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【安価】やる夫はグソクムシの親類のようです【多分スカ二次】
1
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/18(水) 22:29:28 ID:y.d.pZC60
___
/ \
/⌒ ⌒ \
/ (●) ( ●) \
| (__人__) |
\_ ` ⌒´ __/
/´:::/ヘ;;;/∨::\::::::::`ヽ
i:::,::>:::i/;;;;i /:::::::く:::::::,::::::ヘ
{:::i::ヽ::i;;;;;;;/:::::/::::::::i:::::::::}
【やる夫はグソクムシの親類のようです】
・はじめに
この世界はエロゾンビこと◆IL/7VRqS7E氏の「やる夫はスカベンジャーのようです」の
世界観を「基本的には」お借りしております。二次創作物であるため、今後の動向により、
いろいろな齟齬、設定ミスなどが発生する可能性があります。
基本的には設定を踏襲する予定でおりますが、もし大きな齟齬が発生した場合には、
パラレルワールドなんじゃけん、そがぁきにせんで、の精神でお願い致します。
・注意事項
・このスレは安価スレです
・このスレは深海都市を舞台とした閉鎖空間もの( ただしかなりデカイ[小並感] )になります。
・むっちゃ軍事&SF的な単語が飛び交う予定です。不明点、疑問などは質問していただければ答えます。
・
>>1
は初安価スレですので、投下が遅いことはご勘弁ください。
・基本的に頑張りますが、エタったらああ、うまく再就職できたんだなと前向きに勘弁してください。
・スレ進行はまったりのつもりです。
・みんな仲良くお願いします!オネガイシマス!オネガイシマス!
363
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 00:41:00 ID:/pWgW3MY0
ちなみにー、おもったより遅くなりすぎたので、
イリヤと長門のグソクムシ世界の基礎知識その2は次回投下時までのどこかあいだの日で・・・。
364
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 00:41:27 ID:sCDlV0q20
あいあい
365
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 00:41:54 ID:pkAMrNOU0
乙です!
366
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 00:47:55 ID:pyQ1HkiQ0
乙
重すぎる過去の割にやる夫ずいぶん一般ぴーぽー的な挙動だなw
367
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 00:55:11 ID:t.ENNCgw0
世界が終ってから何年たってるのか忘れたが、だいぶ経ってるなら
地上と海底で標準語と東北弁クラスの言語差があってもおかしくないかなぁ
と意味もないことを想った。乙
368
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 01:06:10 ID:/pWgW3MY0
>>366
えーと、即興に私が慣れていなくて、キャラとしてうまく書ききれていないのもありますが
(下手でごめんなさい)
孤児院育ちで、孤児院仲間はほとんど死んでるので、子供に甘いという設定があります。
(キャラ紹介のあたりで少し触れていますが、寂しくて普段、近所の子供に飯おごったり
してるという設定なんですよ。)
なので、無条件にではありませんが、子供というだけで少し甘い対応をしてしまいます。
そういう理由があるので、子供キャラが出たら、1人目はある程度その辺で行こうと
想定していました。
これが、最初にきついキャラばかりだった場合、また違ったとおもいます。
369
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 01:08:15 ID:Oi5dGW4U0
シュテルンは10歳未満くらいですかね、見た目
370
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 01:08:33 ID:jYX1GIqQ0
おつおつ
うわー、海上の事を知らされていない閉鎖世界か、危険すぎるな
371
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 01:09:00 ID:jYX1GIqQ0
>>367
崩壊後1000年やでー。
372
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 01:10:54 ID:sCDlV0q20
子供は大事にせんといかん 殺伐とした世界なら尚更
373
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 01:43:40 ID:/pWgW3MY0
>>366
ただし、今回の件、説明してたつもりで直前でそういうかんじなのを描写甘かった
というのはアンフェアだったなあと・・・それが今回の安価の反省点の1つだと
思います。
今後はそういうミスマッチがないようスレに書いたよなーとかじゃあなく、
できるだけ、きちんと描写の側でも入れていきますので。今回はごめんなさい。
374
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 01:53:55 ID:pyQ1HkiQ0
あーいえいえ。こっちこそぶしつけなツッコミしてすんませんでした。
375
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 04:20:32 ID:V5FrFUwY0
乙。枯れたおっさんとセメントロリ幼女のコンビとか大好きです。
376
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:21:55 ID:/pWgW3MY0
祖母の病院行きまで、少し時間が開いたので、
昨日落とし損ねた
「イリヤと長門のグソクムシ世界の基礎知識その2」
投下しまーす。
へっへへ、読者が居ないうちに投下するとか、なんて外道。
377
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:22:27 ID:/pWgW3MY0
___
_,..:::'::´:::::::::::`::::‐..、
f'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
ヽ::::::::_;、r;=, ┬-、 :::_/
r- 、 _ }7゙´ /~ | | { 、ヽ
ヽ_、 \- 、 / i_,..|._‐_,ヘ ト、._|-、l l
/ __ |:::::::`ト 、_ / ,1_,ィ li::jl` l::il l_|. l イリヤとー
( _/ |::::::::::|ヽ::::`^ヽ_ / /(.| lヾ=′ 、` ' !:l ト、
{ _,. ィ:=イ:::::::::::}::::\:::::::\::ー.、__,/_/ | l. l ̄! ,.イ .l l l
ヽ- '´ ヒ/::::::::::::/:::::::::::::::::::/:\:::::::\`ー -、ヽト ..ニィ´/,} | ハ|
` ー< _:::::::::::::::/:::::::::::\::::::\:::::::ヽヾf^<Y^Y'\ノ ノ| _
` ー-'く::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::l. L__,| |ヽ\,厂 ̄l-〜-、¬r' .)
` ‐、:::::::::::::::::::::|::::::::::| リ::::| | ∨:::::::|:::::::::::入:::ヽ\
/ ハ::::::::::::::::::::|:::::::::リ:::::| l::::::::|::::/:::::ノ::::| ヽ !
/ / .|;:::::::ト、:::::::|、::::::::::::::| }::::::|'´:::_/_,ノ \ノ
〃/ / |.}:::::::|:::::::::|::ヽ:::::::::::L - ‐:セノ:::::/ ̄
V{/| }::::::|:::::::::|::::::\;イ:::::::::::::::::::ヽ::;ハ
リ::::::::|::::::::|::::::::::::/O:::::::::::::::::O:ト;::|
|:::::::::::::::::::|:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::l:ヽ!
/:::::::::::::::::::|:::::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::l:::ヽ
/i::::::::::::::::::::|:::::::::/::O::::::::::::::::::::::::O:l:::::l
/:::|::::::::::::::::::::l::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l
/:::::l::::::::::::::::::::l::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l
/:::::::l::::::::::::::::::::l:::::::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::l
/:::::::::l::::::::::::::::::::!:::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::l、
378
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:22:58 ID:/pWgW3MY0
/´ / / i 、 \
/ ′ \ ヽ
/ / i 八 :. \
. / / | :. 丶 :. ヽ :.
// ′ i i| :i ト、 ∨ :.
/イ :/ : i :| : ハ ハ ハ ∨i |!
