒロインが慰めて
いつもの4人を襲ってきたジャギを撃退(殺す訳ではない)みたいな話を考えてました

没理由
使い捨てヒロインの正体が何処からか侵入してきた親父
つまりビッグバン
深夜テンションで変な話を書いてたけどよく考えたらこれは駄目だろと思ったので破棄にしました

76名無しさん:2012/06/08(金) 00:43:05 ID:o9jxbQ1s
いや、大丈夫じゃない?
ニコニコっぽいwww

77名無しさん:2012/06/08(金) 01:04:32 ID:ccv7N6sQ
会うのがリュウセイさん一人だけで
親父じゃなくさやかちゃん系のヒロインなら問題ないと思う

78名無しさん:2012/06/13(水) 12:38:37 ID:zfRLhB2Y
にとりがさやかちゃんの角煮を作るんだけど、
そのレシピはニコニコで見たような描写のあるSSを考えてました

79名無しさん:2012/06/15(金) 01:58:30 ID:n0DzTuYk
ジャックをバイクに乗せてから転倒させるネタ考えてた

80名無しさん:2012/06/21(木) 17:07:54 ID:3oXiafP2
野獣先輩にサイコガンを支給してサイ股間にしよう(提案)

81名無しさん:2012/06/23(土) 10:43:19 ID:VA7famUE
いつかホラゲロワ化したらトリシュで一掃とか考えてました

82名無しさん:2012/06/23(土) 11:06:40 ID:vwESCxjQ
SUMOU「お久しぶりです」
腹ペコ「誰だ?」
SUMOU・アホの子「あるぇー?」
アホの子「きっと記憶喪失ってやつだぞ!」
SUMOU「こういう時は荒療治ですわ!」
腹ペコ「えっ」

という流れで無駄戦闘

83名無しさん:2012/07/11(水) 06:02:22 ID:sdTw8tsc
とある白い犬に対抗?して★じてんしゃ★@ゆめにっき に乗る権兵衛思い付いた

84名無しさん:2012/09/02(日) 21:44:36 ID:AjdgCddM
ワグナリアでジャギとありがとウサギの戦闘
入ってきたジャギを料理受け取る所からゲイボウで奇襲して負傷させるが
とっさにジャギが放ったフリスビーで片耳切断
このままではさっきまでの参加者と同じように逃げられると判断したウサギがグレートの魔法+シャロの風邪薬つかって
超巨大化・・・・が直後冷蔵庫に入っていた納豆により転倒(ゲイボウも折れる)
その隙にジャギが風邪薬飲んでジョインジョインジャギイ→超ガソでフィニッシュ
薄れいく意識の中自身の誤った道に気づいたありがとウサギはジャギに「挨拶」して死亡。
っての考えたんだけどマーダー不足っぽいからやめた。
でももしかしたら超ガソの爆発見て参加者集まってくるかもしれないし誰かかいてくれる人いれば感謝

85 ◆KkZTR94Vok:2012/09/16(日) 19:44:55 ID:PFDhJehw
修正したssをさらに修正した理由は、ビックシューターを支給品で出したためです
司馬宙が空気すぎるので入れる予定だったのですが、
当初のssでは
・メイトリックスがビックシューター出すけど運転できないから使えない
・士が鋼鉄ジークの世界の記憶を思い出し運転できるようになる
・そのままアザディスタン王宮へ・・・
とあまりに士が万能すぎるので没SSとなりました。
でも仮にビックシューターがマジで出てきても運転できそうなのは士くらいですよね・・・
(従来の戦闘機とは違いますしガンダムでもないため)

86名無しさん:2012/09/17(月) 01:39:14 ID:TKfR3Hlg
宙はあのクズ書き手が出したキャラだから個人的に活躍させたく無いんだよな……
あかりのサーヴァント設定を全く生かそうとせずアカリー(笑)化させるわ
ゴンさんやさやかを糞みたいな展開でズガンさせようとしたり
リレーする気のない書き手が出したキャラをまともにリレーする必要は無いでしょう

