【安価】やる夫は誰かのために戦うようです【R-18】 - 1542546882

1： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/18(日) 22:14:42 ID:NOfdPGR20: 　　∧　｀i¨ヽ　　　i 　 i 　γ⌒ヽ｀i¨ヽ　｀i￣'｀|￣｀ヽ.　　.i＼　i＼
　 _/,,∧ ├く　　 ∧ .∧　｛{　　 }｝|-く.　├一.|　　｝　　.| | ヽ| .:iヽ
. _/_ 　ﾍ_jL ＼__/　∨　∨ヽ､__ノ jL　＼」__.,ｲ!____ノ　　　| |　.:| ｜ヽ
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　　　　　　　　　　　｛{　　　｛{　　 }｝├く　├一.　￢┌ .:| ┌─'′＼
　　　　　　　　　　　ヾ､__.ｲヾ､__ノ　.jL ＼」＿ｲ　ｊ_.L._j__Ｌ　　　 )＼

●この作品は株式会社フロム・ソフトウェアによって平成18年12月21日に発売された、『アーマード・コア4』の二次創作作品です

●原作との相違点も多く、作者の知識の至らない点は自己解釈によって補われています。あらかじめご了承ください

●この作品はフィクションであり、実在する人物・地名・団体とは一切関係ありません
123： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:05:18 ID:T1a/MUYo0: 　　　　ヾ､ー､､-===-､｀ヽ、ヽ
　　　　＞''"´￣￣￣｀`ヽヽ｀ヽ.ヽ　、
、ミｰ彡 ―=二￣￣｀`''＜＼'，∨}!　}!
　丶｀''――=　-=ﾆニ=ｧ…'⌒ヾＶ V }
.　ヽヽ￣―＿二ﾆ=-_/ 　 /毛ﾐノイ彡
. 　ヽ､`''～､､,,_ ｱ´/ 　 /　　　｀` }ヾY
　　　 ',ヽ , -､彡' ,ｲ　／　　　　　 {川)!
　　ヾヽV ハﾐ㍉ィ7ｲ､､,,__　 }!　 __}ｲ　　　　　　　ネクスト戦役の英雄の差し金ねえ。
　　　ﾍﾊ〈 {.ﾐ'"｀`l{ミ===ﾃ'}l,,ｧ'::::/',
　　　　 }ｿﾍ-　ヽ　ゝ……',ィ::::アl::::'，　　　　　　でも、無理があるんじゃないかね？
.　　　 / 　 `l　　',　　　 /:::::ｱ| ハ,ィ:::)、
.　　／ﾍ　　卜、 l,,､､-ｧ'ﾞ:::::/,ィ:::::＞'´::::ヽ　　　　あれくらいのAMS適性じゃ、あのマーシフルの性能は引き出せない。
_,Ｙ´{.　　ヽ　 ',　＼｀'-ｲ::;;;ィ::::: イ＿_.斗┐
.-∨∧　　＼::. 　 /::::::::,,､､‐''":::::::＿イ:::　　　　　人を見る目はなかったみたいだね、あの娘。
◯=∨/心､　＼,ｲ:::::::::／::::`''――‐ｧ::::ヽ
':.:.:.:.:.:.寸//心／:::::::::::::::::::::/¨¨¨¨¨´.:ヽ::::::
.:.:.:.:.:.:.:.:.寸//:::::::::::::::::::::::,ｲ',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾍ::::
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V⌒｀ヾ;;＞''/ﾍ }｢.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',ゝ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　　　 //////ﾊ}!―､､,,.:.:. イ:.}

: : :.i: : : : : : : :1: : : : !: : : : |: : : : : : : }: : i: : ﾄ、: : : } : : :.!: |: :.|: :: :
: : :.|: : : : : : : :i: : : : :|: : : :.:|: : : : : : ,′:.{′.|:＼: : !: : : :|: :|: :1: :}ヽ
: : :.|: : : : : : : :ﾄ.: : : :1: : : : !: : : : : /: : :ﾊ: : ﾄ､: :＼!: : : :| .1 .1: :|
: : :.|: : : : : : : :| }: : : .|: : : : |: : : : ｲ: : / }: : :.′＼::.＼: ｜::|: :}: :1
: :.ハ: : : : : : :.,' |: : : :}: : : :ﾊ: : : /: : /≦: : ′ : : |＼::.＼: ハｲ:｜
./　 |: : : : : : 1 1: : ./|: : :/‐'}: ム: :/　 }: ｨ!: : : : i: : ＞､::.ヽ⊥.!_＿
　　ﾊ: : : : : : :}_」: : 'ﾆ! ./二!/ｨ| ｲ≦ｲ}:./ }: : : /: :/: :/: :＞┬┬ ´　　　　　期待はできないでしょうね。
.r　　}: : : : : :ﾑ/: :ﾊ-}:.'千丐行 }/}　// /: : : /: /: :/: : //　}: :}
. ｀-ﾆ|: : : .:/ /:.:ハ_/'､竺竺xzｨ .イ// /: : : /: /: :/: : /ｲ　/:./　　　　　　　機体の性能を活かせぬまま戦場に没するか、
　　　|: : :./ /.／` _｀_￣￣￣￣´ / ./: : .／:./／/／　／´
　　 ,': : / /./　｀ ─- ､　　　　　／: ／: ／}}ｽ´./　　　　　　　　　　　　　　機体に食いつぶされるのがいいところでしょう。
　　,': /　// 　　　　　　　／:.:イ: :／//ｲ } /
　 ,':./　 /　　　　　　　　　 ´　／_ィ　///{ノ/
　//　　　　　　　　　　　　　 /.　///　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 /.　///　 /
124： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:10:55 ID:T1a/MUYo0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　．　":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :ヽ:.:.:.: . . __
　　　　　　　　　　　／:.: ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :⌒ヽ:.:.:.:.⌒､
　　　　　　　　　　　 ′ : :'⌒:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ:. ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /／:.: / : :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :､:. ヽ:. l:.:. 仆
　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.//:. ′／:. /:.:.:.:.／:ﾉ:.: l : :}:. } ､..} ヽ
　　　　　　　　　　ー=彡: //.../.../.../// /.-=彡イ/ヽ､:.:/: /:. | l:.: |
　　　　　　　　　　　　' / ′:.:′.{: /..l l...l : :/ i/../__ j」V:.:/:.:.:.| | : |
　　　　　　　　　　 { l |.l i...i...|-V－十i|:.:.:| ﾌノ ,､≦ﾐ V:.:. : :| |.i i}
　　　　　　　　　　　　l八.l |: |: i/ うﾐt､　＼j　イ{ｲz7 〉i}:. ﾉ:.:.i/ | |　　　　　　できてノーマルの相手が精々でしょう。
　　　　　　　　　　　　乂l.i.人_」斗''゛　　　 `　¨¨´ノイ_ ノ}l人}
　　　　　　　　　　　　　　　从｀ト`　　　　|　　　　　　　　/　ﾉﾘ　　　　　　　　かつての英雄の機体も、こうなってしまっては終わりです。
　　　　　　　　　　　　　ヽ∧　　　　｀　　　　　　　/r=彡､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　　 ,―-､　　　ｲｌ:|:.:|ﾐﾄ､　　　　　　　　まあ、我々には歴代最強のリンクスがいるのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　￣　　　／ i|从人
　　　　　　　　　　　　　　　　 r== >､　　　イ,r＜>r= ﾐ　　　　　　　　　　　過去の遺物の出る幕ではありませんよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l ｀ヽ＼｀Y´ ／<f´r ´￣l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |｀lil l ヽ＞＜ :′| li 　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　il l:.:∧乂 /:. : | lil 　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　il l:.:.:∧x/:.:.:.:.:| li　　　 l ､
　　　　　　　　　　　 ,,..　イi　il l:.:.:.:.:.v:.:.:. : :|ﾐﾄ､　 r　､　＞．
　　　　　　　　 …''"¨＞ｌ l　＼ il l=＝o＝＝=| l＞｀弋ン≦三{il｀＞
　　　　　　　　＜´　 i| |　　　{}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :{}// ´ 〈〉　ミx
125： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:11:07 ID:T1a/MUYo0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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126： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:12:01 ID:T1a/MUYo0: ～TIPS～

---Unknown---

【Name】
ネームレス
【Status】
AMS適性：？
極めて高い適性を持っており、機体を自身の体同様に動かせる、と思われる。

戦闘技術：A
ネクスト操縦技術。
ブライドルランク1位に相応しい実力の持ち主。

【Note】
IGIOの切り札。ブライドルランク1。
決して人前には姿を出さない、不動のランク1。
壮年男性の声をしているらしいが、詳細は不明。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈＼　　＿______ ﾊ　　 /l　　 ./〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼　　　　 l lヽ.　ｌｌ　　.//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＼＼　　 ! !＼＼ｌ　 //
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /(二ﾄ　/ヽ　＼＼ｌ l 「「ヽl//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼__｀>、＼　＼＼|::',::: 〉　　　　/ﾆﾆﾆ7!
　　　　　　　　 ===ｧ､_____　　　　　　　　　　　 |　　　仁　＼　`(@）＼{::::V　　　／　　／〉￣ >､
　　　　　　 ____／/　　　＼_　　　　　　　　　 |　　　{ニ　　　弌℡ｭ.、 L:/ 　__, fニニニ／　／　 {
　　　　　　　___/__/　　　　　|＼rーｧ‐‐ ､　　　　 }　　 {ニ　　　 ∧ 〉===Y!}／／　　／　／ {　　 {
.　　　　　　 ||‘,　‘, 　　　 |　 l　 |　　 L＼　　 r'-=ﾆﾆ二ヽ　　 /_/7　三/7.／　　／　.／　　 !　　{_
.　　　　　　 || ‘,　‘,　　__　 |　 l　 |　　　　L＼_/_________{_____＼_l{/ {_／〉〉∧._____　 /　 ./　　　 ∥￣　∨
.　　　　　　 ||_ ‘,　‘,／／￣￣＼.!　　　　　　　｀ヽニニニﾆ/ニ＼ﾆヽ//ﾆﾆﾑﾆﾑ V　　{　　　　 }l　　　 }
　　　　　　　二‘,　‘, ‘,　　　　　 |　　　　　　 |ｰ―‐‐ｧ.ニ　＼{‐‐‐=ﾆ二ﾑﾆﾑ_',　　‘,　　　　ヾ　　　「
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　　　　　　 '//////,　‘,_‘,　　　 /＼　　　　　　　 |ﾆ|ﾆ|__寸ニ寸寸ﾆﾆﾆ=- _　　　｀ ‐=ﾆ‘,___　　　　　}
　　　　　　　'//////,/　＼＼___/　　＼　　　　 |ﾆ|ﾆ＼ニニﾆ＼ｊ.ニﾆlニニ=-ニニニﾆﾆ寸ﾆ＼　 /
.　　　　　＼///,{　＼　＼‐　　　　＼ ________|./ニニ＼.ニニニニﾆ＼ﾆニニニ=-ニニﾆ寸ﾆ}　 !
　　　　　　　　＼八　　＼　＼　　　　　　　 |ニニﾆﾆニ,>=========＼lﾆﾆﾆニ|　　　　 |ﾆ7 ./
.　　　　　　　　 }　ヽ　　＼　＼　　　　　　　／ニニニニｌ {三三三三三} ｌ＼ﾆﾆﾆ|　　　　 |./／

【Name】
ノーバディ
【Type】
中量二脚
【Architect】
IGIO開発部
【Status】
火力：A　機動力：A　耐久力：B　持続力：B　負荷：D
【Note】
IGIO開発部が総力を挙げて開発した白い中量二脚ネクスト。
武装はレーザーブレード、シールド、レーザーライフル、PMミサイル。
機動性、火力共に高水準で仕上がっており、それでいて装甲が犠牲になっているわけでもなく、
持続力もあるというIGIOの最高傑作。
127： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:20:04 ID:T1a/MUYo0: 　　　　}: : : : : : : :_ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;ﾘ
　　　　i!: : : : : ／: : : :r : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _＿i
　　　〔: : : : :/: : : ,´:/ﾍ: ヾ : :ﾉヾ: ､: : :ヽ　　＼＞'´///}
　　　　|ﾐz､ノ: : :彡'/＿_ヾ:i :〃:ﾐヾミ: : : ＼: : ;)/////.i
　　　　|/〃: : :ｿ : {//////////ヾ､ﾐ:}ヾ｀ﾞ/´＼j/////.{
.　　　 }ヾﾞ从〃＼｀.///////////｀ﾞヾ;////////////-､
.　　　　i////////ヾ./////////////j//////////f'´ヽ.i
　　　　ﾉ｀ｰ-､./////＼_////////////////_ノ´ミK｀Y }.}
　　　/ｿ: : : {≧｀ﾞー-z､_////////,＞任=ヲ'´,　｀ﾐj,　ﾉ〃､
　　〃/: : : i三三三三 >ﾞｰi-'´￣｀＝≡´ 　　ノ从〃ﾐミヾ､_,
＿彡'人: : : :}三三三／ i　 i!　　ヾ　　｀ー　　　　ｿ彡ｿヾミヽ､
.:. .:. .:. .:.ﾄ､彡ヽ三≧'　; ´　 }　､　}　　　､_　　ヾミ三≧ミヾ｀ー-
　.:. .:. .:.从ﾐソ, ｀ﾞ´／{ ' 　!　|　　 Y､　　　　｀ヽﾐ去ミヾ!.:. .:. .:. .:.ヽ
.:. .:. .:./:. ｿ彡ﾈ　ﾑ,,, ヽ '　　ヽ　ノ　｀ﾐ､　　　､ﾐミヾ､ﾞ,; |.:. .:. .:. .:. .:.＼
. .:. . /. .:. .'ｷ彡　'去彡ﾝﾄz - 彡≦ﾐヾミヾ､　､ヾﾐミﾉ,;;; |:. .:. .:. .:. .:. .:.
:. .: /.:. .:. .:./;ム彡'´｀ﾞ丶_　　　_＿　― ; ﾐｿﾉヾ}/从',;;;;;i .:. .:. .:. .:. .:. .:.
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:. .:..i. .:. .:. i:::::|;;;;;ﾐ从ｿソil|||||||ilﾐ､_ 彡'从ヾ　／,;;;;;;;;;;;;;;;;|.:. .:. .:. .:. .:. .:. .:
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. .:. .!:. .:. .:.i!:::::l;;;;;;;;;;;;｀ヾﾐ三三≦彡ﾞ , イ゛,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i.:. .:. .:. .:. .:. .:.