. / | i | i |.:/| :ム孑: ト、 |ー } ハ |! i ハ
|: :|: .i| l :七 ヘ:| ハ| ヾ\:| ノ' Ⅵ ル i l . : :ト\
|:. . :|: 小:ハ.:.孑示云ミ } 孑示云ミ l | . :i: | 長門のー
l :ハ |:.. .:|:ハ:∧《 r':.f:j.:.} r'.:f:j.:.} 》/ i:| : : ハ:|
l/ 从:. .:| }ヘ:.:ト う:::ソ う:::ソノイ / l: : ′}
{ ハ ハ 从/iハ/iハ , /iハ/iハノイ:.∧ {
}ヘト、i:ヾ: :. /: /:.ハ
ハ ハ{个 ー _ − 个 ハハ/
ヽ: :Ⅳ > < i / メ
ヽ:{ ハ > < ハ ノ ヘ
/ } Y ! ! Y \
´ l l `
イ::::l |__ __| |:::::ト、
/i |:::::| l >――< :! |:::::| i:、
. /:∧ 、:::::.、 |´ __ ` | /::::/ ∧::、
379
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:23:31 ID:/pWgW3MY0
____
,. :-:.' ー ' ¨ :.ゝ.、 -=ニニニニニニ=-
,.:´: : : : : : : : : : : : : ヽ. iニニニニニニニニニ=ヽ
,.': : : : : : : : : : : ',: : : : : : ヽ、 |ニニニニニニニニニニ7
,':.:;':.:.:;'.:.:.;'.:./.:;'.:.:|i:';:.:.:.:.:.:.::`、`ゝ |ニニニ___ニニニ二i
,':.:.i:.:.:.i:.:/i:.:/i:.:ハ:.:l:i:.:.i:.:i:.:.:.';.:.:', |=‐i二八 \{─ト、r‐=ニ|
/イハ:!:.:.:l:/ i/ ノノ ノリリハリ:!:i:.:.!:.l | |笊㍉\{f笊㍉ !:i´
i/!:.:!:.:.;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;l:.!:ハ! | i Vツ Vツ 「 | |
∨|:.:.! ノ/i/ノ | ト .__ rー┐ .│ i| |
ヘ!:| ノ!/′ …… |┌'´- .V⌒ヽ¨'Y| i|
ヾ!>ー- -- <イリ 八|ニニニ〉 ├‐' | i| ‘,
(;;;;;ソ⌒) ̄`´ ̄(⌒ヽ / /=ニ二/ :i=ニ| i| ‘,
ヽ;;=;;/__,,、_/;;`ソ i ∧ニ二厶_..」 二|ハノ ′
〉;;;;;;;;ソ:/A.i:l;;;;;;!′ VヽハT ´|oニニo|=ニハハ八}
ノ`;;;;;;;;;;i;!___i;!;;;;;ゝ、 /ニ|=ニニニ/ニ二|
(_;;;;;;;;;;;7;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;;;;) / 二|oニニ|=ニニニ|
` ̄ ̄ ̄´` ̄ ̄ ̄´ /=二:|ニニニ└r=ニ__」
/=ニニ|oニニニゝ-'ニ∧
/=ニ二|ニニニニ|ニニ∧
グソクムシ世界の基礎知識ー 〈ニニニニ7ニニTニニニニ=〉
`ーr=ニ/「 ̄`V二=r‐=彡
そのにだよー 「ニ=ー┤ |ー‐=ニl
| :.:.:.:.:.:′ ‘;.:.:.:.:.: l
|:.:.:.:.:.:.{ }:.:.:.:.:.:.|
ぱふぱふー。 、:.:.:.:.:.:.} {:.:.:.:.:.:丿
`¨¨¨´ `¨¨´
380
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:24:08 ID:/pWgW3MY0
. ´ ̄ .
. --' `ヽ
, ' ヽ
/ ヽ
. / ヽ ',
l ト、 、. 、 \ヽ.__ l l l ハ 「前回は、深海についてだったよね。
| i \\ \>'´rテく`ヽ l l l | ディープボイジャー
', !/´ _ゝ._\'´ { f j |リ | l l l | 今回は、無 動 力潜水艦と、
ヽ \f.ヽ ゝ.r'ノ' | l l l |
ト. iハヾ〉 , -- -| /- く.リ 機関再生型DDHについてだよー。」
i i i ハ "" rァ'´ { レ'ヽ \
l l l i i`ー‐r‐‐‐ヘ \ \\
l l i l l ! \ \ \ ヽ ヽ
Nヽlハノ\ハハヽ. \ \ー‐┴<\` ァ
`` >、 >、 ヽ ヽ ヽ\
/ >vr‐へ 〉 V >'´
'〜 ァヘ__レvv __ム イ'´
/ /´~~/´
/ / /
r‐へ __/\ /
\__/、__,/
381
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:25:07 ID:/pWgW3MY0
X , -‐…‥‐- . X
7 rf 、ィx \ X
| 「"^i | l \ヽ :.
」_ | 丁^ Ⅵハ厂}リi i _L 「でー。そもそも2つとも、ナンノコッチャ。
! | l≡≡ ≡≡l | | 、メ
l } ''' __ '''' l | | /ヽ 現実にあるものだったりするものじゃないよね?
/ 人 _ 廴.ノ _ イ厶ィフ
j /入 ::マ六フ::::/ j/ | 聞いたことがないんだけど」
'// Y:::/「{::::::, ,′ |
{厶イノ::::^丁::::::|人∧ハ
〉、_ノ\::::{:xく }
/ , ¨´ 、\
`く / } __ >′ DDHガ、ヘリトウサイガタゴエイカン、ナノハ、イリヤモシッテルヨ
} フ^¬〈 /
¨ ′
382
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 13:25:19 ID:sCDlV0q20
何時から誰も居ないと錯覚していた……?
383
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:25:54 ID:/pWgW3MY0
..- ―――‐ - .、
./: : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : /: : : : 、: : : : : : \
': : : : :./: : : :i: : : : : :i: :ヽ: : : : : ヽ 「それでは、まずはディープボイジャーから説明する。
i: : : : : i: : : : イ: : : : : ト: : : i: : : : : ハ
|: : :i: : l:  ̄/ |: : : : ハ:iヽー!: : i: : l i これはわかりやすく言うと、非常に低燃費で航行できる潜水艦。
|: : :l: : l: : /==ォ: : / j/==ォi!: :.': : :ト:ヽ
|: : :l: : l: :ハf:t::|ヽ:{ f:t::| l: /: : :.| ` 具体的に言うと、艦内のトリムタンクを用いて、浮上する力や
i: : fヽ: Vi. ヒン ヒン j/: : :i: |
Y^ゝ.i: : :! ′ /|: : /l/ 沈む力を潜舵を使って推進力に変えて航行する。」
\ヾ:.!、 △ _ ィ: :./
ヾ:{/У`j ̄iヾ丁ノ l1/
/ キ⌒} `ヽ
./\ヽ ヾ¨! /∧
':::::::::\ヽ ヽ| //:::ハ トリムタンクトハ、センスイカンノウキグアイヲ チョウセイスル、ミズタンクダトオモッテホシイ
i::::::::l::::::iヾ、jljイ:::::i:::i
384
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:26:54 ID:/pWgW3MY0
,:'"´ ̄`゙゙'ヽ、.
,′ ゙ヽ、
ノ''フi゙'':‐- 、_ `ヽ 「浮上する力とか、沈む力って、なんだかよくわからなんだけど、
//__| |___'i丶、 /
//,-, \|,.--、| | ゙V 具体的にはどうやってるわけ?」
| i P」 P_」 |` |、 |
| (" ー┐ " | |j |
| ヽ、`‐'__,.∠| | |
| | |/," トニ| | |
|/´/ , | |/、 |
/ 〈/____| 〉 |
-―‐- .
( _彡'´: : : : : : : : : : ヽ
>: {: :{: : {\:八: :.\: : :.
