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迷宮と女冒険者IF 3

1名も無き冒険者:2021/08/28(土) 02:12:35 ID:YiA.8Qo.
このスレは、あの時こうなっていたらなどのifや既存のロールのもしもを描くスレです。

144第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/11(火) 22:52:14 ID:7Uq6mRFw
>>142-143
クリエムヒルト 体力11/13+5(1/+3) 精神力7/12+5(0/+3) 魔力31/30+10(0/+1+2) 人間 状態:淫気汚染(5)38 媚薬:11
快楽値:92/100(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度5 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+3
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ゴブリンB:4 淫界転移石→床
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜強化+大剣で追撃:3+1=4〜(ST+5 快楽-4 ;補正+1)

自らの吸血鬼としての姿に変じたクリム。
妖艶さの増したその身体は凄まじい身体能力を有しており、ゴブリンを一気に遠くへと突き飛ばす。
しかしその際、ペニスが抜けていき……性感帯となっている口には強い快感が生まれる。
けれどもクリムはそれに必死に耐える。
そして怒りとそれの発生要因であるゴブリンへの殺意で、快感を抑え込み、クリムは立ち上がる。
さらに唇の痛みが少しだけ快感を減らしていく……

・自然回復:△「魔力」+1(32)
・唇の痛み:▼「快楽値」-5(87)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(92)「淫気量」-1(37)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(93)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

そして怒りに任せ立ち上がるクリム。
豊満な身体がきついシスター服に締め付けられ、食い込みながら立ち上がる姿は凄まじい色気を放っている。
だがピンクのガスとゴブリンは壁まで吹き飛ばされたことでその姿を見るものはない。
しかしクリム本人は怒りによって自分の身体がさらにいやらしく彩られていることに気がついていなかった。
元より汗かきで愛液を流しやすく、乳首の勃起しやすいクリム。
その一部は自覚していないものもあったが、それが吸血鬼化の影響でさらに大きくなっていた。
汗が…愛液がどんどん絶頂を堪える身体から流されていく。
体内の淫気の影響もそれに拍車をかけていく。
しかしクリムがそのことを自覚するのはあとのことであろう……

そんな自分の姿のことなど気が付かぬクリム。
一気に魔力を回し、強化の術と武器の作成を行う。

まずはブラッドウェポン。
主に自分の血を媒介として武器を作る血の術だ。
素早く作り上げたそれは真紅の大剣。
そして作成と同時にこれまた血を媒介として武器を強化するブラッドエンチャントをその大剣に施す。
赤い血のオーラをまとった大剣はその真紅の色をさらに濃くする。
それはクリムの殺意の具現のようだ。

そしてそれだけではない。
さらにスカーレットオーラによる強化を図る。
前回の戦いでは失敗といっていい結果であったが、今回は違う。
血流にのって全身に魔力が流れ、ただでさえ強化された吸血鬼の身体能力が強化される。
赤いオーラは彼女の怒りの具現か……

・ブラッドウェポン、ブラッドエンチャント、スカーレットオーラ:▽「魔力」-6(26)

そして強化を終えたクリムは素早く奥へと飛びかかる。
凄まじい身体能力は、床に穴を開け、一瞬にして部屋の奥までクリムを飛ばす。
そして未だ衝撃から回復せぬゴブリンを、その圧倒的な威力の腕力と剣で、脳天から切り裂く!

だが、いくら怒りにまかせても、クリムは淫気から…快楽から逃げられない。
激しい動きは食い込むシスター服をその動きで強く食い込ませる。
発情の魔法陣が消えたとは言え性感帯化はまだ健在だ。
そして淫気に犯された身体は敏感なのだ。

さらにこの淫気。
もう部屋全域に充満している煙は室内の淫気濃度を増加させており、それがクリムを蝕む。
しかも、激しい動きでクリムはそれを吸ってしまい、薄氷の上で耐えていたような状態の身体は激しい動きをきっかけとして一気に絶頂へと崩れていく。
丁度剣を振り下ろしたとき、そのときにクリムは限界を越えてしまい、その豊満な身体を激しく絶頂させてしまう。

・<K>激しい動き!:▲「快楽値」+5(98)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+10(108)「淫気量」+5(42)「媚薬値」+1(11)
 →全身感度さらに+1
 →強制絶頂!!

クリムの一撃はそのまま脳天からゴブリンを叩き割り、その息の根を止めた。
だがクリムはそのことを確認する余力はないかもしれない。
ただゴブリンの凄惨な亡骸の前で激しく絶頂するのみだ……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ちょこっと減ったけれども、まあ攻撃の動きと淫気で強制絶頂】
【攻撃動作でイく感じですかね】
【まあ、それも合わさって、威力が上がってもいいかもしれない】
【そして吸血鬼化の影響でPSの効果も増加中】
【もう汗も愛液もぶしゃぶしゃで、乳首もカチカチ、そこで強制絶頂……】
【クリムちゃんの受難はまだまだ続くみたいですねぇ】

145クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/16(日) 00:47:06 ID:oV849Y6Y
>>144

・自然回復:△「魔力」+1(32)
・唇の痛み:▼「快楽値」-5(87)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(92)「淫気量」-1(37)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(93)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

『ふーっ!!❤ ふーっ!!❤ ふーっ!!❤』

吸血鬼として覚醒したクリムの犬歯は、吸血鬼らしく鋭く尖っている
正しく牙と言った様相の鋭い犬歯が、瑞々しい唇を痛々しく突き破り、真っ赤な血が滲むように溢れ、口の端から零れていく
闇の中でなお映える銀の髪、雪のように白い肌、唇から零れる鮮血
更に言えば、漫画やゲームの世界から飛び出してきたかのような凄まじいスタイル、長い手足、完璧な肢体の持ち主が蠱惑的なシスター服に身を包んでいるのだ
あまりにも豊満な乳房はシスター服をミチミチと張り詰めさせ、スリットから覗く太腿やスカートを押し上げるお尻は魅力的に過ぎて……
魔性の女……そんな言葉を体現するクリムの人間離れした美しさが霞むほどに、見開かれた激情に染まる真紅の瞳は、烈火のごとき怒りに燃えていた
後先考えない全力稼働、膨大な魔力をただ一つ、ゴブリンを殺すという漆黒の殺意の元で収束させる
クリムの血に宿る魔力を媒介に形成されたのは、クリムの身の丈を超える程度はあろうかという大剣だった
形状としてはツヴァイハンダーが最も近く、全長で180cmにも及ぶ大型武器だ
全長の1/3程度が柄として扱われる巨大で、重さと長さでもって複数の敵を叩き切る重武器を、クリムは荒い息と共に肩に担ぐようにして構える
右手で鍔の根元を、左手で柄尻を掴むようにして、刀身の根元の刃の無い部分を肩に担ぐようにして抱えていた
そこに流し込まれる追加の魔力が武器を強化する術式、ブラッドエンチャントとして発動する
真紅の刀身をより妖しく輝かせ、オーラさえ見えるような気配を放ちながら、大剣が凶悪さを増していく
ダメ押しとばかりにクリムの全身に流された魔力が、内から噴き出るようにして身体能力を強化する
暴力的な意思が、漆黒に染まった殺意が、悍ましい程の魔力となってクリムの銀髪やスカートを靡かせ、吹き荒れている……

・ブラッドウェポン、ブラッドエンチャント、スカーレットオーラ:▽「魔力」-6(26)

『すぅ……………………っああああああああああああああああぁ――――――――!!!!!』

裂帛の咆哮が響くのと同時に、床が爆発した――そう錯覚するほどの爆音を響かせて、クリムは全力でゴブリンが吹き飛んだ方角へ踏み込んだ
傍から見ている者がいれば、クリムの姿が消えたとしか認識できないであろう刹那の時間でトップスピードへ
床を陥没させながらたったの二歩でゴブリンの眼前に到達、前進のエネルギーを身を丸めるようにして大剣を振り下ろす力へ変換する
怒りに暴走しているような状況であろうとも、クリムが身体に刻み込んできた鍛錬の成果は嘘をつかない
繊細な技術までは使えなくとも、基礎の技術程度ならば怒り狂いながらでさえ振るってみせることが出来るのだ
大剣の重さ、爆発的な踏み込み、強化された身体能力と柔軟な全身のバネを活かした、絶対的な死を告げる暴力の集大成たる振り下ろしの一撃
ゴブリンにそれを認識できたのかどうか……未だに倒れ込んでいるゴブリンを頭頂から股座へ、押し潰すように大剣が両断し、床を粉砕しながら叩きつけられる
舞い上がる粉塵、飛び散る真っ白な鮮血と肉片、大剣を通じてクリムの全身に跳ね返ってくる衝撃
それは張り詰めていたクリムの殺意と怒りの糸を、ぷつりと途切れさせてしまう
――ただでさえ限界ギリギリで抑え込まれていたクリムを襲う快楽の嵐は、その瞬間に決壊した
成長した肢体を締め付けるシスター服の食い込みは、全身を性感帯化されている状況では全身で愛撫を受けているに等しい
乳房が締め付けられ、腕が圧迫され、背中やお腹の部分のシスター服がピチピチに張り詰めている
尻たぶを割り開いて食い込むTバックショーツは全力の踏み込みでますます食い込み、姫割れや尻穴さえも抉らんばかりに深く食い込んでいた
更に言えば、狭い室内を満たす濃密な淫気を全力の運動のために、何も考えず全力で吸い込んでしまっている
肺を侵し、血流に乗って全身に流れ、クリムの内側から身体を快楽に侵す莫大な淫気
クリムの身体を外から締め付け、性感帯化された肢体をギチギチに締め付けるシスター服の愛撫
内から外から責め立てられたクリムの、絶頂を後回しにして目を背けていた快楽の果て……絶頂が、張り詰めた心を緩ませた瞬間に襲い掛かり……

146クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/16(日) 00:47:17 ID:oV849Y6Y
>>145

・<K>激しい動き!:▲「快楽値」+5(98)
・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+10(108)「淫気量」+5(42)「媚薬値」+1(11)
 →全身感度さらに+1
 →強制絶頂!! 初期快楽値30 快楽Lv1

『あ"♥♥♥♥♥ あ"♥♥♥♥ あ"♥♥♥ あ"♥♥♥ あ"―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!?❤❤❤❤❤❤❤❤』

濁音交じりの快楽に打ちのめされた雌の鳴き声が、狭い室内に響き渡る
床に突き立てられた大剣の柄に縋り付くように、必死に両手を絡めているクリムの全身が、ビクンビクンと艶めかしく跳ねた
ガクガクと情けなく震える膝が内股を擦り合わせるようにくっつき、へっぴり腰のようにむっちりとした尻が後ろに突き出される
神に懺悔するかのように天を仰いだクリムの頬を、ボロボロと零れ落ちた涙が伝う
口の端からは血が混じった涎が垂れ落ち、噴き出た汗が激しい絶頂に震える肢体をより蠱惑的に彩っている
お漏らししたかと思う程の多量の潮がショーツを突き抜け、スカートの裏地をびちゃびちゃに濡らしながら床に水溜まりを作っていく
呼吸すらままならない激しすぎる絶頂に晒され、快楽以外の全てを知覚できない状況に追いやられながら……
大剣に縋り付くように情けない姿を晒すクリムは、思考を蕩かせる快楽に揺蕩っているのだった……


行動選択
絶頂の余韻が収まるまで大剣を支えにして立ち尽くす
余韻が過ぎたらへたり込み、両手で唇を覆って泣き崩れる

思考
強烈な快楽で何も考えられない
余韻が落ち着いて来たら唇を犯されたことを思い出し、絶望する
もう二度と取り返せないものを奪われてしまったと青褪め、悲嘆にくれる

体勢
床に突き立てた大剣に縋り付くように両手を絡め、それを支えに立っている
膝をガクガクと震わせ、へっぴり腰で何とか立ち尽くしている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:6


【おまたせしたのじゃ】
【これがクリムちゃんの物理系最大火力かのう……正しく暴風の如き破壊的な一撃】
【とはいえ緊張の糸が途切れればそのまま泣き崩れる乙女メンタル】
【このまま暫く、淫気も気にする余裕も無く絶望&悲嘆タイムかのう】

147第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/16(日) 01:32:32 ID:c1bltVAs
>>145-146
クリエムヒルト 体力9/13+5(0/+3) 精神力6/12+5(0/+3) 魔力26/30+10(0/+1+2) 人間 状態:淫気汚染(5)42 媚薬:11
快楽値:30/100(快楽LV4) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>無し
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度5 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+4
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      淫界転移石→床
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜泣き崩れ落ちる:6+1=7〜(ST+3 快楽-1 余韻-3 ;補正+1)

怒りの一撃でゴブリンを倒したクリム。
しかし身体は限界を迎え、クリムは激しく絶頂してしまう。
吸血鬼化の影響で流れる体液の量も多くなり、汗、愛液、潮、涙、唾液……
それらを垂れ流しながら、クリムは作った大剣を支えに絶頂余韻に浸るのであった……

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+10(40)「淫気量」-2(40)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+4(44)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気媚薬ガス吸引:▲「快楽値」+7(51)「淫気量」+4(44)「媚薬値」+1(10)

剣を支えに立ち尽くすクリム。
そんな時間がわずかに流れるが、それも余韻が引き出すとすぐに終わる。
心の方に限界を迎えたクリムはそのまま力なく崩れ落ちてしまったのだ。
剣はそのまま床に転がり、強化術もすべてが消え失せる。
そんなことに気がつく余裕もなく、クリムは両手で口を覆い泣き崩れてしまう。
幸いなことにここは異空間であり、密室。
淫魔は全て死に絶え、濃厚な淫気ガスと淫猥な呪術を除き、クリムしか存在しない。
淫魔に弱まった姿を見られることなく、クリムは異界の密室で泣き崩れるのであった……

・<K>心が限界:▽「精神」-5(1)

密室で泣きじゃくるクリム。
奪われてしまった唇。
しかもそれを奪ったのは邪悪な淫魔の…しかも淫靡なペニス。
そんなものに大切な唇を奪われてしまったのだ。
そんなクリムの心境は如何なものなのか……

だが、周囲に漂う淫気はクリムを休ませてはくれない。
精神がある意味崩壊してしまっているクリムは、当然呼吸の抑制などできず、淫気ガスをどんどん吸ってしまう。
体内の淫気も身体を疼かせ、時間が経つたびに、呼吸をするたびに……どんどん疼きは大きくなっていく。
無論その身体の感度もだ。
性感帯化の魔法陣は健在であり、全身性感帯なのは変わらず、その上で感度が増していく。
悲痛な鳴き声はどんどん淫靡なものが無意識に混ざり始めていく。
大切なものを失った吸血鬼乙女は、感傷に浸ることすら許されないのだ。

・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+”2d4〜10”(高いほど復帰までの時間がかかり、淫気を吸ってしまう)
 →ダイスの値分、淫気量増加、ダイスの半分の値、媚薬値増加

そんな中、なんとか復帰したクリム。
しかし、その身体は部屋に漂う濃厚淫気に犯されている。
密室ということもあり、あの煙玉から出たガスは室内に充満しているのだ。
それでも室内全体に広がったことで少し見えやすくはなっている。
すぐ目の前には破壊された魔法陣。
側面の壁にはいまだ邪悪な魔力を発する魔法陣が残っている。
そして部屋の中央には小さな宝石が転がっている。
これからも魔力は感じられるだろう。
そして、ゴブリンの死体はもう消えており、クリムの復帰あたりで、最後に倒したゴブリンの身体がまるで灰になるかのように崩壊し、消して飛んでいた。

・回復!:△「体力」+3(12) △「精神」+10(11) △「魔力」+2(28)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【色々と悲惨な泣き崩れるシーンではあるのですが、淫気君は空気を読まない】
【泣きながらもどんどん吸っているので、妙な色っぽさがでてきそう】
【そして復帰したころには、もう何回目か分からぬ出来上がった自分の身体が!】
【なお復帰のあたりで、目の前でゴブリンの身体がサラサラサラと崩れていく感じです】

148クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/18(火) 23:41:46 ID:uEbR.zaw
>>147

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+10(40)「淫気量」-2(40)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+4(44)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気媚薬ガス吸引:▲「快楽値」+7(51)「淫気量」+4(44)「媚薬値」+1(10)

『っ、ぅ、んっ…❤❤ っ…!❤❤❤ っぁ、んっ…!❤❤❤ …は、は……ぁ…………ぁ………………っ❤❤』

剣に縋り付き、甘い余韻に朦朧と揺蕩うクリムの意識は……しかし、さほど間を置かず余韻が引いたことで直ぐに正気に戻っていく
絶頂に震え脱力した身体、汗でぐっしょりと濡れたシスター服、甘い疼きを発する乳首や秘裂、べちゃべちゃに濡れて気持ち悪い感触を伝える下着
身体の内側からくすぶり続ける官能の火種が、ジリジリと果てたはずの身体をまたしても昂らせつつあった
けれどそれらが一切気にならないほどに、クリムは込み上げる感情の波に呑まれていた

『そう、ですの、ね……もう、わたくしの、唇…は…………初めて、なのに……わたくしは…………ぐすっ』

力無く震える右手を動かして、そっと指先で唇を撫でる
柔らかく、張りもあり、健康的なピンク色の唇……まして今は吸血鬼化し、容姿も絶世の美女と呼べる姿へ変わっているのだ
クリムにとって亡き母とよく似たこの姿は、大好きな母の血が自分に流れている証明であり、誇りなのである
何れ誰かと恋をして、絆を紡ぎ、身体を捧げる……年頃の少女ならば誰もが思い描く理想を、クリムも当然夢想することもあった
しかし、その為の一歩は――永遠に失われてしまったのだ
脳裏を過ぎる醜悪な雑魚妖魔――ゴブリン――の姿
悍ましい股間の肉棒、それが眼前に迫り恐怖が込み上げ……容易く唇を押し開き、口内を蹂躙される
身体の一部とは思えない熱さ、生身とは思えない硬さ、汚らしいそれに喉の奥まで犯されて吐き気を催してしまっている
それなのに、あの瞬間にクリムが感じていたのは……紛れもない快感だった
舌を押し退けられ、血管が浮いた肉の棒に擦り付けられるのが痺れるほどに気持ち良かった
息が出来ないくらい深くペニスを突き入れられ、ゴブリンの股間に顔を埋めた無様で屈辱的な体勢で……けれど、気持ち良かった
――子供の頃に夢見た、愛しい誰かとの幸せな気持ちになれる甘い口付け
そんな秘められた乙女の願望が、醜悪なゴブリンの口腔レイプに上書きされてしまう
指先に触れる唇の感触は、普段と何ら変わりない
しかしクリムは其処に悍ましさを感じてしまう、気持ち悪いと感じてしまう、決して消えない苦痛を感じてしまうのだ

『っ、ぐすっ、うぁ、あ、あぁぁ……! わた、くしは……あぁぁ……ひっく、うぁっ、ぐすっ、っ……!』

剣に縋り付く指から、力が抜ける
辛うじて保っていた支えが無くなり、ガクガクと震える膝は容易く決壊し、クリムはぺたんとへたり込んでしまう
真紅の剣が硬質な音を立てて床に転がり、身に纏う赤いオーラが霧散した
ボロボロと涙が溢れ、嗚咽が込み上げ止まらない
両手で唇を覆い、収まらない悲しみにしゃくりを上げる
顔を伏せ、涙がぼたぼたと太腿を、床を、胸を濡らして行く
妖艶な美女、吸血鬼化したクリムはそうとしか言えないほどに大人びた美貌を誇る
けれど今この場に居るクリムを見て、そう思えるものはいないだろう
それほどに頼りなく、罅割れ、砕け、心折れた幼い少女の如き有様のクリムがそこに居た
背を丸め、何度も何度も肩を震わせ、嗚咽を上げ、涙の粒が零れ落ちる
子供のように泣きじゃくるクリムは、何もかも忘れて悲しみに暮れる事しか出来ないでいた……

・<K>心が限界:▽「精神」-5(1)


……
………

149クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/18(火) 23:41:58 ID:uEbR.zaw
>>148

しかし、状況はクリムが悲しみに浸るだけの余裕を与えてくれない
何も無ければ最悪、泣き疲れて眠ってしまう程に泣きじゃくってしまうクリムだったが……
そんな状況でも、室内を満たす淫気はクリムの体内へ呼吸と共に取り込まれ続けている
疼く身体は悲しみに追いやられ、蓋をされていたのだが……それも膨れ上がり続ける淫靡な熱を何時までも止めておけるものではない
早まる鼓動、乱れる呼吸、火照る身体、性感帯は甘く疼き、衣擦れの感触さえ心地良い
見る見るうちに溜まり続ける官能の雫は、クリムという器からまたしても溢れ出そうなほどに溜まっていて……

『っ、は…ぁ……❤ ん、っく、ぅ……❤ ぐすっ、うぁ、あ……っっ♥♥ すんっ、ぁ…ふぅ…❤ ふぅ……っ❤』

悲しみの嗚咽は、淫らに濡れた声に変わっていく
身動ぎする度に走る快感がただ伏せる事さえ許さず、込み上げるような熱い疼きが涙を引っ込ませてしまう
悲しみは深く心に刻まれ、未だに鮮血を流し続けているが……身体の変化はそれに浸り続けることを許さない
とくんっ♥ とくんっ♥ ……甘く脈打つ鼓動がペースを速め、クリムはまたしても高まる絶頂感に行動を余儀なくされていた……

・<K>濃厚淫気入り媚薬ガス:▲「快楽値」+”2d4〜10(4+5=9)”(60 快楽Lv3)「淫気量」+9(53)「媚薬値」+5(15)

『ふ、ふふ……そう、ですの、ね……っ❤ この、異界は……妖魔は……そう言う手合い、ですのね……?
 あぁ……淑女らしく、ない、ですわね……? 今、わたくしは……暴れたい、気分ですの……ふふ、うふふふふ……!』

『(なんて、情けない……わたくしともあろうものが! ルカージュ家の退魔師が! 悲しみに暮れて敵地で動きを止めるなど……!
 立ちなさい! 立つのです、クリエムヒルト=ヴィクトリエ=ルカージュ! お父様とお母様に誇れるような、毅然とした態度を取るのです!
 悲しむのは全て済ませて安全な場所でやりなさい! 今はこのビルに巣食う妖魔を全て討滅するのです、それだけを考えるのです…!)』

淫らな罠、淫らな行動、インプも餓鬼もゴブリンも、その全てが通常の妖魔とはまるで違う行動原理でクリムを辱めるべく動いていた
それに気付いたクリムは、傷付いた心を叱咤して何とか意識を切り替える
感情と思考が噛み合わない、心は必死に理性を保ち、立て直そうとしているのに……
感情は怒りの業火を燃やし、妖魔を相手に八つ当たりで暴れまわるつもりでいる
それなのに感覚はますます研ぎ澄まされているかのようで……冷静な思考が感情で動く身体を制御しきれない
どこか浮ついたような、身体と心のバランスが乖離したふわふわした気分のまま、クリムは改めて室内を見渡した
自分が陥没させた床や、破壊された魔法陣、転がる小さな宝石、そして視線を向けた途端サラサラと灰になって消えていくゴブリンの死骸
最初に見た時と同様、わかりやすい扉や窓は存在しない……つまり、出口の手掛かりは魔法陣か宝石しかない

『急がないと、いけません、わね……っ❤ あの、不躾な方々…も、んっ♥ ……このままでは、無事、には……いえ、言うべきでは……ありません、わね……う、んっ❤
 ……はぁ…っ❤ 次に妖魔を、見た…ら、わたくし、抑えられる、かしら……? ……っ、は、ぁ……♥ はぁ…っ♥ っん、ぅ…❤』

思い出したくも無い記憶を頭の隅に追いやり、ただ只管目の前の状況を解決するために思考を逸らし、頭を回す
平静を装い甘く昂る身体を抱えた自分を、まるで後ろから見ているような現実感のない感覚に囚われたまま、クリムは状況を把握し、行動を決める
と言っても、現状の手掛かりでは打てる手はほぼ決まっている
即ち、ゴブリンが落とした宝石を拾い、使ってみる……それしか手掛かりはないのだ

・回復!:△「体力」+3(12) △「精神」+10(11) △「魔力」+2(28)


行動選択
大剣を両手で拾いながら立ち上がり、宝石の所まで歩く
宝石を拾い、魔力を流してみる

思考
悲しみに暮れないように思考を逸らし、目の前の問題に集中している
怒りと悲しみ、絶望と憎悪、敵意と殺意が混じり合い、どこか浮ついた地に足のつかない心境

体勢
床にへたり込み、右手で唇を覆っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:5


【おまたせしたのじゃ】
【完全復帰とは程遠く、半ば現実逃避しつつも感情が臨界態勢という感じ】
【多分淫魔を見つけたら表情が抜け落ちて、殺気塗れで襲い掛かるんじゃろうなぁ……】
【餓鬼やゴブリン、インプのような小柄な淫魔あたりがまた出てきたら、全力で殺しにかかりそう】
【もちろん今は必死に意識を逸らしているだけなので、現実を直視させられたり完全な安全地帯に着くと決壊してまた泣きじゃくるのじゃ】

150第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/19(水) 17:01:18 ID:OA/vs2E6
>>148-149
クリエムヒルト 体力12/13+5(3/+3) 精神力11/12+5(0/+3) 魔力28/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)53 媚薬:15快楽値:60/100(快楽LV3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(0) 陰唇C(1) 膣内C(0) 子宮B(0) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度5 中
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      淫界転移石→床
      全身性感帯化の魔法陣(右)→全身感度ランク、C以上
      媚薬ガス噴出の魔法陣(左)→媚薬ガス展開
      濃厚淫気入り媚薬ガス→媚薬付与(媚薬値+1)

〜赤い宝石に魔力を流す:5〜(ST+3 快楽-3 ;補正+0)

意識をそらし、なんとか取り繕いながらも回復を果たしたクリム。
次に何をするべきか考えるが、やはりゴブリンが落としたあの宝石がまず怪しい。
クリムはまず、それを回収することにする

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(65) ▼「淫気量」-1(52)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(67)「媚薬値」-1(14)
 ※この増加で75以上にはならない。

崩れた身体を立ち上がらせるクリム。
しかしその身体はたっぷりと淫気と媚薬を吸い込みかなり過敏になっている。
汗の流れる感覚、汗で濡れた感覚、汗濡れの身体で服や下着が張り付く感覚。
さらには身体を動かせば張り付き方が変わったり、衣服が擦れ食い込み、新たな快感が生まれ……
しかも魔法陣の効果で全身性感帯になっているので、その刺激はなおさらだった。
そして立ち上がり周囲を見渡しゴブリンの落とした宝石を発見し、それを拾う。
当然ながら、その動作でも快感は生まれ、もとより追い詰められつつあったクリムの身体は、また絶頂間近になりつつあった。

・<K>淫気媚薬ガス吸引:▲「快楽値」+8(75)「淫気量」+5(57)「媚薬値」+2(16)
・<K>衣服がこすれる:▲「快楽値」+4(79)

もはや絶頂する寸前。
そんなクリムであったが拾った宝石に魔力を流し込んで見る。
流した量はほんの微量……
しかし魔力を流しだすと、その宝石にはクリムの魔力と相性が悪いのか、一気に宝石に罅が入り、そのまま砕け散る。
すると一気に周囲の様子がガラリと変わる。

そこは初めてゴブリンと遭遇したあの小さな部屋。
場所はその部屋の中央で、窓やマジックミラーに隣室への扉などもしっかりある。
部屋に漂っていたピンクのガスは消え去り、壁にあった魔法陣もない。
身体の性感帯化も戻り、元の状態へと戻っている。

だが、クリムの体内にたっぷりと入り込んだ淫気と媚薬はしっかりとそのままであった。
性感帯から戻ったとは言え、淫気と媚薬の齎す火照りと感度の増加からは逃れられない。
そして、それを証明するかにように、淫気による身体の疼きで、元の部屋に戻った直前のクリムは、
またも絶頂しそうになってしまうのだった……

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(84) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(変化なし)「媚薬値」-1(15)
 ※この増加で75以上にはならない。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【取り繕いメンタルのクリムちゃん】
【宝石を破壊する直前で絶頂限界】
【そして元の場所に戻って、絶頂って感じです】
【フィールド効果的なのからは逃れられましたが、まあ体内を汚染する淫気・媚薬はまんまです】
【この感度でクリムちゃんはこれから戦っていかなければならないのだ】
【なお吸血鬼化しているため、影響も大きい模様】

151クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/23(日) 10:12:18 ID:eZhmQXqU
>>150

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(65) ▼「淫気量」-1(52)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(67)「媚薬値」-1(14)
 ※この増加で75以上にはならない。

『っ…❤❤ ふぁ、っっ♥♥♥ んっ、ぅ……!?♥♥♥ はぁ…っ♥♥♥ はぁ…っ♥♥♥ く、ふぅ……!?❤❤❤』

『(息を、する、だけ、で……っ❤❤❤ く、ぅぅ……!?❤❤❤ 身体が、もう……また、果てる、ぅ……!?♥♥♥
 い、や…です、わたくし、は、ぁ……!♥♥♥ ま、まだ、敗けて、な、い……屈したり、しません、の……っ❤❤❤❤)』

脚に力を籠め、膝に手を突きながら立ち上がる
ただそれだけの、なんてことの無い動作……それが、どうしようもないほどにクリムの身体を疼かせている
汗が流れ、服が擦れ、身動ぎで肌と肌が触れ合い、そんな当たり前の動作が悉く快感につながってしまう
魔法陣による全身性感帯化、そして今なおクリムの体内に取り込まれ続ける淫気ガス
二つは相乗効果で、未だ真の意味で女になれていない未熟な女体をぐつぐつと煮詰めるように下拵えを行っている
バチバチと脳裏で光が瞬き、涙がジワリと溜まり、脚がカタカタと震えていた
衣服に締め付けられる身体が甘やかな快感を運び、ゾクゾクと昂るような感覚が絶頂の甘美さを予感させる
それでも、クリムは脚を進める
床に転がっていた剣を掴み杖代わりに突き立て、支えにしながら少しずつ前に進む
最早思考すら絶頂の予感にかき乱されながら、半ば突き動かされるように宝石の元へ進み続けるクリム
譫言のように内心で敗北を拒否して、意地だけを支えに動きを止めない
宝石を手に取り掴み上げながら、クリムは霞む思考を引き留め、なんとか動き続けていた……

・<K>淫気媚薬ガス吸引:▲「快楽値」+8(75)「淫気量」+5(57)「媚薬値」+2(16)
・<K>衣服がこすれる:▲「快楽値」+4(79)

『――ッ!? これ、は……戻って、これましたの、ね……ふ、ぁ…❤❤❤❤ んん、ぅ…♥♥♥』

掴み上げた謎の宝石、どう見てもこれが、この小部屋から出るためのピースになる筈
そう考えたはいいが、クリムの知識にはその後どうすればいいのか、答えは無い
しかしこういったアイテムは魔力を糧に効果を発揮するものがほとんどだ
軽く魔力を流してみて、様子見を……その瞬間、宝石に瞬く間にひびが入る
ギョッとして思わず息を呑み、砕け散った宝石を前に呆然とした、瞬間――視界ががらりと変化した

そこは元の小さな小部屋、ゴブリンに襲われたあの小部屋だった
結局宝石についてはよくわからなかったが、なんとか戻ることが出来たと理解したクリムは、思わず安堵の息を吐いた
しかしその瞬間、心を緩めたクリムの身体から溢れるように込み上げる快感に、ビクンッ♥ と身体を強張らせる

『ひっっ!?❤❤❤ ふぁあ、っ!?♥♥♥♥ や、あ、あ、ああっっ!?!♥♥♥♥ っっああぁぁあぁぁ――――っっ!?!?❤❤❤❤』

クリムの脳裏を過ぎるのは、罅だらけの壁が今にも壊れんとする情景
壁の向こうからの圧力に耐え切れず大きな音を立てて崩壊し、そこから濁流が押し寄せ、全てを押し流していく
そんな光景を思い描いた瞬間、クリムの口から漏れたのは甘ったるい快楽に濡れた女の声で……
狭い室内に反響するその声はまるで他人のようで、どこか現実感を欠いた感覚のまま、その美しい肢体を痙攣させて――果てた
心臓を掴むように左手がシスター服の胸元を掴み、右手から剣の柄を滑り落としながら下腹部を抑え込むように手を添える
何かに耐えるようにギュッと閉じられた太腿、スカートに隠されたその向こう
ショーツからごぷっ❤ ごぷっ❤ っと多量の愛液が溢れ、太腿をべったりと濡らしていく
糸を引きながら内股を濡らし、ソックスやブーツを濡らし、床を濡らす淫蜜は、湯気すら見えそうな濃密な熱と匂いを内包している
腰がガクガク❤❤❤ と甘ったるく痙攣し、厳めしく顰められていた眉はとろん、と蕩ける
辛うじて崩れ落ちることは無かったが、狭苦しい小部屋に発情しきった女の臭いが、噎せ返りそうなほどに充満していく……

152クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/23(日) 10:12:28 ID:eZhmQXqU
>>151

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(84) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(変化なし)「媚薬値」-1(15)
 ※この増加で75以上にはならない。
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤ はぁっ❤❤❤ っん、く❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤
 また、わたくし、はぁ……っっ❤❤❤ う、うぅ……ぐすっ……❤❤』

絶頂の波が過ぎ去り、余韻がクリムの身体に浸透し、理性が戻ってくると……クリムの目尻に涙が浮かぶ
淫らな気持ちや行為は秘すべき、恥ずべきものだ
少なくともそう信じてきたクリムの常識からすれば、妖魔に淫らなことをされて快感を覚えてしまう、あまつさえ呆気なく果ててしまう自分は、あまりにも惨めだった
これで相手が淫魔……淫らなことを生業とするある意味プロフェッショナルであると知っていれば、慰めになったかもしれない
相手は淫魔、女の身で淫魔に立ち向かうとはそういうことなのだと言い訳して、己を誤魔化せたかもしれない
しかしクリムは未だに相手を妖魔だと……多少風変わりな妖魔だとしか認識していない
だからこそ、全ての無様な有様は自分自身の失態だと認識してしまう

――悠美のようなベテラン退魔師と比べれば自分はまだ未熟だが、それでも何れ並び立てるほどに優秀であると信じていた
父と母の話を無邪気に信じ、いつか両親のようになるのだと憧れた幼い日の自分の夢に、自分自身の未熟さが泥を塗る
何度も何度も快楽の頂に登らされ、意識が蕩けるような絶頂の感覚を教え込まされ、今尚足りぬと身体は疼き続けている
あの室内に踏み込んでからおかしくなった自覚はあるし、妙なガスも吸った
それのせいもあるのだろう、だがそれでもクリムの脳裏を過ぎるのは、惨めな感情で……

『(……行か、なくては…っ! ここで、くじけるなんて……父も、母も、先生にも……泥を塗る、行いですわ……
 失敗は成功で取り返す、ですもの……だから、行かなくては…………このビルの、妖魔を……全て打ち倒せば……取り返せる、はずですもの……っ!)』

――傷付いたクリムの心が求めたのは、惨めな失敗を塗り潰す様な成功体験
このビルに巣食う妖魔を全て倒す、そうすれば道中の失敗なんて塗り潰せる
際限なく落ち込みそうな意識を切り替え、自分に言い聞かせるようにそう考えて……
クリムは未だ甘く痺れる身体に鞭打って、転がった剣に手を伸ばす
立ち止まる暇はない、妖魔はきっとまだ大量に巣食っているのだから……


行動選択
剣を拾い、小部屋を出る
小部屋の隣の扉を開け、中を確認する
その後部屋を出て大部屋から廊下へ、エレベーター方面に向かい、南のトイレを調べる

思考
あまりにも無様を晒した自分に自信を失いかけている
失敗を塗り替えるような成功を求めて、妖魔を打ち倒さねばという強迫観念に駆られている

体勢
右手でお腹を、左手で胸元を掴み、太腿を擦り合わせるようにしながら立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:9


【おまたせしたのじゃ〜】
【ちょっと惨めが過ぎて泣きそうなクリムちゃん、何とか取り繕おうと八つ当たりの獲物探しじゃ】
【淫気とか媚毒とか、思考の外なんじゃろうなぁ……何か毒を受けたというのは理解しているが、どう対処したらいいのかわからん感】
【淫気と媚毒で弱ってはおるが、凶暴さは増しておるクリムちゃんの次なる獲物はどこじゃろな】

153第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/23(日) 15:08:20 ID:v/o2is7U
>>151-152
クリエムヒルト 体力11/13+5(9/+3) 精神力10/12+5(0/+3) 魔力28/30+10(9/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)57 媚薬:16
快楽値:20/100(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
     エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック(食い込み)ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度3 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1

〜隣室を調べ廊下へ:9-1=8〜(ST+2 快楽-1 余韻-2 ;補正-1)

元の部屋へと戻ってきたクリム。
しかし、汚染された身体はもちろんそのままで、クリムは絶頂してしまう。
あまりに無様な状態。
けれどもクリムは立ち上がる。
それを覆すためにも、このビルの妖魔を倒さねばと……

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25) ▼「淫気量」-1(55)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(27)「媚薬値」-1(15)
 ※この増加で75以上にはならない。
・淫気吸引:▲「快楽値」+3(30) ▲「淫気量」+2(57)

床に転がる剣を拾い、体勢を立て直すクリム。
大きな真紅の大剣ではあるが、それを問題なくクリムは拾い上げる。
吸血鬼化で身体能力は強化されているが、そうならずともこの程度の剣は扱えるクリムだ。
両手ではなく片手でも十分だ。

しかし敏感な身体はその動作ですら快感を生み出す。
もはや性感帯化の呪いのようなものは消えている。
淫気もあの転移先の小部屋よりは薄くなっている。
けれども、クリムにとっては未知の快楽毒ともいうべき淫気に汚染された身体は熱く熱く……その豊満で美しい身体を疼かせ、その感度も極めて増加させているのだ。
それゆえ快楽の熱と液体は止まらず、身じろぎの際の刺激も小さな快楽を生んでしまう。
口から悦楽の喘ぎは止まらず、淫靡な汗と愛液も同じく止まらないだろう……

