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【安価】やる夫は誰かのために戦うようです【R-18】
1
:
◆x0SRSoJXe.
:2018/11/18(日) 22:14:42 ID:NOfdPGR20
∧ `i¨ヽ i i γ⌒ヽ`i¨ヽ `i ̄'`| ̄`ヽ. .i\ i\
_/,,∧ ├く ∧ .∧ {{ }}|-く. ├一.| } .| | ヽ| .:iヽ
. _/_ ヘ_jL \__/ ∨ ∨ヽ、__ノ jL \」__.,イ!____ノ | | .:| | ヽ
γ⌒ゝγ⌒ヽ `i¨ヽ `i ̄'\‐┘ー, .| └─:\
{{ {{ }}├く ├一. ¬┌ .:| ┌─'′\
ヾ、__.イ ヾ、__ノ .jL \」_イ j_.L._j__L )\
●この作品は株式会社フロム・ソフトウェアによって平成18年12月21日に発売された、『アーマード・コア4』の二次創作作品です
●原作との相違点も多く、作者の知識の至らない点は自己解釈によって補われています。あらかじめご了承ください
●この作品はフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません
2833
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:19:32 ID:izvlEpgo0
_
,. -‐-、 /:/⌒
.. /: : : : : :ヽ . . .-――-. . 、 l: :/-‐:  ̄ ̄`ヽ
./: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : `ヽ: : :-==ニ ̄`\
i: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: :\
|: : : : : : : : /: : : : : : :\: : : : : : : : : : : : : :i: : : : :\ヽ: ヽ
| : : : : : : : !:{:{: : : : : : : : :\: : : : : : : : : : :l: : :l: : ヽ:ヽ ヽl
| : : : : : : : l: l lヽ: : : : : : : : : :\: : : : : : : l: : : l: : : i: :l }
|: : : : : : : : l: l:l: :\: : : : : : : : : : : : : : : :/'´}: :l:/: : l: :l
|: : : : : : : : ヘ: : : : : : : : : : : : : : : : : : r‐/〉': // : : ハ: l
|: : : :l: : : : : :|ヽ: : : : : : : : : : : : : : /{ l .l'イl /|: : / .}/
|: : :/ : : : : : l _ヽ: :⊥: _: : : : : / 〈イ: l/' l:/
|: :/: : : : : : /./'⌒l´ `ー ´ .l: :l '
|:/: : : : : : / r-'====_-、 / /l: ,リ
|': : : : : : :/ ./___ `、ュ_/ l:/
/: : : : : : :/'´::::::::::::::::::::: ̄:::::::ー`-... /'
i: : : : : : : :l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::.....、
l: : : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::⌒i
!: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::r=、
. l: : : : : : :l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::{{ ヽ
. |: : : : : : l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::ヾ、 /
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
今は、それを信じていたい。
無為に生きたところで、過去に苦しみ続けたところで、惨めなだけだと思った。
若く未熟な教え子。苦しみ続ける友達。残された命の使い道。
この体になってから初めて、無力ゆえの苦しみというのを味わわされた。
何かをしなければならないという苦痛の代わりに、何もできないという苦痛を。
けれど、本当に何もできなくなったわけではない。
それがたとえ僅かなものであったとしても。
意味があるのだと、信じていたかった。
過去が私の全てとなった。
ならば、過去と共に私も消えるのが相場と決まっている。
忌まわしきものを消し去り、大切な人により良い未来を遺す。
そのためなら、また頑張れそうな気がした。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2834
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:19:44 ID:izvlEpgo0
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
└──────┘
┌───┐
│::::::::::::::::│
│::::::::::::::::│
└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
2835
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:31:51 ID:izvlEpgo0
____
/ \
/─ ─ \
/ (●) (●) \ んー、眠れないお……。
| (__人__) |
\ ` ⌒´ _/ こういう時は……。
/ l ヽ
. / /l 丶 .l
/ / l } l
/ユ¨‐‐- 、_ l !
_ / ` ヽ__ `- {し|
/ `ヽ }/
/ //
,,, __ ___ _/ /_/
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
焦りを感じた。ベッドヘッドに置かれたデジタル時計の文字を見て、息を呑んだ。
寝間着に着替えて布団を被り、まだ三十分程度しか経っていないと
思っていたのに、実際には三時間が経過していたからだ。
なのはの部屋を掃除した後、睡魔に白旗を振って昼寝をした代償だ。
いつも寝る時間だからとベッドに入ったまではいいものの、
意識が落ちる様子は微塵もなかった。
のほほんと瞼の裏の暗闇を見つめながら、人のことや自分のこと、
マーシフルのことなどを考えていて、気まぐれに時計を見て、飛び起きた。
このままでは眠れそうにない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2836
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:35:02 ID:izvlEpgo0
\ ヽ | / /
\ ヽ | / /
\ ヽ -――- _ / /
\ ヽ _/ ァf⌒ー- _ 、 ./
\ .┌宀^ -‐ j{ /⌒\ `、 ./
‐、、 \ ...\ 、 j{ / ,>┘ ./ _,,-''
`-、、 ./ ̄ ̄\ 、 j{ ′ト ./ /' ̄ ̄ ∨ ./ ._,,-''
`-、、 ./ \__j└-‐¬∠./ ∨ ./ _,,-''
` / {______} ∨ ./
/__________________∨
───────.∧ / ──────‐
./ ∧ /
/ ∧ /
_,, / ∧______________/...`-、、
_,,-'' / `-、、
_,,-'' / ./⌒l \ `-、、
-'' / :{.__, | \ `-、、
/ / { | ヽ. \
/ / .}.__, | .ヽ. \
__,/厂{ |、
__ノ{ 、 }ー ,八
|! 、 | {.イjj \
| | ヽ.___,フツ'´ )
ヽ.__>ーく_(rへ__,/ハ
ハ..__,.ィ"丁厂_,ノ ノ :〉 ____
!ヽニニニニ-tijj":::i:{ /_ノ ヽ_\
|i ::::巛'::::::j;彡'::::;':/l /( >) (<)\
:|!('.:::::::::jj彡'::::/人 /::::::⌒(__人__)⌒:::::\
ヽ_'ー--一__''ニ´ くヽ \ー-、 | |r┬-/ |
/´「`广 ̄:::彡:: l } j}ヽ、\\ ` ̄'´ /
/..:f}!! :::三:: ! ' ,ハ \,,> \ ,. -‐'"'´~'''
_/ .::;i}!}|! ::三::.. :. j:: ; (⌒!ノ ミ.  ̄彡 !h´.,.,;.;';;'';:';'';;.;.,
{ .::;}}i}人` :::三ッ川:..{:. ; jlY^) ミ....::彡 rj^),;'';:;':;;';.:'':;':;'.;.;
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
そこでおもむろに寝間着の下をずり下ろした。
汚れないように布団を捲り、念のために近場に置いてあったティッシュを取って
股間の下の辺りに三枚ほど敷いておく。
何を始めるのか? 無論、ナニである。
男の子も女の子もご用達、眠れぬ夜、迷える夜、気が晴れぬ夜の頼れる味方。
人の文化に常に寄り添ってきた伝統ある行為。
自慰、セルフプレジャー、マスターベーション、一人エッチ、
呼び方は数あれど、その本質はただ一つ。
オナニーである!
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2837
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:39:04 ID:izvlEpgo0
_____ >
/ .::::::::::::::::::::::. \ > 知るかバカ!
/ .:ヽ:::::、:::::: ,:::::/::::. \ >
/ .::::::::::ゝ_ノ::::::ゝノ::::::::: \ > そんなことより
/ .::::::く こ >::::::::< こ > ヽ >
| ::::::::::::::::/:::::::::! ヽ:::::::::::: | > オナニーだお!
| ::::::::::::::::ゝ _ノ ゝ _ノ::::::::::: | >
\::::::::::::::::|!i!i!i!i!i!i!i!|:::::::: / / ∧∧∧∧∧∧∧∧∧
/;へ ::::::::l!i!i!i!i!i!i!i!|:::: ,.へ\
/ //○> 、ー――‐ ':: , <○/∧.ヽ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
自分とて健全な男子、催すものはしっかり催すのである。
スラム時代はそういった行為も知らずに散々夢精したものだった。
だが、今の自分は違う!
耳まで真っ赤に染めたなのはの性指導により正しい性知識を得た十代男子である!
溢れ出るリビドーを止められる者は最早存在しない。
十代の情欲は、時に理性や本能を凌駕した熱きナニかとなり身体を支配するのだ。
こう見えて二日に一度はしっぽりムフフである。
抑えられてきた反動か、何だかんだで下の方は元気極まりない!
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2838
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 22:46:48 ID:izvlEpgo0
、 .l.`┘ ..l. .!
.゙ミ-, .l l l
ヽ` | ゝ .!
.゙l::、 ヽ , -- 、
`'┤`'-,,. .ヽ . / ヽ
.`'-..、 ヽ ゝ ノ
`''ー、,_\ ,,/二二ト___/ 〃 ._/ン/r'" ._,, -'''″
,, .`'″ _..-=Lニコ〃../ ニニ¬=-、 ." .,yi゙‐'゙ン"._.. -''″
.`' |''-、、 l´::::::::::!vy;;;i..!::::::::::::::ン"::::.l, _..::彡‐″
`'-, `'-、 !:::::::::::::: |;|;;;;|:::::::、::|../ ::::::::::::l
`'、、 ゙\、 亅::::!|::::::.,|;|;;;;;ヽ::::::`/::::::::::::::::}
`''-、 .\ i!::::::::|:::/゙.,iヘ、;;;,i|ヽ:::.!:::::::::::: /
`''- \ /::.ヽ::゙イ゙〔;;;;;;;;;`L;;゙゙''イ::::::::::::::.!
`''.li. ./::::::::.\!' li,;;;;;;;;;;,!;;;;;;;,l,::::::::、::.|
¬- ,, |::::::::::::./ リi;;;;;;;l゙;;;;;/;;|,::::::.l,:::l _____
::::::::::::::`'ー..,、 !:::::::::: / / ̄ ̄二二 |::::、::.l.! . / ::::::::::::::::::::_、`¬- ..,、
::::::::::::::::::::::::::`''ー----- __ __lゝ''''二二゙"゙‐'-,./ ::::..,.. エ::::l::._>-=´::::::::::::::::,./ ´::::::::::::::::::::::~゙'''=‐-,,____
_r-一¬―-=ニ_:::::::::::::::::._二=゙::::::./ ::::::,/') / ::::tニ、::::::./´:::::::::::::::::::::::::::::::l ̄=-、::::::::::::..__::::::::::::::::::::::::::::::
〔 ̄ ̄ ̄:::::::::::::::./ ::::.,イ /;;;;;l:::::::: l::::::~/l,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| `─"゛ `゙'''-、、::::::::::
..l.:::::::::::::::::::::::: / ::::/::,! !;;;;;;;;|::::::::.|::::./:::.l,::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ゙''-、::
l,::::::::::::::::::.,ilン/″::./ .!;;;;;;;;;;;l::::::::|.,/::::::::.!::::::::::::::::::::,./ '"´
ヽ::::::::::::./ .|::::::::.,! .,!;;;;;;;;;;;ニコ!'ゝ、::::::::.!::::::::::::::::::l゙ _
._,,..〟 ._.. `―‐" i!::::::::::l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l゙ !;;;;;;;yソ-,::::::::::::.l `'、~''-、
ー'''"゛_ ''ン'"゛./ |::::::_l.i二二l匸ニリ |ニ二l匸i二二ニ! -. ヽ : 、 \
.,,iiツ'´ / ,イ .゙广 _,/;;;;;;;;;;;;;;;;;`'} .l゙゙´;;;;;;/__ | l \ ヽ. ..\ \
‐" / . / │ lヘヘ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ !;;;;;;;;;;!心 l.t ァ! l, `、, .ヽ 、 .\
./ / / .l ./〕 Lヽi;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! l;;;;;;;;iム_j_j_j_r _ヽ .\ ヽ .\ \
./ ./ / .レ゙ ! i二二l匸ニ / |二l匸二ニ| _.l゙'′ \ ヽ .`'、
,./ / / .゛ 亅 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:l \″ \. ヽ \
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
その情動は既に実物のオカズを不要とする領域!
現実の記憶からなるイメージで脳内をピンク色に染め上げるのである。
意識の乱れではなく、純粋な衝動で加速するエロスの高まり。
行為そのものに全身全霊をぶつけ続け、己を熱く激しく、燃え上がらせる。
尊厳の消滅、現実と妄想の差、現状への迷い、童貞への焦り、喪男への恐れ。
その炎の中で感じられるのは己と妄想、そしてエロス。
やがてそんな認識すら霞んで消えゆくほどに熱く速く、
本能よりも深い領域を突き進むその先にこそ。
イメージするのは常に最高の女体だ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2839
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 22:53:04 ID:k7Ku2f9s0
耳を真っ赤にしたなのはさんの指導を見てみたい
2840
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:02:53 ID:izvlEpgo0
ト、_
. __ ト、_ }i:i:i{
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\ \ .|i:{ }i:i:i:i{ ,. ィi:i:i:i} }i:{ ,. ィ ./ /
\ \. ..|i{ }i:i:i:i{ __ ,. ィi:i:i>´}i:i{ ,.ィi:i:i>´../ /
\ \ .|{ }i:i:i:i{ }i:i:i>´ }i:i{ __ ,.ィi>ォi:i:{ ./ / _,...-
. |i }i:i:i:{  ̄ ,. ィi:i:i{ }i:i:> ´ /i∧i:i', ._,.. -
- _ }i:i:/ r<i:i:> ´ /i/ V} }i:、
.}i/  ̄ ´ ´^ Vi:} ,. ィ' . ____
__. ,.ィi:i:i/... ̄ ̄
__ }i:i/ ____
. γ. ヽ ヽ”“ヾ ¬‐ - = ニ Ξ ___ r‐ュ_ ___ __
. 弋__ノ ノ .ノ ヽ  ̄ ̄ヽ`辷¬=rー、r‐、-、 、.,[|/jf≧t[l|: :ヽ,ィ‐.: . .__r‐Fi冖宀¬__r-.、..,
__. ̄ ̄ ̄ ̄ 二≠¬……… ― - ' . ...,____ノ_ノ ノ ̄辷Л辷Л辷Лjニ) )| .: .: .: .: .: .: .:└<L_.:_.:zヘ-ヘ__∧`ト、、
 ̄ └亠‐く_jI斗=冖宀¬ー =‐┬:-く_rヘ : .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: l__」ノ T⌒ヽ _
____ └ュr‐[H][H][H][Htーfi‐h-hュ‐-、ム) )〈___/___」 { _{ニ!
 ̄ 「]┬く_f辷=辷二二≧=/___,厶斗ミ________
¨¨¨К〈_厶斗‐………………(((《 〉………………┘
∨7]二ニ┐ ∨7〈
\ \ |//| / |H_」
\ \  ̄ ̄ ̄  ̄
\_人_人_人_人_人_人_人_人_人
_)
_) これがやる夫のドミナントだお! よく見ておくんだお!!!!
_)
_)
※このOIGAMIは比喩表現です。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
主砲は既に最大仰角。
アハトアハトのドーラもビックリの逸物がそそり立つ。
何だかんだと女性との関りも多いこの環境、ただのオナニーでは最早足りない。
大オナニーを、一心不乱の大オナニーを。
最近ではアルトリアに手を握られたり、はやてに豊かな乳房を押し付けられたりと
中々に辛抱堪らぬことが多い。溜まったものは解き放たれるが定め。
思春期男子の語られざる自慰行為が今、始まる――
下↓3
1.不意になのはの姿が脳裏をよぎった
2.不意にはやて姿が脳裏をよぎった
3.不意にアルトリアの姿が脳裏をよぎった
【好感度表】
なのは Lv5
はやて Lv5
アルトリア Lv5
※好感度は上下しないものの、選んだ相手と次に会ったとき、
やる夫君の言動が多少変化します。こんな安価をして喜ぶか、変態スレ主が!
