【安価】やらない夫は宿を再興するそうです2【経営？】 - 1378735143

1： ◆AK6hJHB6Vw：2013/09/09(月) 22:59:03 ID:ZFbc4h/s0: 【安価】やらない夫は宿を再興するそうです【経営？】

　　　　　　　　　　 -――――-
　　　　　　　 {　　　{　　　　　　　 ≧　、
　　　　　　ヽ＿__ヽ＿＿＿＿＿＿_／　　　　　　　　☆【宿屋経営ＳＬＧ（笑）】な安価スレです。でもそんなに安価は多くないかも…
　　　　　　　　　 {＿＿◇＿＿＿＿＿__}　　　　　　　　　☆難易度は【温め】。奮ってご参加ください
　　　　　　　　　（＿_ノ＿＿__｀ヽ.ィ　.| ｜　　　　　　☆色んなスレの【影響受けてます】
　　　　　　　　　　||. ●　　　 ● ｜　|、!　　　　　　 ☆特に『やらない夫は貧弱男爵家を立て直すようです』様
　　　　　　　　　　|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ.|　　　　　　　『やる夫は手配師として生きるようです』様　　　　の影響が強いです
　　　　 /⌒ヽ__|ﾍ　　ゝ._）　　.j /⌒i.l
　　　　　　＼ /　 !　l＞,､ __,　イ !/　 / i
.　　　　　　 /　 / ヾ{ ｰ(×)～'}ﾍ､__∧ ヽ
　　　　　　　｀ヽ<　　　くんゝ. ヽ　ノ:＼＼
5686：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:34:15 ID:ZiitUFYQ0: 55
5687：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:34:49 ID:6KcZZHZ6O: 77
5688：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:35:11 ID:2gdlLjbw0: 99
5689：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:35:14 ID:.kn7MzdY0: ５
5690：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:34:21 ID:HoSvembg0: 42
5691： ◆qtvP5I9xdc：2014/01/13(月) 00:36:27 ID:NdaNfLmU0: #45pppo

やらない夫　99　　　44
アリス　　　　42　　　87

――抵抗失敗！

　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　／　　ヽ_　　＼
　　　　　　　　|　　　（⌒ ）（⌒）　　　　　　　　　　　　ただ、うん……
　　　　　　　.　|　　　　（__人__）
　　　　　　　　 |　U　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　.　 |　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　ごめん、テュレンヌ気絶させてくれ。
　　　　　　　.　ヽ　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　下半身の疼きがやばい。
　　　　　　　　　ヽ　　__ , _ ノ
　　　　　　　 _,,,, ｢:::ｰ----ｰ"::i、___
　　　_,,..r''''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::`''ｰ-､
　／::::::r:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　..ヽ
　ﾉ ::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::／}
　l :::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::::/::::ハ
5692：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:37:42 ID:U7YHIvco0: 素敵な結果になったｗ
5693：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:38:25 ID:ZiitUFYQ0: 気絶する必要あるのか？ｗ
5694： ◆qtvP5I9xdc：2014/01/13(月) 00:39:41 ID:NdaNfLmU0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , '　　　／　　　　　 ≧＜　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／／　　／　　 ,′　　 V＼　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／ //　　／′　　 /　　　　　V ヽY　ヽ　　　　　……っあ、身体がっ……あちゅいです！
　　　　　　　　　　　　　　　　　／/ ′/./　／.V　　　 / |　　　 ',　V　’丶ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　／　.ィ .} 〃ノヽ　 ′ 　／ヽV　l:　　八ﾉ　 V 丶.V　　　　これ、ほんと、すぎょい！！
　　　　　　　　　　　　　 //　/ ′∧ /=-ﾐ　 } 　／}　　 Ⅶ　／ .′　'　l　　 V
　　　　　　　　　　　　　ゝ .〈｜　人 !:::.γ　 l ／　ﾉ　　　乂／l.　{　//　l 　 ',.　V
　　　　　　　　　　　　　　　　∧l　/ 　 }.　′　　　　 .乏心　∧}　|ヽ＼　/l　　，. V
　　　　　　　　　　　　　　　乂　　 r=- 、　　　 ≧圦　 ∧ }入＞/　l　 |　:.　　，
　　　　　　　　　　　　　　／} |.　　 l _　　', 　 .:::::::::::::｀¨　/　ﾉ l　| ∧　ヽ.｜ .| ', 　 .、
　　　　　　　　　　　　／≦', l　　γ: :｀¨ }　　　　　＞= ／ヽ从.′　}　| l　,'　V 　＼
　　　　　　　　　　　　 /,′　从l　　 !: : : ノ　　　　γ´, ' 　 _彡´ ￣　ﾐ. ﾄ Ⅶ∧　ヽ.　　＼
　　　　　　　　　　　　｛ﾘ　／ノl　　｀¨´　　　　 l / 　イ　{　　　　＼.Ⅶハ　　＼　　丶
　　　　　　　　　　　乂´　./　丶、‐-　　　　_　ァ　　八　’　　　　　　ヽ l　|　 ',.　丶　　 :.
　　　　　　　　　　　　　ヽ八　ヽ Y　　　￣ r=-.ﾑノヽ.}∧ ﾄ＼　　　　ヽ {　八丶＞=-{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_丶ﾊ人＞=r､ ──＜　ヽ　Ⅶ　ヽ　　　　　 .V ﾉ

　　　　　　　　　　　 -‐= v =ｰ- ､
　　　　　　／｀y´　-　　 ‐-　＼ヽへ
　　　　　　　　/　／/´　./　　　　＼ヽ} 　＼　　　　　　　　　　　　　飲まなくてよかった……
　　　　　　 / .〃// !　.| 　 i!　.! .! ∨ﾊ､＼　＼
　　　　　 i / ｌﾊi|十从　./ﾊ十ﾊ/|　l|ﾊ　ヽ　ﾊ　　　　　　　　　　　とりあえず、魔力酔いさせて落とすか。
　　　　　 |ﾊ. i!i!ﾊ ●　V/　●．ﾘ !　|,'∧　)i! ｌi
　　　　　　 Ⅵ ﾊ|.|l⊃　､_,､_,　⊂⊃!　i!）. ∨ﾘ. ﾘ
.　　　　　 /⌒ヽ__|ﾍ　　ゝ._）　　//⌒i 　 ∨ﾚ′
.　　　　　　＼ /　 |　l＞,､ __,　イァ/ヽ_/}ヽ ∧
　　　　　　　 / 　 .|　|::/{;;;;;{;;};;;;} { {　　./!　ヽ .ゝ、
　　　　　　　　｀ヽ　|　|:{　7;;;ﾊ;;＼| ヾ. ノ::|　　＼. ＼
5695：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:41:21 ID:HoSvembg0: oh…ｗ
5696： ◆qtvP5I9xdc：2014/01/13(月) 00:41:40 ID:NdaNfLmU0: 　　　　　　　　　　　 -‐= v =ｰ- ､
　　　　　　／｀y´　-　　 ‐-　＼ヽへ　　　　　　　　　　　　　　　　　で、旦那はこっちなー
　　　　　　　　/　／/´　./　　　　＼ヽ} 　＼
　　　　　　 / .〃// !　.| 　 i!　.! .! ∨ﾊ､＼　＼
　　　　　 i / ｌﾊi|十从　./ﾊ十ﾊ/|　l|ﾊ　ヽ　ﾊ
　　　　　 |ﾊ. i!i!ﾊ ●　V/　●．ﾘ !　|,'∧　)i! ｌi
　　　　　〃 Ⅵ ﾊ|.|l⊃　､_,､_,　⊂⊃!　i!）ﾐ∨ﾘ. ﾘ
.　　　　　 /⌒ヽ__|ﾍ　　ゝ._）　　//⌒i 　 ∨ﾚ′
.　　　　　　＼ /　 |　l＞,､ __,　イァ/ヽ_/}ヽ ∧
.　　　　　　从 l||l|　|::/{;;;;;{;;};;;;}l||l人 . /!　ヽ .ゝ、ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
.　　　　　　　 ( ⌒ ). |:{　7;;;ﾊ;;＼( ⌒ ).::|　　＼. ＼

　　　　　　　　　　　　 | ｀ｰ- _{｀　‐--　 ´ヽ._
　　　　　　　　　　　　　 l　　　 ',　　　、　　ヽ｀ヽ
　　　　　　　　　　_ｒ‐/ｰ.l　　　　.',　　　ヾ　　　'.,　　￣｀ヽ
　　　　　 ,へ.＿.ノ　/ ,'　i 　　 i!　',　ヽ　 ', 　　 ',　ヽ　　　＼ｰ' }
　　＿_ ,ｨ　　 /　　/ .,' 　 i　　 .',　　　　　　　　　 ',　　　　　　ゝ､__＜　　　　　　　　　　　　　　　　そうですね、玉には獣の如く
　 |　　　}　　 !　　 i.　　 ∧　　 ',　　 i､　　　　　　}ヽ　　　　　　　 |　　｀ヽ　　　　　　　　　　　　　襲い掛かられるのも悪くないですわね♪
　 |　　.!　　　　　 i　　　} .∧　　 ',　　i ヽ　　　　　 ii !　!　　　　　ﾘ__　　　　ヽ
　 |　　.!　　　　　　 |　　ヽ　　',　　}--＼　　　ﾘi　|　 |　　　 .,′ ミ
　 |　　 !　　　　　　! 　 .!　　|.|_>、 ',、 .!　　 }＼　 .ｿ∨} i .l　　　 ,′{
　 |　　　} !i 　　　 !　　.!　　i !　＼.'.,、}ｨｆ;ﾃﾘ、＼//.∨i　! 　 . ,′ .∨　　　 /
　 |　　　|　!　　 Y　.!　　.',　　i k弋ソ＼ﾉ　　/　 >, ＿　∨.j　　/　 .}､ ∨　　ヽ
　ｌ | 　 .|　!　　　ｌ　.',　　 ',　 .lヽ　　　、　　　イ} /　　i⌒ヽ　/}　　.} ヽヽ
　 .! ! 　 | .|i !　　 i　ヽ.　 ',ヽ. {　ヽ　　-　'　./⌒) }　/ 　　 /} j.　 /＿ `ー
　　!i､　 . |.!i.',　　!　　!i.､　',」ﾉゝヽ＞　-＜{　{ i./ /　　　 //. 　 /　　　｀ヽ
　　i! ヽ.　 | i! }　 .;ヽ　! !へ '., ｒ' 、　i-ﾄ､ヽｰト､!/イ}　　／/　／ヽ　　　＞　‐
　 . | Yヽ　ﾄ、 }　/　ヽ　ヽ_j ＼ヽ＞　´Y　〉　　 У,ｨ　! ／イ {ｰ┌‐'--
へへ_<ヽ､ヽ !/＞ /ｲ＼{--- '　　　　 ∨. -　 '⌒ {　! ⌒､ゝ、-､ヾ　,-‐ｖ ´
.,>┴ゝ-､i i ＼ゝ/|'.}　　　　　　　}／　　　　　ゝゝ｀ヽ ,､｀ヽ !｀´　／｀ヽ
　　　　　ヽ .}/´、 .}ｰ┐ 　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　ヽ}/ } i !　 /....ヾ､
｀ー---..イ.....'　　ヽ　 ; 　　　　 .′　　　　　　　　　　　､} / .ﾘ　/｀ヽ....}/
.　 /　 .!__／i　　　ヽ. i/!　　　　 l　　　　　　　　　　　　./　Y､　}, '　　 }.../
　/　　 i-'.....i 　　　　 i　　　　　 :　　　　　　　　　　　　 / 　 / }./　　　　/
　 )　／l.....,ｲ{　　　　 ∧　　　　　i　　　　　　　　　　　/.} 　　ﾘ　　　 /
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.ﾚ'　_ 　 !　　　＼　　　　　　＼＿ノヽ、＿　　　　イ　　　　／　　　　 /
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Y.　　　 ∧ 　　　／ _　--}｀∧　.{　 !　　 / /....ヽ//..../　ゝ、　 /
'　　　／´ ＼　　／イ　　　 j.､､∧　',　!　　　/.......//..../　　　　￣　 _
　　　　　　　￣´　／´　　.ﾉ}..}..}∧　}　　 //.......//..../ ￣　｀ヽ｀ヽ　　｀ヽ
5697：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:42:56 ID:.kn7MzdY0: 気絶させる気が全くないのがいっそ清清しいｗｗ
5698： ◆qtvP5I9xdc：2014/01/13(月) 00:43:31 ID:NdaNfLmU0: 　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　／ ;':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'; ＼
　　　　／　;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::';　＼　　　　　　　　　　　　　ちょ、やめて！　胸押し付けないで！
　　　／　 ;:::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::;　　＼
　　│　　 ;::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::;　　　|　　　　　　　　　　　　理性がぁ、理性がぁ！！
　　│　/＝≡＝=､､＼::::::::::::::,,／ ,,=＝≡＝ヽ、 l
　　│ //　　　　　　ヾ､ :;:;:;:;:; ﾂ〃　　　　　　ヾ,|
　　│　　　　　　　　　　:;:;:;:　　　　　　　　　　　│
　　│　``―＝＝''" ":;:;:;:;:;:;:;:;゛゛ー＝===＝彳│
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　　│　　;:::::::::::（＿＿＿人＿＿＿）::::::::::;　U　　|
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　　│　　.;:::::::::::::::::::|　　　　　　　|:::::::::::::::;　　　 |