87名無しさん:2012/09/17(月) 02:06:38 ID:tF9G8ubM
宙とプラシドの登場話書いたのその人じゃないよ

88名無しさん:2012/09/17(月) 03:11:57 ID:.xUB9zKg
どちらにしろ場違いには変わりないし……

89名無しさん:2012/09/17(月) 04:47:00 ID:TKfR3Hlg
>>87
そうだっけ?人違いならすまんかった

90 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:18:18 ID:TphIfduI
書きかけの没SSをこちらに投下させてください
タイトルは『海東の策略』
――――――――――――――――――
UVコーディングされたショッピングモールの床を、赤いオートバイが閃光のように駆け抜けていく。
バイクの前方、道が続いているのは約100メートルまでで、それより先は下り階段だ。
搭乗者、天野河リュウセイは高ぶるスリルに不敵な笑みを浮かべ、バイクのアクセルを力強く踏み込んだ。

風圧をもろともしない加速力が、リュウセイの体を前へ前へと押し出していく。
刹那、彼は100メートルの助走を踏み台にして、三階から吹き抜けの虚空に飛び出した。

「いぃーやっほおおお!」

リュウセイは滑空の自由感に歓喜した。
周囲を見やり、壁にかかった巨大な針時計に目を止める。よし、手ごろな的だ。
肩にかけていたアーチェリーの矢を構えて、射抜く。

リュウセイは、間髪いれずにバイクのハンドルを制御して、タイヤを階段中央の手すりの上に着地させた。
落下の衝撃を手すりの斜角が軽減する。
リュウセイは暴れ馬のようなバイクを巧みにコントロールし、一階の床まで滑り降りた。
車体を横向きに傾けて強引に急ブレーキをかける。
バイクはしばらくスリップを続けて、シャロと海東の待つところの前でぴたりと止まってみせた。

「どうだああ!」

「凄いじゃないですか、リュウセイ君! かっこいい!」
「パワフルなライディングだ。感動的だな。君は、才能の女神に選ばれた存在なのだろう」

シャロが拍手しながらリュウセイに近寄り、頭を撫でまわす。
その光景を、リュウセイは貼りついた笑顔で見守り、ふとリュウセイが放った矢の方に目を向けた。

(しかし、天野河リュウセイ……こいつはとんでもない子だな)

矢は、二階の壁面にかけられた針時計にしっかりと命中していた。
あんな芸当、海東とてライダーベルトなしには到底できない。
しかも驚くべきことに、リュウセイは先程までアーチェリー射撃やバイク操縦について、ズブの素人も同然だったのだ…。

● ● ● ● ●

さて、時を遡ること今からおよそ三時間ほど前。
権兵衛、早苗、リュウセイ、シャロ、海東の一行は、何か役立つ物を求めて、海東の提案で地図上のショッピングモールを訪れた。
リュウセイの持つアーチェリー用具一式とオートバイは、ここのスポーツ用具販売店と新車販売店で調達したものだ。
またその他にも、薬局で応急キット、アウトドア専門店で無線機などを入手することができた。

収穫は大きかった。
五名は、モール内を一巡したところでひとまず満足し、ここで二手に分かれることにした。
早苗と権兵衛は、五人分の昼餉を用意するため料理店の厨房に入り、海東たち三人はモール内の探索を続行したのだ。
海東たちの目当ては一つ、ライフル銃だ。
モール内はすべて英語表記。ここがアメリカの慣例に基づく施設ならば、店のカウンターに防犯用のライフル銃が置かれていてもおかしくはない。

だが、海東たちはおよそ十五分ほどで、その探索をあきらめることになる。
宝石店のカウンターにも防犯用のライフル銃はなかったのだ。

というわけで、三人はやることがなり、海東はリュウセイにこわれてオートバイの操縦方法を教えることになったのだ。
それは、ものの半時間ほどのことだったが……その結果がこれである。

91 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:19:25 ID:TphIfduI
● ● ● ● ●

海東は、たった三十分ほどの練習で自分に匹敵する操縦技術を身に付けてしまったリュウセイに、ほとほと呆れ果てた。
リュウセイは、三階から飛び降りて、壁にかかった時計を撃った後、階段の手すりを利用して見事に着地してみせたのだ。