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2841
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:04:08 ID:k7Ku2f9s0
1
2842
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:04:40 ID:dPlJa5F20
3
2843
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:04:50 ID:vMXEMWD20
2
2844
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:04:55 ID:py3DKCio0
2
2845
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:08:56 ID:izvlEpgo0
埋まるのが早かったな……言葉は不要か。
2846
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:13:55 ID:izvlEpgo0
..l l .! .i │ ! l l / / / / ,/
.l ! l .,! ! l ./ / / / ./ /゛
. l ! .|l .. .| ! il゙ .._ ,,..! ./ / _,.―'~ ̄| ./ ./ ,/
h, l、} l| l、 l. .l! _,...-'"// \ _ ,.. ,../// _// \ ./ / ,..-'
リ、 'l、 .l.! ll || .l,.///////////\ ./ //\ ./\\__,../~|// | / ./゛ ,..r'"
l.ヽ.l.l !| || .|.!. /\///_,.. -へ////\////// Y//|/. ./ // ___|. . / / . ,, ‐ ,..-'´
、 l ゙/Λ.l ! .⊂二⌒\ゝ-'..l゙,! ! \///////////// |. ./ ,.⊂ ⌒ ヽ. . / / ,/´
..l;; ..l .゙ll,.゙ll│⊂二 ,⊃.,/l゙.l !.// ..ヽ//////////// |./ ./...(|_,.._ ノ .,/ ,y!″ ,..-'´ _..-''
゙'ヽヽ ゙l、゙‐ ".l !.l.//l l⌒.l|.l/.ll゙ !゙/ l l゙ /|////////////| ~ .,/. _.;;!!" ._/´ _..-'"゛
, .゙'ム'、 .l l.l...U U |/////////// |. .〃 ,/ . / .,..;;ソ" .,..-'´ ,..-'"゛
ヽ ゙ヽヽl !!│|l゙ .| !| |" ,.Γ ̄\|///////////ヽ./ . / .,/ /ン'ン', / _..-'"゛ ,.. -''″
ヽ '♭ リ│l .|.!ゝ .゙..|/////|/////////////\ , ヘ、.'ンンシ'´ .,..-'"゙.,,iv‐ _.. -''″
.ヽ .゙. .ゝ.|l |/////∧///////////// ∨///ζ./ _..-'"゙,.. ;;メ!'"_,, -'"゛
、.ヽ ゝ ! |///|'///∨//ヾ/// ̄入//////.´._.ir‐ ._..-''゙_..-''彡彡-'"゛
.ヽ. " ゙ ..| //`///|///`ー-´////γ/// /彡‐',゙..-'"゙,y=゙‐'´ _,,..
.., .ヽ /.\_,/ ξ__,.-/////// /!!'彡‐'´ ...-彡 _,,, -‐''"゛
.,.\ ゙- ″ 丿////ヾ(/_//// |.'´ ._,, -'"゛ _,,.. -‐'''"゛
///// / //_ノ//|. ._,,.. -‐''"´ _,,,.. -ー''
////// .///ι////|.゙,,.. -‐''"´ ._,,,.. -ー'''''"´
'ー.. ////// (////////ノ. . _,,,.. -ー'''''"゙´
|/// / 〆\ |///..-ー''''',゙____
|/// | .∧/ \|. : ,゙,゙二==''''^゙゙´
|/// |.///|/ ( 二二二ニニニニニニニ===──────
|// ////|//|.――――――――――――――――――――――‐
|///// 人 ノ/ノ.-ニ二二,゙,゙;;;;――-
,,,. |_,./ ..,,,_  ̄ ゙̄^'''''''''――-..........,,,,__
-'''" .、 l ー ..,,, `゙'''ー-..,,_  ̄ ゙゙̄"'''''ー
. / / .//! .! || l .、 \、 ー ,, `゙''ー ,,_ .`゙'''ー-..、
/ / ./ / /! | |.|..|l .ヽ \\ `'-、\`''-、, .`゙''ー ,,_
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
内なる雄叫びを上げ、ぼんやりとした女体のイメージに色を付けていき、
眼を閉じて棹を握る。
全てを忘れ、具足へと意識を集中させ、扱く。ただ、ひたすらに扱く。
あまりに早く扱きすぎると皮が伸びるというのでやめておく。本当だろうか。
その時、やる夫に電流奔る。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2847
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:29:35 ID:izvlEpgo0
__ ---- __
_/: :⌒: : : "´: : : : : : : 、
/⌒: : 、/: : : : :‐‐: : 、: : : :\
/: : : : -ヘ: ::/⌒\ : : : : : \: : : :.
i: : : : /: : /{:/⌒\: :\: :\: : \: : ',
|: : : /: ::/: ハVハ: : : 、: : /,: ∧\∧: :.
|: : / : / {/""゙゙}: {: : : \: V/∧//ハ: :.
{/::': : :': :{ }: :、: : : : :\V/ハ: : :}: :i
{/:i: : :i: 八⌒八 : {\⌒: }⌒: : }: : }: :|
/: :{: : :{ {笊示ぅ ヽ{ ぇ示笊 }::.:}: : }: :|
': : 八: :Ⅳ、Vツ 乂ツⅥ: :,^Y : :| やる夫君……お姉さんとVOB、せえへん……♥
: : : i: ::\乂:.:. , .:.:.:.ノ : /ノ: :∨
i: l: {: {: ::込 ⌒7イ:/: \{
|:八{: {:、: :.:}: ::.. ` ´ ..: : /V: : . : :}
|' {:八{\}: : i :::.. __ イ . : / }/: : 八__
八/ニ7: : ノ: //ハ . :' /: : :'ニニ=- _
r{ニニ,:.:: :// / 〉 rく ': ::ハニニニニ=-_
{∧ニ{乂:/___ /、 {⌒\八(.:.Vニニ/-=∧
八ニニ// / У 〉 ∨.:.:.:.:Vニ'-=ニニニ}
' {ニ<.:.://〉/ / {: . |.:.:.:/ニ/ニニニニ
{_∧ニV//"´ 、 { /⌒ |∠ニニ/ニニニニ{_
//.:/ イ \ } / /|.:.:.:.:.7ニニニY ⌒ Y
__/.:|.::/, ‐y八 Y }.:.:.:./.:.:.:Lニニ{ { }}
_ノ.:.:.:.:.:.:.:.|//}⌒てぅ、 {/ '.:.:.:/.:.:.:.\}\ニ\__/
__/.:./⌒> ´ // / ⌒てぅ、 〉=- /.:.:./.:.:.:.:.:.:.: Vニ>、 __〉、
/.:.:/ '" /// { ⌒てう、 // /.:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:Vニニニニ}
{.:.:.:{ ‐'"/ 〉\: . ⌒てY / :.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:}\ニニニ',
V/:{、 __/〉\丶: . . 人/:.:/.:.:.:.}.:.:、:.:.:..:.:.:八.:.\__/{
V八\ __/\.:.:\ -r‐‐</://.:.:.:.:.:./.:.:.:.:\:.:イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
\.:ニ=-⌒ \.:.:\\ニニV.:.:.:.:.:.:.:.:.----<.:.:.:.}',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
ニ=-.:.:.\/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:/∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
/⌒\0\.:.:.:.:.:./ニニ=--/.:.:/∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
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\ `ー'J /
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ふと蘇るのは温もり。そして未体験の柔らかさ。
衣服越しに伝わってくる形ある母性。
おっぱい。
水着の時の健康的な肌色。揺れる二つのソルディオス。
それは男たちにとってのスピリットオブマザーウィル。
すらりと伸びた脚、肉感的な太もも、引き締まりつつも柔らかそうな匹夫、否、ヒップ。
おっぱい。
既に一度添い寝を体験し、更には自室のベッドで酔い潰れられ、
やる夫は一晩はやての匂いが残るシーツに思いを馳せた。
おっぱい。
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2848
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:36:14 ID:izvlEpgo0
-=ニニ=-
/:.:.:.:.:.:./:.ヽノ:.:.}is。_
イ:.:.:.:./:.:./:.:.//ミi!:.:∧:∨ヽ
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/:.:.i!:.:.:.:. i!:.:.,',ィzzミ从:.:.:.}: {∨}ヾ,
>'´ノ:.:{:.:.:.:.:.i!:.:.| 匁アノハ:.:./ニ{∧} ,
./∧i:i:{:∨i!:.:.:.:.i!Ⅵ、/:/:/ ハノノ:.:/:.:.i.} i!
/:.:./_.∧i:Ⅵ:.:i!:.:.:.リ ',i. ャ、 イ笂/:.//リ i
イ:.:.:./´`/.∧iⅥ从:.:.从、__ ‐' イ彡./:// 丿
./:.:.:.:.}-ー.{{、ヾ}i从i|、∨}i:i:iヽ,<i:.:.:.i./イ _,,,,_ やる夫君のOIGAMI、えろう辛そうやなぁ。
/:.:.:.:.:リ || i .|i:i:iノ .i:.i.、i:i:i:iヽ .i:.:从 / ≧,
iノ:.:.:./i .|| i .{ゞ´ .iノヽゞミノ iノノ./ 、 .∨/ 今から私もアサルトアーマーするさかい、
ノ:.:.:/ i ∥.∧ {、 i .ヽ,:.:.\イ./ ┘=ニニニ===≦ヽ
ノ:.:.:.ハ./ .//./ i.| i!.}is。 ゝ≦ 、`ヽ よう見ててな……♥
.、ハ//./ / .,'.i! i! οis。 ._,,。s≦´ ̄`'<_、ヽヾ
ハイ // .ノ:.i!. i! .ノ ..\__,,。≦: : : : ',: : : >''´ニニヽ
ノ' .// /i、 ', ',:.ヽ,: : : : ノ::/ : :.∧u `´ィニニ、 ∨
../ ノノ) ./ .i ヽヽ∧u./´:::::::::/ : :∧: : : ゝ´,。彡/〉
./ノ , ./ `''< .∧/:::::::::::/ u: : i'.: : : ゝ≦ノ'´
. // /イ `'<}::::::::::::, : : : |∧: : ',
' / / ∥、:::::::, : :..:.|:::∧: : u ,
' ,イ __ .`''< .∥ ヽ::, :..:u:.|::::}∧: : : .,、
. / `ヾ≧s。.`''<≧s。y:.:. : : : : :|人 : : .i \
/ `ヾ -=ニヽ< : : : : : :.:.| \ .∧: : .,.ヽ ヽ
{ / >''´二二二二二i} `''<:..:.:.リ}is。 .ヽ∧: : |/' .)∨
Ⅵ >''´二二ニニニ=ー `''<ニニ}is〈 }: : . |_,,,,{/
〈 >''´二二ニ=ー `'< .ハ |ニニ}
ゝニ二ニニ=‐ `'< {ニゞ
乂ニ/ .\ ',
>=ニ=-: : : : : : : : : : : : : : u: : : : : : : : : : : : : : .\',
`''< ̄ ̄ ニ=-ニニニニニニニニ}is、: : : : .ヽ
`ヾ /ノ }is、: : : : .ヽ
}is。: : : : .\
≧s。: : : : .\
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/ u ..(__人__) \ おっおっおっ。
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,.'´ _,、-ー-、 ` 、 r.、 _)}-、、
,ィ.:.:::.ヽ .:.: ,roュ ヽ ,, ヽ 〉く// __j l
/ .;;:'゙ `ー‐‐' ヾ ヽ {{_〉〈 f_フ { 、
(__人__) :;:; ⌒ヽ i ー ^、'_ー^ ー′
l r==ュ ι u,,,, 1 ゝ-`
| jト、 `ヽ ι `ヾ i {ヽ、-、- 、
| .ノl L_」! `ヾ ノ ハ/´_)ヽ ) }
レ'ー─- '' ''′ι u ノ ー'′)- ' `´
( .:;;.. .. . . .. ,,,;;:;.:.:.:.::  ̄`¨` ヽつ
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/.::;ミ、;;;;;;;;:;:;:;::.::.:.:.:'´ .:.::;;;リ.:.ι:::.:.:. `´ ノノ
/.:: '.:.;:;;;、 .::;:;:;:: ι .:::;:;:リ.:.:.:.::::::::.:. /´
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頭の中が真っ白になる。他にも色々と真っ白になる。いや、濁ってはいる。
解放のカタルシスに脳が支配され、快楽によってスパークする。
無自覚に荒くなる吐息が溜め息へと代わり、ぱたぱたと液体が落ちる音がした。
暗闇と静けさの中、興奮は過ぎ去り、意識が現実へと急激に引き戻される。
握りしめた具足から手を離すと、いそいそと追加のティッシュで鈴口を優しく拭い、
下のティッシュと一緒に丸めてゴミ箱へとシュートした。
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2849
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:38:48 ID:izvlEpgo0
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/:::::::::: \ 知り合いで、抜いてしまったお……!!
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\:::::::::::::: /ヽ
/::::::::: くゝ )
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ぽろりと一粒、具足から発射されたものとは別の雫が落ち、シーツに染みを作った。
現実と理性が興奮に我を失っていた意識を覆いつくしていき、
そっとズボンを上げ、身体をベッドに投げ出す。
次、どんな顔をして会えばいいのだろうか。
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2850
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:39:06 ID:izvlEpgo0
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2851
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/20(月) 23:44:11 ID:izvlEpgo0
. . .-─‐-. ミ
|: : : : : : : : : : `: ..
|: : : : : : : : : : : : /
}Ο : : : ◯: : : :,′
: : : : : : : : : : : :i 今回はここまでだ。
{ -===- 、: : :. :.|
〉: : : : : : : : : :ノ 人間、色々溜まることもあるだろう。
i: :`ニニニ´: : : : ‘,
__/ : : : : : : : : : : : : i 不満、疑問、ストレス、悩み……
___ /.: : : : : : : : : : :‘,.:.三|
/ :::: ヽ: : : :‐--∧_: : : : : : : : : : :./:|: : : | そういう時は、適度に自分を許し、外に出してあげるんだ。
.′ :::::::‘: : : : : : }/∧ア´二二ヽ:/ | : : ‘,
. ‘::::::::::::::ノ: : : : : :ハ \{/: : : :/⌒゙ヽ : : :‘ 相手がいれば相手に、いなければ一人でも、
. ゝ-=彡-──<¨¨゚‘; .: : :./:::::::::::::::} : :. :.|
\: :′:::::::::::/______」 出すだけで少し楽になれる……そういうものだ。
弋:::::: /
`¨´
, -‐ ‐- 、
/: : : : : : : : : : ::',
, ': : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : : : : : : : : : : : :○:', 次回は来週の月曜日、7/27午後八時からとしよう。
ヽ : : : : : : ○: : : : : : : : :',
. `ト : : : : : : : : : : : _,-‐'`iヽ _ あ、モコイさんは常にパンイチだからね。シコっていいのよ。
i: 丶: : : : : :,-‐'´__,-‐'´: : : `ヽ
| : : :ト: : : : `-‐´ : : : : : : 、: : : 丶 それじゃあシーユーアゲイン。いいか、俺は労働が嫌いなんだ!
| : : :'、j`-‐ : : : : : : : : : : : \: : : ヽ
丶,,:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : | : : : i
`ヽ: : : : : : : : : : : : `ー‐'
ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
2852
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:45:31 ID:dPlJa5F20
乙でした
2853
:
安価のやる夫だお
:2020/07/20(月) 23:52:51 ID:vMXEMWD20
乙
2854
:
安価のやる夫だお
:2020/07/21(火) 00:00:55 ID:VJ4ajZd20
乙ー
2855
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:25:46 ID:dw86TL2c0
【番外編:なのはorアルトリアで抜いた場合】
―==二ヽ ____
, イ:.:.:.:.:.`:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧ 、 -- 、
/≠ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.:.:.:.‘,
〃/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.-‐‐、:.:.:.:.:.∧
/ /:.:.//:/:.:.:./:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ‘, ̄/:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.∧
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i:.:.//:.:.:!:.丁T:!:.:.!:≦、:.:.:.i:.:.:.:.: }:./|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,:.:.∧
|:.{|:.i:.:.:.:l:.:心、:{',:.{ \ヽヽ:.}:.:.:.:.i/:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..
l:.ll:l !:.:.:.l',l弋シ| マ{ え≧、:.i:.:.:.:.|ヽ:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
リ || ',:.:.|:.:ト// ` 乂 シゝ:.:.: | }:人:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘,
| ',:.:|:.ト ヽ //// |:.:.:.ト:':./ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
マl:.l::ヘ マヽ , イ:.:.:.!≠ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l やる夫君ったら、私のこと、そういう目で見てたの……?
/::l:.l::::::ヽ-- 、≦ -|:.:.:// |、 ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
/:::::l:.l::::/ 〃7 }:.:/ /::\ Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : l いけないんだから……♥
∠--- ゞ、 /// | ', ,/:/ /:::::::::::\ Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
〃 _ -‐/-≠ | | イ / ′::::::::::::::ヽ ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.l 他の子にこういうことしちゃダメだよ?
/ li /::::::;ゝ´ ヽ――‐ ヽ::::::::::::/::| ‘,:.:.:.:.:.:.:.:l
. ,{ il /::/ _ ヽ ヽ:/::::::::::! ‘,:.:.:.:.:.: l
《 \ l 〃 , ´ 、 /|::::::::::::::::l_ .:.:.:.:.:.:.l
//r≠ゝ l / / ‘, l:::::::〃 ヽ| ‘,:.:.:.:.l
/ ゝ--ゝ, i i/ rヽ i l:::::{{ } ',:.:.:.:.:l
i ゞニニ⊃ ゞ { i ! il::::::ゝ、_/| }:',:.:.l
l ≠ーT、 } ‘,ノ、 `ヽ、::: : | }:.i:. |
l__ / | | ヽ、 ノ ‘, ∨ ---{ }:.:i:. |
ー― ′ ! ! ヽニニニ ̄ }rメ\__ ヽ /:.:|:.:.!