//小「ヽ\{「⌒从: : :}| : : :. 「お風呂の中で、手の平の左側をを斜め下になようににしたまま、
′)芹ミ ィ芹ミ、 リ : :八 : 八
イ}_リ厂{ 込リ'丁: //) :// ヽ 水の中で上下に動かした場合を考えてみてほしい。
八 _ |: //イ/}/
ノ介 _ .. イ|//)八 ′ 〜〜〜〜 下に動かしたとき、手のひらにあたった水が向かって右側に
/厶/ /イ〈 \
N / /::V::∧⌒ 〜〜〜〜 上に動かした時には、手の甲にあたった水が左側に流れる。」
j:水::::::::::::V::∧
《八》:::::::::::::V::∧ 〜〜〜〜
}:| ||!::::::::::/\/\
ム|_||ヘ::/ : : : : ,`ー′
ヒj : : : : : {\_彡ヘ
`¨¨i゚¨¨i⌒ \_ノ`77ハ
:____; `¨¨¨¨´ つ つ つ
V∧
V∧
`”’
385
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:27:36 ID:/pWgW3MY0
_/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
ー=ニ ァ: : : : : :/: : : :/: /: : : : :、: : : :`ヽ: : : : ヽ
/ ,: : : :〃: :/: : /: │: : : : :lヽ: : : : ハ: : : : :.ヽ 「これを超巨大な規模で行って、推力に変えているのが
. / / : : //: :/: : /: : │: : : : ::|: :!: : : : i|: : l: : : :ヽ
/ イ : : : l |: :│: :j : : ∧: : : : :l: :|\: : i|: :│: : : :.\ 今回のディープボイジャー。
l/ |: : : :| l: :∧: :ハ: : l '.: : : :ハ j ヽ i|: :│: : : :}
││: : l|│ナ下/-ヽ | ヾ: :/_ム'― 弋|: :│: : ! j 理解できると思うが、それだけだとものすごく移動に時間が
j. │: : |i V ,ィテ圷、ヽ ∨ ィチ示k l: : ト: : Ⅳ
ヽ: : | ハ` Vf:::::i} Vf:::::i} Y|: : ム N かかるので、推進装置を併用して、移動速度を稼ぐのが普通。
ヽ |ヘ i l ゝー' `ー'' ハ!: :,) }i|
`l: :ヽム ' /:/: :ルイ 理論上はほとんど無音かつ無燃料で移動でき、
', : : |ヘ、 ‐ ィ' /: :/
ヽ: :lヽ >,、 イ/7: :/ 潜航深度の設定次第では超高効率の輸送船も、
\! V厶|>ー <レ_'/ //
, '´/ノ L、 / 超巨大な輸送船も作れるのがメリット。」
,.-' | ___._ | `ー、
_..-‐'´ |´ _` ー<| `ー、_
/ :. ィ.;:.:.:.:.:.:.:ヽ
イ:.:.:.:/-|/|∧:;、:.:.〈 「デメリットとしては、浮力と重力を燃料とするので、
リ:.:./ ● く!:,:.:..、
l:.:.l ●/:./ ̄ 呼気のために水より軽い気体を積むと浮力で推力が落ちてしまう。
vヘ - ノ:./
_,-+ 匸ヘ/V したがって、人を載せる空間を作りづらい。
,《 ヒ⌒j 》、
l::\ l /‖::l また、最高潜水深度が浅いと効率が落ち
|:::::::ト,Vイ:::::|
|:::::::l介l:::::::| 潜水深度が深くなると異常な船体強度が必要になるのでコスト高。」
l::::::|人|:::::::l
386
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:28:47 ID:/pWgW3MY0
, " ̄ ̄ 丶、
/ \ 「こうしたことから、無人航行が可能というのが運用の第一条件。
ノ゙! / , { / { / } ヽヽハ/^ーァ
r=' \j |イ/⌒Vヽハ⌒lヽ} j} /´ 搭載資材は輸送に時間がかかってもいいが、超大量であることが必要。
 ̄\ イ j :|f磷ト f磷ハ/ノリ/
7レヘ { ゞ'' _ `‐' {/ベ また、障害物にも弱くて(超巨大なのに機動推力が貧弱)、
く/ /V> __ イ∧ヽ/
\{ { l::lVミVl::l / ∨ 航法どころか近接探知でも衛星との超短波リンク支援が必須となる。」
Y\ヾ ∀ シ/ r'´
| ≧f}≦ |
`ァー∨=∨‐く
, " ̄ ̄ 丶、
/ \ 「ただし、移動時は、効率重視のため、浮上すること無く進むので、
/ , { / { / } ヽヽハ
j |イ/⌒Vヽハ⌒lヽ} j} 海水面近くに住んでいるミュータントを完全に回避できるし、
イ j :|f磷ト f磷ハ/ノリ
/レヘ { ゞ'' _ `‐' {/ノ 浮力と重力から得られる水流からの発電だけで推力がまかなえるので
(( 〈/ /V> __ イレ'
\{ { l::lVミVl::l /\ 完全に無燃料で稼働できること、あたりは大変重要なメリット。
Y\ヾ ∀ シ/ r ´l
| ≧f}≦ | | さらに、船体上に軽い接岸設備があるので、海さえしずかなら港もいらない。
`ァー∨=∨‐く |
387
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:29:46 ID:/pWgW3MY0
, " ̄ ̄ 丶、
/ \
ノ゙! / , { / { / } ヽヽハ/^ーァ 「今回供出された艦は設定上、80万トン級。
r=' \j |イ/⌒Vヽハ⌒lヽ} j} /´
 ̄\ イ j :|f磷ト f磷ハ/ノリ/ 1000年前は高圧縮液化ヘリウムや合成LNG、
7レヘ { ゞ'' _ `‐' {/ベ
く/ /V> __ イ∧ヽ/ 船体構造によっては、月や木星算出の3重ヘリウムなどを運搬していた、
\{ { l::lVミVl::l / ∨
Y\ヾ ∀ シ/ r'´ という設定(非公式)。」
| ≧f}≦ |
`ァー∨=∨‐く
..-─‐- .
/ /__ / __ ヽ 「縮退機関があるのに、なんで核融合併用してるのかって?
. 厶イ /レ`Vレ ` >
. f⌒゙n|l | | ● ● Ⅵ 君の世界だって原子炉あるのに
. Y__.ノリ | ト r‐┐ 仆x!
{:::::\.从ゝrー‐イ乂\ 火力発電所やお家のガスコンロは無くなってナイヨネ?」
ゝ:::::::i:::ヽ v=y ∧
\::::::ィ≧ヘムイ::::ハ
 ̄|:::/ 介 |::::i:::|
|::i 〈ハ〉.|::::l:::| ヨウハ,テキザイテキショ。
388
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:30:37 ID:/pWgW3MY0
..- ―――‐ - .、
./: : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : /: : : : 、: : : : : : \
': : : : :./: : : :i: : : : : :i: :ヽ: : : : : ヽ 「え?最大のデメリットの誘導用の衛星はどうしたんだ、って?
i: : : : : i: : : : イ: : : : : ト: : : i: : : : : ハ
|: : :i: : l:  ̄/ |: : : : ハ:iヽー!: : i: : l i あるじゃない、廠長のところで、最近たくさん確保された衛星通信網が。」
|: : :l: : l: : /==ォ: : / j/==ォi!: :.': : :ト:ヽ
|: : :l: : l: :ハf:t::|ヽ:{ f:t::| l: /: : :.| `
i: : fヽ: Vi. ヒン ヒン j/: : :i: |
Y^ゝ.i: : :! ′ /|: : /l/
\ヾ:.!、 △ _ ィ: :./
ヾ:{/У`j ̄iヾ丁ノ l1/
/ キ⌒} `ヽ
./\ヽ ヾ¨! /∧
':::::::::\ヽ ヽ| //:::ハ
i::::::::l::::::iヾ、jljイ:::::i:::i ユウバク? ソンナコトキニシテタラ ニジハヤレネエヨ
,. - ── -- .
! \
. i 〉
| / 「設定のおいしいとこだけよそからもらってくるのは
|__ _ ___,._ __ __ i
| i |~´´ | l li l l l``!' 2次創作の基本よね〜」
i l ´| ̄ ` | i il‐r-!、i |
// ==== レレ' レ___レ1 i
// / ,、____  ̄``|. l
. // /\ / ! ハ i 「じゃ、つぎは機関再生型DDHだね〜」
// / /\ゝ.___ノ ,.イi l i
. // / /^ー{__ ̄_ |___j ! ji i
// / / ヽ / i´ ヽl i ハ
. i/ / /`ー‐/ / |∠__/V i}
389
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:31:14 ID:/pWgW3MY0
/: .,: : : i: : : : : : : : : : : : : ,、:: : : : : : : : :.: |: : : ::::::::::::::::::|::::::::/::::::::::::::::
: : ,|: : /: : : : ∧: : : : : . :: ::|ヽ: : : : : : . .::.| : : :::::::::::::::::::|:::: /::::::::::::::::::
/|::/: : : ―ト-、:ヽ: :.:: : : | 斗―‐―-:::.i::::::::::::::::::::::::::|:::/:::::::::::::::::::::
|: : :.:|::::::.::| レ' \ :::::i __ \ヽ、:::::|: ::::::::::::::::::: : |/::::::::::::::::::::::::
レ::::: |: :::ヘ:i ィ=ミ、. \| -‐≦==ミ、|: ::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::: 「まず大前提として、海洋国家は
|: : :::| : : :ヽ`ト':::} イ゚'::.:::::i} 》 i:: :::::::::::::::://iヽ::::::::::::::::::::::::::
|: :::∧: ::: :ヽ代ソ マヽ‐ソ/ |:: :::::::::::::::/:|〉 }:::::::::::::::::/|:::: 生命線である海を守るために大量の船が必要」
|: :/ ヽ:::i:::::i , `¨´ i::::::::::::::::/: / /::::::::::::::::/ レ
|:/ |::|:::从 ヽ |:::::::::::::::::::/イ::::::::::∧/
/ i: | :::∧ |:::::::::::::::::::|::::::::::::/
レヽ::::::ヽ `` /::::::::::::::/::/:::::::::/
ヘ::::::::i\ イ /:::::::://レヽ:::/`ヽ
ヽ:: | ヽ _ < レ'|::::::/|/ i ∧'/:∧
ヽ| /ヽ |:::/ / /:::::::::∧
_ イ .∧ i/ /::::::::::::::::::::ヽ
,ィ´/ / / .〉 ノ ./:::::::::::::::::::::::::::::::\
390
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:31:49 ID:/pWgW3MY0
\
/ \
∠ノ〉 / / }\〉 、
' 〈__,_ / _}\}\\ 、
/∧√ヘ冖 ̄ } \ > ∧ 「もちろん、大型艦も必要だが、大多数の地域では
〈/ ' / / / } / , 〉
} / / / /{ノ{ / , / / ∨ ! 湾岸警備・警察活動用の海防艦やDD,DDHなどの他に
} / / // / , / , / / !