【Name】
ネイキッド・スネーク
【Status】
AMS適性：D
最低限の適性しか持っておらず、本来なら通常関節ネクストの操縦は不可能。

戦闘技術：A++
ネクスト操縦技術。
スネークは劣悪なAMS適性を経験と技術を以って無理やり操作している。
数十年に及ぶAC搭乗経験は伊達ではない。

【Note】
SI所属のリンクス。かつてネクストが開発される以前から存在していた、
ノーマルを駆る傭兵、レイヴンとして活躍していた老兵。
ブライドルランク2の猛者。
伝説の傭兵として語り草になっており、その功績は数えきれない。

―――Unknown―――

【Name】
ラスト
【Type】
重量二脚
【Architect】
ヒューイ
【Status】
火力：A　機動力：D　耐久力：A　持続力：A　負荷：A
【Note】
SI製パーツで構築された迷彩柄の重量二脚ネクスト。
拡散バズーカ二丁とミサイル、連動ミサイル、レーダーという標準的な武装だが、
スネーク自身の射撃技術、回避技術、格闘術によって驚異的な戦果を挙げている。
アーキテクトはSIを裏切って海に流されたという噂もある。
128： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:23:50 ID:T1a/MUYo0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . .-─‐-. ミ
　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : : : : ｀: ..
　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　　　　　 }Ο : : : ◯: : : :,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : : : : : : : : : :i　　　　　　クソネミ。
　　　　　　　　　　　　　　 { -===- ､: : :. :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　〉: : : : : : : : : :ノ　　　　　　気が付いたら七時間投下していた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i: :｀ﾆﾆﾆ´: : : : ‘,
　　　　　　　　　　　　　　　__/ : : : : : : : : : : : : i　　　　　　何を言っているか分からねーと思うが（ｒｙ
　　　　　　＿__　　　　／.: : : : : : : : : : :‘,.:.三|
　　　　　/ :::: ヽ: : : :‐--∧_: : : : : : : : : : :./:|: : : |
　　　　.′ :::::::‘: : : : : : }/∧ア´二二ヽ:/　| : : ‘,
.　　　　‘::::::::::::::ﾉ: : : : : :ﾊ＼{／: : : :／⌒ﾞヽ : : :‘
. 　　　ゝ-=彡-──＜¨¨ﾟ‘; .: : :./:::::::::::::::} : :. :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: :′:::::::::::/______」
　　　　　　　　　　　　　　　　　弋:::::: ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ _____＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´.: : : : : : : : : : :｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　 l: : : : : : : : : : : : :i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i: : :○ : : : ○: :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　　あ、喜びたまえチミたち！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j: : : -=＝=- : :.i
　　　　　　　　 r―--┐　　　 i: : : : : : : : : : : :l　　　　　　　　　　現行で出ている女性キャラは全て攻略対象だ！
　　　　　　　　　 i: : : : : ',　　　ゝ : : : : : : : : :t´
　　　　　　　　 ',: : : : : i　 , f: : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　＼: : : :y: : : :Υ: : : : : : : : : : :y: : '..,
　　　　　　　　　　　　 ',_: :: :／　 i: : : : : : : : : : : :l丶 : : :ヽ
　　　　　　　　　　　￣　　　l: : : : : : : : : : : .i　　＼ : : :丶
129： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:27:08 ID:T1a/MUYo0: 　　　　　　　 ,- ‐‐ -　､
　　　　　ｒ‐ｲ: : : : : : : : :｀,
　　　　　　i /○　○: : : : /　　　/｀､
　　　　　　i_ _ _ : : : : : : :{　　 / : : /
　　　　　　｀,_　_｀=-: : : :| 　ノ : : /　　　　　　好感度をレベルで表すとこんな感じ。
　　　　　　　i: : : : :_: : : : :'y´ : : : /
　　　　　　　｀-‐､´: : : : : : : : : ／　　　　　　　頑張れやる夫！　生きルルォ！
　　　　　　　ﾉ : : : : : : : : i´
　　　　　　　 / : : : : : : : : : :|
　　　　　　i: : : : : : : : : : : !
.　　　　　（｀ー‐-　　-‐　_}

なのは　Lv1
ラケル　Lv0（三週目から攻略可能）
リエラ　Lv2
アリス　Lv0
アリサ　Lｖ0
アルトリア　Lv0（二週目から攻略可能）
130： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/22(木) 04:29:45 ID:T1a/MUYo0: 　　　　　　,　-‐ 　 ‐- ､
　　　　／: : : : : : : : : : ::',
　　 , ': : : : : : : : : : : : : : :',
　　/: : : : : : : : : : : : : : :○:',　　　　　　　　　　さて、>>1はいい加減寝るよ。
　　ヽ : : : : : : ○: : : : : : : : :',
　.　｀ﾄ : : : : : : : : : : : _,-‐'｀iヽ _　　　　　　　　再度言っておくが、これはエロゲだ。
　　　 i: 丶: : : : : :,-‐'´__,-‐'´: : : ｀ヽ
　　　 | : : :ﾄ: : : : `-‐´ : : : : : : ､: : : 丶　　　　　誰を攻略したいかよーく考えておいてくれ。
　　　 | : : :'､j｀-‐ : : : : : : : : : : : ＼: : : ヽ
　　　丶,,:_:_:_: : : : : : : : : : : : : : : : | : : : i　　　　それじゃ、シーユーアゲイン。
　　　　　　　　｀ヽ: : : : : : : : : : : : `ー‐'
　　　　　　　　　ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽ
131：安価のやる夫だお：2018/11/22(木) 04:31:44 ID:3R7hejSQ0: 投下乙
132：安価のやる夫だお：2018/11/22(木) 07:25:25 ID:52JAElPE0: 乙でした
133：安価のやる夫だお：2018/11/22(木) 07:32:46 ID:Hv98NXcg0: 乙
134：安価のやる夫だお：2018/11/22(木) 09:22:47 ID:eEO2bWXI0: 乙です
135：安価のやる夫だお：2018/11/22(木) 22:17:26 ID:KmLP7q6w0: おつおつ
ぼくはマーシフルちゃん！
136： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 15:24:20 ID:EYLzHYBg0: ハロー。今日は休みだから書いてたら、安価シーンまで書けたので投下しようと思う。

今日の午後九時から投下だ。刺激的にやろうぜぇ。
137： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 21:00:45 ID:EYLzHYBg0: 　　　　／||ミ
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　|:::::::::::::::|}: : : : : : : _ _ _ｌ　　　　　　　　ハロー。
　|:::::::::::::::||: : : :-=´_　_,´
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138：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 21:09:14 ID:oMU24xe.0: ハロー
139： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 21:16:39 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　､　- ‐‐ -,
　　　　　　 ,´: : : : : : : : :
　　　　　　ﾞｉ : : : :○　○ﾞｉ
　　　　　　 }: : : : : : : _ _ _|　　　　　　前回は仕事上がり故そこそこのテンションだったが、
　　　　　　 |: : : :-=´_　_,´
　　　　　 y' : : : : :_: : : : :i　　　　　　今日は休みなので脳細胞がトップギアだぜ。ああ、ACVDとかスレのみんなでやりたいね。
　　　　/ : : : : : : :┌─┐
　　　　i : : : 丶: :ヽ{ .茶 }ヽ　　　　　私？　私は威特ヒトキャ腕月光月光軽逆かプラプラ六万パイルTE盾軽逆、
　　　　ｒ : : : : :ヽ、__)一(_丿
　　　　ヽ、___ : : : :ヽ : :ヽ　　　　　　威特ハウタンに威特三連スナキャ腕バトバト中二ってところだ。レザスピ四脚許すまじ。
　　　　と_ : : : : : : ノ : :ノ
　　　　　　￣￣￣　￣　　　　　　　　レザスピ四脚四機編成とかなんやこの厨パァ！　じゃ初めてこうか。
140： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 21:16:50 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　＼　 r'´￣￣￣　　￣￣￣｀､::.　　　＿＿＿
　　　l} ､:: 　　　＼ﾍ,___,＿＿＿＿＿＿＿/::.＿＿|　　　　.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿
　　　|l　＼::　　　 | | 　　　　　　　　　　　｜､:..　　|[],　_ .|:[ニ]:::::
　　　|l'-,､イ＼:　　　| |　　　　　　　　　　　｜::..　　ﾍ￣￣,/:::(_＿)::
　　　|l　　´ヽ,ノ: 　　| |　　　　　　　　　　　 ,l､:::　　　￣￣::::::::::::::::
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╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ベッドの上で目覚める朝には、未だに慣れなかった。
窓から差し込む朝日に目を細めながら、昨日のことを思い出す。
ネクストに乗ったこと。空を飛んだこと。十三人もの人を殺したこと。

思い出して、吐き気に襲われた。
咄嗟に手で口を押える。
手を汚すことを嫌がっていたわけではなかった。
ただ、理屈ではない、本能と言っても過言ではないこのおぞましさは、
どうしようもできなかった。

もう戻れはしない。やる夫は人殺しの傭兵となったのだ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
141： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 21:17:01 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　　　　／　─　　 ─　＼
　　　　　　　　／　（●）　（●）　＼
　　　　　　 |　　　（__人__）　　　 |
　　　　　　　　＼　　　｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　／　　　　ー‐　　　　＼

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ベッドから起き上がったはいいが、やることなどあるはずもなかった。
今までは起きては歩き、盗み、ゴミ箱を漁り、すきっ腹を堪えながら
冷たいアスファルトの上で眠っていた。

今は違う。そんなことをする必要はどこにもない。
口座には見たこともないような金額が入っているし、
食堂に行けば腹が膨れるまで食事にありつける。

やる夫は困惑していた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
142：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 22:07:12 ID:l12jO.EE0: およ？
143： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:27:41 ID:EYLzHYBg0: oh……寝落ちですねクォレハ……実際ケジメ案件では？

再開するよ。
144： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:27:52 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　／―　―　＼
　　　　　　／（●）　（●）＼
　　　　／　　（__人__）　　＼　　　　　　　ネクスト戦役……
　　　 |　　　　｀ ⌒´　　　　　|
　　　　＼　　　　　　　　　／
　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　 |　　　・　　　　・　　）
.　　　　　|　　|　　　　　 /　 /
　　　　 | 　 |　　　　　 /　 / |
　　　　 |　　|　　　　 /　 / 　|
　　　 (YYYヾ　　Y　(YYYヽ　|
　　　　（_＿＿ノ-'-（'＿＿_）_ﾉ

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ふと、やる夫は思った。
そういえば、この基地には資料室もあった。
もちろん紙媒体ではなく端末が並んでいるのだが、そこにあるのは紛れもない
資料の山だ。

なのはに聞いた話を思い出す。
ネクスト戦役と、やる夫の両親が死んだ時期は、ちょうど一致するのだ。

資料室に行けば、やる夫の両親を殺したネクストが分かるかもしれない。
丁度食欲もなかったところだ。
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145： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:30:43 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　／　　　　＼　　　　　（　カチャ　カチャ　カチャ　…　）
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早速やる夫は資料室に向かい、端末を立ち上げた。
パソコンの扱いなら養成所で習った。それだけは無難に習得できたのだ。

仇が討ちたい、と思ったわけではない。
無論、目の前に現れれば生かしてはおかない。だが地の果てまで追い詰めて
殺してやる、と思えるほどのエネルギーが、やる夫にはなかった。

思えば、今までその日その日を生きるためだけに必死になりすぎて、
過去や未来など気にしてもいられなかった。

今は、その余裕がある。
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146： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:31:01 ID:EYLzHYBg0: 　　＿＿＿＿＿＿＿_
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　　| |　　　　　　 /　　　　　 ..::::::::::::::::::::::::|
　　| |　　　　　　.|　　　　　 ...:::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　リンクス名、不明……
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　　| |＿＿＿＿　ヽ　　　　　.....:::::::::::::::::::::::<　　　　　　　　ネクスト名、不明……
　 └＿＿＿／￣￣　　　　 :::::::::::::::::::::::::|
　　|＼　　　 |　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::|　　　　　　　　行方不明……か。
　　＼＼　　＼＿＿＿　　　　　 ::::::

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調べてみたはいいものの、思った成果は得られなかった。

両親が働いていた工場を襲撃したネクストの情報はあるにはあったのだが、
そのほとんどが不明で埋め尽くされていた。

手がかりは、黒いネクストであるということと、黒い鳥の機体エンブレムだけ。

IGIOの支援リンクスとして英雄と呼ばれるほどの戦績を上げ続けたものの、
企業連に反旗を翻し、二十五名に渡るリンクスを斃し、失踪を遂げたらしい。
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147： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:35:10 ID:EYLzHYBg0: 　　__　,.、 ,、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..、
　　入ヽ:.ヽ)ヾ入　　　　　　　　　　　　　　 _,.ｨｧノ7／)ｨ'',ノ
　弋 _.::::::::::::;'. :乂＿　　　　　　　　　 _ノ..:::_::;;;::::::::::::'^７
　　　トゞ､`:::::::;'. : . :(＿　　　　　　　＿＿ﾉﾞ´. :';:: . :';::::::::／ｨ
　　　｀ゞ､.::::::::;'.:.:.:.:.;':::::::辷-_,,..､ﾆ_ｰ'’__ ／:::'::: . : . : ;::::::::::::ﾌ
　　　　　`つ.::::;`ヽ.:.:.';::::::ヾ~.:. ｡::::::;'~乙′..:::::'; : ;'_:.y‐--‐'’
　　　　ゞ.:.::::::;::::ゝ.:.;.:.:::::::::)ヾ::::::::::::::;ﾏ{..::::::: .::;ｨ'.:;:;ｿ、
　　　　　ヽ､...::::;:::;'.:,:.:.:::::::く　).;.'.:.'.,::;ゝ!.::::::::::;芍ゞ;ゞ'’
　　　　　ヾr‐=ﾐ､: . .:::::::::)ノ.:.:::::..::.:.'ゞ.:::::::.└ﾐ;:;_`ヽ
　　　　　　 ) ーｧ=-.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';r'´｣
　　　　　　ト　L_. : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::;:_:;:::::,rて　〉
　　　　　　　ゝ､　( (ゞ､,.:へ. : :::::::::;'::γ. : :ﾍ.{!　　/
　　　　　　　ヽ〉'’　ヾ､: ):::::::::::::::,' : .,.､rｾ´ 　/
　　　　　　　｀^~`7　; .} :::. : : :;{ : (_＿　　/
　　　　　　　　　〈,´ .:ｿ:::: . : ':;:::＼ : .(　／
　　　　　　　　　　　 ζ／.::::::::λ::. ;:::::.｀て (
　　　　　　　　　冫,ｲ.:::::::く : .>::::::.ﾍ;ヽソ
　　　　　　　　　ゝﾉﾉ,ｨ::::::∨::::::::li:.､:.ﾏ
　　　　　　　　　　　　└(,ﾉl:::ｲ:xix:::ﾊ lﾍ_)┘
　　　　　　　　　　　　乂｀^ｰ^´乂

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ネクスト戦役の元凶、企業連の災厄、史上最悪のイレギュラー。
そんなおぞましいものが自分の両親を殺したのかと思うと、
やる夫は憎しみよりも恐怖を覚えた。

そんなものが存在していいのだろうか。
そんなものがいたら、全てを焼き尽くしてしまう。
世界が壊されてしまうのでは？
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148： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:35:28 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::: ＼::::::＼::::::::::::::::::::::::::}ヽ.　　∧
　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::、::＼::::::＼::::ヽｰ==='⌒:.　/＿:,
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　　　　／　/ー―|::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::＼::::::::::::＼::::::|i:::::::::} |二|
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　　　　　 / ｲ:::::::::::|::::::::::::| 　丶:、:::::::::::::}i:::::::::}i:i:i::::::ﾄ､:i:i:i:i::::i:ｉﾟ |二|
.　　　　 /　 |:::::::::: ﾄ:::::::::::|　　,， -‐ヾ:::::::}:i::::::::}i:i:i::::::|　:,:i:i:i:i:i:/ .l二|
　　　　　　 |::|:::|::::|_V:::::::ﾊ,／ ,.斗 =ｧＶ::}:i::::::::ﾄ､i|v :| } }:i:i:i:i:!′|二|
　　　　　　 |::|:::ﾟ｡∧__v:::ゝ}　/　トｨ}　|::ﾊi::::::::| リ ∨ /:i:i:i:i:/　 |二|　　　　　　　　　よお、あんたがやる夫、か？
　　　　　　 |八::::::｡‘ ﾋﾄ:::小、　__ゞ'′|/ ‘｡:::::|　　　 {:i:i:i:i:/　　.|二|
　　　　　　ﾉ　}＼{＼}ｿ＼}　　　　　　　　ﾟ｡::|　r―f:i:i:ｉj/　　　|二|
　　　　　　　　　　く　　＼　　　　　　　　リ /　　}i:i:｛　　　 |二|
　　　　　　　　　　　　　}　　　　　　　　　　　　 /　　ﾉＶ:{　　　　|二|
　　　　　　　　　　　　　、ｰ　―　´　　　／ --==ﾆﾆﾆﾆ=-､:―┴;
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 ,.　 ´｢ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ＿|＿_
　　　　　　　　　　　／ヽ.__,. イヽ　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二/　　　　/
　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ二二∧ 　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/､　　 /
　　　　　　　　　　　　　∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ} 　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二/ /∨_／
　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆﾆﾆ／　ﾉ　.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　:　:　: ＼
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資料室を後にし、当てもなく廊下を歩いていると、見知らぬ少年が声をかけてきた。
黒尽くめのコート、それはいい。だが、なぜ剣など背負っているのだろうか。
もしや殺し屋か何かか。やる夫は身構えた。
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149： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:35:38 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿, ---―--------ｧ
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　　　　　　　　　　　　　 1ﾊ:.',.::::戉元ミ＼:.:.:ﾊ｀夊行ﾃﾄ:ﾊ: : |　Ｖ
　　　　　　　　　　　　 !ハ:.',.:ﾊゞ ┘ﾞ　＼:.:', 　ヾ‐' 'ﾘﾊ:.ﾘ　　　　　　　　　　　　　　あ、大丈夫。これゴム製だから。
　　　　　　　　　　　　　ﾊ､ﾄ､ﾊ　　　　　i　｀ヾ　　　　r_ｿﾊ:|
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　/////////: ﾊ::::::ﾊ,‐''ﾞ´ヾ///////）　　　／⌒ヽ　　ﾉ　　　　￣ |////////ﾊ
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「俺の名は桐ケ谷和人。周りはキリトだとか、黒の剣士だとか呼んでる。
今日は新人の顔を見に来たのさ。俺もリンクスでね、後輩がどんな奴か
気になったんだよ」