‘, l ゝ―--、 // 7---、 | /:.:.:.l:./
‘, l `ヽ /ノ / ヽヽ| /:.:.:.:.:/
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見慣れたはずなのに、強烈に自分の本能を刺激するもの。
普段は意識しないようにしてきたのに、なぜかこの時脳裏によぎった。
おっぱい。
しなやかな四肢、ジャケット越しでもはっきりと存在を主張してくるもの。
おっぱい。
彼女自身の距離感がはっきりしているので、はやてほど近くで見たことはないが、
だからこそ掻き立てられるものがあった。
おっぱい。
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2856
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:25:56 ID:dw86TL2c0
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/:.:.:ヽ
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━╋━╋━┓ ハr, {:.:.|:.:.:.:..j:.//__メ-ィ:.}:.:.',:.:.',⌒ ≫
┃ ┃ ┃ r、 { ', V ∨~ヽ:ノj'{.:.{ .○ヽ. j/:.:.:.i:.:.:.:,
┃ ┃ _ヽヽ! ',. V __ r''>''"´:~:~: :>、:.|/// .ハ:.:/:./}:.:.:.}
┃ ━╋┏━┓ ヽ` }' /,..イ:´: : : : : : : : / : :.ヾ!u {ツイ:./ .j:.:./
┏╋┛ ┃ ハ _i: :/: : : >'' ⌒∨: : r-ハ__7イj:/ .i/
━┓ ┃ ━┛ ヽ../ }`i^"´ |ヽ: :{ } }:.:.:.:.:∨
┃┏━┓ { ノ メ } }: :ヽ ! i!:.:.:.:.:.∨
┗┛ ┃ _,r=ミ  ̄ ヾ´-、 { .∧ '; : : ヾ ヽ:.:.:.:.:.∨
━━┛ ___,,.. >.:´ : : : : :`ヽ \::\. ',- '' ', ヽ: : :.{ \:.:.:.:ヽ
┃ ┃ ’ ,.イ: : : : : : : : : : : : :.\ ヾ=ミ }. ', ーi! \:.:.:.:\
┃━╋ | ./: :′.: : : : : : : : : : : : : :.\ ',:::} , ,.: ', , ヽ:.:.:.:.∨
┃ ┃ ,r=ヽ'´ ̄`>く´..゙:.i : : : : : : : : : : : : : : : : } :\j:::!_/⌒ ヽ ,. ', i.:.:.:.:.:
┃ ┃ / `)′.゙: : : : : : : : : : : : : : :ハ: : : \ ` ̄} :, }:.:.:.:.:}
┻┓ / f: : : : : : :.Y^V..: : : : : : : : :{`゙''ー-\ ! V /:.:.:.:/
━━┓ / 〃〃| : : : : :fヽJ. !゙: : : : : : : : : :, ヽ. :. .} /:.:.:/
┏┫ f !: : : : ヽ. |.゙: : : : : : : : : :, \ , i ./:.:./
┏┛┗┓ | _込、: : :./ /..゙: : /: : : : : :', \ ', | {:.:/
━┓ ヽ.__,. ´ ̄`” `テ′ / : :/: : :>''´ ̄ ', .!
━━┓ / Tヽ.__/.:..>r' '´: :> 、 } > ⌒ヽ
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・/・ / , >.. }/ \ノ
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/ u ..(__人__) \ おっおっおっ。
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,.'´ _,、-ー-、 ` 、 r.、 _)}-、、
,ィ.:.:::.ヽ .:.: ,roュ ヽ ,, ヽ 〉く// __j l
/ .;;:'゙ `ー‐‐' ヾ ヽ {{_〉〈 f_フ { 、
(__人__) :;:; ⌒ヽ i ー ^、'_ー^ ー′
l r==ュ ι u,,,, 1 ゝ-`
| jト、 `ヽ ι `ヾ i {ヽ、-、- 、
| .ノl L_」! `ヾ ノ ハ/´_)ヽ ) }
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アカチャン・カワイイ……スゴイヤバイ級の快楽がやる夫の脳内を支配する!
その様は実際ツキジめいていた。幾らオナニーがチャメシ・インシデントとはいえ、
恩師の身体を思い浮かべた行為は正しくヨイデワ・ナイカ・パッションに値する。
おお……ナムアミダブツ!
激しく前後していた手が止まった途端、奥ゆかしく射精が行われた。ゴウランガ!
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2857
:
安価のやる夫だお
:2020/07/21(火) 00:26:02 ID:GrQwB77o0
お疲れさまでしたー
リビドーも大事よね
三大欲求だもんね
2858
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:26:06 ID:dw86TL2c0
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/::: \
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/:::::::::: \ なのはさんで、抜いてしまったお……!!
|::::::::::::::: |
\:::::::::::::: /ヽ 悟られたら殺されるお……
/::::::::: くゝ )
;|:::::::::::: / ;
;|:::::::::::::: イ ;
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ぽろりと一粒、具足から発射されたものとは別の雫が落ち、シーツに染みを作った。
現実と理性が興奮に我を失っていた意識を覆いつくしていき、
そっとズボンを上げ、身体をベッドに投げ出す。
次、どんな顔をして会えばいいのだろうか。
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2859
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:26:18 ID:dw86TL2c0
{ {
\ |l|w/L ,r_/ \ |l|w/L ,r_/
\\{w└ ¨ ´ / \\{w└ ¨ ´ /
\´ 彡x \´ 彡x
三 ≡ = - 三 ≡ = - > ; ’ ∠─ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 > ; ’ ∠─ - 三 ≡ = -
/ }| / }|
/´ヾ, r、r‐|^` /´ヾ, r、r‐|^`
. // }´ // }´
.,、丶'  ̄ ̄``丶、
\
_/ \ \ ヽ
/ ::\ \ \ ',
/ '" :' |ヽ \ ヽ i
/' / / ::/ .:| :,斗‐|\一 |
/ノ :/ .::/.:| /:| |,ァf笊气i\ハ ヽ ;
i /i . ⌒从 ' |/ 乂ッ' | i V、
人(:.:|.: /爪ハ .|: |: : :. \
//' /:/:|:/ :∧ゞ} :::::::: .!: | : : i: :. \‐-ミ
( 八(:/ : : .:/ 込 ` V フ 八 ': : :,: \:. \ \、 案ずるな、私に任せておけ。
\.:i: i.: ::::::' ` .,_ イ|:: /|)' / ハ:: ヽ ))
|八:∧i __r――ぅr' ノ/二人 ノ' }/ 優しくしてやる……♥
ヽ _//:::::|二/_:| /二二-――=彡 ハ .
_ -‐≠r‐:┘/ノ ̄\二 /____ / ノノ
/::::::: イ  ̄ |ニ/√ノ::::/八二 //二二二i /
/:::::/ 〉二 // ノ /:::::/:::i/ ヽ/ニ/二二ニニ|
ノ::::/ r{^V 、/ 彡_/::::::,:::::/'///ニ/二二二二,
/:::/ へハ、〈⌒\二=- /:::::{///|ニ, 二二二 /L
. /:::/ 乂 )、_〈` ¨ ヽニ八::::::V// 、{二二=/ニ/
,.:::: { 〈ニ\ } ∨ニ∧:::: V///〉 ‐=彡 / |
i:::::::.、  ̄〉::人 、//∧:::::V/∧‐―=彡二|
、:::::::i {/:|二\ / ̄ ̄i::::::i//∧_ /二:|
\/ // ̄ ̄: > \ニ/ニ|::::::|::::::「― ミ二 ∨
/:::/::::::::::::::::::::::::::::::: ー=彡::::八ニ\二\二 i
/::::::/ -――- :::::::::::::::::::::::/:/二 \ニ\ニ )=リ
/:::://:::::::::::::{ニニ/=- __:彡イ::::::::::: \二二二 / ̄ \
i::/⌒ヽ:::::/::::∧o/二二二二/// ̄ ‐-=:::_::::::::::::::::::::::::::〉
|/ ∨__:/ニ:V二二二二////////////,\::::::::::::::::/
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i二 へ /=/二二ニ|///////// -―……彡
j/ /二 /二ニ八//// -=二二二二ヽ
. /二二/二/: : ヽ/―=二二二二 ノ
(二二二{_/: : : : : : |: : : : : : : :― : : :i
|: : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : : :|
: : : : : :/ : |: : : : : : : : : : : : ,
、: : : /: : /\: : : : : : : : : :/
}:\-――…━一: : : : : :/
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ふと、指先に細く柔らかい感触が蘇った。
儚げな少女の指先から、女体が輪郭を帯びていく。
次に、未だに記憶の中枢に焼き付いているスーツ姿が思い浮かんだ。
華奢な肩と、しっかりと女性的な曲線を描くパンツルックの下の腰つき。
そういえばあの時、甘く柔らかい匂いが鼻腔をくすぐってきた気がした。
決して肉感的というわけではないが、綺麗なものに性的魅力を感じる
背徳感に何とも言えない興奮を覚える。一種の魔性とでも言おうか。
豊満なだけが色気ではないと思い知らされるかのようだ。
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2860
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◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:26:28 ID:dw86TL2c0
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//// 〉ヽ
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'"/ ヽ ` 、
>'" .. // ', V '., __
.. ∥ | l } .}、 .} i.W' <\=\
/ ,ィゝ| ! |ー=ニL/ }/} l } ヾ〉ニ}ヽ
〈 `〜、" ノVl ノ|/イ ,ィ云ァ/ ,' 、 {=ヾム|
'., \ }ヾrッ .::::/ , ./ ノ /ゞ==彳|
, '"~` 、}: :{` /イ / ./=彳 イニ|i∧ .ノ あなたという人は、なんという趣味を隠して……
\ / `'< f¨ヽ// / ./>'"〈三ソニ∧
\ ` 、.{イ { / / `ヾソ まあいい、好きにするがいい。
`ー ` ./ { .! | {
>、 ', { { {∨ l/ /v', 今回だけだぞ……♥
/\ ', .乂_':,} / / \
/、_____ ノ { /イ}
/ ____ ``〜、、 /
,' ./ニニニニ\ ``/
{ {ニニ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
:. r≦=/ ,ィ二二"''〜、 jI斗- 、、\
丶V_./ >'"´ \ \¨´--- 、、 ``〜、、
, -= / /' '., `'ー―‐、― 、、 ``〜、
/=./ // V' ',"~~"''〜、 ',
//' / V :. ',
/ , ' W' } ヽ ',
_./ ,.' W ,' / V
// ./,.' W' / .,.' V
〈=/| ./ / }`¨¨¨.:'、 / W
. /=| / /{ ,' / ヽ / W
〈二|./ /'∧ / イ >'" }
. `¨|' /二'∧ , -=彳 >''" }
. ! / V二 -\ /:`: . __ ..イヽ、 .:
⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ
○
о
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.. ___
/⌒ ⌒\
.. /<○> <○>\
/ u ..(__人__) \ おっおっおっ。
| |r┬-| u |
\ `ー'J /
/ \
,.-──‐- 、 _
,.'´ _,、-ー-、 ` 、 r.、 _)}-、、
,ィ.:.:::.ヽ .:.: ,roュ ヽ ,, ヽ 〉く// __j l
/ .;;:'゙ `ー‐‐' ヾ ヽ {{_〉〈 f_フ { 、
(__人__) :;:; ⌒ヽ i ー ^、'_ー^ ー′
l r==ュ ι u,,,, 1 ゝ-`
| jト、 `ヽ ι `ヾ i {ヽ、-、- 、
| .ノl L_」! `ヾ ノ ハ/´_)ヽ ) }
レ'ー─- '' ''′ι u ノ ー'′)- ' `´
( .:;;.. .. . . .. ,,,;;:;.:.:.:.::  ̄`¨` ヽつ
\::::::::::::::::::::.:.:.:. . :.:.:'''´.:.:.:. ji'.:.:ノ rーr⌒i
/.::;ミ、;;;;;;;;:;:;:;::.::.:.:.:'´ .:.::;;;リ.:.ι:::.:.:. `´ ノノ
/.:: '.:.;:;;;、 .::;:;:;:: ι .:::;:;:リ.:.:.:.::::::::.:. /´
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
乳。
尻。
腿。
唇。
項。
髪。
背。
指。
脇。
足。
「――ぬふぅ」
たまらぬ射精であった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2861
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:26:39 ID:dw86TL2c0
____
/::: \
.. /:::::::::: \
/:::::::::: \ アルトリアさんで、抜いてしまったお……!!
|::::::::::::::: |
\:::::::::::::: /ヽ あの人、勘鋭いし……なんかバレそうな気がするお……。
/::::::::: くゝ )
;|:::::::::::: / ;
;|:::::::::::::: イ ;
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ぽろりと一粒、具足から発射されたものとは別の雫が落ち、シーツに染みを作った。
現実と理性が興奮に我を失っていた意識を覆いつくしていき、
そっとズボンを上げ、身体をベッドに投げ出す。
次、どんな顔をして会えばいいのだろうか。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2862
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/21(火) 00:27:15 ID:dw86TL2c0
以上、一口サイズのおまけ投下だ。
みんな違ってみんないい。おっぱいの大きさは心の大きさではない。いいね?
それじゃ、今度こそシーユーアゲイン。
2863
:
安価のやる夫だお
:2020/07/21(火) 07:34:31 ID:sHwluEgI0
乙でした
2864
:
安価のやる夫だお
:2020/07/24(金) 01:50:13 ID:JkzUyrsY0
ぬふぅ
2865
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/25(土) 21:28:23 ID:s/8PUWdQ0
ハロー。
すまない、最近wifiが激重な状態が続いていてね。
具体的にはAAMZ viewerすら開けずタイムアウトする。色々試したがダメだった。
月曜日にはけろっと直ってくれているいいが、
一応、投下はない、くらいに考えておいてくれると嬉しい。
本当にすまない。何とかしてみるから待っててほしい。
2866
:
安価のやる夫だお
:2020/07/26(日) 06:33:07 ID:OpIUNlOU0
乙
なんとかなって欲しいネ
2867
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/07/27(月) 17:27:14 ID:A16dP6hE0
すまない、やはり今日は無理そうだ。
八月始めには直るかもしれない、らしい。
そうでなければ修理だ。しばらく待たせることになりそうだ・・・本当に申し訳ない。
2868
:
安価のやる夫だお
:2020/07/27(月) 19:11:57 ID:J94RTIO20
oh...
外部の機器問題か?
どうしようもないね…
2869
:
安価のやる夫だお
:2020/08/03(月) 23:37:10 ID:xzufjbjM0
とりあえず生きておられるようでよかったです
2870
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/06(木) 17:47:48 ID:aXWoBOXY0
ハロー。
とりあえずwifiが復活したので、投下再開のお知らせだ。
長いこと待たせてしまって本当に申し訳ない。
次回は来週の月曜日、8/9の午後八時からとする。
2871
:
安価のやる夫だお
:2020/08/06(木) 18:09:46 ID:hhkjMZew0
ハロー、9日は日曜だぞw
2872
:
安価のやる夫だお
:2020/08/06(木) 19:16:45 ID:57yw57NA0
復活おめ!
2873
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/06(木) 19:50:10 ID:aXWoBOXY0
あー、ほんとだ日曜だ。モコイさん疲れてるみたいだ。
10日の午後八時でね。またね。
2874
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:03:19 ID:rneH2lU60
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| 、 - ‐‐ -,
|:::::::::::::::|,´: : : : : : : : :
|:::::::::::::::|゙i : : : :○ ○゙i ハロー。
|:::::::::::::::|}: : : : : : : _ _ _l
|:::::::::::::::||: : : :-=´_ _,´
|:::::::::::::::||___ : : :丿
|::::::::::::::(_____ノ´||
|::::::::::::::(_ノ / . . . ||
|:::::::::::::::||/ ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
2875
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 20:09:14 ID:vUOlCEW.0
ハロー
2876
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:11:37 ID:rneH2lU60
,- ‐‐ - 、
r‐イ: : : : : : : : :`,
i /○ ○: : : : / /` 、
i_ _ _ : : : : : : :{ / : : /
`,_ _`=-: : : :| ノ : : / お久しぶりの投下だね。最近はすっかり夏バテも相まってゾンビモードだったよ。
i: : : : :_: : : : :'y´ : : : /
`-‐、´: : : : : : : : : / ああ、今は元気だ。じゃ、やっていこう。
ノ : : : : : : : : i´
/ : : : : : : : : : :|
i: : : : : : : : : : : !