} /__/_/ // /_/_∠ィ7 /} 近海での水路啓開・測量・民間航行用のブイの設置など、
}八 、ヘ |/// 7// / ∧ //Ⅵ! //
. \\ { | ┝━━= / // /━━ァ′ // 必要な作業だけでも非常に多岐にわたる。」
}从\丿 b__ノ / b__/ ,人{
}八 | 厶イ /
)ヘ | ' / }/
_\|\ - ィ /
_/ | ┬―< / /
_// | ⊥ ノ! /ハ! ̄\
∧ | | | ̄ ̄ ̄ ̄/ / ∧
厂\| | ∨  ̄ ̄∨ / / \
|: : : : :.| : : : | : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : |
|: : : : : l.: : : :|: ! : : |: : : : : : : :|: : :|: : :/: : : : : : : :|
|: : : : : : : : __|厶: : |_:|: : : : : 厶: /: _/_: /.: : : : : :| 「しかし、考えてみてほしい。
|.:.: : : :.:∨\|Vヘ: :|:∧: : : :/j/|: :/|: /∨.: : : : :|
. |: : : \:.: l,ィ≠z> ハ: :./ zモ示ヾ /: : : /: ,′ スカベンジャー世界ではすべてのものはプラントから
lハ.: : : :\:ト Vfzjハ ヽ∨ Vfzjソ 彳 : : /: :/
丶: : : : :ヽ` ー'" /: : : /: :/ 生み出される。修理も同じく、プラント頼りだ。
_ \ : : : ゝ ' /: : : /j∨
/:::`ーくヘ: : : :> _ - _ <: : : /:::::::ヽヘ、 そうなると、計算上、ぜったいに拠点地区以外での
_ノ三三ニ≡=- \ :.{ \> _, </ /_j/-=≡ニ三三\
F¬≠=≡三三ニ≡= ミ`ヽ、 \_. _/ / -‐= ニ三三三ニ≠¬| 運用可能艦数の不足してしまう。」
|l  ̄¨¨ ¬ー-、ヾ\V⌒V/_,, -―¬ ¨¨ ̄ l|
|l {{ ̄ ̄ ̄ ̄}} l|
. /|l } | | { l|
. l |l | | | | l|ヽ
391
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:32:42 ID:/pWgW3MY0
_ - ───----- ,フ
/ r: : : : : : : : : : : : : . \
,.-′´`: : : : : : : : 、: :ヽ . :ヽ 「空母や大規模な艦隊群がクレやその対岸であるエヒメに
/: :/: : : : : :./: . .ヽ. :ヽ: : ヽ:ヽ
/: : .l. . . . ..!./: :.l!: :l、: : l、: :ト:ヽ: ト. | 集中しているのは、どう考えてもこれが原因である。
j:l: : :|: l: : |:l/: :/ !: ハ: .ハ孑、ト. :!ヽ
/:_!: : :t: l: : !l: :./-∀‐ レ ,ィホT、!| しかし、皇国海軍が支配しなくてはいけない海は
.'´ .! l: : ヘ!: :l:ト/,夂〒`ヽr-{ ヒツlノ:ト
. 〉!ハ: {ヽ: T-弌ニツ ノ 、 ーj´:/ ここ以外にも絶対に非常に多岐にわたるはず。」
'´ ヽ!=ヘ ヘ ` ´´ - .イ /
ヽ:`T - .. _ / レ
j \‐ - 、_!、__
/ ヽ.jヽ , 、
l _r ニ=、、 ヘ.', __/ `ヽ、
| , 〃/ ̄`ヾミ.トr´r ' >- ' ¨ ´ `>、
. ト, // /:::::::::::::::::ヽ::::Y / / /
∨/./::::::::::::::::::::::::l:::::l / / /
ト、/!::::::::::::::::::::::::::l:::::ト、、/ _/、 ソ
!::::::l::::::::::::::::::::::::::l:::::| Y--ヘ´/::::::::}- ′
_..-――-- ..._
.. -―''" ̄::::::: :::: ::::: ::: ::::::: :ヽ..
/ ... ... .:::::..:::::.::::|:: ::: :::: :: ::: ::: ::: :: ``\
/. .. .. .. :....::....::::.:::.:::|::::::::::::.:::.:::.:.::: :: :: : :: :: :ヽ 「今回作中でサセボを出したのは、推定される中で
/.. . /. .......:::.::::.:::.:::::::::::|::::::::::.:::::ヽ:::.:::::.::::.:.:: ::: : :::ハ
. /.〃/.:.:./:.::::.:::::::;::::|::::.:/|::::.:::::::.| \:::.::::.::::: : :: : ::::| 最も造船プラントが残っている可能性が高い土地だったから。
. |/ /.:.:.:.:|::.:.:.:.:.::/:::│:/ |::.::: ::::| `_::::::::::: : : :: |
. ,'.: .:::.:.|:.::::::.:::厂 ̄丁` |:::.::::.::|  ̄ \ ̄::|:: : :: ::| しかし、船舶は使えば壊れるもの。
|.::::::::.|::.::::::::|: 二 \::.:::| _ \::|::: :: :: |
|..:.::::::ハ.::::::.:|/γ:::`ト \| 彳 ̄.`ド ::.:|:: ::::: :| そして、修理プラントは存在してもそれほど大量とは思えない。
| ∧:::\:::|ヾ〈:: ..::::| |::.. ...:::| |::::.!:::::::::八
. | ./ ヽ|::.::`: ヽ辷ノ 弋:::::..:ノ..|::::::::.::.:/:「 なぜって?超科学で作成された船が大量生産に向いているとは
∨ .|::.:::::::| .  ̄ ,|::.:.:::::/:、|
|::.::::八 _ /::.:::/ 思えないから。」
|ト、::::::::>- ..__ _..〃:/
. ‖ \:::: ,r=ァ― T<´ //
 ̄./:::::::丿 Ц:::\
/.... . ...├―─‐┤: :::\
/:ヽ. . . . . .レ'':⌒`ヽ|: : : : : :>、
/\::ヽ. . . . レ''⌒`ヽ1: : : : :/::/ヽ
/:::\\::\. .|. . . . . . ノ: : : :./::/ /::ヽ
392
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:33:41 ID:/pWgW3MY0
/: .,: : : i: : : : : : : : : : : : : ,、:: : : : : : : : :.: |: : : ::::::::::::::::::|::::::::/::::::::::::::::
: : ,|: : /: : : : ∧: : : : : . :: ::|ヽ: : : : : : . .::.| : : :::::::::::::::::::|:::: /::::::::::::::::::
/|::/: : : ―ト-、:ヽ: :.:: : : | 斗―‐―-:::.i::::::::::::::::::::::::::|:::/::::::::::::::::::::: 「そうした事情で設定されたのが今回の
|: : :.:|::::::.::| レ' \ :::::i __ \ヽ、:::::|: ::::::::::::::::::: : |/::::::::::::::::::::::::
レ::::: |: :::ヘ:i ィ=ミ、. \| -‐≦==ミ、|: ::::::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::: 機関再生型DDH。
|: : :::| : : :ヽ`ト':::} イ゚'::.:::::i} 》 i:: :::::::::::::::://iヽ::::::::::::::::::::::::::
|: :::∧: ::: :ヽ代ソ マヽ‐ソ/ |:: :::::::::::::::/:|〉 }:::::::::::::::::/|:::: これは、プラントによる維持限界を超えた艦を
|: :/ ヽ:::i:::::i , `¨´ i::::::::::::::::/: / /::::::::::::::::/ レ
|:/ |::|:::从 ヽ |:::::::::::::::::::/イ::::::::::∧/ 現代人でもメンテナンス可能なディーゼル機関や
/ i: | :::∧ |:::::::::::::::::::|::::::::::::/
レヽ::::::ヽ `` /::::::::::::::/::/:::::::::/ 小型プラントで生成できる個別機械に差し替えた
ヘ::::::::i\ イ /:::::::://レヽ:::/`ヽ