３１　_,冖__　,､　 __冖__　　 /　／/　,. - ―-　､
　`,-.　-､'ヽ' └ｧ --'､　〔／　/　　　　　　　　ヽ
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　 `r＝_ﾉ　　　 /　　　　　　　　　　　ヽ
　 __,冖__　,､　　　,へ　　　 /　 ,ｨ　　　　　　_⌒　　⌒＼
　`,-.　-､'ヽ' 　く <´　　　7_／/　　　　　　ﾐｨ赱､i .i_r赱
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　　　＼>　　　　/ 　　　　　::::::⌒ ｨ'｡_｡ヽ
　　　n　　　　　「 |　　　　　/. 　　　　　　.i'　i ''"　　　｀ヽ
　　　ｌｌ　　　　　|｜ .,ﾍ　　/　　　　　　　 i' 　　ノ_二二'ｧ,/
　　　ｌl　　　　　ヽ二ノ__　｛　　　　　　　i'　　 /'!　!,..!!,..!/
　　　ｌ|　　　　　　　 _| ﾞっ　￣フ.　　　　;:　　 !''"´　　i {
　　　|l　　　　　　　 (,･_,ﾞ> 　／　　　　;:　　 !　　　　i {
　　　ｌl　　　　　__,冖__　,､　 >　 >　' 　 ;:　　 !　　　　i {
　　　ｌ|　　　　`,-.　-､'ヽ' 　＼ l　　 l　 ;　. ｜　　　|
　　　|ｌ　　　　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　ﾄー-.　　 !.　; 　 | ,. -､,..､|:l
　　　ｌl　　　　　__,冖__　,､　|＼/　　　ｌ　 ; 　ｉ ___ ___ | l
　　　ｌｌ　　　　`,-.　-､'ヽ' iヾ　l　　　 l　;:　｜!,..!!,..!{j {
　　　|ｌ　　　　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　 {　　 |. 　　　ゝ;:i　｀''''ｰ‐-' .}
.　ｎ.　ｎ.　ｎ　　　　　　　　l　　|　　　::.　　＼　　　　ﾉ
　 |!　 |! 　|!　　　　　　　　 l　 |　　　 ::. 　　ノ`ー-　'
　 o　 o 　o　　　　　　,へ　l　　　　　　　　く
5699： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 00:44:08 ID:NdaNfLmU0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│ :: │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 □

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・
5700：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:44:59 ID:ZiitUFYQ0: 全員が正解だったのかなぁ……
5701： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 00:47:24 ID:NdaNfLmU0: 　　　　　　　　　　　　　　　　へ　　　,.　-―┐-　、
　　　　　　　　　　　　　　 ./　　‐ｖ┐,. ┐　　 ⌒ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　 /／　しし　／ / ∧ ＼　＼ヽ＿__　 /
　　　＿　―､＿　‐ｭ　　 Τ　　　　　＿つ　　　　　　　（　　 ∨ ./
　.／／　／　　　 {　　　乂＿＿_｀ヽ　　　　　　　 i: {､　 ∨
　{　　　　　　　　　乂_ 斗　７ i　:{⌒ｰ'　　　　　　　:}　 l: { ｝　 {　　　　　　　　　　媚薬ヤバい、マジでやばい。
　　　　　＿__＞―┘ ｛　/ /　 {ｒ芋ミ､トi　/∠＿__}　 l :{ ｝　 {
　　、　　　｀ヽ　　　.｝/ /　八cゞ坏　∨ 竓芋ミ}　八{ ｝　 {　　　　　　　　　　いや、女の身体が感じやすいってのも
　　　　　　　　　＼　 ( ./　 ! 圷＼::::::::::::::::: ゞ= 'っ /　 { ｝　 {　　　　　　　　　　あるかもしれないけど。
　　　　＼　　　　　　ー /__　:{ 圦　　 ′ :::::::::::/ィ/i 　 { ﾚ　./
.　　　　＼　　　　　　　/　＼ { ＼にｰっ u　.彡/| 　 {　} /
　　　　　＼　　　　　′　／＼ｒ个　 _.｡si〔 / ./_」:┌､　}′
　　　　　　　　｀ﾄ､　　 {　 ./ ｛￣＼^トr ⌒/ )./ ｒ‐ ､|　|､
　　　　　　　　　　　} 　　 / 　 >　 ⌒ ｒ‐ｒ　´￣/〉｀i　l|　|_}
　　　　　　　　　　 ∧　)　:}　く｛　　　斗┘　　　/ 　 |, ‐ｧ' /^〉
　　　　　　　　 /　‘， ./　 / ∨＿_/　{＼＿_}〉　 /　 {^ ｰ'ﾊ
　　　　　　　 ./　　 ∨　./￣￣　―- ∨ ＿|! 　 :,　　　人L
　　　　　　　 / {　　 .′ .{　　　　　　　　　　 }!　　「ーﾍ＿}
.　　　　　　〈 :({　　 {　　{　　　　　　　　　　 }!　　∧　　　∨ }、
　　　　　　　　 Vﾊ　{､ :}　　}!　　　　　　　 }!　　 .∧　　　∨ }
　　　　　　　　 ∨ Y　　 }!　　　　　　　　　i{　　 / }{ー　／ } ｝
　　　　　　　　　八　　{!　　　　　　　 l{ 　　 _八　　／｝

　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　 /　　　　　　＼
　　　　　　　 |ノ　　ヽ､_　　 .|　　　　　　　　　へ、部屋が甘ったるい……
　　　　　　　　（━）（━ ）ι　 |
　　　　　　　　　 |(人__）　　　 .|
　　　　　　　ｌ_⌒´　　　　 .|
.　　　　　　　　 (_ ｀ヽ、　　 u ./
　　　　　　　｀＼＼＿__く、
.　　　　　　　　　 / l ＼＿＿＿）
　　　　　　　　　　/ /l　　　　 {
　　　　　　　　　 / / l　　　　　　}
　　　　／￣ｰユ¨‐‐- ､_　　　　l
　　 _／　　　　　｀ヽ__　 `-　　ノ
　／　　　　ヽ　　　　　　　　｀ヽー

一晩頑張れるほどの効果だったようです。
5702： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 00:50:30 ID:NdaNfLmU0: 以上、白虎登場まで頑張りたかったけど眠気がちょっと末期です。
中途半端ですがここまで、ご参加頂きありがとうございました！

>>5700
全員抵抗失敗したら今月誰も動けませんよｗ
5703：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:51:19 ID:HoSvembg0: おおう、乙でしたー　俺も寝よｗ
5704：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:52:00 ID:oOGpLCho0: おつー
>>6000ならメイちゃんの好感度が、きっかけ次第でお嫁さんレベルにまで上がる
5705：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:52:03 ID:wpX8wETY0: おつ
5706：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:53:04 ID:2gdlLjbw0: おつでしたー
5707：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:53:07 ID:U7YHIvco0: 乙でした
5708：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:53:21 ID:ZiitUFYQ0: 乙ー
おおう…
5709： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 00:53:38 ID:NdaNfLmU0: どうでもいいですが今日の投下が一番遅くまで投下したんですよね。
他の安価スレと比べて睡眠耐性なさすぎである。
5710：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:55:09 ID:oOGpLCho0: 体大事にだから致し方なし
睡眠耐性で無視し過ぎると風邪ひくし
5711：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 00:55:58 ID:.kn7MzdY0: 乙です
5712： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 12:45:28 ID:RkRvN88I0: とある王国の歴史ある子爵家の次男に産まれた主人公。
人当たりが良く智勇兼備の長男、妾腹ながら才は長男を越す次男、出涸らしで女好きの三男。
家督は長男が継ぐので割と気楽に成人して家を出た時に備えて準備していた次男だが、
貴族の学院に通っていた兄が公爵令嬢にハンティングされて状況が一変。
内々ながらも当主が能力に優れた次男に家督を継がせようとしている事に気づいた次男は
家臣の反発が容易に予想されるこの決定を覆す為に三男を名君へと育てる決意をする。
兄が学院を卒業して、令嬢と結婚するまであと三年、果たして間に合うのか――！

って、夢を見ました。続きが見たい。
5713： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 12:50:20 ID:RkRvN88I0: でもぶっちゃけ、才があって妾腹だったら男爵家の婿とかに売りに出されてる気がする。
まぁ、夢ですしね。

今晩は微妙ですが、次回もまた宿の予定です。
5714：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 15:03:26 ID:t0EOulJg0: 次回は宿の夢か（違
5715：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 16:11:09 ID:603pQJuU0: そもそもとして、売り飛ばされていないのも、公爵令嬢のヘッドハンティングも
実はある家臣が次男を君主にしたくて企んだことだったとすれば辻褄が合う
その家臣が、外で別の有力者とつながればなおOK
安価スレにはむかないが、書きため系スレなら盛り上がりそうなネタ
5716： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 17:28:56 ID:RkRvN88I0: >>5715
筆頭文官の娘が付き人だったのはそういう事かーｗ
メカクレで、次男成人後の身の振り方に傭兵を勧めてた子だったな……
誰かそういうスレ立ててください（丸投げ）

物語系の夢は続きが気になって、その日は妄想で時間が潰れるのはよくあることだと思うんだ。
5717：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 17:37:50 ID:t0EOulJg0: 何、その情報聞いてない
ｋｗｓｋ
5718： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 18:10:27 ID:RkRvN88I0: kwskといわれても、夢だから曖昧な点は許してねｗ

確か、屋敷の庭で琴のようなナニカを弾いてたらお茶を持ってきてくれたのが最初やったはず……
それから、付き人をつけるように言われて挙げられた名前の中から知った名前があったので採用。
採用した後で筆頭文官がお礼を言いに来た……はず。
傭兵勧められたのは弓の的撃ちで兄と一緒に皆中した時だったかな、おぼろげです。

出会い方に裏があるように思えてきたのは私だけですかねぇ……ｗ
でも婿入り先を探そうとする次男を止めて三男教育を勧めたのはこの子と手紙を送ってきた兄だったよな……
5719：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 18:31:37 ID:t0EOulJg0: 書いてないだけで、色々イベントありますねぇ
5720：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 18:32:03 ID:QVrcLRYc0: 兄「次男を当主にしたいんだが俺がいたらやつを当主にできないorz」
公爵令嬢「なにそれkwsk」

↓　結婚決まったあと

兄「よく考えると次男に押し付けてしまった俺ってorz」
公爵令嬢「次男にワンチャンあげればOK」
兄「SO☆RE☆DA☆！！」
5721： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 18:45:02 ID:RkRvN88I0: >>5719
>>1の夢は大抵挿絵の多い小説のような夢なんで、夢の場面じゃなくて文章で覚えてるんですよ。
なので、全部伝えようとするのが難しいです。
取り合えず覚えている範囲でのメカクレの子：頭が回る+美人とはいえない+筆頭文官の子

あと全部次男視点だから物語の全容が分からなくて妄想がはかどりますねｗ

>>5720
長男は一方的に伴侶にされただけだったはず、当主がテーブル叩いて悔しがっている場面があったから。
令嬢の容姿は描写されなかったけど、はて……
5722：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 18:47:10 ID:t0EOulJg0: アンリエッタビッチ王女とかどうでしょう？＞長男に嫁
5723： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 18:53:15 ID:RkRvN88I0: >>5722
あぁ、いいですねぇ。
手紙によれば一方的な一目ぼれ+妻宣言からの退路封じでどうしようもなかったってありましたし。
……って、書く流れですかコレ？ｗ

あと某スレで盛り上がっておられる歴史隆々、買ってこようかと思います。
5724：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 18:56:08 ID:t0EOulJg0: ネット通貨があれば、あっという間よ～
5725： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 19:35:19 ID:RkRvN88I0: 買ってきました、ちょっと買い方に手間取ったのは秘密。

↓２　　１～６００００で好きな数字をどうぞ
5726：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 19:36:43 ID:S0WnBvGo0: 19300
5727：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 19:39:30 ID:U7YHIvco0: ６００００
5728：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 19:39:42 ID:.55o89060: 32767
5729：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 19:39:55 ID:hQuETOzA0: 60000
5730： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 19:41:11 ID:RkRvN88I0: 60000と打ち込んでエラーったのでびっくりしてたら６万と打たねばならなかったのねｗ

とりあえず宿ない夫ステで頑張ってみましょう
5731： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 19:51:20 ID:RkRvN88I0: ヤラナイオ・チレイデン　中将
野心３０　人望９０　智力７５　武力１００　思想１７　名声５９

こんな感じのステで歴史見守りつつ、多分今日は夢の続き妄想しつつぐだぐだすると思います。
5732： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 20:07:23 ID:RkRvN88I0: ……何かしょっぱな君主に敵意持ってるのだけど大丈夫なのだろうかｗ
5733：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 20:07:50 ID:U7YHIvco0: 大丈夫だ。問題ない。
5734： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 20:16:31 ID:RkRvN88I0: 　　　　　　　　　　　　　　　　―-≠≦三‘ｰー=≦三‘ｰ―-..､
　　　　　　　　　　　　　,... -ﾚﾍ'　―-ミ._ 卞ー―-ミ._ 卞ー- ミヽ - ._,.ノ
　　　　　　　　　　　ｨ州.イｉ`ヾ:､　　　　　　丶　　}iﾘ　　丶　　}iﾘ
　　　　　　　　　　 iﾄ､":: ::|:: : :: :Ⅵ
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_,...- -- ..,,__/ ヽヽi!{: :/: : | : : :ヽ: :}// }､　　/:::::::ヽ-..,,__,.- ‐-
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　　　君主　ローブラス・ジークバーグ　６３歳