. (`ー‐- -‐ _}
2877
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:11:48 ID:rneH2lU60
__ _____ __
| |/─ ─ \======| |
|/ (ー) (ー) \ | |
/ (__人__) ヽ | |
_rーー‐‐- 、_ / ̄ヽ___| |
__ノ ̄ ̄ ̄ ̄` ヽ__`-ー´⌒ヽ_ノ ./| |
/ ̄ ヽ_ _ ーー ヽ__ ヽ、.../ | |
ノ `ヽ/| /| |
/ ) |/ |_|
/ | |
/ |/
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
意識が覚醒して最初に聞こえてきたのは、何かが弾ける音だった。
戦場で聞くような火薬の音とは程遠い、穏やかなものを感じさせる音だ。
ぼんやりとした頭で、その軽い破裂音を聞いていると、
当然の疑問が今更ながらに浮かんだ。なんでこんな音がするのだ。
不審に思って毛布を跳ねのけ、上体を起こす。
重たい瞼を持ち上げながら、音の正体を探した。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2878
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:19:35 ID:rneH2lU60
_ r―ァ-、―- ミ
/>''"~"''<⌒l ` <
7//ヽヽヽヤ⌒〉 \
ψ/// ソノ }-〈 .| ヽ ∨
r{ゞ、>''´/ / Y′ .|| ハ ∨
}ヘゞ`''<彡‰ソ ! ! !\ / l| トゝ
V乂三∠⌒)´ !∧| | .」ノレ' | リ |
廴乂_)ノl l 八(l ヘ八ソ`メ|/ /
>''⌒7^Y⌒ ヽ、,人| ヘ{`¨乂レ′
/===/`nヘ=====\ilN |.、_ / おはよう、ヤルオ。よく眠れたようだな。
\=/===l.l= \===/ | | /
´/====|.!==== <´≧〈从 |´ 「アルトリアさん……? お、おはようございます。
_≧s、_ノハ_==== マニニゝ-`‐…¬冖ニニアl
_ <ニ/ニ二二Y  ̄ ̄ ニニニr'ニニニニ>''´ =| けど、なんでここに」
r<ニニ/ニニニニ/二二二ニニニ|ニニニ/二二ニ|-「ヽ∧
∨=ニニニニニ二/二二ニニニニニニニニニニニニ上′ニニ\ 今日は私も非番だったからな、やることもなし、
Vニニニニニ/:⌒"''<ニニニニニニニニニニニニ乂ニニニ
{/ニニニニ/ : ` マニニニミニニニニニニニニ\ニニ こうして邪魔させてもらっている。
<=/ニヘ二/ : `'マニニニミニニニニニニニニ>
〈´ニニ二∀ ':, `'マニニ/冫、ニニニニニニニ ……安心するがいい、迷惑はかけん。
}/二二{ ,' ':, : : ̄i .イニ=}`''<ニニニニニ
/ニニニニΚ ,' ' : : /ニニ=/ `''<ニニ
. /ニニニニ∧\ ', _ イ二二ア `''<
/二ニニニ/ ∨_\ ', _ <ニニニ/
. /ニニニニψ V二`‐┴―≦ニニニニニリ
. Yニニニ=/| VニニГニニニニニニ彡〈
{ニニニニニ/ヽ. {ニニヘ二二二ニニニニ/
∨二二ニニニ\ /二二/二二ニニニニニ|
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
そこには、キッチンに立つアルトリアの後ろ姿があった。
いつもの黒いドレスに簡素な麻のエプロンを付けた様は、違和感ばかりが感じられた。
ぎこちない手つきでフライパンを軽く揺すり、換気扇に吸われていく煙を前にして、
無言で手元を睨みつける彼女の横顔に、呆気にとられた。
なんともいえない非日常感が、見慣れた私室に鎮座している。
そういえば、アルトリアにはルームキーの認証ID、つまりは合鍵を渡していた。
時々部屋の前で待ちぼうけしている彼女を立ちっぱなしにさせるのは、
と渡したものだ。
錆びた機械のような挙動でフライパンの中身を皿へと移すと、
アルトリアは部屋の中央のローテーブルへと上品に置いた。
白い丸皿の上には、オムレツとソーセージが並べられている。
脇にはソーサーの上に置かれたカップがある。
アルトリアは湯気の噴き出るティーポットをいつの間にか手にし、
見惚れるような所作で紅茶を注いでくれていた。
「朝食だ、食べておくといい。味は……保障は、できんが。
朝食、というよりも、こうした習慣というものは大事だ。
粗末にすると心身ともに不安定になっていく」
そういうと、アルトリアは口元を綻ばせて、妖しく目を細めた。
寝起きのだらしない姿を見られたということと、
自室に女性がいるという緊張感と高揚感から、
慌てて「か、顔を洗ってからいただきます」と一言断ってから洗面所へ駆け込んだ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2879
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:19:49 ID:rneH2lU60
____
/ \
/ ― ―
/ ( ●) (●)' ∫
| (__人__) | ∬ 美味しかったですお……ごちそうさまでした。
\ ` ⌒´ .| ̄|
____/ ー‐ '-|_|) 「ああ」
| | / / __/
| | / / | アルトリアさんは、朝ごはんは食べてきたんですかお?
| | (  ̄ ̄ ̄⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
_ -――――- _ __
∠ ` 、_}_
/ 、 ` 、⌒ヽ
/ / \ ', /
/ / ' | '/\
' ′ / | | 、ノ}
l{ / { /{ { | | | ̄ア}ノ\
八 | ', l 、 { l 、 | |/ ハ___ノ
\|', ∧| | \_{\|\\| | / /⌒} 簡素なものではあるがな。
| ∨ャ竿ミ 斗竿ミ| |/ /__ ノ
| ∧ Lソ Lソ | |ヽ/⌒\ 歯を磨いてくるといい。片づけておく。
| ハ | |ノi:i:i:i:i:i:i:\
l 込、 ' | |\i:i:i:i:i:i:i:i:i:', 「いや、自分の分は自分で」
| | \ r_、 ,| |、i:i\i:i:i:i:i:i:i:}
| | 、 イl| '{i\i:i:)_i:i:/ そうか。
人 | l` ‐ ´ l| /i:V⌒i: ̄{
、| f≧======≦_| ,'⌒i{i:i:i:i:i厂
_-=ニニ=- __ノvニニニOニニニ=|/二⌒⌒^
_-=ニニニ/ニニ\ニOニニニニニノニニニニ≧ァ≦⌒\
_-==ニニ {ニニニニニ/\ニニニニニニニニニニニ/ニニニニニ',
_-=ニニニニ〉二二ニ\/二二二ニニニニニ/ニニニニニニニ',
_-=ニニニ/ニニニニニ/二二二ニニニニニニ/ニニニニニニニニ',
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
慣れというのは本当に恐ろしい。
リンクスになりたての頃の自分が、この光景を見ればどう思うだろうか。
きっと腰を抜かし、混乱するだろう。
けれど、この特殊な状況を受け入れ、それが当然に擦り替わりつつあった。
戦争に参加する。帰ってきて、暖かい布団で寝る。
美味しくて腹を壊す心配もない食事を満腹になるまで摂り、
気が向いた時には誰かと出かけて遊んだりする。
戦う理由や意義といったものは未だ判然とせず、心の底では迷いが燻ぶり続けて
いる。ただ、満たされた時間に浸かる日々の中で、初めて安らいだ気がした。
優しい夢でも見ているかのような気分だった。
外に出れば、そこにあるのは戦場だ。
今や、世界の大半は戦場と化している。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2880
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:25:41 ID:rneH2lU60
__ 〈 "''+、: :
/ヘ \ 、 \: :
: : ,:.,;_: : : : . . / | | \ \_____
: : (^丶`'':..、、: : l{\ | | ´"'〜 、、 `、 \\ >
: : \ `ヽ:::::ヽ、: : |{ \__| | \ `、 >/: :
: : __>‐へ:::::::>''゛八 |:.、 \ `、 ,/: :
: :r‐…ァ'''""´ ̄ / \ .厂\ |\ノ /: :
: : ,、 -‐''’ __ニ/ )>=イ//// \ | \: :
.: :,.+'゛ __ニ‐ / || ///////\__/ `〜、、 | \: :
: :,.+'゛ __ニ=-‐  ̄ ,,、+''"| || ,/////// /< |\.,| /⌒\__: :
: :〈… '''"´ ,、+''´ ̄ ̄ | ノ || /////// / ̄ ̄ \ 丶 ,// "'〜、 ⌒\: :
: :´7''〜、、__/ ,,_ |/ |Λ/////_,/< \ \| // \ \: :
: :/ / Λ /\ / 〕"〜‐┘ _厂[__\ \ 八 // \ ` 、
.: :|,/ / }__////\_,/ //〔 ゙''<二「 : : : : : : \\ ,> 寸{ `` 、、
.: :/ / \/ _,/ / ´"''〜 ., ゙Y: : : :\/ \ ゙ト ., ``
: :{ / -‐'"{ /¨ / ゙/: : : : : :: :|\ { \
: :{ { { / / / : : : : |.. \ { \
.: :{ /\ / /: : : :|. \ { \
: :从 〈: :/^\_,/ /: : : :| '{ `、
.: :/ `、 .∨, 〕"'7〜 ., /: : : :\ { `、
.: :/ `、./ ̄/\/ / ´"'〜′: : : : \ .∨ `、
: :/ ̄´"''ミ / / /,/'}|´"''〜 ., 〕: :: . : :\ ∨ `、
:.:/ / / / }| ´"''〜 :,: : : :`、 ∨ `
:/ |___/ / |{/ ´"''〜 ., |: : : :`、 .| }
: : // | Λ | ./´"''〜 ..,_ ´"''〜 ., |: : : :` | }
: : /〈 l Λ | / /⌒/ニニニニヽ: :: : : :` | }
: | ../ \{___〉 / /⌒\{ (二二二二二)-、
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
現代における戦争とは、即ちビジネスだ。
世界を回すために経済活動の一環に他ならない。
資源の奪い合い、土地の奪い合い、単純な他企業の妨害。
そこに思想や理念は関係ない。民族も宗教も関係ない。
殺し殺され、壊し壊され、世界は回る。
かつて国家間における力の象徴とされた核ですら、今となっては過去のものだ。
どういう事情かまでは自分は知らないが、今では利用された形跡すらない。
現代における力の象徴はコジマ技術であり、その申し子たるネクストだ。
かつての文明は、作ることこそが世界自体のライフワークだった。
現代の文明は、奪い合いこそがライフワークだ。
経済を回すことと戦争をすることは最早同義なのである。
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2881
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:42:45 ID:rneH2lU60
( .ノ
ノ ノ
( (
___ )
)> ゛  ̄ ̄ <
/ ,....................,,_ マ
〃/ -´::::::::::::::::::::::::::::ニ- _ \ヽ
//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
>.: ,'/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ム : V
/ .{ .{!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ム j }`ヽ
〃 . { V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}.: : 寸
/ .j マ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j,' j マ
/ .∧ マ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〃 ,' .マ
; ∧ `<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>` <( , ___
{ i ム ` -=======‐ ゛ ( マ , 〃............`ヽ
{.;{ ゝ. イ⌒ヽ マ }! イ.......................}!
ムム . イ`ー=彡 .〉>..........。s≦、...........ノ
∧/, \≧=-_-=≦> 。 ___ イ......。s≦´ ⌒ヽイ
/ ∧/, >''"゚~......⌒ヽ..`.~゚.........。s≦´ ,′
/ ∧/ , /../......................〉....〃´ ./
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
戦争こそが経済活動における主な舞台であり、その舞台に上がれぬ者が
下級市民として延々と労働に従事し、配給で食いつないでいく。
そして、戦争にネクストを駆って参加するリンクスである自分への報酬は、
この充実した衣食住と娯楽の数々、そして、こうして与えられる平和だろう。
こうなってしまっては、元のスラム暮らしには戻れそうにない。
野性となった獣は檻には戻れないというが、人は逆だ。
檻の中で与えられる餌の味を覚えたら最後、野生には戻れない。
それもまた、自分がネクストに固執する理由の一つなのだろうか。
そうだとしたらなんとも小さな理由に思えてくるが、すぐに違和感が湧いた。
今、端末で自分の口座情報を出せば、かなりの額が書かれているだろう。
ネクストに乗らずとも充実した生活を送れるだけの額が。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2882
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:46:16 ID:rneH2lU60
____
/ \
/ ― ―
/ ( ー) (ー)'
| (__ノ、_,x ,--、
\. `ー< ヾ zヽ ズズ…
____/ ー‐\/| |
| | / / __ノ
| | / / |
| | (  ̄ ̄ ̄⌒ヽ. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
最近、自分自身のことが分からなくなってきた。
自分自身について考えるようになってきた、と言うべきかもしれない。
自分はどんな人間なのか、何がしたいのか。
何を良しとし、何を憎んでいるのか。
仮に問われたとして、何一つ、答えられないだろう。
他の人達は、どうなのだろうか。
自分が何者で、生きる目的や理由、好むものや憎むものを、
正確に答えられるのだろうか。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2883
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 20:50:56 ID:rneH2lU60
,、ハ,
ノ .::::v!
l .:::::::::|
r ‐- ‐'7
r ´  ̄  ̄ ヽ
/ ヽ
/::: ト .__ イ ⌒j
7⌒ T´ ̄ :::::::::/::::::|'
/ イ:::::::::::::::::::::レ':::::|
ヽ.:::::|::::::::::::::::::::::|:::::::|
`ー!:::::::::::::::::::::ヽ ::ノ
!ハ ∧ ノ\
! ヽ
! :.:.:\
! \ :.:.\
! l::: ヾ:.:.:.:\
! |::. !:.:.:.:.::ヽ
! i:::::... r‐─ ' ‐ 、:/
! |:::::::::::::ノ::::::::::::::::/
!r'三ゝ人_,<:ィ:::::: r‐′
1 三 Y | 三 | ̄´
| 三 ! | 三 |
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
そう考えるとき、瞼の裏に映るのは、いつだって彼の背中だった。
ストレイト・クーガー。
不思議な男だった。
無軌道なようでいて真っ直ぐで、道化のように振る舞いながらも眼は鋭い。
不敵な笑みから語られる言葉は早口過ぎて上手く聞き取れないことも多いが、
ある種の熱のようなものを持っていて、何かに駆り立てられるような気持ちになる。
社会的には決して褒められたような人物ではない。
けれど、自分にとっては、その存在は日に日に大きくなるばかりだった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2884
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 21:03:37 ID:T2jG3BEU0
今日は仕事休みだからリアルタイム参加
2885
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:04:56 ID:rneH2lU60
____
/ \
/ ― ―
/ ( ●) (●)' ∫ ……というか、今日はどうしたんですかお?
| (__人__) | ∬
\ ` ⌒´ .| ̄| 「朝食を作りに来てみた。特にそれ以上の意図はない」
____/ ー‐ '-|_|)
| | / / __/ お、おお……
| | / / |
| | (  ̄ ̄ ̄⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
_,. -r‐、
,∠ ― ,rヽ)ノ ‐ 、
/ 7 ‐-,. ( )'ノ 、
. i ; ,‐!ノ'ノ `/ ,. -
. ' :,_/〉-,ノ ./ /" ヽ
. r/_.'-‐' \ .' / / ! 、
`! !. 、,.ヽ! _.//' ,. ィ i ! }
', ! /、ノ| .た!ヽヽ/ ノ' ;.ノ
、 、 ,ヘヽ.l l l ´ ,/,イ/ 他にすることもなかったのでな。メディカルチェックも先日終えた。
V/>/∧ l !l. {.' .l
. _l'/////∧l l| 、 ,.ゝ l 私が出るような任務もないとのことで、ここに来た。
,ィニ二二ニ_<,.――--<! l.|
/二二二二/::::::::::::::::::::::::::::>、i| 勝手にやっていることだ、気にするな。
_,./>''" -=/::::::::::::__:::::::::::::::::/}
― /ニi.lニニニニ{::::::-::: ̄::::::::::::::::ヽ:::::://
::::::i=ニ!.!二二ニ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::; '
:::::l=ニl l二二/:::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::;:〉
::::lニニl lニニ〈::::::::;:ィ二ニ=_、,、::;:::::::jム
::::!ニニ!.l-=二';:::://:::::::::::;::ニ//ヽ::::/ヽ!ム
::::!/ ,イニ=-__ヽ/:::;ィ////////\ニl.!ニ!
::::l'/ニニニニ</////////>!/∧=!l=l
:::::マニ二二ニニ!>_、///////>,/`マ
:::::::マニ二二二ニム<///////>'"////\、
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
しばらくの間、無心で紅茶を啜っていると、不意に目の前のアルトリアが
足を組み替え、その衣擦れの音ではっとなった。
彼女と一緒にいるときは、他の女性、つまりははやてやなのはだが、
彼女らと居る時とはまた違った時間が互いの間に流れる。
二人と一緒にいるときは、自分も彼女らも、よく話す。
必要に駆られて話題を探したりはしないが、話したいことや話してもいいと
思えることは、互いにそこそこあるのだろう。
そういった他愛のない話を、とめどなく話している。
アルトリアと一緒にいるときは、少し違った。
自分は彼女に対して話題や言葉を探すときが多いが、彼女は沈黙を保つことも多々ある。
だが、決して気まずいわけではないようで、穏やかな佇まいのままだった。
一度、具合でも悪いのかと顔を窺っていると、ふっと目を細めて見つめ返してきた
ものだから、気恥ずかしさと驚きから目を逸らしてしまったこともある。
つまるところ、彼女との間では、静寂はネガティブなものではなかった。
むしろ、怒っているときは前回のように詰め寄ってくる。
だから今回も、あまりの自然さに訪問の理由を聞くことすら忘れてしまっていた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2886
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:11:36 ID:rneH2lU60
/ i \ } >
/ i .| / レヘ、
, ヽ i .| |、 / } ノ
i .l i .ハ. ∧.i .| l / |' ゙;
| .| i .| /! }/ }ハ .|,ノ / ./" 「なんか、行先とか周りに告げたりしてるんですかお?」
| .i .| ト 1. ,ム斗:r7 } | / ./:.:.:.:.:ヽ
. i l .| 「\ .ハ/ Vツ ':/ .| / /|.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ いいや。こう見えて、相応の権限はあるのだ。
. 八ハ ト |'芯\{ ´ ハ | ハ /:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:/
. { `:.ハ .ト.}7 }/| .j y:.:.:.|:.:.:.:.:.:./ 実質的には専属とはいえ、形式は雇われとスポンサーだ。
| ヾ. :,ヽ / } j ∩こ)゙,:-イ~
l |\ _ -,ァ イ .,v⌒/: :ヽ:.:.} _____,, 昔に比べれば、自由は格段に増したな。
. l .|. 、 ´ /ノ-マ`/: : : : : :’、_ . : : : : : : : :
丶 i `ー ' >r"f ゙/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : :
丶 , ⊂゙_/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : :
____
/ \
/ ─ ─ \ そ、そうなんですかお?
