◆cMs5e3r5eY の投稿所　～地にして要を除き

1369： ◆cMs5e3r5eY：2014/11/13(木) 23:53:11 ID:0OqJF4Ps0: 　　　　　　　　　　　　//　　 .i'´;,;,;,_: ` ,　.::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::./　<;i
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　ニャル子。元過激派獣人参謀。マグノリア王国の王立魔法研究所所長。

　蒼星石とラインハルトの２代に渡り仕えた獣人である。

　過激派のころは代表である凶華の腹心として全体の取りまとめや策謀など

　表の仕事から裏の仕事まで色々とこなしてきた。能力としては典型的な軍師であり

　相手のやりたいことをやらせないということに特化している。また兵の指揮自体も

　（獣人魔法兵に限定すれば）一定レベルの力量を持っている。

　蒼星石の交渉によって過激派獣人がマグノリアについてからは諜報や防諜を担当し

　戦争においては凶華の副官として過激派獣人時代と変わらない連携を見せた。

　マグノリア内の獣人の地位向上のために尽力し、そのため人間のマグノリア家臣と

　衝突することも度々あった。マグノリアの魔法研究の責任者だが、転生者との戦いが

　終わるまでは実務は副所長に任せていた。転生者の戦いが終わったあとは、所長として

　実務をこなし、数年にわたる研究の結果「水を凍らせる魔法」を開発する。

　開発当初はまだ高度な技術が必要なため使い手はごく僅かだが、今までより簡単に

　転生者たちの覚書にあった「アイスクリーム」なる氷菓を食べられることに蒼星石は

　たいへん喜んだということが伝わっている。その後、長い時間をかけて習得の簡易化

　にも成功し、獣人の社会的役割の増大に貢献を果たした。

　―― ラインハルト時代の活動についてはまた別の本で記すことにする。

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