【スカベ二次？】ひっくり返したオモチャ箱【Ｒ-元服？】 - 1428249203

2497： ◆ToVRCqC0oc：2016/03/11(金) 20:30:17 ID:nfAP6qaw0: ────────────────────────────────────────────────
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　　　　　　　　　　　　　　∨:::::::| |i ヾ::! !ﾚ ,ｲ:::::::::::::/´.　　　　　　　　悟ったのだ。このままでは我等に先などないのだと。
　　　　　　　　　　　　 ∨::::i i |i. ｀ i　/|,|::::::::／　　　　　　　　時が過ぎ力の衰えが見え始めれば切り捨てられる。
　　　　　　　　　　　 _,=-＝へ:/ i i::i.､_!/::::: !::::/､
　　　　　　 _,==-イ´　　　　ノ∨ | i　i i　| i/<::::::::::.....
　　　　　/´　　　　　　　,=イ.　 ∨ i　:| | .ｙ´　　::::::::::::::｀ー､　　　　　我等、都合のいい飼われ犬のまま終わる気はない。
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　　　　i::.　　　　　　　　　　＼　　｀ｙ´　　　／::::::::::::::..............:::::::i　　 .必ずや半ミュータントの安住できる地を手に入れる。
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ＳＹＳＴＥＭ：. 　　荒野に獣　慟哭す　　　 ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

『俺達で一旗あげないか』という耳が腐るほど持ちかけられた誘い。ただし、これまでと違う点は全員が膝を屈して
頭を垂れたことである。首裏を晒す、無様に顔を伏せて命を差し出す所作。彼に文字通り、身を捧げてきたのだ。

『顔も知らぬ皇主などに折る膝はない。我等が傅くのは己より強者だと認めた者、力で膝を折らせた者が相応しい』

総じて自身の能力に頼って生きる半ミュータント達に見受けられる気質である。一昔前に“ミュータント解放戦線”を
称する半ミュータントの集団が組織化して反皇の旗を掲げたこともあるように、現行の皇国社会に対して不満を持つ
半ミュータントは少なくない。そして彼等の提案とは、現社会から一定の距離を置いた独立自治領を得ることだった。