/ (●) (●) \
| (__人__) | 「ああ、そうだ」
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
2887
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:22:53 ID:rneH2lU60
__ __
__,.r'' _≧´--`≦`ヽ
ノ> ´ ` <}
/ / .、 ヽ
__.. -‐ / / i i ヽ ,
 ̄ 7 / ,: ハ. | ヽ \!
/ ., / ,: i ', i! \. \
, i , /!.ハ. | ', !、 、 ', ,
i , j/ /ーi'- ', ! ヽ { ヽ ヽ ', ',
レ' / /r=芋ミヾ `ィr弍=ァヽ :, i
/ ' ∧ ゙ ゞソ ゙ " ゞン " ハヾミー- .._ 自分で言うのもなんだが、昔は箱入り娘だったからな。
/ ハ._, , ム/::::i `丁
/ ィ {ヽ:::ハ ハ:::::::! . ', オペレーターも秘書兼世話係のようなものだったし、
〃 i : | ヾ彡:.、 - - .イ}}:::/ | .ト、 ヽ
/ | i | /::::::::::::> <::::::::::::} !/ ヽ 、 スケジュールも細かく管理されていた。
__ ', ! | {:::::::::::::::ハ、>.=.< _ハ::::::/ / \
/::::ヽ::::`:::::ヾト、!ー--.=彡{::::::::::::::::::::::::::}ー-..__ 衣服や食事のメニューもだな。
,:::::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::::ムハ::::::::::::::::::::::ノ',::::::::::::゙:.ー- .._
.i::::::::::::::::,:::::::::::::;:::::::::::::::ム' >ー==<. マ、::::::::::::::::::::::`:ー- .._ ……ふっ。あの頃に『男の部屋に行ってくる』
,::::::::::::::::::',:::::::::::i::::::::::::ム' / ヽ. マ、:::::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ
r''::、::::::::::::::::::',:::::::::|:::::::ノ=.く \ _}:::::::::i::::::/:::::::::::::::::i などと言った日には、どうなっていたことやら。
/::::::::::ヽ::::::::::::::';::::::j:::/::::::::::::、 , .イヽ:\:::/:::::::::::::::::::::::|
:::::::::::::::::::::::ー:::::::::';:::::/::/:::::::::::::::',. , /:::::::::',:::::',:::::::::::::::::::::::::::i
::::::::::::::::::::::::::::::::>:::,::::;'::::::::::弐;:::', ;: /:::r'乙:::::'::::::',:::::::::/::::::::::;
:::::::::::::::::::::> ´ i::::i:::::::::::::::刈:::',. i: /夊_ノ:::::::::::::!::::::;:::::::::::::::::::::::;
:::::::::::::>" ';:::';:::::::::::::::::::::::ヽ:/::::::::::::::::::::::::::;::::::/:::::::::::::::::::::::{
::::>" ';:::ヾ:::::::::::::::::::::ハ::、:::::::::::::::::::::::/::::;' '::::::::::::::::::::::〉
〈:::ミ=-:::::::::´::/ ';:::≧=-:::::::::/:::r' ';::::::::::::::::::i
i::::::i::::::::::::::::::',. /:::::::::::::::::/´:::::;' ';::::::::::::::::::,
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
過去の自分と、その周囲を笑い飛ばすかのように、アルトリアは鼻を鳴らした。
アルトリアとクーガーからも軽く聞かされていたが、
かつてのアルトリアは正しく深窓の佳人とでも言うべき存在だったらしい。
それも自然な流れかもしれない。
若くしてランク3のトップランカーリンクス。おまけに西洋系の美少女ときている。
企業イメージを背負っているも同然のランカーリンクスは、
ある意味では政財界の大物にも通じる側面を持つ。
現代においてはゴシップなどすっぱ抜こうものなら消されるだろうが、
ジャーナリズムが生きていた頃であれば、このような行為は大騒ぎになっていただろう。
ランクも7に落ち、一桁ランクとはいえ表舞台に頻出することも
少なくなった今となっては、彼女も自由に動けるのかもしれない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2888
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:34:45 ID:rneH2lU60
____
/_ノ ヽ_\
/( ●) ( ●)\
/ ::::::⌒(__人__)⌒::::\
|  ̄ |
\ /
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
しかし、クーガーもクーガーだが、アルトリアも変わった人だ。
一応は年頃の男である自分の部屋に頻繁に訪れ、
恋人でもなんでもない相手に朝食まで作ってくれている。
それについては困惑するばかりだったが、彼女にも理由があるのだろう。
恐らく、軽々しく告げるようなものではない理由が。
もっと親しくなれば、聞かせてくれることもあるのかもしれないが、
今の関係では難しそうだ。今の関係自体が良く分からないが。
なのはは師にして専属オペレーターであり、はやては先輩にして師の旧友だ。
だが、アルトリアとだけは、なんとも言えない不思議な関係にあった。
自分の中でも憎からず思っているが、相変わらず未知の存在だ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2889
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:42:37 ID:rneH2lU60
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ おっ、なのはさんから連絡が来てたお。
| (__人__) |
./ ∩ノ ⊃ / 今日一日も非番だお……。
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
端末を開くと、画面には通知が一件来ていた。
なのはからのメールだ。マーシフルの修理が本日付で終了するので、
それに合わせて仕事を取ってきたらしい。ブリーフィングは明日行うそうだ。
こうも仕事の合間が開くのは、AMS負荷の関係もあるが、
一番はマーシフルの損傷頻度だろう。
こうも立て続けに、敵に半壊まで持っていかれるようでは
スケジュールを立てるのにも苦労を掛けているかもしれない。
その点では、自分の不甲斐なさを恥じるばかりである。
とはいえ、いつまでもそれを悔やんでいてもどうにもならない。
クーガーに連絡を入れてみようかと思ったが、やめた。
直感ではあるが、今日も今日とてゴタゴタに首を突っ込んでいそうだと思った。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2890
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 21:52:54 ID:rneH2lU60
_ -――――- _ __
∠ ` 、_}_
/ 、 ` 、⌒ヽ
/ / \ ', /
/ / ' | '/\
' ′ / | | 、ノ}
l{ / { /{ { | | | ̄ア}ノ\
八 | ', l 、 { l 、 | |/ ハ___ノ
\|', ∧| | \_{\|\\| | / /⌒} 出かけるのか? なら、私もこの辺りで失礼しよう。
| ∨ャ竿ミ 斗竿ミ| |/ /__ ノ
| ∧ Lソ Lソ | |ヽ/⌒\ 「え、でも」
| ハ | |ノi:i:i:i:i:i:i:\
l 込、 ' | |\i:i:i:i:i:i:i:i:i:', 言っただろう。気にするな、と。
| | \ r_、 ,| |、i:i\i:i:i:i:i:i:i:}
| | 、 イl| '{i\i:i:)_i:i:/ 他人を優先するのも、時と場合によるものだ。
人 | l` ‐ ´ l| /i:V⌒i: ̄{
、| f≧======≦_| ,'⌒i{i:i:i:i:i厂 自分と他人のどちらを優先すべきか、判断できるようになるといい。
_-=ニニ=- __ノvニニニOニニニ=|/二⌒⌒^
_-=ニニニ/ニニ\ニOニニニニニノニニニニ≧ァ≦⌒\ ではな。
_-==ニニ {ニニニニニ/\ニニニニニニニニニニニ/ニニニニニ',
_-=ニニニニ〉二二ニ\/二二二ニニニニニ/ニニニニニニニ',
_-=ニニニ/ニニニニニ/二二二ニニニニニニ/ニニニニニニニニ',
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
明日に向けて英気を養っておいた方がいい。
ただし、ずっと横になっているのも良くない、らしい。
事実、ベッドで瞼を閉じながら一日横たわっていた後よりも、
誰かと一日を過ごした後の方が、心身ともに調子がいい気がした。
自分一人でできる趣味趣向を見つけるべきなのだろうが、
今はまだ見つかっていない。となれば、人と会うのが一番だ。
自分自身、どうも人と話すこと自体は割と好きではあるらしい。
そう思い、身支度をしようと立ち上がると、アルトリアも一緒に腰を上げた。
決して短くない距離から来ているであろうにもかかわらず、
あっさりと帰ろうとするアルトリアに対し、申し訳なさを覚える。
アルトリアもそれを察したのか、特に言葉を荒げたりもせず、気にするなと告げてきた。
さて、どうしたものか。
下↓3
1.なのはに会いに行ってみよう
2.はやてに連絡してみよう
3.アルトリアともっと一緒にいたい。呼び止めよう
【好感度表】
なのは Lv5
はやて Lv5
アルトリア Lv5
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2891
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 21:58:00 ID:vUOlCEW.0
2
下○形式は今のEXだと踏み台確定過ぎてキツイ
2892
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 21:59:00 ID:vUOlCEW.0
2
2893
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 22:00:02 ID:vUOlCEW.0
2
2894
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 22:02:45 ID:rneH2lU60
今回の安価ははやてだね、了解した。
さて、短かくてすまないが、今回の投下はここまでだ。
次回は来週の月曜日、8/17の午後八時からとしよう。
しかし、下↓形式は確かに人数が少ないとどうもアレだね。もっと良い形式があるように思えてくるね。
何か妙案があるというスレ住民は気軽に教えてくれたまへ。モコイさんも少し考えてみよう。シーユーアゲイン。
2895
:
安価のやる夫だお
:2020/08/10(月) 22:06:40 ID:vUOlCEW.0
乙ー
シンプルなのは下1にして単純に早い者勝ちにする
多少手をかけるならイッチが酉に数字仕込んだレスを入れて時間決めて安価を取る
読者は決められた時間内に選択肢と数字(1〜100)を入力させる、イッチの酉と選んだ数字が一番近いのを採用とか
EXだとダイス機能ないしこんなもんじゃないかな
2896
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/10(月) 22:10:08 ID:rneH2lU60
>>2895
んー、イケてるね、チミ。
デスペナルティだのなんだのが厳しかったりするスレや、行動選択が多いスレならともかく、
このスレでやることといえば台詞安価とヒロイン選択くらいだからね。
相談するための間としても下↓3とか5とかやっていたんだが、その必要性も薄そうだ。
これからは重要な、ヒロイン決定安価とかは多数決。そうでないのは下↓1にしようかな……
2897
:
安価のやる夫だお
:2020/08/11(火) 01:59:38 ID:/Rj1JiPc0
乙
それがいいかも(多数決or↓1)
2898
:
安価のやる夫だお
:2020/08/11(火) 18:14:23 ID:iMc3FIjg0
乙でした
2899
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:01:08 ID:a1cT0HKg0
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| 、 - ‐‐ -,
|:::::::::::::::|,´: : : : : : : : :
|:::::::::::::::|゙i : : : :○ ○゙i ハロー。
|:::::::::::::::|}: : : : : : : _ _ _l
|:::::::::::::::||: : : :-=´_ _,´
|:::::::::::::::||___ : : :丿
|::::::::::::::(_____ノ´||
|::::::::::::::(_ノ / . . . ||
|:::::::::::::::||/ ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
2900
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 20:07:04 ID:bhijhnls0
ハロー
2901
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:08:44 ID:a1cT0HKg0
, -‐ ‐- 、
/: : : : : : : : : : ::',
, ': : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : : : : : : : : : : : :○:', 日本はとっても暑いね。魔界の方が快適なんじゃないかってくらいだね。
ヽ : : : : : : ○: : : : : : : : :',
. `ト : : : : : : : : : : : _,-‐'`iヽ _ モコイさんも仕事以外の外出は控えてるよ。蒸し焼きになっちゃう。
i: 丶: : : : : :,-‐'´__,-‐'´: : : `ヽ
| : : :ト: : : : `-‐´ : : : : : : 、: : : 丶 それじゃ、やってこっか。
| : : :'、j`-‐ : : : : : : : : : : : \: : : ヽ
丶,,:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : | : : : i
`ヽ: : : : : : : : : : : : `ー‐'
ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
2902
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:14:43 ID:a1cT0HKg0
.. ____
/ ― -\
.. / (●) (●) あ、アルトリアさん。
/ (__人__) \
| ` ⌒´ | 「どうした」
. \ /
. ノ \ ……ご飯、本当においしかったですお。
/´ ヽ
_ r―ァ-、―- ミ
/>''"~"''<⌒l ` <
7//ヽヽヽヤ⌒〉 \
ψ/// ソノ }-〈 .| ヽ ∨
r{ゞ、>''´/ / Y′ .|| ハ ∨
}ヘゞ`''<彡‰ソ ! ! !\ / l| トゝ
V乂三∠⌒)´ !∧| | .」ノレ' | リ |
廴乂_)ノl l 八(l ヘ八ソ`メ|/ /
>''⌒7^Y⌒ ヽ、,人| ヘ{`¨乂レ′
/===/`nヘ=====\ilN |.、_ / そうか。
\=/===l.l= \===/ | | /
´/====|.!==== <´≧〈从 |´ では、またな。
_≧s、_ノハ_==== マニニゝ-`‐…¬冖ニニアl
_ <ニ/ニ二二Y  ̄ ̄ ニニニr'ニニニニ>''´ =|
r<ニニ/ニニニニ/二二二ニニニ|ニニニ/二二ニ|-「ヽ∧
∨=ニニニニニ二/二二ニニニニニニニニニニニニ上′ニニ\
Vニニニニニ/:⌒"''<ニニニニニニニニニニニニ乂ニニニ
{/ニニニニ/ : ` マニニニミニニニニニニニニ\ニニ
<=/ニヘ二/ : `'マニニニミニニニニニニニニ>
〈´ニニ二∀ ':, `'マニニ/冫、ニニニニニニニ
}/二二{ ,' ':, : : ̄i .イニ=}`''<ニニニニニ
/ニニニニΚ ,' ' : : /ニニ=/ `''<ニニ
. /ニニニニ∧\ ', _ イ二二ア `''<
/二ニニニ/ ∨_\ ', _ <ニニニ/
. /ニニニニψ V二`‐┴―≦ニニニニニリ
. Yニニニ=/| VニニГニニニニニニ彡〈
{ニニニニニ/ヽ. {ニニヘ二二二ニニニニ/
∨二二ニニニ\ /二二/二二ニニニニニ|
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
うなじを覆うリボンを揺らしながら、アルトリアが出口へと向かっていく。
咄嗟に呼び止めたが、何を言えばいいかもわからず、ただ食事の感想を告げた。
気のきいたセリフも思いつかなかった自分に、
アルトリアは振り向きざまに口元を緩めて手を振ってくれた。
簡潔ではあったが、爽やかさを感じさせるものがあった。
去ってしまった後で、玄関まで見送っておけばよかったと後悔した。
アルトリアも以前言った通り、自分たちは恋人でもなんでもない。
一緒に任務に就いたり、こうして食事や家事を共にしたりするが、
甘い言葉や長年の付き合いがあるわけでもない。けれど、譬えようのない情がある。
なんとも不思議な関係ではあるが、それくらいはしてもよかったのではないか。
軽く悶々とした後で、アルトリアも細々としたことを引きずるような女性でもない、
と半ば強引に振り切った。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2903
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:28:03 ID:a1cT0HKg0
/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─\_
/ (●) (●) \|l(^)
| (__人__) l(_ )
\ ` ⌒´ /⊂)
/ ヽ ノ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
しかし、我ながら贅沢な身分になったものだ。
リンクスになってからというもの、孤独というものも縁遠くなった。
連絡が取れる友人や先輩もいるし、何だったら女性との関りまである。
なのはは教官兼オペレーター兼マネージャーのようなものだし、
はやてもはやてで教官の旧友として世話を焼いてもらっているに過ぎず、
アルトリアは、まあ、何と言えば分からないが、男女の関係ではない。
だとしても、贅沢だ。
それくらいは自覚している。今、自分はかなり、人に恵まれている。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2904
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:42:56 ID:a1cT0HKg0
_ _
. ´: : :>'": : : : : : : :゙く: : : :`:.