・衣服がこすれる:▲「快楽値」+”1d6〜10”(高いほど剣を拾って小部屋を出るまで、動作による快感を感じてしまう)

そんな快感に悩まされながら、クリムは剣を拾い、部屋を出る。
インプと餓鬼と戦った大部屋はクリムが着替えたままの状態と変わらず、淫気も小部屋よりは薄い。
それでも、体内の淫気と媚薬はさほど変わらず、身体の熱さも大部屋で着替え終えたとき以上という状態になっている。
そんな状況で身体を動かしながら、右隣の扉を開け、その中を伺う。
扉は今出てきた小部屋と同じもの。
鍵もかかっておらず、扉は問題なく開く。

その先は同じく小部屋となっていた。
ただ先程の部屋が鏡のようなものしかない部屋だったのに比べ、こちらは少し変化がある。
正面にはシンクのような台が置かれており、そこからは水道の蛇口や、ガスの元栓などあるのが見える。
壁の天井付近には換気扇もある。
どうやら給湯室のような部屋なのだろう。

そして部屋右手にあるのは鏡、こちらはしっかりと反射している普通の鏡だ。
そこに映るのはいつもの美しい少女から少が抜けたような絶世の美女……の快楽で蕩け、堕ちつつある顔を、淫靡で艷やかな色気満載の身体だった。
どうやらこちらの鏡は普通で、向こうの部屋から見えたのはこの部屋のようだ。
ようなのだが……それ以上にクリムは今の自分の姿を客観視してしまい、それのほうがショックが大きいかもしれない。

・快楽に溺れる自分の姿を見てしまった:▲「快楽値」+”1d3〜6”(高いほど羞恥が大きくなる) ▽「精神」-2(8)

154第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/23(日) 15:08:35 ID:v/o2is7U
そんな鏡で自分の今の姿を見てしまったが……とりあえずこの隣室に淫魔の姿はない。
踵を返して、クリムは大部屋を出口に向かって歩き出す。
その足取りは……最初入ってきたときと違うかもしれない。
熱さに悪態をつき、淫魔に啖呵を切ったあのときとは……

そしてそんなクリムの背後ではある異変が起きていた。
先程の給湯室の方からクリムの背後を一定の距離をとりつつも小さなモヤのようなものが追いかけてきているのだ。
それは人間の頭部程度の大きさで、よく見れば女性の顔のような造形をしていた。
しかし今のクリムはそのこちに気が付けない!
いや今の精神状況に生涯初とでも言うべき身体の状態では、気がつけという方が無理なのかもしれないが……

・ウィスパード・ゴースト出現!(気がついていない)

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5 ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2 ▼「媚薬値」-1(14)
 ※この増加で75以上にはならない。
・淫気吸引:▲「快楽値」+1 ▲「淫気量」+1(57)

そんな背後の敵に気が付かぬまま、クリムは大部屋の入り口の戸まで向かう。
動く度に擦れ食い込む、シスター服と下着による快感は変わらず、その都度喘ぎを漏らしながら……
そして扉を開け、クリムは廊下へと出るのだった。

・衣服がこすれる:▲「快楽値」+”1d2〜6”(高いほど移動時に服の摩擦の快感を感じてしまう)

廊下は最初侵入したときと変わらない。
そんな廊下に戻ってきたクリムは、階段とは逆方向、西の方にあるエレベータ側へと足を動かす。
だが廊下に出て数歩、西へと進んだところで、ついに背後の淫魔が牙を剥く。
モヤのようなそれはクリムへと急接近。
顔の左隣、耳の傍まで行くと

「フフ……イっちゃえ……浅ましく股間からお漏らししたみたいにぐしょぐしょに潮噴いて…イっちゃいなよ、イッちゃえよ」

そんな女の呟くような音色の声を発し、クリムの耳元で囁く。
するとクリムは……

●ウィスパードボイス(ST-1 快楽-1? ;補正-2?)
◎0〜4の場合
その呟きを聞いてしまったクリムは、その言葉通り、絶頂してしまう。
通常の絶頂で、潮吹きはしなかったが、股間から吹き出す大量の愛液はまるで潮を噴いたようだ。
・快楽値を80にし、絶頂!この絶頂は不意をついたものであり、耐えることは出来ない。

◎5〜9の場合
つぶやきを聞いたクリムは、その言葉通り絶頂しそうになる。
しかし限界のところでそれを抑えることができた。
とはいえその絶頂に耐える姿は凄まじい色気で隙を大きく見せることになるだろう。
幸い、周囲に敵はいないが……
・快楽値を80にし、なんとか耐えた。▼「快楽値」-10(70) ▽「精神」-1


呪いの呟きを受けてしまったクリム。
その言葉通り絶頂してしまっただろうか?
その原因であろうモヤは呟くと同時に壁をすり抜け、大部屋に戻っていったので、クリムは気がつけない。
クリムはただ、女の呟き声を聞き、その言葉通りになりそうになった、あるいはなっただけだ。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました】
【廊下まで移動……】
【ですが隣室では自慢の母親似であろう、自分の姿の今を鏡で見てしまった模様】
【これはショックが大きいかもしれませんねぇ】
【そして新敵ですが、こんな状態では気が付かず、攻撃されたものの見失う結果に】
【ちなみにこの言葉は普通強制絶頂ですけど、術防御の高さゆえ、最悪任意絶頂まで落ちている模様】
【まあ判定そのものはメンタル的なものもあって、かなり悪い状態ですけど】

155クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/26(水) 23:41:42 ID:9swcTaLU
>>153-154

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25) ▼「淫気量」-1(55)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(27)「媚薬値」-1(15)
 ※この増加で75以上にはならない。
・淫気吸引:▲「快楽値」+3(30) ▲「淫気量」+2(57)

『ふぅ……❤ ふぅ……❤ ん、ぁ……は、ぅ……❤』

熱っぽく息を吐き、赤く火照った顔で、とろんと蕩けた瞳を彷徨わせる銀髪の美女
今のクリムは優れた容姿を更に磨き上げ、抜群のスタイルを持ち、成熟した大人の色気を兼ね備えた美貌を見せている
そんなクリムがもどかしそうな、妖艶なまでの仕草を無意識に出してしまっているのだ
ただ床に転がっている剣を、屈んで拾う
その程度の動作でさえ、スカートのスリットから覗く太腿がむっちりと強調され、食い込んだ下着や衣服に悩ましい声が零れ出る
激しい絶頂を幾度も経験し、既にショーツはぐっしょりと濡れている
吸水限界を超えて垂れ落ちる粘っこい雫は、太腿を淫らに彩っていた……

・衣服がこすれる:▲「快楽値」+”1d6〜10(10)”(40 快楽Lv2)

『はぁ……っ❤ はぁ……っ❤ っ、ぅ…………この部屋は……っ❤』

『(これは確か……給湯、室…? お茶などを淹れるための、小さなキッチン……だったはず、ですわね…?)』

快楽に震える脚でゆっくりと足を進め、クリムはすぐ隣の部屋へ踏み込んでいく
右手に握った大剣はこんな小部屋では引っ掛かってしまうが、いざとなれば力尽くで壁ごと叩き切るつもりで、柄を握る指に力を籠める
しかしそんな意気込みとは裏腹に、小部屋は何の変哲もない給湯室でしかなく……ぐるりと視線を巡らせて、拍子抜けしたようにクリムは肩の力を抜いた
シンク、蛇口、ガス栓、換気扇……狭いながら、最低限のものはそろっている小部屋は、どう見ても先程のように妖魔が隠れるスペースは無い
しかし、一通り視線を巡らせたクリムが一際目を惹く鏡に視線を向けた時……そこに映る光景に、思わず息を呑んだ

『な……っ!?❤❤❤』

『(なん、て……なんて、はしたない、顔を……っ!?♥♥♥ これ、が、わたくし、なの……!?♥♥
 こんな…っ、こんなにも蕩けた顔、で……っ♥♥♥ 服だって汗だくで、肌に張り付いていて……っっ♥♥♥)』

鏡に映る己の姿は普段のクリムの姿とは違う、まるで成熟し大人になるまで時を進めたかのような姿だ
それはクリムの記憶に焼き付いている母の姿によく似ていて、二人を知るものがいれば流石親子だと納得したことだろう
それはクリムにとって誇らしいことであり、吸血鬼化した自分の姿は少々ナルシストに思われるかもしれないが、お気に入りであったのだ
しかし、今のクリムの姿はそんな誇らしい自分とはかけ離れた姿だった
落ち着いた雰囲気を纏い、凛、と澄ました表情は見る影も無く蕩けている
赤く染まった肌は多量の色気を振りまき、どこかもどかし気に顰められた眉根がその印象を加速させている
額に張り付く銀糸の如き前髪が、得も言われぬほどに艶っぽく……前髪の下ではどこか潤んだ瞳がじっと鏡越しに見詰めてくる
上半身の肌面積を一切失くし、清廉でさえあるシスター服はたっぷりと汗を吸い、身体のラインをむしろ強調するように張り付いてしまっている
元々の生地の厚さもあり、完全にラインが浮いてしまっているわけではないが……それでも肌に張り付くような生地は、傍から見れば淫靡でしかない
そんな自分の姿を見て、クリムは動揺を隠しきれないだろう
美しく、凛々しく、カッコよくて、憧れであった母の似姿
吸血鬼化した自分の姿をそう見ていたクリムにしてみれば、これは理想に泥を塗りたくられたかのような衝撃的な光景だったのだ……

・快楽に溺れる自分の姿を見てしまった:▲「快楽値」+”1d3〜6(4)”(44) ▽「精神」-2(8)

『(……っ、行きます、わよ……早く、早く、妖魔が出ない、かしら……今は何も考えずに、身体を動かしたい……)』

やがてクリムは怯えるように鏡から視線を逸らし、給湯室に背を向けて歩いていく
脳裏にこびり付く自分の艶やかな表情、身体、その印象を振り払うように頭を振り、剣の柄を強く握り締める
考えたくない、意識したくない、今はただ込み上げる暴力的な衝動に身を任せてしまいたい
警戒もそぞろになり、どこか危なっかしい足取りで歩き続けるクリムは……だからこそ、霊感や気配に対する感覚が鈍くなっていた
どこか虚ろな、現実を見ていない視線を彷徨わせ、クリムは大部屋の出入り口へ足を進めている……

・ウィスパード・ゴースト出現!(気がついていない)

・!<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(49) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(51) ▼「媚薬値」-1(14)
 ※この増加で75以上にはならない。
・淫気吸引:▲「快楽値」+1(52) ▲「淫気量」+1(57)

156クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/26(水) 23:41:53 ID:9swcTaLU
>>155

『っっ……!!❤❤❤ く、ぅんっ…!❤❤❤ あ、んっ…♥♥♥ は、ぁっ…!♥♥♥』

体内に充満する淫気、浸透しきった媚毒、二つの要因が身体を疼かせ、呼吸する度に甘いうめき声を零してしまいながら……
足取りは重く、たっぷりと時間を掛けて廊下へと到達する
汗が形の良い顎先からしたたり落ち、太腿から振り落とされた愛液が床に染みを作る
深くスリットの入ったスカートが太腿を擦り、歩く度にシスター服が体を擦り、下着が肌に食い込んでいく
そんな感触がクリムを官能から逃がさない、快感の火種は燻り、じわじわと少女の身体を熱く火照らせていた……

・衣服がこすれる:▲「快楽値」+”1d2〜6(6)”(58)

『ふぅ……❤❤❤ はぁ……っ❤❤❤ ……っ、ん…ぁ……❤❤❤ あと、は……エレベーター、の、方…を…………ッ!?!♥♥♥』

のろのろと、ふらふらと、危なっかしい足取りで廊下を歩き、まだ確認していないエレベーター方面へ向かうクリム
しかしその背をひっそりと追う亡霊が、いよいよもって動き始める
行われたのは囁き、耳元という鋭敏な部位に間近で囁きかけられる行為に、クリムはビクンッ♥ と身体を跳ねさせ、硬直してしまう

「フフ……イっちゃえ……浅ましく股間からお漏らししたみたいにぐしょぐしょに潮噴いて…イっちゃいなよ、イッちゃえよ」

●ウィスパードボイス(ST-1 快楽-2 ;補正-3)
→ダイス:2-3=0 快楽値80へ
 →絶頂! 初期快楽値30 快楽Lv1

『ふあぁっっ!?❤❤❤ ぁあ、っ!?♥♥♥ あ、あ、あっっ―――…!?!?♥♥♥♥ っひ、ぅ、あ、ああああああぁぁぁ――――っっっ!!??♥♥♥♥♥』

敏感な耳を擽る囁きに慄き、身体を跳ねさせ――そのまま滑り込む様な声音で、鼓膜から脳へ浸透する言葉の意味を理解した、その瞬間のことだった
クリムは絶頂していた、まるでコマ落としのように脈絡なく、ガクガクと身体を震わせ、愛液がぼたぼたと床を濡らし、隠しようもないイキ姿を晒してしまう
剣の柄を握る指が縋り付くように絡み、自由な左手は右腕の肘を掴むようにして背を丸め、身を縮こまらせる
情けない程に笑う膝は幾筋もの愛液に濡れ、惨めなほどにぐしょ濡れだ
顔は真っ赤で、瞳は潤み、涙が頬を濡らしている
荒く呼吸を繰り返す口は閉じることが出来ず、ともすれば涎もこぼしてしまいそうで……

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ な、なに、が……ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤
 いま、の、は……はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っん、ぅ…❤❤』

凛々しく、美しく、カッコいい……そんな理想の姿とはかけ離れた様相で、クリムは痺れるような余韻を感じていた
何が起きたのかも分からず、ただ囁きが告げるままに果ててしまう
それでも多少なりと落ち着き、理性が戻ってきたのならばすべきことは決まっている
周囲を確認し、囁きの主を確認すること
退魔師として培ってきた経験は浅くとも、その程度のことは基本中の基本だ、だからこそクリムは息を整えようとしながら、周囲に視線を巡らせる……


行動選択
周囲を見回し、囁きの主を探す
暫く周囲を見回し、見つからなければ再びエレベーター方面へ進む

思考
あまりにも連続で、あまりにもあっさりと果ててしまう自分に淫ら過ぎると疑惑を感じている
チンピラたちのことはほぼ忘れかけ、妖魔を見つけて大剣を叩き込みたいという欲求を燻らせている

体勢
右手で逆手に剣を握り、左手で右ひじを掴んでいる
太腿を擦り合わせるようにしながら立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:7


【おまたせしたのじゃ】
【淫魔の性質や概念を教わるまでは、何度も何度もあっさりイク自分を淫乱なのでは、と思い込み始めるクリムちゃんじゃ】
【早くもメンタルダメージが効いてきておる……】
【早々にトイレを調べて何も無ければそのまま屋上を見ようとして、進めなくて下の階へ、かのう】
【しかしこの精神状態では待ち望んだ八つ当たり対象が現れても、先手を取られてしまいそうじゃなぁ……】

157第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/27(木) 02:24:48 ID:KfRkQMYw
>>155-156
クリエムヒルト 体力10/13+5(3/+3) 精神力7/12+5(0/+3) 魔力28/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)57 媚薬:14
快楽値:30/100(快楽LV1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ウィスパード・ゴースト(潜伏)

〜周囲を伺ったあとエレベーター前まで:7-3=4〜(ST+0 快楽-1 余韻-2 ;補正-3)

突然の絶頂。
それがなんとか落ち着き、動けるようになったら、クリムは行動に移る。
この絶頂の原因は一体……
クリムは絶頂の余韻と淫気の疼きで息を乱しながらも、周囲を伺う。

・<K>自然回復:△「体力」+1(11) △「精神」+1(8) △「魔力」+1(29)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(35) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(37)「媚薬値」-1(13)
 ※この増加で75以上にはならない。

だが周囲の異変のようなものは見当たらない。
無論蒸し暑いのは異変といえるが、それはこの建物内部に入ってからずっとそうだった。
それゆえ、それ以外のなにか、絶頂させてきた要因を探るのだが、それらしきものは見当たらない。
もしかしたら先程の言葉は幻聴で、そんな幻聴に従い絶頂してしまった。
そんな淫らな女になってしまったのでは……そんな考えが浮かんでしまうかもしれない

・淫らな女担ってしまった疑惑:▽「精神」-1(7)
・淫気吸引:▲「快楽値」+1(38) ▲「淫気量」+2(57)

そしてクリムは再び歩き出す。
絶頂の余韻は引いたが、絶頂したことには変わらず、快楽の熱で息は乱れ、吸血鬼化の影響で汗も愛液も凄まじい。
当然それによって濡れた身体の感覚も、ねちゃねちゃ響く卑猥な音も……

そんな淫猥な雰囲気を醸しながらもクリムは歩き、エレベーターの前まで来る。
そこは建物の北西の角であり、廊下は左へと直角に曲がり、南へと伸びている。
廊下の長さは3m以上〜4m近くといった長さ。
途中西側には窓がある。
そんな廊下の奥には2つの扉があり、その扉には薄っすらと青い男のようなマークと、赤い女のようなマークが書かれている。
おそらくあの2つの扉はトイレだろう。
ちなみに左が男性用で右が女性用だ。
そしてすぐ傍のエレベーターは当然電気が通ってないので動いている気配はない。
扉もしっかりと閉まっている。

そんなエレベーターから西側の廊下、その奥にあるトイレを確認したクリム。
しかし、そんなクリムの右胸に突然振動のようなものが響き渡る。
場所は右胸の衣服と下着の奥の乳首のあたりだ。
吸血鬼化によりその質量を増し、下着に締め付けられている勃起しやすい乳首。
絶頂の余韻が未だ色濃く残るそこが、いきなりの振動に襲われ、クリムは快感に悶える。
その振動はあの部屋での、インプによるローター攻撃を思い起こさせる。
だが、アレとは違い、乳首に異物感はない。
下着か、あるいはそこの空気そのものが振動し、乳首に振動を与えているかのようだ。

★<K>振動:9(右乳首2+7)+”1d5〜10”(高いほど、振動が巧みになる)

そんな振動快楽に悶える中、廊下の奥、トイレの前の床から黒い影のようなものが生えてくる。
真っ黒なそれは薄っぺらく、大きさは小さな幼児程度の身長。
ただ顔と思しき場所には一対の目があった。
黒小人と呼ばれる淫魔だが、当然クリムにそんな知識はない。

・黒小人出現!

ともかく、この振動の原因はこの淫魔だろうか?
ならば止めさせるためにもすぐに行動に移りたいが……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました】
【エレベーター前まで移動】
【前に見せたマップでは、トイレと手洗い場を配置する関係上、2マスにしましたが、だいたい合わせて1m程度】
【なので、廊下はエレベーター前から約4m、エレベーター前の角部分の場所を除けば約3m近くと言った感じです】
【その奥に淫魔最低レベルの術士系淫魔、黒小人君登場】
【ただよく考えてみれば、インプ、餓鬼×2、ゴブリン(異界の数除く)、ゴースト、黒小人と、実は一階層における淫魔は多すぎるというわけではないんですよね】
【経験ありの山吹さんならば、ここまでは苦戦しなかったかもしれません】

158クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/29(土) 23:58:36 ID:am/7CF3k
>>157

・<K>自然回復:△「体力」+1(11) △「精神」+1(8) △「魔力」+1(29)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(35) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(37)「媚薬値」-1(13)
 ※この増加で75以上にはならない。

『っ…❤❤❤ いな、い……っ❤❤ 気の、せいっ……なん、ですの……?❤❤❤』

『(……幻、聴…? そんな、はずは……でもっ! ……でも幻聴なら……わたくしは、言われた内容を想像して、果てる……はしたない女、ということに……っ❤❤❤
 嘘、です、わ……そんなの、うそっ!! 認め、られない……わたくしが、そんな、変態だなんて……っ!?♥♥♥)』

左右を見回し、その場でくるりと回って背後も確認し、しかし何の変哲もない廊下には誰の姿も無い
気配も、姿も、痕跡すらも無い――それが消耗し、精神が乱れているクリムには気付けなかっただけなのだというのは、想像の外のことだったのだ
そしてそうなれば、クリムの思考は悪い方向へ向かってしまう
即ち、先の囁きは幻聴であり、自分は幻聴で勝手に興奮し果てるような、淫らな変態なのではないか、という考えで……
幾度も果て、身体が蕩けるような快感を味わい、あまりにもあっさりと登り詰める自分の身体を信じ切ることも出来ず……思考の悪循環は止まらない

・淫らな女担ってしまった疑惑:▽「精神」-1(7)
・淫気吸引:▲「快楽値」+1(38) ▲「淫気量」+2(57)

『……行き、ますわよ…………っは、ぁ…❤❤❤ はぁ……んっ❤❤❤ ふぁ……❤❤❤ は、ぁ……ぅ…❤❤❤』

『(嘘、よ……だって、わたくしは……お父様と、お母様の、娘で……なのに、そんな、変態な訳が……嘘、全部気のせい、そうに、きまっています……っ❤)』

ギリッ、奥歯を噛み締める音が無音の廊下に響き、それを鳴らしたクリムは乱れた呼吸を繰り返しながら脚を進める
一歩踏みしめ足音が響き、二歩目を踏み出してネチャネチャと粘っこい水音が響き、三歩進んで熱く濡れた呼気の音が響く
そんな淫らな自分の有様を自覚しながらも、脳裏で巡る思考は現実逃避じみたものばかりで……
妖艶な美女となった外見とは裏腹に、クリムの中身は未だ純真な少女そのものなのだ
警戒心も滅茶苦茶にかき乱され、隙だらけであったものの……幸いにも奇襲も罠も無く、クリムはエレベーターまで到着する
当然、廃ビルである以上エレベーターは動かない
クリムもそれは当てにせず、その先のトイレに繋がる通路へと舵を切る

『(トイレ……でも、こんなところに、気配は――)』

『――っひゃんっっ!?♥♥♥♥ ひぁ、あ、ああ…………んぅっ!?❤❤❤❤ っひぃん!?!♥♥♥』

――その瞬間、唐突にクリムの右胸の先端……乳首を振動が襲う
インプが使ったローターによく似たその振動は、まるでクリムの燻る快楽の火種に油をぶちまけるように快楽を引き出す動きを取った
一際強い振動で乳首を震わせ、快感を意識させ……そこに意識が向いたと見るや、若干振動を弱める
それに息を吐き、一体何事かと視線を落とした瞬間の気の緩みを見切ったかのように……乳首を、乳輪を、ピンポイントでイジメる振動が再び激しさを増す
ビクンッ♥ と背筋が跳ね、身悶えながら身体を捩り、しかし振動は振り払えず乳首を集中的に狙われてしまう
込み上げる快感はまたしてもクリムの性感を危険域まで押し上げつつあり……口元を左手の項で隠すようにして悶えるばかりで……

159クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/01/29(土) 23:58:46 ID:am/7CF3k
>>158

★<K>振動:9(右乳首2+7)+”1d5〜10(10)”=19(57 快楽Lv2)

・黒小人出現!

『ん、ふぅ、んぃっ!?♥♥♥ ふーっ!♥♥♥ ふーっ!♥♥♥ っあ、あ……く、っぅぅ……!❤❤❤❤』

『(あれ、は……妖魔、ですの…!? っ、いえ、なんでも、いいのです……っ❤❤❤ 今は、もう、考えている、余裕が……っっ!?♥♥♥♥)』

乳首に張り付く振動快楽からは逃れられず、絶頂の頂が見えていて、カウントダウンを意識せざるを得ない状況で……クリムは見るからに怪しい妖魔を発見する
その妖魔が原因かどうかも考える余裕がなく、だからこそクリムの選択は早かった
とにかく怪しい妖魔は速攻で潰す、それが回らない思考で取れる選択肢としてはベターなのだと、直感的に判断する
モタモタすれば果ててしまう、そうなれば、またしても……

――――フフ……イっちゃえ……浅ましく股間からお漏らししたみたいにぐしょぐしょに潮噴いて…イっちゃいなよ、イッちゃえよ

『ッッ!?!♥♥♥♥ はぁっ!♥♥♥ はぁっ!♥♥♥ はぁっ!♥♥♥』

脳裏を過ぎるのは、クリムを絶頂に導いた幻聴が囁いた言葉
いやらしい内容、信じられない下品な言葉、けれどその言葉が呼びこんだ快感の甘さを、クリムの身体はハッキリと覚えてしまっている
込み上げる快感は手足から力を奪い、このまま快楽に身を委ねるのも良いかも、などと……弱い自分が頭を過ぎる
そんな思考の頭皮を振り払うように頭を振り、クリムは眦を吊り上げて怪しげな妖魔を睨み付けた
涙が滲み、快楽に緩んだ瞳は迫力に欠け、生意気な視線を寄越す女だと淫魔達を喜ばせる餌にしかならないだろう
しかしそんなことを知る由もないクリムは、必死に歯を噛み締めて快楽を噛み殺し、心を奮い立たせていた

『(踏み込んで、剣を叩きつける、だけ――もう、余裕が、ありません……っ❤❤❤ 早く、早くっ……動いて、わたくしの身体……!❤❤)』


行動選択
黒小人に向かって飛ぶように踏み込み、大剣を振り下ろす

思考
もう絶頂まで猶予が無く、焦りを感じながら怒りを剣に込めている
幻聴のいう通りに快楽を覚えている自分に惨めさを感じている

体勢
右手で逆手に剣を握り、左手で右ひじを掴んでいる
太腿を擦り合わせるようにしながら立っている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:7


【おまたせしたのじゃ】
【ここで黒小人……早々に姿を見せたのう、ここで倒せれば楽になるのじゃ】
【逆に逃がしたらまたいつ奇襲を受ける事やら……ここは重要な分岐じゃな】
【やはり知識は力……相手が淫魔だとか、どういう分類でどういう能力をもってるとか】
【そう言った知識が無いと、良いように弄ばれてしまうのう……】

160第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/01/30(日) 00:33:04 ID:u4h4ihL2
>>158-159
クリエムヒルト 体力11/13+5(3/+3) 精神力8/12+5(0/+3) 魔力29/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)57 媚薬:13
快楽値:57/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      黒小人
      ウィスパード・ゴースト(潜伏)

〜黒小人に斬りかかる:7+1=8〜(剣+2 ST+2 快楽-2 余韻-1 ;補正+1)

目の前に現れる黒小人に乳首への振動。
この状況に対して、クリムは焦りながらも、淫魔への突撃を選択する。
快楽で蕩けながらも、それでも淫魔を睨みつけ、クリムは快感で震える足腰に力を込めて駆け出す。

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(62) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(64)「媚薬値」-1(12)
 ※この増加で75以上にはならない。

振動に耐えながらも駆けるクリム。
身体は敏感でその動きで身体に衣服や下着が擦れるたびに快感が走り、動きに合わせて汗が愛液が卑猥な音を老化に響かせる。
媚薬と淫気の効果もあって、クリムの身体は絶頂へと近づいている。
それでも必死に耐えながら、クリムは正面の黒小人へと向かう。

距離は大したことではない。
吸血鬼の脚力をもってすれば、瞬時に詰められる距離だ。
しかしその動きは今のクリムには危険なもの。
それでもクリムは決死の覚悟で意識を集中し、倒れぬように駆け……
そして黒小人に大剣を振り下ろす。

・淫気吸引:▲「快楽値」+1(65) ▲「淫気量」+2(58)
・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(75)
★!<K>振動:9(右乳首2+7)+”1d4〜7”(高いほど、黒小人接近まで時間がかかる)

快楽の中振り下ろした剣に対し黒小人は何も動きはしない。
そして快楽の中、精神を総動員して振り下ろした一撃は思いの外強力な一撃となった。
快楽で暴れる動きが、その剣の振りに重なったのかもしれない。
ともかくクリムの振り下ろしの斬撃は黒小人の黒く薄い身体を頭から切り裂く。
そして黒小人はそのまま溶けるかのように、その身体を崩し床へと広がり、その姿を消していく。

・黒小人撃破!

しかし、クリムは黒小人が消えていく姿を見る余力はないかもしれない。
なぜなら接近の動きと剣を振る動き、さらには接近までに味わわされた振動。
それらにより攻撃と同時に絶頂してしまったのかもしれないのだから……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【実はギリギリ黒小人を撃破】
【絶頂するか耐えるかとかいう状況なので、その分腕に力が籠もったのかもしれない】
【絶頂する場合、その瞬間は任せますが、まあ攻撃前後が無難かな】

161クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/01(火) 17:54:09 ID:h6iTVgLo
>>160

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(62) ▼「淫気量」-1(56)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(64)「媚薬値」-1(12)
 ※この増加で75以上にはならない。

『はぁっ❤❤❤ はぁっ❤❤❤ っん、ぁ…くぅ…!❤ ふー…っ!❤❤❤ ふー…!❤❤』

ギリィッ! …と、噛み締めた奥歯が軋む様な音を立てる
唇の隙間から零れる吐息は荒い、しかし甘く濡れていて、表情も切なそうに眉根を寄せている
身体は快楽に弱り、乳首を震わせる振動快感に悶え、燻り続ける身体を解放してくれる絶頂に期待し――それら全てを、クリムは意志力でねじ伏せた

ブーツで床を噛むように踏み込み、前傾姿勢で大剣を振りかぶり、両手で構えながら吶喊する
折れていない精神を示すかのように吊り上げられた眦、睨み付ける視線、快楽に震える瞳の奥で轟々と燃える怒りの炎
吸血鬼化したクリムの身体能力は、並の人間はおろか妖魔、退魔師であろうともなかなかお目にかかれない領域へ至っている
一歩で踏み込み、二歩で軌道を整え、三歩で制動を掛けつつ力強く床を踏み抜かんとばかりに左足を叩きつけた!
黒小人からすれば一瞬だけ瞬きしたらクリムが眼前に居た、そんなコマ送りを疑う程の急加速と急減速だろう
しかしクリムは容赦しない、そのまま反応すらさせず、身体を捻り腕を伸ばし、勢いと遠心力を活かした大上段からの振り下ろしを敢行する
類稀な身体能力任せでも十分な破壊力があるというのに、全身運動を余すところなくつぎ込んだ渾身の一撃だ
先のゴブリンと違い、身体強化の術式こそ使用していないが……間違いなく黒小人のような小柄な淫魔相手には過剰な一撃だろう

『(これ、でっ、確実に、仕留めましたわ――!)』

脳裏を過ぎる確信、快楽で力が抜けている中で放った会心に近い一撃
クリムは確実に倒せると予感し――だが、その気の緩みが絶頂への切欠を求める身体に隙を生み出した

・淫気吸引:▲「快楽値」+1(65) ▲「淫気量」+2(58)
・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(75)
★!<K>振動:9(右乳首2+7)+”1d4〜7(4)”=13(88 快楽Lv4)
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

・黒小人撃破!

普段通りに剣を振るえば、弱って力の入りにくい身体では思うように剣を振るえない
だからこそクリムは身体を捻り、遠心力を活かして弱った腕力を補う一撃を選択した
それは思惑通りに働き、前転すると思わせるほどに身体を前に傾けた振り下ろしは素晴らしい威力を発揮、黒小人を真っ二つに両断して見せる
しかし、勝ちを確信して緩んだ心の隙間を突くように、乳首への振動が牙を剥く
無論黒小人が死んだ以上、すぐに振動は消えるだろう
だが最後の最後に乳首を嬲る振動と、身体を激しく捻ることで食い込み、締め付けを強めるシスター服と下着が、トドメとなる快楽を刻んでしまう
動きやすいように胸の動きを抑えることを目論んでいるビスチェは、元の姿でもサイズはキツめだ
吸血鬼化した今の状態ではより一層張り詰め、圧迫感で逆に動きにくさを感じてしまうギリギリまで内側からビスチェを押し上げている
当然、振動を受けて意識が集中し、快感が際立つ乳房にもビスチェはぎゅうぎゅうと食い込んでいて……身を捩る動作で微かなズレが肌を擦り、尖り切ってビスチェに押し潰されている乳首が雷のように鮮烈な快楽を脳天にまで突き抜けさせる
その上シスター服自体がビスチェの上からさらに上半身全体を締め付けていて……それがさらに快楽を誘発していた
そしてそれは下半身でも同じ、激しい動きでTバックショーツは股間と尻たぶにきつく食い込み、クリムの下半身を蕩かせてしまう
割れ目に食い込んだ生地が愛液を吸い、尻たぶを割ってムチムチと脂の乗った尻肉に埋没していく
乳首への振動、身体に食い込む衣服、それらが相まって生まれた快楽は、クリムの気の緩みによって決壊し――

『――っっっ、っく、ぁああああああああああああああああああ!!?!♥♥♥♥♥』

振り下ろされた剣が黒小人を両断した勢いのままに床に突き刺さり、その横に倒れ込むようにクリムがイキながら転がってしまう
予期せぬ絶頂に力が抜けた脚では、勢いよく踏み込んだ慣性を抑えきれなかったのだ
ゴロゴロと転がり、甘い快感に身悶え、痙攣し、身体を焼く絶頂の波に晒されながら……クリムは床に横たわり、熱く濡れた吐息を零していた……


行動選択
余韻が落ち着くまで横たわったまま休む
動けるようになったら立ち上がり、剣を拾ってトイレを確認する
何事も無ければ屋上へ向かう

思考
不意打ち気味の絶頂に思考が吹き飛び、何も考えられない
理性が戻ればまたしてもはしたなく果てた自分に惨めさを覚え、屈辱に震えてしまう

体勢
自分を抱き締めるように両手で自分の肩を抱きながら、床に仰向けで転がっている

肉体
汗で全身がしっとりと湿っている
全身が快感の余韻で赤く火照っている
尖った乳首がビスチェに締め付けられ、ジンジンと疼いている
変身したことで量感を増した乳房が、シスター服をパツパツに張り詰めさせている
割れ目がヒクヒクと震え、零れた愛液がショーツを湿らせている
変身してよりむっちりとした尻肉がスカートを押し上げている
幾筋もの愛液が太腿を濡らし、足元に垂れている

乱数:2


【おまたせしたのじゃ】
【弱った身体で放った会心の一撃に勝利を確信し、だからこそ気が緩んで果ててしまうクリムちゃんじゃ】
【そのまま膝がカクンッ、と抜けて床に刺さった剣の横にごろごろするのじゃ】
【しかし体内に残留している淫気が凄まじいせいか、立て続けに絶頂がやって来るのう】
【とりあえず一度イって身体が落ち着いている内に、出来るだけ探索を進めたいものじゃが……さて】

162第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/02/01(火) 18:19:21 ID:/38.ib2Y
>>161
クリエムヒルト 体力10/13+5(3/+3) 精神力7/12+5(1/+3) 魔力29/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)58 媚薬:12
快楽値:20/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ウィスパード・ゴースト(潜伏)

〜息を整える:2-1=1〜(剣+2 ST+0 快楽-1 余韻-2 ;補正-1)

なんとか黒小人を倒したクリム。
しかしその代償に絶頂してしまい、地面に突き刺さる剣の傍でゴロゴロと転がる羽目になってしまう。
このまま、すぐ動くのは無理だ。
少し呼吸を整えねば……

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25) ▼「淫気量」-1(57)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(27)「媚薬値」-1(11)
 ※この増加で75以上にはならない。

乱れる呼吸を横になりながら整えるクリム。
蒸し暑すぎる空間で最悪の空気だが、それでも息を整えるしかない。
そしてその行為は周囲の淫気をより吸い込むことになるのだが、幸いこの廊下は淫気は薄く、少ない。
それゆえ、ほんのすこしだけ淫気を吸うだけですんだ。
しかしその間も内なる淫気はクリムの身体を蝕み火照らせる。
息を整えても快感は全然引かない。

・淫気吸引:▲「快楽値」+2(29) ▲「淫気量」+2(59)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(34) ▼「淫気量」-1(58)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(36)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

そんなクリムの傍へと迫るものがあった。
東側の壁から現れた薄いモヤみたいな女の顔をしたもの。
潜伏していたウィスパード・ゴーストだ。
それは横たわるクリムの右耳まで迫ると息整え中のクリムに囁く。

「イっちゃたけど、もっと気持ちよくなりたいよねぇ?淫乱変態女さん。
もっと…もっと…身体を弄って……オナニーしなさい。
右手をその大きなおっぱいに持っていて、ムニュムニュ揉んで……
左手は服の中に入れて、オマンコすりすりして……指でズボズボしちゃいましょう?……ね?」

その言葉が脳内に溶け込むように染み込んでくる。
股間と胸が疼きだし、言われたように弄りたくなる。
現に手は動き出そうとして……

●囁き声(ST+0 快楽-1 余韻-1 ;補正-2)
◎0〜4の場合
その言葉の通り、クリムはオナニーを開始してしまう。
右手は胸へと伸ばしどちらかの胸をムニュムニュ揉み出し、左手はシスター服の中に手を入れ、割れ目に沿って擦りだしてしまう。
敏感な身体を好きなように弄るオナニー……気持ち良い

★<K>オナニー:16(胸2+8-2 陰唇2+8-2)+”1d11〜21”(高いほどオナニーは激しくなる)

◎5〜9の場合
手を動かそうとしたがなにかおかしい……
クリムはなんとか声に抵抗することができた。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【消えたゴーストさん再出現】
【呟き声……なんだけどなんかめっちゃ喋っている感がする】
【まあ上記の声を聞きながら、手が動き出そうとしている感じです】
【なので囁きを聞きながら身体が動いていく感じ】
【ちなみに抵抗成功の場合、すぐ右隣に敵はいますので、気がついても勿論構いません】

163クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/06(日) 16:47:08 ID:pv6LFMHo
>>162

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(25) ▼「淫気量」-1(57)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(27)「媚薬値」-1(11)
 ※この増加で75以上にはならない。