(いやはや、飲みこみが早いのか。あるいは、何をやらせても凄いのか)

ちなみに、リュウセイのアーチェリー射撃は完全に独学だ。
彼は、海東たちとモール内を探索する道すがらも、おもちゃ感覚で店内のあちらこちらに矢を打ちまくって射撃の練習していた。。
逆にいえば、それだけでここまでの芸当が出来るようになったのだ。どれだけ才能に恵まれているのだろう。

(はあ……まあ、いずれにしても、リュウセイ君が戦力になることは、私にとって好都合でしょう)

しかし、海東は内心でほくそえむ。なぜならそれは―

(これで、あの邪魔な妖犬を遠慮なく排除できます)

海東には、自分の代わりに戦ってくれる盾が、己のリスクを軽減するための消耗品が必要だ。
しかし、それは一枚でいい。余計な知恵の回らない勇敢な前衛が一人いれば十分だ。
そういう意味で、天野河リュウセイは海東にとって理想的な駒だった。
もはや、己を怪しむ権兵衛を無理して飼いならす意味はない。

さて、いかにしてあの厄介な犬を排除するか。
確実に落とすならば、やはり殺し合いに乗った者と戦わせた上で、後ろから足を引っ張るのが一番だろう。
すると、いまパッと思い付く限り、名案と呼べるものが一つだけあるが…。

「ところでシャロさん、リュウセイ君」海東は、胡散臭い笑顔を張り付けたまま、二人に穏やかに話しかけた。
「私に、この殺し合いを止める素晴らしいアイディアがあるのですが、協力してくれますか? これは、優秀な君たちにしか頼めない」

まあ、この策で間違いないだろう。どのみち、そろそろ武器を携えたマーダ―たちから襲撃されたいと思っていたのだ。
ただし、そのマーダ―たちを迎え撃つのはこの海東純一ではないが…。

● ● ● ● ●

「権兵衛さん、やっぱり、こういうことは皆にも話した方が…」

「駄目だ、早苗さん。これから作るものは、リュウセイ君やシャロさんの手には余るものだ」

「でも……ならば、せめて海東さんにだけでも…」

「それは……それも、駄目だ…」

早苗と権兵衛は、高級レストランの厨房で、とある洋書を参照しながら様々な薬品を調合していた。
薬局で手にいれたヘキサメチレンテトラミンと、新車販売店で手にいれた発煙硝酸を反応させ、蒸留水で希釈して濾過装置でRDXを取り出しているのだ。
RDXとは、立派な爆薬である。

なぜ二人にこのようなものを作ることが出来るのか。
それは、彼らがモール内の書店で見つけた一冊の本にある。本のタイトルは、そのものずばり『The History of Plastic Explosion(プラスチック爆弾の歴史)』。
早苗に抱きかかえられた権兵衛が、首輪の解除方法を求めて駄目元でミリタリー関連の書籍を渉猟していると、代わりにこれが出てきたのだ。

食いついたのは権兵衛だ。。
殺し合いの平和的解決を模索すれば、いずれは主催者との全面対決も避けられぬものになるだろう。
となれば、彼らから支給された武器以外の、切り札を用意する必要が出てくる。
主催者陣営をまとめて吹き飛ばす爆弾を製造できれば、この殺し合いを停止させることも可能かもしれない。

無論、『The History of Plastic Explosion』は、プラスチック爆弾の発展の歴史を綴った一般的なミリタリー本だ。
RDX爆薬の原材料や、雷管の構造図ぐらいは書かれているが、
たとえばその原材料をどのように調達すればいいのか、また部品をどのように製作すればいいのか、などについては一切記載されていない。
文系の権兵衛に、この本からプラスチック爆弾の製造方法は割り出すことは困難だ。