. |: : :.:'": : : : : : : : : : : :: \ : : |
♪ 〉:/: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽく
/ 7: : : /:/ヽ: : : : : : : :、: : :_: _: ゙
゙ : : : |_;|,斗! 八:_:_:_:_,|〓 〉〈: :}
j |: : : .:|八 从{ )八|ハ: : /⌒: :' ♪
}: : : :x≠ミ x≠ミ: .'/: : : ゙
: : : :| ,:,:,: r-- 、 ,:,:,:|;゙ツ/: :{
八| : |゙:.... V__丿 ..:j|;゙「/: /:,
. 八:. ::-‐≧==≦-ミ:::/: /| ′
(`j_.. -‐}ニ{V7ニ、.._``ァ_
^// {ニ=。=ニく 「⌒\)
/ { 〈ニ=.。-=ニ〉 \___〉
. ′./{ |ニ二二ニ辷--゙⌒ヽ
}_{ { .八ニ二二「⌒辷 _ノ
「]_゙. 「ハ`:... V
} |  ̄
: :
_」-<=二二ニ=
 ̄ ̄
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
はやてに電話を掛けてみると、十秒とかからない内に繋がった。
機体の改修と起動テストが前日に終わったらしく、彼女もちょうど非番だったようだ。
軽やかな声を聴きながら、彼女の機体について思い起こした。
八咫烏、という名前だったはずだ。
黒を基調とした中量二脚のネクストで、ブレードとシールドのみという
極端に近接戦闘へと特化した機体、という話だ。
ということは、桜花重工の施設に今は滞在しているのだろうか。
特に用があるわけではないが、よかったら会いたい。
そう伝えようかと思ったが、遠出を強いることになるのではと思い、躊躇った。
すると、はやての方から「やる夫君も今日は暇なん? ならちょうどええわ。
この前、酔い潰れた時のお詫びやらお礼やらせんとあかん思っとってな。
今、自分の部屋? ほなら、そのまま待っててや」と言われてしまった。
嬉しさ半分、申し訳なさ半分で、了解してしまった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2905
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 20:57:51 ID:a1cT0HKg0
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/.: .: .: .: .: .: .: ⌒\.: .: :\.:\
.: .: .:.:へ.: .: .: .: : \.: .:.\__| |__:ヽ
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/⌒.:.:.:|.:.:.|.: .: : .:\.: .: .: .: .:〈_/.: .:|_|.:∧.: (\
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: |.: .:|.: : i⌒|.: .: .: .: .: |/ |.: | |〈_/.: .:| } .: : 〉\ |\
|: |.: .:|.: 八 |.: \.: .: .:| .:| ィぅうミx.: .:|ノ.: .:/ )\イ
|: |.: .:|.: .: .:.、/⌒ 、.:.:.| .:| 乂少 |.: :|.: .:/ ⌒Y:|ノ こーんにちは、元気しとったー? んー?
|: |.: .:|.: .: .:.:.\.ィぅミk.: :八 ' ' |.: ∧/ 人:\
八.:.:|.: .: \.:└ 乂ツ∨ 八(_〈 / /∧.: )
人.: .: .: \.:.:.:> ` r ^) //|∨----〕// >‐┐
\( : .: .\.: )> ., ____// :| 」___/::| / / ∧
ノ:\ ̄..: .: ∧:.: :(/〈_/ ||:::::::::: /::|___|__/ |\
_/.: .:./八.: .:.〈⌒∨ \〕ニ / ||:::::::::::::::::::〉__j | | |
⌒7.: :__|_∧.: .:∨〈,,/Y⌒Y\,,〉T¨¨¨¨¨∧ ̄\| | |
|.: :「 ̄ ̄込 : .:∨/| L:i:i:ノ 〉 ::|:::::::::::/::::|____\_|,/\
|/ ̄ ̄ ̄ \:|: 八 /:i:i| /\:| ::::: /::::: |:::::::\ \
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/ {::::::::::::::::::: \::: |:i:i:i:/:::/::::::|:::::::::::::::: |:::::::/ | \
/ 八:::::::::::::::::::::::::ヽ:〈:i/:::/::::::: 八::::::::::::::: | : / .|
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〈_/ ̄ ̄::::::ヽ}::::::\:::::::::}::::---‐:::::::::::::::: 〈. |
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いくら何でも、部屋の中でふんぞり返って待っているのは良くない気がする。
輸送機を出迎えに行こうと、通話が切れてから大急ぎで身支度を済ませ、
ドックへと向かった。
通りすがる作業服姿の人々に挨拶しながら、待つこと一時間。
今日も今日とて企業から送られてくる破損パーツや、テストパーツの入出庫、
試作機やマーシフルの整備に大忙しの中立ち尽くしていると、
時折見知った顔に話しかけられた。主にマーシフルの整備班の人々だ。
比較的若年の、無精ひげを生やした中国系の男性に「女でも待ってんのか?
ボケッとしたガキに見えて、やるじゃねえか」とからかわれ、あたふたしたりもした。
施設の人々からの扱いは、大抵こんな感じだ。
中には「俺らはどこの馬の骨とも知らないガキを載せるために
マーシフルをメンテナンスしてたというのか」と不満を露わにする人もいたが、
最近はそうした言葉をぶつけられることも少ない。
無駄死にしていないだけ上出来、とこの整備スタッフ、
リーという名前なのだが、彼は笑ってくれた。
ドックに何をするでもなく長居する自分をからかったり近況を聞きに来たりする
スタッフたちと話していると、遠目に声をかけながら駈け寄ってくるはやての
姿が見えた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2906
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 21:08:27 ID:a1cT0HKg0
_____
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. 厂^''<´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: ̄~^''.:.:.:.:.:.:.:\
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| ..: |.:..:| .:.:.:.:.:.: | ‘,.:| |.:.:.:.: 」二二.:;;:ノ|.:.:.:ハ.:.:.:.:.:.:.:‘,
|..:И : | .:.:.:.:.:'^~| ̄ニ' ‘,| |.:.:.:^⌒狩でF゚Y:|.:..:/^|.:.:.:.:.:.:.: ‘,
|..:||..:|.:.:.:.:.:.:.:|イ^狩心 |.:.:.: / い,,ヅ ノ:ノ.:/||.:.:.:.:.:.:.:.: ‘,
|..:|八 .:.:.:.:.:.:..: |ヽ 乂,,ツ |ノ}/ ^""__彡.:/ ノ丿 .:.:. |:.:.:.:.:.:
. 八 | |..:\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ , ⌒¨ア"⌒゙'く\.:.:.:.:.| .:.:.:..:|
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|八.:.: | |.:.:.:.:..: |.:个:.... / \_ノ:
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| }/ ...: /..:| ′ |..:|.:.:.:.:.:.:\
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{ | | ∨
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...: ; ´^'''''''^` ̄ ̄
⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ⌒丶、_ノ
○
о
。
____
/ u \ 「……なんか、顔赤くなってへん? 熱でもあるんとちゃう?」
/ \ /\
/ し (○) (○) \ き、気のせいですお……。
| ∪ (__人__) J |
\ u `⌒´ /
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
いつものジャケット姿のはやてに挨拶すると、抱き着いてくるかと思うほどの勢いで
距離を詰めてきたので、思わず仰け反ってしまった。
さすがに抱き着きはしてこなかったが、距離が近い。
軽く見上げる形になりながら、頭を撫でまわしてくるはやてと、
それをニヤつきながら見物する幾人かのスタッフの視線に気恥ずかしさを
覚えていると、昨晩のことを思い出した。そう、自慰の最中の妄想である。
あの時、不意にはやての肢体が脳裏を過り、その劣情のままに射精した。
もちろん、周囲には何のことやら、知る由もないわけだが、
自分からすれば気になる。顔も赤くなるというものだ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2907
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 21:14:23 ID:rg2thfIE0
ああ、抜いたときのオカズはやてだったなw
2908
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 21:27:23 ID:a1cT0HKg0
''"゚~~゚~"''〜、、
. :''"゚/ :/⌒\.: .: .: .:.\
/.: .: .: .: .: .: .: .:  ̄\.: .: .:.:.:|\
/.: .: .: .: .: : \.: .: : \ /〉、_____| |:\
.: .: .: .: .: \.: .: \___:∨ /〉_| | ̄ \
/⌒.:_ : : : .: .:.\:/ .: .: .: ∨/ .: \ | ̄.: .: \
/.: .: .:|_:/\ : : .: /\:斗tーミk.: .: |.: .:\.: .: .: .: :\
. / :/.: : |〈"⌒ヽ.: .:.:|.:/ ノLハ 小:.:|⌒Y. :',.: .: : .:',~"''〜、、
.: /.: : 八.:.:./ )ハ:.| : } 乂少' :|.: :|ノ 人/∧.: .: .: : ',.: .: .: .: `丶、 おおー、男の子の一人暮らしとは思えん片付きぶり。
|:/|.: .: .: .:\:. ィうぅk|:V ' ' |.: :|イ___//∧.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: \
| |.: .: |.: .: .: : 、乂ツ r / |.:八厂| \∧ .: .: .: |.: .: : .: .: .: \.: \ 前来た時も綺麗やったし、自分、しっかり者なん?
|八.:|.: .: \.: .:> フ /_彡 / / \. .: .: .:|.: \.: .: .: .: : \.: \
\(⌒¨¨「 込 ' //// ∧ .: .: |.: .: .:\.: .: .: |: .:\.: \ 「いや、これは……人のおかげ、というか」
|.:| .:个 . /..:/,,/ / ̄.: .:.:八.:/⌒\.: 八.: .: ).: .: \
.: |.: .:|.: | >‐く: \「 ̄\ / j/ \  ̄三二ニ=--- ふうん、なのはちゃん?
/.: 八 .: .: | .: r< / |i⌒\\_,/ \
⌒7{.: .: .: .:|\|/⌒几〕!/⌒\〔``〜、、 \ ''"゚~ ̄~゚"'' 「い、いや、違いますお」
:人 : : .: |__/___/:i:i:八 | ``〜、、
\//>'":i:iイ |:、 | _.、-''" ̄ ̄ ̄| | ̄~"''〜、、
// r――ミノ | \_.|/⌒ /\ \___リニニ|
// .| / 人. \ /ニニ \__/ニニ |
/.._ |__/ _ -=~:::::::\ ∧ニ=---=ニニニニニニノ
/::::::::::\〈-=~:::::::::::::::::::::::::::\/:::::\::::::::::::::\ニニニ/\
{:::::::::::::::: \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \ ::::::::::::: ̄ ̄ ::::::::::: \
.::::::::::::::::\\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
',:::::::::::::::::::::〕::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
∧:::::::::::::::::::人::::::::::::::::::___::::::::::::::/( \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/:::::',::::::: /::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::\ \:::::::::::::_.、-''"::::::::|
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
部屋に上がると、はやては浮足立ちながら「お邪魔しまーす」と律儀に言った後で、
そこかしこを興味深そうに観察しだした。
何やら大き目のトートバッグを肩に掛けていたが、それを降ろすことも後回しだ。
片付いているのは、偏にアルトリアのおかげだ。
自分一人では、色々と乱雑になる。デリケートなものでなければ床に投げたりする。
ただ、こうして片付いているおかげで、いつ人が来ても平気というのはありがたい。
一通り観察を終えたのか、はやてはようやくバッグを降ろすと、
カーペットの上に正座を崩した形で座った。
「やる夫君も座りや。あ、客はこっちか」とはにかんで見せてくる。
落ち着かない。形はどうあれ、相手は女盛りの女性だ。
アルトリアの時でもそうだが、そんな人が自分の部屋で座っているというのは、
自分の頼りない冷静さを乱すには十分だった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2909
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 21:52:13 ID:a1cT0HKg0
___/⌒\
.、-''".: .: /.: .: .: .:\`丶、
.、-'".: .: .: .: .: .:.⌒\.: .: : ',.:〉\
/.: .: .: .: .: .: :\.: .:\ :\:⌒∨ ∧.:.
. ' : .: .: .: : |.:.:. .: .: .:`、.: .:.',.:.〈⌒∨ : .: .:.
/ /.: .: .:/:| .:|.: .: .: ', :: ',.: .',:.:〈⌒i : .: .: .:.
. : |.: .: .: .: |'^| : : .: : ',_:ニ=-‐….: .:.:.|^ヽ.: .:.|
|.:.:|.: .: .:|.:.:| |.: .: .: .:.:|.: :>==ミx..: .: |^ }.: .:|
|.:.:|.: .: .:|.:.:| 八.: .: .: .:|〃 _)ぃハ Y.:.| 〉/.: : |
|.:.:|.: |.:八.:./ ,,,,_.:.:.i| 乂ぅ少 j:/|ノ:|.: .: | ____ とりあえず……この前は、ほんま堪忍な。
|.::.|.: | : .: 八 Y _)心jリ , , , / :|.: :|.: :/ / ̄\
|.:.:|:八 .: .: : :人乂ぅッ 八.:/ / \ ベッド横取りしてもうて……
|.:.:|.: .:.\ .: 〈:心 , , ` _ ノ / :|.: |\ |
|.:.:| :(\( \.:.:. 个 . イ/|:/| / \〉 | 「いえ、本当、気にしないでくださいお」
|.:.(\\ \ \(\ ::::/ ).‐--</ 〈:/.::| ̄ ̄\ | /
|:/ \\\ \ \ \ //::::://-:\ /:::八 \ | / そう言われて気にせんでおられるほど、
/ r‐ミ\\(``〜、\ `'<〈/|_://--<:\ 〈
)> ., ニ=- ..,_  ̄\へ::::::/:::|\ 〕 私も割り切れる人間とちゃうねん。
\ r'' 〕:::::\:::::|::::::\ \
_/)> _ と _,,....,, __ /:::::::::::|\::::::::/ \ だから、まあ、お礼ちっても細やかやねんけど……
__/ ̄ ̄~"''〜、、---):::::|: :/|∨:::::::::::::|::::|\/ ::::::: \
/ / `丶、::: |:/ :|/::::::::::::::/:::/::::::\::::::::::/\
/ / \:|:::::::\:::::::::/:::/::::::::::::: \ /::::::: \
____
/ u \
/ \ /\
/ し (○) (○) \
| ∪ (__人__) J | ゴクリ
\ u `⌒´ /
2910
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 22:03:17 ID:a1cT0HKg0
-‐……‐-
.、-''".: .: .: .: .: .: .: .: .: .:.:`丶、
/.: .: .: .: .: .: .: .: .: ̄ ̄\:___| _:\
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/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: :\.: .: .:\.: .: .:\/ ∧. ',',
/.: .: .: .: .: :|:∨ハ.: .: .: .: .\.: .: .:\.: .: .:\.:.', ',',
/: .: | : : .: .: | :|彡|.: .: .: .: .: .:\.: .: .: .: .:.:.:|.:\',:|.:.:',
.: .:/.:.|.: .: |.: .:| :|_|_. .: .: .: \ : | .: |.:_:|_.:|.: .: .: .:| : ..',
∥:/.: .:|.: .: |.: .:| .: 八.:.:\.: .: .: : |/|.: .|.: .: |.: .: |:∨ : .: ',
∥.: .: .: |.: .: |.: .八:\__\:(_\ : .: | |.: .|.: .: |.: .: |) |.: .: .: :',
{ i.: .: : | .: 人: .: .: / ̄ノハ \.:| x===ミ.: .:人八.: .: .:.:',
|.: .: : |.: : : |:\ : 乂 乂^ツ ) , , ノ/イ.: :| : : .: .: ',
j八.:.:.|八.: |.: .:| .: .: :>, , 、 /|: j|.:.:.:|.:\.: .: .:', 今日はお姉さんがぎょうさん遊んだる!
\| | :\.:.:.| : .: 込 _ '⌒) .: :| :リ.:.:.:|.: .:.:\.:.:.:',
:|.: .: .: .:|.:|\.: .:> ,. '‐-‐ / | ∨/.: .: :|.:\.: .: .: : : 一日オフやし、とことん付き合ったるわ!
/.:|.:|.: .:.:.:|.:|/( > _/ /:| | : .: | .:|\ ̄\.: .:i
/.: :|.:|.: .:.:.:|.:|//∧ /:::| |\_/../ :| .: : |.: |/∧ ∧.:.|
. .: .:|.:|.: .:.:.:|.:|/⌒∨:::: | \ニニ/ ∧ .: .|.: |__〉 / ∨
| 八|八.: .:.:|.:|/\_/ :::::: | /⌒> <⌒/:::∧.:.:| :八 ∨ \ ',\
| / ∧.: : 八 /::::::::::::| 〔:i:i:〕 /:/⌒ハ :|/ \ \ \ \
/ / :).: .: .:∨⌒7⌒:〕 /:i:i:| /:::::::::::::::〉八 ̄/ ̄ニニニ-_ .
/ / /⌒\.: {.ニ〈::::: 八_/:i:i:i:|::::::::::::::/-=ニ∨:::::∧ニニニ-_ |
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/ く_ノ=/:::::{/:::::``〜、::\:::ヽ_/::: /:::::::::::::::::::::::::V::/ ::::: 'ニニニニ_|
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. /::::/:::::::::\::::: 八:::::::::::::::::::::::::::::::::::: \::::::::::::::::::::::::::::::::八:::::::::::::\ニニニ|
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そう言ってはやては、トートバッグの中身をいそいそと取り出し始めた。
何か、遊具のようなものがパッケージにプリントされた箱が三つほど。
それぞれにオセロ、ジェンガ、ゲームオブライフと書かれている。
オセロだけは、見覚えがあった。やったこともある。
両面が白と黒に分かれたプレートを使ったゲームだ。
「えっと……おもちゃ、ですかお?」
「そうそう、おもちゃ。なのはちゃんから聞いたで?