桐ケ谷和人は不思議な少年だった。
目鼻立ちは整っていて、中性的ですらある。
服装も不思議だったし、なぜゴムの剣を持っているのかも謎だった。

「入束やる夫ですお。よろしくですお」
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150： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:35:53 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　 /　　　　.......----......._
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　　ノ:::::::::＼:::::::::::＼::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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.　/:八::::＼:::::::::＼:::::::::::..::::::::::::Y::::|へ::::::＼ヾ.r‐ ､
_彡{:::: ＼:::::::::::ﾊヾ＼::::::::::}:::::::::|::::从　V:::::::ヽ|{} 人__　　　　　　　　　　　　　　　ま、そう緊張しなくていいよ。
　　|::::|:::::::::::::::::::::.／x斗丐:::::::::|::::::ハ./::::::::::./ /:::::::::}---､
　　|::::|:::::::＼:::::::::::ｨ代zソ }::::::/|:::从ノ::::::::／／::::/ニニ .ｲ ≫　 _　　　　　　　　ところでさ、今度一緒にミッションに出撃しないか？
...　乂:::::::::::: {＼::::: ＼　　 l:: / .|//　 Y - ＜ノ:::/ニﾆ.／ニ／ニﾆ≧
　　　＼:::::: |:::以ヾ:ﾉ　 /''　ﾉ　／　，　／:ｲニ／ニ／ニニ／ニ　　　　　　　大丈夫、精々相手はノーマルだ。
　　　　　＼::|::::::ゝ　　　　 /　　ハ　{　　r::／ニニﾆ.／ニニ／ニニ
　　　　　　ヾ::从:::ヽ. ｀　　　　/　ゝ-- へニニﾆ.／ニニ／ニニ　　　　　　　　　報酬の割合は俺が八……
　　　　　　　　　 /　　＞ ._.ｲニ r‐ 　　　寸ニニニ≪ニニニ
　　　　　　　　./　，　　/ニニﾆ|ﾊ　　／　}ニニ／ニニニニ
　　　　　　　　　ゝ　＿.ノ　》ハ=}　ゝ-　　 /ニ=/ニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　 /ニ》=　　　　 ./ニ=/ニニニニ
　　　　　　　　　　　　 ./ニ= {ニ:. 　　./ニ=/ニニニ
　　　　　　　　　　　　　 {ニニ=＼ﾊ　 /ニ=/ニニニ
　　　　　　　　　　　　　|ニニニﾆヾ} /ニ=/ニニニ

　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　 ∠二: : : :｀ヽ／´　￣￣｀丶
　　　　　　　　　,　'"￣: : : : : : : : : : : : : : : :､:＼／⌒＼
　　　　　　　／:／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ﾍ＼.:.:.:.: ヽ
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　　　　　　　　 /.:.:/.:. ｌ:.:.:.!＞ト/{.:.ﾊ.:.:斗＜:ｌ:.:.:.l.:l.:.:.:.:.ヽ.:.:.l
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.　　　　　　 j:ハ.:.:..Ⅳﾄ :.ゝ　　　'　　　　/.:/ﾚ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |
　　　　　　　＼:{ヽ|:小　　 V ７　　彡'.:.|│ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　｀　Ⅵ:| ヽ、　 ´　,.イ! .:./　|.:l.:.:.:.:.:.:.:. |　　　　　　　　おや、珍しい子がいるね。
　　　　　　　　　　　　　ヾ:ゝ　ﾄ≧≦ｭ| ﾘ／　 |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　 _＿＿＿, ／|　>tく　|ヽ､＿___|_l.:.:.:.:.:.:l.:.|　　　　　　　　私の教え子に何かご用？
　　　　　　　　 /ヽ::::::::::::::::/　 |/ l只lﾍ|　 l::::::::::::::::￣ヽ.:l.:|
　　　　　　　　 |:::: ﾍ￣￣ {____|{{<ハ>}}＿j￣￣`ﾒ:::::::::|.:ｌ:|
　　　　　　　　 |::::{　＼　／　∨⌒∨　＼　　 / ｌ::::::::|.:.ｌ|
　　　　　　　　/ｌl::::}＼　∨ ＼　 ,VCV　 ∠　_∨　|::::/ﾊ :l|
　　　　　　　｛ }}:::::ﾝ　￣｝__/￣`^＜_／　／,弖　 l ::{{　｝:|
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　　　　　　　　｛´　／了￣|l 　　/:/ 　　￣￣｀ヽ　ヽ:/:.: |
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　　　　　　　　 ∨　　　｀ヽ､_,|::|　　　　　　　 /.:.:.:.:. |
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151： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:36:04 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . :´: : : : : : : : : : : ｀: . .
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　　　　　　　寸:i》　　　　　　　　／}i　い::::}　　一　 /: : / iり　/ｲ:::ﾊ: !
　　　　　　　寸:i》　　　　　　　　　ﾘ＼ﾘ_Ⅵι 　　 /ｲ〃、ー /j/ﾚ　ﾘ　　　　　　　ヒエッ……！　た、高町なのは……！
　　　　　　　　　寸:i》　　　　　　　　＿___从.ﾘ u　　　　　　 ′ 　.′
　　　　　　　　　　寸:i》　　　　　　 {≧==── ┐　　,. --､　ι/　　　　　　　　　　　　じゃ、じゃあなやる夫。次会う時、
　　　　　　　　　　寸》.、　　　 |ﾆﾆﾆﾆニ|二|＼　ｰ― ′／
　　　　　　　　　　　　寸入　　　,.:|ﾆﾆﾆﾆニ|二ﾄ､　ヽ　ィﾆﾆﾆ=-　　　　　　　　　　　くれぐれも俺の前に立ちはだかるなよ。
　　　　　　　　　　　　　Ｖ／ゝイ...jﾆニ二二|二|i:}} 　/|二二二/ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　}／.／: : : : ＼ =二|二|i:||　{i:i|ﾆﾆﾆﾆ/ﾆ/
　　　　　　　　　　　　／..／￣｀ヽ: : : :＼ﾆ{二{i:i}}　Ⅵﾆﾆ／=イ、
　　　　　　　　　／:i:i://_____/ﾆﾆ＼: : :.:＼iﾆ}〃　　ヾ:/=/ﾆ/ニ丶
　　　　　　　　　　乂:i:i//　　./＼:ニﾆ＼: : :∨ |i:＼／i:i|=/ﾆ ′ﾆﾆﾆ＼__
　　　　　　　　　　　　｀|=|　　 |ﾆニヽ二ﾆヽ: : :Ｖ|ー====|{ﾆ二|ニﾆ=-　´ﾆ＼__
　　　　　　　　　　 |=|　　 |二二‘.ﾆニ∧: : ﾘ　　　 |ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　 |=|　　 |ﾆﾆﾆﾆ‘.ﾆニ∧:ハ　　　 .!ﾆγ.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=---- ､
　　　　　　　　　　 |=|　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆ∧八　　 .|ﾆ {　|三二ﾆ=--　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼
152： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:36:18 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　―　＼
.　　　　　／　　(● )　　ﾍ＼
　　　　　|　　　（⌒ 　 (● ) ｜　　　　　　なんだか随分と凄そうな奴でしたお。
　　　　ﾍ　　　￣｀､__）　　｜
　　　　ヽ　　　　　　　｜　　　　　　よっぽど上位のリンクスなんですかお、彼。
　　　　　　, へ、　　　＿／
.　　　　　 |　　　　　＾ヽ
.　　　　　 |　　　　　　１　 |

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　　　　　　　　　 ,　-‐…‐-=-...ゝ/:.／__´_
　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:.:＿_:.:.:.:＼
　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ヽヽ:.＼
　　　　　　　 //:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.ｌ:.:|:.ヽヽヽヽ:.:ヽ＼:.:.ヽ＼ヽ
　　　　　　　ｉ./:.:.:.:.:.l:.:|:.:||:./|:.ﾊ:.:i、i、ｉ:.:ｉ:.:l:.ｉ:.:.ｉ:.:.:.:i　|:.ｉ
　　　　　　　||:.|:.:|:./圦斥=≦　.|≧云ﾄl:.:|:.|:|:.:.|丶:|　.|
　　　　　　ﾍ|:.|:.:|:.|/r爪:个　　.´{:::｡:ﾒ,|/:.|:.:|:.:| .ｉ:.:|　　　　　　　　へ？　彼、ランク25だけど。
　　　　　　　ヽヽ:.ヽゝう:::::}　　　 b_::7〃ｌ/:./|:.:| |/
　　　　　　小、ﾐゝ…´　　｀¨‐‐//;,l/|:.|/:|/　　　　　　　　　「えっ」
　　　　　　　　　 |:.:ゝ　　　｀　　／/:.|:.:.:|/::.|
　　　　　　　　　 |:.:.|ヽ、　　-‐‐　 ,∠:.:.|:.:.::|:.:.:|　　　　　　　　　　悪人ではないんだけどねー。
　　　　　　　 |:.:|.　|＞、 _　イ　 |:.:|:.:.:.:.!:.:.|
　　　　　　　　　　|:.|／|――, ― |、 |/:.:.:.:.:|:.:.:!　　　　　　　　　　なんかこう、ダメな子なんだよね。
　　　　　　　　,､r´:|:::| ﾍ　　/><l　l ヽ|｀ヽ:.:.:|:.:.|
　　　　　,､r::´::::::::::::::|　ﾍ、/ 只ヽ|　ヽ:::::::｀ヽ:.!　　　　　　　　　　あまり関わっちゃいけないよ。
　 ,､r::´:::::::::::::::::::::::::::|　 .ﾍ　/||ヽ |　　ヽ:::::::::::::::::｀ヽ
　|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::r L＿_lヽ‐‐‐yヽ／　｀ヽ、:::::::／|
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153： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:36:36 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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154： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:36:47 ID:EYLzHYBg0: ～TIPS～
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【Name】
桐ケ谷和人
【Status】
AMS適性：A
極めて高い適性を持ってはいる。

戦闘技術：E
ネクスト操縦技術。
最早素人同然。

アーキテクト：C
ネクスト開発、設計、整備の技術と知識に通じている。
誰も機体のアセンブルをしてくれなかったのでこれだけは自力で習得した。

【Note】
ブライドルランク25とやる夫がリンクスとなるまで最下位だった男。自分で言うのもなんだが、役に立つと思うぜ。
黒ずくめの服装をしており黒の剣士を自称する、自身への侮辱にヒステリーを起こすなど自尊心の高い人物。やっぱり俺が最強かー。
中性的で線の細い体系をしており、たまに女装している姿が散見される、使いもしないレプリカのロングソードを背負っているなど
見た目にも強いこだわりがある模様。周囲には自身をキリトと呼ぶよう強要している。
ランクマッチは常に不戦敗。ノーカウントだ！　ノーカウント！
155： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:37:08 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　￣＞--｀:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ:/ヽ、:.:.:.:.:.ヽ、
　　　 .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:、:.:.:.:.ヽ/:|＼:.:.:.:.:.:ﾍ
　　 /:.:.:〃:.:.:.:.:.:.:.:.l:.|ヽ:.:ヽヽヽ、:.:.:.:.:',:.:ｉ:.:',:＼:.:.:.:.ﾍ
　　 ,':.//:.:.:.:/:.:.:.:|:.:|:.|ヽ＼七云ヽ、:.:.:.ｉ,､:.∧:.:.＼:.:.:ﾍ
　　 ∨.ｉ:.:.:/:ｉ:|:.:.､メ云　ヽ .'らい,.ｉ:.:.:|:|ヾ/　',:.:.ヽ＼:.:',
　　　　|:.:∧:.ｉヽ:.ヽんう　　　.辷ﾉ .}:.:.,':| /　　',:.:.:.ヽヽ:.ｉ
　　　 ',:.| {:.:',ヽヽ:ヾ､ゝ,　　　　　,':./:.:!/　　　ｉ:.:.:.:ｉ:.:.ヽ:|　　　　　　　　ほうほう、やることがないと。
　　　　　ヽヽヾ＼ヽ、｀＿　　　〃|:./|　　　 }:.:.:.:|:.:.:.:.|
　　　　　ヽヽヽ、.ト、　　　./／./ .|､　　　.ｉ:.:.:.:|:.:.:.: |　　　　　　　　丁度良かった。これから君をブライドル本部に
　　　　　　　　　＼　ヽ:.｀＞ .イ　.〃／/.>＜￣7‐‐ ､:. |
　　　　　　　　　　　　　ヾ、.r/､./／ /　/:::::／::::::::::::::',:.|　　　　　　　　連れて行こうと思って。
　　　　　　　　　　　　,､r:::´// .ﾍ´　/　./-:/::::::::::::::::::::::}:|
　　　　　　　　 /:|:::::::/ Ⅳ∧ヽ′ / / ヽ::::::::::::::::::::,':.|　　　　　　　　大丈夫、輸送機で一時間くらいの距離だから。
　　　　　　　　　_/::::| /ヽ／ヾ､/ヽ‐‐　.| ./ |::::, ≠ ､::/:.:|
　　　　　　　　 //::::〃　/ .|::／　／　.／　.|:/,'　　.}/|:.:.:|
　　　　　　 //::〃∠‐ゝ∠ ／　 /.､ヽ　　!{ ､　.丿:|:.:.:|
　　　　　　ゝ｀/　　　/:／｀ ‐‐ぐ､ゝ′ 　 |｀-::´!:.:.|:.:.:|
　　　　　　 / ___ {　　 ./:/　　　　　ヽ´＼　　‐‐／:.:.:|:.:.:|
　　　　　 .///　ヽ、 |:.|　　　　　　　ヽ　　　 //:.:.:.:.|:.:.:|
　　　　　/ /　　　　　｀ヽ､　　　　　　　　　 /./ |:.:.:.:.:|:.:.:|

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なのはに連れられ、ブライドル本部に赴くことになった。
ドックに行くと、翼のついた箱のような形をした輸送機があった。
後部ハッチから乗り込み、中のベンチに座る。

ベンチと緊急時のパラシュート以外ないような簡素な作りの輸送機だった。
ネクストのコックピットとはまた違った閉塞感がある。

輸送機で空を飛ぶこと一時間。
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156： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:37:25 ID:EYLzHYBg0: ～ブライドル本部～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i ＼￣　ー　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i //＼　　　　　｀ｰ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i ////＼　　　　　　　｀ｰ、
　　　　　　　　　　　　　 ,､‐- 　＿　 i //////＼　　　　　　　　　｀ｰ、
　　　　　　　　　　　　 i iﾞヾ　　　　　｀!､///／｀＼　　　　　　　　　　 ' ,
　　　　　　 , ､――--- 　＿i i//ヾ　　　　　　Y　　　　ヽ　　　　　　　　　 ' ,
　　　　　　 ∨＼　　　　　　ー'´ヾ　　　　 :　　　　ヽ　　　　　　　　　 ', 　　　　　_　-―-　、
　　　　　　　　∨/,＼　　　　　　　　ヾ　　　 :. 　　　　ヽ　　　　　　　　　 ',_,　-　´￣　　　　　 }
.　　　　　　　 ∨//,'＼　　　　　　　　　ヾ　　 :　　　　　ヽ　　　　　　　ハ＼　　　　　　　 !
　　　　　　　 ∨///,',＼.　　　　　　　ヾ　　　　　　　ヽ　　　　　　　/　 ',　ヽ　　　　　　　　i ＿ _
　　　　　　　　＿〉/////,','＼　　　　　　ヾ　 :.　　　　　　　ヽ.　　　　　/　　 ',　　ヽ　　　　 ! ∨ヽ￣　ー
　　　　　斤于十于于于于于}　　厂￣￣＼Yi]ヾ厂￣￣￣￣￣＼ヽ　　　 /　　　 ',　　　ヽ　　　　 !.　∨/ヽ
　　　　｀Yﾞ＝＝＝＝厂￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　ヾ　　/／｀ー―-'-―一 ´ヽ . 　 ! r=j∨//ヽ
　　　　 rfﾆ二二二二｣＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＼＿_ゞ,/´＿＿＿＿＿＿＿＿_ヾ__ﾉ_f―''∨///ヽ
　　　厂￣￣￣￣|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r― ､
　　　　}三三三三三|　　　　日　　　　　　　　　　　　　　　ト--i｀ ┃　|干干干干干干干干干干干干干|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
輸送機が揺れると、アナウンスが流れた。
後部ハッチを開け放ち、外へと降り立つ。