92 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:20:05 ID:TphIfduI

しかし、その分野に関しては早苗の方が明るかった。
技術革命を得意とする守矢家の家柄だろう。早苗はRDX爆薬の原料――発煙硝酸が車の推進剤であることを知っていたのだ。
彼女にも調達方法の分からない原材料はあったが、それも薬局で一通り揃えることができた。
また、早苗は手先も異常に器用で、家庭用の工具からパイプ爆弾の部品や雷管、起爆装置をたった半時間ほどですべて自作してしまった。
いわく、神奈子様のご神体フィジュアよりは、簡単な工作だったらしい。

かくして、早苗と権兵衛の作業する調理台の上に、RDXパイプ爆弾があっさりと出来あがった。
トランシーバーの回路を改造した遠隔起爆装置で作動するタイプだ。
見栄えだけならば中々に頼もしい。

「やっぱり、みんなに内緒で爆弾を作るなんて間違ってますよ。せめて海東さんにだけでも伝えましょう」

「……いや、それは…」

ところで、二人は他の三人に内緒で爆弾を製造していた。
先程、五人でモール内を周っていた時も、商品を物色するふりをして、爆弾の材料をこっそりとかき集めていたのだ。
これは、権兵衛が早苗に命じたことである。

権兵衛が警戒したのは、海東の存在だ。
正義の味方――仮面ライダーを名乗る、常に笑顔を張り付けたあの男は、ほぼ確実に黒だ。
あの誠実そうな口調で、他のメンバーをたぶらかしているようだが、権兵衛は騙されない。海東はひたすら利己的や卑怯者だった。
まず、己が仮面ライダーであることを明かし、仲間からの期待を集めて武器を譲り受けながら、後に変身ベルトの制限を告げて後衛に下がった、その立ち回りがずるい。
さらには、殺し合いに乗り気でないリュウセイを、おだてて勇者に祭り上げ、パーティーの前衛に仕立てようとしているようだ。
大方、自分のリスクを最小限に抑える盾にして、ボロ雑巾になるまで使い尽くくしたら捨てる算段なのだろう。

唾棄すべきほど卑怯な奴だ。出来ることならパーティーから追放したい。
だが、海東はもう既にリュウセイたちの心を掴んでしまっている。
いまさら彼の立ち回りの卑怯さを問責しても、彼を信じる仲間たちを混乱させるだけだろう。
また単純な戦力としても、電磁サイリウムとアーチェリーを持つ海東は、権兵衛をはるかに凌駕している。
まったく恐ろしい男だ。

今回の爆弾の件にしても、海東に知られればどうなることか。
何しろ、相手は女子供を自分の身代りに仕立て上げるような輩だ。
早苗を口車で丸め込み、彼女に対人殺傷用の爆弾を大量に作らせて、他の参加者を殺し尽くすかもしれない。

だからこそ、パイプ爆弾の製造は皆に黙って秘密裏に進める必要があった。
しかし、早苗はこのことに納得しきれていないようだ。
権兵衛も、海東を信じる早苗に、事情をどう説明していいか考えあぐねていた。

「なら……こんな爆弾、やっぱり破棄してしまいませんか?」

「いや、それは…」

「だって……それに、この程度の威力の爆弾で、主催者に対抗するなんて無理ですよ」

93 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:20:38 ID:TphIfduI

早苗の言うことは事実だ。
彼らが作ったパイプ爆弾の威力は、一般的な手榴弾と変わらない。
RDX爆薬の材料となるヘキサメチレンテトラミンが、薬局で売り切れ寸前だったのだ。
だから、この爆弾は対主催者用のものではなく、あくまで対海東用。
自分たちを、すでに丸腰だと思い込んでいる海東の、意表を突くための切り札だ。
だが、そのことを含めて、早苗にどう説明すれば良いのものか…。

「それは…。それは、違うよ。早苗さん、爆弾の威力なんて関係ないんだ」

「……うーん、どういうことですか?」

「よくよく考えて欲しい。
海東のようなつわもの揃いの参加者たちをかき集めた主催者に、これほど強大な力を持つ主催者に、たかだか爆弾ごときが通用するわけがないんだ。
元から、それは分かり切ったことだったんだよ」