自分、かなりシミュレーター漬けちう話やないの。
そういうんも大切やけどな、そういうんとちゃうのも大切や。
人間何事もバランスちゅうてな、まあつまり、よく動いて、よく食べて、
よく寝て、よく遊べちうわけや。ほれ、どれがええ?」
なんだか自分よりもはやての方が目を輝かせているように見える。
目の前に並べられた三つの箱は、不思議なことに、自分の中の好奇心を駆り立てた。
おもちゃ。なんと魅惑的な響きなのだろう。
生きるために不必要この上ない道具なのに、興味がそそられて仕方がない。
久しく忘れていた感情の名前を、少し時間をかけて思い出した。
面白そうだ。
下↓1 どれで遊ぼうか……
1.オセロを選ぶ。勝負事はいい
2.ジェンガを選ぶ。なんだか面白そうだ
3.ゲームオブライフを選ぶ。人生ゲーム、という意味らしいが
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2911
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 22:04:34 ID:bhijhnls0
2
2912
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 22:06:23 ID:1n3Sjv5A0
2
2913
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 22:23:56 ID:a1cT0HKg0
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:.:.:.:.:.:.:.| _|:.:.:.|:.|:.:.:.:.|:.:._|:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.:.: |∨/|:.:.:.:.:
. :.:.:.:.:.:.:.:|/⌒八 :|人:.:.:.:ー勹゚⌒㍉:|:.:.:.:.: |/Λ|:.:.:.: |
|:.:.:|:.:.:.:.| 斗-ミ \:.:. )しハ 》 :.:.|:.:.|/ :. |:.:.:.: | おっとと、やってもうた……
|:.:.:|:.:.:.:.: 〃 )ハ \:.乂;;;ソ |:.:.:|:.:八:.:.:.:.:.:.:.:|
|:.:.:|:.:.|:.:.:.. 乂;ソ :;:;:;:; ノ:.:.:|/ |:.:.:.:\ | いやあ、私の負けやで。
|:.:.:|:.:.|人:.:.、_:;:; ` /:/:.:.| )ノ|:.:.:.:.:.: \
|:.l:.|:.八|:.:.{⌒ /:/:/:.|:.:|/八:.:.:.\:.:.: ヽ
|人 :.:.: | 八 u. ' ヽ {( /:/: ノ:八:.:.:.:.:.\:.:. \:.:.:}
|:.:.\:.:| |:.\ /://>‐- ミ:.:.:.: \:.:. \
|:|:.:.: | |:.:.:|:|:.... __/:/ / Υ:.:.:.:.:.:.:.:.: |
|:|:.:.: | |:.:.:|:|:.:.: |うTさニ{:.{ / |:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.|
|:|:.:.: | 八 :|:|:.:.:.乂:.:.:{」」| ノ|| |:.:.:.八:.:.:.:.:||
|八:. | _圦:.:.:.厂 ̄cノニ|| |:. /:.:.:.:.:.:.:八
|//\ | |「 「 _ -二二_ ∨:.//:.:.:/
|/ __」 ||__/_-二二二二-_ ∨/:.: /
___
/ \
/ ⌒ ⌒\
. / ( ●) ( ●)\
| ⌒(__人__)⌒ | お、おお、やる夫の勝ちですかお……
. \ ` ⌒´ /
/⌒ ヽ 「もう、勝ったんやで自分、もちっと嬉しそうにせんと」
. | ヽ__ _ ',
:、_ ) ( ̄ _丿 は、ハラショー。
| /  ̄`i / ̄ `i
| | , |
∧ | |__/ /
. `ーヽ _ | | _/
. (__) 、__)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ジェンガ、というのは、いわゆる積み木だった。
といっても、ただ積むだけではない。三本ずつ交差させながら積んで
できあがったタワーから、一本ずつブロックを引き抜いていき、
いかにタワーを崩さずそれを続けるか、というゲームだった。
交互に引き抜いていき、崩した方が負け、というシンプルなルールで、
一度説明されれば自分でも覚えられたのはありがたかった。
軽くはやてと二人で試しに遊び、五本目、自分の番で早々に崩してしまった。
派手にテーブルの上にばらまかれたブロックに驚きつつ、
二人でブロックをかき集めてタワーを作り直す最中、
「せっかくや、負けた方は、勝った方になんかしてあげる、ってのはどないや」と
言い出した。
「なんか、って、なんですかお」
「んー、まあ、勝負が決まった後でええんとちゃう?
内容は負けた側が決める感じで。これなら無理ないやろ」
「それなら、そうしますかお」
負けた側に要求するのではなく、負けた側が相手に何か思いつくことをしてあげる。
これなら、確かに負担はない。
一瞬、不埒な考えが過ったが、それが現実となることもなさそうだった。
そして、結果は自分の勝ちだった。
なんとなく手応えや直感で引き抜いていただけだったが、
気付けばタワーは辛うじて立っているだけのスカスカの状態となっていた。
周りには引き抜かれたブロックが散らばっており、
順番が回ってきたはやてがうんうん唸りながら引き抜くと、見事に倒れた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2914
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 22:41:09 ID:a1cT0HKg0
_,,..、、、、..,,_
_.、-''".: .: .: .: .: .: .:`丶、
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/ :/.: .: .: .: .:/{ハ.: .: .: .: .: . : .:\_
_,,.、丶´.: :/.: .: .:./.: /⌒^/.:/.: .: .: .: .: :\ : \
_,. ''" . : .: .: / :/ : |.:.:__/ / :/ : .:/ .: .: /. .: .〉 .: |
.、-''" / .: / :/ :/ : : |.:/.: / \.: / : : .: .: .: /.: .: / : .: |
/ /.:/.:.:/ :/.: . .: .:.:.|ィうう㍉.:.:./.:/.: .:.:/.: .:.:/ : :/ :|
/⌒7.: / :/ ___|八:Ν 乂少 ∨.: .: .:..∠ .: : .:/--/.:X|
/ /:/〉 ̄/| |.: .: | ' ' / .: .:.斗tミ.:.:\/--/</| せやなあ。そしたら、ベッドに横になってもらおか。
/ / / | |.: .: |', ⌒¨¨¨ く少 ) .: : ̄/.: .:∨
__/⌒\/\ _/|: : |∧ ` _ ' ' ' _彡イ..:.:/.: .: / 「ふおっ!? な、なぜ」
/:::/| / ∨ //八 .: |::込 _ ⌒>:/ : .:/.: .: /
// | ./ _ -=7⌒ .:.:|\ うTニ二 :/.:.://.: .: / ええからええから。うつ伏せでな?
/ ノ/ -=ニ/::::// ∧ |ニニニ/| / イ.:.:/|.:.:.:/
/ / //--/〈::::::::7 |:::| ∧>--彡 /〕 ∧ .|.:/ :j.: /
. / ./ //___/:::::::::\/ 〕::〕/_ ⌒\ /,/ \_,|\.:.:/
. / //{/ )二{::::::::: _| /⌒>'" ̄/∨゚ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄|
〈 \__/ (_/ __).人::::::|::::人,/_>" /::::::: |.\ 〈(|. |
\ |(// ).个::_|::::{ / _____/__/:〉ニ\ \____,|__
∧ |└(_/:::: ̄ ̄ ̄\/:::::::>:::::::::::::: }:: \ニ\ /\___〕
/ 人:::::::::::::::::::::::::::::::://:\/:::::::::::::: イ___|ニ./\ \. \
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唐突な指示に、変な声が出た。
狼狽える自分を他所に、はやてはすっくと立ちあがると、
ベッドへと近づいていき、躊躇なく腰かけた。
楽しげに頬を緩ませ、小動物でも呼ぶかのように手招きしてくる。
自分の鼓動の音が部屋中に響いているような気分だ。
視界が揺らぎ、焦点が定まるまで時間がかかった。
息を荒げそうになるのを堪え、必死の思いでベッドに辿り着く。
霧のかかった思考で、言われた通りうつ伏せになると、
はやての体重でマットレスが形を変えるのが分かり、更に心臓が跳ねた。
そのまま彼女の足が自分の腰を跨いだのを感じ、目を瞑る。
なのはになんて言い訳しよう。
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2915
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 22:46:22 ID:a1cT0HKg0
_I!_l!l! 。
r、n、´´|「l!┼`.` ruγ
ζ゙'、ヽ゚゚|! /'|!ヽア/´.ん,°
.。)ヾ. ゙、゙、χ'._._/ ,゚'/ η
_ \、゛\ / "/、。/;。゚
(f_r、。゙、゙く(_人_ ..._/゚ |゙'.r' ゚
ヾ丶 rェェェェ.、゙,イ .レ゚。ζ゚
。、゙ {介ー一'...! fニ゚二'r' グ……グワーーーーッ! グワーッ!
.'ヽ,″≧T≦゙\/ ゚∩゙ '7
{ヾ゚) 〃 / Y アバーーーーッ!
丿、| _,..イ! __ !,ィ f ,υ,,
。r'ヽ「「!「!n/ ,.l(゚, "l|  ̄ ̄ { 〈/゚ .r'
`ヽ\ヾ Y>゚,´ /.l| _n!n nr、≦。
`くゝ=' ち, " .。}} !Lij∪|) }、
`ヾ__メ。 ,: "/jj> _ヽ.___ノ}}
えr')/ ||  ̄ ト=彳
※比喩表現です
、. : …―- . .、、
/: : : : : : : : : : : : :>‐:、__
/: :/ : : : /∨: : : : : : : : : :.\`、
, : : : /: : : :./ / : : : : : : : : : : : : : :`、
/: : : :斗- 、 /: : : : :./ |:..:. :.|: : |: : :.`、
/: : : : |: |/|/丶 : : : :./ : |: :| :.|/}^∨ 〉
/ : |: : :.|: ァ=ミ、 |: : : |/ ⌒ト: | :.{/| 〉 〈ハ
//八: 人 .... ``|Λ: | ァ≠ミ、\|/} Λ 〉:|
/:\{ ::::::: ん心刈{/Ⅳ : : : | ふふ、やーっぱりバッキバキに凝っとったなぁ。
//.:.Λ _` ::::ヾrシ' /:j : /: : :. :./|
/イ:.:/ : : 、 ヽ~^ v, ::: /ィ:../ : /: :/ :| 端末眺めてシミュレーター乗って、
|:/ : j: : |丶 -=⌒ノ:/ : /: : 。 ゚
. 、… 从_:/: :八  ̄_、ィ ):.:// : /:.。' ネクストのパイロットシートも座りっぱなしやろ?
. / / / : /二う=セ二ノ/ : : : : : :/∨
/ ヽ/、 /イ/ニニニニニニ//: :/イ//: : : : ほれほれ、ここがええのん?
. / ∨/ }ノニニニニニニ/ {// ,/): : /:
〈 / j「ニニニニニニ く⌒ヽ▽/ //^ヽ : 「グワーーーーーーッ!!!」
. /У /ニニニニ -ニニニi〈 ∨ ⌒
/ ′ / ニニニ -=ニニニニ| ,/ おお、ええ声で啼くやないの。
. / '///, |ニニニニ-=ニニニニ| 〉 「
/ V///, |ニニニ -=ニニニニ「 / | 〉
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ナムアミダブツ!
背中に触れてきたのは、かつて体験したおっぱいの感触か。
否! 指である! 指の腹である!
肩甲骨の隙間辺りに捻じ込まれた指の腹である! サツバツ!
そのままはやての指は奥ゆかしく、その華奢な見た目に似つかわしくない
力で背中を穿ち始めたではないか! 実際イタイ!
この状況、誰もが甘美なアカチャンカワイイ展開を期待したであろう。
やる夫とて青少年の何かが危なかった。だが、それは見事に裏切られた。
腰のあたりに微かに触れている太ももの感触を味わう余裕すら与えられず、
間断なくツボというツボにカラテを打ち込まれていく。
だが、どうやらツボ自体は心得ているようだ。ワザマエ!
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2916
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 23:04:49 ID:a1cT0HKg0
,.-、
____ ( ノ゙\
/ \ i′ ヽ_ )
/ ― ― \ .〉 ,.く
/ (●) (●) \/ ハ ヽ
| (__人__) | / ヾ あ、でも肩が軽くなったお……首と腰も楽だお。
\ ヽノ / / ! i
. \_ <、 〃ノ ありがとうございます。
/ ,.-、 _, -` く '"
. / | (`  ̄ 〉 「かまへんかまへん」
. ! <| ヽ、__,.― --―'
\_ ヽ''^ヽ |
`ヽ、_ン′ |
_,,......,,__,,..、、、、..,,_
_、‐''゛.: : .: .: (.: .: .: .: .: .:.`丶、
/.: .: .: /⌒.: .: .: .: ̄\.: .: :. .:.\
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⌒7.: .: .: / |.: .:.|.: | : :/ ,.斗ミx\.: |.:.:.:| 斗tミx:.:|.: .: :| : : .: |
.: .: .: / j : : |:八.: :〈 ノ,ハ )八.:.| ノ'ハ 〉|.: .: :| : : .: |i
|.: .: / /.: .: .: .: .:\乂∨ツ \ ∨'ツ |:.: .: .: .: .: :|| ほな、別のもやろか。
|.: :/ /.: .: .: .: : /∧⌒, , , , |.: .:/.: .: .: 八
人:( /.: .: .: .: : / :|:∧ _`___ 八/.: .: .: / \ それとも、ジェンガの続きする?
'.: |.: .: .:/|√.:|.:|込 { , , ) 厶イ.: .: .:./\_∧
|.: :|.: .:./八ニ.|.:|:::| > ., -- ,. イ /.: .: .:/ニ/ ニ| 「え、ええと」
|.:八.: √ニ \|.:|:::| 〔| /\></\/.イ .: /ニ/ ニニ〕
j / Vニニニニ|八 |_/ \〈:i:i:i:i:i〉/ ∨.:/:::|/ニニニxミ 遠慮せんでええんよ。こういう時くらい、好きにせえ。
| |ニニニ|:::::::\| \. 〉= 〈 / /:イ:::::::::|\ ニニ/ ',
\|ニニニ| ::::::::: |_ 〕:i:i:i:〔./_/::: |:::::::: |ニ|ニニ{ } 「そ、それじゃあ、オセロ」
|ニニ/~|/⌒人 /:i:i:i:i:〔 ):::/\ニニハ\ 八 ノ
|_//ニニ〈::::::::::\__{:i:i:i:i:i:〔/ /:::::::::〉ニニ.}:::::\ニ7 ん。
( \ |:::::::|ニ/⌒\::::::::\`¨¨¨¨` ::/:::::/  ̄\:}:::::::∧ニ{
\ \( \::::-―‐-\::::::::\{:::::::/_ -~:::::〔 ̄〕:八::/::::∨
\__ ------ミ_:\::::::::}:/::-‐……‐-:::::/::::/:/:::}
/ //:::::: ̄/ニ=-::::_::::::::::::r‐<~⌒::::::/\
/ / ' /::::::::::::: /:::::::::::::__ ̄ ̄\::::\::::::/ 、 ̄ ̄ ̄)
∨ / { {::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::/\ \) ̄
〈_/ ―┬―≠}_____>--=ニ_:::::::::::::::::::::::::::: ): / \ \ )
 ̄ ̄ ~二ニ==----'⌒\) 、_)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
それから正午までの三時間、時間を忘れるくらいに遊び呆けていた。
久々にやるオセロでは、惨敗を喫した。
テーブルを挟んで向かい合う形で駒を置いていき、そして毎回、
盤面ははやての圧勝という形となった。
「オセロで賭けんといてよかったなぁ?」とはやてが不敵に笑い、
自分もまた、口元が緩んだ気がした。
人生ゲームでは、しっちゃかめっちゃかだった。
事故に遭ったり、急に億万長者になったと思えば一文無しになったりと。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2917
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 23:15:06 ID:a1cT0HKg0
. . . . -―-. .
. . : : :´: : : : : 、丶:⌒:ヽ\
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : \\
/: : : : : : : : : : : : : ‐-: 、 : : : : :i┐`、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ : : :| |:',: :.、
,': : : :/ヽ: : : : : : : : : : :\: : : :/Xニ| |ニ',: :.、
/':` : : { : : : : : : : : : : : : : : `、:.// /X |: : ',: :',_
/ ;′: : : :|: : : : :{: : : : :i: : { : : :l:ヽ/:// :|ミ: : ト、}_ \
. / ': : : : :从:. : : :.i : : : : ', : i -‐:|-∧/: : :! Y.:|.、 ヽi }ヽ
;′ji : : : : i! ',: : : :', : : : : ,i´:| j,斗=ミ、 : : }ソ }: |: `、 ト、
: {l : : : : { `、 : : ',: : : : :| : イ_ノf:沁 }}.: :.}_/}: j:/ } おー、なになに……結婚チャンスマス。
| {|: : i : : ', ,ヽ‐-\: : :|i | 乂ゞシ i : :}: :j :/ /、
l l|: : |: : : `、 ,xャ=ミ、: jハ| '"´ |: :;'Y// / : `、 『指定した異性のピンと結婚できます』、やて。
l|: : i: : : : : \{{ う沁j/ ノ!/ / { ,イ入: : : :}
i|: : ', : : : : : : :ゝ_ ゞ'" 、 _,.. ‐¬ , f"_!___r__| / / \:/ 「え」
八:.:个 、: : : : :.r⌒: 、 乂__: :丿/ ! | _ ノ:}/ ` ー
/ \| |:>-- ゝ: : :个ー-- .., - ' _|| ̄ :: : : : : } / ', ふふ、どないしよ、やる夫君。結婚してまう?