到着した場所には、自分が今住んでいる基地とは比べ物にならないほど
巨大な施設があった。あまりの大きさに圧倒されていると、横からなのはが
声をかけてきた。

「ここがリンクス管理機構ブライドル。といっても、ほとんど形骸化してるけどね。
今じゃランクマッチのアリーナと仲介ブローカーのたまり場って感じ。
ああ、もちろんリンクスも集まるけど、戦闘は禁止されてるから安心して」
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
157： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:37:37 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ/ ／: : : : ｀: .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　, ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :― ､- : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : 〉': : :/: : : :／: : , : : : : : : : : : : :｀ : : ＼｀ :ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 /: : : / : : /: : :∠._:_／ｲ,イ , : : : : : : : : : ＼: :ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ′: : ' : : : l: : :/ /／｀メ、//| ﾊ: l: : : : : : : : :＼､ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　| : : :_l: : : : l: ,.ｨ 7´:てﾊ　 >　ﾘ. }ｲ.: : : : : : : : : : ヽﾘ
　　　　　　　　　　　　 V´う.l: : : : l: :{ ん::::::::ﾘ'　　　 /｀ﾒ､ : 〉: : ﾊ:、ﾄ.ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　ﾙ: : : ﾊ:l 辷ヒ_ノ　　　　,ｨう、 l/: : : : l |: l l: |
　　　　　　　　　　　　　　　 }､　| : : ﾍ｀　　　　　　　　ん:/ﾉノ: : ﾊ: : | |｜| l
　　　　　　　　　　　　　　 |: :Y}: : :.ト:.､　　　　　〈:ン´r- ､' : |: ;'　!:l .ﾚ　　　　　　　それじゃ、私も手続きとか色々
　　　　　　　　　　　　　　 |_ノ '. : : :.　　　　　　　_　 ' 　ムﾆ､}: :ﾚ　ﾘ
　　　　　　　　　　 . イヾ:､ '.ﾍ: ﾍ　　　　　 ´ ´　　'　l　ン : |　　　　　　　　　　　　　やることあるし、ここで一旦お別れね。
　　　　　　　　　　 . : ´|.　i!　ヾ:､ヾ:､ﾄ｀: .　　　　 . : ´ 　_. :´: : : :|
　　　　　　　　　 . : ´　 . :| 　i!　　ヾ:､＿_,.イl｀ｰ ´　 r ≦.､: : : : : :!　　　　　　　　　　　　　好きなところを見て回るといいよ。
　　　　　　　 . : ´　 . : ´:.:.:|　　'. くヽ `ﾍ ‐く| !　　　ノL:.｀ヽﾊ: : : : :|
　　　　 ._:_´＿. : ´:.:.:.:.:.:.:.:!　　ﾍ ´　∧X〈リ .．＜　ﾊ:.:.:.:.:｜: : : :|　　　　　　　　　　　　　それとも、道案内いる？
　　　／―― ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　ヽ_/　〉 r ´　 .．＜　∧:.:.:. ! : : : :|
　　 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i!.:.:.:.:.:|　　　　ﾍ　 r┴　´ 　　　 ∧:.:.:|: : : : :!
　　l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:l.:.:.:.:.:!　　　　　ヽ∨　　　　　　　　〉:.:|: : : : :!

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
オートロックのドアを潜り、施設内部へと入っていくと、そこは多くの人たちで
賑わっていた。エントランスはカフェテリアも兼ねていたのか、
飲食店のカウンターと無数のテーブルと椅子が並んでいた。

人種も服装も様々だ。洋服にどこかの民族衣装と思しきもの、スーツ、何かの制服。
瞳の色も違えば、肌の色も違う。
やる夫はここまで多くの人々が交わる様を初めて見た。
それもそうだろう。コロニー・トウキョウから出たのは、養成所以外はこれが初めてだ。

好奇心に目を輝かせていたのがばれたのか、なのはが声をかけてきた。

「いえ、大丈夫ですお。色々見てきますお」

「ん、じゃあ行ってらっしゃい。問題は起こさないでよ？」
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
158： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:37:55 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　　　＼
　　　　／　　─　　 ─＼
　　　／　　（●）　（●）　＼　　　　　　流石企業の御膝元だお。肉も合成肉じゃなくて天然だったお……
　　　|　　　　（__人__）　　 |
　　＼　　　　｀ ⌒´ 　 ,／　　　　　　コロニーにいた頃にあったミキサー食とかもなかったお。
　　　 /　　　　　　　　　::::i　＼
　　　/　　/　　　　　　　::::|＿/　　　　　　リンクスやブライドル、企業の人間は普段こんなにいいもん食ってるのかお。
　　　＼／　　　　　　　::|
　　　　　 |　　　　　　　　::::|　ｷｭﾑ
　　　　　 i　　　　　＼　::::/　ｷｭﾑ
　　　　　　＼　　　　|::／
　　　　　　　 |＼＿／/
　　　　　　　＼＿／

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
なのはと別れた後で、軽く食事を済ませ、施設の中を当てもなく散策していた。
今まで食べたことのないような美味しい食事に胃をびっくりさせながら、
膨れた腹を抱えて歩いていた。がっつきすぎて、少々好奇の目に晒されたのは
反省である。

ハムとレタスとトマトのサンドイッチ、芋と鶏肉のチーズグラタン、
モッツァレラとカットトマトのサラダ、その他諸々と手を出していたら
すっかり腹いっぱいになってしまった。

さて、どこへ向かうとしようか。

下↓3　一つ選んでください
1．カフェテリアに戻ると、金髪の美女が話しかけてきた
2．そのまま歩いていると、養成所で知り合った女性と会った
3．迷子になっていると、黒いドレスを着た異質な女性とすれ違った
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
159：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 22:44:22 ID:B2Y2HJLQ0: 2
160：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 22:46:27 ID:cbrQu8lg0: 2
161：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 22:46:32 ID:oMU24xe.0: 1
162： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 22:56:03 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　 _＿__
　　　　　　　　　　　　 -―／　　　｀ﾞ'く￣｀　、
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　／　　　　　　　　　　　　＼
.　　　　　　 /　　/　　　　　　　　〃　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　　/　　　　　　　 {{
.　　　　　　 ,　　　{　　, 　〃　　 /　ﾉ|　　　　｝}
　　　　　　 {{ 　{　{ 　 i　　ｉ|＿　/／　|　　　 /八、　　　 ;
　　　　　　 {{　 {　{ 　 l　　||( ／/｀ヽ八　 {　/　　} },/　　 }
　　　　　　 {{　 {　{ 　 l　　||/ｨ芹冬ﾐ､　＼}八''⌒犲　　/　}
. 　　　　八　＼＼八( 从弋ぅ丿 ^　　 )ｲ芳ﾐ刈　 / i　'
　　　　　　　 /＼＼＼＼)小、　　　　　　Ｖﾘ　/i|／ /}/　　　　　　　　あら、あなた……
　　　　　 { 　｀⌒ヽハ八　　　　　　　　ゝ　 /,八／ /
　　　　　 {｀ｰ==彡ﾍﾉ'⌒＼　　　、 __　　　 '　　}}
　　　　　　　｀ｰ===彡/ 　＼　　　　　　　／ｰ=彡′
　　　　　　　 ^ｰ=/{　　　＼　　　イ㎜o,
　　　　　　　　　 /:::＼　　　　ﾘ爪㌘””””´＼
　　　　　　　　　　　人:::::::::｀ー==だ以:＼. . . . .ヽ ;
　　　　　　　 ,,<㍑%＼::::::::::::::/＾‘，. ＼} .＼. . } }
　　　　　　 ,,<㍑㌘^. . .＼:::::::{. . . ‘，o . . . . ｀弋.＼
　　　　　 ,,<○㌘＾... . . . . ..＼ﾉ. . . . ‘*， . . . . . . ｀¨`. .､
　　　　〃￣￣｀ヽ . . . . . . . . . . . . . . . .‘㍉， o . . . . . . .＼
　　　　 {{ . . . . . . . ＼. . ..}}. . . . . . . . . . . . . ‘㍉.. . . . . . . . . ',
.　　　　ヽ. . . . . . . . . ＼ }}. . . . . . . . . . . . . . . .‘.，o . . . . . . }
　　　　　　}} . . . . . . . . . .У. . . . . . . . . . . . . . . . . ‘，.. . . . . ..′
.　　　　八 . . . . . . . . . {. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .； . . . . ../
　　　　 { . .＼. . .＼.. . ..‘，.. . . . . . . . . . . . . . . . ..,’o:_:彡く
.　　　　＼. . .＼. . .＼＼} . . . . . . . . . . . . . . . . ./´::::::::: ＼}
　　　　　＼. . .＼. . .＼} : : : . . . . . . : : : : : ／:::::::::::::::::::: }

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
そのまま歩いていると、前方から赤いジャケットを着た金髪碧眼という出で立ちの
女性と遭遇した。

綺麗な人だなあ、と見惚れていると、向こうから声をかけられた。
何事かと思いつつ会釈すると、おもむろにハンカチを取り出し、
やる夫の頬を拭ってきた。

「食べカス、ついてますわよ？」
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
163： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:00:38 ID:EYLzHYBg0: 　　　　＿＿＿_
　　　／_ノ　ヽ､_＼
　／（ ─）　　(─）＼
／::::::⌒／)／） ⌒::::: ＼　　　　　　おっ……お見苦しいところをお見せしましたお……
|　　／／／　　　　　　|
＼　|　/　二二)　　／　　　　　　
／　ｉ　　　r‐一' 　　＼

　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 '
　　　　　　　　　 /　　　　　　／　　/　　 /　', 丶
　　　　　　　　　　'　　　　／　　　/　　／
　　　　　　　　　　　　　　　'　　ｰ-　_ ／　}　　　}　|
　　　　　 l　　　 {　　　　 /　　／, -'"｀丶 }　　　}　|
　　　　　 l　　　 l　　　 / 　／､,ィ犹ミヽ　,'　　　　 |
　　＼r‐-ﾐ＿_ノVl　　/ ﾚ'　　 `　|Ｊｆ　 /　／　/ .'
　＼　{　　　｝l　乂ハ　　　　ﾋｿ　/／ /／ }/　　　　　　　くす、いいのですよ。
　 γ＼〉　　　八＼Y　　　　　　　丶´
　弋⌒　ヽ　　＼　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　カフェテリアのご飯はおいしいでしょう？　新人さん。
　　{　ﾊ　　　　} ＼/⌒　　　　　　ｬ　ｧ　 '
　　乂乂_ノ／し∨　　　　_　　　　／　　　　　　　　　　　　　「……なぜ知ってるんですかお？」
　　　￣￣　 /≧=-　 _ 　ｌ＞　 __／
　　　　　　　 /ニニニニニ＞､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いいえ？　どうも見ない顔でしたし、
　　　　　　 ./ニニニﾆとつﾆ/:.}L
　　　　　　//ニニﾆ＼ニニ/: : }L‐-　_　　　　　　　　　　　　　　　場慣れしていないようでしたので、そうお見受けした次第ですわ。
　　　　　./ニっニﾆ/ : ＼ﾆ{: : : :oL: ￣ヽ.､
　　　　〃ニニニ/: : : : : : : : : : : :}L: : : ',:丶
　　　　/´: : : : : : : :＼: : : : : : : : : : :}L: : :l: : ＼
164：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:03:26 ID:oMU24xe.0: 終わりが無いのが終わり…か
165：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:04:10 ID:oMU24xe.0: 誤爆失礼しました
166： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:05:35 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　 -── -
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　｀ヽ　八
　　　　　　 /　　　　　　　　　　 V ハ
　　　　　　　　/　　　ｲ　＼＼　＼　　　 V
　　　　　 /{　　　小　　Vミﾆ二¨＼　} |l　 }
　　　　　　　{小　　 T¨¨寸 V　≧苡卞　从V/
　　　　　　　　从　{ i{ ｨ苡＼{　乂ソ' }　/ ノ＜⌒　　　　　　　　　ああ、申し遅れましたわ。
　　　　　　　　　VNハ　ソ　　　　　　ﾉイ彡ｲ ) )
　　　　　　　　　八　　 '　　　　　ｲ人__>ｲ　　　　　　　　　　　私、SIの支援リンクスをしております、ダージリンと申しますの。
　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ　'　／ﾄ､乂_ノ´
　　　　　　　　　　　 ≧=ｰ＜／ﾆﾆY　　　　　　　　　　　　　　あなたは……？
　　　　　　　　　　　　　　　/∧ﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆ=-___
　　　　　　　　 r=彡//o:.Vﾆﾆﾆ／: : : : :＞=く
　　　　　　　　　　 /|: : :.:/: : : :.Vイ: : : : : :／: : : : :}
　　　　　　　　 {／: :/o: : : : : : : : : : : /: : : : : : ﾑ
　　　　　　　　／: : :./: : : : : : : : : : : : :.{: : : : : :./:.:.}
　　　　　　　　 /: : : :./o: : : : : : : : : : : : 八: : : : : : :.ｲl
　　　　　　　　 V: : : {: : : : : : : : : : : : : : : : :V: : : : /: 1
　　　　　　　　　V: : ﾊ:o: : : : : : : : : ノ : : : : :V: : : : :. |
　　　　　　　　 |: : : :} : : : : : : : : : : : : : : : / V: : : : ::.
【ランク18　ダージリン　スポンサー：SI】

　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　　　　／　─　　 ─　＼
　　　　　　　　／　（●）　（●）　＼　　　　　　やる夫も、まだ一回しか任務をこなしてないけれど、これでもリンクスですお。
　　　　　　 |　　　（__人__）　　　 |
　　　　　　　　＼　　　｀⌒´ 　　　,／　　　　　　　ランクは26ですお。
　　　　　　　　／　　　　ー‐　　　　＼
167： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:09:22 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　／　　　　　　　　　｀＼　＼
　　　　　　　　　　/ 　　／　　　　　　　　＼　 ∨
　　　　　　　 ,　　　／　　/　　　 '　＼　　　 ∧　 ∨
　　　　　　　　　　 /　 , 　/　　　 |　　　∨　　　 ∧　 ∨
　　　　　　 i　　′　|　 {'　　　　 l　　　 ∨　　　 ∧　 }
　　　　　　 |　　{　　 |　 | ',　　　.{､　　　 ∨ 　　　 }　 }
　　　　　　 |　　{　　 |　 |　', 　　 ', ＼　　　∨　　},/　.,'
　　　　　　 |　　{　　_|-‐- ､ヽﾄ､ヽ} _,. -‐‐‐ }　　 }　 /-‐x
　　　　　　 |∨ ﾑ　ヽ{示心　　ヽ}　,イ示ﾃi7|　　/／}⌒)ﾉ　　　　　　　ああ、あなたが新しく登録された……
　　　　　　 |{ ＼ﾑ　 { 弋ﾋｿ　　　　　弋ﾋｿ '/ /イﾉ　 }
　　　　　　　　　　{　ヽ',ヽゝ、　　　　　　　厶ｲｰ_'__／　　　　　　　　　　よろしくお願いしますね。
　　　　　　　　｀i‐-= .,ﾍ　　　　 '　　　　 /ー‐‐'´
　　　　　　　　＿二 ‐ゝ-＼　　ｰ一　　／--'´　　　　　　　　　　　　　　私はランク18で、機体名はスタリオンですわ。
.　　　　　　 /´ヽ(ニ)ﾆﾆヽ／〕ト　__ 　ィ〔}ﾆ＼ _,.=-‐‐-=.,_
　　　　　　 /: : : :}ニﾆﾆﾆ/ﾆﾆ／}　　　／ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ(ニ)/ヽ　　　　　　　　同じリンクス同士、仲良くしましょう？
.　　　　　 /: : : : :| : : : : /ﾆﾆ/　ｉ　　／ﾆﾆ=/´ : : : : ヽ／: : :'
　　　　　　 {: : : : : :|: : : :/ﾆﾆﾆ＼　／ﾆﾆ==/: : : : : : ／: : : : : |
　　　　　　 | : : : : : |: : /＞''´ ｀ヽ∨ ∨ニ=/ : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　 | : : : : : } : ': : : : : : :／: : : ∨=/: : : :/ : : : : : : : : : : |
　　　　　　 |: : : : : /: : : : : : : :/ ○: : : :｀´ : : : /: : : : : : : : : : : :}
　　　　　　/! : : : /: : : : : : : : ': : : : : : : : : : : : :i' : : : : : : : : : ／
　　　　　 | !: : : ': : : : : : : : ':○: : : : : : : : : : : :} : : : : : : : : /
　　　　　 |: : : :{: : : : : : : : i: : : : : : : : : : : : : : ': : : : : : : : : }

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ダージリンが右手を差し出してきた。
その手を握ると、そっと左手を添えてきた。柔らかさと暖かさを感じ、
やる夫は思わずたじろいだ。