『は、ぁ…っ❤ はぁー……っ❤ はー…っ❤❤ ふ、ぁ……っん❤❤ っく、ぅ……ぁ…❤❤❤』

『(熱い……ゾクゾク、して…っ❤❤❤ だめ、ですわ、これ……はやく、元のわたくし、に…もどら、ないと……っ❤)』

剣を振り下ろし、黒小人を両断したクリムだったが……そのまま絶頂してしまったがために、勢いを殺しきれず床に倒れ込むことになる
身に沁みついた受け身の動作は、クリムの意識が朦朧としていようとも効果を発揮し、余計な怪我を負うことはない
苦痛は無く、ただ込み上げるような熱を発する身体と染みわたるような余韻を鎮めるために、床に寝ころんだまま荒い呼吸を繰り返す
人目が無いからこそみっともない姿を気にせず、休むことを優先したクリムだったが……思惑通りに休めているとは、とても言えない

仰向けに寝転がり、自分の胸を隠すように右手で左肩を、左手で右肩を抱く
緩く膝を立て、太腿を擦り合わせるように脚を閉じる姿は扇情的で、赤く火照り汗に濡れる肌はあまりにも艶やかだ
ぼんやりと半開きの瞳を彷徨わせ、閉じられない唇からは熱っぽい濡れた呼気が零れ落ちる
時折もじもじと身を捩り、余韻に苛まれる身体を持て余すクリムの意識は……段々と、思考が削げ落ちつつあった
だが……だからこそクリムは、体内に溜め込まれた淫気、それが齎す熱に苦しめられることになる
呼吸は鎮まりつつあり、けれど熱は引かない
乳首は硬く尖ったまま、愛液はじわじわと滲み続け、股の間に挟む形になった前垂れ状のスカートはじっとりと湿り気を増している
身動ぎの度に微かに漏れる甘い声も相まって、クリムは蠱惑的な色気を振りまいていた……

・淫気吸引:▲「快楽値」+2(29) ▲「淫気量」+2(59)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(34) ▼「淫気量」-1(58)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(36)「媚薬値」-1(10)
 ※この増加で75以上にはならない。

ぼんやりとした視線は焦点も合わず、疲労と余韻に浸り切った意識は半ば眠りに落ちかけているようなもの
黒小人を倒した直後ということもあり、警戒心も途切れて油断し、隙だらけ
クリムの経験不足が諸に出てしまったその瞬間を、淫魔は決して見逃さなかった

「イっちゃたけど、もっと気持ちよくなりたいよねぇ?淫乱変態女さん。
もっと…もっと…身体を弄って……オナニーしなさい。
右手をその大きなおっぱいに持っていて、ムニュムニュ揉んで……
左手は服の中に入れて、オマンコすりすりして……指でズボズボしちゃいましょう?……ね?」

『ん、ぁ…❤ おっぱ、い……?❤ ぁ……ふ……っ❤
 ぁ、は……ぁ……❤❤ おまん、こ……なん、ですの、それ…? っふ、く、ひ……んんぅっ❤❤❤』

絶頂の余韻に浸り、ぼんやりと……どこか虚ろな瞳を彷徨わせていたクリムは、囁きを受けて夢見心地のまま、自身のそこに意識を向けた
仰向けに寝転んだまま見下ろした視界には、シスター服を押し上げる豊満な乳房が呼吸と共に上下している様子が見える
自分の肩を抱いていた両手がするりと滑り落ち、ゆるゆると這い進む様な遅さで右手が脇腹からお腹、そして乳房へと這い上がっていく
左手はお腹をなぞりながら、右手と同じように這うような遅さで股間へと遠回りで向かって行く
汗に濡れ、肌に張り付くシスター服の湿り気を帯びた感触を掌で感じながら、何度深呼吸しても一向に収まらない淫らな熱がじわりと込み上げる
両手が這い進む度、性感帯に近付く度、より淫らな熱は昂ぶり、無意識の期待に身体がもじもじと震えてしまう

164クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/06(日) 16:47:25 ID:pv6LFMHo
>>163

――クリムには両手を動かしている自覚は無い、全ては無意識の行動だ
おっぱい、おまんこ……それが何を指す単語なのかも知らず、わからない
クリムの両手が向かう先にある部位を示している等と、想像の外にある
だが……焦らすように、期待感を煽るように身体をなぞりながら進む両手の進行方向にある性感帯は、餓えているかの如く熱を高めつつあった……

『はっ❤❤ はっ❤❤ はっ❤❤❤ っ、んぅ……❤❤』

ビスチェの下でガチガチに勃起した乳首が締め付けられ、抑え込まれ、開放を求めてキュンキュンと切なく啼いている
豊満な乳房の向こう、胸骨の内側では心臓が奏でる早鐘の音は鎮まる気配も無く、甘い機体に震えていた
それはクリムの右手が乳房に近付くにつれて早くなり、ぼんやりと揺蕩う意識が引き寄せられるように、そこに……乳房に、意識が集まっていく
無意識に動いていた右手がもう乳房に触れる、その瞬間を見つけたクリムの瞳は、まるで大好物を前に待て、と言われた犬のようで……
潤んだ瞳は妖しい期待に輝き、自然と浅くなった呼吸が本当に犬のようですらあり……その期待に応えるとばかりに、いよいよ右手が指を広げ、左胸を鷲掴みにする

『ん、ぁっ!?♥♥♥ っは、ぁ、あぅっ!?♥♥♥ んっ、く、ひぃっ!?♥♥♥♥ ぁ、ぁ……あぁ、ぁ……!?♥♥♥』

――――普段のクリムからすれば、自慰行為というものは縁が遠い
クリムの性知識は最低限のものしかなく、おっぱい、おまんこという俗称を知らないことからもそれは明らかだ
性欲が溜まりムラムラすることはあっても、それを発散すべく自らを慰める行為は非常におとなしい
乳房を軽く揉み、股間の割れ目をなぞり、乳首やクリトリスを擦り、摘まむ
その程度しかしてこなかった身体はほぼ開発されておらず、その頻度自体も非常に少ないものだったのだ

だからこそ自分の意思に寄らない、半ば操られたような右手はこれまでクリムがしてきた自慰とは違う、荒いものになった
軽くマッサージする程度に揉む、そのくらいの愛撫しか知らなかった乳房に、クリムの細くしなやかな指がぐにゅりと食い込む
乳房の芯を解すように強く、荒く食い込む指に押し出されるように、ガチガチに尖った乳首がますます硬く尖っていく
乱暴に、乱雑に、痛みを感じても構わないとばかりに強い力で揉み捏ねられる乳房から生まれる快感が、クリムの心臓の鼓動を乱す
バチンッ♥ と電気が走るように鮮烈な快感がクリムの乳房から脳天までを走り抜け、甘い刺激でますます思考に霞が掛かっていく
そしてそれは、股間でも同じことが起こっているのだ――――

『っ、ふぁ、あ、っ…!?♥♥♥ ひ、ぅっ!?!♥♥♥ っく、ぁあ、あ、あっっ!?!?♥♥♥♥』

乳房からの快感で淀んでいたクリムの瞳が、勢い良く見開かれる
最早スカートと呼べるのかすら怪しい深いスリットから、太腿をなぞるように侵入した左手が股間に到達
キツイ食い込みを見せるTバックショーツの上端から、するりと白魚のような美しい指先が滑り込む
ショーツの内側は多量の愛液と汗に塗れ、ぐちゃぐちゃに濡れている
ねっとりと指先に、掌に、汗と愛液の混合液を塗しながら止まらない左手は、遂にはしたなく愛液を垂れ流し続ける割れ目を覆うようにして動きを止めた
そのまま指先で割れ目をなぞるように前後し、ぬちゃぬちゃといやらしい水音を響かせながら左手が動き始める
これまでのクリムであれば、ただ陰唇をなぞり、多少滲んだ愛液を塗り込むように動くだけだった
しかし今、この瞬間のクリムの左手は、もっと大胆に、もっと激しく動き始める
ほっそりとした人差し指と中指を揃えて、割れ目を覆うように上から下へ、下から上へ、何度も何度もなぞり続ける
愛液が指先に絡み、塗され、ぬちゃぬちゃといやらしい水音が響く音が次第に大きくなっていく
その音が耳に飛び込む度、クリムはあまりにもはしたなく淫らな音に羞恥心を覚え――込み上げる快感を意識してしまう
そしてその羞恥心に背を押されるように、指先の前後運動は激しく、早く、勢いを増していくのだ
瞬く間に掌全体がべっとりと愛液に塗れ、皮がふやける程にぐちゃぐちゃに濡れていく
響く水音はもはや隠しきれるものではなく、この階層に入り込んだ者がいれば確実に聞こえてしまうだろう
ぐちゅっ❤❤ ぐちゅ❤❤ ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ❤❤❤❤
後から後から湧き出る愛液は入口から滲み出た途端に二本の指で攪拌され、泡立つほどに激しく股間を汚していた……

165クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/06(日) 16:47:35 ID:pv6LFMHo
>>164

●囁き声(ST+0 快楽-1 余韻-1 ;補正-2)
 →ダイス(3)-2=1
◎0〜4の場合

★<K>オナニー:16(胸2+8-2 陰唇2+8-2)+”1d11〜21(21)”=37(73 快楽Lv3)

『ふぁ、あ、あ、ああ、ぁ……っ!?♥♥♥♥ ぁ、ぁあ、あ、はぁ、あっっ!?!❤❤❤❤❤』

インプ、餓鬼、ゴブリン……クリムが遭遇した淫魔達が与えた快感も凄まじいものがあった
間違いなくクリムの過去最高を更新する快楽と、意識を漂白する程の絶頂感はクリムの意識の深いところに刻み込まれてしまっている
だが、今、曲りなりにも自分の指で、掌で、クリムはこれまでのオナニーを過去のものとする絶大な快感を感じてしまっていた
乳房を乱暴に揉み捏ね、芯を解すように強く指を埋め込むようにして揉み解す
愛液が粟立つほどに激しく指を前後させ、陰唇をぐちゃぐちゃに濡らし、愛液を塗り込んでいく
最早絶頂の余韻はどこかへ吹き飛び、しかし夢見心地なぼんやりとした瞳は快楽に囚われ始めていることを示していて……
淫霊に囁かれるまま、未熟な性感を急速に目覚めさせるように激しさを増すオナニーが、クリムの身体を自分の手で開発しようとしていた……


行動選択
乳首を摘まみ、クリトリスを押し潰し、膣内へ指を入れ、絶頂するまでオナニーを続ける

体勢
右手で左胸を鷲掴みにして、荒々しく揉み捏ねている
左手がスリットからショーツの内側へ入り込み、陰唇をなぞっている
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
熱い、熱い……っ❤ 汗が止まりませんっ❤ お腹が、ジンジン疼いて……❤
乳首だってカチカチで、あそこもびちゃびちゃ……あまりにも、はしたない……っ❤
ん、ぅ…!❤ おしりに、ショーツ、くいこんで……でも、それより、今は…あそこ、が……❤❤

精神
気持ち良い……胸、あそこ、もっと、もっとぉ……❤
乳首、擦れてっ❤ ……っ、ここを、摘まんだら……きっと、もっと、すごく……ッ❤
おまた、も…❤ クリトリス、いつもより、激しく潰したら……ごくっ❤❤❤
それに……お股の、奥……凄く、熱くて……疼いて、この中に、入れたら……どれほど……っっ❤❤❤

乱数:5


【おまたせしたのじゃ】
【完全に隙を突かれて良いように操られておるような感じじゃなぁ】
【淫魔共の無理矢理な絶頂とは違い、曲がりなりにも自慰での快感じゃから……ここが基点になるかもしれん】
【この時の経験を軸に、段々クリムちゃんの快楽に対する忌避感が薄れてハードルが下がっていくのじゃな】

166第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/02/06(日) 19:30:07 ID:Ic9Pf9UA
>>163-165
クリエムヒルト 体力10/13+5(3/+3) 精神力7/12+5(1/+3) 魔力29/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)58 媚薬:10
快楽値:73/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+2 全身感度+1
      ウィスパード・ゴースト(右耳)

〜オナニー:5+2=7〜(ST+5 快楽-3 ;補正+2)

囁き声に誘われオナニーをするクリム。
その身体は絶頂間近であり、そこに達するためか、あるいはより深い快感を味わうためか……
クリムは更に激しいオナニーへと移る。
それは”声”によるものか、あるいは自身の欲求によるものか……

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(78) ▼「淫気量」-1(57)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(※)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。

ともかくクリムは激しいオナニーへとその行動を変えていく。
美しい指が自身の乳首を強く刺激し、クリトリスを強く弄りだす。
さらにそこに指は擦る動きから膣内へと指を入れいるような動きへと変わっていく。
それはオナニーがクライマックスに差し掛かっていることを示しており、絶頂するために刺激を増幅させているようなものだ。

「あらあら……
随分と気持ちよくなりたいみたい?
ふふ…いつもはどうやっているの?言ってみなさい」

その言葉にクリムはもう逆らえない。
オナニーをしながら、過去のオナニー経験を思い出し、オナニーの喘ぎ声を上げながら、自分の秘すべき事を紡いでいく。
その恥ずかしさがさらなる快感のスパイスとなり、よりオナニーも激しく快楽を引き出すものへとなっていくだろ。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(80)▲「淫気量」+2(59)
・<K>オナニー:▲「快楽値」+10(90)
 ※この判定で絶頂できない

そして限界を越え、クリムは絶頂しそうになるが……

「でもだぁめ……
貴女はイけない…絶頂できない、イけないの」

その言葉が囁かれると、指が鉛のように重くなり、指の動きが極めて鈍くなってしまう。
爆発しそうな快感も一気に抑え込まれ、達することができない。
指の動きも鈍く、僅かな刺激を生んでいるが、絶頂へと達することが出来るレベルではない……

・<K>絶頂封じ:▼「快楽値」-11(79)※快楽値が80以上にならない

ようやく自身の本が求めている場所に達する。
そう思っていたクリムは突然それを封じられてしまう。
絶頂しそうな身体は強制的にその寸前に留められ、指の動きは激しくできず、僅かな刺激しか生めず、まさに焦らされているようなもの。
絶頂したいのだが、絶頂することができない!

・<K>絶頂できない:▽「精神」-2(5)

なんとかしようとするもできないクリム。
そんな彼女の耳元で再びささやき声がする。

「ねえ……
イきたい?」

それはまさに……今のクリムには悪魔の誘惑に聞こえることだろう。

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【まあ現在ガラス張り状態のメンタルだからね、仕方ないね】
【そしてオナニー告白からの絶頂封じからの強制焦らしからの絶頂誘惑というコンボ】
【オナニー独白のこともあるし、絶頂周りは次からかな】
【ここでイくとおまんこという言葉をしっかりクリムちゃんの脳と魂に刻むのだ】

167クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/13(日) 16:21:07 ID:9zSRDDv2
>>166

・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(78) ▼「淫気量」-1(57)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(※)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。

『はー…っ❤❤❤ はー…っ❤❤❤ っ、あ、んっ……❤❤❤ っひ、んっっ!?!♥♥♥』

乳房を揉み捏ね、解すように指を食い込ませる細く白いしなやかな指
割れ目をなぞり、愛液を塗し、塗り広げ、摩擦熱で熱くなってしまいそうなほどに素早く前後する女性らしいほっそりとした指
それが段々とより気持ち良いポイントへ、より気持ち良い強さへ、はしたない程に貪欲に快楽を貪る動きへと変わっていく
これまでのクリムのオナニーは、おっかなびっくりという言葉がよく似合う、よく言えば優しい、悪く言えばおままごとのような緩いものでしかなかった
しかし今クリムが行っているオナニーは、現在進行形で激しさを増している
より早く、より激しく、より力強く……乳房に食い込む指は深く深く乳肉の中に沈んでいき、割れ目を擦る指は強く押し付けられつつあった
乳肉を揉み捏ねる指は次第に頂点、乳首へと這わされ、乳輪に触れ……待ちきれないとばかりに硬く尖った乳首を人差し指と親指でキュッと摘まむ
それは割れ目に這わされた指も同じで、皮を被った快感神経の塊、クリトリスに這わされた親指が、グッと皮ごとクリトリスを押し転がす

『んぁっ!?!♥♥♥♥ っっひ、ぁうっっ!?!♥♥♥ っは、ぁあっ!?❤❤❤❤ んぅっ!?❤❤❤ ふ、っんぅ…!!❤❤❤❤』

クリムの唇から零れ出る声は甘く、切なく、湿り気を帯びていく
バチバチと脳裏で火花のように快感が弾けて、股間に差し込まれた左手を抑え込むように足が閉じられ、太腿がもじもじとこすれ合う
右手が乳首を転がし、潰す、その度に身体がくねり、捩られ、背中が床から浮いて反ってしまう
次第に指は遠慮もなくなり、強く急所を転がし、潰し、右手は乳首を埋め込むように乳肉の中へ押し潰していく
左手は親指でクリトリスを潰しながら、人差し指がつぷり❤ と割れ目に埋没していく
これまで何度か行ったオナニーでも侵入したことの無い膣内へと、ほっそりとした指が入り込んだのだ
きゅうきゅうと指を締め付け、滾々と込み上げる愛液の泉に沈んだ指が、瞬く間に濡れそぼる
ぴっちりと閉じていた処女穴が、初めての異物を受け入れた瞬間だった
侵入を拒むようにキツイ締め付けがクリムの指を襲い、押し出そうとばかりに内側の壁が顫動する
まだほんの指先、第一関節までしか潜り込めていない、慣れた女からすればもどかしささえ感じるおっかなびっくりの膣挿入
しかし壁が締め付けを強め、指の感触を強く感じる度に……クリムの腰を、甘い快感が侵していく
床に押し付けられた尻たぶがもじもじと揺れ、ブーツの中で脚の指先がキュッと丸くすぼめられる
初めての快感に震える下半身の有様を無視して、クリムの左手は糸を引く愛液に塗れていく
べっとりと愛液に濡れ、妖しい色気に満ちた白魚の如き指先は、スカートとショーツと膣肉に隠されてクリムにすら見えない
しかしクリムの脳裏に走る快感の予感が、ゾクゾクと背筋を震わせ――それに応えるように、指が割れ目の入口を回遊し始める
上から下へ、下から上へ、前後し、時に壁を擦るように押し付け、時に愛液を掬うように指を曲げ……
決して速い動きではない、むしろのたくたとのんびりが過ぎる前後運動
けれど慣れていないクリムにとって、初めて膣肉を擦られて得た快感は……脳髄を甘く痺れさせ、理性を容易く打ち崩していく
甘い声が抑えられなくなり、むしろそんな声を発しているという意識すら思考から抜け落ちて、乳房と股間から伝わる快感に意識が集中してしまっている……

「あらあら……
随分と気持ちよくなりたいみたい?
ふふ…いつもはどうやっているの?言ってみなさい」

『い、つも……いつも、は……んっ、ぁ…❤❤❤』

快楽に蕩けた思考に、囁くような声が滑り込んだ
普段のクリムであれば、こんな問いは無視したか、怒りだしていただろう
あまりにも恥ずかしい、デリケートどころではない領域に踏み込む質問だったのだから

168クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/13(日) 16:21:24 ID:9zSRDDv2
>>167

『ふぁ、あ、っっ!?♥♥♥ いつ、も、はぁ…❤❤❤ むね、を、もんで……あそ、こ、なで、って、ぇっ!?❤❤❤
 こん、なにっ、つよく、ない……っんぅう!?♥♥♥ さわり、かた、ですの…っっ❤❤❤❤』

――しかし今のクリムは、驚くほどするりと、喘ぎ声交じりの答えを返してしまう
昂ることもそう多くなく、昂ったとしてもオナニーで発散しようと思う事自体が少ない
数少ない自慰経験は未知の快感に怯えるかのように緩く、浅い快感しか味わわない恐る恐る、といった手つきで……

『ちく、び、つまん、でぇっ!?♥♥♥ クリトリ、ス、なで、てっ!?♥♥♥♥ それ、だけ…ですの……ぉ…❤❤❤
 こん、なっ、はげしい、のは…初めて、で…❤❤❤ あうっ!?♥♥♥ すご、い……身体、ビクビクって♥♥ 跳ねて、しまいますぅ……っ❤❤❤❤』

乳首を潰し、転がし、押し込んで、心臓を貫き背筋を駆けるような乳房からの快感
クリトリスをイジメて、割れ目をかき回し、背筋が弓形に反ってお尻が悶えるようにくねる快感
そんな初めての快感にクリムの意識は溺れ、より一層指の動きが激しさを増し――――

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(80)▲「淫気量」+2(59)
・<K>オナニー:▲「快楽値」+10(90)
 ※この判定で絶頂できない

『く、るぅっ!!❤❤❤❤ 果て、ちゃう……っ!?♥♥♥♥ っや、あ、あぁあ、あ、っっ!?!♥♥♥♥♥』

「でもだぁめ……
貴女はイけない…絶頂できない、イけないの」

『あ、あ……ぁ……っ!?!♥♥♥ な、んで、きゅうに……あぁ、あ、ぁ……っっ❤❤❤❤』

――――瞼の裏で光が弾け、激しくも心地良い、津波のような快楽が迫り……しかし、それが急激に堰き止められる
果てが見えた、来ると確信した、けれどダメだった、遠ざかっていく、鎮まっていく、快感の波が消えていってしまう……
あとほんの少し指を強く押し込めば、乳首が潰れ、クリトリスが押し込まれ、膣肉が引っ掛かれ……果てることが出来る
戸惑いに揺れる瞳には何故、という疑問が浮かび、あと一押しを求めた指先は麻痺したように鈍く、もう一歩が届かない
切なさと哀れみを感じさせる情けない声がクリムの唇から零れ出て、表情が悲しそうに歪んでいく……

・<K>絶頂封じ:▼「快楽値」-11(79)※快楽値が80以上にならない

『うご、かない……っ!❤❤❤ なんで、ですの……?❤ なんで、わたくしの、指、なのに……動いてくれません、の…?!❤❤❤』

絶頂がすぐそこまで来ていて、あと一押しで果てる……その瞬間に動きが鈍り、言うことを聞かなくなる指先に、クリムの顔がくしゃりと歪む
快楽に呑まれ、絶頂を求めて暴走していた意識は、淑女らしく在らんとした理性を押し流してしまっている
思うように動かない指に力を籠め、何とか絶頂を味わおうと四苦八苦し――その全てが上手くいかない
焦らされる格好になったクリムの精神がもどかしさに苦しめられて、心の均衡が一秒ごとに傾いていく
泣きそうに歪む顔、必死に力を籠める指、しかし快楽は遠く、絶頂は其処にあるのに手が届かない……

169クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/13(日) 16:21:35 ID:9zSRDDv2
>>168

・<K>絶頂できない:▽「精神」-2(5)

「ねえ……
イきたい?」

『イき、たい…? なんです、の、それ……行く、って、どこに……ん、ぅうっ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ は、ぁあ、っっ♥♥♥
 それ、より、ぃ…!❤❤❤ もうすこし、ですの、あとちょっと、なのに……!❤❤❤ あぁ……ぁ……!❤❤❤ うご、いて…ください、まし……っっ♥♥♥』

快楽に追い詰められ、やっと見えたゴールの寸前で焦らされているクリムは、最早謎の囁き声に疑問を持つ余裕もない
そして性的な知識は最低限の、教科書的な知識しかないクリムにとって、イク、とは未知の言葉だった
それが絶頂を差す言葉だと気付かないまま、快楽の果てを求めてもどかしそうに身を捩り、指に力を籠め、クリムは涙を滲ませながら悶え続けている……


行動選択
絶頂を求めて指を動かそうとする

体勢
右手で左胸を鷲掴みにして、荒々しく揉み捏ねている
左手がスリットからショーツの内側へ入り込み、膣口へ指先を挿入している
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
熱い、熱い……っ❤ 汗が止まりませんっ❤ お腹が、ジンジン疼いて……❤
乳首だってカチカチで、あそこもびちゃびちゃ……あまりにも、はしたない……っ❤
ん、ぅ…!❤ おしりに、ショーツ、くいこんで……でも、それより、今は…あそこ、が……❤❤
あぁぁ……!❤❤❤ もうすこし、あとすこし、ですのにぃ……!❤❤❤

精神
気持ち良い……胸、あそこ、もっと、もっとぉ……❤
乳首、痛いくらい、潰すと…っ❤ すごく…きもち、いいのです……ッ❤
クリトリス、激しく潰したら……良い、こんな、すごい…っ❤❤❤
割れ目の、中も……引っ掻くと、身体がビクビクッ❤❤❤ って、跳ねてしまって……あぁぁ…っ❤❤
もうすぐ、あとちょっと、なのにぃ……!❤❤❤ なんで、なんで動いてくれませんのっ!?❤❤❤

乱数:6


【おまたせしたのじゃ】
【完全に色に溺れておるクリムちゃん、焦らし責めが効果的過ぎる……】
【淫語もこの機会に刷り込まれてしまえば、今後が捗るのう】
【囁かれたり命じられるのが癖になるとかも楽しそうじゃ、言葉責めに弱そう】

170第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/02/13(日) 17:26:07 ID:gKgBJl8w
>>167-169
クリエムヒルト 体力10/13+5(6/+3) 精神力5/12+5(0/+3) 魔力29/30+10(9/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)59 媚薬:9
快楽値:79(90)/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(右耳)

〜オナニー:6-4=2〜(ST-1 快楽-3 ;補正-4)

絶頂するところまでいったものの、その直前で動きは鈍り焦らされるクリム。
そんなクリムにつぶやかれる囁き声。
それに対しクリムは身を捩り、指を動かそうとしながら、その口からは懇願じみた言葉を発してしまう

・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(95)) ▼「淫気量」-1(58)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(※)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。

「イくっていのはね…今貴女がなりたい状態のこと、絶頂のことよ。
いつもおっぱい揉んで、おまんこ弄って…最後にすっごく気持ちよくなるときのこと。
このビルでもいーっぱい…私達に気持ちよくさせられちゃって…最後はいっつもエッチな声あげながらお股ぐしょぐしょにしちゃったでしょ?
あ・れ……のこと」

その言葉と同時に思い出す今までのオナニーのクライマックス。
そしてインプやゴブリンとの戦い、着替えなどのときの今日の一日の中では短い時間だけれども、たっぷり経験したあの絶頂の記憶。
それらが脳内でどんどん反復され、身体と本能はとにかく絶頂したい…イきたいと訴えかけてくる。

「さあ…イきたいでしょ?
だったら言いなさい、イきたいって…
イかせてくださいって」

そんなクリムに語りかけるささやき声。
それにクリムは……

・※淫気吸引:▲「快楽値」+2(79(97))▲「淫気量」+2(60)
・※オナニー:▲「快楽値」+6(79(103))

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ちょっと短めだけど、この反応でセリフ変わるので一旦ここで返します】
【このあとはオマンコあたりのセリフを連呼させるように誘導するかな】
【そして絶頂って感じで】

171クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/02/20(日) 20:41:32 ID:kDOXh4u6
>>170

・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(95)) ▼「淫気量」-1(58)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(※)「媚薬値」-1(9)
 ※この増加で75以上にはならない。

「イくっていのはね…今貴女がなりたい状態のこと、絶頂のことよ。
いつもおっぱい揉んで、おまんこ弄って…最後にすっごく気持ちよくなるときのこと。
このビルでもいーっぱい…私達に気持ちよくさせられちゃって…最後はいっつもエッチな声あげながらお股ぐしょぐしょにしちゃったでしょ?
あ・れ……のこと」

『あれ……オルガ、ズム…っ♥♥♥ 絶頂のこと、ですの……っん、ぁひっ!?♥♥♥ ふぁっ❤❤❤ あ、ふ…っぁ、あ、うぅっ!?♥♥♥』

グチュッ❤❤❤ 粘っこい水音が響き、ぼんやりと虚ろな視線を彷徨わせるクリムの瑞々しい唇から、濡れた声が零れ落ちた
染み入るような囁き声が間近で鼓膜を震わせて、クリムの脳が熱病に侵されたように思考を霞ませてしまう
インプ、そしてゴブリンから受けたいやらしい辱めの数々が脳裏を過ぎり……同時に、屈辱ではあれど甘やかであった快感が思い出されて、クリムの胸をときめかせる
クリムの乳首を転がす手が、膣肉を掻き分けてもっと奥へと進もうとする指が、陰核を押し潰す掌が……イク、を求めてもっと激しい刺激を得ようと動く
――けれど、出来ない、動かない、加速出来ない
自分の手なのに、指なのに、思う通りには動かない
腹が立つほどにゆっくりと、もどかしい程にのんびりと、クリムの手は快楽を求めて動き、けれど決して絶頂出来ない程度にしか動かない
心が、ジリジリと弱火で炙られていくかのような……そんな感覚を味わい、飢餓感が積もり積もっていく
もっと、あと少し、激しく、深く、強く、刺激が欲しい――そんな思考ばかりが浮かんでは消ええ、浮かんでは消え……

「さあ…イきたいでしょ?
だったら言いなさい、イきたいって…
イかせてくださいって」

『っあ、はーっ❤❤❤ はー…っ❤❤❤ あ、ぁぁ……っっ❤❤❤❤』

『(わた、わたくし、は……っ❤❤❤ わたくしは……イキたい、の…?❤❤❤ もう少しで、ゴール、なのに……イけ、るのに……っ❤❤❤
 っ、でも、そんな、はしたない、ことを……っ♥♥♥♥ あ、ぁ……です、が……もう、わたくし、あつ、くて……ぁ……ぁぁ……っ♥♥♥♥)』

――そんな折に囁くこの声は、正しく悪魔の誘惑だった
トドメが欲しい、際限なく昂る快楽の熱を発散し、一度終わりを迎えなければ……クリムはもう立つことすら難しい
快楽に震える脚は力が入らず、浮かぶ汗は次から次へと溢れ出て、身体はビクビクと小さな痙攣を止めない
それを拒むのは小さな小さなプライドだけで、意識の大部分は快楽に屈し、絶頂を求めている
囁き声に言われるがままに、イク、を求めてしまっていて……経験の浅い未熟な少女に過ぎないクリムが抗えたのは、そこまでだった

・※淫気吸引:▲「快楽値」+2(79(97))▲「淫気量」+2(60)
・※オナニー:▲「快楽値」+6(79(103))

『イ、か…せて、ください、まし……っ❤❤❤❤ つらい、の、ですっ❤❤❤ 身体が、あつ、くて、ぇ……うずい、て……っ❤❤❤❤
 イきたいっ……!❤❤❤ イかせてっ!!❤❤❤❤ おね、がいっ、おねがい、します、からぁ……っ❤❤❤❤❤』

泣きそうな声で、実際に涙を滲ませて、クリムは動かない指先にもどかし気に身体を揺らしながら、焦らされきった女の顔で……淫らな懇願を叫んでいたのだ……


行動選択
イきたいと叫ぶ

体勢
右手で左胸を鷲掴みにして、荒々しく揉み捏ねている
左手がスリットからショーツの内側へ入り込み、膣口へ指先を挿入している
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
身体中……熱い…っ❤ 汗が止まらなくて……❤ お腹が、疼いて……煮えるようで……❤
乳首だってカチカチで、あそこもびちゃびちゃ……あまりにも、はしたない……っ❤
ん、ぅ…!❤ おしりに、ショーツ、くいこんで……でも、それより、今は…あそこ、が……❤❤
あぁぁ……!❤❤❤ もうすこし、あとすこし、ですのにぃ……!❤❤❤

精神
気持ち良い……胸、あそこ、もっと、もっとぉ……❤
乳首、痛いくらい、潰すと…っ❤ すごく…きもち、いいのです……ッ❤
クリトリス、激しく潰したら……良い、こんな、すごい…っ❤❤❤
割れ目の、中も……引っ掻くと、身体がビクビクッ❤❤❤ って、跳ねてしまって……あぁぁ…っ❤❤
もうすぐ、あとちょっと、なのにぃ……!❤❤❤ なんで、なんで動いてくれませんのっ!?❤❤❤

乱数:3


【おまたせしたのじゃ】
【精神の防壁がグズグズじゃからなぁ、この状態ならどんな淫語でも言われるがままに覚えてしまいそうじゃ】
【一度イけば冷静になるんじゃろうが……かーなり、衝撃的な記憶かもしれんのう】

172第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/02/20(日) 21:08:45 ID:3H1av70w
>>171
クリエムヒルト 体力10/13+5(9/+3) 精神力5/12+5(0/+3) 魔力29/30+10(0/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)60 媚薬:8
快楽値:79(90)/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(2) 膣内C(1) 子宮B(1) 左胸C(0) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(右耳)

〜懇願:3-5=-2〜(ST-2 快楽-3 ;補正-5)

絶頂…イくという言葉を覚えさせられてしまうクリム。
その言葉を連呼し、耳元のささやき声に懇願する。
だが、その声はすぐに絶頂させる気ではないようで……

・自然回復:△「魔力」+1(30)
・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(108)) ▼「淫気量」-1(59)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(※)「媚薬値」-1(7)
 ※この増加で75以上にはならない。

「ふふ…イきたいのね……
すっごくイって…気持ちよくなりたのね……じゃあ……」

声は少し考えるような仕草をする。
その間は当然指の動きは遅く焦らされている状態で、クリムは早く絶頂させてと思うことだろう。

・※淫気吸引:▲「快楽値」+2(79(110))▲「淫気量」+2(61)
・※オナニー:▲「快楽値」+6(79(116))
・焦らされている:▽「精神」-2(3)

そして時間にしては数秒、しかしクリムからしてみれば体感それ以上の、時間が経過した。
囁き声は再び内緒話をするかのようにクリムの耳元で声を発する。

「今イジっているお股の穴でイきたいでしょう?」

質問というより確認に近いその問いかけ。
その問いかけに続き

「そこはね…オマンコっていうの
女の子の大事な大事なあ・な…
さあ…言ってみなさい?
おまんこ…オマンコって」

蕩けるようにその声がクリムの中へと入っていく……

「そしてオマンコでイかせてくださいって大きな声で、皆に…自分に宣言するように……
おおきなおおきな声で、お願いしてみなさい?」

焦らされもう限界のクリム。
その言葉にクリムは……

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【ここでオマンコ覚えさせ】
【次で指を動かす許可が出て激しく絶頂かな】
【なお解禁時は()内の数値を快楽値として扱い、それに追加される形になります】

173クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/05(土) 20:08:22 ID:0/kcoF.6
>>172

・自然回復:△「魔力」+1(30)
・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(108)) ▼「淫気量」-1(59)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(※)「媚薬値」-1(7)
 ※この増加で75以上にはならない。

「ふふ…イきたいのね……
すっごくイって…気持ちよくなりたのね……じゃあ……」

『ふぁ、っ……❤❤ や、ぁ…っは、あ、んっっ…❤❤❤ くひっ!?♥♥♥ っっっ……!❤❤❤』

不自然なほどにのんびりと、囁く声は間を取って言葉を紡ぐ
実際、焦らす意図があるのだろう……クリムは動きの鈍い指先を必死に動かして、乳首を擦るように、割れ目を引っ掻くようにして刺激を得ようと藻掻き続ける
けれど動かない、見えない糸で雁字搦めにされて動きを制限されているかのように、クリムの指はクリムの意思に反した動きしかしてくれない
零れ出る喘ぎ声は甘ったるく、艶に塗れていて……だというのに、焦燥感に呑まれて一切の余裕を失った顔から汗の雫が流れ落ちる
頭の奥で微かな理性が流されるなと、これは攻撃だ、罠だと叫んでいる
しかしその声は瞬く間に小さく、遠くなっていき、胸の内から膨れ上がる欲求だけが頭を満たす
乳首を掻く爪先が、金縛りにあったように動かない
割れ目に埋没した人差し指が、締め付ける膣肉の感触に拘束されたように動きを止める
解消されない性欲が一秒ごとに蓄積して、頭の中が絶頂を求める欲求に染められ、涙がボロボロと溢れ出た
誰が見ても理性を失い、快楽に溺れた雌の顔を晒し……クリムは絶頂に至れないもどかしさに、悲し気に顔を歪めている……

・※淫気吸引:▲「快楽値」+2(79(110))▲「淫気量」+2(61)
・※オナニー:▲「快楽値」+6(79(116))
・焦らされている:▽「精神」-2(3)

『っ……!❤❤❤ あ、ぁ…ぁ……ぁぁぁ……っ!❤❤❤❤ イき、た、い…っ❤❤❤
 おね、がい…っ、はやく、はや、くぅ……っ❤❤❤❤ イかせ、て……くだ、さい…まし……っ❤❤❤❤』

『(もど、かしい…っ❤❤❤ こんなの、わたくし、ダメに…なる、ぅ……!❤❤❤❤
 おかしくなって、しま、う……っ❤❤❤ もう少し…なの、にぃ……!!❤❤❤❤)』

「今イジっているお股の穴でイきたいでしょう?」

『っは、ぁ……ぁうっ!?❤❤❤❤ はっ❤❤❤ はっ❤❤❤ はっ❤❤❤』

――時間の感覚も狂いだし、もうプライドも何もなく、我慢の限界に達しかけているクリムは、囁く声に犬のように息を荒げた
はしたなく、見栄も何もないくらいみっともない、興奮と限界を示す荒い呼吸音が誰もいない廊下に響き渡る
込み上げる興奮は理性を塗り潰し、ぐちゃぐちゃになった思考は咄嗟に答えを返せない
しかしそんなクリムを尻目に、囁きは煽るように言葉を垂れ流し、クリムの欲望を刺激する

174クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/05(土) 20:08:34 ID:0/kcoF.6
>>173

「そこはね…オマンコっていうの
女の子の大事な大事なあ・な…
さあ…言ってみなさい?
おまんこ…オマンコって」

『はっ❤❤❤ はっ❤❤❤ はっ❤❤❤ っあ、はひっ❤❤❤❤❤ お、まん、こ…ぉ……っっ!?❤❤❤❤』

――囁かれる声に従い、理性の飛んだ蕩けた声で、クリムは復唱する
その瞬間、ゾクゾクゾクゾクッ❤❤❤❤ ……背筋を駆ける快感じみた感覚に、クリムの目が見開かれた

「そしてオマンコでイかせてくださいって大きな声で、皆に…自分に宣言するように……
おおきなおおきな声で、お願いしてみなさい?」

『(ダメ、です、わ…っ❤❤❤ これ、は、ダメ、きっと、ダメ……ッ!❤❤❤ 悪寒、が……言っては、ダメ…………です、のにぃ……!!❤❤❤❤)』

『おまんこ、で、ぇ……っっ❤❤❤ い、イかせてっ❤❤❤ イかせて、くださいましっ❤❤❤❤ おねがい、します、ぅうっっ!❤❤❤❤』

ゾクッ❤❤❤ ――思えばそれは、クリムの理性が感じた決定的な破滅の予感だったのかもしれない
品行方正に生きてきた、偉大な両親に恥じないよう、誰よりも欲望を律し、抑えつけ、堂々と正道を歩いてきた
そんなこれまでの自分に後ろ足で砂を掛けるように、決定的に道を踏み外そうとしているという予感があった
もう戻れない、他の誰に見られていなくとも、他でもない自分自身は騙せない
だが――それでもいいと、そう思ってしまったのだ

『わたくしのっ!❤❤❤ おまんこ、でっ!!❤❤』

乳首はガチガチに勃起し、皮膚が剥がされて神経が剥き出しになったように敏感で、ジンジンと疼いて熱を発している
割れ目……おまんこはぐっしょりと濡れそぼり、息を荒げるように割れ目がヒクヒクと震え、開閉し、淫猥な姿を見せている

『イか、せて……ッ!!❤❤❤ イかせて、くだ…さいぃいいっっ!!❤❤❤❤』

何よりもその瞳は涙で潤み、快楽に蕩け、気も狂いそうな焦燥感に焼かれている
表情は泣きだす一歩手前といった有様で、真っ赤に火照る肌を汗でドロドロに濡らし、全身から女を醸し出していて……
誰もが今のクリムを見れば欲情し、襲い掛かってしまうだろう
それほどに発情し、汗と共に甘ったるい雌のフェロモンを撒き散らすクリムは……快楽の果て、終わりを求めて心からの叫びを響かせてしまう――――……


行動選択
絶頂を求めて囁きの言う通りに行動してしまう

体勢
右手で左胸を鷲掴みにして、荒々しく揉み捏ねている
左手がスリットからショーツの内側へ入り込み、膣口へ指先を挿入している
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
身体中……熱い…っ❤ 汗が止まらなくて……❤ お腹が、疼いて……煮えるようで……❤
乳首だってカチカチで、あそこもびちゃびちゃ……あまりにも、はしたない……っ❤
ん、ぅ…!❤ おしりに、ショーツ、くいこんで……でも、それより、今は…あそこ、が……❤❤
あぁぁ……!❤❤❤ もうすこし、あとすこし、ですのにぃ……!❤❤❤

精神
気持ち良い……胸、あそこ、もっと、もっとぉ……❤
乳首、痛いくらい、潰すと…っ❤ すごく…きもち、いいのです……ッ❤
クリトリス、激しく潰したら……良い、こんな、すごい…っ❤❤❤
割れ目の、中も……引っ掻くと、身体がビクビクッ❤❤❤ って、跳ねてしまって……あぁぁ…っ❤❤
もうすぐ、あとちょっと、なのにぃ……!❤❤❤ なんで、なんで動いてくれませんのっ!?❤❤❤
おねがいっ!!❤ はやくっ、はやくぅっ!!❤❤❤ イきたい、イきたいのですっ!!❤❤❤

乱数:4


【おまたせしたのじゃ】
【初の焦らし責めで理性が飛んでおるクリムちゃん、淫語を着々と覚えつつあるのう】
【解禁されたら勢い余って痛いくらいに激しくしてしまいそうじゃ】

175第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/03/05(土) 20:39:33 ID:Gjp2V7bI
>>173-174
クリエムヒルト 体力10/13+5(0/+3) 精神力3/12+5(0/+3) 魔力30/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)60 媚薬:7
快楽値:79(116)/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(3) 膣内C(2) 子宮B(1) 左胸C(1) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(右耳)

〜淫語を言いながら懇願:4-5=-1〜(ST-2 快楽-3 ;補正-5)

焦らされ続けるクリムの耳で告げられる言葉。
その淫語を言いながら、クリムは絶頂させてくれるよう頼む。
そしてその懇願は現実となる。

・自然回復:△「体力」+1(11)
・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(121)) ▼「淫気量」-1(59)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(※)「媚薬値」-1(6)
 ※この増加で75以上にはならない。

「いいわよイって……メスマンコを指で激しくズボズボしながら、おっぱいをムニュムニュ激しくしてイきなさい。
たーっぷりたーっぷり…私がやめって言うまでね」

その言葉が脳に溶け込み、クリムの指の動きは瞬時に加速する。
豊満な成長した身体。
その身体を激しく弄りだすクリムの指。
それは焦らされ快楽に沈んだとは思えぬ動きだ。
そして一気に溜まりに溜まった欲求はその動きで容易く昇ってしまい、クリムはすぐに求めていた激しい絶頂に達する。

・淫気吸引:▲「快楽値」+2(123)▲「淫気量」+2(61)
★オナニー:18(左胸2+7 膣口2+7)+”2d10〜15”(高いほど指の動きは激しくなる)
 →強制絶頂!