/: : : : |: : : : :八:_>/_ {ー=彡'"|| : : : : : : :: } _|_ ! }
ー=彡: : :r‐'|: : : : { : \ :| `、三/、 j{: : : : : : 彡'i | ̄ } 異性ちうても、私と君しかおらんもんねぇ。
|: : :j .八: : : :{:/ : }レ ヽ==イ `, { T: : ̄ : : : }-―-、.{ }
γ…': : :\:.:{ =- / { : :/ 〉', } : : : : : ;ハ `ヽ、 「あ、え、ええと」
/⌒_...-‐'..)/ /:| /⌒! /、::v! : : : : ;′:i-‐ 、 `、
{ /: : : :  ̄ ̄:`、: : ト、,:: : :.|_ ./: : \! : : : ;′: :|: : : :冫 `、
ノ ./: : : : : : : `ヽ: :`、:|: :  ̄ /: :、ヽ` |: : : ;′: : :} : : / ',
,.: /{: : : : : : : : : : : : : '.,: : :/、ヽ`: :_: :.:{: : : !: : : : :} : / ',
{ / 人:. : : : : : : : : : : : : Yイ:::-‐: : ´ : : {: : : : : : : : : /i i
{ ./ /:.\: : : : : : : : : : ノ: :、: : : : : : : : : :l: : : : : : : : / :| :|
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肩を並べて駒を動かしたり、遊びとはいえ心臓に悪い言葉が出たりもした。
はやても真剣さなど欠片もなかったが、それでも意識はしてしまう。
また、事あるごとに見つめられたり、頭を撫でられたりするものだから、
色々とたまらなかった。ズボン越しに存在を主張する愚息を隠すのにも一苦労だ。
時折もぞもぞしたり、前かがみになる自分を見て、はやてはきょとんとしていた。
途中からはやてもジャケットを脱いでブラウスとスカート姿となり、
身体の曲線がこれでもかとはっきりした恰好に、意識が幾度となく持っていかれた。
身長こそ低いものの、出るところはしっかりと出ている。目に毒どころではない。
そんな自分の苦悩も露知らず、はやては終始楽しげに目を細めていた。
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2918
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 23:21:46 ID:QTCC.TWE0
天然恐ろしい
2919
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/17(月) 23:47:55 ID:a1cT0HKg0
, --―--- ..
> ''"`´: : : : : : : : : : : : : : ≧ 、
, -、イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ、
, ': : : : `: ,:、: : : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : :ヽ: : '.,
/ : : : : /: : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : '.,: :',
/: /: : :.,': : : : ,、 ,: : : : : : : :i: : : : : : :i: : : : ',: : : : ', :.',
/: :,': : : ,': : : : :i゙ "!: : : : : : : !:.!: : : : : i : : : : ',、: : /:! : ,
': : , : : : i!: : : : :! !: : : : : : : !:.!: : : : i:.', : : : : !、ゞ::/:i: :i
': :/!: : : : i!: : : : !. ', : : : : : : i: ', : : : ',: ', イイ.i/::/ヽ:!: :!
!.:.,': ! : : : : ',: : : :!-‐-',: : : : : : :',, -―-: 、:',´, イ!/: : : i : i
!: i!: i: :i : : : ',: : : ! ',: 、: : : : i!: ', :_:_:_:',: ',イ/! : : : !: :i
i: !i: :i : !: : : :.',: ,ィ示≧、:ヽ: : : : i:',彳ん示気: !: :i: : : : ! : :! ……ねえ、やる夫君。
',i !: ',: :',: : : : ',` iし::心ヾ!ヽ: : :!i:! iっ::::刈 i!: :,': : : :,': : : ',
', ',: ヽ:ヽ: : : ヽ 弋Zツ ヽ:.!i! 弋Z:汐 /:./: : : /: : : : :'、 「はい」
ヽヽ!ヾ、:,.-、 : ヽ、 、 ヾ / : /: : : /、:.!: : : : :',
/:./ / /リヾィヽ、 、 , ,イ : /: : : / ヽ、: : :ヽヽ、 楽しい?
/イ / / / ,. ヽ  ̄ ̄ 彡/: /: : : / /ヽ : : ヽ
、 /イ i ' 、i!_ ノ , イ .,': /: : : /ヽ / ヽ: : : ',
ヾ、彡: ,' ゝ、 リ> -- " ,': /: : : / ', ヽ: : ',
i: ! 、 > 、 i!i:.!ヽ i: i!: : : / ', ', : ',
/ヾ', \ ', \ リ ! .!:i: : : ,′ ', ', : !
,': : i" ヽ、i! ) ∧ レ!: : :,' 、----.ゝ !: :!
,: : ,'  ̄ `ヽ、 ! / ,'. ', i!: : i ヽ、 !: :i
i: :.! ヽ、!. / ,: ヾ,i! ヾ: :!, イ´ヽ、 .!: :i
i : ', \ ヾ/. ,'、: : :ヽ /ヾ:'、 ヽ !: :ヽ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
時計の表示が正午を示す頃になると、はやてはトートバッグの底から
二段になっているプラスチックの容器を二つ取り出した。
白い容器にはタヌキのマスコットがプリントされている。
「お弁当、作ってきたんよ。ささっと作ったから、あまり手は込んでへんけど」
ばつが悪そうに苦笑され、そんなことないと頭を振って見せると、
心底安心した様子ではやては口の端を上げた。
本当に、よく笑う人だ。それも、自然な笑い方だった。
見ているとこちらまで気持ちが明るくなってくるようでもある。
割り箸と一緒に手渡された弁当箱を開けてみると、ソーセージやマッシュポテト、
ブロッコリーや鮭の切り身などが可愛らしい紙皿で仕切られ、
上段に詰め込まれており、下段には白米が詰められていた。
思わず感嘆の溜め息を漏らす。お弁当というのは聞いたことこそあるが、
実際に食べるのは初めてだ。カズキも恋人に作ってもらうらしい。
礼を言うと、はやては突然、落ち着いた声色で聞いてきた。
目も口調も穏やかだったが、先程とは違った様子に感じられた。
下↓1 なんと答えますか
1.楽しいです
2.楽しいのもそうだし、はやてさんがこうしてくれるのが嬉しい
3.なんだか恥ずかしい
【好感度表】
なのは Lv5
はやて Lv5
アルトリア Lv5
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2920
:
安価のやる夫だお
:2020/08/17(月) 23:50:04 ID:oZrzNSR60
2
2921
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/18(火) 00:06:27 ID:B0Hrgkn.0
____
/_ノ ヽ、_\
/( ─)/)(─)\ 楽しい、のもそうだけど……はやてさんがこうしてくれるのが、嬉しい、というか。
/::::::⌒///)⌒::::: \
| /,.=゙''"/ | えっと、楽しいし、嬉しいですお。
\. i f ,.r='"-‐'つ /
/ i _,.-‐'~ \
.. i ,二ニ⊃
.. ____
/ ― -\
.. / (●) (●) なのはさんとかもそうだけど……はやてさんには、本当に感謝していますお。
/ (__人__) \
| ` ⌒´ | お礼になることなんて思いつかないけど、凄く、嬉しいと思いますお。
. \ /
. ノ \
/´ ヽ
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
なのはやはやて、アルトリア、クーガーやカズキ。
皆、自分の知らないことをたくさん教えてくれるし、経験させてくれる。
そして、それ以外にも、思い出させてくれる。
誰かと食事をしたり話をするのは、楽しいことなのだと思い出させてくれる。
ずっと忘れていた気がする。考えても仕方がなかったから、考えもしなかった。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2922
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/18(火) 00:23:13 ID:Ds/agQAk0
___/⌒\
.、-''".: .: /.: .: .: .:\`丶、
.、-'".: .: .: .: .: .:.⌒\.: .: : ',.:〉\
/.: .: .: .: .: .: :\.: .:\ :\:⌒∨ ∧.:.
. ' : .: .: .: : |.:.:. .: .: .:`、.: .:.',.:.〈⌒∨ : .: .:.
/ /.: .: .:/:| .:|.: .: .: ', :: ',.: .',:.:〈⌒i : .: .: .:.
. : |.: .: .: .: |'^| : : .: : ',_:ニ=-‐….: .:.:.|^ヽ.: .:.|
|.:.:|.: .: .:|.:.:| |.: .: .: .:.:|.: :>==ミx..: .: |^ }.: .:|
|.:.:|.: .: .:|.:.:| 八.: .: .: .:|〃 _)ぃハ Y.:.| 〉/.: : | さよか。そないな風に言ってもらえると、私も嬉しなるわ。
|.:.:|.: |.:八.:./ ,,,,_.:.:.i| 乂ぅ少 j:/|ノ:|.: .: | ____
|.::.|.: | : .: 八 Y _)心jリ , , , / :|.: :|.: :/ / ̄\ うん。私も、君とこうしとるのは楽しいし嬉しい。
|.:.:|:八 .: .: : :人乂ぅッ 八.:/ / \
|.:.:|.: .:.\ .: 〈:心 , , ` _ ノ / :|.: |\ |
|.:.:| :(\( \.:.:. 个 . イ/|:/| / \〉 |
|.:.(\\ \ \(\ ::::/ ).‐--</ 〈:/.::| ̄ ̄\ | /
|:/ \\\ \ \ \ //::::://-:\ /:::八 \ | /
/ r‐ミ\\(``〜、\ `'<〈/|_://--<:\ 〈
)> ., ニ=- ..,_  ̄\へ::::::/:::|\ 〕
\ r'' 〕:::::\:::::|::::::\ \
_/)> _ と _,,....,, __ /:::::::::::|\::::::::/ \
__/ ̄ ̄~"''〜、、---):::::|: :/|∨:::::::::::::|::::|\/ ::::::: \
/ / `丶、::: |:/ :|/::::::::::::::/:::/::::::\::::::::::/\
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. . <: : : : : : : : : : ≧: : .
. , : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : : : : : > 、
,: : : : : : Y´: : : : : : : : : : : : :丶: : : : :\
./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ: : : ヾ:.、
: : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : ; : : : ; : :ハ
: : : : /: : : : : :/;_:_:;: : :/: : : : : : :∨: : ∨: :!
: : : ::{: : : : : : {´`´`∨: : : : : : : : ∨≪∨:{
: : : ::|: : : : : : | _,.--}:-:、 : : : :; -:∨≪Ⅵ
: l : {:!: : : : : : !´ __l! ∨:|ヘ : }从: }: : : |リ
: |:l:从: {:-: : ::トz====㍉, }/__,ム:| }: : |
: |:|: : {`ヽ ∨:!ゞ辷:ノ ( ´¨´八.!::从 ……食べよか。
: |:|: : `ヾ_- ., , .: : : ト 、
: |:|: : ∨: 〉く: 、 __ ., .ィヘ:_:_、`ヽ 「はい。いただきます」
::介∧ ∨{ Y: >、  ̄ <: :{ ゝ_ィ^ヽ.
:{ .l: :∧ ∨:\): }ヾ:、/ ̄_Y二ニrf´` ` 、 ん、おあがりや。
:| .|:∧ \{~ ‐}:l:! >‐ミ {_|_ {ノ^ヽ 、__
ゝ/ ∧ |ハ./三三∨ ̄ `ヽ. ハ 〉:::::Y
_/ / ∧ / }!ゞ三三≧--=ニニニ{ト-::イ:::::::::!
. / \. / .!::::::>:..寸二〉::::>:::::`ヽ:::::::::::::::|
,-=ミ .У_.」::::::::::::::::><::::::\:::Y::::::::;::::::;ノ{
`ヽ { .|:::::::-<::::::::}::::>::Ⅵ:::::::::::Y:::::::l、
l! !::::::{:::::::::::::└::―:-Y::o::::::::}::::::::|::\
l! ム::∧::::::::::::::::::::::::::::`::、::::::|:::_:::_::_:::::
l! イ::::::::::::::\::_:_::::::::::::::,::-::‐'::´:::::::::::::::ト、
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
はやては一瞬だけ、安堵を浮かべたかと思うと、元の明るい笑顔へと戻った。
心配事が一つ消えた、そんな様子だった。
多くは語ってくれない。意図も告げてはもらえない。
だが、それにもきっと、意味があるのだろう。
今の質問に意味がないと思えるほど、自分も無垢ではない。
はやては何かを心配している。自分の何かを。
今は、無理に聞く必要もない。
沸き上がる憂いに蓋をして、箸を持ったまま手を合わせた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
2923
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/18(火) 00:23:46 ID:Ds/agQAk0
┌──────┐
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
│::::::::::::::::::::::::::::::::│
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└──────┘
┌───┐
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└───┘
┌─┐
│ :: │
└─┘
┌┐
└┘
□
・
2924
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/18(火) 00:30:11 ID:Ds/agQAk0
_ ______
´.: : : : : : : : : : :`
l: : : : : : : : : : : : :i
i: : :○ : : : ○: :.|
|: : : : : : : : : : : | おっぱ……失礼。今回の投下はここまでだ。
j: : : -===- : :.i
r―--┐ i: : : : : : : : : : : :l 次回は来週の月曜日、8/24の午後八時からとしよう。
i: : : : : ', ゝ : : : : : : : : :t´
',: : : : : i , f: : : : : : : : : : : : : :ヽ ちなみに好感度表はこうなった。現在のトップははやてだね。
\: : : :y: : : :Υ: : : : : : : : : : :y: : '..,
',_: :: :/ i: : : : : : : : : : : :l丶 : : :ヽ
 ̄ l: : : : : : : : : : : .i \ : : :丶
【好感度表】
なのは Lv5
はやて Lv6
アルトリア Lv5
. . .-─‐-. ミ
|: : : : : : : : : : `: ..
|: : : : : : : : : : : : /
}Ο : : : ◯: : : :,′
: : : : : : : : : : : :i なのは、はやて、アルトリア。二週目はヒロインたちが大人で、
{ -===- 、: : :. :.|
〉: : : : : : : : : :ノ それでいてタイプがはっきりと分かれているね。
i: :`ニニニ´: : : : ‘,
__/ : : : : : : : : : : : : i それゆえスレ住民たちの好みも分かれていることだろう。
___ /.: : : : : : : : : : :‘,.:.三|
/ :::: ヽ: : : :‐--∧_: : : : : : : : : : :./:|: : : | 決断の時は近い。備えよう。自分のちんちんを信じるんだ。
.′ :::::::‘: : : : : : }/∧ア´二二ヽ:/ | : : ‘,
. ‘::::::::::::::ノ: : : : : :ハ \{/: : : :/⌒゙ヽ : : :‘ それじゃ、シーユーアゲイン。
. ゝ-=彡-──<¨¨゚‘; .: : :./:::::::::::::::} : :. :.|
\: :′:::::::::::/______」
弋:::::: /
`¨´
2925
:
安価のやる夫だお
:2020/08/18(火) 00:33:55 ID:2sX0YZY.0
乙ー
2926
:
安価のやる夫だお
:2020/08/18(火) 00:37:17 ID:9LHl6gAA0
乙
2927
:
安価のやる夫だお
:2020/08/18(火) 21:18:58 ID:UYRl6Ysg0
乙でした
2928
:
安価のやる夫だお
:2020/08/19(水) 12:42:08 ID:16ukJR9g0
乙
2929
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/24(月) 20:00:27 ID:w56l4Lxk0
/||ミ
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|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| 、 - ‐‐ -,
|:::::::::::::::|,´: : : : : : : : :
|:::::::::::::::|゙i : : : :○ ○゙i ハロー。
|:::::::::::::::|}: : : : : : : _ _ _l
|:::::::::::::::||: : : :-=´_ _,´
|:::::::::::::::||___ : : :丿
|::::::::::::::(_____ノ´||
|::::::::::::::(_ノ / . . . ||
|:::::::::::::::||/ ||
|:::::::::::::::|| ||
\:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
\ ::::||
\||
2930
:
◆x0SRSoJXe.
:2020/08/24(月) 20:00:38 ID:w56l4Lxk0
, -‐ ‐- 、
/: : : : : : : : : : ::',
, ': : : : : : : : : : : : : : :',
/: : : : : : : : : : : : : : :○:',
ヽ : : : : : : ○: : : : : : : : :', 気候はめちゃ暑いけど、もうすぐ夏も終わりだね。
. `ト : : : : : : : : : : : _,-‐'`iヽ _
i: 丶: : : : : :,-‐'´__,-‐'´: : : `ヽ チミたちなんかした? モコイさんはハーゲンダッツを一回だけ食べた。
| : : :ト: : : : `-‐´ : : : : : : 、: : : 丶
| : : :'、j`-‐ : : : : : : : : : : : \: : : ヽ 抹茶とクッキークリームだね、モコイさんは。
丶,,:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : | : : : i
`ヽ: : : : : : : : : : : : `ー‐'
ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
2931
:
安価のやる夫だお
:2020/08/24(月) 20:04:33 ID:.nfCN1yE0
ハロー
2932
:
安価のやる夫だお
:2020/08/24(月) 20:04:53 ID:ppYYd9pA0
ハロー
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