　　　野心３６　人望４８　智力９０　武力９２　思想８１

　　　将としてふさわしい能力がある。

　　　野心３６のくせして自国の戦争皆勤賞であるｗｗｗ
5735： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 20:44:01 ID:RkRvN88I0: 　　　　　　　　　　　　　　,ｨ=､_
　　　　　　　　　　　　／〕　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /: : v,　≠=ミー=
　　　　　　　　　　／: : : : : : .＜`ー―- ミヽ
　　　　　　／: : : : : : : : : : : ＼　　　 }iﾘ
.　　　　　 γ: : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ　　　　　　　　　　　　　あ、殿よろしくー
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ヽ　　　　.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／
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　　　　　　　　　ゝ : /　　　　ゝ: ィ

３１　_,冖__　,､　 __冖__　　 /　／/　,. - ―-　､
　`,-.　-､'ヽ' └ｧ --'､　〔／　/　　　　　　　　ヽ
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　 `r＝_ﾉ　　　 /　　　　　　　　　　　ヽ
　 __,冖__　,､　　　,へ　　　 /　 ,ｨ　　　　　　_⌒　　⌒＼
　`,-.　-､'ヽ' 　く <´　　　7_／/　　　　　　ﾐｨ赱､i .i_r赱
　ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　　　　＼>　　　　/ 　　　　　::::::⌒ ｨ'｡_｡ヽ
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　　　ｌl　　　　　ヽ二ノ__　｛　　　　　　　i'　　 /'!　!,..!!,..!/
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　 o　 o 　o　　　　　　,へ　l　　　　　　　　く

一年たたずに宿ない夫、散るｗ
5736：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 20:44:50 ID:U7YHIvco0: 早いｗｗｗ
5737： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 20:50:19 ID:RkRvN88I0: 結構あっさり散るもんなんですねー
能力高くても生き残るわけじゃないのは面白い。

さて、次のシナリオだー
5738： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:05:36 ID:RkRvN88I0: 次のシナリオ始めたけど……うん。なんだこれ。
5739：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 21:09:22 ID:U7YHIvco0: どした？
5740： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:09:45 ID:RkRvN88I0: 全く関係の無いはずの君主からやたら好意をもたれておる、そして君主は策士。

　　　　　　　　　 / ／　 /　 i　　　　/ 　　|　　　　｝　　| 　｀ ‐-{ ` ､　}
　　　　　　　　　／　　 /　｛　　!　　　　　l.!　　　 |　　 !　　／| 　　V
　　　　　　　　//　　　 i　　∨ ハ　　　　/ﾊ　　　 !　　 |　ﾆ=´ ∨　　ﾍ
　　　　　　 i |　　　　|　　 { /ﾍ∨　　／　lﾘ i　 i 　　｝/, イ　/＼　　 ',
　　　　　　　｛ |　　　 |　 ./ﾔr㍉ヽ / -‐‐‐V　/　　 V　 {　/　　.＼　＼
　　　　　　　　＼　　　|　∧弋:ツ　ﾘ　　 >/ ／ }　　 /ヽ　|　　　./　}＼　',
　　　　　　　　　　　　 |/ ハ　　ﾉ　｀Y´イ:㍉ | 　./,､ {　.!　　 /　　∨.＼.',
　　　　　　　　　　　　 | i.　　､　　｀　　　弋ツ/　 //.>/ /　　/　　　 |　　　!
　　　　　　　　　　　　　| |　 ',{ ヽ　､＿　　　・.|　./ﾝ／／　./.!　　　 .|　　　!
　　　　　　　　　　　　　| r'<_,.､- ' ^ヽ.　　　_ ,.///／> (　　 /　|　　　 !　ﾊ }
　　　　　　　　　 r'／　メ　<^＞ '　＜,　.} /=' ｛ﾄ､ } ` ｛　 .!　　　 ,'　/　|
　　　　　　　　 ,､＞ '　　　　　＾ヽ7､メ>　／/　／／:＞- ゝ､.|　　　 } /　/
　　　　　 /￣∧　　　　　　　　, ->/ﾏ｝＞.／ _,ノ//:::::::::: 　　／＞x　／
　　　　／/　　　＼ゝ､＿_ , イ/////／,ｨ/////ｱ　　　　　／／ゝ／
　　／　　　　　＿r'　辷'ﾏ////ｱﾑ////////　　　　　 /　./ .ー'　∧
　／　　　　　　　__/.＞/　ﾏ/ｱﾟ'*｡{//////<　　　　　 ./　./ 　　　　　}
, ′　　　　　／／　/　 ://　　...:::::V/////{　　　　　/　v′　　　　　|
　　　　　 / ／　　ﾏ::://　　　　.::::}///>ﾞ″　　.:::::::{　ﾊ　　　　　　 |
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　　ゝ-'　　　　　　　　　 |　!i::::::::.....　 //　　　　..::　　.:::＞x、　　　　 !
ト-'　　　　　　　　　　　　i .!i:::::::::::::::::::<.............　　　　　　　∧　　　　 ',
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　　　　　　　　　　　　　　 ', !i:::::::::::::::::::::!i::::::::::.　　　　　　 {　 .＼　　　 //
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どう考えても鞠也ですｗ
5741： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:23:54 ID:RkRvN88I0: .　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　ｒ ´ O／|　　（__人__）　|
　　　　　　　　|ﾟ /ｿjﾍ. |　　´⌒｀　　 ,＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y´　　　｀ヽ
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君主と凡将二人を抱えて敵将三人討ち取るヤラナイオ。
一気に敵国からのヘイトを貯め、自国の将から好意を集める。
なお、君主からの好感度がトップ。
5742： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:36:56 ID:RkRvN88I0: ……うむ、やらない夫が勝つ→他が負ける→やらない夫が――――の繰り返しとなってます。
おかげで君主からの好感度が１３です。

中々ドラマチックにはいかんもんですなー
5743：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 21:37:16 ID:t0EOulJg0: 鞠也の方が立場が上……やらない夫、王宮では後ろに気をつけるんだ！！
5744： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:53:20 ID:RkRvN88I0: 鞠也とやらない夫だけで持ってるなこの国……ｗ

とりあえず歴史観戦しつつ、上の夢の配役探しをしよう。
メカクレキャラっているっけ……雨くらいしか思いつかないけど
5745：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 21:56:16 ID:U7YHIvco0: チャド（BLEACH）とか
5746： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 21:58:41 ID:RkRvN88I0: >>5745
侍女……？
5747：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 22:01:15 ID:U7YHIvco0: だめですか？
なら宮崎のどか（魔法先生ネギま！）とか。
5748： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 22:05:59 ID:RkRvN88I0: いや、駄目じゃないけど一気にコメディみたいというか……ｗ
あぁでも雰囲気はチャドっぽかった気も、何か無言で隣に立っている感は。
5749：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 22:09:14 ID:K8Q0AJHE0: 境界線のホライゾン？だっけかに居ませんでしたっけ？

個人的にはティセ・ロンブローゾを推したいんですけど、いかんせんAAが無いｗ
5750：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 22:10:28 ID:S0WnBvGo0: メが隠れてるキャラ・・・

ゆかりんとか・・・確か仮面つけてるAAがあった気がｗ
5751： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 22:12:05 ID:RkRvN88I0: >>5749
いますねー向井・鈴ですな。

あと、わくわく７とはまたマニアックなｗ
5752：名無しのやる夫だお：2014/01/13(月) 22:13:59 ID:U7YHIvco0: 意表をつくなら片瀬真宵（あっちこっち）とか。
３枚しかないがな
5753： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/13(月) 22:16:15 ID:RkRvN88I0: 三枚はきついですｗ

とりあえず、のどかと向井・鈴どっちかにします。
そして駄目好色の三男はやる夫にして、ちょっと予告風なものを書いて見ましょう。
それではー
5754：名無しのやる夫だお：2014/01/14(火) 01:46:15 ID:N0c1Y/yw0: 瑠玖羽（るくるく）
とかどうでしょう？
5755： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 10:57:52 ID:E2ID8Nuc0: 夢で覚えていた部分だけとなったので色々中途半端だけど、一応出来たかな。

お昼にちょこっと投下する予定。
5756： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:12:27 ID:E2ID8Nuc0: この予告風なナニかは>>5712当たりの夢を元に作成しています。
それでは投下ー
5757： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:13:21 ID:E2ID8Nuc0: ─────────────────────────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの日は、月が綺麗だった。
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5758： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:14:26 ID:E2ID8Nuc0: ─────────────────────────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月の明かりだけを頼りに、中庭で琴を弾く。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名前の無い曲、その夜限りの指運びのままに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただただ、旋律を紡ぐ夜だった。
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　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　／　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　./ _ノ　ヽ､　　ヽ
　　　　　　　　　　.| （ー）（ー）　　|
　　　　　　 .　　　　|　（__人__）　　.|
　　　　　　　　 | 　|r┬-| 　　 |　　　　　　　　　　　　　　　※どう見ても琴です
　　　　　　　　　　| 　 `ー'´ 　　/
　　　　　　　　　ヽ　ヾ　　　/
　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　　(
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　(　　／　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　／＼　＼￣･￣ヽ、|＿|＿＿＿＿＿__ノφφφ~ヽ
　　　　　　　　(　　(　ヨ||=||=||=||=(ﾟ∀ﾟ)=||=ηη=||=━━━━!!!!!
　　　　　　　　　ヽ◎。＿。＿ノ￣￣￣＼＿ノ￣￣￣ヽφφφ__ノ
5759：名無しのやる夫だお：2014/01/14(火) 13:14:32 ID:GWhGdKF.0: 投下ー
5760： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:15:59 ID:E2ID8Nuc0: ─────────────────────────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの日は、月が綺麗だった。
─────────────────────────────────────────────────

‘～冖┐::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::_,　-一介ー-―-､_:::::::::::::::}:::::　i:::　　　 ::|　　　 ::}::. 　 _r～’
　　　　￣‘ー-‐r-､＿_,.二T"´￣:::::::::　　{ }::::::　　　　｀¨T二..＿_廴＿ _ ノ＾ー一'~´￣
　　　　　　　　　｜:::::::::::::::::::|::::::　　　　　 V　　　　　　　　|::::::::::::::::　　|
　　　　　　　 l :::::::::::::::::::|::　　　　　　 |　　　　　　 ,'　　　　　　 l
　　　　　　　　　 ', :::::::　　〈　　　ヽ　ヽ.　 |　　/　/　/　/　　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　あの……
　　　　　　　　　 ',　　　　　ヽ. ＼　', 　 |　 !　 ,'　/_,ノ､_/　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 ',　　　　　| l￣｀￢､_｣__人_ﾉｰ'　　　ｌ |　　　　　　 '
　　　　　　　　　　　 ',　　　　 | |　　　　　　|　|　　　　 | |　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　',　　　 | |　　　　　　|　|　　　　 | | 　　　 /
　　　　　　　　　　 /≧二二| |二二二二二二二二二| |二二≦ヽ
　　　　　　　　 |　　　　 | |　　　　　　　　　 | |　　　　　|
　　　　　　　　 |　　　 ((_))　　　　　　　　　　　　((_))　　　　 |
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　}`～一ｧ　　 |
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　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　 (;;;;;;)　　 _/　　　　 |
　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　(;;;;;;) 　　　 |

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただ、その月よりも――
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5761： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:16:48 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　,.　　'"´ ￣　｀`　　、
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　, '　, '.　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　 /　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　　　お茶、どうですか……？
.　　　　　 /　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　/ / '　　　　　　　　　　　　　　　 !i　　 i　　 i
.　　　 l /| ｌ　　　i　　　i　　　　 ,　,　　　i l　　 l i　 .|
　　　　 l/　!i　　　i　 i　i l　　　 / /　 ,' ,' l il　　| i li l|
　　　　 |　 li　　　il ! il i　il　　 / /　,/ / ,' il|　　lｲl ｌ |
　　　　　　 }　　 il| Li」i_ liヽl,ｉ/ /／/ /!/ il l　　i iﾘ |i!
　　　　　　 | i　 l i　　　　　　　' '　'-'　ﾚ/ |i　i ll| ﾘ l
　　　　　　 | l　 ! ヽ、　 r ー--　　　 /ノ i　l　i|
　　　　　　 | l　ｌ/´　＼　ヽ　ノ　 ,.イ /| il　l　i|
　　　　　　 |li　 | 　ハ＼ __　 -ﾊ_　　　ﾘi　l　ｌ|
　　　　　　ヽ!i l|／{ 　＼　　／　} ＼　ﾚ1l　/
　　　　　　,ィiへ|　 l　　 ,ィ↑ヽ　/　　ヽ、.|ﾘ/　　　＼_)
　　　,　 '"　L＿i／ i／ /　i　　＼ヽ __」　,ﾚ＼
　,ィ´　　　　／　　 { ,ｨ'　 i i　ﾄ、 /　＼　　　ハ

─────────────────────────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初めてあった彼女の事を、良く覚えている――――
─────────────────────────────────────────────────
5762： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:18:06 ID:E2ID8Nuc0: 【Info】―――――――――――――――――――――――――――――
｜ヴィップデ王国　　サキモリ子爵家
└――――――――――――――――――――――――――――――─