だがそれで終わりではなかった。
絶頂してもクリムの指は別の生き物のように激しく動く。
絶頂により止まり痙攣するだけのはずのクリムの指。
しかし溶け込んだウィスパードの声によりそれだけは別に激しく動き、絶頂オナニーを続けるのだ。
今度は止めたくても止められない。
ウィスパードは呟くこと無く、クリムに絶頂中の激しいオナニーを続けさせるのだった……

★オナニー:18(左胸2+7 膣口2+7)+”3d12〜20”(高いほどオナニーの時間がかかる)
ダイス合計が40未満の場合、淫気量+1 体力-1
41〜50の場合、淫気量+2 体力-2
51〜60の場合、淫気量+3 体力-3

「はい、お・し・ま・い……
おまんこから指抜きなさい」

そうしてようやくその声がかかり、クリムの指は膣口から離れていく。
果たしてどれれくらいクリムはオナニーしていたのか……
その意識も絶え絶えかもしれない。
そしてウィスパードはそのまま床に溶けるかのように沈んで消えていく。
そのあとそこに残されていたのは、美しい自慢の身体を横たえた快楽屈服したかのような姿を晒したクリムだった。
復帰までにはしばらく時間がかかる。
彼女にとって最悪なことに蒸し暑いこの廊下の中、少量とはいえ漂う淫気を乱れた呼吸でたっぷり吸ってしまうことだろう……

・淫気汚染:▲「快楽値」+21 ▲「淫気量」+4

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【淫語覚えてのオナニー絶頂】
【焦らされたのでかなりの刺激ですぐ達しますが、ストップかかるまでずっとそれを続けることに】
【絶頂オナニー時間が伸びるので、体力消費が激しく、淫気も増えます】
【そして復帰までの間も淫気を吸うので増える模様】

176クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/14(月) 22:19:41 ID:wXwFMiJk
>>175

・自然回復:△「体力」+1(11)
・※<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(79(121)) ▼「淫気量」-1(59)
 ※絶頂封じ中なので79以上にならない
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+1(※)「媚薬値」-1(6)
 ※この増加で75以上にはならない。

「いいわよイって……メスマンコを指で激しくズボズボしながら、おっぱいをムニュムニュ激しくしてイきなさい。
たーっぷりたーっぷり…私がやめって言うまでね」

『ひ、きゅぅうっっ!?!♥♥♥♥ んぁ、あ、は、ぁくっっ!?!♥♥♥♥♥ ふあ、あ、ぁああぁああ――――――――っっっっ!?!?!?♥♥♥♥♥♥』

『(そ、んなぁっ!?!♥♥♥♥ ゆびっ♥♥♥ きゅうに、はげし、っっっ!?!?♥♥♥♥
 あっ❤❤❤❤ くるっ❤❤❤ イクッ!?❤❤❤ イっちゃ、ぁあああああああああ――――っっっっ!?!?!❤❤❤❤❤❤)』

耳元で囁く声が許可を出す、それが鼓膜を震わせ、神経を走り、脳に伝わって言葉の内容を理解した瞬間――クリムの指が餓えた獣のように加速した
女性らしいほっそりとした、白くしなやかな指先が荒々しく貪るように割れ目の中へ埋没する
そのあまりの勢いで愛液が弾き散らされ、ショーツを、太腿を、スカートの裏地を濡らして濃密な雌の淫汁臭を漂わせていく
閉じた唇の内側にたっぷりと淫汁を溜め込んだ陰唇は、指先を歓迎するかの如くきゅうきゅうと激しく締め付ける
内部に侵入した人差し指は瞬く間にぐっしょりと濡れそぼり、膣肉を掻き分けるように進む指先に擦られるだけでクリムの腰は歓喜に浮き、跳ね、淫靡なダンスを踊ってしまう

そしてそれは乳房でも同じく、クリムの右手はこれまでの鬱憤を晴らすかのように激しく乳房へと食い込み、痛みすら覚えるほどに指が沈み込んでしまう
乳峰の麓から先端の乳首へ、出もしない母乳を絞り出すように乳房に指を食い込ませながら滑らせ、絞るように快感が先端へ集中する
乳首は硬く、熱く、痛い程に張り詰め、麓から押し出される快感が先端へ近付くほどに張りを増す
神経が剥き出しになったかのように過敏に意識が集中していく乳首へ、待ちに待った指先が到達したとき……クリムは涙をボロボロと流して頭を振り乱し悶えた
ギチギチと音が出そうなほどに激しく乳首を締め付け、生まれる快感は雷のように激しく乳房から全身へ伝播し、クリムの脳は瞬く間に快楽に焼き尽くされていく

呼吸すら忘れ、唯々込み上げる大きすぎる快感に莫大な恐怖を覚え、それを塗り潰す絶大な歓喜にクリムの背が弓形に反りかえる
後頭部とお尻、その二点で支えられた状態は蠱惑的な肢体を惜しげもなく虚空へ突き出し、暴力的な乳房を激しく揺らして悶え狂う
半ば白目を剥いて焦点の合わない瞳、零れる涙、浮き出る汗、廊下を震わせるほどの絶叫
全てが快楽に屈した女の有様を見せつけながら、クリムの意識はピンク色の光の中へ溶けていく……

・淫気吸引:▲「快楽値」+2(123)▲「淫気量」+2(61)
★オナニー:18(左胸2+7 膣口2+7)+”2d10〜15(10+15=25)”=43(165)
 →強制絶頂! 初期快楽値60 快楽Lv3

『き、ひっ!?!♥♥♥♥ にゃ、んでっ!?!!♥♥♥♥ んぉっ!?!♥♥♥♥♥ あぁ、あ、ああぁぁああああああああっっ!?!!?♥♥♥♥♥♥
 あ、っひ!?!♥♥♥♥ くぁ、あ、あ゛あ゛ああああ――――っっっ!?!?♥♥♥♥ イったぁ!!?♥♥♥♥ イきまし、たのっ!?!?♥♥♥♥
 なの、に、い゛ッ!?!♥♥♥♥ ま、たっ、またぁ…っ!?!?♥♥♥ イ゛ッッ――――――――――くぅう゛う゛うううううううううううううううううううううううううううっっっっっ!?!?!?!♥♥♥♥♥♥♥♥』

『(とま、ら、なぃいいっ!?!♥♥♥♥♥ もう、いいっ、いいです、のにぃ!?!♥♥♥♥ イった、のに!!?!♥♥♥♥♥
 よわい、ところばか、り゛ぃ゛っ!?!♥♥♥♥ これ、だめです、のぉ゛!?!♥♥♥♥ あたま、ばかに、なっちゃ…………っっっっ!?!!?!?♥♥♥♥♥♥)』

――それなのに、指は止まらない
快楽に沈みゆく意識を、未だに動き続ける指先が無理矢理引っ張り上げ、更なる快楽を注ぎ込んで意識を無理やり目覚めさせる
困惑が生まれ、戸惑いが理性を呼び戻し、疑問が脳裏を過ぎり……それらが瞬時に、快楽に呑まれて濁音交じりの嬌声として喉を震わせた
一際敏感な乳首は容赦なく摘ままれ、潰され、捻られ、擦られ、扱かれ、押し込まれ、揉まれ、自分の指なのに自分の乳首を壊すことを厭わない激しい愛撫で快楽を生み出し続ける
膣穴に潜り込んだ指先は深く深く潜り込み、壁のヒダを一枚一枚暴くように撫で、擦り、押し込み、引っ掻き、弱点を探して暴れ続ける
鮮烈な快感が腰を跳ねさせ思考に数瞬の隙間を生めば、そこが弱点だとばかりに容赦なく責め嬲り、自分の指なのに加減も容赦も一切なく、唯々快楽を生み出し続ける
刻一刻と理性が剥がれ落ち、思考が壊れて、快楽だけしか判らなくなる
瞼の裏では常に快楽の火花が弾けて何も見えず、耳にはどこか遠くで何かの叫び声が響いていることしかわからなくなり、噎せ返りそうな淫らな臭いに鼻が麻痺してしまう
一秒ごとに指先は的確に弱点を探り、一つ見つければそこを責めつつ更なる弱点を探し求めて、クリムの乳房を、膣肉を、自分自身で開拓していく……

177クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/14(月) 22:19:53 ID:wXwFMiJk
>>176

★オナニー:18(左胸2+7 膣口2+7)+”3d12〜20(20+20+20=60)”=78(138 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値40 快楽Lv2
51〜60の場合、淫気量+3(63) 体力-3

「はい、お・し・ま・い……
おまんこから指抜きなさい」

『こ、ひゅっ!!?♥♥♥♥ かふっ❤❤❤❤❤ ぇほっ❤❤❤ ひゅーっ❤❤❤ んぁ、あ、ひゅー❤❤❤❤』

絶頂を求めて自慰に耽り、しかし何故か指先は動かず、焦らしに焦らされ心を擦り減らし……
その果てに得た目も眩むほどの絶頂はあまりにも甘美で、心を蕩かせ確実にクリムの性体験を歪め、消えない傷を刻み込み……
それに飽き足らず、止まらない指先はイったばかりの身体を更なる快楽の沼に突き落とし、連続強制絶頂という快楽地獄へ沈めていく
ほんの数時間前までオナニーすらさほど頻度も多くなく、快楽に疎い無知な少女であったクリムは、もうどこにもいない
快楽というものを深く、深く、心の奥底、身体の芯まで刻み込まれ、味わい、その甘さを知ってしまった女が此処にいるのみだ
仰向けに寝転んだ身体はビクビクと痙攣し、投げ出された手足に力は無く、虚空を彷徨う瞳に光は無い
最早汗に濡れていない所がないシスター服はぐっしょりと濡れ、変色し、肌に張り付いて濃密な女の汗の臭いを漂わせている
それどころか股間周りはともすれば水溜まりになるほどに多量の愛液が撒き散らされ、その中心に柔らかな尻肉がビクビクと脈打っていることだろう
あまりにも激しすぎる絶頂快感、あまりにも無慈悲すぎる連続絶頂、消耗した意識は快楽慣れしていない処女には重すぎるもので……
解放された指先は生温いコンクリートの床の上で不規則に痙攣し、半ば白目を剥いたその瞳は意識が飛びかけていることを示している
誰が見てもあからさまな事後の情景、それでいて快楽に溺れた雌の色香を撒き散らすクリムにとって幸運だったのは、他に誰も居なかったことだろう
今のクリムを見れば、善良な人物であろうともレイプ魔に変えかねない
それほど頽廃的で蠱惑的な魅力に満ち溢れていたのだから……

・淫気汚染:▲「快楽値」+21(61 快楽Lv3) ▲「淫気量」+4(107)


行動選択
多少息が整うまで半分意識が飛んだままその場で休む
意識を取り戻したら起き上がり、壁に寄りかかるようにして屋上を目指す

体勢
手足を投げ出し、時折痙攣している
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
わたくしの、ちくび、こんな……ジンジン、あつい、あつい……っ❤
おまたも、ぬれて、うずいて、あぁ、あ、ぁぁぁ……っ❤
もう、どこもかしこも、ちからがはいりませんの……❤

精神
ねむって、しまい、そう……きもち、よかった、ぁ……❤
あんなに、きもちいい、なん、て……しらなか、った、ですの……❤
おっぱ、い…❤ おまんこ、ぉ……❤ イ、く……ぁ、は……❤

乱数:9


【おまたせしたのじゃー】
【完全にクリムちゃんの性癖を歪めるほどの強烈な体験になってしまったのう】
【起きた後も本調子には程遠く、半ばぼんやりしたまま屋上に行くつもりだったことを思い出し、ふらふら進むのじゃ】
【完全に淫魔に良いようにされている理想的な被害者ムーヴじゃのう……】

178第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/03/15(火) 06:10:06 ID:jBaJxpWM
>>176-177
クリエムヒルト 体力3/13+5(0/+3) 精神力1/12+5(0/+3) 魔力30/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)67 媚薬:6
快楽値:61/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(1) 陰唇C(4) 膣内C(3) 子宮B(2) 左胸C(1) 右胸C(0) お尻C(0) 尿道D(0)
    左足E(0) 右足E(0) 右腕E(0) 左腕E(0) 背中C(0) お腹D(0) 口D(1) 耳C(0)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻]
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+5
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(隠れている)

〜息を整える:9〜(ST-2 快楽-3 ;補正-5)

焦らされた後の激しいオナニーによる絶頂。
そしてそのあとも行ったたっぷりのオナニー。
一気に体力を削られ息も絶え絶えのクリム。
仰向けで膝を向けて痙攣するその姿はビルにはいる前のクリムとは思えぬ姿だ。
そして……しばらくは動けそうにない。
回復するまでしばしの時間が必要だろう。

・※<K>媚薬:▲「快楽値」+4(65)「媚薬値」-4(2)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+4(69)▲「淫気量」+6(73)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+20(85) ▼「淫気量」-4(69)

しかしその間も媚薬が、そして淫気がクリムの身体を蝕む。
そしてそれは昂ぶる身体を絶頂へと導いてしまい……
当然、耐えることなど今のクリムにはできず、絶頂してしまう。

・絶頂:▽「体力」-1(2) 快楽値40へ

そしてそのあとも…しばらくは動けず、淫気を吸いながら絶頂し他体をゆっくりと火照らせていく。
動けるようになったとき、クリムの身体はどうなっているのか……

・休憩:△「体力」+7(9) △「精神」+10(11) △「魔力」+5(35)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(42)「媚薬値」-2(0)→媚薬回復
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+4(46)▲「淫気量」+6(75)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+20(66 レベル3へ) ▼「淫気量」-4(71)

絶頂を一回挟んだ休憩。
クリムはようやく身体を動かすことができそうだ。
ただし、その身体はもう少し刺激を受けたらまた絶頂しそうな状態にはなっているが……

・性技能:手習得
・PS「オナニー」:E習得
・PS「直感(性弱点看破)」

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【一回絶頂を挟んだ休憩終わり】
【なお、目覚めてもレベル3な模様】
【回復したあとクリムちゃんはやはり夢うつつで進むことになりそうですねぇ】
【そしてこっそり入れておきましたよーパッシブに】

179クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/21(月) 23:40:50 ID:NoyPY7M2
>>178

『っく、ぁ……は、あ……❤❤❤❤ かふっ、ひゅっ❤❤❤❤ んぁ、あ……ぅ……っっ❤❤❤❤』

陸に打ち上げられた魚のように、クリムの成熟した肢体が艶めかしく痙攣する
瞳は涙を流し、霞む視界は法悦の光に焼かれて何も映さない
零れる吐息は喘ぎ声交じりで、ピンク色に染まっているかのよう
香しい汗が立ち昇り、寒々しい廊下の真ん中で不釣り合いな淫靡さを撒き散らしている
乳房に添えた手は力無く震え、ショーツの中に潜り込んだ手も同様で……
誰が見ても淫乱な雌だとしか認識できない無様な姿で、クリムは誇りに思っていた吸血鬼としての、美女へと変化した姿の尊厳を崩し続けるばかり……

・※<K>媚薬:▲「快楽値」+4(65)「媚薬値」-4(2)
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+4(69)▲「淫気量」+6(73)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+20(85) ▼「淫気量」-4(69)

『ん、ぉ、くひっ!?♥♥♥♥ ィイっっ!?♥♥♥♥ んあ、あ、あぁ……イ、クぅ……!?♥♥♥♥♥』

忘我の縁を彷徨い、思考は虚ろで、呆然自失の隙を晒すクリムを襲うものは幸いながら存在しない
しかし襲うものが居なくとも、クリムが大量に取り込んだ淫気と媚薬は女として目覚めてしまった極上の女体を昂らせ続けている
押し寄せる多幸感、あまりにも抗い難い快美感、ぬるま湯に浸かるような、温かな布団で二度寝と洒落込むような、抗えない幸せがクリムの思考を染めていく
器に注がれ続けた水の表面張力が決壊し、いよいよ溢れ出るように……クリムは意識を半ば飛ばしたまま、甘やかな絶頂感に溺れてしまう……

・絶頂:▽「体力」-1(2) 快楽値40へ

『か、ひゅー…❤❤❤ ぇふっ❤❤❤ ぉ、あ……❤❤❤ んぅ、っ、っっ❤❤❤❤』

――それでも、意識は快楽の涅槃を彷徨い続ける
ゆらゆらと揺れる意識は揺蕩うばかりで、込み上げる淫気と媚薬の快感に微睡みながらじわじわと快楽を刻まれていく
このビルに踏み込み、淫魔と知らぬまま戦いを始めて、ほんの数戦
ほんの一日……否、半日前にさえ想像できないような経験を、クリムは身体に覚えさせられてしまっている
自慰すら碌にせず、快感を知りつつもそれに溺れる者たちの気持ちなど理解できないと嘯いていた少女は、もういない――

・休憩:△「体力」+7(9) △「精神」+10(11) △「魔力」+5(35)
・※<K>媚薬:▲「快楽値」+2(42)「媚薬値」-2(0)→媚薬回復
 ※この増加で75以上にはならない。
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+4(46)▲「淫気量」+6(75)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+20(66 レベル3へ) ▼「淫気量」-4(71)

『ぁ……ぅ……っ❤❤❤ んぁ、は……………………ぁ、れ……?❤❤』

――じわじわと染み入るように、それでいて深く刻み込むように、快楽の味を、女に生まれたからこそ感じられる悦楽の極みの一端を、味わってしまった
もう忘れられない、知らなかったからこそ気付かなかった、気付かないままでいられた女であることの弱さ
それを、クリムは、これからずっと……抱え続けなければならないのだ
……それを頭で理解しないまま微睡みの海から意識が浮上し、理性が戻ってくる
淫魔という女を快楽で狂わせる専門家が犇めくこのビルで、女に目覚めたばかりの小娘が、淫気と媚薬に狂わされつつある小娘が、果たしてどこまで抗えるのか
淫魔にとっては最高の娯楽が、クリムにとっては絶望的な戦いが、本格的に始まろうとしていた……

・性技能:手習得
・PS「オナニー」:E習得
・PS「直感(性弱点看破)」


行動選択
武器を右手で掴み、それを両手で支えて立ち上がる
壁に寄りかかるようにして身体を支えながら、屋上へ向かい歩き出す

体勢
手足を投げ出し、時折痙攣している
緩く膝を立て、床に仰向けで転がっている

肉体
からだ、あつい……おなか、うずいて……きゅんきゅん、って……っっ❤
っは、ぁ……ちくび、かちかち……おっぱい、も……はりつめてる、きが……❤
おま、んこも、どろどろで……おしるが、とまりません……っ❤
ても、あしも、がくがくして……ちからが、はいり、にくい……❤

精神
わた、くし…は……なぜ、ねていたの、でしたっけ……?
たし、か、ゴブリンを、たおして……っ❤ からだが、うずい、て……?❤
っ、あたまが……たしか、おくじょう、へ、いくはずだった、ような……❤

乱数:2


【おまたせしたのじゃ】
【若干朦朧としていて囁かれた前後の記憶が曖昧なまま、屋上から虱潰しに下っていく予定を思い出す感じじゃな】
【ふらふらしつつ武器と壁を支えに屋上を目指すのじゃ】
【そして着々と目覚める女としての素質、最初から弱点をなんとなく察知して責められる天性の淫乱っぷりよ……】

180第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/03/22(火) 05:07:22 ID:cQ2oAKS.
>>179
クリエムヒルト 体力9/13+5(0/+3) 精神力11/12+5(0/+3) 魔力35/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)71
快楽値:66/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(2) 陰唇C(5) 膣内C(4) 子宮B(3) 左胸C(2) 右胸C(1) お尻C(1) 尿道D(1)
    左足E(1) 右足E(1) 右腕E(1) 左腕E(1) 背中C(1) お腹D(1) 口D(2) 耳C(1)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+8
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(隠れている)

〜立ち上がり屋上へ:2-3=-1〜(ST+0 快楽-3 ;補正-3)

ようやく動けるようになったクリム。
激しいオナニー絶頂から理性を完全に飛ばし、無意識の絶頂を挟み、ようやく回復したのだ。
だが、それでもクリムの身体には疲労が残っていた。
失神寸前まで追い詰められた身体は、休憩したことで回復したものの、それでもまだ全快とは言い難く、快楽は強く燻り、そろそろ絶頂しそうな状態というところまで追い詰められていた。
それほどまでにクリムの身体は淫気に汚染されているのだ。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(68)▲「淫気量」+2(72)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(73) ▼「淫気量」-1(71)

ともかくクリムは身体を起こして立ち上がる。
床に落ちていた剣を右手で拾うと、それを両手で掴んで支えとして、身体を起こしていく。
しかしそんなクリムの豊満で成熟した身体は今まで感じたことのないような脱力とふらつきを感じていた。
淫魔たちのいやらしい淫らな攻撃。
今までしたことのなかった淫猥なオナニー。
限界を越えた絶頂。
そしてクリムを蝕むのは大量に取り込んでしまった淫気。
魔を狩る夜の女王たるクリムは、この淫気のおかげで悶え苦しむ雌となってしまっている。
さらにはもともと多汗だったクリムの身体はスコールでも浴びたかのような多量の汗。
股間は汗と愛液に潮でぐっしょり濡らしており、止まること無く溢れ、壊れたかのように垂れ流している。
これらは体質だけでなく淫気の影響もより強く影響しているのかもしれない。

そして立ち上がる際も、クリムは悶える羽目になる。
淫気によって極めて敏感になったクリムは下着の、そして衣服の擦れる感覚すら明確に捉えてしまい、しかもそれは快感として感じてしまう。
絶頂寸前の身体は、起き上がる動きですら、衣服の擦れる感覚が、下着が食い込む感覚が…次々と快感となってクリムに襲いかかる。
その結果、立ち上がったクリムは……我慢などできず絶頂してしまった。
意識的にか無意識にか…覚えたての淫語を言いながら……

・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(83)→絶頂!
 ※この判定を耐えることはできない

流石に今回は意識を飛ばし茫然自失となるようなことはなかった。
倒れそうになるも壁によりかかり崩れ落ちることなくなんとか、立ったままの状態を維持できた。
しかし明らかに身体は異常な感度になっているのをしっかりと認識してしまう。
そして動けるようになったクリムは絶頂したばかりの身体を引きずるようにしながら、壁によりかかりながらも歩いていくのだった。
壁に衣服越しに擦れる感覚が…
歩くたびの下着の食い込みが…
そして太ももが壁に擦れる感覚が…
それらの感覚で快感を感じ悶えながら……
クリムの触れた壁には濃厚なクリムの雌の汗が付着し、床には垂れた汗を愛液の後を残し、クリムはエレベーターがある角の部分まで、なんとか進んでいくのだった。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2 ▲「淫気量」+2(73)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5 ▼「淫気量」-1(72)
・衣服が擦れる:▲「快楽値」+”2d10〜16”(高いほど、下着と衣服がより食い込み、擦れてしまう)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【この状況じゃ耐えられないだろうし、とりあえず一回絶頂】
【壁に寄りかかってすすむとあるし、壁に身をあずけるようにしてなんとか崩れずにはすんだ感じ】
【そのまま寄りかかって進むのだ!】
【しかし、恐るべき淫気の感度増加】
【+10ですってよ(白目】

【ちなみに次辺りに入れる予定ですが、背後のトイレにちょっとした異変が起きる模様】
【クリムちゃんはちょうど角を曲がったあたりかな】
【少しのホラー要素感+山吹さんによる救出ミッションの仕込み的な】

181クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/28(月) 21:42:51 ID:KxoBf3Gw
>>180

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(68)▲「淫気量」+2(72)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(73) ▼「淫気量」-1(71)

『は、ぁ……んんっ❤❤❤ っふ、ぁ……❤❤❤ は、ひ…❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤ はぁ…っ❤❤❤』

『(からだ、が…うまく、うごきません、わ……っ❤❤❤ たた、なきゃ……いけま、せん、のに……っう、く……❤❤❤)』

仰向けに倒れ込み、ぐったりと手足を投げ出していたクリムは、緩やかな微睡みから意識を目覚めさせる
しかし激しい絶頂の余韻と、今尚クリムを蝕む尋常ではない量の淫気が齎す疼きによって、クリムの理性はピンク色の靄に包まれてしまっていた
理性が鈍り、集中力は頻繁に途切れ、甘ったるい疼きに力が抜けて上体を起こすだけでも億劫で……
腕を床につき、肘を立てて腹筋に力を籠め、上体を起き上がらせる
言葉にすればその程度の簡単な動作にさえ、今のクリムは普段の数倍の時間を掛けてのたくたともどかしい程に鈍くしか動けない
力が抜ける、腕が、全身が震えていて、まるで熱病に侵されてしまっているかのようだ
ふらふらと頭を揺らし、折角起こした上体も安定せず、猫背気味に丸まった背中を乱れた呼吸で上下させながら、クリムは少しずつ立ち上がるために動き続ける

『っく、ぁ……❤❤❤ は、あ……❤❤❤ はぁ、ぅ……っ❤❤❤ っ、ふ……んんっ❤❤❤』

まずはすぐ傍に転がっている大剣に手を伸ばし、硬質なその柄に指を絡めて握り締める
倦怠感と脱力感に苛まれるクリムにとって、その硬質で重厚な感触はとても頼りがいがあるように思えた
脚に力を籠めて少しずつ腰を浮かせながら、手にした体験を床に突き立てて、両手で縋るようにして身体を支える
ぽた、ぽた……立ち上がるために前屈みになった身体から、汗の雫がしたたり落ちる
元より汗っかきな体質であるクリムにとって、日本の気温と湿度は相性が悪い
蒸し暑い空気にクリムの身体は熱を溜め込み、上昇し続ける体温を下げようと身体は発汗を多量に促す
月の光のような美しい銀糸の髪が数本、汗の粒を浮かべた額に張り付き、艶めかしく彩っている
そこから肌を伝い流れ落ちる汗の雫が、顎先から床へと落ちていくのだ
そしてそれは顔だけでなく、身体全体で起きている
首筋から垂れた汗がシスター服を濡らし、黒い衣装を色濃く染め上げていく
窮屈そうに押し込められた豊満過ぎる女体は、衣装の下で滝のような多量の汗を衣服に染み込ませている
大剣に縋るように前屈みになったクリムの、重力に従ってたぷたぷと重そうに揺れる乳房の先から、汗が粒となって滲み落ちた
はやくも吸水限界に迫りつつあるシスター服は、乳房の先端、肘、そういった箇所から滲み出た汗がしたたり落ちてしまっているのだ
それだけではない、ショーツやスカ―トには汗に負けないくらいに大量の愛液が滲み、染み込んでいる
びしょびしょに濡れたシスター服は肌に張り付き、身体のラインを隠す役目を放棄、むしろ強調するかのようにぴっちりと張り付いてしまっていた

……もしも今のクリムに誰かが近付けば、きっと誰もが赤面してしまうだろう
むわっとむせ返るほどの雌のフェロモンを含んだ汗と愛液の香りが立ち昇り、纏わり付き、得も言われぬ色香を撒き散らしているのだ
パツンパツンに胸元を張り詰めさせた乳房は、その柔らかさと大きさを隠すことなく見せびらかし……
腰の括れは芸術的なほどに細く引き締まり、よく見れば臍の窪みさえ透けて見えるかもしれないほどで……
最早スカートとも呼べない前垂れ状のそれは、ムチムチのお尻に張り付きむしろ肉感を強調していて……
秘すべき股間もまた、過剰な愛液でぐっしょりと濡れ、汁を吸って重そうに垂れる前垂れの先からぽたぽたと粘っこく糸を引く液体を床に垂らしている
快感に溺れ、淫蕩に耽り、雌の快感を貪り続けた証を残しながら、クリムは震える脚に力を籠めて立ち上がる
しかし……

『ん、ぁ…っっ!?♥♥♥ あ、ひっ!?♥♥♥♥ く、ぅうっ!?♥♥♥
 ふぁあ、あ、ああぁ!?!♥♥♥ イ、クぅ……!? ❤ ❤ ❤ ❤ また、わた、くしぃ…!?♥♥♥ イ、クッ――――ぅううううっっっっ!?!?♥♥♥♥♥』

大剣を床に突き立て、杖代わりに寄りかかりながら腕の力で身体を引っ張り上げる
その際に身体に寄せるように絞められた腋は、両腕を胴に擦るように動いてしまい……腕に挟まれ、締め付けられた乳房がゾクゾクと背筋を駆ける快感を生む
震える脚に力を籠めて立ち上がる際、汗で濡れ、肌に張り付いた下着が食い込み、敏感な秘部をイジメてしまう
窮屈なシスター服が締め付け、濡れた服はその感覚をより強めて……女の快楽に目覚めたばかりのクリムの身体は、甘い余韻を振り切って絶頂へと駆け昇っていく
バチバチと脳裏で快感が弾け、身体がガクガクと震えだす
倒れないように、最早抱き着くように身体を預ける大剣の冷たさと、そこに押し潰される乳房の生み出す快感を感じながら……クリムは誰に告げるでもなく、甘ったるい声で絶頂を報告してしまうのだ……

182クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/03/28(月) 21:43:04 ID:KxoBf3Gw
>>181

・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(83)→絶頂!
 ※この判定を耐えることはできない
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

『は、ひっ♥♥♥ ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤』

そこが廊下であるということが幸いした、と言えるだろう
立ち上がったばかりで絶頂し、またしても全身から甘く力が抜けていく感覚に酔いしれたクリムが倒れずに済んだのは、壁に寄りかかる形となったからだった
ビルの廊下はそれなりに広いが、広すぎるということも無く……ふらつき、崩れそうな体勢を傾け、肩を壁に押し付けるようにして倒れ込まないようにギリギリのところで堪える
そうして熱く濡れた呼吸を繰り返しながら、痺れるような余韻で鈍った思考で、クリムは微かな理性をかき集めていく

『(わた、くし……また、イって、しまったの、です、ね……っ❤❤ 立ち上がった、だけ、で……衣服、に、擦れる感触、だけ……で……っっ❤❤❤
 これ、も、あの、魔法陣の、せい…なので、しょうか……?❤ 神経が、剥き出しになっているかのよう……肌感覚が、過敏すぎ、て……っっ❤❤❤❤)』

呼吸する度に胸元の衣服が張り詰め、締め付けられる
脚が震えて、身動ぎする度にショーツがキュッと食い込んでしまう
腕が、肩が、衣服越しに壁に擦れる感触でさえ甘やかな快感になる

こんなこと今までなかった、だからこそ、回転の鈍い頭でもこれが異常だと気付いてはいる
しかし、どうすればいいのかがわからない
あの小部屋の魔法陣が怪しいが、あそこから抜け出た以上影響はない筈なのだ
ならば余韻、残滓、そういった感覚だけでここまで異常な感覚になっているのかと言えば……そんなはずはない
低下した思考力では碌に頭を回せず、クリムはやがて頭を振ってから回る思考を振り払った

『(今は、先に……そう、屋上、へ……っ❤ 上から、下へ……あの、無鉄砲な方々を、見つけ、なければ……っ❤)』

ふらり、ふらり、足取りが怪しいものの、大剣を杖代わりに、壁に寄りかかるようにしながらクリムは脚を進めていく
ポタポタと汗の雫が垂れ落ちて、愛液が脚を伝って淫らな足跡を残し、それに気付かないまま色香に満ちた赤らんだ顔で、クリムは階段へ向かう
トイレを確認してから屋上へ向かい、虱潰しに下へ、下へと捜索範囲を広げていく
その予定を半端に思い出し、トイレをすっ飛ばして屋上へ向かいながら……クリムは熱っぽい瞳で、霞む思考に引き摺られるようにして歩き続けている……

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(22) ▲「淫気量」+2(73)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(27) ▼「淫気量」-1(72)
・衣服が擦れる:▲「快楽値」+”2d10〜16(10+16=26)”(53 快楽Lv2)


行動選択
大剣を右手に掴み、杖代わりにする
左手で壁に触れ、それを支えにして屋上へ向かう

体勢
右手に体験を掴んで、壁に左肩を擦り付けるようにして立っている

肉体
肌が、異常に鋭敏に……っ❤ どうして、このような……わたくしに、何が起きているのです…!?❤
っ、下着が、食い込んで……胸が、股間が、お尻が……ゾクゾク、してしまいます……っ❤
力が、入りにくい……快感は、痛みよりもよほど厄介なのですね……
汗が止まりません、いくら何でも、これは……淑女として、恥ずかしい……///

精神
身体中、少しの刺激で気持ち良くなってしまいます……触れないように、しなくては……っ❤
はしたない……/// こんな有様では、あの男の人たちを見つけても、近寄れません……汗の臭いを嗅がれたら、どうしましょう……//////
屋上へ……たしか、そう、屋上から順に探すのでしたね……あぁ、脚が鈍い、もどかしい……っ❤

乱数:6


【おまたせしたのじゃ】
【外見は完全に真っ赤な顔で瞳を潤ませ、ふらふらと歩く酔っ払いのようにすら見える有様じゃな】
【中身も自分は大丈夫だと思っていながら、その実割と大丈夫じゃない状態】
【……うむ、本当に酔っ払いのような状況じゃ】
【+10……? ……クリムちゃん初体験でハード過ぎんかの???】
【この子は今後まともな性生活を認識できるようになるんじゃろうか……ハードじゃないと物足りなくならんかの?】

【ホラー! 本来ならそちらがメインじゃったろうに……まぁ淫魔故致し方なし】
【クリムちゃんがボロボロにされる分には大歓迎じゃが、トラウマにならん程度でお願いしよう】

183第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/03/28(月) 22:20:20 ID:iV9Z.gcg
>>181-182
クリエムヒルト 体力8/13+5(3/+3) 精神力10/12+5(1/+3) 魔力35/30+10(9/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)72
快楽値:53/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(3) 陰唇C(6) 膣内C(4) 子宮B(3) 左胸C(3) 右胸C(2) お尻C(2) 尿道D(1)
    左足E(2) 右足E(2) 右腕E(2) 左腕E(2) 背中C(2) お腹D(2) 口D(2) 耳C(1)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル異界 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度2+8
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(隠れている)

〜屋上へ向かう:6+1=7〜(ST+4 快楽-2 余韻-1 ;補正+1)

全身むき出しの性感帯。
そんな身体を動かしながらクリムは廊下を曲がり屋上へと進む。
一体何回クリムはこの夜に絶頂してしまったか……
数えるのも億劫なほど、達してしまった身体。
それを引きずるようにクリムは屋上の階段へ向けて歩いていく。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(55)▲「淫気量」+2(74)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(60 レベル3へ) ▼「淫気量」-1(73)

角を曲がり、あの屈辱のオナニー絶頂をしたトイレ前の廊下は完全に誰の気配もなくなる。
この廊下にはクリムの絶頂と悦楽の証とでもいうべきクリムの体液がところどころに水溜りを作り、その雌の芳醇な発情臭を漂わせている。
そこにボコっ…となにか泡立つような音が響く。
加えてクリムの匂いを犯すかのように生臭い精液の悪臭が漂いだしていく。
そんな匂いが漂いだすと同時にトイレの扉が開き、べちゃ…ベチャ……となにかが蠢く音がする。
それはゆっくりと漂うクリムの匂いを犯しながらその源へと迫っていくだろう。

そんな背後より驚異が迫っていることを知らぬクリム。
歩くたびに食い込み、擦る刺激で悶ながらも廊下を歩いていく。
感度、快感、そして室温。
それらは変わることなくクリムに牙を向き、その身体をどんどんいやらしく淫靡に染め犯す。
その口からは途切れることなく快楽の声が漏れていく。
なんとか絶頂する前には階段辺りまでついたが、絶頂寸前の身体で今度は階段を登っていくことになる。

・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(70)

階段は右手側が上り、左手側が下りの階段。
上り階段は昇った先に踊り場が有り、その左手に屋上への扉がある。
そんな階段を快楽に耐えながら足を動かし昇っていくクリム。
その都度股間に下着が食い込み、敏感なクリムの膣口は愛液を吹く。
それが下着を濡らし階段を濡らす中、一段また一段……クリムは快楽の喘ぎと漏れ出る愛液を垂らしながら階段を昇っていく。
そしてようやく踊り場のいついたところでクリムの身体は限界を迎え絶頂しそうになる……がなんとかクリムはこれを耐える

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(75)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(74)
・!衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(87)
 →絶頂を耐える:▽「精神」-1(9)

そして絶頂を必死に堪えるクリムは手を屋上に続く鉄製の扉へと伸ばしていき……それを掴んだ瞬間、そんなクリムの全身に凄まじい電撃のような快感が流し込まれ、
クリムは激しく絶頂してしまう。

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80(167)
 →絶頂!