ヽ:: | ヽ _ < レ'|::::::/|/ i ∧'/:∧ 物がそれにあたる。」
ヽ| /ヽ |:::/ / /:::::::::∧
_ イ .∧ i/ /::::::::::::::::::::ヽ
,ィ´/ / / .〉 ノ ./:::::::::::::::::::::::::::::::\
/  ̄\_
< \
/ \__,
| |/ \_/ 「かるく調べてみた範囲での情報だが、
| /| \
| { | Χ | |/ 丶 メタルマックス世界は店売りにディーゼルの
/ { |/ \| /l∧ > 〉
{ |___|\ ′} / > /} パワープラントが存在していたようだ。」
/_ノ { 〈 r┐... \ } ―/┼― / //
} __ Ν/_)::::::|\_> / /_/ / / /
} / { |.::::::::::/ }// ̄ ̄.< 〉 /
} { ||:::::::/ ∪::::::几! 八{ 「そのことを考えるに、海上用ディーゼルも
} ∧\ { /  ̄ |:::::::.′/ /
} ' }  ̄{ / 、 \/ 厶イ ある程度はメンテナンスできる可能性が高い。」
}/ } { / l |
∧∧ / ― . |
」/ ̄\丶/ _ イ :
_/ \ \ 、___ <l | |
__/\\ \ \ 从{ ∨ | /
/ \\ \ \ / ̄\ \{
/ \\ \ \ \ \
\\ \ \__> _\
\\ \ \ニニニ> _ }\
393
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:34:32 ID:/pWgW3MY0
..- ―――‐ - .、
./: : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : /: : : : 、: : : : : : \ 「というわけで、大陸が巨大な穴ぼこになってしまった結果、
': : : : :./: : : :i: : : : : :i: :ヽ: : : : : ヽ
i: : : : : i: : : : イ: : : : : ト: : : i: : : : : ハ 海域維持のために大量の艦を抱えなくてはならなくなった皇国南領は
|: : :i: : l:  ̄/ |: : : : ハ:iヽー!: : i: : l i
|: : :l: : l: : /==ォ: : / j/==ォi!: :.': : :ト:ヽ 権益維持のためにこの種の2線級船舶を大量に抱えている。
|: : :l: : l: :ハf:t::|ヽ:{ f:t::| l: /: : :.| `
i: : fヽ: Vi. ヒン ヒン j/: : :i: | というのが、この世界での南領海軍部での設定。(非公式)」
Y^ゝ.i: : :! ′ /|: : /l/
\ヾ:.!、 △ _ ィ: :./
ヾ:{/У`j ̄iヾ丁ノ l1/
/ キ⌒} `ヽ
./\ヽ ヾ¨! /∧ 「衛星ないと、マジ艦艇たくさんいるんだぜー」<<1
':::::::::\ヽ ヽ| //:::ハ
i::::::::l::::::iヾ、jljイ:::::i:::i キニナルカタハ、ショクミンチシハイジダイノ、イギリストカ、シラベテミルトイイ。
394
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:35:17 ID:/pWgW3MY0
_,. --- 、
,. イ; ; ̄; ; ; : : : : : :\
r‐'´; ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : : : : : :> 「この辺まで?あ、おっけー。
i; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ___: : : : /
i ; ; _;:-‐ ' ヘ ̄、 、ヽ ̄ Y というわけで、なかなか海底施設の解説にたどり着かないグソクムシ講座。
Y´ |'゙'゙'ヘヽ,ヽ ヽヽ、 , 'i
| | |/゙ ヽ,ヽiヽ,ヽiY |
| | | ,ィ=v、 r=k.ゝ i 次回こそ、海底世界の謎に迫りたいわね。
i ; i |ヾ,k__ソ {.j_」| |
| ;(i i , i |
| ; i | r ‐z /i ', それじゃあまたねー。
! i iハ ',ヽ .,__,.ィ' 〈\ i
. l | リA Y=x^Yヘz⊂_ \!
| i /‐-', | ヽ! ',ヽ: : K__rゝ‐ 、
| |/: : : : : ヘ }‐-| ヽ: :Y´; ; ; ; ;|
. | ,i: : : : : : : ',i: : :| ヽ: L:-‐ー┤
iリ i!: : : : : : : :リ: : :レ〜‐:ゝ: i; ; ; ; ;ij
|! i: : : : : : : : :|: : : : : : : ':,: : :|; ; ; ; ;;|
395
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:38:04 ID:/pWgW3MY0
今回はの講座は以上でーす。
あくまでフレーバーですが楽しんでいただけると幸いです〜。
それではー。
396
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 13:38:07 ID:N5VGGm8I0
乙ー
397
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 13:39:16 ID:mx1qtcOM0
本編投下と解説乙でした
ところで教会とシスターってことは、「宗教」がある地域に生きていたのか?
スカベ本編によると、宗教は皇国を占領している軍隊によって徹底的に迫害弾圧され、事実上存在しないらしいけど
その辺はパラレルかな
398
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 13:40:13 ID:sCDlV0q20
おつおつ
399
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 13:52:25 ID:/pWgW3MY0
>>397
おうっふ、細かい設定齟齬ですね。見落としていました。
別に宗教的なところが主眼ではないので、教会の廃墟で孤児院をやっていた、
という当りでどうでしょう?
400
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 14:15:00 ID:/pWgW3MY0
ちゅうわけで、投下も済みましたし、
ちょっと祖母の見舞いに行ってきます。
あと、多分、明日の夜、続きやると思います。
よろしくお願いしますー。
401
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 14:18:35 ID:qL7iNr0U0
乙でしたー
402
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 15:47:51 ID:ZeN1Uh/o0
乙
403
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 16:23:34 ID:n8tNICIw0
大ぴらな宗教団体は消えたかもしれんが信教の自由が消えたわけでもなし、
戦前の宗教関連書物を焚書したわけでもないんで
キリスト教の本読んでその生き方を実践してたような人達の小さなコミュニティとかでいいんじゃね?
それにほら、南領で佐世保て長崎市が目と鼻の先だしな・・・。(黒島とかもあるしな!)
404
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 16:38:36 ID:mx1qtcOM0
>>399
問題ないと思う。
>>403
いや、宗教コミュニティが生まれそうになるたびに軍隊が介入して解散させて(実力行使含む?)いて、信仰の自由も奪われているらしい。この分だとたぶん焚書もされてる
あと、本来世界が厳しいほど宗教が根付くはずなのに、それらの弾圧と過去の歴史を経て反宗教的思想が広まっていて、宗教が育たない土壌になってるらしい
(反宗教という宗教に軍も民も洗脳されてると言える。スカベ世界の底辺の人間に、底辺なりに慎ましく生きている人間が少なく、どこを見てもヒャッハーが多すぎるのはこのせい?)
405
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 17:29:43 ID:nlBkDqzM0
粗品
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1379675525/215
406
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 17:47:53 ID:n8tNICIw0
>403
そこまで徹底的な弾圧を継続し続けはしないだろう。いくらなんでもそれやると住んでるコミュニティの死体の埋葬とかその辺に問題が出てくるとおもうんだがな?