しかし、なんという嫋やかな女性なのだろう。
きっと搭乗するネクストも可憐で美しい機体に違いない。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
168：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:11:42 ID:cbrQu8lg0: SIのパーツはゴツいのばかりらしいけどなw
169： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:15:40 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-==-
　　　　　　　　　　　　　　　｡s≦　　　　　　　　 ≧s｡
　　　　　　　　　　　ィi〔　　　　　　　　　　　　　〕ｈ､
　　　　　　　　　　　／/　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　／-‐　￣　　　─　､　　　＼　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　ｲ　　　　　　　　　＼　　　＼　　ヽ:.:.:.,　　ヽ
　　　　　　 ./ !　　　 {､　　　　　　　　∨　　　　　＼　＼､　　ヽ
　　　　　　　 /　{　　　 .v＼　　　　　 ∨　　　　　 ∨　､ .∨　　}
　　　　　　　　　　　　　　 ∨:.＼　　　＿＿∨　　　　∧ ∨　＼∨　 !
　　　　　　　' i　　 i　　　 ∨: : ~'＜　､＿__∨ 　　　 !　!　　　 ∨ i!__
　　　　　　 i　|　　 ' ＼　　∨　 i/　｀`～､、~', 　　　 |从!〕iト､＿　{　.＼
　　　　　　 i　|　　 ':.､ )h､　　､　　　ィ尓示ﾐY i i　　　ﾘ __　',:.:.:}/￣＼　 ,'
　　　　　　 i　|,　　　',:.＼ヽ　､＼　i/　寸し:}　} !∨　/}'´　　}､/　　　　Y/
　　　　　　 i　| ､　　 ∨:.:.ヽ)h､〕iト　乂ヽツ　i/　∨'　 )ノ ,ｲ:.:.＼　　ﾘ}
　　　　　　 i　| ∧{ヽ　',:.:.:∧弋h　　　　　　　　　　 }ﾉ　　_〃从Υ~ヽ ,ｲ_i!
　　　　　　∧ ,　∧,　)h､､:.:∧ 刈　　　　　　　　　　　　 /:.:　　 '乂__ノ~~´
　　　　　 ∧,　　ヽ　　ヾヽ∧　ヽ　　　　　　　　　　 /:.:.:　　　,
　　　　　　 .∧　　　　　　　　､　　　　　ノ　　　 , ':.:.:.!　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　 )h､｀　　　　　／:.:.:.: }_､+''"~￣}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ≧s｡　　／!:.:.:. ィ(　　　　　/!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__〕≦／イ　　　　＿＿'__}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／-=ﾆﾆﾆ/)∥　　　ィi〔ニニﾆ=-∨
　　　　　　　　　　　　　　　 /-=ﾆﾆﾆﾆ/´∥　／.ニニニニﾆ=-∨/
　　　　　　　　　　　　　　　 ,-=ﾆニニ,ｲ::/7._／ニニニニニﾆﾆ=-}

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
「よければこれから、一緒にお茶でもいかがかしら？
同じリンクス、積もる話もあれば聞きたいこともあるでしょう。
先達として色々と教えてあげられることもあるはずですわ」

迷わず首を縦に振る。
やる夫は今までまともに他人と関わりを持ったことがなかったが、
ここで断るのは失礼にあたることくらいは分かった。

カフェテリアに戻り、席に着くと、ダージリンが注文するよりも先に
ティーセットがテーブルに運ばれてきた。

「ふふ、いつも同じ紅茶ばかり頼むから、覚えられてしまってますの」

笑うたびに後ろで結った金色の髪が揺れるのが可愛らしかった。
見れば見るほど、整った顔立ちをしていた。
目は猫のように大きいし、睫毛も長い。どちらかというと童顔だ。

さて、どんな話題を振ろうか？　下↓5
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
170：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:22:24 ID:cbrQu8lg0: ksk
171：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:25:29 ID:oMU24xe.0: ダージリンさんはどうしてリンクスに？
172：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:30:20 ID:oMU24xe.0: ｋｓｋ
173：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:35:29 ID:cbrQu8lg0: ksk
174：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:35:53 ID:oMU24xe.0: >>171
175： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:38:48 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　／　　　―　　　―
　　　　／　　　（ ●）　（●）'　 ∫　　　　　　　そういえば、ダージリンさんはなぜリンクスになったんですかお？
　　　　|　　　　　（__人__）　| ∬
　　　　＼　　　　　｀ ⌒´　 .|￣|
＿＿__／　　　　　　　ー‐　 '-|＿|）
| |　　/　　/　　　　　　　　　＿＿/
| |　 /　　/　　　　　　　　|
| |　（　　　￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|

　　　　　　　　 ´　-　　＞-　 _
　　　／　　　　　 / 　　　　丶
　　, '　／　　　 |　　　　　　ヽ
　 .′ /　　　　　 /l　　　　　丶
　 l　　　　　　 /　',　　',　ヽ　　ヽ}
　 |　 {　　　　ｌ　　',l　ヾ､ｨ⌒l　} l|
　 {　 {　　　 { l￣￣｀乂ﾍ,ｨ拆Ｖ l}り
　　　入',　　　{,ｨf俐}` 　｀¨ﾋﾘﾉノ　　　　　　　　　　　　　……それが務め、だからでしょうか。
　　ﾏ　 {＼　Y　Vり　　丶　 lﾘ
　　　)ヽゝーヾゝ　　　　　　　 ′
　　八　ノヽ￣｀i ､　　｀´／
　　　　ゝ乂_ソア､__　≧f7´
　　　　＿, -'"‐､//〕iトｿﾏ､　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　 ./'⌒ヽ　　`マ// {l ヾ`ーミ　／-‐ つ¨ －－ Y
　　　 '　　　　', 　　｀´　ヾﾟ　　 lγ´　　_ ィヾ───ﾉ
　　　 |　　　　 l l　　　　　＼ //L　　　ソ　｀¨¨¨¨´
176：安価のやる夫だお：2018/11/24(土) 23:39:39 ID:dyIfPGYg0: 割とヘビーなとこ聞いた
177： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:40:57 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　 ''"ﾟ~￣￣~ﾟ＞‐-､
　　　　／　　　　　／　　　ゝ─　､
　　　　〃　　　　　　　／　　　　 l　　　　i
　　　　　　　　　／　　 / 　　ｲ　　　 l
　　　'　　　　　 ,: 　　 / 　／ │　i　　ヽ
　　 ′　　　　 / /　　 ' 　 /　　│　|　ｌ　: i
　　i{　 }!　　 ,　 ' ｲ　　 l|　 / ,.*'⌒l　 |!:ﾘ　l |
　　´,　l{ 　 /　 {,ハ　　 |　l{　　　- ヽ､l/　ﾊ!
　　　:､ }　/／ / ｰﾍ　　l　ﾘ　　　__　 / ／
　　〃 Y ヽ､从　､｛＼〈′ ｀¨¨¨　 l ´　　　　　　　　　　　　私の家は代々リンクスを輩出しておりますの。
　　乂　　ﾉミ≧:＼｀`　 ⌒　　　　　　 7
　　〃 Y ヽ　｀　/⌒ヽ　　　　　 . _　　　　　　　　　　　　　　　私もAMS適性があると分かった時、リンクスとなることを決めましたわ。
　　乂 j{ ノヽ､ /　　　　　　　　　／
　　　乂乂ノﾉi＿_ 　　７=-　イ　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん、無理やりではありませんのよ。
　　　　￣´/ニﾆﾆ≧s｡L
　　　　　 /７ニ -ニﾆﾆ7{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元リンクスの親に理想や理念を説かれ、それに共感しただけですわ。
.　　　　 /:/ﾆﾆ7　｀＼７│
　　　　　,'_/ﾆﾆ7　　　　 }_　　　　　　　　　 _＿＿＿＿＿__
　　　　 .′　　｀ヽ　　　､　　　　　　　　 ,ゝ 'フ￣￣￣(´
　　　 ,′　　　　 l　　　　　＼　　　　　 /　￣⌒ﾌ　　 )
　　　 .′　　　　　 '.　;　　　　　＼　　　　/　　　　｣＿_彡
　　　 | 　　　 _ 　 ∨　　　　　　　 / 　　　ﾉ¨¨¨
　　　 {',　　　　　｀￣］　　　　　　 i 　ヘ　　 .ｲ
　　　 /､　　　　¨¨¨ﾍ , , 　　　　 l／//∧ ／
　　　　'/`､　　　　　　∨ , ,　 , , , ／/////∧　＿rｰっ＿＿＿_
　　　　 '//`､　　　　　 ∨////／ ⌒Ｖ////∧ ＞　.,＿＿__,.　＜
　　　　 '///`､　　　　 ∨/／　　　 ∨///, ｲ　´　,　-=≦´
　　　　　j////,`､　　　　｀ {　　　　　　∨／/∧ ／
　　　　　{////// ､　　　　　　　　　　　／////∧∧
.　　　 /　 ' ' ' '//,､　　　　　　／ ∨///// ｰ'
　　　 / 　　　 ' ' ' ' . 　　　　／　　＼＞ ´
.　　 /　　　　　┌─‐ﾍ、　　　／、　 _　 ´
　　 / 　　　　 l＿　　≫ ､イ:l　　￣
.　 /　　　　　　　　￣　　 │|
　/　　　　　　　　　　　　　　 ∧|
　＞　.,,＿__　　　　　　 _＿_//∧
178： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:49:09 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　 '
　　　　　　　　　 /　　　　　　／　　/　　 /　', 丶
　　　　　　　　　　'　　　　／　　　/　　／
　　　　　　　　　　　　　　　'　　ｰ-　_ ／　}　　　}　|
　　　　　 l　　　 {　　　　 /　　／, -'"｀丶 }　　　}　|
　　　　　 l　　　 l　　　 / 　／､,ィ犹ミヽ　,'　　　　 |
　　＼r‐-ﾐ＿_ノVl　　/ ﾚ'　　 `　|Ｊｆ　 /　／　/ .'　　　　　　　牙なきものの牙となれ、それが牙持つ我らの権利と義務。
　＼　{　　　｝l　乂ハ　　　　ﾋｿ　/／ /／ }/
　 γ＼〉　　　八＼Y　　　　　　　丶´　　　　　　　　　　　私の父母はそうおっしゃいました。
　弋⌒　ヽ　　＼　　　　　　　　　 /
　　{　ﾊ　　　　} ＼/⌒　　　　　　ｬ　ｧ　 '　　　　　　　　　　　　戦えない、全ての人たちのために。
　　乂乂_ノ／し∨　　　　_　　　　／
　　　￣￣　 /≧=-　 _ 　ｌ＞　 __／　　　　　　　　　　　　　　　私は銃を取りますわ。それが罪と言うのなら、
　　　　　　　 /ニニニニニ＞､
　　　　　　 ./ニニニﾆとつﾆ/:.}L　　　　　　　　　　　　　　　　　　喜んで背負いましょう。
　　　　　　//ニニﾆ＼ニニ/: : }L‐-　_
　　　　　./ニっニﾆ/ : ＼ﾆ{: : : :oL: ￣ヽ.､
　　　　〃ニニニ/: : : : : : : : : : : :}L: : : ',:丶
　　　　/´: : : : : : : :＼: : : : : : : : : : :}L: : :l: : ＼

　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　／　　　―　　　―
　　　　／　　　（ー）　（ー）'
　　　　|　　　　　（__ﾉ､_,x ,--､　　　　　　　　　　　　……やる夫ですら分かるお。
　　　　＼.　　　　　｀ー<　ヾ zヽｽﾞｽﾞ…
＿＿__／　　　　　　　ー‐＼／| ｜　　　　　　　　　　　ダージリンさんは立派ですお。
| |　　/　　/　　　　　　＿＿ﾉ
| |　 /　　/　　　　　　　　|
| |　（　　　￣￣￣⌒ヽ. 　 |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
「そういうやる夫さんは、どういった経緯でリンクスに？」

「一か月くらい前に、いろんなコロニーで一斉AMS適性検査があったらしいんだお。
やる夫もそれで拾われて、養成所に送られたんだけど、どこの企業も
スポンサーにはなってくれなくて……結局、今は独立傭兵ですお」

「あら、それは大変でしたね……となると、リンクスになったのは生活のため、
といったところでしょうか」

「それもありますお。けど、やる夫は何か意味のあるもののために戦ってみたい
んですお。まだ、分からないけれど……分かるまでは、やめたくはありませんお」
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
179： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/24(土) 23:54:56 ID:EYLzHYBg0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ , 　 ´　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　＼　　　　　＼　　　、
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　＼　　　　　　＼　　　丶
　　　　　　　　　　　／　　　 l!　　　　　ヽ　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　 |丶　　　　 ',　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　 |　＼　＿_　 ',　　　　　ｌ: ',　　　　',
　　　　　　　　　　 ′　　 |　　 |　'´￣｀`丶､._}ｉ　　　　ｌ　| 　　　 '／
　　　　　　　　　　|　　　　 |',　　||　 ,ｨｱ示豺　ヽ　　　 l　.l∨　　　　　}ﾆ=-､
　　　　　　　　　　　　　 |^从 |　 ′f (_ﾘ′　 }l 　　/l　'⌒ヽ　　 γ´　ヽ
　　　　　　　　　　|　/　　ﾊ rﾐヾ　　ゝ'　"" ｰｲ /l　/ l/　　 }　　　Ｖ　　　}
　　　　　　　　　　　 {l　{　| Y ﾘ　　　　　　　　ﾉ′ /　　ノ　/　　 γヽ　丿
　　　　ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ　　Ｖ ∨', l|　r′　　　　　　ι 　／　　　　ｲ　　 ,ｲ　　 (　　　　　　失礼しますわ。
　　　　　　　　　　　　　 ',:|　l　　　　　　　　　　　　 /ヽ￣　　　ﾉ　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　 '从|ヽ　　　　　　　　　　　 ′　∨ 　／　　ﾌ　　　　　　　ええ、ええ、はい……分かりました。
　　　　　　　　_,,..-───‐- ..,_ヽﾏヽ　　　　　　　　 ∨ /　ノｧ‐'
　　　　　　〈　Λ　 Λ 　∧　〉　、　　　　ｨ　　　 :　　 ∨-ゝ-'　　　　　　　　　　　そちらに向かいます。
　　＿　　　r‐Y〈　〉〈　〉〈　〉　{　　丶- 　⌒ヽ　　　ィi〔/ﾊ＿_
　 `　､ヽ_r⌒ V∨＿∨＿∨　ﾉ　　　　　　 }　ィi〔////＞''辷ァ､
　　　　ヽ　}＼　`＜r=＝=r＞´　　　　　　 _ ィi〔//////／: : : : : :ヽ: ヽ
　　　　 ',　　｀ｰ辷二二二ﾆ=　　　　_,,..-ﾏ/,とつ//／ : : : ／ : : : : : : :.
　　　　　　､　　ﾉ　／　　　　　　　　 }///ﾊ'////／ : : : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　ノl　　　 l//)>　　　　　ﾉ/,／: V/／: : :/: : : : : : : : : : : : : : : l
　　　 ∠＿|＿＿_ﾉｨi〔/}　　　　　／l／: : : : ∨: : : /／: : : : : : : : : : : : : : |
　　　 V///////////,|　　　／0: : : : : : : : : : : : :|l/: : : : : : : : : : : : : : : :}
　　　　 V////////// |　　／: : : : : : : : : : : : : : : :|l/: : : : : : : : : : : : / : /
　　　　ﾏ////////// | ,ｨio : : : : : : : : : : : : : : : /:.|/: : : : : : : : : : : : : :/
　　　　　ﾏ////////＞/: : : : : : : : : : : : : : : : : :/ : |: : : : : : : : : : : : : : l
　　　　　{/////＞.´: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :ｲ: : :|: : : : : : : : : : : : : : {

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
ダージリンのスカートから小さな電子音が鳴る。
彼女はPDAを取り出すと、短い会話を交わして、立ち上がった。

「ごめんなさい、急用が入ってしまいましたわ。
それでは、また会いましょう、やる夫さん？
あなたさえよければ、また一緒にお茶がしたいですわ」

ダージリンはその場で綺麗な一礼をし、立ち去って行った。
やる夫はしばらく惚けていた。
あれほどの美女とお茶をしていたという事実にもそうだが、
彼女の理想と信念を聞かされ、思うところがあったのだ。

牙なき者の牙となる。
戦えない人たちのために戦う。
この短い時間でも、ダージリンという女性の高潔さが理解できた。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
180： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:05:44 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　／￣￣￣＼
　　　　　　　　／　　─　　 ─＼＿
　　　　　　／　　（●）　（●）＼|l(^)
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　l(_ ）　　　　　もしもし、やる夫ですお。
　　　　　　＼　　　　｀ ⌒´ 　　／⊂)
　　　　　　／　　　　　　　　ヽ　ﾉ

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
すると、やる夫の方にも電話がかかってきた。
PDAを取り出し、電話に出ると、なのはの声が聞こえてきた。