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<⌒>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼　　　　　　＜バカなっ……！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　］皿皿［-∧-∧､
　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿_∧_／＼_|,,|「|,,,|「|ﾐ^!､
　　　　　　　／三三三三三三三 Π . ∩　 |'|「|'''|「|||:ll;|
　　　　＿＿|￣同￣同￣同 /￣￣∧￣￣￣￣∧￣＼
...　　_/＿＿|==／＼＝＝＝ﾊ,￣￣|「|￣￣￣￣|「|￣￣|
　　/_| ﾛﾛ「￣￣￣￣￣￣| |　田 |「|　田田　|「|［［［［|
　　|ll.|ﾛﾛ /|.l⌒l l⌒ｌｌ⌒l l´| | 　　|「| 　　　　|「|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐ､
　 /〃￣ /::|.|　,,||　,;:'ﾞﾞ｀ヾ,,.| |　田 |「|　田田　|「|:::::::::::|
　 |　|　　|　:|.|,;ヾﾞﾞヾﾞﾞﾞ'';;,,:::ヾﾞﾞヾ''""``ヾ;;,,""~｀ヾﾞﾞ`ヾ､´ﾞﾞヾ"
''""``ヾ;,;ヾﾞﾞヾ
5763： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:19:51 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　│|　　　　　/ﾚ　　　　　　　　　　　／
￣"'''- ．._＿、　　、ヽ､　　　凵≡彡　 //　　　　__,,.. ．-‐　'''""
　l| ＼::::::::::::<ヽ____＿ヽ､l!　‐-ミ圭彳ｿ　//_ _,--,イ　７::::/::::/　l|　　　　　　既に、後継者として指名している長男を
　 |! 　丶、:::::::＼ヽ, イ｀ゝヽ　　　　　 /,'∠ﾄ,ヽィ/,.．-'''"　∥!i:　　　　　　　権威にモノを言わせて奪うような痴れ者がいようとは！！
　　{!　　　｀丶:::::::::￣￣へヾ　　　　　// :::::￣￣／/　　　/　!}
　　l|　k.l　　￣｀＼::::::::::: ｀､｀､　,',.'/::::::::, -'"', -'"　　　/　 !|
　　　|!　|i　　　　　 "'''- ．._丶--‐', -'", -'"　ﾉ　　　　ﾒ　 !|
　　　l|　ﾊハ　　　　　　「厂'￣￣￣'￣　　　/　　　　ﾊ　　l|
　　　|i　　k.l　ヽ　　　　　|_|┌-----┐　　　　l!　　　l,.仆､　ﾒ
　　　k.l　　ヽ!　＼　　　 |l　Ｌ::::::::::::::∥　　イ　　　彳　　/
　　　卜!　　ヽ　　　ゞ　　 !l　　￣￣￣　　从　　／ /　　l,!ヽ
　　/　ﾄ､!　　ヾ丶　ヾ　 l | 　　　　　ノ　　／　/　　l,ﾘ　　ﾍ

　　　　　サキモリ子爵家当主　　ブラボー・Ｃ・サキモリ

─────────────────────────────────────────────────

　　　　　　． ─―─‐ 、
　　　　 , "　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　学院では有名な我侭姫でしたが、まさかこのような事になるとは思ってもみませんでしたよ。
　　　　/　　　　　　　　　　　＼
.　　 /　　　　　　＿／::::::＼_ヽ　　　　　　　　　　　　　かといって、断るには家の権力が違いすぎます。
　　 |　　　　　　　　 ::::::::::::::　:..　　　　　　　　　　　　　僕にはどうする事もできませんでした。
　　 |　　u　　　　（　ー):::::::::( ー)
.　　＼　　　　　　　　 ´　　 /　　　　　　　　　　　　　どうか、家の存続を第一に考えて行動してくださいますよう。
　　　　 ,＼　　　　　　` ｰ‐‐／
　　／　　` ｰ─　　　　　＼

　サキモリ子爵家長男　できる夫・サキモリ
─────────────────────────────────────────────────
5764： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:21:53 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　／//////∧,,..ｘ≦il刈
　　　　　　　　　　／/////,ｘ≦＞ ≦=-乂!
　　　　　　　　／////,ｘ≦彡'=＝＝＝≠二二i},r==＝≠'
.　　　　　　　　　 {// ,x≦_｣」Lﾆ=-‐ｧァﾅミ、ニニ __　＿＿　--‐--x
　　　　　　　　 {//ｘ≦//////////////≧ｘﾞ''.....､,_￣　　＝≠　￣｀
.　　　　　　　　　／/{　ゞ.././//////////,.rヾ '≧ｘ///＜＿＿
　　　　　　　　　 ///／　' .／///////////≧ｘ..ヾ/∧.///////////////二ニﾆ
.　　　　　　　　 ////／／/////////////////＼,/∧.//////////＝=‐------
　　　　　　　　 ///////////////////////////////∧.////////////////////
.　　　　　　　 ///////////////////∧////////////∧.///////////////////
..　　＼＝==≦/////////////////∨: : ∨///////////.∧.//////////////////
..　＼..__彡'///////////////////∨: : : : ∨////////////｀ミ≠＝=‐‐￣￣￣￣｀
　　ヾ/////////////////////∨.: : : : : : ＼//////////////＜´
　　　　｀＞==≦/////////ﾊ/Vﾟ∨: : : : : : : : : :＼//////////彡'　 __,,
.　　　　 ,r=-/Ⅳ//////ﾊﾘ≧ｘ{!: : : :、 : :,, : :ｘ≦》//////ハミ=彡'"´
　　　 _　/　 .:ﾘハ////∨!、{!V:i.ｿ＞=┘: : ゞV:i:.ｿハ/////ﾊ∧
　　　/　:{:　　:{!　∧////{! '¨"": ¨´ : : : : : : ｀¨":":`: :∨!///ﾊ　}
　 /≧ｘ　　　{: {　,ﾘﾊ//ﾊ!: : : : : : : : : : : : : : : : : u: :∧ﾘﾊ//!　　　　 .トリステイン公爵家は、先代王の娘――つまり王妹が降嫁された
／　　ヾ　　 {: i　 |i从ﾙﾘ: : : : : : : : : : : :..〉 : : : : :.:∧:..lハ /!　　.:!　　　..家でもありますれば。
　　　　　 ∨ 　 :l 　　ﾘﾊ!;;＼: : : :、_: :_:_:_´: :_,,.ｧ／　.}:.ヾ /....:::::::/
.　　　　　 ∨ 　　　＼＼;;:丶 : ｀ゝ==. -'"´／..　　i!::　》 :::::://　　　　デキルオ様が事後承諾といった形で知らさせてきたのも
　　　　　　 ∨　　　　 ∧　ヾ;;;｀＞: : : : : :／::..,ij 　,.'　 /:::::::/∧　　　 .旦那様が動くことをせき止めるためだと考えられますな。
.　　　　　　 ∨　　　　 ∧:::...`ト== ｀,.='":::::: /.::　　　/:::::::::{::!:::}
:::::::::::::::::::::::|:}　　　　　　　 ∧:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.::　　　/{!:::::::::::::::::|　　　これが、もし決まる前であれば必ず物言いを挟む所
:::::::::::::::::::::::i:}　 ∨　 `ﾞ'''ｰ- ∧ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/....::　彡'"＞:::::::彡'　　　だったでしょう？
:::::::::::::::::.,彡'　　ゝx　__　　　｀ミ=-‐=＝:.:.:.:.:./ ／／=,彡'¨´

　　　　　　　　筆頭文官　　　　　　　夜一
5765： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:23:57 ID:E2ID8Nuc0: 　　', ',｀ヽ､,.'　　丿 /　　　_,.．-'''"´　 , ', '´　｀｀ヽ｀ヽ
　　 ', ', 　i　　　'　　′'''''''´　　　　　, ', '　　　　　　｀､｀､　　　　　　　　くっ……否定は出来ないな。
　　　', ',　i　　　　 /´￣　　　　　, ', '　　　　　　　　｀､｀､　　　　　　　だが、貴族院経由で文句は言わせて貰うぞ？
　　　 ', ', i　　　　i　!　　　　　 , ', '　　　　　　　　　　 ',　',
　　　　', ',|　　　　!〈　　　　 , ', '　　　　　　　　　　　　',　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご随意にどうぞ＞
　　　　 ', ',｀｀‐--冖--‐〝卩, ', '　　　　　　　　　_,.．-'''"￣
　　　　　', ',i゛‐--|│´´´´ !i,' ,'　　　　　　　,_,.ｧ'´
　　　　 ', ',"'- ､___,,.. ．-!,' ,'　　　　　, -'"ノ|　　　　　　　　　　　　　しかし……跡継ぎはどうする。
　　　　　 ', ',｀､　　彡′ ,' ,'　　　, -'_,.イ"　i
　　　　　 ', ',ヽ､｀´　´ ,', '　 ,-'", -'"　　 ,'i　　　　　　　　　　　　　後継者としての教育を受けさせていたのはできる夫しかいない。
　　　　　　　', 'yヽ ,丶 //　／_,.ｲ　　 /　 / i
　　　　　　　 ',7 !i釗 i//／i´´ , '　　/ 　 ,',ィ!　　　　　　　　　　　　　あの馬鹿息子……やる夫では子爵家の屋台骨など
　　　　　　　ﾉ　ﾉﾉi　 !〆｝》, ' 　　/ 　,.'　　 !　　　　　　　　　　　　　到底なれたものではあるまい。
　　　　　　〈　〈〈釗〈　!|/i　　 , ,ﾉ　　,'　　 !
　　　　　,'´!　 ',│i　 ',;,;,i 〈ン'　,'　　, '　　,.' ',｀ヽ
　　　　/＾ /|　', レ　　ハ゛ﾍン　　,'　__,.ｲ　　, -'|
　　　　ﾘ　ﾚ　　　　　　', ﾍ'　i_,.．-'''"_,.．-'''"　　｀ヽ
　　　/　　　　　---　　ﾘ　',i ,_,.-'''"__,,.. ．-‐'''"´　￣｀

　　　　　　　　　　　　,､､､､.＿_
　　　　　　　,.....,_　 ./. ､,　--- ￣￣＼　　,.､､､,
　　　　　,／--､,ヽ<　　 `-､,_ _､-'´　　'y ' ,r‐‐ヾ,
　　　　 /'´　　　＼＼　　　　　　　　 ,/ ／　　　.ヽ　　　　　　　　――どことも知れぬ男爵家へ婿入りさせる未来。
　　　 ./　　　　　　ヽ.ヽ　　　　　　　/／　　　　　 .':,
　　　/　　　　　　　 .':, ',　　　　　 ././　　　　　　　 .',　　　　　　　せめてものと贅沢をさせたのがここで仇となるとはな。
　　./　　　､､､,　　　　い,　　　　 /./　　　　 ,､-'　　 .i
　　 `''' ‐- ､,_`ヽ､､　 .い{}ﾆ{}ﾆl//　〃／　　　　　l
　　　　　　　　`'kz.､ヽ､い　　././ 彡' _,,､zt‐''''``￣
　　　　　　　　　l ＼｀`'‐､i,ヽ､ﾉ,ﾉ,...- ' , -'´l
　　　　　　　　　.',ヽ .＼::::::`- '´::::､- '　　 l'
　　　　　　　　　 ,l　ヽ,　`ｚゝ- '`´　 /　　l
　　　　　　　　 (` i ,_ ヽ, .{ {.○'　　/ ,rz .i'‐､
　　　　　　　　,./　ヽ`'‐ヽ>)　　 ,､- ' /　い└､
　　　　　　　,/,　-､_`ヽ､ (.{ ○'　 .／／／　　＼,
　　　　　,r '´　ヽ,_ヽﾆ‐､ //,-､_　／／,r='"　　　`ヽ,
　　,､-'`´　　　　 .｀''‐　ヽ,'ゝ='､´''´　｀　　　　　　　　`ヽ,
5766： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:25:44 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::／:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::／: : : : :ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　 ,.ｲ::::::::::::::::::::::::/:,:ｲ: : : : : : : : ヽ:::::､:::::::::::::::::::::::::::ハ　　　　　　　　　　　　　失礼ながら、旦那様――
　　　　　　　　　_, ィ::___:::::::::::::::::::::/:/: : : : : : : : : : : : ',::!∨:::::::::::::::::::::::ﾍ:::ヽ､__
　　　　　　　￣ , ィ::::::::::::::::::::/:/:_: : : : : : : : : : : : : ',i: :V:::::::::::::::::::::::::::＼ーテ¨´
　　　　　　＿,. ィ´::::::::::::::::::::::::/:/___≧_-:､: : : : _; : =:＿__:V::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ､＿＿　　　　　やらない夫様がおられるのでは？
　　　　　　　｀` ー─フ:j:::::::::::::i:/x弋z牙ヾ:ヽ: :'´:.ｨ弋z牙,.ｨV:::::::::::::::i｀＞-　--─ '´
　　　　　　　　彳　j::::::::::::::i: : :.￣´: : : : :i: : : : : ｀￣: : :.!::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::从: : : : : : : : : :.|: : : : : : : : : : :.!:::::::::::::::i
　　　　　　　　　 ,':::::::::::::∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : .ｲ:::::::::::::::!
　　　　　　　　　　 ,::::::::::::::::::::ヽ: : : : ＿＿＿＿_,: : :, ｲ:::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::iヽ:. :ﾍ＿＿ .イ :／:,′::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 .:::::::::::::::::::::::::::::::!::::＼ : : : : : : ／::::/::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::＞: . :イ:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::, ィ: : : : :::::::::::::::::::::::::|､::::::::::::::::::::::::::∧
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::, ィ:´: : : : ',: : : : : : : : : : /: i: ＞x__:::::::::::::::::::',
5767： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:26:37 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　│|　　　　　/ﾚ　　　　　　　　　　　／
￣"'''- ．._＿、　　、ヽ､　　　凵≡彡　 //　　　　__,,.. ．-‐　'''""
　l| ＼::::::::::::<ヽ____＿ヽ､l!　‐-ミ圭彳ｿ　//_ _,--,イ　７::::/::::/　l|　　　　　　――能力はある、それは百も承知だ。
　 |! 　丶、:::::::＼ヽ, イ｀ゝヽ　　　　　 /,'∠ﾄ,ヽィ/,.．-'''"　∥!i:
　　{!　　　｀丶:::::::::￣￣へヾ　　　　　// :::::￣￣／/　　　/　!}　　　　　　だが、正室も健在な我が家で妾腹の子が爵位を継ぐと言う事が
　　l|　k.l　　￣｀＼::::::::::: ｀､｀､　,',.'/::::::::, -'"', -'"　　　/　 !|　　　　　　どれだけの反発を生むのかを分かって言っているのだな？
　　　|!　|i　　　　　 "'''- ．._丶--‐', -'", -'"　ﾉ　　　　ﾒ　 !|
　　　l|　ﾊハ　　　　　　「厂'￣￣￣'￣　　　/　　　　ﾊ　　l|　　　　　　できる夫がおればあやつを御して領内の発展に力を向けてもらう
　　　|i　　k.l　ヽ　　　　　|_|┌-----┐　　　　l!　　　l,.仆､　ﾒ　　　　　　つもりであったが、もはややる夫を行かせる予定であった場所へ
　　　k.l　　ヽ!　＼　　　 |l　Ｌ::::::::::::::∥　　イ　　　彳　　/　　　　　　　　送るしかないだろう。
　　　卜!　　ヽ　　　ゞ　　 !l　　￣￣￣　　从　　／ /　　l,!ヽ
　　/　ﾄ､!　　ヾ丶　ヾ　 l | 　　　　　ノ　　／　/　　l,ﾘ　　ﾍ