それは通常の状態でも絶頂してしまうほどの恐ろしい快感だった。
そんな快感を絶頂寸前の身体に流され、クリムは凄まじい声を上げながら絶頂してしまう。
しかもクリムの扉を掴んだ手は、その快感によってまるで麻痺したかのように開くことができない!
それゆえ、絶頂に至る快感は止まることなくクリムの身体に流し込まれ……

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80

クリムの身体のあらゆるものを快楽で壊していく。
身体も心も意志も何もかも……快楽、いや絶頂で塗りつぶされていく。
それゆえ手も離すという行為ができず、そのまま無慈悲に絶頂快楽を流し込まれてしまい……
クリムはこの絶頂快楽から逃れることができない。
その悲鳴のような喘ぎはこの階層だけでなく、階段を伝わり一階まで伝わってしまうだろう。

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【絶頂により手が動かず、クリムちゃん、イきまくり】
【そしてフラグのように一階まで悲鳴は伝わるのだ】
【あ、次は時系列戻って山吹さんのターンになります】
【山吹さん、ビル内にはいるのがクリムちゃんが屋上扉でイかされるの同時刻になります】

184クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/04/02(土) 22:18:55 ID:P0VDG6vk
>>183

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(55)▲「淫気量」+2(74)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(60 レベル3へ) ▼「淫気量」-1(73)

『こ、ひゅっ❤❤❤ ぇほっ❤❤❤ っ、ぁ……ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ っん、ぁ……か、ふっ❤❤❤』

見るからに大きく、重そうな大剣を杖代わりに、ふらふらと危なっかしい足取りでクリムは進む
一歩踏み出す度に身体が傾き、大剣や壁を支えに何とか倒れないように堪えて、ポタポタと汗と愛液の雫を残しながら廊下を行く
碌に明かりも無い夜のビルは視界も悪く、クリムは見えているとはいえ、こんな場所でふらふらと動くクリムは、遠目から見れば幽霊か何かと思われてもおかしくない
しかし、近付けばその尋常でない様子に、垂れ流される体液に、漏れ聞こえる甘ったるい声に、そして噎せ返るような発情臭に……誰もが息を呑み、理解するだろう
この女が快楽に漬け込まれ、食べ頃に熟成された雌であるのだと……

『(下着が……っ❤❤❤ 動く、たびにっ❤❤ くいっ、こ、んで、しまい…ますわ……っっ♥♥♥
 服、も、張りつい、て……っ❤❤❤ 身体、じゅう、おかしく…て……っ♥♥♥ 気持ちい、い、のが……止まり、ません……っ♥♥♥♥)』

踏み込む脚は震えていて、歩幅は狭く、汗と愛液が幾筋も艶めかしい白い肌を滑り落ち、床に恥ずかしい痕跡を残していく
大剣に縋りつき、壁に肩を押し付け、その度に擦れる感触に、肌に服が張り付いて突っ張る感覚に、下着が食い込む刺激に……甘ったるい声を零してしまう
ただ歩いているだけ、それだけなのにクリムは着実に昂ぶり、淫らな熱が脳髄を茹らせていく感覚に呼吸が浅くなっていく……

・衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(70)

『ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ っん、く……ぅうんっ!?♥♥♥♥ ぁ、は……❤❤❤
 く、ぁ……んんぅっ!❤❤❤ はっ❤❤❤ はっ❤❤❤ は、ひっ❤❤❤❤』

屋上へ向かう、その目的だけしか脳裏には残せず、それ以外の思考は全て快楽の火に焼かれて消える
そんな状態で息を荒げながら、ふらりふらりと階段を上るクリムはいよいよ限界を迎えようとしている
瞼の裏でバチバチと弾ける快楽の火花、痙攣するように引き攣る手足の筋肉、思考はドロドロに蕩け、理性がいよいよ限界を訴える
……それでも、クリムはルカージュの名を、それに伴う誇りを忘れられない
父と母、そしてそれ以前に続いた偉大なる祖先たち
彼等の名を自分の代で貶めるわけにはいかない、彼等に恥じない誇りある行動を取らなくては……
妄念にすらなりかけているその一心で、クリムは込み上げる絶頂感を押し込めて震える脚で階段を昇る
食い込む下着が割れ目を押し退け、クリトリスが、陰唇が、お尻が甘やかな刺激に目も眩むような快感を生み出す
汗で吸い付く衣服が、ふらつく度に揺れる乳房に突っ張るような、締め付けるような、もどかしく切ない快感を感じさせる
それでも、それでも……と、その一心でクリムは階段を昇り、踊り場を超え、屋上への一段一段を超えていく……

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(75)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(74)
・!衣服が擦れる:▲「快楽値」+10(87)
 →絶頂を耐える:▽「精神」-1(9)

『は、ひゅっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ ふーっ❤❤❤ っん、ぁ……あ……?❤❤❤
 とび、ら……おく、じょう……?❤ ここ、を、あけ、れば――――』

ふわふわとした時間間隔では、どれだけの時間をかけたのかクリムには判断が付かない
ほんの数分だった気もするし、数十分、あるいは一時間は掛ったような気もする
そんな浮ついた頭で、視界に映る扉を見て……クリムは悟った、此処が目的地、屋上なのだと
一先ず目的地にたどり着いたことに安堵し、何も考えずふらつく腕を伸ばし、ドアノブを掴んで――落雷に打たれたように、クリムの意識が白熱した

185クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/04/02(土) 22:19:05 ID:P0VDG6vk
>>184

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80(167 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値60 快楽Lv3

『―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!? ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥』

――――その扉に触れた瞬間、流し込まれたのは純粋な快感だった
一瞬で意識が沸騰し、視界に眩い火花が散り、身体中が不規則に痙攣し、汗が、涙が、そして愛液が堰を切ったように溢れ出る
思わず手放した大剣が階段を転げ落ちていく派手な音が響き、しかしクリムはそれを気にする余裕もない
食い込むショーツ越しにびちゃびちゃと床に撒き散らされる愛液……潮吹きをしてしまいながら、声にならない絶叫が放たれる
息が出来ない、思考が消える、身体は激しい絶頂に翻弄され、しかしあまりの快楽にガチガチに緊張して……だからこそ崩れ落ちることも出来ない
だからこそ、クリムの地獄は終わらないのだ――――

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80(140 快楽Lv5)
 →強制絶頂! 初期快楽値40 快楽Lv2

『っっあ゛、ひぎっっっっ!?!?!♥♥♥♥♥♥ ぉ、あ゛!?!♥♥♥♥ ああ゛あああああ゛あ゛ああああああああああああああああ゛っっっっっっっっ!!!!????♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥』

――――壁が震える、窓が軋む、第二派となる絶頂快感の注入は、クリムの肺から酸素と共に絶叫を引きずり出す
激しすぎる絶頂にガチガチに緊張した筋肉、それは指先にまで及び……だからこそ扉から手を離せず、凄まじい快感にクリムは濁音交じりの獣の如き悲鳴を上げる
最も、それはどこか甘ったるく濡れた色を交えた悲鳴であったが……それでもそれは、クリムにとって間違いなく悲鳴だった
そしてそれはまだ終わらない、何故ならクリムの左手は、未だにドアノブを掴んだままなのだから……そう間を置かず、三度目の絶頂快感がクリムの意識を焼いていく

・絶頂快楽注入:▲「快楽値」+80(120)
 →強制絶頂! 初期快楽値30 快楽Lv1

『あ、あ゛っっ!!?♥♥♥♥♥♥ ぁああ、あ、あああ、あ、っっっ!!?!?♥♥♥♥♥♥♥♥
 あ"❤❤❤あ"❤❤❤あ"あ"あ"―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!?❤❤❤❤❤❤❤❤』

――それは、間違いなく断末魔であった
甘ったるく、媚びるようで、濡れた色合いを含んだ雌の鳴き声であるそれは、その声を聴いたものの興奮を掻き立ててお腹を疼かせる絶叫であった
そして同時に、取り返しようのない快楽に壊されていく女の悲鳴に他ならないのだった
クリムの脳裏で、ブチブチと何か、切れてはいけない何かが千切れていくような感覚が走る
それは錯覚か、あるいは本当に脳が壊れていこうとしているのか……
本物の雷に打たれたように、最早苦痛でしかないほどの絶頂快感に襲われるクリムの意識は、既にほぼ消え去っている
喉も枯れよとばかりに絶叫し、涙を、汗を、愛液を、あらゆる体液を垂れ流して床を汚しながら、極上の美女が快楽に狂わされていく
誰しもが息を呑み、興奮を掻き立てられる最高のステージにして、クリムにとって処刑台のギロチンに等しい強制絶頂体験は、まだ、終わらない
ビル全体を揺るがすような大絶叫を響かせながらも、絶頂痙攣で収縮した手指が振り解かれるまで……クリムは快楽の地獄に晒され続けることになるのだ……


行動選択
なにもできない

体勢
左手でドアノブを掴み、その手に体重を預けるように前屈みの体勢で辛うじて立っている

肉体
からだ、じゅう、きも、ち、いいっ♥ わたし、どうなって、もぅ、わから、な、っっ!?♥♥♥

精神
しぬっ♥♥♥ これ、だめ、しんで、しまうぅっっ!?♥♥♥♥

乱数:6


【おまたせしたのじゃー】
【このまま前のめりになって扉に身体の前面を寄りかからせ、更なる絶頂快感注入に晒されるじゃろうクリムちゃん】
【もう何度か強制絶頂を経て、ようやく扉に触れない範囲に崩れ落ちる感じかのう】
【さて、遂に儂の出番か……どうなることやら、未だ出番のないチンピラどもが不気味じゃが、さて……】

186第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/02(土) 22:22:53 ID:3HgdUfMo
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:0/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+2) 退魔ブーツ(2+2) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 癒やしの霊水*3 神酒 妖気丸 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 SPW:3 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>朽ちた神社・境内 街灯無し 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:STR+2 DEX+1 AGI+2 VIT+1 体力回復値+2 妖術効果値+2 妖力回復値+2

時系列は少し遡る……

本来の姿を晒したにもかかわらず、屈辱的な絶頂をしてしまった時から幾らか時間が経過した。
山吹は今、商会の建物内にある更衣室にいた。
本来の姿になったが、あまりの快感で変化を解くことは叶わず、妖力を使い切ってしまったが、それも時間経過とともに回復している。
体力も霊力も妖力も問題ない。
あとはここで着替え、依頼のビルに向かうだけだ。

着替えに入る山吹。
再び、この装備を身につけることになるが、思い浮かぶのは、神社での戦い終えたあとのこと。
すなわち汗だく愛液塗れになった自身の身体とこの装備だ。
それを脱いだときの記憶がまざまざと思い浮かんでくる……

それを振り払い、山吹は着替えを行っていく。
美しい裸体を晒しながら、ビキニを…セーラー服のような衣服を…フェティッシュなブーツにグローブを…
それぞれ身につけていく。
一応、前回の戦いのあと、衣服はしっかり洗っている。
それゆえ、汚れなどはないものの、今回の仕事が終わったら、またもあのように……いや淫魔の数も多く、戦場も広いのでアレ以上のことを味わうことになるだろう。
この綺麗に洗濯された衣服も、前回以上に汗だく、愛液塗れ…いやそれ以外の粘液も浴びてしまうだろうことは容易に想像がつく。
無論避けられるなら避けたいが、それがほぼ不可能なことは経験で分かっている。

そして、装備をしっかり身につけた山吹は道具類の確認に移る。
道具類はしっかり山吹の希望に叶ったものだ。
また、その中にはスケスケの生地の薄いレオタードのようなもの。
今着用しているビキニを同じくスケスケにしたようなものもあった。
これらは、予備のインナーとのことだが……

ともかく、それらを確認し、しっかり準備を終えたあと山吹は更衣室をあとにする。
目指すは件のビル、あづまビルだ。
なお、盗撮器具はしっかりと更衣室に備えられてて、起動していた。

・神酒*2 妖力丸*2 ベーシックビキニ ベーシックインナー 獲得

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【時系列さかのぼっての山吹パート】
【前回のお話で戦果確認パート(山吹さんの身体的な意味)が無かったので回想で入れる感じで】
【その脱衣回想からの着衣シーン】
【なお盗撮に関してはまあ気がついているので、無視でも破壊でも幻術でもお好きなのをどうぞ】

187山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/11(月) 23:34:32 ID:hLK4564Q
>>186

「くぅ、儂としたことが……不覚を取ったのじゃ、おのれ、たぬ吉の分際で……」

(わかっておったことじゃが、この身体はやはり快楽に弱いのう……うぅむ、どうにか慣れていかねばならんが……まぁ、今は後回しじゃ)

ぶつぶつと苦虫を噛み潰したような顔で独り言を呟きながら、山吹は荷物の中から退魔用の装備を引っ張り出し、手近なところに置いていく
セーラー服の上下、黒いビキニの上下とブーツ、チョーカー、グローブ……山吹が持つ退魔用の装備一式だ
しっかりと洗濯、乾燥も済み、清潔な状態を保っている衣装だが……山吹の脳裏には、神社での戦闘後、これを脱ぎ捨てた際のことが思い浮かぶ


……
………

汗を吸い、艶めかしく光を反射する肌理細やかな肌に纏わりつくセーラー服とスカート
ジッパーを開き、スカーフを外してべたつくそれから腕を抜き、床に落とし……曝け出される黒いビキニに包まれた、豊満な乳房
その乳房も、硬く尖った乳首が薄い布地越しに浮かび上がっていて……薄っすらと紅潮した肌からむわりと汗の蒸気が立ち昇る
鏡に映るその痴態を目にしながら、手の動きだけは澱みなくスカートのホックを外し、ジッパーを下ろし、すとん、とスカートが滑り落ちた
むっちりと肉付きの良いお尻を包む黒のビキニボトムが露わになり、少し股間に、そしてお尻に食い込み気味な様子が浮き彫りになる
視線を凝らせばビキニは愛液でより色濃く染まっていて、太腿やお尻までも愛液の筋がぬらぬらと濡れ光っていた
幾度か絶頂させられ、快楽を与えられてしまった、その証を鏡越しに見て……鏡の中の山吹は、眦を下げて頬を赤く染める

(あのような雑魚共しか居なかったというのに、こんなにも淫らに辱められるとは……やはり淫魔は女の天敵じゃのう……
 悠美がおらんのは良かった、というべきか? あんな雑魚に手間取る姿は、師として見せられんな……まぁ生まれ直して色々リセットされたせい、というのもあるが……)

姿見に映る黒のビキニに身を包み、セーラー服とスカートを足下に落とした金髪の美少女
自分でも完璧だと己惚れてしまう美貌と人目を惹く肉感的なスタイルは、しかしあまりにも淫靡に染まっている
尖った乳首、赤く染まった肌、愛液や汗で汚れ、濡れ光る肌……
威厳ある大妖怪、かつては誰もが恐れた九尾の狐がこの姿見に映る女子であると……誰が思うのだろう
何処か切なげな色を宿した顔でこちらを見やる鏡の中の己を見詰め返しながら、山吹は熱っぽい息を吐いた……

………
……


「ふー……何時までも気にしてはおれんわい、手早く着替えてしまわねばな」

神社での一戦を終え、着替えた際のことを思い出し……しかし、そこに囚われそうな思考を振り払う
そうして広げられた退魔装備を一つずつ手に取り、手早く身に着けていく
奇しくもそれは、回顧した記憶の逆再生
ビキニを身に着け、スカートを穿き、セーラー服に袖を通し、ブーツを履いてグローブを身に着ける
セーラー服を身に纏えば学生と見紛う程に若々しく、生まれ直した影響で美少女と言って差し支えない容姿は学生服がよく似合っている
しかしそこにブーツとグローブを身に着けると、一気にいかがわしさが漂い始める
とは言えこれは必要な装備であるから、仕方がないことだ
軽くグローブを身に着けた手を握り、開き、屈伸をして違和感がないか確かめる
セーラー服もスカートも、何ならビキニも異常がないことを確認し、軽く手足を動かして身体を捻り、引っ掛かる箇所が無いか入念にチェック
もしも戦闘中に異常が発生すれば、その対価は命で贖うことになるのだ、慎重に確認を重ねる山吹の視線は鋭い
……とはいえそれも長く続くことはない、ある意味慣れ親しんだその動作は効率よく進み、全てのチェックがほどなく終わる

「装備は良し、あとは……予尾のインナー、のう? ……スケスケではないか、これ、意味があるのか…?
 まぁ性能が良いなら衣服の下に隠れる分には着ても良いかもしれんが……たぬ吉だからのう……」

装備のチェックが終われば、最後に持ち込む道具類の確認だ
これは事前にたぬ吉に要求した道具が揃えられていて、それを確かめる程度になる
とは言えどうしても目を惹き、思わずぼやいてしまうものがあった
指先で摘ままれ、ぶら下げられたスケスケのインナー……たぬ吉が予備にと渡してきたものではあるが、あからさまなエロ目的の装備に思わず視線がじっとりと半眼になってしまう

(現状のビキニでも不満はない、無理に着る必要もあるまい……とは言え淫魔と戦えば衣服の損耗は覚悟せねばならんし……
 まぁ、たぬ吉の言う通り予備として持ち込むかのう)

……とは言え、たぬ吉の言う予備のインナーとしては、需要があるのが微妙なところだ
淫魔は文字通り、淫らな魔、である
女の天敵、女を辱めるスペシャリスト、その手段の一つに衣服をボロボロにする、という手もある
予備の衣服が無ければ、裸で歩き回らざるを得ない場面も出てきてしまうだろう
……そんな状況で透けたインナーにどれほど意味があるのかは疑問だが、今はスペースに余裕はある
一応、ということで透けたレオタードとビキニを詰め込み、神酒や妖力丸もキチンと確保し……すべての準備は完了した

「さて、急ぐか……夜更かしはお肌の大敵じゃ、あまり長引かせたくはないものじゃなぁ」

そんな事をぼやきながら、山吹はコツコツと小気味いい足音を響かせて更衣室を後にする
バタン、と音を立てて閉じられた更衣室の中で、見つかり難いように隠されていたカメラが見るも無残に破壊されていた……


行動選択
ビルへ向かい、入口から中へ入る

体勢
早足気味で歩いている

肉体
異常は無し、いい具合にリラックスできておるのう

精神
盗撮とは、本当にあのエロ狸め……儂が気付かんとでも? 本当にそう言うところはいつになっても小物じゃのう

乱数:7


【おまたせしたのじゃ】
【さて、いよいよ儂パートの始まりじゃな】
【クリムちゃんが苦戦続きじゃったから、手間取りつつも手早く探索を進めて経験の違いを見せたいものじゃが】
【合流……出来るのかのう、出来たとしてもなかなかひどい目に逢ってそうじゃな、クリムちゃんは気絶しておるし】
【何より淫気に弱い儂が淫気に弱いと無自覚なのが痛い、クリムちゃん並に淫気漬けになると厳しいのう……】

188第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/12(火) 15:50:29 ID:H9rher4c
>>187
〜ビルへと向かう〜

夜の市内を目的のビルへと歩く山吹。
美しい金髪の美少女がセーラー服のような、けれどもその材質は実にフェティッシュなそれを着ているというのに、夜の市内にいる他の人々は山吹を見も、話しかけもしない。
それは山吹が施している幻術によるもの。
それにより、そこに人がいるのはわかるが、それに気に留めもせず、そしてその姿を把握することもできない。
それゆえ、山吹はたしかにそこにはいるが、どのような人物かは他人から認識できないのだ。

それにしても暑い……
淫魔の領域ほどではないが、この市内もまた蒸し暑いのだ。
そして身につけている衣装は露出度はあるが通気性最悪であり、快適性でいえば私服のほうがマシなほどだ。
しかしこれから向かうのは淫魔の巣食うビルであり、流石にそこに私服で行くのは危険だろう。
弱体化している今ならばなおさらだ。

そして山吹は件のビル、あづまビルへと着く。
建物は四階建てプラス屋上のテナントビル。
入り口は南側の通りに面した正面玄関と裏手にある裏口、あるいはその裏口近くにある非常階段。
ただし山吹は合鍵をもらっているので、どこからでも侵入可能だ。
このビルに巣食う淫魔の殲滅が今回の山吹の目的だ。

しかし、妙な点が2つあった。
まずは正面付近に漂う懐かしい匂い。
人間を遥かに凌駕し、獣すらも凌駕する山吹の妖狐としての五感。
それが懐かしい匂いを捉えたのだ。
それは不快なものではない。

そしてもう一つはこのビルからは淫魔の気配は確かにする。
しかし最上階である四階の気配がおかしいのだ。
ここだけ気配が大きく乱れながら極めて小さくなっている。
まるで誰かが淫魔と戦闘しほぼ全滅させたかのよう……
たぬ吉から協会の退魔師がこの地に来ていないことは把握済み。
となると協会所属ではない退魔師か、流れのフリーの退魔師が来ているということだろうか?
少なくとも戦闘能力のない善良な市民が巻き込まれた……という感じは戦闘の痕跡からありえなさそうだ。
一応注意したほうが良いかもしれない。

さて、妙な状況のこのビル。
どこから侵入すべきか……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【早く山吹さんが到着しないと、クリムちゃんの淫気汚染が凄いことになってしまう!】
【ちなみに懐かしい匂いは、ハル君の匂い+クリムちゃんに僅かに残る悠美さんの匂いって感じです】
【あとビルに侵入した瞬間=クリムちゃんの屋上扉接触絶頂という感じの時系列になります】

189山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/13(水) 23:01:44 ID:xqK18m2g
>>188

(うぅむ……まだ春先じゃというのに、随分と蒸し暑いのう……これも昨今の異常気象とやらか?)

外灯、車のライト、繁華街の電飾……星明りを押し退けるような人工の明かりに照らされる夜の街を、山吹はヒールの音を響かせて歩き続ける
夜闇の中でも一際目立つ色鮮やかな金の髪を靡かせ、歩く度に揺れる豊満な乳房を見せつけるように胸を張り、艶めかしい肉感を感じさせる太腿をスカート端からチラチラと垣間見せながら行く山吹の姿は特徴的でありながら、誰も気にする様子を見せない
無駄に目立つのが解っているからこそ、基本的に幻術で自身を誤魔化し、何の変哲もない一般人に錯覚させることを常としている
人込みを掻き分け、目的地へと一直線に足を進めながら、つらつらと思考が巡る
今考えているのは、専ら気候の事だ
山吹が大妖怪として君臨していたころのことは、あまりに過去のこと過ぎて参考にもならない
しかし封印から目覚め、悠美と共に過ごした日々の経験から、春先でこんなにも暑いのは少しおかしいのでは、と感じてしまう
最も、気象変動は毎年ニュースで報じられるような内容だ、これもその一つと言われたら反論は出来ないのだが……
ともあれ、そんな特に意味のない思考を脳内で巡らせながら、山吹は脚を止めない
例え通気性の悪いセーラー服の内で、じっとりと熱が籠り始めても……
全身に薄っすらと汗が滲み、不快なべたつきを感じ始めても……
腋の下や下乳、胸の谷間などに至っては汗の粒が浮かんではセーラー服に染みてしまっていても……
退魔衣装はただ気分を高めるコスプレではない、実用性を伴い仕事着だ
多少暑い程度で脱ぐわけにもいかず、山吹は時折溜息を吐きつつも暑さに耐え、あづまビルを目指して歩み続けた……

………
……


「…………これは、妙なことになっておるのう…?」

(淫魔の気配は良い、しかしこれは……戦闘の気配、とな? 四国は協会の手の届かない独特の気風のある土地だったはずじゃが……
 この感じで素人、ということはあるまい……観光にでも来た退魔師が淫魔の気配でも感知した、とか? ……都合が良すぎる気もするが、まぁ、考えてもわからんのじゃ)

件のビルへと辿り着いた山吹だったが……そのビルから感じる違和感に、ビルを見上げたまま首をかしげてしまう
というのも、何やらビルの中から戦闘の気配がするのだ
素人が迷い込んだのであればこうも派手な気配にはならない、となれば退魔師が入り込んだ、ということになる筈だが……
そもそも四国には退魔協会の手は伸びておらず、他の土地と比べれば退魔師の絶対数そのものが少ない筈だ
フリーの退魔師が受けた依頼が被る、ということも考えにくい以上、偶然としか考えられないが……いくら何でも偶然で全て片付けられるはずもない
とはいえ考えてもどうしようもない部分ではあるし、今は気にしても仕方ないと、山吹は思考をもう一つの違和感へ向ける

(この気配、匂い、感覚……妙に安心するような……懐かしい? ……なんじゃろうな、この感じ……?)

このビルの正面、そこから漂うもう一つの違和感……それは、奇妙な懐かしさを伴う感覚だった
具体的に何なのかはいまいち思い出せないが、山吹はこの匂いを、感覚を、知っているはずなのだ
暫くその場で腕を組み、うんうんと唸りつつ首を傾げ――

「……うむ、わからん!」

(わからんものに時間を使っても無駄になるだけじゃ、切り替えねばな……さて)

「ふー……よし、では、依頼を始めるとするかのう」

――考えても思い至らない現状に、思考そのものを放り投げた山吹は、気持ちを仕事モードへと切り替えていく
謎の退魔師の存在は気になるが、その気配は四階……最上階から感じている
となれば、山吹の選択肢は二つに絞り込まれる
即ち、正面から侵入して一階から上へ向かうか、非常階段を使って四階から下へ向かうか、だ
四階にいる退魔師が完全な味方なのか、敵なのかもわからないが……味方ならば、是非とも協力を取り付けたいところだ
山吹自身はオールラウンダーであると自負しているが、その中でも後衛としての性能が高い
先日の神社とは比べ物にならないほどに淫魔が密集しているであろうビルの中で、ソロで探索は大変なのだ
前衛が居てくれればより盤石になるのだが……それはこちらの都合
いざ協力を取り付けようとしても、噛み合わずに決裂する可能性もままある
ならば最初から居ないものとして、気にせず依頼を熟す方向でやっていく手も悪くはないはずだ
思考が巡り、自身の戦力を計算し、感じる気配から淫魔の量や質を推し量り……山吹は数分の沈黙ののち、答えを出した

「……よし、挟み撃ちにするのが一番効率が良かろう、儂は下から行くか!」


行動選択
合鍵でビルの正面から侵入し、探索を開始する

体勢
腕を組み、仁王立ちしている

肉体
異常は無し、いい具合にリラックスできておるのう
とは言え少し汗ばんできたのじゃ、特に腋の下と胸周りが……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
さて、鬼が出るか蛇が出るか……上の気配に追い立てられて一斉に向かってくる、というのは勘弁してほしいのう
あとは上の人の頑張り次第か、儂が下から追い立てるようにすれば、淫魔共からメンタル面で有利を取れるやもしれん

乱数:9


【筆が乗ったのでまずは儂の返信なのじゃ】
【淫気汚染はじっくりことこと取り返しがつかないくらい煮込むのが基本()】
【まぁここは見知らぬ気配である以上当てにせず、あわよくば援護しつつされつつを期待して下から向かうのじゃ】
【上と下から虱潰し、つまり挟み撃ちの形になるのじゃ(なおクリムちゃん】

190第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/14(木) 02:09:17 ID:LvBjjWfA
>>189
山吹 体力15/15(0/+6) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:0/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2+2 DEX:3+1 AGI:3+2 INT:8 VIT:3+1 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1

〜正面玄関から入る:9+3=12〜(ST+3 ;補正+3)

正面の玄関から侵入することにした山吹。
合鍵を取り出し正面玄関の鍵を外す。

この建物は四階建て。
一階は南側に通りが伸びており、南西部分に正面玄関がある。
そこからまっすぐ廊下が伸び突き当りはエレベーター、そこから右に廊下は曲がり、その先に北側の裏口、更にその先北東部分には4階まで伸びる踊り場付きの階段がある構造だ。
一階の廊下以外の部分はテナントが入っていたであろう部屋で、
玄関から進んだエレベータへの廊下中間あたりの右手に入るための扉がある。
部屋の南側がガラス張りだが、シャッターが下ろされており、外から見ることはできない。
部屋の西側もガラス張りだが、ブラインドが下ろされており室内は見えなくなっている。

そんな建物の間取りを頭の中に浮かべながら、山吹は開けた玄関の扉を開ける。
それと同時に感じる非常に蒸し暑い熱気。
外も暑いが室内も極めて蒸し暑く不快だ。
加えて薄いが淫気も漂っていて、山吹はその身体を少し疼かせる。

・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(2)

そんな蒸し暑く薄い淫気漂うビルへと入っていく山吹。
しかし建物内に入ると、山吹の耳に少女の悲鳴のような声が入ってくる!

山吹の耳は人以上獣以上だ。
それは幻聴などではなく確かな少女の悲鳴。
しかもそれは快楽に濡れた、激しい絶頂のものだと、性の情事に詳しい山吹には分かった。
発生位置は廊下の奥の方。
廊下の先の階段の上方、おそらく四階の最上階付近。
問題はこの声の主は誰かということと、これが罠である可能性だが……

さて、山吹はどうすべきだろうか?
なお山吹の霊感は一階にはすぐ隣の部屋に淫魔の気配を感じる。
隣室はおそらく複数の淫魔がいると思われる
二階にも淫魔気配があり、相手が霊体ならば床(天井)を通り抜けて迫ってくる可能性があることも注意せねば!

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【聞こえた悲鳴=屋上扉絶頂の声】
【狐耳は場所までしっかり捉えているのだ】
【山吹さんはそれがすごい絶頂の声だとわかるだろう】
【そして挟み撃ち案は建物に入って瞬時に消えてしまった模様】
【なお霊感さんが仕事して淫魔の気配はなんとなく察知】
【※全部わかっているとは言っていない】

191山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/14(木) 23:29:21 ID:z.3Mwk5M
>>190

「むっ……やはり、か……全く、不愉快なことじゃのう……」

(淫魔共の居る空間は、どこもかしこも蒸し暑いのじゃ……せめて湿気が無ければまだマシなんじゃがなぁ……)

一階から順に探索し、隠れ潜む敵を残らず駆除しながら上へ、上へ
それを実現するために、このビルの間取りを思い浮かべながら頭の中で進行ルートを組み上げつつ、玄関の扉を開け放つ
しかし、そこから吹き付けてくる湿気を大量に含んだ蒸し暑い熱気に、山吹は不快そうに眉を顰めた
悠美と共に何度も経験してわかっていることだが、何故か淫魔が居る空間は蒸し暑い状態になりやすい
特に屋内ともなればそれは顕著で、淫気を含んだ熱気は薄っすらと滲む程度だった汗を見る見るうちに珠になるほどに発汗させていく
淫気による疼きも相まって、ジワリと身体が発情の熱も含めて、熱く火照り始めようとしている……

・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(2)

「さて、まずは手近な――っ!? これは……!?」

暑さに耐え、近場から調べて行こうとした、その矢先――山吹の頭頂で暑さに茹っているかのようにへたっていた狐耳が、ビクッ! と跳ねあがる
聞こえてくるのはビル全体に響き渡るような、甘く濡れて、処理しきれない快感に溺れる女の、淫らに染まる断末魔の声
意識を失う程の激しい絶頂快楽に晒され、喉も裂けよとばかりに叫んでしまっている誰かの叫び声が、ビルの最上階……四階あたりから響き渡っている

(先に侵入していた退魔師はまず間違いなく敗れた、あんな声を上げて無事に済んでおる筈がない、挟み撃ち計画は早くも破綻しおったか……いや、そんなことは今は良い
 ……どうする? 周囲にも淫魔の気配がある以上、まずはしっかりと儂の身の安全を確保するべきじゃが……)

思考が巡る、山吹の意識は既に、暑さに茹り始めていた通常状態から、戦闘状態へと切り替わっている
一階の、感知できる範囲ですらそこそこの淫魔が居る……二階、三階、そして四階へと向かえば、総数はかなりのものになる筈だ
数の暴力で責められるのは不利にも程がある、やはり着実に一階ずつ制圧し、足元を盤石にしてから進むべきだ
進むべき、なのだが……山吹の脚は、階段のある方向へ向けて動き始めていた

「やれやれ、儂も悠美のお人好しが移ったかのう……甘くなったものじゃよ、まったく」

そう呟いて口元に苦笑を浮かべ、しかしその瞳に後悔の色は無い
大妖怪として大暴れして封印され、目覚め、悠美と共に淫魔と戦い抜いた経験が、山吹にかつての自分ならば選ばない選択肢を選ばせたのだ

(まぁ、悲鳴が聞こえてそれを無視しては、悠美に顔向けできんしのう……悠美ならばここで後先考えずに突っ込む、あのお人好しはそうする
 ならば師である儂が、悠美に誇れぬ振る舞いをするわけにもいくまいて)

悠美と共に過ごした時間は、かつての大妖怪として過ごした時間と比べればあまりにも短い
だが山吹の中で、悠美と共に駆け抜けた日々は大切で、大事な記憶になっている
別れ、今は別の道を歩いている山吹と悠美だが……お互いにとってお互いが影響を与えあい、大切に思い合う相棒であることは変わりない
なればこそ、そんな大切な相棒に胸を張れない行為は出来ない

手首、足首を解すようにその場で軽く跳ね、全身を軽く解すように振るう
金糸の如き髪が軽やかに跳ね、重々しく乳房が弾み、スカートがふわりと翻る
口元の苦笑は何時の間にやら不敵な笑みに変わり、視線は鋭さを増していく
その様はまるで獲物を見つけた肉食獣のようで……狐の目のように獣が如き瞳孔を鋭く細めて、山吹は軽く脚に力を込めた

「さて、一先ずは四階まで急ぐかの」

(……ふむ、最悪の場合、敗れた退魔師を抱えて非常階段から一時撤退じゃな、となれば――)

失神する程の絶頂快楽に晒されたはずの女退魔師に、淫魔が何をするのか
かつて悠美と共に嫌という程にそれを味わった山吹は、よく、わかっている
だからこそここから先はスピード勝負だ、集中した意識が加速し、霊力を練り上げ、身体中に纏うように広げられていく……

「これぞ練気法・韋駄天……さぁ、行こうか!」


行動選択
<AS>練気法・韋駄天を使用、階段へと走り、駆け上り四階を目指す

体勢
手足をぶらつかせ、リラックスして立っている

肉体
異常は無し、いい具合にリラックスできておるのう
さすがに汗ばんできたのじゃ、特に腋の下と胸周りが……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
悠美のお人好しを、次に会った時には笑えんのう……儂がこうも甘くなるとは
まぁ良い、今は急ぐのみ、退魔師殿を早々に救出せねばな!