「もしもし、やる夫君？　早速新しい依頼が見つかったよ。
オルデンブルクから、元支援リンクスのよしみってことで貰ってきたの。
ブリーフィングもあるし、一旦コロニーに戻ろう？」

そうだ、彼女だけではない。
自分とてリンクスなのだ。

やる夫はカフェテリアを後にし、なのはの下へと向かった。
戻ろう、戦場へ。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
181： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:06:01 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│::::::::::::::::::::::::::::::::│
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│::::::::::::::::::::::::::::::::│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│ :: │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 □

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
182： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:06:11 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　／-‐…‐-　 ..,,__
　　　　　　　　　　　r …‐ミ　　｀`トミ
　　　　　／　/ 　{｀`丶、　　　　　＼＼
　　　　 ./　　./　　　　　＼　　　　ﾞ:,　ヽ丶
.　　　 ,　　　;　　　　　　　　　　　　ﾞ:,　　 ,
　　　　′ 　 ′　　　､　　　　　　　　ﾞ,　　 ′
.　　　{ 　　 |　　　　|乂 ___　　トミ,斗}: 　}
.　　　！　　 :|　　　　トX{≧=-ト}　抖ｚ|　 .′
.　　　！　:|　|: 　　　 |ｋ抖抒　　　 rﾘ |　/{
　　　　。｜ |　l　　　 | Vrツ　　　｀¨ }ｲ{ :{ヽ
　　　　ﾟ, |　|　|　　　 |　　　　　／￣＼:{　ﾟ。　　　　　　　　　　　　　――ミッションの内容を説明いたします。
.　　　　 }|　|　|　i|　　 |..,,_　　ｰく　　　 }:{.　 ',
.　　　　　 l|　|　|　l|　　！{「うぅ =/＾y　　　/ :{　　}i
.　　　　　 l| ｜ ./iｌ|　　 ‘*≧=-/　￣〉 =≦　 { 　 |l
.　　　　　 l| :.{ /=八　　　 ∨／{ 　　）⌒ヽ　{　　|l
　　　__rzzl| : /ﾆﾆﾆミト　　〈　∧　　 }∨ ｜:∧、ﾉ
／羽羽羽;} /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ　∨:∧　　 .}＼}　 ∧＼
　/7/7/7//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ'∧　},勹┐　,勹. ヽ　 ∧. 丶
===-　⌒〈=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧∧ 勹 ./　勹 .}ﾆ　ﾞ.　　＼
￣￣｀Y^ ; ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆ{ 　勹┐,勹┘= 　 iト.　　ヽ
ｚｚｚzzzzz′　-=ﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆニ＼　勹勹:ニﾆ　 i{　ヽ　　ﾟ。
　|/| 　 ./　　　. i|:Vﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ＼　 ,}_)ﾆﾆﾆ .八＼}}　　 }
　|/|　 / 　　 . :i|:.:∨ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼__}ニﾆﾆ　　＼ヽ　 /　　　　　　　　　　＿＿__,,..
　|/| ./　　　　. .i|: : :Vﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ニﾆﾆﾆﾆ..,,___,,,.. 　=-‐　　　　 ~￣
　|,／′ 　　. . .i|: : :.:∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ=-‐七 ´
.〃/　　　　 . . .i|: : : : :-=ﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐七 ~
.{{/　　　 . . . .i|: : : : : :}ト=ﾆf~＜
183： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:09:35 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　/　　 /　　　　　　　　ｉ　　 .! ｌ　ｉ　　　　　　　＼
　　　　　　　 .′　 ,′　　　　　　　　ｌ　　 /ｌ | 　i　　 !　　　　　＼
　　　　　 ′ 　.　　　　　　　Ｌ厶_../　ｉｉ　 l　　 !　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　ｉ　　,　　　　　　　 | l_Lムﾆミヽ､ .! 　　.!　ｉ　　　　　 '
　　　　　　　|　ｉ　ｉ　　　　八　　ｌV ｨ'て乙(｀ヽ l 　　 !　i 　　 /　　　　,′
　　　　　　　|　|　|　　　　　＼　 |　　ｈ( ｨ'ﾘ　　ヽ　f'うﾐメ、 .'　　} i　/
　　　　　　　|　l　从　　　　　 {ヽｉ　　`ﾆ´´　　　ヽｈr!Y´　' 　 '　ﾚ′　　　　　　　依頼主はオルデンブルク社。
　　　　　　　|　i 　八ヽ､　　 !　　　　　　　　　 lcﾘ |　/　 / 八
　　　　　　　|　　ｉ　ｲ＼j＼　＼　　　　　　　　　　 '　　|ノ　/ /　　　　　　　　　　目標は同社所有の循環型発電施設メガリスの
　　　　　　　ｉ　　　!　{　　ｌ　＞ｰヽ　　　　　　 _ 　　 !厶ｲ /
　　　　　　　ｉ　　　ヽ､`ｰ |　　 |　　　　　　　　 ´ ’　　ハ　/　　　　　　　　　　　　防衛となっております。
　　　　　　 '　　　　　｀ｱ,|　　 |　　　　　　　　　　　 .ｲ　|
　　　　　　.′　　　　 // |　　 | へ、　　　　　　　ｲ　ｌ　 |
　　　　　 .'　　　　　 / 　 |　　 | 　　 .＞ｰ ,---rく {　　l　│
.　　　　 /　　　　　/┌厂ｌ　　 | ｀￣￣'Ｌ./ 　ﾉ　 |　　i　 |
　　　　/　　　　　　 { j.　|　　| 　　　 |／二ﾆミ.　|　　i　 |

　　　　　　　　　 /　　 /　　　　　　　　　　　,　　　/　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　　　　　　　　 /　　./　 /　　　′
　　　　　　　 ′　　ﾚ{　　i　　′＿_′´′　.,.:ﾞ　　 }　　　　　　　　　Ⅵ
　　　　　　　　　　 /⌒{　　|　 { 　／{ ｀ { ､／ i　　 ;　　　　　　　 Ⅵ
.　　　　　　 {i　　 { 7从　 :|: 八斗午ミ､{/ﾞ　 |　　/　 ; 　　　　 ‘,.　 Ⅵ
.　　　　　　从　八　 ; 　 :|'ﾞ　 {　ハ刎　'　　 |　./」_ /i　　　　　　　}ハ }
　　　　　ﾞ　　 / ヽ′　:l.　　辷ッ　　　 | /　i /｀i　　　　　　 }ﾞ　　　　　　　敵勢力はアヴィアコルノーマル部隊です。
　　　　　　　　 / 　　　 .|　　　　　　　　　泛弐　ﾉ　　　 }　　.;
　　　 /　　　　/　　ｉ　　　|　　　　　　　　　戈ツ／　　　ｧﾞ　;　/　　　　　　　　　　防衛と言っても、精々オルデンブルク社の
. 　　 /　　　　/r‐'7^i|　　　|　　　　　　　 '　　／　　　才ﾞ　／{/
　　 /　　　　/ .|乂___|　　　| 　　　　｀　‐　　　　⌒ｧ=≦　{／　　　　　　　　　　　　　　ノーマル部隊を撃破して嫌がらせがしたい、
. 　 /　　jIﾆﾆ=-ミ　ｉ　|　　　| 　､　　　　　　　.｡s 升
　 /　／ニニﾆﾆ‐｀　､|　　　|　　介=-　七　ﾉi　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　程度の考えでしょう。アヴィアコルにありがちな、
.　ｧ'ニニニニニニニ＼　 |｀'くr '⌒7__ ／　|　　 |
　/ニニニニニニニﾆﾆ‐ヽ :|　ﾉ⌒7ﾞﾆﾆ≧x |　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浅はかな考えです。
184： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:09:54 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　〃/　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 / /　　　　　　　 i　　　　　　 i　　　}　　　　　　　 |　　　　 ,
　　　　　　 '　′　　　　　　　　 l　{　　　　　　i 　　 |　　　　　　　　 |　　　　　 ′
　　　　　　ｌ　|　　　　　　　　　 |　'　　　　　　i　|　　|　l 　 }　　　　 |
　　　　　　|　|　　　　　　{　　　 ∧ ﾍ　　　　　ﾑrﾋ　７"{｢￣|　　　　 |
　　　　　　|　| /　　　　 |　　 {/ __'　｛　　　 '_jﾉ _厶ﾆL _ |　　　　 |
　　　　　　|　|'{　　　　　 |　ィ'{｢　__｀j八　　 / ノ ;ノ乙心jﾉ| 　 /　　 r: ､
　　　　　　 |　.　　　 {　 , 　 l　ｧァぅ,　ﾊ　/　　 ‘;::::ﾀ刈　|.　/　　 ′ |　　　　　　　　　　　　今回の作戦にあたり、支援機の使用が
　　　　　　 {.　',　　 ∧　'.　 |〈{ {:::hﾑ　 ∨　　　ｰ '' ”　| /　　　ﾙ ) 从　　 i
.　　　　　　　　 ‘.　/ ,ハ　ヽﾑ　弋:㌣　　　　　　　　　　　j/ 　　ﾊ　/　 }　　　i　　　　　　　　認められています。候補はこちらで揃えました。
　　　　　　　　 )' /　　Ｖ{　ハ　　　〈　　　　　　　 / 　　厶ｨ´　　　　　 i
　　　　　　　　　 /　　　　　＼　',　　　　 __　　　　　 , 　　　　′│　　　　 !　　　　　　　　最終的にはそちらの判断に任せますが、
　　　　　　　　　　　　　　　 /　人　　　｀´　　　／　　　 .′/ | 　　　　 !
　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　　＞　.　　　　　／　　　 /}丁厂　　 ! 　　 l　　　　　　　　　無理はなさらない方がよろしいのでは？
　　　　　　　　　　　　　　/　 /　／　　　＞-=''"￣｀丶、／ j　j　 ′　 i　　　│
.　　　　　　　　　　　　 /　　　〃　　／..:::::::::::::::::::::::::::::..＼ﾘ　j　′ 　 ! 　　 |
　　　　　　　　　　　 /　　　 /　　　/..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ヽ　j/　　　 i　　　│
.　　　　　　　　　 /　　　 /　　　/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.∨　　　　ｉ　　　 |

　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　ヽ　 '
　　　　 ,′　　　　　　 i　　{ 　　 !　　　ｉ　ｉ　│　i
.　　　　 iｌｉ　　　　　　ｉ│!　{　　　 !　　 !　ｉ　ｉ　│　|
.　　　　 j! !　　　　_,｣⊥L八　　ｉ _｣.⊥.｣_　ｉ　│　|
　　　　 {'.i　 :.　　 {V|,L.|_ｌ｀＼　ｉ　j,..L,_i ヽｉ　│　|
　　　　 '． {:{　 { .ﾝ'{::ﾊな`　ヽ＼i '’かh::!'y!　 |　│　　　　　　　　説明は以上です。
　　　　　ヽ从 { ﾍ‘弋z::ﾘ　　　　　　込::ｿ ’|　│　|
　　　　　　　　八トﾍ＼　　　 .;　　　　　　 ;ﾘ　 j}　il　　　　　　　　　オルデンブルク社との繋がりを強くする、良い機会です。
　　　　　　　 ,′ | 　ﾑ.　　　、__,.　　　 ,ﾊ| 　|　ｉl
　　　　　　 ,′　|　 i　ﾄ．　　　　　　 . イ　 |　 |　 i !　　　　　　　　　悪い話では、ないのでは？
.　　　　　 / /　│　!:│r:えr　. _ .　'{つL|.　 |　 | 　ｉ '.
　　　　　 / .' 　　|　 i　|ん{　| 　　　 | _,ﾉ} 　 |　 |　 j　'.
.　　　　 /,厶.-‐-|　 L厶　`yｰ-ｎ‐ﾋ７ У､___|　 |.　- ､}
　　　／..::.::.::.::.:::|　 |:.::.::..`弋ヾ〃 /,ノ.:: :.::.::|　 |::.::.::.::.＼
　　 /..::.::.::.::.::.::.:::|　 |::.::.;． 'フY⌒Y"丶、::.::.::|　 |::.::.::.::.::.::.ヽ
.　　{.::.::.::.::.::.::.::.:::|　 |／／　八__,ﾉ＼　＼::.:|　 |::.::.::.::.::.::.::.:}
185： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:10:06 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__._ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └‐ｫ |UU　 `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くノ　　　　　＼ ,,_人､ノヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)ヽ　　　　（　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -　＜　　　　　　＞━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　)　　　　　て
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／^⌒`Y´^＼　　　　 ._ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＵＵ/7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くノ
186： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:10:17 ID:CZcFQ6kQ0: ┌────────────────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│発電施設防衛　依頼主：オルデンブルク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　オルデンブルク所有の循環型発電施設メガリスをアヴィアコルノーマル部隊から防衛せよ　　　 │
│　僚機：ヘルヴォル、ダークリパルサー、スタリオン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│僚機を選択してください　下↓8　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
└────────────────────────────────────────┘
187： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:10:29 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.r= ､
　　　　　　　　　　　　､　　　　　　　　　　_,,..r='"三三三三三≧= ､　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　,.　　　＼ヽ､　　　　,.rイ三三三三三_三三三三三≧ ､　　　 , イ／
　　　　　　　　ﾏ､　　　　＼::`ヽ､く三三三三＞イ三|三＞;;;､三三三三> イ:::／　　　　　,r7
　　　　　　　　ﾏﾍ　　　　　　＼::::::＞､三' "三三,＞|＜三三 `i三ﾆ＞'"::::／　　　　　　.ﾑ7
　　　　　　　　　ﾏ:ﾍ　　　　　　　ヾ､:::::::＞､,r='':{　　　|　　`i＜､＞'":::::::, ｲ　　　　　　　ﾑ:7
-､　　　　　　　　.ﾏ::ﾍ　　　　　　　　ﾍ､::::::::ﾏ:::,! ,_ . . !　 , ､!::::ﾑ::::::, イ'　　　　　　　　ﾑ::7　　　　　　　　　 ,r
三＞､　　　　ﾏ::ﾍ　　　　　　　　 >:＞､:::i". |三〕.i 〔三.} `i:::, イ:<　　　　　　　　ﾑﾆ7　　　　　　 , ＜三
三三三＞､　　　ﾏﾆﾍ　　　　　　　 {ﾆ|三`r' ..,,_ ri.i'ﾞi r,　 ,r'ｲ:::::i:::::}　　　　　　　 .ﾑﾆ7　　　　 , ＜三三三
. ､三三三三＞､　ﾏﾆ:ﾍ　　　　　 i!::|三:ﾍ　　〕' ,､" " 7三ﾆ.i:::::!　　　　　ﾑﾆ:7　　, ＜三三三三, ＜
三＞､.三三三三＞ﾏ三ﾍ　　　　　ﾍ三三ﾆ`＜　 |. |　　i三三三::!　　　　　　ﾑ三7-=＜三, r＜三三三, r
三三三＞､三三三三三＞､　　,,,,,,,,,,,≧､三三､　 H　　,!三三,r≦,,,,,,,,,　　, ﾑ＜三三三三三, ＜.,, ＜
三三三三>=`,三三三三三三＞､,r===,-､ ,＞､ ` '.ﾆr.ｲ, ＜,r ﾗ､--- ､:,>'三三三三三三ﾆ{　､'
＞､三三7　7三三三三三三三::ﾊ　,r=ﾑ|ﾆ'"三三三三三三 `' |ﾑ -､ ./三三三三三三三ﾑ　 ',　　　　　,r
　　　＞y'　7三三三三三三三三::Vﾆ.ﾑ::| ﾆﾑ三三三.三三ﾑ i! |ﾑﾆV三三三三三三三三ﾑ　.',　_,.. ＜イ
　　　　7　7三三三三三三三三三三{::::::|ﾆﾑ r====,::r----,ﾆﾑi!::!:::}三三三三三三三三三三ﾑ　', ＜
　　　 7　7三三三三三三三三三三ﾑ::7:.ﾑ::7 .　　 |_|.　　ﾑ三:ﾍi::7三三三三三三三三三三ﾑ　',
　　　7　'==- ,,__三三三三三三三三 `'ﾆﾑ::7 　　　　　ﾑ三 ` '三三三三三三三三___,,,.. --7､ ',