　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　 ,､／:: ::＼
　　　　　　　　　　_,. -'":: :: ::｀ヽ､r'^Y　｀ヽ:: :: ::: ＼
　　　　　　　_,.-'":: :: :: :: :: :: :: ::　｀ヽ＼ヾ＼:: :: :: ヽ
　　　　 r-'":: :: :: :: :: :: :: :: ::　　　　:: ::ヽﾄ}}ヽ {:: :: :: ::',
　　　　 }:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: '; }ﾊｨ}}〉:: :: :: :}　　　　　　　　　　かといって、腐り申した大黒柱ではそもそもの家が持ちますまい。
　　　　 |:: :: :: ,ﾍ、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ:,-}}:: :: :: :: :',
　　　　 |:: :: :: |. . ヽ、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :＼}}|::_ノ:: :: ::';
　　　　 }:: :: :: |. . . . ＼:ヽ:: :: :: :: : : _:: :: :: :＿_,.-'":: :: :: }　　　　　　　　　旦那様、ここは決断の為所かと。
　､＿ﾉ:ｲ:: ::ﾘ . . . . _,.=≦､:: :: :: :::|ﾊ:: :::,へ､_!:: :: :: :: :: :!
　　　　　 }ﾊ::≧､ `'"_ィ弋アヽ:: :: ::}/:: /　　　|:: :: :: :: :: :|
　　　　　 l ﾉ∧'`. . . . . ￣¨ . . ﾘ: :::l::ノ　　　　|:: :: :: :: :: :|
　　　　　　 }::ハ !. . . . . . . . . . .,ｲ::小ヽ、　　!:: :: :: :: :: :!
　　　　　　 |'　},へ -､. . . . ..／_,ﾘ-┴､　　　　|:: :: :: :: :: :|
　　　　　　　ﾘ　＼. _. イ,.-':: :: :: :::,.'┐　　 |:: :: :: :: :: :|
　　　　　　　　　　　　　　 }:: ::,-'"￣　　|　　　|:: :: :: :: :: :|
　　　　　　　　　　　　　／　_,.- ──‐ヽ　　 !:: :: :: :: :: :!
　　　　　　　　　　　／,.-'"　　　}　　　 {　　 |::ﾄ､:: :: :: ::{
　　　　　　　　　／'"　 ,.- ───､　　ヽ　ﾘ　ヽ:: :: :::|
5768： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:27:55 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　,､､､､.＿_
　　　　　　　,.....,_　 ./. ､,　--- ￣￣＼　　,.､､､,
　　　　　,／--､,ヽ<　　 `-､,_ _､-'´　　'y ' ,r‐‐ヾ,
　　　　 /'´　　　＼＼　　　　　　　　 ,/ ／　　　.ヽ
　　　 ./　　　　　　ヽ.ヽ　　　　　　　/／　　　　　 .':,　　　　　　　　　　――三年。
　　　/　　　　　　　 .':, ',　　　　　 ././　　　　　　　 .',
　　./　　　､､､,　　　　い,　　　　 /./　　　　 ,､-'　　 .i　　　　　　　　　できる夫が学院を卒業するまでの間に公爵家のアバズレが
　　 `''' ‐- ､,_`ヽ､､　 .い{}ﾆ{}ﾆl//　〃／　　　　　l　　　　　　　　　まともになるかもしれん、それまではまだできる夫が跡継ぎだ。
　　　　　　　　`'kz.､ヽ､い　　././ 彡' _,,､zt‐''''``￣
　　　　　　　　　l ＼｀`'‐､i,ヽ､ﾉ,ﾉ,...- ' , -'´l
　　　　　　　　　.',ヽ .＼::::::`- '´::::､- '　　 l'　　　　　　　　　　　　　　――その間に、やらない夫に着く家臣を増やす。
　　　　　　　　　 ,l　ヽ,　`ｚゝ- '`´　 /　　l　　　　　　　　　　　　　　　次の後継者として認められるように。
　　　　　　　　 (` i ,_ ヽ, .{ {.○'　　/ ,ｒ‐､i'‐､
　　　　　　　　,. (￣￣￣` ､　　,､-　ﾉ　 iい└､　　　　　　　　　　　幸い、能力はあるんだ。そう難しいことではあるまい。
　　　　　　　,/,　-｀ｰ‐､_　　ヽ､_____i　　i／　　＼,
　　　　　,r '´　ヽ,_/￣丶ゝ　　　ヾ　 !r='"　　　`ヽ,
　　,､-'`´　　　　釗　､_　 ,　　＼,'　　丶!　　　　　　　`ヽ,
　　　　　　　　　　｀ゝ´　　　　　/＼　　ヾ
　　　　　　　　　　!　　　　　 /　/ ＼　ヽ
5769： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:28:50 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　//　　　 `ｰ-､__　　　　　　ヽ、
　　　　　　 //　　　　　　　　`ｰ-､__　　　　 >､
　　　　　　∧/ |　　　　　　　　　　　　`ｰ-､_＿_ ＞､＿_,｡ '"　￣〉　　　　　　お前の忠言に乗ってみよう、夜一。
　　　　　 /　{　ｊ　　　　　　 _,　 -‐　'"　　　　　　　　　　／
　　　　 ,'　 /丿　　＞ '" 　　＞-‐=ﾆ二三三三三三＞／　　　　　　　　ただし、その分働いてもらうぞ！
　　　　 l　/　＞ '"　_＿_＞ '´三三三三三三｢￣￣　／
　　　｢|//∠　＞'"￣￣`ｰ-､三三三三三三}　　　 /
　　　 l l/　　<／　　',　　　　　VΥ￣￣￣》〉ヽ　　／
　　　　し'　　　',　 ',　 ',　　　　 Ⅵ　　　　// 　 j／　　　　　　　　　　 (⌒ヽ
　　　　 `ー―-ﾍ　 ',　 ` ､　　　 ',　　　〉〉　/　　　　　　　　　　　〉　 }　　　　　　＿
　　　　　　　 ∧　､　　　｀ヽ　　　　　//　／　　　　　　　　　　 j　　|　　＞ '"　　〉
　　　　　　　　　　〉、＼＞　　＼　　　Ⅵiく　　　　　　　　　　　　　　/　　 )' ￣　　＿／
　　　　　　　　　　仁二二>、　＼_＞､＿ゝ,f^ｰ-､_＿_　　　　　　 /　　　 _ﾌ〉　　￣｀ヽ
　　　　　　　　　く二二二二＞ '"　　　／／　／￣｀ヽ　　　　 |　　　ﾌ∧　　　___丿
　　　　　　　　x〆￣￣　　　　　　　　　/／　　／　　　　 l　　　　　ヽ　　ﾌ//∧　　　__）
　　　　　　 r'[__　　　　　　　　　　　 //　　 /　　　　　　 | 　　　　 |　＞个＜∧__　￣}
　　　　　　／/　　　　　　　　　 //　　 /　　　 ,ィﾆニ>､_＿　　　j/　　　　　ﾟ守　　/
　　　　／　｛　　　　　　　　　　　 /∧____/　　　∠二二ムィ二]　／/　　　　　`＜