乱数:9


【移動速度を上げるために韋駄天を使ってでも急ぐ狐の図】
【悠美と過ごしたせいでお人好し要素が追加された儂じゃ、悲鳴を聞いて無視は出来んのう……】
【あとは追いつかれる前に振り切って、罠が無ければこれで四階まではいけるはずじゃが……さて、どうなるかのう】

192第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/15(金) 03:38:20 ID:fOHFUpZY
>>191
山吹 体力15/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力30/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:2/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2

〜韋駄天使用後階段へと向かう:9+8=17〜(体術+1 ST+7 ;補正+8)

悲鳴の主を退魔師と考え、その救出を優先する山吹。
霊力を回し、練気法・韋駄天を使い敏捷性を強化し、一気に駆け出す。

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(29)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(4)

それは凄まじい速度だった。
元の脚力に加え、装備のよる強化、それに合わさり山吹の霊術。
その強化された足で山吹は一気に駆け出したのだ。
そしてこのビルは大きなビルというわけではない。
入り口からその奥にあるエレベーター前までそれほど長いというわけではない。
それゆえ強化された山吹の脚力ならば瞬時に距離を詰めることができる。

そんなエレベーター前の角を速度をあまり落とすことなく山吹は曲がる。
その先は東西に伸びる北側の通路。
西端がエレベーターで東端が階段、その中間あたりに裏口の扉。
それを確認しつつも山吹は速度を落とすことなく廊下を駆けていく。

淫魔の動きはない。
あるのは薄い淫気と蒸し暑い空気だけ。
淫気の薄さから、むしろ蒸し暑い空間を全力で駆けていることの消耗と不快感のほうが強いかもしれない。

そんな中全力で山吹は駆け続け、階段へ……
階段は建物北東部にあり、途中に踊り場があるもの。
一階から二階へは山吹から見て右側に階段があり、踊り場を経て二階へと続いている。
山吹は止まることなく階段へ。
そして階段を駆け上がり、踊り場へと出て、そこから二階へと駆け上っていく。

・消耗:▽「体力」-1(14)

そして、踊り場から二階へと駆け上がる山吹。
このビルは各階層に大きな部屋が有り、その部屋の北側と西側に囲むように廊下がある。
階段は北東、北に非常階段に続く扉、北西にエレベータホール。
南西にはトイレがある構造だ。
これは2階から4階まで共通した構造だ。

また山吹の耳には女性の喘ぎが未だ聞こえる。
距離を詰めていくことで山吹の耳は声の発生源をだんだん正確に捉えていく。
女性は4階、いやそのさらに上というか、おそらく屋上へと続く階段あたりでその声を出しているようだ。
それもしっかりと生の声のようで、絶えず変化しており、録音したものではないと思われる。
やはり女性が淫魔に襲われている可能性が高い。

だがそんな山吹の視界の中に淫魔が入ってくる。
二階の廊下中央付近。
そこにふわふわ浮かぶ二匹のインプの姿がある。
こちらを向いており、階段を駆け上がる山吹の姿に気がついたようだ。

「ギッ!女だ」
「屋上の罠にかかったやつじゃねぇな!
ということは、二人も極上の獲物が来やがったのか!?」

そんな言葉を話す淫魔に対して山吹は……

・「インプ」*2出現!

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【ダイスが良いので一気に二階まで】
【正確には踊り場〜二階の階段のところになります】
【まあダイスが良かった分、全力疾走であり、体力も少し下がってますが】
【そして二階廊下にはインプが】
【戦うか、そのまま階段を登るか…】
【背を向けるのは少し怖い相手】

193山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/17(日) 11:33:59 ID:o4XdTi/Q
>>192

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(29)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(4)

(ふむ……ここは気付かれる前に駆け抜けてしまうかのう、囲まれたら面倒そうじゃ)

練気法を発動、主に素早さを強化する韋駄天を身に纏い、山吹は淫魔の気配を感じながらそう脳内で方針を決める
安全を確保して進むことよりも救出を最優先にすると決めた以上、静かに潜入か、気付かれても速度を優先するか、そのどちらかしかない
そして救助対象が恐らく四階にいるとなれば、救出したら最悪非常階段を使うか……身体強化任せで飛び降りてしまっても良い
大雑把な方針を決める思考を余所に身体は流れるように動きだし、床を蹴りつけて瞬間的に風になる
元々の優れた身体能力を霊術で底上げし、その上で退魔装備が補強する
今の山吹は一般人では視覚に捉える事すら難しいかもしれない、それほどの速度で廊下を駆け抜け、ソールを床に滑らせまるでドリフトのように方向転換
夜闇に包まれた薄暗いビルの廊下に金の髪が靡く様を、残像のように残しながら……山吹の姿は瞬く間に階段に向けて加速する

(うぅむ……激しく動くと暑いのう……性能は良いが、この通気性の悪さはどうにかならんものか
 ……いや、そもそも淫魔のいる空間が蒸し暑い以上、多少通気性を上げてもそれで性能が落ちては意味がない、か?)

高速で脚を回し、髪を、尻尾を靡かせ、スカートを翻して廊下を駆ける山吹は、熱が籠り始める体内に内心で不満を漏らす
元々暑苦しいビル内で激しく動けば、通気性が悪い……つまりは風を遮る退魔衣装の効果も相まって、より熱が籠っていく
かなりの速度で動いているにもかかわらず、風を感じられるのはせいぜいがブーツの縁より上の太腿か顔、ぐらいしかないのだ
豊満な乳房で押し上げられたセーラー服は、時折お腹の部分から風が入り込むことはあるが……焼け石に水というものだろう
そんなことをつらつらと考えながら、山吹は走り難い筈のヒールを苦にもせず早々に階段に到達、前へ向けられていた勢いを斜め上へずらしていく

・消耗:▽「体力」-1(14)

「待っておれよ、すぐに助けに……むっ」

(まだ声が聞こえる……今は辛かろうが、その声を目印にすぐに向かう故、暫し待つのじゃぞっ
 ……とは言えこの感じ、追い詰められて抵抗出来ていないか、今まさに気絶まで秒読みの快楽拷問の真っただ中……か? 急がねば……っと、あれは…!)

ピクッ、ピクッと山吹の頭頂の狐耳が動き、未だビル内に響く女の悲鳴を捉える
震え、掠れ、泣いているかのような、媚びと喜びと苦痛を混ぜ合わせた快楽に濡れた悲鳴
それは絶えず変化し、声の主が今まさに快楽拷問を受けているのだと確信させるに足るものだった
当然山吹もその声の聞こえる場所へ、速度を上げて急ぐつもりだったが……視界に見えた影に、眉を顰めた

「ギッ!女だ」
「屋上の罠にかかったやつじゃねぇな!
ということは、二人も極上の獲物が来やがったのか!?」

「……ちっ、インプか!」

(餓鬼ならば無視しても良いが、転送術を持つこ奴等に気付かれた状態で放置は……出来んな!
 ならば瞬殺を狙う! 獲物はどちらか、思い知らせてやるのじゃっ!)

インプ、悠美共々、散々に苦しめられた苦い記憶を思い出し、山吹は思わず舌打ちを零してしまう
これが餓鬼や淫魔化した獣、幽霊程度であれば無視しても良かったのだが……
インプは淫具などを転送させる厄介な術を使う、つい先日、神社の戦闘でも山吹はそれに苦しめられたばかりだ
既に気付かれている以上は、ここで無視しても追いかけられ、救出のタイミングで淫具を転送されてしまえば……
そう考えると、インプを無視する、という選択肢は山吹の中から消えた
ギロリと視線を鋭く睨み付け、山吹は階段を駆け上がる脚をインプの方へと方向転換、全速で吶喊する

・「インプ」*2出現!

「すぅ――――はぁっ!!」

(まずは数を減らす! 突撃からの飛び膝、おまけに槍を馳走してやろう!)


行動選択
インプAに駆け寄り、勢いのままに跳び膝蹴りを放つ
攻撃が着弾した瞬間、膝から<AS>妖力槍・火を放ち追撃する
着地後、結果はどうあれ後ろ回し蹴りに繋げ、インプBを蹴り飛ばす

体勢
前傾姿勢で階段を駆け上がっている

肉体
異常は無し、いい具合にリラックスできておるのう
さすがに汗ばんできたのじゃ……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
まずは片方を瞬殺する、飛び膝と槍の連撃ならばうまくいけば倒しきれるはずじゃ!
倒しきれなくとももう片方を蹴り飛ばし、確実にトドメをさせるように、邪魔はさせん!

乱数:6


【流石にインプは無視できんのう……絶対追いかけてきて最悪のタイミングで淫具転送されるやつじゃろうし】
【とりあえず前回は術メインでやったら妖力が枯渇したし、キックも混ぜて適度に消耗を抑えねばな】

194第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/17(日) 13:39:59 ID:KddbNHFA
>>193
山吹 体力14/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力29/30(0/+2) 妖力20/20(0/+4) 状態:正常
快楽値:4/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2
      インプA B

〜インプAにキック:6+5=11〜(体術+1 ST+5 PS-1;補正+5)

階段を駆け上る中、二階に出現したインプ。
それに対し山吹は、素早く撃退するという方法を取ることにする。
方向を変え二階へ。
廊下を浮遊するインプに対し、一気に駆け出す。

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(28)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(6)

術と装備で二重に強化された脚力。
インプがその行動を察知し、何らかの対処をする前に、山吹は行動しており、インプとの距離を縮める。
それを妨害するものは何もない。
そして山吹の強烈な蹴りが並んでフワフワ浮かぶインプの片割れを捉え、更に追撃の炎の妖力槍を膝から放つ。

「ギッ!」

インプたちのニヤニヤする言葉の次にあがったものは悲鳴。
完全に油断していたインプにたいし、山吹は機先を制することに成功した。
蹴り飛ばされ、しかもその身体に炎の槍の一撃を受けたインプは身体を炎上させながら廊下の奥、エレベーターホールあたりまで吹っ飛んでいく。
完全に決まった。
おそらく倒したと思われるが……

・妖力槍・炎:▽「妖力」-2(18)
・インプA撃破

そして山吹は流れるように固まったかのように動けぬインプBへと回し蹴り。
激しい2つの足技で短いスカートからはビキニがチラチラと覗いているが、インプにそれを楽しむ余力はない。
そんなインプに鋭い山吹の美脚が直撃し、こちらも同じく奥へと飛ばされていく。

・インプB:6ダメージ

こちらはまだ生きている気配はあるが、大きなダメージを受けているようだ。
すぐには動けなさそうだ。
さてどうすべきか……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【パンチラしまくりながらの戦いですが、凄まじい補正値でインプたちはそれを楽しむ余力なし】
【このまま圧勝って感じ】
【やはりしっかり装備を身に着けていればこんなもんよ】
【この程度の相手なら、体術でも十分戦えるのだ】

195山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/18(月) 21:57:43 ID:wAIXzTY6
>>194

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(28)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(6)

「――――!」

(韋駄天込みのこの状態ならばっ、そこは既に間合いじゃ、たわけ!)

四足歩行の獣を思わせるほどに頭を下げ、重心を低く、床を這うような前傾姿勢を取り、山吹は強く床を蹴るように踏みしめる
弾かれたように身体が押し出され、髪が、尻尾が、床と水平に靡いて薄暗い廊下に金の線を描いた
インプが山吹を認識し、迫っていることを自覚し、反射的に行動を取る――その全てを許さないほどの速さで駆け抜ける
インプは二匹、その片方に狙いを定め、数歩手前で歩幅を合わせて……頭を上げて、体当たりするかのように床を蹴り、大きくジャンプ!
胸を張り、左膝を突き出し、加速した勢い全てを収束した膝蹴りが無防備に宙に浮くインプに突き刺さる!
普通の人間がこれを受ければ、良くても吹っ飛ばされ、悪ければ骨が何本も砕け折れるほどの威力だろう
物理攻撃に耐性を持つ淫魔とて、これほどの勢いと体格差からくる衝撃は決してノーダメージには出来ない
更に容赦のないことに山吹は膝がインプの身体に食い込んだその瞬間、膝から炎の槍を形成し肉を突き破り、炙り焦がして見せたのだ

「ギッ!」

「まずは一匹!」

完全にクリーンヒットした膝、貫通した妖力の槍、体内を焼き焦がした炎
恐らく死んだはず、吹き飛んでいくインプを見てそう判断した山吹は、勢いを失い落下する身体を空中で捻り、追撃の構えに移行する
とは言え吹き飛んだインプは既に手足の間合いの外で――だからこそ、追撃の対象は残るもう片方のインプとなる

・妖力槍・炎:▽「妖力」-2(18)
・インプA撃破

「せいっ!!」

空中で身を捻りながら左足を伸ばし着地、そのまま左足を軸に身体を回転させ、インプに一瞬背中を向ける
それは間違いなく隙であり、上級……ともすれば中級の淫魔ならばその隙を突けたかもしれない
しかしインプにそれをしろというのは、あまりに酷なことだった
呆然と動きを止めたインプの眼前で山吹の長い脚が鞭のようにしなりながら弧を描き、スカートが翻り、股間に食い込む布面積の小さな黒のビキニが覗いている
普段ならばニヤニヤと喜ぶその光景も、楽しむ時間すら与えられない
断頭台の斧のような勢いで振り抜かれた後ろ回し蹴りがインプの横面に直撃し、勢いよく廊下の奥へと吹き飛ばされていく……

・インプB:6ダメージ

「……ちぃ、さすがに蹴りだけでは倒しきれんか?」

(やはり淫魔の物理耐性は面倒じゃな……まぁ、あの程度の小物ならばもう一撃で討ち取れるじゃろう
 逃がしはせん、インプは厄介じゃからな、ここで滅してくれよう)

髪が身体に沿って流れるように靡き、その後を金の毛を蓄えた尻尾が追い、美しい軌跡を描きながら山吹が右足を着地させ、回転を止める
間違いなく強烈な一撃ではあったが、山吹が感じた手応えは若干の浅さを感じるものだった
瀕死かもしれないが、まだインプは生きていることだろう
であれば、確実にトドメを刺すべきだ――山吹はそう考え、吹き飛ばされたインプを睨みつける
薄暗い廊下の中、油断なく意識を研ぎ澄ませて……山吹は一歩、インプに向かって掛けるべく踏み込んだ


行動選択
インプBに駆け寄り、左足のヒールでストンピングを仕掛ける
インプBの絶命を確認したら階段に戻り、四階を目指す

体勢
微かに腰を落とし、すぐに動ける体勢

肉体
程よい緊張状態、と言ったところかの、コンディションとしては良好じゃろう
さすがに汗ばんできたのじゃ……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
術が厄介な手合いは何もさせずに潰す、基本じゃな!
最後に悪足掻きされる前に、キッチリトドメを刺しておかねば……
あまり時間をかけては、この階の他の淫魔に気付かれるやもしれん

乱数:8


【おまたせしたのう】
【ちょっとドタバタ音は出たじゃろうから、他の淫魔が気付いていそうな気もする】
【このまま直ぐにトドメをさせれば、視認される前に離脱して階段に戻れる……か?】
【流石に数で押されると霊力妖力が足りんから、節約を意識して体術で頑張らねば】

196第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/18(月) 22:59:56 ID:TVXjG3Ek
>>195
山吹 体力14/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力28/30(2/+2) 妖力18/20(2/+4) 状態:正常
快楽値:6/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2
      インプB:6

〜インプBにトドメ:8+5=13〜(体術+1 ST+5 PS-1 ;補正+5)

残るはインプ一匹。
そのインプに対し、山吹はトドメを指すべく素早く追撃を行う。

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(27)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(8)

蹴り飛ばしたインプBへと素早く接近。
そして左足を素早く上げてブーツのヒールによるストンピングを行う。
蹴りの衝撃で動けぬインプは、そんな山吹の動きに対処できず、無抵抗に踏みつけられる。
たらりと覗くビキニが股間に食い込む様をインプは見ることもできず、強化され、そして山吹自身が倒す勢いで動かした足の一撃は致命傷となり……

「ギッ!!」

短い悲鳴とともにインプを倒すことに成功した。

・インプB撃破!

倒したのならば、もうここには用はない。
いや淫魔を全滅させるのであるのだが、今の第一目標は4階に向かうこと。
ここはあとだ。
しかも左隣の部屋から淫魔の気配が蠢くように動き出すのも感じていた。
山吹は術を維持したまま廊下を階段へ向けて再び駆け出すのだった。

だが廊下の東端に来た時、その天井部分から新たな淫魔が出現する。
天井から生えるかのように現れた淫魔は淫吐椀という名前の淫魔。
紫色の人の頭サイズのお椀状の形状をしており、顔に張り付き淫気を吐き出す淫魔だ。
その淫魔が天井に現れ、お椀と天井を繋ぐ触手を伸ばして降下。
駆ける山吹の顔に最悪のタイミングで張り付いたのだ。

・「淫吐椀」出現!

さらに張り付くと同時に足元から生えてくる無数の…手…手…手……
白く生気のない手が床からどんどん生えると、山吹の足首を掴み、駆けるその動きを封じてきた。

・「淫霊の手」多数出現!

普段、あるいは初見であれば混乱するであろうこの状況。
しかし顔全面に張り付かれ、視界の見えないという状況で、山吹は咄嗟に淫魔が顔に張り付いたという状況に気がつく。
そして両足の足首周辺に感じるのは手に掴まれた感触。
おそらくこの階層か下の階層の霊体淫魔が移動し、足首を掴んでいるのだろう。

問題は顔に張り付いた淫魔。
こういった淫魔がすることは大体が決まっていて…
山吹の考え通り、お椀状の部分の中心から淫気が放たれてしまう。
淫吐椀のカップ状の触手の縁には鉤爪のようなもにがついており、それがしっかり隙間なく椀部分と獲物の顔を貼り付ける。
それゆえ隙間などなく、お椀内部はすぐに淫気に満たされてしまう。
呼吸を続ければ、どんどん淫気を吸ってしまうだろう。
さて、どうすべきか……

・<Y>淫気放出:▲「快楽値」+”1d6”(高いほど淫気を吸ってしまう)
 →ダイス合計が3以上の場合、状態異常「淫気汚染(濃度1)」 淫気量はダイスの半分

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【後々のためもあり、まだ淫魔の正体は不明】
【淫吐椀の上位種とか違うけど似たような淫魔もいるかもしれないですからね】
【今のクラウディアさんの相手みたいなやつとか】
【ただまあ顔に張り付く系淫魔というのは察しています】
【予定ではこいつだけだったけど、そうなると疾走中の山吹さんによって悲劇的な切断が起きてしまうので、幽霊君にも出張ってもらいました】

197山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/24(日) 11:40:38 ID:pJ4lblqQ
>>196

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(27)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(8)

「相変わらず淫魔はしぶといのう、じゃが……これで終い、じゃっ!」

振り回した脚を下ろし、それと同時にインプを追うように踏み込み、駆ける
床にバウンドし、転がり、仰向けに倒れ込んだ小さな身体は朦朧としているのか、碌に動かない
練気法で強化された脚力は瞬く間にそんなインプの傍まで山吹を移動させ、大きく振り上げた左足が短いスカートを捲り上げ、食い込み気味な小さいビキニを大胆に見せつける
しかし当のインプにその光景を楽しむ余裕はなく、山吹もじっくりと見せつけてやるつもりはない
ブーツの踵、鋭いヒールがナイフの如く鈍く光を反射し……体重を乗せて勢いよく振り下ろされる!
例えインプが淫魔ゆえの物理耐性を持っていようとも、所詮耐性は耐性であり、無効化ではない
ましてヒールという一点に収束された一撃は、インプ程度の物理耐性では止めきれず……めり込んでいくヒールは容易くインプの命を散らし、トドメを刺した

「ギッ!!」

・インプB撃破!

「……よし、死んでおるな? やれやれ……雑魚処理にも手間がかかるのう」

(むっ……さすがに他の淫魔共に気付かれたか? ……ここで時間を喰うわけにもいかんな、無視してしまおうかの)

インプを倒した、その直後だが山吹に一息入れる余裕はない
左隣の部屋から感じる淫魔の気配の変化は、まず間違いなく気付かれたことを意味している
普段ならばそのまま周囲の淫魔を殲滅し、安全を確保するところだが……今はダメだ
四階にいる救助対象を救出してからならば構わないが、そちらを後回しにしては手遅れになる可能性がある
追いかけられる可能性を考えれば逃亡は避けたいが、そうも言っていられない
踵を返し、維持したままの練気法によって強化された脚力で階段へ向けて疾駆する
しかし――

「――わぷっ!? なん、じゃっ!?」

――もう直ぐ階段へ辿り着く、そのタイミングで現れたお椀型の淫魔が、仮面を被せるようにお椀状の部位を山吹の顔に張り付けてくる
視界を塞がれ、咄嗟にブレーキを掛けた山吹は驚きながらもその手を顔に向けて伸ばす
だが、淫魔の奇襲はまだ終わっていないのだ

・「淫吐椀」出現!

「これ、は…っ!?」

(脚を、掴まれた……これは手か!? いったい何本あるんじゃ……っ、これはいかん、脚が動かせんっ!?)

お椀を被せられて塞がれた視界では、何が起きているのかを完全に把握することはできない
それでもわかることがある、足首を何かに拘束されたこと、それは無数の手であること……
一つ一つは弱いかもしれないが、後から後から現れる無数の手は、物量の暴力でもって山吹の脚を完全に拘束してのけた

・「淫霊の手」多数出現!

「っ、ぐ――くぅっ!?♥ けほっ、っ、う……!?♥」

(しま、った……!? これ、は、淫気か…!? 吸ってしまった……これ以上はいかんっ!)

お椀は言うなれば、酸素マスクを巨大化させたようなものであったらしい
顔面を覆い尽くしたお椀の中に注入されたのは、酸素ではなく淫気……張り付いた対象に効率よく淫気を吸わせる罠にも似た攻撃
噴きつけられる淫気を吸い込んでしまい、ドクンッ♥ と甘く高鳴る心臓の鼓動を感じて、山吹は顔色を変える
このまま淫気を吸わされ続けるのはマズイ、焦りを感じながら両手を伸ばし、まずはお椀型の淫魔を引き剥がそうと山吹は思考を分割する
一つは淫魔を剥がす為に行動し、一つは練気法を切り替えるために霊力を制御し、さらにもう一つで妖力を練り上げ、全てを並列で回しながら高速で思考が巡り始める……

・<Y>淫気放出:▲「快楽値」+”1d6(6)”(14)
 →ダイス合計が3以上の場合、状態異常「淫気汚染(濃度1)」 淫気量(3)

(韋駄天解除、金剛へ切り替え! 針で刺し貫きつつ引き剥がすっ!)


行動選択
<AS>練気法・韋駄天を解除、練気法・金剛へ切り替える
カップ状の底面に当たる部分に右手を添え、そこから<AS>妖力針・土を発動、二本の針で攻撃する
同時に金剛で強化された腕力でお椀状の淫魔を引き剥がす

体勢
顔をお椀状の淫魔に覆い隠され、両足首を無数の手に拘束されている

肉体
コンディションとしては良好じゃが、淫気のせいか、火照りを感じるのじゃ
さすがに汗ばんできたのじゃ……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
ちぃっ! このまま淫気を吸うのはマズイ、早く引き剥がさねば…!
針で刺し、金剛で強化した腕力で引き剥がす! これで何とかなる筈じゃが……

乱数:4


【おまたせしたのじゃー】
【ただ引き剥がすだけでは無理そうなので、針もおまけじゃ】
【これで剥がせなんだらちとまずいが、さて……】

198第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/24(日) 14:57:58 ID:zC/5V3d6
>>197
山吹 体力14/15(7/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力27/30(4/+2) 妖力18/20(6/+4) 状態:淫気汚染(1)3
快楽値:14/120(快楽Lv0) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2
      淫吐椀(顔掴み)
      淫霊の手*多数(足掴み)

〜淫吐椀を剥がす:4+8=12〜(妖術+2 ST+7 PS-1 ;補正+8)

顔を掴み淫気を放出する淫魔。
そして足を掴みこの場に拘束する淫魔。
それらの連携にやられながらも山吹は冷静に素早く状況を判断、行動に移る。
まずは術を韋駄天から金剛に切り替える。

・<Y>練気法・金剛:▽「霊力」-1(26)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(16) ▼「淫気量」-1(2)

素早い強化術の変更は成功。
そのまま山吹は腕を動かし次なる行動に移る。
右手を顔に伸ばし、張り付くなにかを掴む。
掴んだ場所はその何か―淫吐椀の底面部分であり、指先には天井へと伸びる細い触手の感触を感じる、
そして、それを掴みながら山吹は妖力を集める。

だがその間にも足首を掴む無数の手は動き出す。
地から這い出る亡者のように、山吹の足を這い上がり上へ上へと登ってきたのだ。
しかし山吹は冷静さを保ちながら素早く妖力針・土を発射。
指先に触れていたお椀部分へと2本、打ち込む。

・妖力針・土:▽「妖力」-1(17)

突き刺さる2本の針。
そこから吹き出す白濁液が山吹のグローブを白く染める。
この一撃は有効打であったようで、顔を掴む力が緩むのを感じる。
そしてそのまま山吹は強化された腕力で一気に淫吐椀を剥がすのだった。

・<Y>淫気放出:▲「快楽値」+3(19) ▲「淫気量」+1(3)

吸い込んだ淫気は微量。
そして淫吐椀も容易く剥がすことができ、手の中でお椀状の淫魔はその動きを止めている。
また視界を回復したことで山吹はその正体にも気がつく。
淫吐椀、天井などから茎のような触手を伸ばし、その先端はお椀状になっている淫魔。
顔に張り付き、淫気を放出する淫魔で、その個体の能力は高くない。
現に山吹の反撃でもう動かなくなっているのだから……

・淫吐椀撃破!

だが、淫吐椀撃破と同時に、霊の手が山吹の太ももに達し、むにゅ…むにゅ…とその弾力を楽しむように淫猥に揉みだす。
霊体の手は体温がなくひんやりと冷たい。
その冷たい手が蒸し暑い空間で触れるので、よりその感覚が、感触が……しっかりと山吹に伝わる。
そして山吹の太ももは性感帯とでもいえる感度。
そこをいやらしく女を堕とす技で揉まれればたまらない。
その数は右足に4、左足に5。
計9本の淫らな霊体の手が床から生え、山吹の太ももへと群がっているのだ。

★<Y>太もも揉み:4(左足2 右足2)+”1d3〜12”(高いほど愛撫が激しくなる)

足を嬲る淫霊の手。
これもなんとかしなければ!

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

199第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/24(日) 14:58:26 ID:zC/5V3d6
クリエムヒルト 体力2/13+5(3/+3) 精神力6/12+5(3/+3) 魔力35/30+10(0/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)74
快楽値:30/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(4) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(???)

〜何もできない:6-9=-3〜(ST-5 快楽-1 余韻-3 ;補正*9)

一方その頃……
ドアノブを掴みながら、流される絶頂により何度も何度も絶頂するクリム。
その絶頂が筋肉を硬直させ、流される絶頂に意識を壊され、クリムは自らの行動でそのドアノブから離すことができない。
しかしその凶悪な絶頂処刑も唐突に終りを迎える。

ドンッ!と衝撃が正面から襲いかかり、クリムの身体は後ろに吹き飛ばされる。
そのままクリムの身体は宙を跳び階段下、すなわち4階へ……
そして、階段と廊下の中間へと仰向けに身体を横たわらすのだった。
これによりようやくクリムは止まらぬ絶頂から逃れたのだ。

・<K>激しい継続絶頂:▽「精神」-5(1)

しかし、その姿はまさに快楽と絶頂に完全敗北したと言っても過言ではない状況だ。
仰向けに倒れるクリムは身体を動かすことができず、その身体は熱さと快楽に染まりきっている。
それでもようやく快感から開放され、クリムの身体は僅かずつ回復していくが……

・<K>自然回復:△「体力」+1(2)△「精神」+2(3)△「魔力」+1(36)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(32)▲「淫気量」+2(76)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(37) ▼「淫気量」-1(75)

クリムは気が付かない。
自分の腹部の真上、その天井に真横に走る溝とそこに収められた悍ましい呪いを宿すなにかが動こうとしているのを……
その正体は廊下と階段を遮る防火シャッターだ!

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【お待ちしていました〜】
【耐久性能は低いので十分倒せた模様】
【まあ手の群れがまだ居ますが……】
【そして山吹さんバトル中のクリムちゃん】
【ここで扉から離れるので、そろそろ山吹さんの耳には絶頂悲鳴は聞こえなくなります】

200山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/25(月) 21:02:23 ID:HG1Chhk6
>>198

・<Y>練気法・金剛:▽「霊力」-1(26)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(16) ▼「淫気量」-1(2)

「……っ!」

(咄嗟じゃったから、息はあまり続かんっ! 早くせねば……!)

暗闇に包まれた視界は一切役に立たず、山吹はそれならば、と瞼を閉じる
息を止めながら自身の感覚を頼りに、伸ばした右手を覆い被さるお椀状の底面へ伸ばし、手を添える
手に触れた感覚は触手状のそれと、そこに繋がるお椀状のなにかであり……にやりと、口元に笑みが浮かんだ

(よし、ここを……ちぃっ! 手が動き始めたか、じゃが今はこちらが先っ!)

瞬時に練り上げられ右手に集う妖力が、細く鋭い、鋭利な針を形成する
掌から生えるように形成された針を、溜め置くことも無くそのまま射出……土属性故に質量を伴う針は、容易く淫魔を貫いて見せた

・妖力針・土:▽「妖力」-1(17)

(力が緩んだ? 今じゃっ!)

絶対に離さない、そう言わんばかりに爪を立て、張り付いていた淫魔の力が抜けていく
右手には気持ちの悪い生温さがあり、針が効力を如何なく発揮し返り血が撒き散らされたのだと知れる
そうなれば、後は簡単だ
練気法で強化された腕力は山吹の細腕を、筋肉質な巨漢さえ超える腕力の持ち主に変える
ベリッ! そんな音が聞こえそうなほどにあっさりと、お椀型の淫魔が引き剥がされた

・<Y>淫気放出:▲「快楽値」+3(19) ▲「淫気量」+1(3)

「っぷぁ! っ、けほっ、ふぅ……」

(む……こやつ、もう死んでおるのか? やはり罠のようなものか、耐久力は無いのじゃな)

真っ暗だった視界に薄暗い廊下が映り、生温いとはいえ淫気の薄い新鮮な空気が肺を満たす
視界の変化に目を細め、手の中の淫魔に目線を落とせば……そこには命の気配のない、お椀型の死骸がある
インプや餓鬼のように生物としての淫魔ではなく、罠が淫魔化したもの、そのような印象を覚えつつ……手にした死骸を、無造作に投げ捨てた

・淫吐椀撃破!

「ひゃんっ!?♥ っ、あっ❤ んぅっ❤」

――だが、山吹を襲う淫魔はお椀だけではない
無数の霊体の手が、山吹のむっちりとした柔らかな脚をいやらしい動きで揉みしだき、撫で回す
幽霊である故かどこかひんやりとしたその感触は、只管に蒸し暑いビル内では際立ち、意識が集中してしまう
無数の……10にも迫ろうかという数の霊体の手がそれぞれ貪るように山吹の脚を揉み捏ね、快楽を引きずり出そうとし……
思わず、と言った拍子で存外可愛らしい声が零れて、頬が赤く染まる

★<Y>太もも揉み:4(左足2 右足2)+”1d3〜12(3)”(22 快楽Lv1)

(っ、こ奴等、思った以上に多い! どうする? 一体ずつ処理なぞ面倒に過ぎるが…よし、ここは…!)

「不埒者どもめ! 誰の許可を得て儂に触れておるか!」

無作法に自身の脚を撫で回す無数の霊体の手を威圧するように、鋭い声が空気を震わせる
それと同時に山吹の身の内から、外へと向かって霊力が膜のように滲み始める
拒絶結界――悪意をある術技を、攻撃を防ぎ、阻み、耐えるための防御結界
本来それは地脈などを利用した拠点防御用の結界だが……山吹は自身が使いやすいように改良し、個人用の結界として組み直している
山吹自身を基点として、山吹に触れる悪意あるものを阻む防御結界が展開されれば、霊体の手も全て弾かれてしまうだろう
そうなれば、後は簡単だ

(手だけとあらば、耐久力はさほどでもあるまい! 弾き飛ばされて儂から離れたが最後、全て蹴り払ってくれよう!)


行動選択
<AS>拒絶結界を展開、霊体の手が自身から離れたらその場で右足を軸に回転し、左回し蹴りを放つ
それで倒しきれなければ今度は左足を軸に、右後ろ回し蹴りを放ち出来る限り多くの手を薙ぎ払う
蹴りを放った後はバックステップで距離を取り、倒しきれなかった場合に備える

体勢
若干前のめり気味の姿勢で自身の脚を見るようにして立っている

肉体
コンディションとしては良好じゃが、淫気のせいか、火照りを感じるのじゃ
さすがに汗ばんできたのじゃ……汗が染みて、服が湿っておるのう
脚がゾクゾクと……っ❤ このまま好きに揉ませていては、力が抜けてしまう……っ

精神
張り付かれていては有効打が無い、しかし少しでも距離を取れれば何とでもなる!
脚が好きなんじゃろう? たっぷり馳走してくれる、遠慮は無用じゃぞ!

乱数:7

201クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/04/25(月) 21:02:49 ID:HG1Chhk6
>>200
>>199

『あ゛あ゛あ゛あああァああア―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥』

―――― 一方、屋上へと向かう扉に触れた瞬間に流される絶頂快感で快楽地獄を味わっているクリムは、あれからずっと喉も枯れよとばかりに叫び続けていた
悲痛で、淫らで、悲惨で、狂おしく、哀れで、それでいて人を惹き付ける破滅の悲鳴
最早クリムの意識はほぼほぼ消し飛び、ただ条件反射で喉が震え、全身がメチャクチャに痙攣していて……
気持ち良すぎて苦しい、それほどの快感で壊されているクリムのピンク色の絶頂地獄は……唐突に終わりを迎えた
突然走った衝撃に吹き飛ばされ、クリムの身体が宙を舞う
吸血鬼化しているクリムは身長168cmにも達し、誰もが目を見張るほどに肉感的なボディラインはそれ相応の体重を併せ持っている
それが、軽々と宙を舞い……階段の下の廊下まで吹き飛ばされてしまったのだ
意識がほぼ飛んでいるクリムに受け身など取る余裕がある筈もない
無防備に吹き飛ばされ、仰向けに倒れ込み、背中を盛大に廊下に打ち付けたクリムは……吸血鬼の強靭さもあり、辛うじて怪我無く済んだ

・<K>激しい継続絶頂:▽「精神」-5(1)

強制的に絶頂させられる快楽電流から解放され、クリムは助かった……はずだ
しかしその姿は、誰がどう見ても敗者のそれだった
半ば白目を剥いた瞼は半分閉じられ、だらしなく半開きの唇からは唾液が零れている
全身をぐっしょりと濡らす夥しい汗が、ただでさえぴっちりとキツめのシスター服を張り付かせ、最早ボディラインを隠しもしない
乳首の尖りがくっきり浮かび、臍の窪みも浮き出てしまうほどに衣服が肌に張り付いている
前垂れ状のスカートは、股間から溢れ出た洪水のような愛液でびしょびしょに濡れ、ショーツに纏わりついてしまっているほどだ
その上手足も無造作に投げ出し、それはまるで、仰向けに倒れたカエルのようですらあり……
誰がどう見ても完全敗北を喫した女シスターと言った有様で、無様この上ない姿を晒している……

・<K>自然回復:△「体力」+1(2)△「精神」+2(3)△「魔力」+1(36)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(32)▲「淫気量」+2(76)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(37) ▼「淫気量」-1(75)

『か、ふっ❤❤❤❤ ひゅー…❤❤❤❤ ひゅー…❤❤❤❤ ぉ、お……❤❤❤❤』

絶頂を押し付ける快楽電流から解放されてなお、クリムの意識はすぐには戻らない
未だ涅槃を漂う意識はゆらゆらと揺れていて、ともすればこのまま眠ってしまいそうだ
ここが敵地であると、クリムは解っていたはずだった
しかし今、そんな事さえ思い浮かべられないほどに消耗したクリムの意識は、無防備な姿を晒したままでピクリとも目覚める気配がない
それが致命的な隙であると、気付くことさえもできない……


行動選択
なにもできない

体勢
手足を投げ出し、仰向けに倒れている

肉体
から、だ、じゅう…❤❤❤ きも、ち、いぃ……❤❤❤

精神
は、ひ……❤❤❤ ゆら、ゆら……ふわ…ふわ……❤❤❤ ぁ…は……❤❤❤

乱数:7


【お待たせしたのじゃ〜】
【儂の方は連続回し蹴りであらかた倒せるはず? さすがに数が多いが、耐久力はそうでも無い筈……】

【クリムちゃんはもう、虫の息じゃのう……まぁ仕方ないのじゃが】
【ほぼほぼアヘ顔で意識飛びかけ、何も見えない聞こえない考えられない状態じゃなぁ】
【でも淫魔の領域でそんな隙だらけな姿を見せたら……エロ処刑されても仕方ないのう】

202第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/25(月) 21:29:47 ID:ZDhspWTA
>>200-201
クリエムヒルト 体力3/13+5(3/+3) 精神力3/12+5(3/+3) 魔力36/30+10(0/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)75
快楽値:37/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(4) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(???)