あと「皇」領の基本の部分がゆるぐぞい(国家神道の否定まではいるが)
(墓地等が出てくる以上コミュニティにその手の宗教的な部分がのこってないと、科学的手法で死体は処理してソイレント・グリーンとか平気でやってる世界に・・・)
407
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 17:49:35 ID:/pWgW3MY0
もどりー。
>>404
面白そうなネタですので考察してみます。
小さくて新しい宗教団体ほど、最初に貧しい層、老人た子供などの弱い層の取り込みにかかります。
飢えた&打ちひしがれた小集団ほど取り込みやすい連中は無いですから。
それで、次にやってくるのは、小集団を組織化すること、そのつぎがたいてい武装化と純化です。
信者という有限の資産を取り合う以上、信者にとっての「解りやすさ」が必要になります。
既存宗教との差別化のために「純化・過激化」するのは中東付近を見ても、本当にふつうのコトです。
あと、そういう死亡率の大きな場所では穏健派という表現自体、信用できないのが普通です。
(名前が同じでも、戦死やら病死など含めて、いつの間にか中身が入れ替わってるとか、数年単位で
考えた場合、普通に起きたりするので。)
ここまでだけでも普通に手に負えないわけですが、
スカ世界はさらに、銃器と爆薬が手に入りやすいというおまけ付き。
比叡山焼き討ちの原因の「僧兵」が生えてくるのにそう時間はかからないと思います。
あと、こういうヒャッハーな世界観の場合、ついていけない人間が頭皮のために選ぶものなんて、
宗教か、ドラッグか、性産業か、自死・・・メジャーなのだと、その位のものですよね、多分。
で、この4つのなかで、皇軍や中央政府にとって面倒の種になる、「自分たち以外の頭」が生える
可能性がある選択肢というと、「宗教」位・・・。
しかも、半端な潰し方をすると、旧宗教団体の幹部が以前のノウハウを持って新しい宗教団体を
立ち上げる、というコンボが、現代日本ですらあちこちで発生しています。
(ちなみに、上記の理屈、完全に現代マルチ商法の類にも当てはまります。)
その辺を考え合わせると、自分が皇軍士官なら、新旧とりまぜて全部根切りしたほうが早い、と
考えるのは十分ありそうな話に思えますね。
そして、それが繰り返されれば、宗教に対する忌避感が生えてくるのは分からないでもないかと。
だれでも、バカに関わって死にたくない、とは思うでしょう。何も知らない子供以外。
まあ、以上はすべて、私の妄想にすぎませんが。
408
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 17:51:02 ID:g98BRbJY0
頭皮のためか……そうだな、ワカメとかどうだろう……
409
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 17:53:34 ID:/pWgW3MY0
>>405
うっひょーーー、テンション上がってきたァァァぁ。
もう支援がAAもらえるなんて・・・ありがとう、ありがとう、本当に有難う!
俺、頑張る!!!
410
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 17:54:28 ID:g98BRbJY0
よし!今から投下行こうか!
411
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 17:55:13 ID:/pWgW3MY0
>>408
わかめ・・・わかめ・・・。
なんで頭皮だよ、逃避の間違いだよっ・・・・・。
くそう、恥ずかしい・・・。
412
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/22(日) 18:01:27 ID:/pWgW3MY0
というか、本編の方も結構誤字脱字が多くて読みづらいんじゃないかと・・・。
創作活動って本当、難しいですね。
>>410
テンション的にはやりたいところですが、だからって晩飯前に本編は投下時間の約束違反に
なりますので、ご勘弁を。ちょっとやる夫の口調考えるのもやりたいので。
413
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 18:02:48 ID:kY..PKrA0
>>406
本社で確か死体は発電プラントに放り込まれるとかあったような……記憶違いかもしれんが
414
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 18:03:13 ID:X2lZ3OOQ0
よし、とりあえずブリッジで待機しておこう
415
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 18:17:14 ID:MhRtRUys0
>>405
凄ぇ!G.T!
416
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 19:17:28 ID:cQ6/MP8M0
>>405
かっこいい!!
417
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 19:22:00 ID:ZeN1Uh/o0
>>407
ハニートラップで、実際に国益が損なわれてる状況や、
パブロ・エスコバルみたいな例もあるし、宗教だけが特別ってこともないかと
418
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/22(日) 22:46:40 ID:T93bj2SQ0
>>405
凄ぇ!G.T.!
419
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 10:22:17 ID:nUgyRmoQ0
ディープボイジャーの船員は呼吸不要なレベルの義体やら自動人形やらを乗せておけば空気すら要らなかったりで便利そう
420
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 17:29:27 ID:Mw7cV7mg0
グレート・シング バイオレントルーラー キングフォスル
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1379675525/282-283
421
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 17:46:00 ID:9NVEp40g0
こんにちわー。
予定通り今夜演る予定ですが、もしかしたらちょっと遅れて開始の可能性があるので、
念のためお知らせ。
一応、目安は22:00前後の予定ですが、遅れるようなら一度コメいれますね。
>>407
今回のところは宗教だけに対する妄想ですから。
ただ、メデジン・カルテルの場合、資源の1次供給元から初期消費地への交通路を
陸路と海路、両方完全に抑えていたことが初期躍進の鍵だと思っています。
しかし、スカの世界観だとどう考えても麻薬汚染って、国外からの流入などよりは、
圧倒的に軍用のアンフェタミン系あるいはその類似の覚醒効果のある合成麻薬
・・戦前のヒロポンと同系ですね・・・がそのまま流通している方が多そうな気がします。
特に、南領では九州南部での消耗率のひどい戦闘が続いている、という話ですし。
そういう場合、この種の麻薬はかなりの頻度で使われる気がします。
(実際、現在でも米軍あたりは軍内部での戦闘時ストレスや戦場での警戒能力向上
などの理由でアンフェタミン系麻薬を活用していたはずです。(知識が古かったら失礼))
そういうわけで、”多分、麻薬が流通するなら軍がその供給元”という可能性を考えると
宗教という精神的麻薬の方が筋が通るかな〜とか思いました。
まあ、これも、公式情報じゃなく、妄想ですが。
422
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 17:50:13 ID:AYKTk7ZU0
把握
423
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 17:50:24 ID:BL.g25CU0
了解ー 楽しみにしてます
424
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 17:59:56 ID:9NVEp40g0
うっふ、
>>407
でなく、
>>417
様ですね。
間違いました・・・。
あと、
>>ハニートラップで、実際に国益が損なわれてる
件は、当然常に起こりうることだと思いますが・・・
でも、それが原因で新しい指導者などが生えてくることは少なそうなので。
そういうレベルで判断すると、皇軍にとって”他に先んじて踏みにじるべき”対象ではない気がします。
ただ、義体や自動人形あたりの存在もあるので、複数の女性士官をハニトラする男性スパイや、
複数の男性士官をハニトラする女性スパイなんてのはおもしろそうなモチーフかも。
義体やら自動人形つかって引っ掛けて脅迫して、なんてのは、軍内部で足引っ掛け合うのにも
使えそうだし、ありそうな話ではあります。
>>420
やったー、紫シャコとシーラカンスがいる、シーラカンスがいるぞー。
懐かしいドラム音が脳内に響きだすぜ・・・。
むう、ちょっと出てくるまで時間はかかると思いますが、ぜひルートに乗って欲しいですね。
私も出したいし・・・。
今夜も頑張りますね。
425
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 20:45:50 ID:TlAl8vsY0
廠長のところに南領の地図上がってたけど
戦場らしき範囲が広い…
こりゃ麻薬が欲しそうだ
426
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 21:17:18 ID:9NVEp40g0
うむ、予想はしてましたが、
案の定、天草南部(牛深)ー八代ラインが最前線の海上補給ルートの有力選択肢ですね。
現在、計画上での話ですが、島原ー天草市北部ルートの架橋計画があるので、
それが実現していれば、九州山脈東ルート(宮崎方面)、九州山脈西ルート(熊本南部方面)の他に
長崎-天草経由の八代ラインの補給線が組めるので、非常に面白い戦線になりますね。
ガンパレ時代とかにも妄想していた話なので、非常に良い場所に戦線ライン引いてくれました。
廠長さすがとここは言っておきたい。
427
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 21:26:25 ID:9NVEp40g0
・・・しもうた、記憶だけで書いてしまいましたが、
想定している補給ルートが現在のフェリー航路ラインなので、
最北端が天草の上島経由八代市行き、
中央航路が上島の大道から八代と水俣の間付近にある桟敷港行き、
南側が長島経由阿久根市のラインですかね。
戦線の前進に合わせて補給物資を下ろす地としてはかなりいいかと思います。
どれもJR沿線ですし、国道三号線経由の搬送にも便利なんですよねー。
428
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 21:46:28 ID:9NVEp40g0
廠長のところの地図の戦線を見るに、阿久根市->えびの->西都という戦線ですので、
おそらく、熊本側は西から出水付近、人吉盆地に師団前線があり、
水俣が出水〜阿久根側の前線補給拠点、
八代が中央資材集積地、八代->人吉への補給は現在の球磨川鉄道経由かな。
こちらがおもったより戦線上がっていないのは熊本の第八師団の存在と
福岡->熊本からの陸路と、佐世保->天草経由の海路の2方面からの補給量の差と見ました。
それに対して、押し込まれている宮崎側は、四国側経由からの補給線をうまく繋がないと、
地形的にこのままあっさり日向あたりまで押し込まれる可能性がありそうな感じ。
阿蘇山経由の陸路補給では輸送量稼げないでしょうし、そりゃあ、オオガが大変な鉄火場
なのは非常にわかる気がします。
まあ、これも完全に妄想ですが・・・。
悲惨な戦場とか夢が膨らむわー。
429
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 21:49:02 ID:BL.g25CU0
欝の予感!