【Name】
ヘルヴォル
【Type】
中量二脚
【Architect】
IGIO開発部
【Status】
火力：B　機動力：A　耐久力：B　持続力：B　負荷：D
【Note】
黒くペイントされた、夜闇に紛れ込むかのような機体。
レーザーブレードとマシンガンを主兵装とする。
マシンガンでPAを削り、レーザーブレードで仕留めるのが常套手段。
リンクスはリエラ・マルセリス。
188： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:10:42 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　ｨｭ､
.　　　ﾑi三≧
　 ,,ｨｱ''ﾏ三ﾐ}≧ｭ､
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　　ﾏ三三＞ｲマ三三三三三三≧マ三≧､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿_ ＿
　　　　 `´　　　　 `　マ三ム寺三三≧ｭマ三i＞　　　　 ,ｨ　 Z／{|r‐=≦￣__,*'´ 　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 ` マ三三三三三三ミi:iヽ__＿__　/%ｰﾐ/.:'/ﾉl〈￣ll￣ /　　　　 ,─､ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `　マ三三三三i:if__r'´:.:ヽ廴i_ｨfz'〔__|　￣￣'　　　〈:::::::::〉‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ｨﾂ ` マ三三|:::|r─ｧ'r'､ノij,勹´_|　　　 /　　　　　 .〉‐〈::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {{{{ヽ三l:::l:i:::迥‐｀´ﾟ_夕,':.:{≧zr‐/　　　　　〈::::::::〉‐〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ﾆi:＿j__j__fΘ　〉i‐､<(_)込r:rV　　　　　　　〉‐〈::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈7: ﾉ::∧　 .,' ﾉo .::..._ﾉ:r‐' ,ﾟ　　　　　　　〈::::::::〉‐〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ'_ノﾉ. ﾞﾏ≧zr'＾ｰf__ノ　 :　　　　　　　　〉‐〈:::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r‐ｧ‐┴=､_〉三〕rﾐn〕=fiミ,ﾟ　 __　　　　　〈::::::::〉‐'!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´ｿ <＾　,,;:i／_ </ﾞY´ij　 ij〈ｉ　 / { 　　　　ﾞf^ヽ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:l{ r‐‐‐rr/fj fj､ヽﾑ-‐､　　{　f　 |　　　　　　 l　 i.　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r‐' _〕 l__　 : i:{----}‐:ﾟ，ro､ﾟ,　:l　ｉ　 |　　　　　　 |　 |　j＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨとｸｸ´二≧￣￣￣￣ェｉﾆﾆi!‐ｭ ─V 　 |　　　　　　 |　 | /ﾞ´　　|
　　　　　　　　　　　 _．─≦=ｨ勹ﾉ~~￣　￣￣￣￣￣＿二>---≦ﾞ|　　i＼　　　　ノ　ﾚ'＿＿_i|
　　　　　　　　　　 <＿＿〔il_f⌒.ﾞ￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼/＿＿＿.ﾞⅦ　i　｀ー─'´ ,'　 j))*､　|_｢
　　　　　　　　　　ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙ム､_i　,‐‐､　 ,' __/＼ヾ》..i!
　　　　　　　　　　　 l!圭圭 i!:::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!ｉ.|,‐‐〈::::::::〉　,'~　〉､_シ'ﾞ_｣ｉ!
　　　　　　　　　　 i!圭圭ヾ､ﾉ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿i!圭圭圭〈:::::::::〉‐〈　.,'　 /...'｀Ｙ'ヾｉ!
　　　　　　　　　　ヾ弐弐ヾ､､::::::::｀￢¨:::::::::::::::::::::::::::::::i｀-ヾ弐弐弐...〉‐〈::::::::〉　 r‐' | 0ｉ| 0i|ｉ!
　　　　　　　　　　　　　ヾ弐弐ヾ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,/'　　ヾ弐弐.ﾞ〈::::::::〉‐〈　 /　_人_人_〃
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾞﾞ~ﾞﾞﾞﾞﾞ”~~~~~~~~~~~~~~~~~~　　　　　ﾞﾞﾞﾞﾞ~ﾞﾞﾞﾞ￣ヽ::::/ﾆ､ ~ﾞ~ﾞ~ﾞ~ﾞ~ﾞ~
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ¨´

【Name】
スタリオン
【Type】
重タンク
【Architect】
SI開発部
【Status】
火力：A　機動力：E　耐久力：A　持続力：A　負荷：B
【Note】
蹂躙し、焼き尽くすのが機体コンセプトのネクスト。
正面からの撃ち合いであれば、たとえ上位リンクスであれど無事では済まないだろう。
主兵装は腕部バズーカと背部のグレネードキャノン。
リンクスはダージリン。
189： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 00:10:56 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　 λ .{　　　　　　　ｨ''''''''''､　　　　　　 ./ .∧
　　　　　　./.ﾏ　{　　　　　 ./|　　 |ﾞ,　　　　　　/ ./　ﾏ
　　　　　 / 　ﾏ　.{　　　＿{ |　　　| }＿_　　　./　/　　ﾏ
　　　　 ./　　 .ﾏ　.{　,,-　　　|＿＿|　　 '' ､ ./　./　　　.ﾏ　＿
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【Name】
ダークリパルサー
【Type】
軽量二脚
【Architect】
桐ケ谷和人
【Status】
火力：D　機動力：A　耐久力：D　持続力：C　負荷：D
【Note】
全体的に黒くペイントされた機体。
基本武装は物理ブレードが二本のみ。ハンガーにはハンドガンが格納されている。
回避性能は高い。ビジュアルを突き詰めたせいか耐久力が犠牲になっている。負荷も高い。
リンクスは桐ケ谷和人。
190：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 00:14:30 ID:eNdTBvwE0: スタリオン
191：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 01:11:16 ID:h2K.oAt60: スタリオン
192：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 01:34:14 ID:mXq6xvO20: スタリオン
193：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 01:43:16 ID:FgFqqg5Q0: スタリオン
194：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 01:45:06 ID:Qu2Fie1.0: スタリオン
195： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 01:53:33 ID:CZcFQ6kQ0: 満場一致だね。

しかし安価一つで二時間か…きついなあ。

今日はもう遅いし寝ようか。

じゃ、また明日の午後九時にでも投下するから、またね。
196：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 08:49:42 ID:r6bDiVaI0: 乙
下5は遠いし下2とか下3でいいんじゃない？
197：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 18:05:17 ID:a1ML1rgY0: 乙
198：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 20:00:44 ID:4ukFlEu.0: 乙でした。
その時間だと寝てるからなぁ
199： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:05:25 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　／||ミ
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200： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:11:16 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　､　- ‐‐ -,
　　　　　　 ,´: : : : : : : : :
　　　　　　ﾞｉ : : : :○　○ﾞｉ
　　　　　　 }: : : : : : : _ _ _|　　　　　　　　今回はミッション2開始からだね。
　　　　　　 |: : : :-=´_　_,´
　　　　　 y' : : : : :_: : : : :i　　　　　　　　　今回からは軽い選択肢が出てくるよ。
　　　　/ : : : : : : :┌─┐
　　　　i : : : 丶: :ヽ{ .茶 }ヽ　　　　　　　　じゃ、いこうか。
　　　　ｒ : : : : :ヽ、__)一(_丿
　　　　ヽ、___ : : : :ヽ : :ヽ
　　　　と_ : : : : : : ノ : :ノ
　　　　　　￣￣￣　￣
201： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:11:28 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　ｨｭ､
.　　　ﾑi三≧
　 ,,ｨｱ''ﾏ三ﾐ}≧ｭ､
l三ﾐ:::::::ﾉ三ﾘ三三lｭ､
{三ムｪ＞彡三三ﾘ三≧ｭ､　　　＿
　`マll三≧寺三ｱ三三三≧ｭ､　ミｱiｭ､
　　ﾏ三三＞ｲマ三三三三三三≧マ三≧､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿_ ＿
　　　　 `´　　　　 `　マ三ム寺三三≧ｭマ三i＞　　　　 ,ｨ　 Z／{|r‐=≦￣__,*'´ 　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 ` マ三三三三三三ミi:iヽ__＿__　/%ｰﾐ/.:'/ﾉl〈￣ll￣ /　　　　 ,─､ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `　マ三三三三i:if__r'´:.:ヽ廴i_ｨfz'〔__|　￣￣'　　　〈:::::::::〉‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ｨﾂ ` マ三三|:::|r─ｧ'r'､ノij,勹´_|　　　 /　　　　　 .〉‐〈::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {{{{ヽ三l:::l:i:::迥‐｀´ﾟ_夕,':.:{≧zr‐/　　　　　〈::::::::〉‐〈
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「ネクスト、スタリオンですわ。マーシフル……戻ってきてらしたのね。
伝説の機体と共闘できること、嬉しく思いますわ。
それでは、行きましょう」

通信越しにダージリンの声を聴きながら、やる夫は呆然としていた。

まさか、あのダージリンが、こんな機体に乗っているなんて。

「やる夫君？　何惚けてるの。君も準備して」

なのはに叱咤され、レーザーブレードを握りなおす。

今回の任務は、背後にある循環型発電施設メガリスの防衛だ。
その周りにオルデンブルク社のノーマル部隊が展開しており、
更にその前方にマーシフルとスタリオンが構えている形となっている。
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202： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:13:36 ID:CZcFQ6kQ0: ┌───────────────────────────────┐
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│　　　　　　　　　　　　　　八,'N Vl ∧　　　　　, 　　　／/:.|´ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |　　　...│「ミッション開始。スタリオンと共同して、
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│　　　 f^! 　　　　　　　　　 |:. |　＞　　｀ ´ 　イ　!:.:l.　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　...│敵ノーマル部隊を全て排除して！
│　　　　| |　　 f^!　　　　　　　八/ 　 r|、≧-≦:|、　八/　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　...│
│　　　　| | , ヽ.| |　　　　 _＿＿＿＿_イﾍ　｀‐,ヽ〃 :|ヽ.　　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　...│敵ノーマルはアヴィアコル製の最新鋭ノーマル。
│　　　, ' ´―ヽ |　　 . r´::－、::::::::::::::::|　ﾍ　/　只| |　ヽ―、!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : |　　　...│
│　　　 ∨　二ｌ .}　　　|::::::::::::::ヽ:::::::::::: |　　ﾍ |　/|ヽヽl、＼:::::｀ヽ、:.:.:.:.:. : |　　　...│機動力は並み以上だから、侮らないで」
│.　　　 ∨　ヽ　ﾉ　　 |＿::::::::::::ヽ::: ／|　　　ゝ,二‐‐´_ヽ　ﾍ、::::::::｀ｉ:.:.:.: : |　　　...│
│　　　　 ∨　ヽｉ-、 γ ヽヽ::::::::::k ´　 .L___　 ,'ﾍ::::::::::::::|ﾏ　/　＼: /:|:.:.:.: : |　　　...│
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「前方に敵ノーマル部隊を確認。これより砲撃支援を開始いたしますわ。
マーシフル、あなたはどう動きますの？　私もそれに合わせます」

マーシフルは高機動高火力、逆を言えば耐久力は低く持久力もあまりない。
敵ノーマル部隊は二部隊に分かれて進軍してきていた。
武装はアサルトライフルに背部武装のレーザキャノンといったところか。

遠距離からの撃ちあいなら、火力で撃ち負けることはないだろうが、
耐久力のないマーシフルを固定砲台とするのは得策ではないだろう。

ここは……下↓3
1．思い切って敵二部隊の片方に突貫する
2．大人しく
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203：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 21:14:24 ID:sLO3yCwc0: 1
204： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:16:21 ID:CZcFQ6kQ0: ごめん、ミスった。

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│　　　 f^! 　　　　　　　　　 |:. |　＞　　｀ ´ 　イ　!:.:l.　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　...│敵ノーマル部隊を全て排除して！
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│　　　 ∨　二ｌ .}　　　|::::::::::::::ヽ:::::::::::: |　　ﾍ |　/|ヽヽl、＼:::::｀ヽ、:.:.:.:.:. : |　　　...│機動力は並み以上だから、侮らないで」
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╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
「前方に敵ノーマル部隊を確認。これより砲撃支援を開始いたしますわ。
マーシフル、あなたはどう動きますの？　私もそれに合わせます」

マーシフルは高機動高火力、逆を言えば耐久力は低く持久力もあまりない。
敵ノーマル部隊は二部隊に分かれて進軍してきていた。
武装はアサルトライフルに背部武装のレーザキャノンといったところか。

遠距離からの撃ちあいなら、火力で撃ち負けることはないだろうが、
耐久力のないマーシフルを固定砲台とするのは得策ではないだろう。

ここは……下↓3
1．思い切って敵二部隊の片方に突貫する
2．大人しく配置から動かずに射撃する
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
205：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 21:20:25 ID:FgFqqg5Q0: 1
206：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 21:21:02 ID:FL3SZ1iE0: 1
207：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 21:22:18 ID:RHMOEd6c0: 1
208： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:28:22 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　|　 ||　 |　 |
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「……マーシフル、右前方の敵部隊に攻撃を仕掛ける！
スタリオンは左前方の敵部隊を頼むお！」

「あら、剛毅なこと。嫌いじゃないですわ」

この機体は守るための機体ではない。
それが防衛であろうと護衛であろうと、この機体の至上命題はただ一つ。
一秒でも早く戦闘を終わらせる。

オーバードブーストで一気に彼我の距離を詰める。
突貫してきたマーシフルに、怯む様子もなくアヴィアコルノーマル部隊は射撃してきた。
地上に着地し、ドリフトしながらアサルトライフルとレーザーを掃射する。

「マーシフルはPA制波性能もKP出力も高い、この程度なら凌げるはず！
存分にやっちゃって！」

「了解！」
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209： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:34:22 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　「ｌ￣!i|　　|!　i!　|
　　　　　　　　　　_ ＿＿i!|　　|!＿ L__!i__i|
　　　　　　　　　i!|　＿　　　　　＿ _＿|i|!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿i|￣|i＿　 |!´i!ﾞ｀|
　　　　　　　　　　￣￣｀ﾞ!|i　　i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i!|￣￣　　　＿￣L__!i__i|
　　　　　　　　　　／｀ﾞ≫|i!　　!|＜´＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣｀ﾞi!|　　|i￣i!　　!|i!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　iヽ　　　＿　＿ノ从ﾒ#ヾ'人ヾ:;:ー-　．..、
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　　　　　　　　　　　　　　　｀丶　　　　　》:;:;;#ﾉ彡三二三」──　二=≡≡＝ヾ:;:;:．，ゝ　──　─　i!二二二｀７
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼丶　ヾ，:;'ﾞ´'人i从'※'iﾐ彡∠ﾞ´　　　　　　　｀ヾ:;:;　；:;:レ'　　　　　　　　/７∠／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ヾ人'ﾞ´;:'´川彡／ｒ-三ﾞ´　　　　　　　　　　　｀ﾞヾ;:;　;:／　　　　　　　〈_/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>:;:　:;　:;:#i!彡／´ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ：;川;;;;;;;;／'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．:i!|'ﾞ´　../　 /　/／/.:　　　　．;:　::.　　　　　　　　　i|!i《:;:;:／
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￣￣￣￣｀ー―― 'ゝ..;..;..r'　　　　　〉＜　 /　 ´.イ彡′　　　.ｒ'ﾞ´;;;;;;《'ミﾞ´i三二＝ヾ　ﾞヾ
　　　　　　　　＼＼　　,:;'ﾞ´:;:;:. .{ゝ---t;;彡三三三ヾ　丶i|!#　i!iﾞ´　　　　　　　｀ﾞヾ:;　:;て
　　　　　　　　　　　＼ヾﾐミi!#ﾞ...{≧!.}‐-≧}　二＝─-.，.、＼　;:;!ii　　.::'ﾞ｀　　　ﾞ::.、　i|!ﾐ　　／
　　　　　　　　　　　ヾ:;i!iﾞ , イ Y::HY:::::::人、　　　 .ヾ;:そi|:;：;．，　:　　　　　:　　　　ヾ:;．、て
　　　　　　　　　　 ─ .＿ ,ｨi ノ　　ﾚ´.!ﾘ｀＼　　＼　...／　＼ヾ　／/　#i∧ノ/《ヾノ！　　ノ/人从／
　　　　　　　　　　　　　ト'´　丶r-'´.　｀　　｀ー、＞トrt
　　　　　　　　　　　／/ 　ノ´　　　　　　　　　　｀ヽ::ﾚ´ ヽ、
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クイックブーストで敵ノーマルの間を縫うように移動しながら、
辻斬りのようにレーザーブレードを振るい、一機一機丁寧に破壊していく。