.　　　　　　　 {::::::::＞.: ＞　´￣｀丶:.＼-___彡'
.　　　　　　ﾍ／.:.／,. -=≦￣￣｀丶-ｭ＝＝＝＝＝ミ、
.　　　　　　　〉.:＜::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼〕iト　_　　　　　＼
　　　　　　　 , ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::≧=-　　　_
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｰ-
.　　　　　 , ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:.､:::::::::::::::::::::: ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　――御意！
　　ー=彳::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / : : ヽ::::::::::::::::::::::八_ー──- ミ:::::::::
　　　厶:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::: /: : : : : ∨::::::::::::::::::::::::ニ=一　　　｀ヾ
　　 ∠::_::::::::::::::::::::::::::::/::/|:::/: : : : : : : ∨:::::::::::::::::::::＼
　　　 /:／'::;:::::::::::::: /_≧ｘ/: : : : : :_,. ィﾆ::::::::::::::::::r─一　　　　　　　　　　　　　（ふふ……そうじゃ当主様よ、そういうしかあるまい。
　　　/'´　.}/|:::::::::::::::ﾄ.戈zｿヾ￢: : :ﾊz_ソﾉ:;::::: : |Ⅵ,
__r‐ '　　　|　V:::::::: : |: : ￣´: : :.::　!: :￣: : :.i:::::::::| || ﾟ,　　　　　　　　　　　　　　　　腐りきった男を後継者等と指名する事は当主様の
＼　＼. 　　 j:ﾊ:::::::::|: : : : : : : : : :.i:. : : : : 人:ﾄ,:::| ﾘ　}　　　　　　　　　　　　　　　　最後の経歴を汚しかねん……）
V∧　∧　　 /　.Ⅵ|:ﾑ : : : : : : : ::/ : : : , ':!∧! Ⅵ 　 ’
. V∧　∧　　　 ',:ﾄ，‘ ,: :.`ｰ=== '’／ :/　.:|　.ﾘ　 ,'
　 V∧　∧　　　ﾍ.:|　＼:::> . : : : :／　.:/　　.|　}　 ,'
　　V∧＿,}　　　　＼::.　≧===彡, 　 /　　　|　}　.i
　　 }　.}　 ‘,　　＼. 　＼:..　　／,.} .:/　　　「　　{
　　 L__|　从　　　＞　_　／／/ ｲ　　　　〉 ,〃
.　　　　　　＼.　　　／／／　　　　 ,. イ　 {!
　 ,..::　　　　　 ≧=-／／／　　_,. ＜　∨　,ハ
:::::::::　　　　　　　　／／: //＞≦　　}.　　ﾟ,　　ﾘ
::::::::::..　　　, --.／: : : : ://,.ｨ'´）　　:,' 　　 }　 /
5770： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:30:00 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::／./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨:::∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 /／　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨:: ∧
　　　　　　　　　　　　　　　 , / 　 /::::::::::::::::::::::::入::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼_:∧
　　　　　　　　　　　　　　　／.ｲ　__/::::::::::::::::::::／ : : :＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､=-',　　　　　（元より、儂の目的はやらない夫様にこの地の発展に
.　　　　　　　　　､＿＿/ / }'´ :/:::::__:::::::::: / : : : : : : :∨::::::::::::::::::::::::､::::::::::::＼_',_,　　　　　尽くしてもらうこと……
　　　　　　　　　＼_:/ /　　 /:／　 Τ / : : : : : : : : :.V::::i:::::::::::::::::::',:::::::::::::::::イ
　　　　　　　　　　 / /{_／７/ 　 ,.ｲ {::/ : : : : : : : : : : :.V::ﾄ,::::::::::::: : |:::::::::<_´: |　　　　　血筋が卑しいからなどという理由で絢爛な才を捨てるような
　　　　　　　　　　　　 / /:::::::::: 7 　 /　/⌒ト　_ ﾍ: : :/ : _;: :Ⅵ=,::::::::::: : |::::::::: :: フ|　　　　　事があってはならぬ！
　　　　　　　　 ,　､/　{:::::::彡'　　 {_, '　 /ﾉンヽ`′ヽ'´ r弋zソ:,::::::::::::::|:::::::::＜__,|
.　　　　　　　〈 . /　 .}::/´　　r　　　 /: : : : : :,.::::| : : : : : : : : : V:::::::::::|: /´￣: : |　　　　　それに、できる夫様であればまだ儂も納得して下に付くことも
　　　　　　　 ∨|　　}'　　　　|:' _　 ⊥:..__:. . .:::::::| : : : : : : : : :./'::::::: : |::|::::::::::: : |　　　　　出来たが、あのような暗愚……
　　　　　　　　　　 Ⅵ_　{!　 _,　=ﾆ: : : : __: : : :Y:::::::::: : : : : : : : : / _|:::::::::ﾘ::|',::::::::: : |　　　　　未亡人と知ってから儂を閨に引きずり込もうとした
　　　　　　　　　　 }ニ} {!「{__-':.-‐: : ´￣:〕iト.':::::::::｀ ´ : : : : : ｲ!　 |:::::::/|:/ Ⅵ::::::: |　　　　　発情期の猿になど、子爵家が背負えるはずもなし）
.　　　　　　　　 r:}ニ}_{irt'´: : : : :＿;: __: : : : ヽ:::´￣｀: : :イ:.斗≦:::::/ .}'￣Y::::::::::|
.　　　　　　　　 | ＼:ゝ{i, -=: ￣: : : : : : :.｀丶ｲ:ト､_, ＜￣. 　　 |::/_彡'　｜=ミ: !
　　　　　　　　　　{＼{{_j　ゝz==-─-: : :_: : : :.〉　　　　　　　　　　,.}'　　　　八　　＼
　　　　　　　　　　∨､Ⅵ/{i´ヽz:.＿_: : : : : : :「｜_　　　　　　／　　　　　　　＞
　　　　　　　　 Ⅶ:{{i |{i:＞'´ィ::ト _｀ヽ: :ノ .从i.　　　　／　　　　　　　／
　　　　　　　　　 i:ﾄ､‘,ﾉ／::::::::/ﾄ､_ ￣　／/　{　　__彡'　　　　　／　　　　／
　　　　　　　　　　 |::::ﾟ, ｜::::::／/八＼ー≦　　 }-､　　　　　　　　＞'´　　　　／
　　　　　　　　　　ﾄ､: ﾟ, |::／／::::::::{　｀ー　 /｝　}　　　　＞'´　　　　　／
5771： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:31:01 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　 ,. -───- ミ　　　　＿_
　　　　　　　　　 ,.ｨ'::::::::::::::::::::::::::::::::＼-＜ヽ:::::＞､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（この地に愛着を持ってもらおうと送ったのどかが
　　　　　　　　　 i::::::::ﾊ::､:::::::::::::::::::::::::::::≧=一 ┐:::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思った以上に傾倒しておるのは少々計算外だが……
　　　　　　　　　 |::: /{: ヾ!＼: ト､:::::＼:::::::::ﾌ＼＼_::::::::‘ ,
　　　　　　　　ノ!::::|:, -､: : :7込ﾌ :ヽ:::::＼/rj　 }〕iト＝=z_＼　　　　　　　　　　　　　　　　儂と同じように才を愛し、惹かれるのは親子というものかのぅ）
　　　　　　　　ﾉ:::::',rtｯ' : : : : : : : : :∨:::::ﾍ　_/＼:::::::::::::::::::::＼_
　　　　　　　ﾌy:::::::',: .:`　　___, : : : /l;:ﾒ､:::}＼＼. ｀＜::::::::::::::::::::≧=-　 _
　　　　　　　　〃}/i:: ﾟ、:.'´- : : : : /: :!　 Ⅵ　＼}　　　_｀_＜___::::::::::::::::::::::::≧=-　　_
　　　　　　　　　＼:: ＼ : : ,. ＜￣二二ﾘ二ﾆ＝＝´　　　　　弋ー' -　　_:::::::::::::::::::::≧=-
　　　　　　　　　　　ヾ｀ヾ}´　＞'´　　_ , -- ミ=≦￣￣￣≧=-　二＼　　　￣二ニ＝─
　　　　　　　　　　 r＜＿＞'´z===≦＿: : : : : : ＼::::::....　　　　弋ー￢
　　　　　　　　　　 |／二/ﾄ､ : : ヽ::::::::--:::_:.. : : : : ‘ ,　　　　　　　ー-z_　　　　　　　　（……まぁ、当主様となられてはのどかが思いを成就させる
.　　　　　　　　〃ニニ!　 ‘ , : : : , -- : _ : : : : : : : ‘､　　　＼＿＿r─￢　　　　　　　　事は無理となってしまうが。
　　　　　 ,.　--,'二ニニi　　 ‘., : j:::: : : : :＼ : : : : : : : ＼　_＿_,＼　　　　　　　　　　　　子爵家とこの地の為だ、涙を飲んでもらうより他にあるまい
. 　　　／二ﾆﾆ!二ニニﾑ　　　 ',ノ : : ::￣｀ヽヽ: : : : : : : : :＼　　　　　　　　　　　　　　　　……愛妾程度にはなれるであろう）
.　　　 /ニニニ八二二二ム　　,: }, .::: : :::√￣｀ヽ::.. : : : : : : : ＼
　　　 {二ニﾆ7二二＜二二ﾑ'´　 ∧:: : /　　 rﾍ　i〕iﾄ､ : : : : : : :..＼
　　　　∨ﾆﾆ７二二二二ニニﾑ　　.∧:/ ＿　 {　ﾄ､ヽ,　＞､ : : : : __＼
.　　　　｀寸/二二二二二二二',　　 ./∨　＼＼ .ﾚ　　　　　>:'´: : : : :.‘ ,
.　　　　　　 {二二二二二二二ﾆi 　 /　　　　　　　　　　／￣￣ミｘ : : : : }
　　　　　　　l二二二二二二ニﾆ|　 {　　　　　　　　√￣｀ヾ:.>､　　 ∧:.／
5772： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:32:39 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
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　　　　　　／　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　……や、やらない夫様が次期当主？
.　　　　 /:::::::::::..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`､
　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､'､
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}ヾ　　　――伝えなきゃ！
　　　 /オ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::|:::::|::::::::::iヾ
　　　/　{::::!l::::::::ﾄ:::::::､::ﾄ:::::::::::::::::!:::::::::::::::::|:::::ﾄi:::::|i:l　!
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.　　　　ヾ!.|::::::::|.　ヽ|　ヽ:::/ｿ　　ヾ/　 |::::::|.l:::| |!
　　　　　　ヽ|:::::::l|／／／　ヾ　　／／ U ｵ:::::!.!::| |
.　　　　　　 {:::::::|:'､　　　　　,.. _ 　　　 ,<:!:::::|.ﾚ"
　　　　　　 |::::::|::{:::> ､　　 `‐ '　　／　`|::::||
　　　　　　　 |:|::::|i:ｒ'　　 ` t. ､ _　イ {　　 |::/
　　　　　　　| |:::|'　　　ｒ' ´>､　　, ｰヽ　|/
　　　　　　 | |/　　　/~　´　 `ヾ、　　'、!
　　　　　　　　 | |　　　 {　　　　　　 }、　/ヽ､
　　　　　　　　 , .　r::'::´::|　　　　　}/!ヾ‐:::::::::丶、
.　　　　　,r ' ´　　 }::::::::::::}　　　　 li;;;iヾ;ヽ、:::::::::::7　､
　　　　ﾊ　　　 }::::::::r‐' ､　　　ハ;;Vヾ;;ﾉ::::::::::::{　　 `ヽ､
5773： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:33:05 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|
5774： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:34:00 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　／　　ヽ_　　＼
　　　　　　　　|　　　（⌒ ）（⌒）　　　　　　　　　　　――今なんていったんだ？
　　　　　　　.　|　　　　（__人__）
　　　　　　　　 |　U　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　.　 |　　　　　　　 |
　　　　　　　.　ヽ　　　　　　　|
　　　　　　　　　ヽ　　__ , _ ノ
　　　　　　　 _,,,, ｢:::ｰ----ｰ"::i、___
　　　_,,..r''''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::`''ｰ-､
　／::::::r:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　..ヽ
　ﾉ ::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::／}
　l :::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r::::::/::::ハ

　サキモリ子爵家次男　やらない夫・サキモリ

　　　　　　　　　　　　,.　　'"´ ￣　｀`　　、
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　, '　, '.　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　はい！
　　　　　　 /　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',
.　　　　　 /　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　　　　当主様が後継者にやらない夫様を指名しそうで、
　　　　　/ / '　　　　　　　　　　　　　　　 !i　　 i　　 i　　　　　母もそれを推してくれて！
.　　　 l /| ｌ　　　i　　　i　　　　 ,　,　　　i l　　 l i　 .|
　　　　 l/　!i　　　i　 i　i l　　　 / /　 ,' ,' l il　　| i li l|
　　　　 |　 li　　　il ! il i　il　　 / /　,/ / ,' il|　　lｲl ｌ |　　　　　家臣の説得や取りまとめも当主様がやってくださるそうですから
　　　　　　 }　　 il| Li」i_ liヽl,ｉ/ /／/ /!/ il l　　i iﾘ |i!　　　　　少なくとも目に見えて反発をされるという事は無くなったかと。
　　　　　　 | i　 l i　　　　　　　' '　'-'　ﾚ/ |i　i ll| ﾘ l
　　　　　　 | l　 ! ヽ、　 r ー--　　　 /ノ i　l　i|
　　　　　　 | l　ｌ/´　＼　ヽ　ノ　 ,.イ /| il　l　i|
　　　　　　 |li　 | 　ハ＼ __　 -ﾊ_　　　ﾘi　l　ｌ|
　　　　　　ヽ!i l|／{ 　＼　　／　} ＼　ﾚ1l　/
　　　　　　,ィiへ|　 l　　 ,ィ↑ヽ　/　　ヽ、.|ﾘ/　　　＼_)
　　　,　 '"　L＿i／ i／ /　i　　＼ヽ __」　,ﾚ＼
　,ィ´　　　　／　　 { ,ｨ'　 i i　ﾄ、 /　＼　　　ハ

　　やらない夫の付き人　　　　のどか
5775： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:35:07 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／）￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／∠___ ヽ､,_　＼　　　　　　　　　やっぱ聞き間違いじゃないのか……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ／ ,-イ）（＝）!!! |　　　　　　　　こりゃはやいとこ婿入りの所探さないとやばそうだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /　/（__人___）　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　', ｀⌒ ´　 u　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　　 ',　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　　ﾉ　　　　　/|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _∠⌒ヽ j,　_、___　ｨ／::＼__
　　　　　　　　　　　　　　　___／ ...:::::::::::ヽV￣￣￣:::::::::::::::::...´´''' ､､､ _
　　　　　　　　　　　　／::::／ ...:::::::::::::::::::: 〉::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....　:::::..＼
　　　　　　　　　　　　| ::／ ...:::::::::::::::::::::::: /;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::: l

　　　　　　　　　　　　_,,-‐､､
　　　　　　　　　　　//　　〉〉
　　　　　　　　　　　ｌ.ｌ　　/ﾉ
　　　　　　　　　,,-‐t.t‐-‐‐-- ､
　　　　　,, -‐'"´　　ヽヽ　　　　｀丶､
　　　／　　　　　　　丶　　　　　､｀ヽ
　　 /　/ 　／　　　　　　　　　　､　ヽ､｀ヽ　　　　　　　　何がどうしてそのような結論に……！？
　 /　/ ,　ｌ　　　ｌ　　　　　　ｌ　ｌ　ヽ　ｌ　ｌ
　ｌ´/ｲ.ｌ　.ｌ　ｌ/ｌ　ｲｌ　　　, 　ｌ　ｌ　ｌ　ｌ　,ｌ
　! /ｌ. ｌ　.ｌ　ｌ.ｌ　/.ｌ .ｌ　　　ｌ.　ｌ　ｌｌ　ｌ　ｌ　ｌ.ｌ　　　　　　　　子爵家を継げるような力はできる夫様以外ではやらない夫様しか
　!/.ｌ. ｌ　.ｌ　ｌｌ ./ _ｌ. ｌ　　　ｌｌ　ｌ.ｌ　ｌｌ　ｌｌ　ｌ　ｌｌ　　　　　　　　いらっしゃらないのですから、これは当然なことだと思います。
　'　.ｌ. ｌ　ｌ　ｌｌ./'´ .ヽｌ､　　ｌｌ　ｌｌ .ｌ.ｌ　ｌｌ　.ｌ /ｌｌ
　　　ｌｌ　ｌｌ/ヽ　 _入ﾄ､　.ｌ.ｌ/　ｌｌ .ｌ /ｌ　.ｌ./.ｌｌ　　　　　　　　やらない夫様が以前に案じていた家中を割る危険性だって
　　　ｌｌ　ｌ｀ｌ　｀''´　 ` ヽ/ｌ/　.ｌ/ .ｌｲｌ　.ｌ'　ｌｌ　　　　　　　　当主様達が抑えてくれるのですから、
　　　ｌｌ　ｌ‐丶､　　 ,,,,-‐‐‐-,,,　しｿレｌ ./　ｌ　　　　　　　　何の後顧の憂いもないと思いますけど……？
　　　ｌｌ　ｌ　入. （_ 　　　　_）,イ´　ｌｌ　　'
　　　 ' ｌ.├´/　ｌ｀`‐-,,,,-‐'´ﾉ　ヽ､ｌ.ｌ
　　　,,‐'"ｌｌ .ﾑ　　>､　｀><´　/　　〉 .ｌ/ヽ､
　ィ'､　　　　｀y´　ｌｲ　入/｀ヽ<　 '　/ ｀ｌ
　 .ｌ　ヽ　　くr‐‐､_ ｌｌ￣ｌﾉ　　　> 　ｌ　　ｌ
　 .ｌ　　ヽ　.／｀`‐-┤ｌ　 y　　／二二ｌ　　ｌ
　 .ｌ　　ヽ/　0　　　ハ　/　／Ｙ∞ ｌ3ｌ　　　ｌ
　 .ｌ　　　ｿ　0　　 /＼Ｙr '´ﾐ. ｌ ┼彡ｌ　　　ｌ
　　ｌ　r/´　　　　/ 　　ヽｌ　 └└┘イ　　　ｌ
5776： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:35:56 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　（●）（● ）　　 |　　　　　　　　　　　　いや、後顧の憂いっていうかさ……
　　　　　　　　　　　　　（__人___）　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　u　 |　　　　　　　　　　　　その場合、やる夫どうなんの？
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　、　　　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ,ー-　　　ﾄ､
　　　　　　　　　　_, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__　/ノﾄ、__
　　　__　,.　ー、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
　　　＼ r 、　_ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､
　　　　　}　}/　)　 V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　/:ゝ/ ./ __　 V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.＼
　　　　}:::::ゝソ　,Y　i::::::/::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. ＼