〜何もできない:7-10=-3〜(ST-9 快楽-1 ;補正-10)

廊下と階段の境目で仰向けに横たわるクリム。
頭を西、足を東に向け横たわるクリムだったが、そんな彼女に意識があるかと聞かれれば微妙なところだ。
失神まではいっていないが朦朧としている……そんなところであろう。
それゆえ、彼女は自分の真上、天井から降りてくるシャッターに気が付かない。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(39)▲「淫気量」+2(77)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(44 レベル2へ) ▼「淫気量」-1(76)

階段と廊下を仕切る防火扉はシャッターであり、天井に収められている。
それが凄まじい勢いでガラガラガラと音をたて、一気に下がってくる。
その全体には悍ましい淫らな呪いのようなものを纏っていて、明らかに危険そうなもの。
しかしクリムはそれに反応することも…いやもしかしたらそれが降りてきたことに気が付けないかもしれない。

そんなシャッターの降りてくる場所はちょうどクリムの下腹部、子宮の位置。
そしてそのシャッターがついにクリムの下腹部に切断するかのような勢いで直撃。
下腹部にめり込み、力を緩ませることなく否が応でも閉まるという勢いで力をかける。

その瞬間クリムを襲ったのは凄まじい快感だった。
施された呪いは衝撃とダメージをすべて快感に変換するというもの。
クリムを切断するギロチンのようなシャッターの降下はそれが凄まじい快感へと変換され、直撃した子宮へと流し込まれる。
それはまさに快楽処刑であった。
そのすさまじい変換快楽にクリムは容易く絶頂してしまう!

<K>呪いのシャッター:▲「快楽値」+70(114)
 →強制絶頂

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【まずはクリムパート】

203第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/25(月) 21:54:18 ID:ZDhspWTA
山吹 体力14/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力26/30(6/+2) 妖力17/20(0/+4) 状態:淫気汚染(1)3
快楽値:22/120(快楽Lv1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      金剛:STR+2 VIT+2 体力回復値+1 快楽防御+2
      淫霊の手*多数(足掴み)

〜拒絶結界:7+9=16〜(霊術+2 ST+8 快楽-1 ;補正+9)

顔に張り付いた淫魔を倒した山吹。
しかし足元から生えた無数の淫霊の手が太ももを嬲っている。
それに対し山吹は素早く対処に移る。

・<Y>自然回復:△「体力」+1(15)△「妖力」+1(18)
・<Y>練気法・金剛:▽「霊力」-1(25)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(16) ▼「淫気量」-1(2)

まずは霊力を集中し、自身を基点に結界を瞬時に展開する。
この結界は拒絶結界。
悪意ある攻撃や術技を弾く防御用の結界だ。
本来は霊脈などをつかって展開する結界なのだが、山吹は自らの力量と悠美から継承した力で自身の霊力のみで展開可能だ。
もちろん、結界の強度は落ちるがこの程度の淫霊は容易く弾けるであろう。

・<Y>拒絶結界:▽「霊力」-1(24)

そしてその目論見通り、山吹が瞬時に展開した結界で床から伸び、ムチムチの太ももを味わう手は山吹の足から弾かれる。
そんな淫猥な手を黙ってそのまま逃す山吹ではない。
結界で淫霊が弾かれると同時に左足を掲げる。
短いスカートが捲れ、ビキニ食い込む子感が露わになるが、それを見るものは誰もいない。
そして右足を軸として一気に回し蹴りを放ち、弾かれた淫霊に強力な一撃を与える。

その見事な足技は弾かれた9つの手の殆どを捉える。
そして強化された足の対淫魔用のブーツに包まれた強力な蹴りにより、その手たちは一気に弾けるように消し飛ぶ。
残る一本の手はその蹴りの範囲から偶然逃れており、そのまま地面へと溶けるように消えていく。

・淫霊の手*8を撃破

周囲の淫魔はこれで追い払った。
問題は下層へと逃れた淫霊の手だが、これを再迎撃するのは悪手かもしれない。
今は上へと進むことを優先すべきか……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【お待ちしていました〜の山吹パート】
【見事な対処で淫霊を撃破】
【まあ一本逃しましたが、撤退したようなものです】
【ただ撃破後に絶賛子宮を快楽処刑中のクリムちゃんの悲鳴が聞こえるし、ここは4階に急いだほうがいいかも】
【なお山吹さんの霊感はこの二階に淫魔がまだいることを捉えてはいます】

204クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/04/28(木) 00:35:33 ID:PkVk484U
>>202

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(39)▲「淫気量」+2(77)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(44 レベル2へ) ▼「淫気量」-1(76)

『ぁ…お、ぅっ❤❤❤❤ んぉっ❤❤❤ かふっ❤❤❤ く、ひ……は、ぁ……ぁ……❤❤❤❤』

ここが敵地で、敵はまだ居て、隙を見せれば狙われると解っていて……それでもクリムはひっくり返ったカエルのように仰向けに倒れたまま、時折痙攣するだけだ
意識が戻れば隙だらけな状況を理解し、何とかしようと思考を巡らせるなり、安全な場所に移動するなりするだろう
しかし初めての連続強制絶頂という、地獄の責め苦に等しい快楽拷問は処女が体験するには重すぎる経験だったのだ
白目を剥き、茹り切った表情は何一つ理性を感じさせず、常ならば直感的に危険を察知する第六感も麻痺している
故に気付けない、天井からクリムを狙う悍ましい呪いの気配に、大きな音を立てて迫りくるシャッターに、気付くことが出来ない
かなりの勢いで落ちてくるシャッターは、緊急時に降ろされて火を遮断する防火用のシャッターだろう
そう簡単には壊れない頑丈さと、相応の重さを持つシャッターは直撃すれば普通は簡単に骨が砕け折れる代物だ
しかもそれが、無防備に横たわるクリムの腹部へと……ギロチンの如く落ちてくるのだ!
そんな代物が柔らかな腹部に直撃すれば、クリムが吸血鬼化しているとはいえただでは済まない――はずだった

『イ゛ッ――――――――っぎゅぅぅううううううう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッッ!?!?!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥』

腹部を……いや、柔らかな脂肪と薄い皮膚越しに子宮を直撃するシャッターは、纏った呪いの力で衝撃を全て快楽に変換する
クリムは処女だ、オナニーでもクリトリスや乳首、割れ目を軽く撫でる程度で、膣内まで指を入れたことさえないし、子宮など想像の外にあった
未経験で未開発、無垢であった子宮を初めて襲った快楽は――体内で爆弾が爆発したと、そう思わせるほどの恐ろしいくらいの威力を発揮して、クリムの快感を全身へ伝播した
涼やかで澄んでいる、美貌に似合う女性らしい声は見る影もなく、濁り、罅割れ、獣の咆哮の如き悲鳴となってクリムの喉から絞り出された
快楽を逃がそうと腰を動かしたいのにシャッターに押さえつけられて動けず、押さえつけられた快楽が逃げ場を求めて手足を滅茶苦茶に暴れさせる
後頭部が床にぶつかり、それでも痛みを感じていないかのように何度も仰け反り、首を振り、濁った悲鳴を響かせ続ける
涙は止め処なく溢れ、ショーツの下ではドロドロに白く濁った本気の発情愛液が潮となって撒き散らされ、手足の指先が断末魔の藻掻きのようにギチギチと音を立てて丸くなる
それは正しく快楽処刑……クリムという、自慰すらまともに知らぬ初心な少女は此処に処刑されてしまった
正常な体験も知らず、ひたすら快楽の極限を、人格すら壊してしまう快楽の暴力を浴びせられるクリムの脳で、ブチブチと破滅的な幻聴が聞こえている
壊れていく、これまでの、退魔師であり、吸血鬼であるという以外変わったところのない普通の少女出会ったクリムが、壊れていく
殺されてしまう、常識が、日常が、培ってきた感覚が、もう戻ることのできない快楽の極みの一端を見せつけられ、取り返しがつかなくなっていく……

<K>呪いのシャッター:▲「快楽値」+70(114)
 →強制絶頂 初期快楽値40 快楽Lv2


行動選択
なにもできない

体勢
手足を暴れさせ、仰向けに倒れている
腹部をシャッターが押し潰し、床に縫い留められている

肉体
おな、か、こわれ……た……ぜったい、こわれたぁ……♥♥♥

精神
バカになぅ……♥♥♥ ぁ、ひ……♥ わた、くぢ、ごわ、れ……♥♥
くる、じぃ…❤❤ ぎもち、よしゅ、ぎで…くるじぃ、です、のぉ……❤❤❤

乱数:7

205山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/04/28(木) 00:36:04 ID:PkVk484U
>>204
>>203

・<Y>自然回復:△「体力」+1(15)△「妖力」+1(18)
・<Y>練気法・金剛:▽「霊力」-1(25)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(16) ▼「淫気量」-1(2)

(――よし! 結界は思惑通り、距離さえ取れればあとは……!)

自身の身の内から溢れ出るように、結界術の一つ――拒絶結界を展開する
本来防御用のこの術は、盾や傘のように使うのが正当な使い方と言えるだろう
しかし所詮は結界、発想次第で応用は効く
例えばそう、拘束された今のような状況で自身を基点に展開すれば……拘束者を弾き飛ばすことも出来るのだ
薄っすらと光る白い光が、山吹の全身から滲み出るようにして光の膜を作る
これに触れた霊体の手は、羽虫が弾かれたかのように山吹の脚から引き剥がされた
ダメージこそないが、掴んでいられなくなったのだ
そして微かなりと距離を稼げれば、山吹が積み上げた経験はいくらでも対応手段を引き出して見せるのだ

・<Y>拒絶結界:▽「霊力」-1(24)

「――――シャアッ!!」

呼気は鋭く、動きのキレは練気法も相まって一般人では視認も困難なレベルで、右足を軸に上体を捻り、それを追うように左足が振り上げられて空気を裂くほどの蹴りを放つ
身体を回転させながらの蹴りは回し蹴りとなり、弾かれた霊体の手、都合8本を次々と打ちのめしていく
鞭のようなしなやかさ、練気法と流れるような体重移動によって重たい威力を叩き出す脚力、回転しながらも霊体の手の位置を見極めて微調整する動体視力
高速で流れる思考が細やかな調整で霊体の手を蹴り飛ばし、山吹はスカートをふわりと翻し、振り回された脚を追うように流れてきた尻尾が靡く
一回転、ただの一度の回し蹴りで凡そ全ての霊体の手は打ち滅ぼされ、残る一本も恐怖を覚えたのか逃げていく

(逃がしたか……面倒じゃが、今は捨て置くしかあるまいな……)

床を、壁を、自在に通り抜ける霊体系の敵は居ると解っているだけで意識を裂かねばならず、非情に面倒なため、ここで逃げられたのは悔しいところだ
……とは言え、わざわざ追いかけて倒しきることを優先するわけにもいかない

・淫霊の手*8を撃破

「……ふむ、そう言えば悲鳴が止んだのう?」

(気絶したか、移動させられたか、あるいは何とか反撃に成功した……か? しかし、それなら――――!?)

「――なんじゃっ!?」

とにもかくにも四階に急がねば、そう意識を切り替えた山吹は、いつの間にか悲鳴が聞こえなくなっていたことに気付く
状況が動いた、それが良い方向であるならば問題はない
しかしあの、断末魔とさえ思えるほどの嬌声を聞いてしまえば……ほぼほぼ詰んでいたのだろうと予想は付く
楽観はとてもできず、何にせよ急がねばと練気法を切り替えようとして……山吹の狐耳が、ピクンッ! と跳ねるように伸びた

「っ……やはり淫魔は、趣味が悪いっ!」

(責め方を変えた、と言ったところか? 女を玩具にして遊んでおるつもりか、下郎どもめ……!!)

再びビル内に響き渡る濁った悲鳴、甘く濡れた響きを含みながらも、切羽詰まったその嬌声は、より悲鳴の主が追い詰められていることを示している
悠美の中から散々見てきた、淫魔の女を嬲ることへの容赦のなさ、趣味の悪さを思えば……予想は簡単に出来る、出来てしまう
だからこそ込み上げる怒りに山吹は眦を吊り上げ、歯噛みする
拳を握り、やるせなさを追い出すように腕を振り、それと同時に全身に霊力を巡らせる
今は急ぎ、悲鳴の場所まで駆けるしかない
この階にもまだ敵はいる、先程の戦闘で山吹の存在には気付かれているだろうが、無視するしかない
今はそんな事よりも、悲鳴の主を救出しなければならない
淫魔の齎す快楽は破滅的で、時に人格すら壊されてしまうのだから……


行動選択
<AS>練気法・金剛→韋駄天へ切り替え、四階を目指し階段を駆け上る

体勢
身体を前のめりにして前傾姿勢、すぐにでも駆けだそうとしている体勢

肉体
コンディションとしては良好じゃが、淫気のせいか、火照りを感じるのじゃ
さすがに汗ばんできたのじゃ……汗が染みて、服が湿っておるのう

精神
この声音は相当マズイのじゃ、急がねば壊れてしまうやもしれん…!
余計な敵なぞ出てくるでないぞ、今は構っておる暇はない!

乱数:3


【おまたせしたのじゃー】
【一撃当てさえすれば蹴散らせるのは良いのう、霊体故の物体擦り抜けは厄介じゃが……】
【正直絶対後々面倒じゃから、出来れば先に殲滅したいんじゃが……】
【流石に快楽処刑されておるクリムちゃんの声音は確実にヤバいレベルの悲鳴じゃろうからなぁ】
【後回しは絶対出来んよ、急ぐしかあるまい】

206第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/28(木) 01:08:59 ID:T8GdBnw6
>>204-205
クリエムヒルト 体力1/13+5(3/+3) 精神力2/12+5(3/+3) 魔力36/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)76
快楽値:40/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(???)

〜何もできない:7-5=2〜(ST+0 快楽-2 余韻-3 ;補正-5)

呪いのシャッターによる快楽処刑により凄まじい絶頂を経験してしまうクリム。
その原因であるシャッターはしっかりクリムがイききったことを確認したあと、再び上がっていく。
それによりクリムは意識を完全に失う直前でなんとか踏みとどまったのだった。

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(42)▲「淫気量」+2(78)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(47) ▼「淫気量」-1(77)

壊れ、意識を失う寸前でなんとか解放されたクリム。
しかしクリムはこの事態を打開する方法は無い。
少し何もない状況で休めば、再び退魔師として再起できるであろう。
しかし淫気に犯され罠に凄まじい快感を与えられたとあっては……

そんなクリムの足元と頭のあたりから2つの霊体が地面から生えるように現れる。
淫霊……しかも人の形状を保った淫霊だ。
頭側に現れた淫霊はスーツを着たサラリーマン風の淫霊。
足側はOL風の淫霊だ。
霊体故身体が少し透けており、その顔には好色ないやらしい笑みを浮かべている。

・淫霊(サラリーマン OL)出現!

子宮絶頂をしたクリムを、淫霊たちはいやらしく眺めながら屈むように姿勢を変える。
サラリーマンの淫霊は両腕を掴むとクリムの腕をバンザイするように頭の上側へと持っていく。
反対のOL淫霊は足を掴み開きながら足の間へ入っていく。
そうしてクリムをX字にこうそくするように腕を開かされ、サラリーマンは腕を腋に持っていき押さえつけ。
OLはムチムチの太ももを掴みながら足を開き股間のそして下着の様子を伺う。

そしてまるでお互い、準備が終わると一斉に行動を始める。
二人の淫霊は口を開くと、その中の舌が蛇のように伸び、上と下の口を狙う。
サラリーマンの舌は口の中に強引にはいると、クリムの舌を絡め取りヌタヌタ激しく動き、扱く。
OLの舌は下着を透けてそのまま腟内へと入ると、処女穴の入り口付近を激しく動き舐め擦る。
僅かな休憩を挟み……クリムは再び激しい悦楽を味わうことになってしまった……

★霊舌愛撫:13(口1+10 腟内2+10)+”2d4〜8”(高いほど舌の動きが激しくなる)

〜行動選択+ダイス(2〜9)〜

【まずはクリムパート】

207第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/04/28(木) 01:45:36 ID:T8GdBnw6
山吹 体力15/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力24/30(8/+2) 妖力18/20(4/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:24/120(快楽Lv1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2 ダイス+1

〜韋駄天に切り替え4階へ向かう:4+6=10〜(体術+1 ST+7 快楽-1 PS-1 ;補正+6)

断末魔のような喘ぎ声を聞く山吹。
4階の女性に最早猶予はないと考えた山吹は素早く行動に移る。
強化術を金剛から韋駄天に切り替え、再び階段側へと駆け出していったのだ。

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(23)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(26) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(28) ▲「淫気量」+1(2)

全力で駆け出し、階段へとたどり着く山吹。
そのまま一気に階段を駆け上がり3階へと向かう。

だがその途中、二階と三階の間の踊り場に入るとぬぷりと足が踊り場の床に沈む。
それと同時に立ち込める精液の臭いに天井からボタボタボタと降り注ぐ精液のような白濁液の雨。
それを山吹は浴びてしまう。
だが、足を止める理由もなければ、この精液にプールと雨は動きを封じるものではない。
最短距離で踊り場を抜け3階への階段へと向かう。
沈みそうになる足を抜いては動かし、転ばぬようにバランスを取りながら山吹は抜ける。

・<Y>白濁液:▲「快楽値」+1d”3〜6”(高いほど精液の雨を浴びてしまう)

白濁の精液雨は生暖かくまるで媚薬のような粘液だ。
顔や大きな胸、背中に尻尾、さらにはセーラー服のような退魔衣装にかかってしまうだろう。
その生暖かさと生臭さの中、快感も感じながら、山吹は抜ける。
それほどかかってはいないが、無傷とは言えず、ブーツも少し白く濡れているだろう。
しかし精液化しているのは踊り場だけのようで、雨もまた踊り場以外は大丈夫のようだ。
山吹は精液に濡れ滑りやすくなったブーツに包まれた足を動かしながら、転ばぬように3階へと駆け上がっていく。

・<Y>全力疾走:▽「体力」-1(14)

3階には淫魔の姿は見えない。
気配はするのだが潜んでいるのだろう。
ならばとそのまま山吹は4階を目指す。
もう山吹には女性の場所は正確に分かっている。
4階の廊下と階段の境目あたりだ。

だが4階を目指す山吹が3階と4階の間に踊り場に入ると僅かな魔力の流れが踊り場で生まれ……
ヌプリと山吹のアナルにアナルパールが挿入されてしまう。
それは淫具転移の罠。
持ち手とその先に小さな球体が数珠状に並んだ淫具がビキニの内部、山吹のお尻へ挿入されるように転移されたのだ。

・アナルパール挿入:▲「快楽値」+13

突然のアナルパール挿入による快感。
肛門がいきなり広げられ、入ってきた無数の球体に山吹は肛門開拓を感じてしまい、足が止まってしまう。
しかもぴっちりしたビキニがアナルパールをしっかり押し込み、容易く抜けることはなさそうだ。

今すぐにでもお尻へと手を伸ばし淫具を抜きたい。
だが、踊り場からは4階がなんとか見えており、そこにはこちらに足を向けて横たわる女性……吸血鬼化したクリムの姿があり、
そのクリムに群がる淫霊の姿も見えた。
山吹が取る方法は……

〜行動選択+ダイス(3〜9)〜

【山吹パート!】
【踊り場に張り巡らされた罠】
【2〜3の踊り場は精液沼と精液雨】
【3〜4の踊り場は淫具転移】
【そしてようやく?いや結構早く山吹さんクリムちゃんを発見】

208クリム ◆NXDHWWcMxw:2022/05/02(月) 21:27:47 ID:8rfn9QhM
>>206

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(42)▲「淫気量」+2(78)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(47) ▼「淫気量」-1(77)

『ご、ぉ…お……!?♥♥♥♥ ぇほっ♥♥♥ ぁ、が……ひぐっ!?♥♥♥♥』

『(おな、が、すご、ぃいいいぃぃ……♥♥♥ ばく、はつし、た……わたし、おなか、ばくはつ、して、ぇ…ぇぇ……っ♥♥♥♥)』

白目を剥き、涙を、涎を垂れ流し、ひっくり返ったカエルのような無様な姿で乳首を尖らせ、愛液で水溜まりを作ってしまっているクリム
その姿は誰が見てもわかる、快楽に屈した雌の姿であり……子宮を潰し、クリムに意識が飛ぶほどの子宮快感を与えたシャッターが天井に消えて尚、未だまともに意識を取り戻せないでいる
正確に言えば気を失ってはおらず、むしろ眠りかけていた意識は目覚めた方なのだが……
あまりにも子宮という雌の弱点を襲った快楽が大きすぎたせいか、脳が快楽を処理しきれずにものを考えることも、身体を動かすことも出来ないのだ
……既に幾度も噴出した潮は収まり、しかしクリムのスカートは、ショーツは、そしてその下の床はびちょびちょになるほどに濡れている
未だにごぷごぷと白く濁った本気汁を吐き出しているクリムの姫割れは、未経験だというのに最奥の子宮が快楽に目覚めさせられてしまっていて……
匂い立つような濃密な汗が蒸発でもしているかのように、噎せ返るほどのフェロモンとして周囲に雌の発情臭を振りまいている

……淫魔の巣窟でそんな匂いを振りまけば、どうなるのか
山吹ならば周囲を警戒しただろう、しかしクリムにはそれが出来ない
単純に、今のクリムは弱り過ぎて何も出来ないというのもあるが……淫魔がどういった存在なのか、そんな基礎的な知識さえないのだから警戒しようがない
だからこそ、クリムのすぐ傍に姿を見せた幽霊にさえ、何か反応を返すこともない
焦点がブレ、白目を剥き、涙で滲んだ視界ではたとえ幽霊を視認していても、理解できなかったかもしれないが……

・淫霊(サラリーマン OL)出現!

『か、ふっ…♥♥♥ んぁ、あ……っ……?❤❤❤ は、ひ…❤❤❤』

姿を見せた二人の幽霊――サラリーマンとOLの淫魔幽霊は、ピクピクと痙攣するばかりのクリムの身体に手を伸ばす
両手足を掴まれ、仰向けに万歳するように腕を伸ばされ、大股を開くように固定させられて、抵抗出来ないように抑え込まれてしまう
思考は麻痺し、視界はぼやけ、身体は艶めかしく震えるばかり……そんなクリムでは、淫霊たちに抗えない
一切抵抗出来ないまま抑え込まれたクリムは、淫霊たちの熱い視線に気付かないまま……無防備にその魅力的な肢体を晒してしまう
汗を吸ってピッチリと肌に吸い付き、ボディラインを強調してしまっているシスター服
その下に押し込められて胸元をパツパツに張り詰めさせる、95cmにも達するHカップの美巨乳
59cmのウエストから93cmのヒップという落差が生み出す括れ、それらが誇示する官能的な美尻の肉感
大股を開かされた股間を辛うじて隠す前垂れ状のスカートは、しかしクリム自身のはしたない雌汁でぐちゃぐちゃに濡れそぼり、張り付いたショーツ越しの割れ目の位置を隠すことも出来ない
その状態を目で楽しんだ淫霊たちは、示し合わせたように口を開いてその異形の舌を伸ばした
蛇のように、触手のように伸びた舌がそれぞれ唇と姫割れを目指し……呆然と快感の涅槃を揺蕩っているクリムの上下の口に、容易く侵入してしまう!

『んぶっ!?♥♥♥ っっお、むぐっ!?♥♥♥ ふぉごっ、っっ、ふむぅうう〜〜〜〜っっ!?!?♥♥♥♥♥』

★霊舌愛撫:13(口1+10 腟内2+10)+”2d4〜8(4+6=10)”=23(70 快楽Lv3)

半開きの唇を押し開き、淫霊の舌が口内に侵入する
力の抜けた唇は碌な抵抗も無く、淫霊の舌に甘ったるい唾液の味を感じさせ……瑞々しい唇、ぐったりと力を失くした舌が蹂躙されてしまう
一方的で淫靡に過ぎるディープキスは、経験のほぼ皆無な少女であるクリムには激しすぎた
瞼が落ちかけていた瞳がカッと見開かれ、ボロボロと涙の粒が頬を滑り落ちる
グチュグチュと唾液が攪拌され、唇の端から零れ落ち、息苦しさから呻く声さえ、快感に濡れた甘さが滲む
それは淫霊との舌を絡め合うディープキスの快感もあったが……それ以上に下半身を襲う快感が絞り出した嬌声だった

――下半身に陣取ったOLの淫霊は、伸ばした舌をそのままショーツ越しの姫割れに向かわせる
そして自然に、当たり前だとばかりにショーツを擦り抜け……未だ誰にも侵入を許したことの無い処女地へ、触手じみた舌が這い回るのだ
未開の処女穴は慎ましくピッチリと閉じ、しかしその奥からごぷごぷと乾く暇もない程に大量の愛液を吐き出している
それを舐め取り、味わうように淫霊の舌が這い回り、舐め取り、擦り……生まれる刺激はクリムの腰を蕩けさせ、もじもじと腰をくねらせた
OL淫霊の目の前で、むっちりと脂の乗った肉感的な太腿が悩まし気にくねり、卑猥なダンスを踊る
むわりと汗と愛液とフェロモンが複雑に絡んだ、雌の体臭が立ち昇る
淫魔を喜ばせ、ますます舌遣いを淫らに誘うようなその臭いが、動きが、声が……極上の女体を艶めかしく彩っていた

『も、ごっ!?♥♥♥♥ んぐっ♥♥ っふ、ぐ、んむぅううっっ!?♥♥♥♥♥』

『(ぁ……ん、ぁ…❤❤❤ とろ、け、るぅ……っ❤❤❤ くち、おま…た、きもち……い…ぃ……❤❤❤)』

心を壊す爆弾のような子宮快楽から一転、ディープキスとクンニという、ある意味優しい快楽に晒され……クリムの意識は、じわじわと引き戻されつつあった……


行動選択
無意識に身を捩り抵抗する
絶頂したら意識をはっきりとさせ、本気で抵抗し振り払おうとする

体勢
両手を万歳の体勢で、両足を大股開きで拘束されて仰向けの体勢

肉体
あつ、い……あついぃ……❤ からだ、あつ、くて……あせ、きもち、わるい……❤
くちの、なか、きもち、ぃ……い……❤
おまたも、ぞくぞく、して……とろけ、る…ぅ……❤

精神
これ、ぇ……すきぃ……❤ ばーんって、はげしいのじゃ、なくって、ぇ……❤
じわっ、じわっ❤ って、とけてく、ような……かんじ……が…❤❤

乱数:6

209山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/02(月) 21:28:20 ID:8rfn9QhM
>>208
>>207

・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(23)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(26) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(28) ▲「淫気量」+1(2)

「ふー…………っ!!」

(待っておれよ退魔師殿、今助けに向かう故……今暫しの辛抱じゃぞ!)

強く、ブーツがコンクリートを抉りそうなほどの勢いで強く踏みしめられ、山吹の身体は風になった
金の髪、金の尻尾を残像のように靡かせて、廊下から階段へ飛び込んだ山吹は飛ぶような速さで駆け抜けていく
一段一段等とまだるっこしい走り方などしていられない、一段飛ばし……どころか、3段4段は飛ばして駆け抜け、文字通り飛ぶように跳ねていく
しかし、その脚が二階から三階へ続く踊り場に差し掛かった時――気色の悪い感触が、山吹の足先を包んだ

「っ!? ぐ、ぁ……ちぃっ!」

(精液、の、プールじゃとぉ……!? 罠か、それに上からも雨のように精液が……おのれ、汚らしい……っ!)

ブーツ越しに感じる生温さ、滑り、粘り気のある感触
嗅覚に突き刺さる濃密な臭い、そして雨のように降り注ぐ白濁液の雨
セーラー服に汚らしい白い染みが生まれ、山吹の美しい金髪や尻尾にもまだらに白濁液が降りかかり、汚していく
あまりにもあまりな罠に、山吹は嫌悪に顔を歪めるも――今は、それに反応する時間さえ惜しい
滑る足場? だからどうした、そう言わんばかりに山吹は変わらない力強い足取りで踊り場を駆け抜け、精液の飛沫を後方に置き去りにしながら駆け抜けていく

・<Y>白濁液:▲「快楽値」+1d”3〜6(4)”(32)

(この精液、やはり媚薬のような効果が……触れた肌が、熱い……っ!)

美しい金の髪に絡み、染み込み、滲んで地肌まで流れ落ちる白濁液の雨
一歩踏み出す度に大きく弾む乳房は降りかかる白い雨を受け止めに行くかのようで、セーラー服がどんどん染められていく
尻尾も汚れ、スカートも汚れ、手足も汚れ……それでも駆け抜ける脚だけは止めない
衣服越しに、あるいは地肌に伝わる生温い感覚
鼻を突き抜けるような、海鮮食材のような生臭さ
それら全てに眉を潜めるだけで済ませながら、山吹はじわじわと感じる快感に耐えて先を急いでいる……

・<Y>全力疾走:▽「体力」-1(14)

「ふー…っ! すぅ…………ふ、っっあひぃっ!?!♥♥」

(これで三階! 四階まであとすこ――っっっ!?!?♥♥♥ か、は…ぁ……!?♥♥♥
 なん、じゃ……尻、がっ♥♥ アナル、が…ぁ……っっ!?♥♥)

遠心力を殺し、精液に塗れてブーツが滑るのさえ利用して、ドリフト紛いのコーナーリングで三階から四階の階段へ、止まることなく駆け抜ける
大きく足を開き、スカートを翻して数段飛ばしで跳ねるように踊り場に到達、もう一度ドリフト紛いのコーナーリングを決めようとして――衝撃が、山吹のアナルを貫いた

・アナルパール挿入:▲「快楽値」+13(45 快楽Lv2)

「く、ぉ……!?♥♥ は、ぁ……ひ、んんっ!?♥ こ、これは、ぁ……っっ!?♥」

(尻が、広げられて……っ♥ これは、インプの、転送術……っ!?♥ い、いや、罠、か……だが、どちらにせよ直ぐに、抜かね、ば……っ♥)

思わず足を止め、膝を曲げ、若干上体を倒し、両手で尻たぶを抑えこむようにして立ち止まってしまう山吹
トイレを堪えているような体勢で腸内を押し広げる淫具の感触に悶えながら、山吹が思うのはインプの転送術だ
淫具の体内への……膣内やアナルへの直接転送、それは悠美共々幾度か仕掛けられ、苦しめられた手管であった
疑うのも当然だが……同時に、視認すらしていないインプが仕掛けてくるのもおかしいと理性が叫ぶ
インプの転送術は、視界内の対象にしか働かなかったはず
自分が気付いていないのに、インプには気付かれていた?
そんな自問が脳裏を過ぎり――それどころではないと切って捨てる
何にせよ、感覚的にアナルパールだと思われる淫具を腸内に詰め込んだままでは、あらゆる行動に支障が出る
多少はしたないが、ビキニショーツをずらして抜き取ってしまおうと思い至り……その瞬間、それに気付いた

(あれは……!? 退魔師殿、か! ……ええいっ! 仕方ない、今はあちらが優先じゃっ)

視界の先、四階の廊下に横たわる銀髪の女性と、そこに群がる淫霊の姿を見てしまえば……山吹は決断せざるを得ない
即ち、アナルパールを腸内に詰め込んだまま、淫霊たちを蹴散らしに行くのだ、と……

(長期戦は出来んっ! 速攻じゃ、後先は今は考えん……!)


行動選択
チョーカーの鈴を鳴らし、<AS>邪気退散を使用しながら駆け寄る
駆け寄りながら<AS>妖力針・雷で淫霊たちを狙って放つ
そのまま駆け寄り、至近距離まで近寄れれば拒絶結界を展開して淫霊たちを押し出すように結界越しに体当たりを仕掛ける

体勢
尻を両手で抑え、内股で若干前のめり気味に立っている

肉体
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥

精神
よもや、淫具転送とは……っ♥ じゃが、今はそれよりもあの退魔師をどうにかせねば…!
結界越しに体当たりで押し出し、引き剥がす! まずはそれからじゃ……淫具は、今は考えん!

乱数:9


【おまたせしたのじゃ】
【まさかの淫具転送、しかし罠かインプか、この時点では観察も出来ておらんし、判断がつかんじゃろうなぁ】
【流石にアナルパールを刺された状況で、蹴りは出来んのう】
【クリティカルも出たし、これでうまいこと淫霊を退かせれば妖力薙ぎで蹴散らせるやもしれん】

210第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/02(月) 23:28:50 ID:5EzQ4iUg
>>208-209
山吹 体力14/15(5/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力23/30(0/+2) 妖力18/20(8/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:45/120(快楽Lv2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル1F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      韋駄天:DEX+2 AGI+2 ダイス+1
      アナルパール→お尻
      淫霊(サラリーマン OL)

クリエムヒルト 体力1/13+5(6/+3) 精神力2/12+5(6/+3) 魔力36/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)77
快楽値:70/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      媚薬:毎R快楽値+1
      ウィスパード(???)

〜<Y>淫霊に接近しつつ妖力針・雷で攻撃:9+6=15〜(妖術+2 ST+7 快楽-2 PS-1 ;補正+6)
〜<K>無意識に抵抗:6-3=3〜(ST+2 快楽-3 余韻-2 ;補正-3)

仰向けに倒れるクリムにそこに群がる淫霊たち。
それを山吹は3階と4階間の踊り場で発見する。
ならばあとは彼女を救出するのみ……
山吹は腕を首元の鈴に伸ばしてそれを鳴らすと、その音に乗せて邪気退散の術を講師する。

・<Y>自然回復:△「霊力」+1(24)
・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(23)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(47) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(49) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(79)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(78)

チリン…チリン…と鈴の音が響く。
それに乗せられた術が淫霊たちに届くと、2体の淫霊は嬲る動きを止める。
その顔に浮かぶのは不快感。
その止まった隙を見て山吹は一気に階段を駆け上がり、クリムと淫霊のもとへと向かう。

しかし当然、そんな山吹を襲う肛辱快感。
身体を動かすたび、足を動かすたび、階段を駆け上がるたび……肛門内部の無数の球体がゴリゴリ動き、悦楽に襲われてしまう。
その刺激に足が鈍ってしまうが足を止めるわけにはいかない。
山吹はお尻からの快感に耐えながら、妖力針を放つ。
雷の力を帯びたそれで狙うのは上半身を責め、身体をこちらに向けているサラリーマンのような淫霊に対してだ。

★<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d3〜8”(高いほどアナルパールが中で擦れてしまう)
・<Y>妖力針・雷:▽「妖力」-1(17)

雷の針はそのまま真っすぐ凄まじい速度で淫霊へと飛んでいく。
お尻の快感に苛まされながらも、その一撃は正確無比。
不快な顔をして、四つん這いになりながらも、鈴の音のする方向、山吹の方を見て顔を上げている。
その顔の針は刺さり……

「ぐうぅぅぅぅっ!」

悍ましい叫び声を上げながら顔を抑え悶えるような動きをする。

・淫霊(サラリーマン):3ダメージ

211第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/02(月) 23:29:13 ID:5EzQ4iUg
それを確認しつつも一気に距離を縮める山吹。
お尻の快感に耐えながら、拒絶結界を展開し、倒れている美しい美女を対象外として術を組み、
山吹は結界をぶつけるように淫霊たちに体当たりを行う。

・拒絶結界:▽「霊力」-1(22)

快楽に耐えながらの山吹の素早い行動に、鈴の音による弱体化、それと一匹は針によるダメージ。
これに淫霊たちはこの体当たりに回避する余裕はない。
そのまま結界に弾き飛ばされ、淫霊たちは廊下の奥まで弾き飛ばされる。

なんとか淫霊を離すことに成功した山吹。
山吹の側には仰向けに倒れている美しい美女。
意識はあるようだが、激しい快楽責めと絶頂により消耗、疲弊しているようだ。
またその身からあふれる強大な魔力。
そしてこの闇の一族の気配。
妖狐として、山吹はこの少女が吸血鬼であると理解する。

さて、窮地を脱したとはいえ、淫霊は倒していない。
すぐにでも起き上がり行動を起こすだろう。
そして山吹の耳はもう一つ別の音を捉えている。
さらに廊下の奥、その角の先からジュツ…ジュル…と何か引きずるかのような音が聞こえ、それから淫魔の気配を感じるのだ。
さて、どうすべきか……

・???出現

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【ようやくの合流】
【美しい妖艶な美女クリムちゃんとの出会い】
【そして奥からはスペルマン君が徐々に接近中】

212山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/04(水) 13:54:45 ID:VndLaMQY
>>210-211

・<Y>自然回復:△「霊力」+1(24)
・<Y>練気法・韋駄天:▽「霊力」-1(23)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(47) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(49) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(79)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(78)

「止まれっ!」

(まずは注意を引き付けるっ! 背を向けておる方は後で良い、片方を麻痺させ、結界で押し出す…!)