「なら、なら、皆に黙ってまで、爆弾なんて隠し持たなくてもっ!」

「そうだ。通用しない爆弾の威力なんて関係ない。だけど、これを持ってることが、私たちの切り札になる」

「……え、えーと…」

「つまりね、何も主催者陣営を木端微塵に吹き飛ばすことなんてないんだ。
この殺し合いを止めたければ、奴らの企みを破たんさせて、計画の続行を諦めさせればいい。
そのためには、どんな些細なものでも、彼らの意表をつける切り札が必要なんだ」

「な、なるほど!」

「そう、主催者が配給した以外の武器、彼らの想定外の武器がある、それ自体が私たちの希望になるなんだよ」

権兵衛がこれだけ説得すると、素直な早苗はしきりに頷いて納得してしまった。
聞き分けがいいなんてレベルではない。
こんな純粋な娘に爆弾作り強要して、自分はなんて言いくるめをしているのだろう。
権兵衛は言い得のない罪悪感に駆られた。

94 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:21:08 ID:TphIfduI

「あっ、でも、この爆弾の必要性は分かりましたが、どうして皆には内緒にしているのですか?」

「それにも理由があるよ。まず、このパイプ爆弾の価値は、主催者の意表を突けるところにある。
つまりは、表に晒していいものではないんだ」

「はい」

「このパイプ爆弾を知る者の数が増えれば、その存在が漏えいするリスクも必然的に上がる。
たとえ仲間内にでも、私たちの秘密をおいおいと教えるわけにはいかない」

「それは……分かります。でも、リュウセイ君やシャロさんなんかは兎も角、海東さんは口が堅そうですよ」

「……。確かにそうだ。しかし、口の固さなんて問題じゃない」

「……うーんと、それはつまり…」

「考えてみてほしい。主催者が、私たちの行動をモニタリングしてないわけがないんだ。
この料理店の厨房にだって、彼らの監視カメラがあるかもしれない。
誰かに伝える、口に出して爆弾の存在を教える、それだけでその存在が漏えいしてしまうリスクがある」

「……た、確かにそうですね」

早苗は、不安げに厨房をぐるりと見回した。
その様子を見ているうちに、たったいま出まかせを言った権兵衛も、自分たちの行動が主催者に監視されている可能性に気がついた。
案外、首輪あたりに盗聴機能があるのかもしれない。

「だから、この爆弾のことは仲間内にも知られるわけにはいかないんだ」

「はい、分かりました」

己の話をすべて鵜呑みにした早苗の笑顔を見て、権兵衛は一瞬めまいに襲われた
世も末だ。こんないたいけな少女が、小賢しい妖犬にそそのかされて爆弾を作ってしまった。
まったく、これでは自分も海東と変わらないではないか。
ああ、この身も死んだら地獄行きか…。

……いや、それでも、名無しの権兵衛は、海東などとは断じて違う存在だ。

権兵衛は内心で静かに気炎を巻いた。
見てろよ、海東。たとえ刺し違えてでも、私は、早苗やリュウセイ、シャロを、お前の魔の手から救ってみせる。
この胸の良心と正義にかけて!

● ● ● ● ●

リュウセイとシャロは、警備管理室で見つけた拡声器を携えて、三階のテラスに出た。

95 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 13:22:38 ID:TphIfduI
投下は以上です

キャラクターの現在地を把握し損ねてしまったorz
それでなくとも色々と問題があったかも

96名無しさん:2012/09/19(水) 14:08:13 ID:iP4tRRj2
一応最寄りの場所として、ゲキド街にもショッピングモールはあるみたいです
そして遊星と勝治が訪れる時間とは数時間のずれがありますから、多少つじつまを合わせることはできます

97 ◆NlaTC.bMEM:2012/09/19(水) 22:16:03 ID:TphIfduI
情報ありがとう
できるかは分かりませんが、修正にトライしてみます

98 ◆1cfhWaNZIk:2012/09/19(水) 22:16:46 ID:TphIfduI
鳥を打ち間違えた、ごめん

99名無しさん:2013/07/05(金) 17:04:16 ID:btDoU2i.
てす


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