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リターンのほのぼの訓練場 その5
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【龍殺界(りゅうさつかい)】
【内容】
自らを中心に特殊な空間を発生させる、ただそれだけの技
空間は5段階になっており空間内にいるものは術者も含めて影響を受ける
また術者も含めて影響下に置かれるためか空間の強度は異常に強く破壊や無効化は不可能
ただし出入りやアシュ麿自身が解除するのは自由に可能なので空間自体の拘束力はないも同然である
第一段階：龍殺界＜虚空(こくう)＞
空間内にいるあらゆるものの『耐性』を消し去る
耐性を消し去られたものは普段は意識せずとも防いでいる自らの技で傷つくことになる
例：炎を手に纏わせてパンチ→纏わせた炎に手が焼かれる
音速で高速移動→音の術を越えた衝撃や高速移動によるG、空気摩擦による熱を緩和せずに受けることになる
なお空間内にいるものはアシュ麿も例外ではないためブレスを吐けば口が火傷などする
第二段階：龍殺界＜清浄(しょうじょう)＞
虚空に加えてユニゾンや自己強化などのバフを消し去る
戦闘能力のないユニゾンパートナーとユニゾンしている場合は足手纏いが増えるだろう
またバフも消えるのでバフによって特殊な形態になっている場合、バフ抜きで強制的にその形態になるため多大な負荷がかかる
第三段階：龍殺界＜阿頼耶(あらや)＞
清浄に加え後天的に付け加えられた特殊な能力(改造による変身能力など)を消し去る
パワードスーツ系はただの金属の塊を身につけた状態と化す
第四段階：龍殺界＜阿摩羅(あまら)＞
阿頼耶に加え超能力などの先天的な特殊能力も消し去る
ここまで来ると純粋に鍛え上げた自分の技や肉体だけが頼りになる
なおアシュ麿が使うのはここまでであり最終段階は余程の例外でもなければ使わない
というか基本的に味方を巻き込むので普通は『真龍の咆哮』での無効化を使う
第五(最終)段階：龍殺界＜涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)＞
最終段階にして真の龍殺界
この空間だけの例外として術者であるアシュ麿には効果を及ぼさない
この空間に存在する他者は術者を除き全て『生まれた時』の能力になる
鍛え上げた体も、積み重ねた技も全てが消し去られた生まれたての赤子と変わらない力しか発揮できない、
そして思考能力まで赤子に戻るため脱出という発想自体不可能である
実はこれが龍殺界の基盤であり、他の四段階はこれを段階的に弱くしていったもの
『真龍の咆哮』もこれを元に無効化能力だけを咆哮に乗せる形にしたものである
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