430
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 21:49:39 ID:9NVEp40g0
というわけで、22時ちょっと過ぎから始めます。
ちょっと投下時間の試行錯誤とかしながら行きますので、少々お手間かもしれませんが・・・。
本日もしばし、お付き合いください。
431
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 21:52:39 ID:KcDkgYJM0
問題は南領の軍が未支配地域の敵と戦うだけじゃなく
内部分裂してることですなー
投下も待ってます!
432
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 21:52:55 ID:.SESfbso0
末期戦とか最高ですよね……
433
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 21:54:18 ID:BL.g25CU0
ハーイ
434
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 21:56:27 ID:9NVEp40g0
悲惨な中でもグッと笑う。それが男というものじゃないですか。
たとえ、残るのが自分ひとりだったとしても(こなみかん
435
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 21:58:41 ID:BL.g25CU0
そんな趣味の小学生嫌だwwww
436
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:07:46 ID:9NVEp40g0
すいません、それじゃ始めます。
今日はゆっくり目で。
437
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:08:06 ID:9NVEp40g0
__ _____
/ ||___ |_| ___||ヽ
,==={[_]}={[_]}==、
{ / _ノ ヽへ\ }
{ } ( ―) (―) { }
.{__}.u ⌒(__人__)⌒ し'
\ ` ⌒r'.二ヽ<
/ i^Y゙ r─ ゝ、
/ , ヽ._H゙ f゙ニ、|
{ { \`7ー┘!
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システムメッセージ
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┃
┃ とりあえず、走って行く少女の後ろを油断なく、しかし気取られない程度に緊張しつつ追いかける。
┃
┃ 得体のしれない場所、それも広範囲に視野が通る場所を移動するのは嫌なものだ。
┃ といって、身を隠すような場所は外周部か、先ほどのピットと呼ばれるゴミ穴しかない。
┃ 敵の一人でもいればあっという間に蜂の巣にされるな、と感じるが、あえてそれを意識の端へと
┃ 追いやって進む。
┃
┗
438
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:14:24 ID:9NVEp40g0
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\ └'―' `ー―-- 、___
\
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システムメッセージ
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┃
┃ ピット群の外周までくると、どうやら行き先に見当がついた。
┃
┃ 壁際に部屋の壁を登るように金属製の階段が見えた。その階段を登った先に広めのデッキがあり、
┃ その上に監視哨のような小屋が見えた。
┃
┗
439
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:15:07 ID:BL.g25CU0
監視…… スラム的な場所なんだろうか
440
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:18:41 ID:9NVEp40g0
___ ___
>‐-: ミヽ-‐': : : : : : : : :`丶
.: ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/// : /: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : ヽ: : :.
/ /:/: : : /: : : /: /: : : : : :,イ: : : : : i: : : : : : |
//|: : /: /: : : /: /: :/| : : /.: :.l |: : :.|: : : |: : :|
. {' |: /|:/ !: : /: /|: //! : /: :./」.|:_:_:」: : : |: : :| 「すみません、ゴミ爺、
|/ .|:|: |: : | /¨「¨/小/|: / .j/レ'ヽ|.: :.八.: :|
{ |:|:八 : イ云笊j/ j:/,イ云笊/:/: |: : :| さっきのイレギュラーなんですが、
从: : \|弋/ソ 弋/ソl : : :|) |: : :|
/: : |: :|: :ハ ' |: : : l: :|: : :| ちょっと困った事に・・・・。」
'⌒|: |: :|: :|人 - - /}: : :ノ: :|:八|
レ'}:/∨}/}j:> __ イ ,ノ イ¨ ̄¨¨\
' ./⌒ヽ/:::7}::{二}:/:::::::/:::::::::::::::::::::::\
/:::::::::/::::/彡ミ/::/: /:::::::::::::::::::0:::::::::ヽ
/::::::::::::〈:::::::/==/::::::::〉/::::::ィ======〉
イr===r──只─- 、././:彡 '::::::::::::::::::::::::::: / 「お手間をかけますが、
`{::::::::::::::| // } }:::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::/
\::::::: | .// .} |::::::::::::\::::::::::::::::::::::::/ 出てきてもらえませんか?」
< ̄ //|____ヽ___./:::::::::::::::::ヽ彡:::::::::彡{
/ ̄ ̄¨/::||::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::〉:::::::::::::::∧
/\二/::: ||::::::ヽ二二二二二イ|::::::::::::::::::∧
/::::::::/ ::::::::: ||::::::::::::::::::::::::::::::{. |::::::::::::::::::::∧
/::::::::/::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::: ヽ |::::::::::::::::::::::∧
/::::::::〈::::::::::::/:::::\:::::::::::::::::::::::::::〉 .|::::::::::::::::::::::::∧
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システムメッセージ
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┃
┃ 少女は金属製の小屋の戸をノックして開けると、中にいると思しき人物に声をかける。
┃
┃ 中からの気配を感じ、階段の途中で足を止める。
┃ さすがに、許可を得ずに少女の後ろから中を覗き込むのは失礼だろう。
┃
┗
441
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:24:39 ID:9NVEp40g0
Fニ:、 _,. -―‐‐- 、
_,n--- ――――― ┬i r\ \ ゙、 ┌┐ 、_/_ \
└る'ー―――‐‐ '''"て.)二 --―――‐‐'-:{: \ 丶 ゙: l二!/メヽ ヽ
,ィ‐''''''' '''''''''' """"゙゙゙ ´  ̄`i\ \ `、,.―-、 \ !
/ij、 __゚_ f|. \,ヘ ゙、i// i__ ,,....l
l !i! 。 ''゙""゙ 。 i:|. ヾト'ジ" ̄
|. lリ ゙i|
|: || j: 「なんじゃなんじゃ、いったい!
|: h ||
l: i!i! ヾ,.__ 誰かが投げ込んだ死体なんぞいつものことじゃろ。
Fニニi' ___i―:ヲ
r=!! i:k:-ァn--――‐‐ '''' "´Hi' )゙| i:| イレギュラーがどうしたんじゃ。
「|" |l(Oi,|:|,,...........................::::::i レヾ.| ゙:|
! ! ||;ゞ;;:シ--――‐ '''''i し'ィ':jll''''|. :| 生体だって大切な資源なんじゃぞ・・・。
| | :i|ー' |i::l:l| |: :|
l | ;i| |i::l:i| |: :| 生きたまま資源にしてしまえばいいのに。」
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 中から出てきたのは、まさしく箱だった。
┃
┃ 四角い足をガシャンガシャンと鳴らしながら、出てきた箱に、君は驚きを隠せない。
┃
┗
442
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:25:56 ID:ia6AEEtk0
人間じゃねぇ!!
443
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:25:07 ID:BL.g25CU0
!?
444
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:26:41 ID:.SESfbso0
ジェイムスン型だと……!?