　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　.:.:/　　　　　__
　　　　　　　　　　　 {:.:{_　-‐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....,
　　　　　　　　　　　　　〉:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
　　　　　　　　　 ..:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′　　　　　　　　　えっ？
　　　　　　　　　 .′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |　ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ,
　　　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:} ⌒ iﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′
　　　　　　　　　 {:.:.{:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ:.}　　 }　}:.:.:.:.:.:.:.:.: |　　　　　　　　…………あっ！？
　　　　　　　　　 {:.:.{:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:. /　} 灯)心 }:.:.:.:｢　}:.:.:|
　　　　　　　　　 {:.:.{ﾟ，:.:.:.{∧:. /　　　 Vツ :}:.:.:.:|　ﾊ::.:|
　　　　　　　　　　､:{ |ﾟ，{＼　 ′　　　　 }:.:.:. レ:.:ﾊﾍ
　　　　　　　　　 l:.:ﾟ:{ ､　　 `　　_ 　　 } .:.: /:.:〈
　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.:＼　 ¨　　　　　}:.:.:/⌒
　　　　　　　　　 }ﾊ:.:.:.:{　　　　ｰr　　 }:.:/
　　　　　　　　　　　　　　 ,:.:.{　　　／{　／ :/　〉､
　　　　　　　　　　　　　　､:{　_,.イ　ノ｀ヽ　:.′"　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／斗　_¨ }::ｧ },/　　／￣＼
　　　　　　　　　　　　 ,　"　　　ニﾆ7＼　　　 /／￣　 }
　　　　　　　　　 /　　　　　＼_〉::::}〉　　/　　　／ .′
　　　　　　　　　　　 /　　ｧ==く__,ﾉ/}:: }　／　　／　 /
　　　　　　　　　　　　′ 　 .′　　 :}/　⌒/　　　　　　ｲ
　　　　　　　　　　 / 　　 ,:　　　　　　　 ′__　　　　 /
5777： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:36:35 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　／ / ,／
　　　　　　　 ,ｲ/〃 ,'　　　　　　　､＿,ト／
　　　　　　　　 /_ゝ7!　ｉ　　　　ｉ　ヽ　ヽ　､　　　　　　　……やらない夫様の就任を認めない家臣団には格好の神輿となりますね。
　　　　　　 / // テ7!＝＝=─r‐!|ヾ'´ ヽ　 ,　ヽ
　　　　　 / 〃　| | |!ｉ　　　　　　|ﾄ　i.　│　ｌ　　 i　　　　　それに、慣習法によって言えば正統性自体は向こうにあることになります。
　　　　　　　ｉ /! 　 iｌ !.||ﾄ　　　　　! 」」.」.　 !　 |　　 |
　　　　　　 |/ | 　 !ｌ |:||| i　　　　「 |｀寸ヽ.ｌ　 |　　 |　　　　　最悪の場合、やらない夫様が当主様を脅迫してその地位を奪おうとした等と
　　　　　　 !'　!　 | ｌ !:|ﾄ!ﾍ　　　!|ｨ'てｉト :Ｙ　にヽ|!　　　　　いう悪評を立てられる事にもなりかねない、と。
　　　　　　　　ｌ　 !　!|:ﾍﾍヽ. 　１||.├'　ｉ}!|　│ｉﾘ.!!
.　　　　　　 '.　|　ゞ､ﾄ､ヾ.､　ｌﾘ　ゞ-'　 !　 !'´ﾉﾉ!
.　　　　 ― 　ヾ|!　 |!　｀　｀ヽ′　　　　|　 !ｲ/　　　　　　……不幸な事故にあってもらうしかないわけですか。
　　　　　 -‐　　 i!　 !ト　　　r‐-､　　u ノ.!　| |!
　　　　　／　 l　ｌ|.|　丶、｀　´　,　'´　:|　| |ヽ
　　　　　　　　　　 !.　|!ｌｉ　　　丶-ク　　／!　!ｉ|　ｉ
　　　　　　　　　 l.　|ﾄ!　　　　 r'　i_ ／　│ |ﾘ /
　　　　　　　　　　 !.∥ｌ　　　ノﾀんﾍ　　 !　!'
　　　　　　　　　　　　ｌ│ ｌ　,.ィ´///| ﾄヾ､　 |,/

　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　 _ノ　ヽ､_ 　　＼　　　　　　　　　サラッとその発想に至れるのはやっぱ夜一さんの娘だわ。
　　　　　　　　　　　　　　（⌒）（⌒ ）　　 |
　　　　　　　　　　　　　　（__人___）　　 │　　　　　　　　で、まぁ半分とはいえ血が繋がった弟だし。
　　　　　　　　　　　　 '､'ーｰ´ 　 'J　|
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　　　　　そういうのは無しにしたいトコなんだよな。
　　　　　　　　　　　　ヽ　、　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　ｨヽ-ー　≦ノ7
　　　　　　　　　　_, ､- ― '´ﾍ:::::::::::::::::::::::::ﾄ、__
　　　　　　　　／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....　､
　　　　　　　丿;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ヽ､
　　　　　　 / ;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'､:::: !
　　　　　 /;;;;;:::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i:::::: |
　　　　　/ ;;;;;:::::::::::::: /;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::: |
5778： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:38:05 ID:E2ID8Nuc0: .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _______
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　＼,-、__　　　　　　　　かといって、やる夫が家督を継いでも俺の存在は邪魔だろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／_,ノ　｀⌒　ヽ.,__　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　(● ) （● ） ,.! ┴-'、　　　　　むしろ俺の方が不幸な事故に会いかねん、ならばもう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 (___人___）　〉-‐‐´　l　　　　　この家から出ないといけないんだが……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.|　　　　　　 u 〉--‐´　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　iヽｿ　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Λ　　　　　　∧｀;"　　 '、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,. ｨ仏 ___、___ ｨ_ノﾍヽ、 _,.‐ｰ、_
　　　　　　　　　　　　　　_,. -= '''　.:::::::}:::::::::::::::::::::::／::::::::>´..:::::::.. ヽ｀.､
　　　　　　　　　　　　ノ´ ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 :::::::::::::::...＼::ヽ
　　　　　　　　　　／ ...:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ::::::::::::::::::.. ヽ:}

　　　　　　　　　　　　／￣￣＼ｰ-､　＿ｒ‐- ､
　　　　　　　　　　　__ノ　ヽ､,_　　＼.　　 7;:::::::::＼__　　　　　　　　　普通なら成人してから家名剥奪からの支度金貰ってーのって
　　　　　　　　　　（●）（● ）　　 |　　〃:::::::::::::::::::｀ ''‐-､_　　　　感じで穏便に出て行けそうだけど、そう上手く運べそうに無いだろ。
　　　　　　　　　　（__人___）　　　　|‐≦ｲ::.::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
　　　　　　　　 |｀ ⌒´　　　　|　　└‐-､__::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　　　｀ヽ.::::::::::::::::::::::::::}　ならもう、同じ子爵家とかの三女とかそういう
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　.ｲ　　　　 __,. -＜丶､.:::::::::::::::::/　　家を継げなくて、格下に嫁がせるしかないような娘がいる所を
　　　　　　　　　　　__「ヽｰ'ーｰ"／7一＾V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｒ´　　探して売り込みかけるしかないか……
　　　　　_, ､ -― ''":::＼:::￣￣:::::/::::::::::::.､::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　/;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::.／
　　　丿;;;:::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::_ｒ'´
　　 i ;;;;;:::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::_､-'ﾞ´
　　/;;;;;::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!／
　　l ;;;;;::::::::::::::::::|;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l′
5779： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:39:31 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 -　‐
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　｀．
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　 .　　　　　　　　　……のどかが勧めてくれたような、気ままな傭兵家業ってのも
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　 i　　　　　　　　　ちょっと憧れてたんだけどなぁ。
　　　　　　　　　　　　 .'　　　　　 ,- ヽ-/
　　　　　　　　　　 ,'　　　 ,　　､●.ｿ
　　　　　　　　　　　ﾉ､　　　! 　γ 　 /　　　　　　　　　　　応援してくれてたのに悪いことしちまったな、のどか。
.　　　　　　　　　／:::::ヽ､　ﾍ.　ゝ__.ﾉ
　　　　　　　／::::::::::::::::ヾ ´､ｰ-'
　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::7j
.　　　　　　 /γ⌒::｀ヾ:::::::::::::::::::::∧
.　　　　　 ;/:::::::::::::::::,＼::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　 i:::::::::::::::::::::::::ﾘ::::::::::::::::::::ﾊ
.　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::ﾊ

　　　　　　　　　　　ｒ'ヾ
　　　　　　　　 /　　!
　　　　　　　　　　 l　　_,,..........---......,_
　　　　　　　　　 ,.ﾉ' ´:::::::::::::::::::::::::::::::::.` ､
　　　　　　　 ,.イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　.....:::::` ､　　　　　　　　　　　　　　いえ、その、お気になさらず……
　　　　　　／　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.　　　　 /:::::::::::..::::::::::::::::::::::::::::::l､:::::::::::::::::::::::::::`､
　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}‐ｔ､::::::::::::::::::::::::､'､　　　　　　　　　　（傭兵のような職であれば主人に最後まで
　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　ｷ'､::::::::::::::::::::}ヾ　　　　　　　　　　　奉公すると言う名目で付いていけるから、勧めたんだよね……
　　　 /オ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::レ'Tヽ､､|:::::|::::::::::iヾ
　　　/　{::::!l::::::::ﾄ:::::::､::ﾄ:::::::::::::::::! |‐'　| i!|:::::ﾄi:::::|i:l　!　　　　　　　　　　命のやり取りがあるからもっと安全で、かつやらない夫様が
.　　　　 |::| !:::::::|ヾ､::i'､i '、:::::::::ｿヽ__ﾉ ' |::::::l |::::||:|　　　　　　　　　　　独り立ちできるような職といえば商人があるけど、
.　　　　ヾ!.|::::::::|. |Lｷヾヽ:::/ｿ／／／ |::::::|.l:::| |!　　　　　　　　　　　家名剥奪された人が商売始めるのは違法だから……）
　　　　　　ヽ|:::::::l|／／／　ヾ　　　　　U ｵ:::::!.!::| |
.　　　　　　 {:::::::|:'､　　　　　,.. _ 　　　 ,<:!:::::|.ﾚ"
　　　　　　 |::::::|::{:::> ､　　 `‐ '　　／　`|::::||
　　　　　　　 |:|::::|i:ｒ'　　 ` t. ､ _　イ {　　 |::/
　　　　　　　| |:::|'　　　ｒ' ´>､　　, ｰヽ　|/
　　　　　　 | |/　　　/~　´　 `ヾ、　　'、!
　　　　　　　　 | |　　　 {　　　　　　 }、　/ヽ､
　　　　　　　　 , .　r::'::´::|　　　　　}/!ヾ‐:::::::::丶、
.　　　　　,r ' ´　　 }::::::::::::}　　　　 li;;;iヾ;ヽ、:::::::::::7　､
　　　　ﾊ　　　 }::::::::r‐' ､　　　ハ;;Vヾ;;ﾉ::::::::::::{　　 `ヽ､

※主に前の家名を使っての詐欺が横行した為のと、大抵上手くいかなくて借金漬けになる者が多かった為。
　　今ではバレたら即ギロチン。
5780： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:40:54 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　r=､､
　　　　　　　 '　　}}
　　　　　　　,　-──メ‐ -　､
　　　　／　　　　　　　　　丶ヽ
.　　　／'　　　　　　　　　　　ヽ丶　　　　　　　　　（それより、やらない夫様が他家に婿入りする事になったら……
　　　//i　〃　,ｲ　　　　i　　､　､丶
　　 // ｌ　 i / /!| i　　　 | .|ｌヽヽ　i　 ',　　　　　　　　きっと私、付いて行く事は出来ないよね。
　　ｲ　|　 |ﾉ勹「 ! 　　l　||　! i.　|! i !　　　　　　　　嫁入りだったら、付き人がお嫁さんについて行く事はよくあることだけど
　　　!　!　 !.! !ri=H　　　ｌ　||　! |! ∥|　　　　　　　　婿入りだとそうも言ってられないし……性別の違う付き人って、
　　 |　|　 kﾚヒﾊ.'､　 '| / ! l i |　!!i|　　　　　　　　つまりはそういう関係だって思われちゃうから、向こうのお嫁さんが面白くなくなりそうで）
　　　ヾｉ!　j､　ゝﾆ'　ヽ/ ﾚ　レ ! ! ∥!
　　　　!|　|L､ """　　　""u　 |ﾉ　|!
　　　　ｌ　ﾙヘ　　　r‐っ　／､|　|
　　　　 | 　! ／i ヽ､＿, .ィ´ヽ　|　!　　ｷｽｽﾗｻﾚﾃﾅｲｹﾄﾞ
　　　　ﾄ.　!f.　 ! 丶　　／ｉ　i丶'、
　　　／!ヾ ||　　ｌ　 ,ヽr' 　 !　│/　ヽ
　　/ ヽ　ヾ　　∨ 〉ト丶/　　ﾚ　 /　ヽ
　 /　　ヽ　 |　　/_/ｉ |ﾍヾ､〉　ｌ　 ,'　　 i