数分と経たず、殲滅は完了した。

「ふふ、マーシフルの使い方、分かってきた？
長引けば長引くほど不利、逆も然りってわけ」

「はい。こいつとやる夫は相性がいいみたいですお。
細かいことは性に合わないし、消耗戦も持久戦も好きじゃありませんので」
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210： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:40:04 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　ｨｭ､
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　　　　　　　　　　 │　　　　　 |i│　 | |｢ )心　∨　　 V少　|// 〉/⌒〉│　　　　　　　　　　見劣りしますが……あれなら十二分に頼りになりますわ。　　　...│
　　　　　　　　　　 │　　　　　 |i八　Vト　Vｿ＼　　　　.:::::: 厶イ乂_,,,丿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　　　　　 │.　　　　　　　＼八ﾊ::. ,　　　　　　　厶二二⌒＼　　　　　　　　　　　　さ、こちらも始めましょうか！　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
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　　　　　　　　　　ヾ/亙亙/i!、 ──────────∨亙亙亙ム､_i　,‐‐､　 ,' __/＼ヾ》..i!
　　　　　　　　　　　 l!圭圭 i!:::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!圭圭圭i!ｉ.|,‐‐〈::::::::〉　,'~　〉､_シ'ﾞ_｣ｉ!
　　　　　　　　　　 i!圭圭ヾ､ﾉ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿i!圭圭圭〈:::::::::〉‐〈　.,'　 /...'｀Ｙ'ヾｉ!
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211： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:41:37 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒ヽ
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背後から轟音が響く。
鉄柱を鉄柱で思い切り殴りつけたような、そんな音だった。

「うお、凄い音だお……！」

「あら、それだけじゃありませんこと」
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212： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:52:36 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　┌──┐┌──┐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─┐
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遠方に見えていた敵ノーマル部隊へと砲弾が着弾すると、
黒煙と炎を巻き上げ、そこにいた全てを吹き飛ばした。

「正面から受け、正面から粉砕する。それがSI道ですわ。
さあ、命が惜しくなければそのまま進軍を続けることです。
もっとも、このスタリオンが、それを許しませんが」
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213： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:52:46 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ｰ､
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　　　　　　　　｀＜::::::::＞､　　　　　　　　　　　　 r ' ´　ﾏヽ-‐'::/l //:::ｌ´::::::::/￣　｀ｰ/: : :/￣｀ｰ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::＞｀ヽ､/::,─- ､｀ｰ‐´|:::::::|:::::::|:::|:::／_:::::_,ｌ::::|::｀ゝ'､::r'´ﾍ─ｌヽ､　｀ｰ､:::::::｀ｰ､
　　　　　　　　　　　　　,....-:::':::´::｀＞､｀ヽ､　ｏ｀ｰ､:::｀:ｰ-,ヽ::::|::::::|:::ｌ/-´ｰ'　ﾆィ　　　〉─--＝ニｌ　　　　｀ｰ､::::::ﾊ
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「第一小隊、敵ネクストにより壊滅。第二小隊も今も爆発で半数シグナルロスト。
いかがなさいますか、隊長」

「……よし、各機回避重点で戦闘を組み立てろ。
これから支援が来る」

「と、いいますと？」

「無人機だ」
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214： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:52:59 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／
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　　　　　　　　　　　　　　　　 __ﾏ::}二二二二二}::::{───＜／}::::::::/|:::::|::::::::::::::::::::::::::::::｀⌒ヽ::::＼､
＝＝＝＝＝ニニニニニニ二二:{:::::|:::} 二二二二二}∧､＿＿_＿ /:::::::/| |:::::|:::::/￣￣￣￣￣￣ }:::乂二{ニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　／:::丁辷＝＝＝ |＼ﾆ｣::∧＼ :::::::::::{__:::/:::| |:::::|::::}／￣￣￣￣￣｀¨¨´
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　　　　　　　／ヽ／:／　／＝＝ニ}二}::::::＼::::::::::::::／＼::::::::::＼__}Ｔ¨¨¨´::',
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　　　　　廴乂ｿ　　　　　　　　　　　　　　 ∧ :{:::::::::::::::`ー──イ:::::＼:::::::／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧/::::广二二ア　{￣＼＼／:::/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::/　　　　　　　　　　 |::::::|
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「な、なんだお！？　敵の後方から出てきた奴ら、なんかおかしいお！」

スタリオンが攻撃している側のノーマル部隊の後方から、
何やら挙動がおかしいノーマルが出てきた。
有翼のシルエットは、翼を生やした人のようにも見える。
灰色の細い四肢は頑丈そうには思えないが、同時に機敏さを窺わせた。

それらが、何の躊躇もなく、マーシフルとスタリオンを無視してメガリスへと飛翔したのだ。

「マーシフル、敵ノーマル、数機が特攻をしかけてまいりました！
スタリオンのグレネードでは捕捉できそうにありません！」

「任せてくれ！」
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215： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 21:59:41 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　＿　.＿
　　　　　　　　　　　　｀ﾏ＼ﾏﾄ、
　　　　　　　　　　　　　｀| ﾍ∨ﾄ、
　　　　　　　　　　　　　弌ト-、＼ __ _r;..-;..、
　　　　　　　　　　　　　　 ∨t.ﾍイ /---z..;..;}
　　　　　　　　　　　　＿＿__∨ ∧＜ﾍ＿ｿ;..;ﾉ __
　　　　　　　　　　　/　　　　〉ﾍ.∧　∧　￣＼≧ - 、
　　　　　　　　 /γ⌒ヽ- ― ―t 、γヽ_, -_.〉三三≧ - - - 、＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬鹿な真似を……
　　　　　　　　　ｚ-ｿ｀´ヽ丿ト　　　　.〉弋仆―――'´｀ー＝＝=三三≧=――- - ．._
　　　　　　　　　{.;..;..;..;..;..;..;r'´ ｀ヽ三彡'　　ﾍ　　　　　　　　　　　　￣￣｀ー‐-＜三三≧ト - ．._　　　命が惜しくないのかお！
　　　　　　　／ｿ..;..;..;..;..;..;..>　　　}´ヽｿ、_　ﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣｀ー'´
　　　　　／／ヾ..;.ﾚヽ-ｲヽ;}　　　｀〉z 　/ ゝ'
　　　／／　　 7.{＼ヘ／|　　 r< { } 〕t
　　　ﾑｲ　　　　　ﾍ／＼　.|　 γ:≧i i:≦＝- 、
　　　　　　　　　　　｀ー、 .ﾍ , ＞/::〕.ﾄ:_:ヽ　 /´丶、
　　　　　　　　　　　　　 ∨ ∧　ｲﾞ´.iﾘ＼＿_.{　r:::}　）ｔ
　　　　　　　　　　　　　ノ∨ ∧ ﾉ　　　　　　｀yゝ_ノイ
　　　　　　　　　　　　 /　　∨ ∧　　　　　　　ゝ__ ノ{r 、
　　　　　　　　　　　／　ム'.∨ ∧　　　　　　　　｀＞:::> ヽ
　　　　　　　　　　/　　ノ　　　∨ ∧　　　　　　　　　＼　_ノ
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　ゝ-- ´　　　　　　　　　　　　　　　　＼　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弋ノﾉノノノ

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機体を翻し、メガリスと敵ノーマルの間に割り込む。
敵はマーシフルが出てきても反応が薄かった。
やる夫の叫びに、ブレードを抜いて応えてくる。

「ノーマルが、ネクスト相手に接近戦、か。
気を付けて、やる夫君。そいつら、何か気味が悪い」

「了解ですお……けど」

やる夫はレーザーブレードの刃先を敵ノーマルに向け、そのまま射出した。
レーザーに貫かれ、敵ノーマルがあまりの熱量にひしゃげ、爆発する。

「別にチャンバラに付き合う義理もないお。このまま撃ち落させてもらうお」
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216： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:04:30 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／
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　　　　　　　　／／　 _,,/ 　.| ./　 /　／｀`''ｰ､_／　　　　/ | _＿
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　　　　　　　　　　　　　／／ヽイ
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しかし、なのはの言う通り、本当に不気味なノーマルだった。
何かブレードに執着でもあるのか、執拗にブレードによる近距離戦を狙ってきたか
と思えば、急にアサルトライフルによる射撃戦に移行したりと、
攻撃方法の転向がとにかく急だった。

しかし、射撃の精度には目を見張るものがあった。
ブレードこそクイックブーストで距離を取ればいくらでも避けられるものの、
射撃だけはそうもいかない。相手は自分の回避を予測して偏差射撃をしている
ようだった。

PAが削られ、弾丸が貫通してくる。
機体に振動を感じる。被弾してしまったようだ。
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217：安価のやる夫だお：2018/11/25(日) 22:06:45 ID:Hzlwzdi60: データ取りされてんのかねえ
218： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:08:25 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j}　　　 /　　　　　 f´　　 ,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j}　　　 /　　　　　／　　./_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j}　　　 / ｀ヽ　／　　 ./　　 ≧ー--､-､
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だが、それだけだ。
耐久力、機動力、火力、どれをとってもネクストには遠く及ばない。
それも、このマーシフルには。

アサルトライフルを構え、連射する。
次々と弾丸を受けてノーマルたちが墜ちていく。

クイックブーストで弾丸の雨を掻い潜り、敵とマーシフルがすれ違うタイミングで
レーザーブレードを展開しながら振るった。
光のカーテンが空中に引かれ、焼き切られ二分された敵ノーマルの残骸が爆散する。
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219： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:11:25 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜｀ｰ､
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　ﾏ`ｰ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ` ､:::::｀ｰ､　　　　　　　　　　　 ,　＜´:::::::::＞ ´
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「無人機の数は？」

「三機です」

「いいだろう、十分だ。全滅させられてしまっては怖され損になる。
撤退するぞ。無人機も引き上げろ」

動きのおかしい敵ノーマルを幾つか撃墜すると、ノーマルたちは急速反転し、
飛び去って行った。

追撃しようと構えるが、敵本隊からの援護射撃が飛んできて
前に出れなくなってしまった。

一体何だったのだ？
特攻させたかと思えば、今度は必死に守ってきた。

相手の思惑がさっぱり分からず、やる夫は困惑した。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
220： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:12:04 ID:CZcFQ6kQ0: 誤字った。

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「無人機の数は？」

「三機です」

「いいだろう、十分だ。全滅させられてしまっては壊され損になる。
撤退するぞ。無人機も引き上げろ」

動きのおかしい敵ノーマルを幾つか撃墜すると、ノーマルたちは急速反転し、
飛び去って行った。

追撃しようと構えるが、敵本隊からの援護射撃が飛んできて
前に出れなくなってしまった。

一体何だったのだ？
特攻させたかと思えば、今度は必死に守ってきた。

相手の思惑がさっぱり分からず、やる夫は困惑した。
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221： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:13:46 ID:CZcFQ6kQ0: ┌───────────────────────┐
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│　　　　　　　ｉ./:.:.:.:.:.l:.:|:.:||:./|:.ﾊ:.:i、i、ｉ:.:ｉ:.:l:.ｉ:.:.ｉ:.:.:.:i　|:.ｉ　　　 │
│　　　　　　　||:.|:.:|:./圦斥=≦　.|≧云ﾄl:.:|:.|:|:.:.|丶:|　.|　　　 │「敵部隊が引き上げていくね……上に確認取ったけど、
│　　　　　　ﾍ|:.|:.:|:.|/r爪:个　　.´{:::｡:ﾒ,|/:.|:.:|:.:| .ｉ:.:|　　　　　..│
│　　　　　　　ヽヽ:.ヽゝう:::::}　　　 b_::7〃ｌ/:./|:.:| |/　　　　　　│追わなくていいみたいだよ。ま、無理に追いかけて修理費と弾薬費が
│　　　　　　小、ﾐゝ…´　　｀¨‐‐//;,l/|:.|/:|/　　　　　......│
│　　　　　　　　　 |:.:ゝ　　　｀　　／/:.|:.:.:|/::.|　　　　　　　 │嵩むのものよくないしね。それじゃ、ミッション完了」
│　　　　　　　　　 |:.:.|ヽ、　　-‐‐　 ,∠:.:.|:.:.::|:.:.:|　　　　　　　..│
│　　　　　　　 |:.:|.　|＞、 _　イ　 |:.:|:.:.:.:.!:.:.|　　　　　　　..│
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222： ◆x0SRSoJXe.：2018/11/25(日) 22:16:05 ID:CZcFQ6kQ0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　ﾐ￣⌒ 　　￢　ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'"ﾞ゛　　　　　　 ` く
　　　　　　　　　　　　　　／　／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　／　／　　　' 　 ,ｨ　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　/ l　　　　　　　　　ヽ　　　丶、
　　　　　　　　　　　 /　　 /　　　　 ,　　/　　　　　　｛　　　　ﾏ
　　　　　　　　 /　　 /　　　　　'　 7　　’　　　　 lｖ　　　　ﾏ　　　　∨
　　　　　　　　 ;{　　ﾑ　　　　　 7　　 ’　　　　ﾏ〈　　　　 ’
　　　　　　　　　　　ﾑ　　　　 .-i-ｧ ‐　- ミ._　　　　 ', ﾏ V 　　　 }l　　　ﾔ
　　　　　　　　 /{　　ﾑ{　　　　　j{ ;′　　　 V从 { 　ﾑ ,. - ﾏ＝ミ　}l　　　　} l
　　　　　　　　　 '　l 　 | l{　　　　　{/,,ｨ'ｱ气ﾐ、ﾏ〉ﾏ　　ﾑ　ヾ＼　　 }l　l{　　j} l
　　　　　　　　　;　 | 　 |ﾊ{　　　 ‐{′んfj:ﾊヽ　　＼ヾ ,ｨｾ笊ミﾒ＜　'　 j} 　 ' ,
　　　　　　　 {　 lﾑ　j　{　　　　l | ゛ﾔ⌒ﾞﾘ　　　　　｀　んfj:::〕　jト /j　7}　７ '
　　　　　　　　　　　V　{　ﾔﾏ　　ｌ{　　`ｰ ''　　　　　　　ｖ:冖ｿ　" / 〉 / ;　,/′
　　　　　　　　　ﾏﾔ ∨ ﾏ　　l{ 　　　　　　丶　｀　´　　/ / / /／　　　　　　　　　ふっ、怖気づいて逃げ出しましたか。
　　　　　　　　　 _ゝ　 V ヾ　ﾑ　　　　　　　　　　　　　　 lﾘ/ｲ^ヽ
　　　　　　　 γ´　　｀ヽく　＼ﾑ　　　 ,　-－　、　　　　　从'　／ Y　　　　　　　　　　このSI最大火力のスタリオンの前には、
　　　　　　　　｛　 ∥　　ヾﾐ､込 `　　　丶　　　ノ　　　　 '　／　ノ
　　　　　　　　　　　辷　　　　 ,ﾉ　 ,ミﾐ丶、　　　　　　　　　イ／　／　　　　　　　　　　　　敵ではありませんでしたね。
　　　　　　　　　　 / 　「￣　ﾘノ｝　　| ＞　　　 _ 　＜ '_ ／ ‐ -"－―――‐ ァ
　　　　　　　　弋　ﾔ　ノﾊ⌒ヽ /＿　　￣　ムア⌒　￣　￣￣￣￣ヽ－'
　　　　　　　　　　　 ⌒ ーV　　ﾉ　　Vニニ三≧=- 　／　　ﾉー――――‐ '
　　　　　　　　　＿＿　　　ゝノ＞'⌒{.ニニニニニﾆ／　　　　ノ「
　　　　　　 ,ィ⌒ 　、　　　　　　ﾔ二二ニニ／　　　 / ｲ=-　 _
.　　　　　 /　 -=ミ　｀　、　　　　　　ﾏ:ﾆニﾆ／　　　　　 /　ﾔ　　　 ⌒ﾆ=-冖ｖ
　　　　　 {　　　　ミト　＼　　　　ヾ_ア´　　　　,ノ　　ﾄ、　　　　　　 '/
　　　　　 |l　　　　　　　　｀`　ヽ　　　　 ,,/-‐=＝ト,、　　　　　　 `ー、　　　 }l 　 '/
　　　　　 |l　　　　　 _　 - 〃　丶　 ∠ニニニニニヽ--　＜￣.`　、　Y　、 |! 　 '/
　　　　　　|l　＞　　　　／　　　｝ｲニニニニニニﾆムﾏ〉　　　　ｰ ' 　ヽj}　　 '/
　　　　　ﾉ' ´ 　　　／　　　　　ｲﾆニニニニニニﾆﾆﾊ　ﾏ〉　　　　　　゛　　　'/
　　　　　(　　　　／　　　　　ｲ三二二ニニニニニニ}l　ﾏ〉　　　　　　ヽ　　 '/
　　　　ヽ　　／　　　　　　/＿　⌒ 冖￢ﾐニニニ二j}　　ﾏ〉　　　　　　　　　、　'/

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　　　　　　　　　　　／　　　　＼
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　　　　　　　　／　（●）　（●）　＼　　　　　　いや、多分違うような気が……
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　　　　　　　　＼　　　｀⌒´ 　　　,／　　　　　　「何かおっしゃいまして？」
　　　　　　　　／　　　　ー‐　　　　＼