445
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:27:05 ID:eHuBXoAA0
ジェイムスン型義体ww
446
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:29:07 ID:9NVEp40g0
/^ヽ、 /^ヽ、
っ' , -o---o-、 ゙'c ー==ミ、...:.:.¨ ̄ ̄¨:.:..、
i ̄ ̄i| ̄。゚。 ̄|i /:.二`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.\
l l|. .|l /:≠´/.:.:.:.:.i:.:.:i:.:.:..:.:.:.:.:',:.:.:.:.
i__i|_____,|i /'/:.:./:.:.:i:.:.:.i:.ト、ト、|、十,:.:.i:.:.:.:.i
,-ol__l,-o__o-、 i:.:/i:.:.:.:|ヽ_ヾ` て!ノ≫:.:.!_):.:.|
/ / / / .ヽヽ l/ .i!:.i:.:〃ゞ' iノ:|:.:.:i:l
(0)) .(0)) (0)) iヾ\、! __ ィ:/:.:.:i!ヾ
|ハ:>―‐ ≦=,i/:.:i:/i!
i! .ヾ:.:ノ}ili{il/ili\'_
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ ジェイムスン型義体?聞いたことは会ったが初めて見た。
┃
┃ 見たとおり、箱にしか見えないが、たしか、あの箱のなかに脳があり、あれでも一応人間、
┃ いや、義体のはずだ。
┃
┗
447
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:33:42 ID:9NVEp40g0
Fニ:、 _,. -―‐‐- 、
_,n--- ――――― ┬i r\ \ ゙、 ┌┐ 、_/_ \
└る'ー―――‐‐ '''"て.)二 --―――‐‐'-:{: \ 丶 ゙: l二!/メヽ ヽ
,ィ‐''''''' '''''''''' """"゙゙゙ ´  ̄`i\ \ `、,.―-、 \ !
/ij、 __゚_ f|. \,ヘ ゙、i// i__ ,,....l
l !i! 。 ''゙""゙ 。 i:|. ヾト'ジ" ̄
|. lリ ゙i|
|: || j:! 「で、どうしたんじゃ、
|: h ||
l: i!i! ヾ,.__ ん?後ろのそれは誰じゃ?」
Fニニi' ___i―:ヲ
r=!! i:k:-ァn--――‐‐ '''' "´Hi' )゙| i:|
「|" |l(Oi,|:|,,...........................::::::i レヾ.| ゙:|
! ! ||;ゞ;;:シ--――‐ '''''i し'ィ':jll''''|. :|
| | :i|ー' |i::l:l| |: :|
l | ;i| |i::l:i| |: :|
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ 問いかける口調の義体。
┃
┃ もしかして・・・、まさか、これが彼女の言っていた「ゴミ爺」なのだろうか・・・・。
┃
┃ とりあえず、あの型の義体に直接装備はほとんど無理なはず。
┃ まずは、階段を登って、情報交換を試みてみることにしよう。
┃
┗
448
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:33:50 ID:O7pKCKV60
電光戦車みたいなもんか
449
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:34:12 ID:BL.g25CU0
それ扱い……
450
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:35:33 ID:jzXBLevQ0
ヘドロの海に叩き込むことも辞さない
451
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:35:43 ID:ILrS6Tt.0
>>448
燃料じゃねえよ!?>脳みそ
452
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:38:29 ID:20lj6pss0
電光戦車は液体人間電池で動いているからね。
脳髄だけで生きてる義体とはちと違うかな。
453
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:40:42 ID:9NVEp40g0
-―- 、
,. -‐- 、 i ,. -‐==‐- .,
/ -―‐-: : : : : : : : : : : : : `: . 、
/,. :´: :,. : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ: : : :ヽ
/: : /: : /: :/ j: : : : : : : : : : : : :’:, : : ゚. 「さっきのイレギュラーですよ。
,: : :/: : : /: :イ: :i{: : :! : :_:_:_ : : : : : : ゚,: : :'.
i: :j !: : / !7¨ ̄!゚.: : !{ヾ: : : : ̄¨: : : :i : : i 死体じゃありませんでした。
l:.ハ:i: :/: :l:z示沁ヾ: :!` 仍心7 : }:/ : : {
j' ヾ: :{: :iト 匁 ソ ヾ 匁 ソ.}:.j/!}/! : { ダストシュート経由だと、普通は途中で”殺菌”されるし
jヘ:ヾ!:} 、 }: : :!7ノ : {
j! : :. j: : :jイ: : !:{ 子供仲間やミュータントでもなさそうだったので、
/} : 人 。 i: : /: : : jヘ、
/´]: :iイ: > イ.:./イ/:./ 不思議なんですが・・・。」
ヾ{.ヘ!从z‐≧=≦‐- 、!:/ /j:/
` j//i.三!//////7、 ′
,. -‐‐- イ77ツ//,!三!//////{ァ≫-- ..,___
////////j/∧///i.三!//////j!i///ハ ∨///ム 「当人いわく、海上から来たと言うんですが
////Y///{//∧/,.z≠=ミ、///////イ//////∧
rf/// / ///i≧ァ`7/ム///////,ヾ ///厶7/////////ム どうにも私には信じられなくて・・・。」
{ z≦ニミ、/j/{{ {{//∧///////,イ///〃===ミ'/////ハ
,.z≪三7 ヽノ.!/7/∧ ∨//ハ////////イ!′三三三.ヾ////゚.
, ≪{三三Y、ヽr'‐'/!///} }/,f´_}三ヘ//////ハ三三三三三≫-‐j
. ////ムニ彡'¨´r‐¨ー}///j }/ {. _}三ニム/////∧三三三三三≫'
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
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┃
┃ ”殺菌”ってのはもしかして・・・。
┃
┃ まあ、とりあえずまだ生きているのだから、不用意な言葉は気にしないことにして、
┃ ”老人”に声をかけてみることにしよう・・・。
┃
┃<<次安価です。>>
┃
┗
454
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:40:52 ID:O7pKCKV60
いやぁ、脳味噌使ってるロボと聞いてまず思いついたのがそれだったもんで……
455
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:41:43 ID:BL.g25CU0
凄い不穏な事言ってる気がする!
456
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:43:34 ID:eHuBXoAA0
まさか… 放射線滅菌とかか?
457
:
◆2cVO3ZAKAY
:2013/09/23(月) 22:47:03 ID:9NVEp40g0
Fニ:、 _,. -―‐‐- 、
_,n--- ――――― ┬i r\ \ ゙、 ┌┐ 、_/_ \
└る'ー―――‐‐ '''"て.)二 --―――‐‐'-:{: \ 丶 ゙: l二!/メヽ ヽ
,ィ‐''''''' '''''''''' """"゙゙゙ ´  ̄`i\ \ `、,.―-、 \ !
/ij、 __゚_ f|. \,ヘ ゙、i// i__ ,,....l
l !i! 。 ''゙""゙ 。 i:|. ヾト'ジ" ̄
|. lリ ゙i|
|: || j:!
|: h ||
l: i!i! ヾ,.__
Fニニi' ___i―:ヲ
r=!! i:k:-ァn--――‐‐ '''' "´Hi' )゙| i:|
「|" |l(Oi,|:|,,...........................::::::i レヾ.| ゙:|
! ! ||;ゞ;;:シ--――‐ '''''i し'ィ':jll''''|. :|
| | :i|ー' |i::l:l| |: :|
l | ;i| |i::l:i| |: :|
┏━━━━━━━━━━┓
システムメッセージ
┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃
┃ とりあえず、どういうふうに話しかけるのがいいだろうか?
┃
┃ 1.はじめまして、彼女の言うとおり、海上から来た、と思うんですが・・・・。
┃
┃ 2.えーと、個性的なお体ですね。あの、それ扱いはさすがにひどいと思うんですが。
┃
┃ 3.えーっと、殺菌って、もしかして・・・・。
┃
┃
┃ 下5で
┃
┗
458
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:47:44 ID:nUgyRmoQ0
1
459
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:47:48 ID:LXiu5G2Y0
ksk
460
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:48:15 ID:1H7lLyZU0
3
461
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:48:17 ID:jzXBLevQ0
3
462
:
名無しのやる夫だお
:2013/09/23(月) 22:48:21 ID:46NY5CeY0
1
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