※してないとは言ってない

　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,,..　　　..,,}L
　　　　　　　　　　　 ,　 ¨　　　　　　ﾟ　　，　　　　　　　　　　（でもでも、私にはやらない夫様しかいないし、
　　　　　　　　　 ‰　　　　　　　　　　　　　ﾟ :,　　　　　　　　　　そもそも異性の付き人やってるから回りからの評価は
　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　 ′　　　　　　　　　もうお手つきなわけで嫁入り先が……
　　　　　　　　　　　′　　　　　　　　　　 }　 }　　 ,
　　　　　　　　 φ　 {　　　　　　　　 }　 }　　 ′　　　　　　　えーと、えーと！
　　　　　　　 {: 　 {　　　　　　　　 }　 }　　}ﾊ　　　　　　　　だ、打開策は……！）
　　　　　　　　　　 { 　　 :| |　ｌ　　　　　 }⌒}　　} j
　　　　　　　　　 ,　　　　 :| |　ｌ　 l　 }　 }　ﾊ:}　ﾊ
　　　　　　　　　　′ {　{ 　 :| |　| 　 l　 }　 }〈　 }/　　　　　　　　　や、やらない夫様……！
　　　　　　　　　　　､:{　{　_ ｣Ｌｌ [ _ｊ　 }＼} ｝　}
　　　　　　　　　　＼{⌒:卩＼／⌒i.｡　ﾟ｝　}
　　　　　　　　　　　　　　｝: /￣　　￣｀ヽ　 :｝　}
　　　　　　　　　　　　　　｝/_　-‐…‐-　_ ＼｝　}
　　　　　　　　　　　　，≦　　　　　　　　　 ≧ ，}
　　　　　　，≦　{　　　　　　　　　　 }　≧ ，
5781： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:41:49 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　({　ｌ:!
　　　　　　　　,r ':::二｀`:::::::::::￢‐ `、ｌj
　　　　　／ ',ﾌ´::::;:::::::::::::::::::::::::::::::メ、
　　　　／7'y'::::::／:::::::,::::::::::::::::::::::::::ヽ丶　　　　　　　　　　　　　　やる夫様を教育いたしましょう！！
.　　　,ｲ7,':::/::::::,'::::::/:/:::::::;::::::::::::::i:::::､::i:::iヽ
　　　/,',';'::::j::::::::ｌ:::::/:/::::::,ｨ::i::::::::::､:|!::::ｌ:::ｌ:::i:ﾄ
　　 ,' .i::':::::i|!::::::|:::::ｌj::::::::/,':::i::::::::::j!:|.!:::ｌ:::i:::::ﾄ.:i　　　　　　　　　　　やる夫様を子爵家に相応しい人物にして、
　　,!　!:;:::::ｲﾄ;;;;;ｌ:::::i'::::／ｌ:::ｌ:::::::::/!:!　!::!::ﾄ::::ｌｌ!　　　　　　　　　　　その恩という形で穏便にやらない夫様の出立を見送ってもらう！
　　　 !!::::|ｌ:!ﾐ爿::::|／`‐､|::i!::::::.,'.ﾘ‐'´ﾘ::::|ﾄ'::|
　　　　!ｌ:::|∥!,!.|:::::|　　 _ |:!|:::::/, '_.、ｲ::::!　i:!　　　　　　　　　　　　これがよろしいかと思います！
　　　　　 ` ! ヽ,!:::::!｡r ´ ｀　!:/,　´　`ji!::::|　∥
　　　　　　　__.ﾝ!:::i """　, ---ｭ"" ,.' !::::!　 !
　　 /￣￣ ',　 i::::ﾄ＼　〔　　ｿ ,ィ=‐,|:::ｌ
　　,.ヘ、　　 i　ｌ:::| ヽ丶､__,　'　 !　 j::::!
　　!　　＼　 !　ｌ:::| .,ヶ,く . !　　 |!　/|:,'i
　　ｌ　　　ヽﾍｌ　ヾ|ク:::rﾄﾐ」　　∥/ .j! ,'

　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　（●）（● ）　　 |　　　　　　　……ｍｊｄ？
　　　　　　　　　　　　　（__人___）　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　u　 |　　　　　　　いや、そんな事せずとも婿入り先を探すほうが……
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　、　　　,ｲ　　　　　　　妾腹だから、慣習法的には向こうから要請してきたら
　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ,ー-　　　ﾄ､　　　　　　　断れないもんだし。
　　　　　　　　　　_, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__　/ノﾄ、__
　　　__　,.　ー、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
　　　＼ r 、　_ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､
　　　　　}　}/　)　 V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　/:ゝ/ ./ __　 V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.＼
　　　　}:::::ゝソ　,Y　i::::::/::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. ＼
5782： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:42:45 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,r=､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃　ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　‐┴'──- ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.:＜ﾍ.＿＿＿,　-='´ 丶　　　　　　　　　現状、やらない夫様を次期当主にするように当主様が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ'´　　　　　　　　　　　､ヽヽ　　　　　　　動かれる以上はそのような要請自体を通させないように
　　　　　　　　　　　　　　　　　// /　,　 ,　 , 　　ヽ､　ヽヽ丶丶　　　　　　するかと思われます！
　　　　　　　　　　　　　　　// /　/　,i ,.ｲ　　　　i ﾄ.　|!　i　ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　,'/|. !　.|　ﾊﾒ!」　　　　|!| i. ,ｨ!　ｌ　ﾄ　!
　　　　　　　　　　　　　　　〃! ! |　 |　ﾚ!￢､　　　 jﾘ∠ﾘ l　l 　|i !|　　　　「我侭お嬢様のおかげで家督教育がすんでいない者を
　　　　　　　　　　　　　　　!| 　| ｌ　 | f　　　 ∨ 　〃　　ヽ＿」|　　　　　　当主に据えなければいけない、
　　　　　　　　　　　　　　　 !　 ! と.￣,､　　 ,ハ /ﾊ　　 ,. ´ ‐=ィ　　　　　　すまないが、しばらくは家にかかりきりになるだろう」
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾt‐'7ｌ　`ーr──‐┐￣｀7丶_ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　ｌ|ｉド　　ｉ　　　　ｌ　　／ﾄ|　|　　　　　　　この程度でも貴族院から発言すれば
　　　　　　　　　　　　　　　　　∧'!　|!厂｀ｉヾ､　　丿イ ‐ｉ-| !　!　　　　　　　婿取りの話題等を振ることすら失礼となりますから！
　　　　　　　　　　　　　　　　/　ヾ　ｌヾ　 !_ゝ二二´　!.　|.ﾉ | ∧
　　　　　　　　　　　　　　 /　　 i !.|　　〃「ｉT ||ヽﾊ.／/│!　',
　　　　　　　　　　　　/　　　ム'!　　'/|!| .|.|. !ﾄ. ｌ　ｉ'　ﾚ　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　/　　_,＞　　,','.∥　 ! |.! i ｌ　て_! 　　ヽ
　　　　　　　　　　　　ヾ‐- ､　ヽ　　 ' '　|!|∥! |.| 　i　　（_　　　　ｉ
5783： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:44:15 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　 r＝､
　　　　　　　　　{{　　 ! ......... _
　　　　　　　　 ,ゝ-:'´::::::::::::::::::丶､
　　　　　　　ｲ:::::,ｨ:;::::::::::::::::::::､:::::＼　　　　　　それに、不幸な事故が起きる時期だって分かりません。
.　　　　　　/,.ゝｉ::ｌ:i:ｌ::::::::::::::丶...ヽ::::ｉﾊ
　　　　　　//,'::::!::|:|:!::::::::ｉﾄ:::::::ヽ::::!:::ｉ:!i　　　　　今の様に奔放なやる夫様が続くようであれば早くて一年以内にでも
　　　　　 ,'ｲ::i::::!|::!:!:i:::::::::ｌ!:|ヾi:トｉ:::ｌ:::!::i:!　　　　　事故がおきてしまうことだってありえるんです！
　　　　 |! |:i|:::|:!:|」;=､::::::|ｌ!ィ=:!､!:::ﾄ:|:::||
　　　　 !　!ｌ|:::ｉ:ｌｲトぃヽ::j ! !' :ﾘ !: :i !::/!　　　　そうなってしまえば、唯一の嫡男となるやらない夫様が子爵家を出て行くことは
　　　　　　i|`!:|:|i `ｰ'　｀`　｀´u|::::|'ﾚ　　　　　不可能となります。
. 　　　　　　|::ｌ:!ゝ　　-- 　／|::::|
　　　　　　 !::::ﾚ' 　丶,　／ノ|::::|　　　　　　それを防ぐ為にも、やる夫様に起って貰う事は重要となるかと！
　　　 | ｉ　　　!ｌ:::!　　 , ｨ｀ﾄ／　 !:::ト､
　　　／! !　　　| !::ｉイ´　!,´7:ヽ._,ィ:::! 冫､
　　　丶つ　 r' ユ:ﾄ! ィ::／|::_r‐ ､ヾ!/ ／丶
　　　：　　{　　 ´ゝ、,':i' ｌ:ｉ､ヽ　　jﾚ　　ｉ
　　　　　　　ﾑ　　 ,'〃 !.|:ﾄ　　　ｲ　　　 |
　　　　　　　'/　　/ 　　ヾ‐ ヽ　　ヽ　　　ｌ
　　　　　〃　　 /　　　　!.　　＼　　丶　 |

　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　 _,ノ　ヽ､,_　　＼
　　　　　　　　　（●）（● ）　　 |　　　　　　　やる夫の首が飛ぶことになっても、それは俺が就任する前後だと
　　　　　　　　　（__人___）　　　 |　　　　　　　思うんだが……
　　　　　　　　　　'､｀⌒ ´　　u　 |
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　　　しかし、親父の意思が固まっていると考えたらむしろ早いほうが
　　　　　　　　　　ヽ　、　　　ｲ　　　　　　　家臣団の説得は容易なのか。
　　　　　　　　　　　ｨヽ-ー　≦ノ7
　　　　_, ､ -― ''"....:::::::::::::::::::::::::::ﾄ、
　　　/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::........--、
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　 r :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀,::::i
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/.:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V
5784： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:44:46 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ´ ￣￣｀、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　ヽ　　　　　　　……いや、そうか。
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　_,ノ_ ｀ヽ-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　(√丶丶´v　〉　　　　　　もうどちらにしても、俺かやる夫の命は既に天秤に乗せられているんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　U 　 {　)　　　　　j
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ､　　　 V　　　　/　　　　　　　だったら、その天秤を釣り合うようにしなければいけねぇって事なんだな。
　　　　　　　　　　　　　 ,／(:::ヽ.ヽ　　 {　　　　 r
　　　　　　_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r　／⌒ヽﾆ‐-、
　　　　　/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣　'.,:::::
　　　　丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(　:::::::::::::::... '.,::: |
　　　r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::.. '.,::i
　　/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::. '.,
　 / ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::::. '.,

　　　　 ,. -- '´::'::::::::::::｀`ヽヽ
　　　 /::::::::,::::::::::::､::::::::::､:ﾍヽ丶
　　, 7:::::i::/::!:::::::::::ト､i､:::::i:::i::::',::丶　　　　　　　　　　　　　　では……！
　 ,' ｌ:::::!:i:'::::ハ::::::::ﾄ, ,ｨ-ミi:::iヽ!::､::＼
　 ! !::!::|::ﾄ::,'ラ‐､:::::ﾐ,' ﾋ_;}.'ｌ:::!,'ﾍ::ヽ::::ヽ
　　ヽﾄ|!i:ﾄi::トﾄ'::jﾄ丶! 　　 i:::{'　｀` ｀ヾ、
　　　　｀ｌ!:::::Ｙ､　/}ン　　,ｲi:::!
　　　　　ｌ !:::h ﾝ r- 7.／/　!:!}‐-.､
　　　　　!ﾍ!|/ '´ '´二k'、　l:!　　 |ヽ
　　　　　　｀ /　　,'´ i! ﾄ,ヽ. i!　　ｌ　　,丶
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.　　　　　,'|　 .ﾄ､! `ヶ└/　　　　ｌ'´　　│
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　　　　　/ i　　ｌｌ　　　ヾ　　　 / 　　　 !
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　　　　　ヽ!　　 !」　i　　　ヽｹ　　/ヽ　!
5785： ◆AK6hJHB6Vw：2014/01/14(火) 13:45:30 ID:E2ID8Nuc0: 　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　 ⌒´ ヽ､,＿　＼
　　　　　　　　　　　　　　　（●).（● )　　　 |　　　　　　　　　　　　――今からやる夫の所に行くぞ。
　　　　　　　　　　　　　　（__人___）　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　 '､｀ ⌒´ 　　　|　　　　　　　　　　　　あいつだって、自分の命がかかっているんだ。
　　　　　　　　　　　　　-ｰー|　　　　　　　ﾄ､______　　　　　　　　　死ぬ気でものにするだろうよ。
　　　　　　　　　　　 / .::::::、::|　　　　　　 /:::ﾉ:::::::::.｀' ｰ-
　　　　　　　　　　　l :::::::::::::::::ヽ__､____,.　"／::::::::::::::::::::::::..　ヽ
　　　　　　　　　　」 ::::::::l:::: ::::::「､:::::::::::::／ ::::::::::::::::::::::::::::::::.. '､　　　それに、できる夫兄さんと俺に出来てあいつに出来ないという事は
　　　　　　　　　　l ::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::. '､　　　ないだろね常識的に考えて。
　　　　　　　　　 / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　 / .::::::ｰ-ミﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::|
　　　　　　　 / .::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::／ ||
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　　　　　　 / .:::::::::::::::::::/'　　　　 `‐-､::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::: |:|
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