状況、手札、地形――山吹が把握できる情報を手早く頭の中で整理して、戦術を組み立てていく
最優先は被害者女性の救出、次点で淫霊の撃破、と言ったところだろう
その為に山吹は首元へ左手を伸ばし、チョーカーに括りつけられた鈴を指で弾き、涼やかな音を響かせる
悠美の――風間の一族が脈々と継承してきた、邪なる魔を封ずる血に宿る力
それは悠美より産まれた山吹の身体にも継承されていて、その力の一端を鈴の音を基点として響かせることで、音を聞いた魔を弱らせる力を発揮する
それが封魔術・邪気退散……言うなれば蚊取り線香のような、魔が嫌う音を発する気休めよりは多少マシ、という程度の術だ
だが、この状況ならば淫霊たちのお楽しみに水を差し、ヘイトを稼ぐには最適であると判断した
その思惑通り、廊下に響く鈴の音を聞いた淫霊たちは不愉快そうにクリムを嬲る手を止める
それに被せるように鋭く声を発し、より注意を引き付けつつ床を蹴って加速、距離を詰めた

「っ、ひぅっ♥ んぉ、っ……!♥」

(ふっ、く、ぅ…!?♥ 尻、の、中で、淫具、が……っ♥♥ あまり、激しくは動けん、か……!♥)

その瞬間、山吹の腸内に詰め込まれたアナルパールが牙を剥く
無数の球体が連なる形状をしているアナルパールは、山吹が脚を動かすたびに動く筋肉によってゴリゴリと腸壁に擦り付けられ、腰を蕩かせるような快感を生み出してしまう
生まれ直す前から性感帯として活用され、そこが快楽を生み出す器官だと知ってしまっている山吹は、歯を食いしばってそれに耐える
転生したことによって肉体的にはまっさらになったはずだが……何の因果か、新たな肉体はしっかりと直腸快感を甘受出来る性感帯になってしまっていた
苦痛は無く、押し広げられる圧迫感と腸壁をゴリゴリ押し込まれる被虐感が心地良い
とは言えこれは淫魔の罠により生まれた快楽だ……心地良くとも、そこには嫌悪と不快感が先に来る

「ふー…………シィッ!!」

それでも、脚は止めない
直腸内でゴリゴリとこすれ合うアナルパールの快感に耐え、力が抜ける足腰に鞭を打って、一直線に階段を駆け上る
そうしながら妖力を練り上げ、針と呼ぶには些かえげつない、串ほどもある長く太い針を作り出す
雷の属性を持たされたそれはバチバチと弾けていて、見るからに凶悪であり……それを躊躇なく、投擲するように振り払われた右手の動きに合わせて、放つ!

★<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d3〜8(5)”=8(57)
・<Y>妖力針・雷:▽「妖力」-1(17)

「ぐうぅぅぅぅっ!」

「ふんっ」

(少しは灸をすえられたか? 最も、これで懲りることなどなのじゃろうがな…!)

放たれた雷の針は、駆け抜ける山吹よりも、こちらに視線を寄越した淫霊の反応よりも早く飛来する
幽霊らしくどこかぼんやりと輪郭の薄れた顔へ、紫電を散らす針が綺麗に飛び込み――深く突き刺さる
悲鳴を上げて悶える淫霊に対し、山吹は軽く鼻を鳴らした
この程度では牽制にしかならない、淫魔が獲物を前に多少の苦痛で諦めるはずもない
それを分かっている山吹は、なおも一歩、淫霊たちに向けて踏み込んだ

・淫霊(サラリーマン):3ダメージ

「っ、ふぅ……♥ ――!」

(結界で盾を造り、それごと突っ込んで押し出す! まずは引き剥がさねば……いくぞっ!)

一歩で方向を定め、二歩で間合いを図り、三歩で微調整――決して長くはない淫霊への距離を計算しながら、同時に霊力を巡らせて結界を展開する
拒絶結界……防御のためのそれを身体を覆い隠す様な盾のように展開して、諸共体当たりを仕掛ける!

・拒絶結界:▽「霊力」-1(22)

213山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/04(水) 13:54:59 ID:VndLaMQY
>>212

「う、ぐ…っ♥ ふぅ…♥ ふぅ…♥」

(うまくいった……か、っ、さすがにキツイ、のじゃ……っ❤ それに、しても……こやつは……
 魔力? それに、闇の気配……珍しい、吸血鬼というヤツかの? 随分ボロボロじゃが……助け起こす余裕は、無さそうじゃな)

目論見通りに淫霊たちは弾き飛ばされ、倒れ込んだ女性から距離を取らせることは成功した
そのまますぐ傍で立止まり、油断なく警戒しながらチラリと視線を落とし、女性の様子を確認する
焦点の合わない瞳、汗と涎に塗れた美貌、パツパツのシスター服と、尖り切った乳首や愛液でぐちゃぐちゃに濡れた股間の様子……
見るからに淫魔に弄ばれ、敗れ、失神寸前といった有様だが……それ以上に気になるのは、強大な闇と魔力の気配
見た目に特徴は……よく見れば半開きの唇から八重歯と呼ぶには凶悪に尖った牙が見える
どうやから彼女は山吹と同じ、妖魔に属するもの……それも、吸血鬼と呼ばれる種族とみて、間違いないだろう
とはいえ、だからどうしたというわけでもない
山吹自身も妖狐であるにもかかわらず、人の味方なぞしているのだ
彼女もまた、そういう類なのだろう……あるいはただ単純に、淫魔と敵対しているだけかもしれないが……その辺の考察は後で良い

「……新手か、ふぅ…❤ 面倒なこと、じゃな……っ❤」

(淫具を挿されたまま、最低三体を相手にする……面倒じゃのう、この娘も起きてくれていれば、まだ逃走や共闘しやすいのじゃが……いや、待てよ?
 吸血鬼……悠美が寄越すといった娘はハーフヴァンパイアではなかったか? まさか、それが……いや、容姿が違う
 ……待て、顔形は写真と似ておる、髪や目の色は違うが……儂の九尾モードのようなものと見れば、あるいは……)

淫霊たちが吹き飛ばされ、しかしたいしたダメージにはなっていない以上、すぐにでも反撃に来るのは確実
その上でさらに、別の淫魔のものらしき足音が聞こえている
最低でも三体を同時に相手取る必要があるらしいと考えれば……さしもの山吹も、負ける気はしないが苦戦は免れないかと冷や汗が頬を伝う
何か打開策はないか、あるいは逃げるか、思案するうちに……ふと気付いた
倒れているこの吸血鬼、こやつは……悠美の寄越した娘の容姿と特徴によく似ているのではないか、と
送られた写真では金髪に青い瞳で、まだ子供らしさが残る西洋風の美少女といった容姿だった
今は銀髪、赤い瞳という色合いで、身長や体型も大きく違う
だがそれは山吹も同じことが出来る、そう、九尾を解放し本気を出した状態ならば、山吹もまた、身長や体形が大きく変化するのだ
ならばハーフヴァンパイアだという写真の娘が本気を出した姿がこの娘なのでは、そう考えて……山吹は叫んだ

「……起きよ! 早う目を覚ませ! ぼさっとしていては淫魔共に弄ばれるばかりじゃぞ!
 聞こえておるか? お主、名は!? ええい、さっさと起きんか!」

警戒は緩めず、意識は淫魔達に向けたまま、半ば飛んでいる意識を取り戻そうと叱責じみた声を出す
彼女の意識が戻れば、逃げるなり共闘するなりできるはずなのだ
少なくとも今の、ほぼ意識がない状況よりは大分マシになる筈で……アナルパールが腸内を圧迫する快感に耐えながら、山吹は声を掛け続けた……

・???出現


行動選択
山吹:
淫霊や足音のする方向を警戒している
クリムに声を掛けながら脚を触れさせて<AS>癒しの炎を使用する:対象クリム
目覚めたら起き上がれるか尋ねる

クリム:
呼び掛けで意識をはっきりさせられれば起き上がり、<AS>ブラッドヒールを使用する
山吹の問いに答えながら状況を確認する

体勢
山吹:
若干内股気味で、なるべく脚を動かさないようにして立っている

クリム:
両手を万歳の体勢で、両足を大股開きで仰向けに倒れている

肉体
山吹:
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥

クリム:
『あつ、い……あついぃ……❤ からだ、あつ、くて……あせ、きもち、わるい……❤』

精神
山吹:
ほぼ意識が飛んでおる、か? ならば回復を……体力が戻れば目も覚めるじゃろう
とにかく急がねば、戦闘不能な者を庇いながら3対1は厳しいからのう

クリム:
『ぁ……あ……❤ なに、か、きこえ、る……❤ よん、で…ます……の…?❤』

乱数
山吹:6
クリム:8


【おまたせしたのじゃ】
【しゃがむとアナルパールが厳しそうじゃし、淫霊やスペルマンも怖い】
【なので行儀が悪いが、脚を触れさせてそこから癒しの炎を行使するのじゃ】
【体力が戻れば多少は意識も戻りやすくなろう、あとは何とか共闘に持っていきたいところじゃが……】

214第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/04(水) 15:11:04 ID:71jshivs
>>212-213
山吹 体力14/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力22/30(0/+2) 妖力17/20(0/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:57/120(快楽Lv2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール→お尻
      淫霊・サラリーマン:3 OL
      スペルマン(接近中)

クリエムヒルト 体力1/13+5(0/+3) 精神力2/12+5(0/+3) 魔力36/30+10(9/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)78
快楽値:77/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      ウィスパード(???)

〜<Y>クリムに癒やしの炎:6+9=15〜(霊術+2 ST+9 快楽-2 ;補正+9)
〜<K>回復後ヒールブラッド:8〜(ST+2 快楽-3 余韻-2 ;補正-3)

倒れる女性の危機をようやく凌いだ山吹。
しかし心当たりが少しある人物だ。
ともかく話を聴きたいが今は凌いだとはいえまだ危険な状況なのは変わらない。
山吹は倒れる吸血鬼の美女に声をかけながら回復術を使う。
無論奥を警戒しながら……

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(18)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(59) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(61 レベル3へ) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(2) △「精神」+1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(79)▲「淫気量」+2(79)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(84) ▼「淫気量」-1(78)

正面の淫霊は一撃を貰った経験から二人を警戒し、にらみ合う構図になっている。
とはいえこの状況は山吹にとっては有利ともいえる。
女性が復帰すれば戦力が上がるはずなのだから……

その隙に山吹は女性のムチムチの足に触れての癒やしの炎による回復を行う。
その動きでお尻の中のアナルパールが擦れ、小さな限定的な快感が生まれる。
淫気の影響もありそろそろ絶頂が近づいているが……耐える。
また、クリムの方は淫気で敏感になっているために、そんな小さな刺激で限界を迎えてしまい、絶頂してしまう。
が…それでも、山吹の術で魂魄が活性化、体力が回復していき、意識も覚醒していく。

・<Y>癒やしの炎:▽「霊力」-1(21)
・<Y>アナルパール:▲「快楽値」+3(64)

・<K>足に触れる:▲「快楽値」+5(89)→絶頂!▽「体力」-1(1)▽「精神」-1(2)
・<K>回復術:△「体力」+5(6)△「精神」+5(7)

215第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/04(水) 15:11:14 ID:71jshivs
アナルパールによる快感を耐えながらの回復術。
それによる意識回復の兆しが見えてきたクリム。
警戒をしながらも山吹は話しかけ、それによるクリムの意識もしっかり回復する。

回復したクリムは山吹に言葉を返しながら自ら術を使う。
ヒールブラッド……自身の身体を流れる血を媒介にして魔力を流し、再生能力を強化する術だ。
基本怪我などを回復する術なのだが、体力の回復効果もある。
山吹の回復を受けたとはいえ、体力の限界寸前だったので、未だ疲労感は強い。
それゆえの自己回復だ。

・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(7)▽「魔力」-1(35)
・<K>戦意回復:△「精神」+5(12)

そして体力を回復しながら自らも起き上がる。
お互い会話しながら武器を探せば……右後方の大剣が転がっている。
回収してもいいがいつ淫霊が襲ってくるか分からない点には注意だ。
さらに角からの音も大きくなっている。
その先の淫魔がそろそろ姿を現しそうだ。

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【ここからパーティ戦】
【山吹指導のもとようやく淫魔とまともに戦えそう】
【また襲いかかるチャンスでもあった淫霊は攻撃されたこともあって警戒中】
【スペルマンは次辺りに登場かな】

216山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/05(木) 01:06:31 ID:.SnFVQ86
>>214-215

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(18)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(59) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(61 レベル3へ) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(2) △「精神」+1(3)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(79)▲「淫気量」+2(79)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(84) ▼「淫気量」-1(78)

(意識が飛びかけておる、ということは……イかされ過ぎて体力が尽きておる筈、まずは回復じゃな)

「……この炎が攻撃と誤解されなければ良いが……っ、んぅ…❤」

『ん、ぁ…………あ、あっ、っっ!?❤❤❤』

「!? ……イった、のか? あの程度触れただけで……となると、淫気汚染か、媚毒か……ちぃっ」

(この娘、相当追い込まれておるな……これは撤退を優先で考えた方が良いかもしれん)

練り上げた霊力を術式に通し、脚を倒れているクリムに触れさせて、そこから霊力を流していく
流し込まれた霊力は即座に術式を起動し、回復霊術……癒しの炎として発動、白い炎がゆらゆらとクリムの身体を包むように立ち昇り、枯渇していた体力を癒していく
炎、という見た目である以上、この術を知らない相手には攻撃だと誤解されやすいのが玉に瑕だが、治癒術としてはそれなりに高性能なのだから文句も言えない
……が、そんな山吹の思惑は、クリムの身体がビクッ❤ と痙攣して跳ね、甘ったるい声が零れたことでそちらに意識が取られてしまう
艶めかしく歪む顔、淫らにくねる腰、噴き出る汗……絶頂を迎えたことは明白で、まさか脚が触れただけでイクとは思わず、山吹は困惑する
原因は淫気か、媚毒か、それとも……何れにせよ、こんな有様になるまで彼女が嬲られたことを想い、内心舌打ちしてしまう

・<Y>癒やしの炎:▽「霊力」-1(21)
・<Y>アナルパール:▲「快楽値」+3(64)

・<K>足に触れる:▲「快楽値」+5(89)
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1 ▽「体力」-1(1)▽「精神」-1(2)
・<K>回復術:△「体力」+5(6)△「精神」+5(7)

「ふー……お主、聞こえておるか! 敵地で寝ている場合ではないぞ! 早う起きんか!」

『(な……に…? 呼ばれて、いま、すの……だれ、が……? ……ぁ、れ……わたくし、なんで、ねてたの、です……?
 たし…か……ビルに、それで、妖魔と…………っ!? そう、ですっ、わたくしは――!)』

『っ、う、ぁ…❤❤ んぅ……っ!❤ 起き、ます……今、起きます、わ……っ❤』

「急ぐのじゃ、すぐ傍に敵がおる、今は警戒しとるのか、脚を止めておるようじゃが……あまり猶予はない
 ……そうじゃ、お主、名は? 儂は山吹じゃ」

『……っ、寝起きなのに、慌ただしいことです、わね……! わたくしはクリエムヒルト……長いので、クリムで結構ですわ』

『(少し身体が重い……疲労、でしょうね……まずは回復を……!)』

仰向けに倒れていたクリムは、寝起きで鈍い身体に鞭打って、無理矢理に立ち上がる
何度も何度も絶頂し、イジメ抜かれた身体は甘い疲労に呑まれていたが……それも山吹の術で最低限は持ち直した
もっとも、クリム自身は半ば意識が飛んでいたため、それに気付いていなかったが……
ともあれ血術で体力を回復しながら立ち上がったクリムは、隣居る山吹の視線の先……こちらを睨んでいる淫霊に視線を向けながら、警戒を強めた

・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(7)▽「魔力」-1(35)
・<K>戦意回復:△「精神」+5(12)

『……お恥ずかしながら、わたくし、このビルの妖魔には苦戦続きですの……この地の妖魔は何か異常ではありませんか?
 なんだか動きがおかしい気がするのですが……』

「何? ……クリム、お主、まさか淫魔を知らんのか? ……いや、知っておればそんな質問はせんか
 そうなると……とりあえず今はじっくり説明する余裕がない、大雑把に戦い方だけ教えてくりゃれ
 儂は術をメインに戦いつつ、サブで格闘を熟せる程度じゃ」

『わたくしは、武器を創りだして接近戦を挑むのがメインですわね……サブとして術を使って中距離戦はこなせます』

「……なるほど、つまりそこの大剣はお主の武器じゃな?」

『…! えぇ、あれは正しく、わたくしの作り出した武器ですのっ!』

「ならばまずはあれを回収せよ、恐らく奴らは攻めてくるが……儂が足を止める、そこを叩き切るのじゃ!」

217山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/05(木) 01:06:45 ID:.SnFVQ86
>>216

行動選択
山吹:
淫霊たちが攻めて来るまで待ちの構え
攻めてきた場合、<AS>妖力壁・雷で壁を張り進行を妨げる
それを避けてきたら、<AS>妖力槍・炎で攻撃する

クリム:
大剣を拾いに向かい、回収する
淫霊たちが近付いてきていたら駆け寄り、攻撃する

体勢
山吹:
若干内股気味で、なるべく脚を動かさないようにして立っている

クリム:
脚を震わせ、身を縮めるようにして立っている

肉体
山吹:
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥

クリム:
『疲労感が、強い、ですの…っ❤ でも、これくらいなら、まだ……!
 汗も、それに……お、おつゆもひどく、て……❤❤ 全身、ベトベトですわ……っ❤』

精神
山吹:
クリエムヒルト……やはり悠美の寄越したハーフヴァンパイアじゃな
まぁ今は良い、まずは此処を切り抜けて、どこか落ち着ける場所で……話もそうじゃが、淫具も抜かねば……っ❤

クリム:
『山吹、さん……あの尻尾、それに耳……彼女もハーフ、なのでしょうか…?
 随分慣れているようですわね、この地の妙な妖魔にも怯んでいない……素直に指示に従いましょう、今はそれが確実なはずですわっ!』

乱数
山吹:3
クリム:3


【おまたせしたのじゃ】
【一応作戦は練ったが、相手は幽霊じゃから壁を張っても床や壁、天井を擦り抜けてきそうなんじゃよなぁ……】
【一応壁は被せるように展開して、生成した瞬間飛び込んでバリバリ痛い目を見させるタイミングを狙うのじゃ】
【なるべく早く淫霊をどうにかせんと、スペルマンも厄介じゃから近寄らせたくないのぅ】

218第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/05(木) 15:05:15 ID:hB66Sf0s
>>216-217
山吹 体力14/15(7/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力21/30(2/+2) 妖力18/20(4/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:64/120(快楽Lv2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール→お尻
      淫霊・サラリーマン:3 OL
      スペルマン(接近中)

クリエムヒルト 体力7/13+5(5/+3) 精神力12/12+5(5/+3) 魔力35/30+10(0/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)79
快楽値:20/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):床
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+7)
      ヒールブラッド発動中:魔力1/R 体力+1 回復値+2
      ウィスパード(???)

〜<Y>警戒:3〜(ST+3 快楽-3 ;補正+0)
〜<K>剣を拾う:3+3=6〜(ST+4 快楽-1 ;補正+3)

山吹の助言のもと、戦い方を決めた二人。
山吹は正面の淫霊を警戒し、クリムは傍の武器を回収するために動く。

・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(66) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(68) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「魔力」+1(36)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(22)▲「淫気量」+2(81)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(27) ▼「淫気量」-1(80)
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(8)▽「魔力」-1(35)

正面の淫霊を警戒する中、武器を拾うクリム。
しかしその身体は多量の淫気に犯されており敏感。
その動きによる下着や衣服の食い込み、擦れで、快感を感じてしまう。
特にしっかり意識を回復し、しかもまともな女性が傍にいる中でのそれ……羞恥は大きい。

・<K>衣服がこすれる:▲「快楽値」+5(32)
・<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d3”(高いほど羞恥の快感を感じる)
 ▽「精神」-1(11)

そしてクリムが剣を拾ったあたりで、さらに淫魔が現れる。
粘性の足音をたてながら、奥の角から巨体の淫魔が出現したのだ。
それは白濁の精液によって人のような形をした精液人間のような淫魔、スペルマンだ。
身長はおよそ2mほどある巨漢で精液で構成された身体が人の形をしている。
当然目などはなく、マネキンのようにその形を作っているだけ。

・スペルマン出現

山吹は知っている。
この精液で構成された淫魔は元人間である。
人間の男が淫気によって精液が暴走。
精液と核だけで構成された身体となり、意識も性欲で塗りつぶされている。
その性臭を嗅ぐだけで身体は火照り、あの精液を浴びてしまえば、オナニーに耽ってしまう。
しかもそんな精液を飛ばしてくる淫魔だ。
ただし炎に弱い。

そんな淫魔が角に出現したあたりで、状況が動く。
淫魔たちがしかけてきたのではない。
山吹の頭上にある防火シャッター。
それがガラガラガラと音をたて、再び閉まるように降りてきたのだ。
それを察した二人は……

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【当然ながら山吹さんはスペルマンの知識はあり】
【まあこのビルに入っていったチンピラのことは知らないので、哀れな犠牲者としか認識していないでしょうが……】
【あとクリムちゃんは意識が回復したので、敏感な身体の羞恥は強め】
【近くに狐耳の美少女もいるしね】
【そして敵が動きましたが…以外!それはシャッター!】
【クリムちゃんがもう意識朦朧としてたところで喰らった罠なので警告もできず……】
【ただまあ、反応は可能です】

219山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/06(金) 17:34:20 ID:FpVGI4es
>>218

・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(66) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(68) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「魔力」+1(36)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(22)▲「淫気量」+2(81)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(27) ▼「淫気量」-1(80)
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(8)▽「魔力」-1(35)

「儂が警戒しておく、武器を拾うのじゃ!」

『はいっ、すぐに!』

(……さて、仕掛けてくるか…?)

『(っ、う、く…っ❤ 身体が、肌が、敏感過ぎ、る…っ❤ 下着が食い込ん、で……❤
 どうか、どうか、山吹さん、気付かないでくださいまし……っ❤)』

鋭い視線を淫霊に向け、何かあっても直ぐに動けるように警戒を強める山吹は、クリムに小さな声で指示を出す
それに応えて大剣を拾おうと動き出すクリムだったが……その脚は平時と比べれば若干鈍く、その頬は赤く色づいている
先程まで快感に漬けられていたせいというのはあるが、それ以上にクリムの心をかき乱しているのは山吹の存在故だ
――山吹は淫魔という存在が取る手段、それによって被害を受けた女性がどういう目に遭うのかを熟知している
しかしクリムは違う、淫魔を普通の妖魔としか思っていないクリムは、戦場で快感に溺れてはしたない有様の自分を知られたくないという羞恥心が働いてしまう
詰まる息、震える身体、それはごく些細なもので、よく観察しなければ気付かれることはない
まして今、山吹はクリムに視線を向けず正面だけを向いている
気付かれるはずがない、のに――気付かれたかもしれない、そう考えてしまうことを、クリムは止められなかった
食い込む下着、締め付ける衣服、じわじわと炙られるような快感が背筋を駆けて、甘ったるい声が零れ出てしまわないかひやひやしてしまう……

・<K>衣服がこすれる:▲「快楽値」+5(32)
・<K>羞恥:▲「快楽値」+”1d3(1)”(33)
 ▽「精神」-1(11)

『拾いましたわ、これで――あ、あれは……っ!?』

「新手じゃな、あれは……スペルマンか」

(ということは……くっ、既に犠牲者が出ておったか…! いや、それは後で良い、今はクリムに注意点を……!)

そんな内心をポーカーフェイスで隠したつもりで、クリムは武器を拾って振り返る
武器さえあれば心強さがまるで違う、反撃開始だと気を引き締めたところで――増援が姿を現した
人型の、けれど決して人間ではありえない怪物
白く濁った液体で形作られた、人型のスライムのような化け物
名をスペルマン……その異様な姿にクリムは息を呑み、山吹はそれの素材が人間であることを察して眉を潜めた

・スペルマン出現

「クリムよ、奴はスペルマン、一言で言えば人間を素材にした淫魔じゃ! 奴の身体は精液で作られておる!
 決して触れるな、浴びるな、出来れば臭いも嗅ぐでないぞ! 奴の身体は媚薬そのもの、降れれば当然、嗅ぐだけでも発情させられてしまうのじゃ!」

『え? ……え? 精、液…? 発情? 山吹さん、何を言っていますの……?』

簡潔に、新たに姿を見せた淫魔の注意点を告げる山吹だったが……クリムはその内容に虚を突かれたように戸惑いを見せた
当然と言えば当然だろう、淫魔の存在を知らないクリムにとって、精液を素材とした身体や、発情を促す効果など、あまりにも荒唐無稽が過ぎるのだ
とは言えそれを詳しく説明する時間もない
山吹はそれを無理矢理押し流し、とにかく気を付けろと念押しして――

「疑問は後じゃ、今はそう言うものと思って――!?」

『ッ!?』

――その瞬間、大きな音を立ててシャッターが頭上から落ちてくる!
先程クリムを押し潰したシャッターは、クリム自身が朦朧としていたためにその存在に気付いていない
山吹もシャッターの存在を感知していなかったため、完全に想定外だったのだ
とは言え、山吹もクリムも万全であればその反射神経は退魔師として一流を名乗れる程度には優れている
音が聞こえた瞬間に発生源である頭上に視線をやり、その存在に気付いて――二人は咄嗟に動いた

「――避けるのじゃっ!」

『――避けてくださいましっ!』

220山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/06(金) 17:34:31 ID:FpVGI4es
>>219

行動選択
山吹:
バックステップで淫霊たちから離れる方向へ逃れ、シャッターを回避する
回避完了後、クリムにシャッターを破壊するように指示する

クリム:
バックステップで淫霊たちから離れる方向へ逃れ、シャッターを回避する
回避完了後、指示通りにシャッターに大剣を振り下ろして叩きつける

体勢
山吹:
若干内股気味で、なるべく脚を動かさないようにして立っている

クリム:
剣を拾う為に中腰の体勢で、右手に剣の柄を握っている

肉体
山吹:
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥

クリム:
『疲労感が、強い、ですの…っ❤ でも、これくらいなら、まだ……!
 汗も、それに……お、おつゆもひどく、て……❤❤ 全身、ベトベトですわ……っ❤』

精神
山吹:
スペルマンを相手に接近戦をさせるわけにはいかんな……儂が燃やすしかあるまい
っ、おのれ、アナルを犯されているのにシャッターとは、動きたくないのじゃがなぁ……く、ぅう…っ❤

クリム:
『人間を素材にした……淫魔? 淫魔とは、妖魔とは違いますの? それに、精液? 発情?
 なんですのそれ、揶揄って……いえ、まさか、でも、そんな……いえっ! 今考える事ではありませんわっ!
 今は指示に従いましょう、まずはシャッターを壊してしまえば……!』

乱数
山吹:4
クリム:7


【おまたせしたのじゃ】
【ダイス目が悪いが、さて避けきれるかのう……この一戦くらいはカッコよく先達として威厳を見せたいところなんじゃが……】
【回避さえ出来れば無防備な側面を遠慮なくぶっ飛ばせるのう】

221第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/06(金) 22:19:07 ID:3TDYDL46
>>219-220
山吹 体力14/15(0/+7) 精神力50/50(0/+9) 霊力21/30(4/+2) 妖力18/20(8/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:68/120(快楽Lv2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール→お尻
      淫霊・サラリーマン:3 OL
      スペルマン

クリエムヒルト 体力8/13+5(0/+3) 精神力11/12+5(8/+3) 魔力36/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)80
快楽値:33/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+10(max3+8)
      ヒールブラッド発動中:魔力1/R 体力+1 回復値+2
      ウィスパード(???)

〜<Y>回避:4+1=5〜(体術+1 ST+4 PS-1 快楽-3 ;補正+1)
〜<K>回避後攻撃:7+5=12〜(体術+2 ST+4 快楽-1 ;補正+5)

降下してくるシャッターに気がつく二人。
二人同時に忠告をしつつも動く。
二人とも後方、階段側へと飛び跳ね、シャッターの降下を回避する。

・<Y>自然回復:△「体力」+1(15)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(70) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(72) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(9)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(35)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(40 レベル2へ) ▼「淫気量」-1(81) 感度増加1進行
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(10)▽「魔力」-1(35)

その行動は成功。
しかしお互い身体は万全の状態ではないので快感を感じながらの回避であった。
山吹はアナルパールをお尻の穴に咥えながらの行動。
ついに限界が訪れ、山吹は絶頂しそうになる。

・!<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d5〜9”(高いほどより強く淫具がお尻を刺激する。)
 →耐える!▽「精神」-1(49)

そしてクリムもまた淫気で敏感になっており。僅かな身動ぎですら快感を感じるほど。
その状態での回避行動で衣服が擦れ、そして食い込み、甘い快楽刺激が回避行動をとるクリムに襲いかかる。

・<K>敏感(回避):▲「快楽値」+”1d3〜8”(高いほどより衣服で快感を感じてしまう)

そんな悦楽の回避であったが、快感を代償に、降りてくるシャッターを回避することに成功する。
シャッターからは淫らな呪いの力が漂っており、明らかに挟まれば厄介なことになりそうな感じがする。
そんなシャッターが廊下と階段を隔てるが、この罠が淫魔が利するように動く可能性が高い。
山吹は回避行動で絶頂しそうになる中、なんとか耐えながら、クリムにシャッター破壊の指示を出す。
そして、その言葉通り、クリムは一気にシャッターへと接近し、それを切り裂く!

その動きはやかり快楽を生むもの。
しかしそれに耐えながらクリムは剣を振り、扉を切り裂く。
剣それ自体の威力と吸血鬼としての力はまるで溶けたバターのように防火用のシャッターを切り裂く。
それと同時にシャッター全体は燃え上がるように消えていく。

・<K>敏感(攻撃):▲「快楽値」+”1d3〜8”(高いほどより衣服で快感を感じてしまう)
・防火シャッター(罠)を破壊!

222第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/06(金) 22:19:24 ID:3TDYDL46
だが、その向こうよりこちらへと駆けるように浮遊し迫る淫霊。
右に男のサラリーマンのような淫霊、左に女のOLのような淫霊が並び、一気にこちらに接近してくる。
スペルマンは鈍足で、まだ廊下の奥だ。
ゆっくり足を動かしながらこっちへと近づいてきているが、ここに到達するまでには時間がかかるだろう
そんな状況の中、快楽に耐え状況を見据える山吹の後方に、ウィスパードが顔を形作るように現れる。
そして山吹の左耳の傍に、出来上がった顔を近づけ、呟く。

「我慢はだぁめ…オマンコクパクパしてイきなさい」

そう呟かれ、山吹は陰唇を開閉しながら絶頂しそうになってしまう。
とはいえ、その言葉には呪を乗せた声であると、妖狐としての本能と、今までの経験が咄嗟に伝える。
なんとか意識を集中して絶頂を堪えることができるかもしれない。

・ウィスパード再出現

●<Y>囁き声(ST-1 防御+4 快楽-4 ;補正-1)
◎0〜4の場合
囁き声の通り、山吹は陰唇をヒクつかせながら絶頂してしまう。
 →通常絶頂

◎5〜9の場合
なんとか囁きの呪い声に抵抗することに成功した。
山吹はなんとか絶頂せずにすんでいる。
・声に耐える:▽「精神」-2(47)

〜行動選択+ダイス〜

【淫具と淫気で動くと快楽ダメージ】
【ただクリムちゃんの方は結構体力も回復してきましたね】
【そして再出現のウィスパードさん】
【淫霊が向かってくる中、ダイスが少なく、イきそうな山吹さんへ絶頂のお誘い】
【ただまあ抵抗はできるかもしれません】
【不意打ち気味で大きな補正はないけど】

223山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/15(日) 17:16:08 ID:.pIOLCXU
>>221-222

・<Y>自然回復:△「体力」+1(15)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(70) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(72) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(9)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(35)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(40 レベル2へ) ▼「淫気量」-1(81) 感度増加1進行
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(10)▽「魔力」-1(35)

「っ、ぐ……ぅ、うぅ……❤❤❤」

動きとしては何ということもない、ただのバックステップ
素早く、身軽なその動作は瞬時に行われ、落ちてくるシャッターに影すら踏ませずに山吹は回避しきることが出来た
しかし、その代償は大きい
バックステップの為に足に力を入れ踏み出し、着地して踏ん張る
その二つの動作は、アナルに突き立てられたアナルパールを刺激してしまう
無論、山吹とて注意はした
バックステップも高く飛び過ぎないようにして、踏み込みや着地の衝撃を最小限に抑えようと努めた
それでも生じる快感をゼロには出来ない
腸内でアナルパール通しがゴリゴリと擦れ、腸壁が不規則に押し広げられ、圧迫される
意識が弾け、絶頂感が込み上げ、頭が真っ白になる
――それを、歯を食いしばって抑え込む
今ここでイクわけにはいかない、敵が眼前に居て、隙を晒せばクリム諸共追い込まれてしまう
噛み締めた歯の隙間からうめき声が漏れて……けれど、それだけだった
それだけで、山吹は腰を跳ねさせるような快感に耐えて見せた……

・!<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d5〜9(5)”=8(80 快楽Lv4)
 →耐える!▽「精神」-1(49)

『あ、ぅっ!?♥ っう、ぁ、んぅ……っ❤』

そしてほぼ同じタイミングでバックステップで跳んだクリムも、快感に苛まれていた
彼女は山吹のように淫具を挿入されているわけではない
直接的に性感帯を責められているわけではない
だが、山吹と比べれば圧倒的に経験値が足りない
性行為の経験はない無垢な処女であり、自慰の経験すら薄いクリムは、快楽への耐性が低いのだ
意識を飛ばすほどの快楽、強すぎる絶頂の波に何度も晒され、身体中が今、過敏になっていると言える状況でのバックステップ
元々動きやすさ重視できつめの衣装は肌に食い込み、刺激に敏感になっている肌がそれを快感として捉えてしまう
それでもそれは、あくまで肌を愛撫されているような……それもごく軽いものであり、クリムの経験の浅さを考えても、十分に耐えられるレベルだった
悩まし気な声を零しつつもしっかりと回避したクリムは、はしたない声を出したことを恥じ入るように頬を染めつつ、キッ! と強くシャッターを睨み付ける

・<K>敏感(回避):▲「快楽値」+”1d3〜8(4)”(44)

「ふ、く……っ、クリムよ、このシャッターも淫魔が宿っておる、遠慮は要らぬ、破壊してしまえ!」

『シャッターに妖魔が宿っている……という事ですの?! 厄介な……!』

そこに投げかけられる山吹の指示に、クリムは驚きつつも素直に従った
妖魔が物品に宿る、というのは、クリムは遭遇したことがないが話を聞いたことはある
まさか武器や道具どころか、シャッターなんかに宿るとは想像の外であったが……確かに言われてみれば、シャッターが落ちてきたタイミングはあまりにも良すぎた
左足を前に出して踏み込み、右手に掴んだ柄を握りしめ、身体を捻りながら半円を描くように大剣を振りかぶる
途中で合流させた左手も合わせて、両手で勢いよく大上段から大剣をシャッター目掛けて振り下ろす!

『っく、あ、ぐ……!❤ っ、はぁああああっ!!』

――無論、そんなにも激しく動けばクリムの衣服はクリムの肌を締め付け、擦り、快感を生み出してしまう
それを打ち消すように力強く叫び、腕力、遠心力、そして大剣の重量を合わせた一撃を、シャッターに叩き込んだのだ!

224山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/15(日) 17:16:18 ID:.pIOLCXU
>>223

・<K>敏感(攻撃):▲「快楽値」+”1d3〜8(6)”(50)
・防火シャッター(罠)を破壊!

大剣が叩きつけられ、派手な音を立てて切り裂かれて……それで絶命したのか、シャッターは丸ごと燃えるように消えていく
しかし二人に一息つく暇はない、シャッターが消え去ったその向こうからは、淫霊とスペルマンが迫ってきているのだ

「奥の新手、スペルマンには気を付けるのじゃ! 奴は体液や臭いを嗅いだ相手を発情させてくる!
 あ奴は儂が焼き尽くす故、お主は淫霊を頼む、良いな!?」

『は、発情? ……何が何だかわかりませんが、とにかく幽霊をどうにかすればいいんですのね? 承りましたわっ!』

とは言えスペルマンは鈍足で、接近戦型のクリムが不用意に飛び込まない限りは問題ないはずだ
足の速さの違いから、先行する淫霊へクリムは意識を集中し、大剣を構え直す

『(山吹さんは後衛、ならばわたくしが護らねば……! 敵は幽霊、物理攻撃は透かされるはず、ならば……!)』

クリムは山吹という、頼りがいのある相手の指示をただ愚直に実行する……そんな思考停止で終わらせるつもりはなかった
山吹は後衛、術がメインであると言っていたのだ、ならば前衛であるクリムがしっかりと護れば、それだけで十全の力を発揮してくれるはず
その為にも淫霊は通さない、ただ武器を振るうだけでもそれなりに脅威と認識してくれるだろうが……どうせならば、そのまま斬り捨ててやる!
そんな意気込みで、クリムは魔力に意識を向ける
シャドウウェポンで作り出した大剣はただの鉄剣と違い、魔力を帯びている
そのまま切りつけても淫霊には通用するが……そこでさらに一手費やす
ブラッドエンチャント――血術を乗せることで、油断している淫霊をそのまま切り裂いてやるつもりなのだ

(随分と気合が入っておるな、これなら淫霊は任せてよいとして、ならば儂は近付かれる前にスペルマンを――)

そんなクリムの様子を見て、山吹は淫霊への警戒レベルを一段下げる
今のクリムならばキッチリ足止めを果たしてくれるだろうと考え、スペルマンに集中することにしたのだ
しかし、その瞬間――頭頂の狐耳に囁くような声が滑り込む

「我慢はだぁめ…オマンコクパクパしてイきなさい」

「――ッ!?」

それは呪力を含む魔性の声、意識の隙間から滑り込み、意のままに操る御業
ゾクッ❤ と背筋が震え、肌が粟立ち、山吹の身体が言われたとおりに絶頂に向けて我慢を緩めようとして――――

・ウィスパード再出現

●<Y>囁き声(ST-1 防御+4 快楽-4 ;補正-1)
ダイス(8)-1=7
・声に耐える:▽「精神」-2(47)

――――寸でのところで、山吹の身が硬く強張る

「ぐっ…! まだ、潜んでおったか……!? じゃが甘い、儂に小細工が通じると思うな、木っ端ぁ!!」

咆哮、正しくそう表現するほかない激しい叫び声は、山吹自身を鼓舞しつつ絶頂を促す呪力に満ちた声を弾き飛ばして見せた
そうしながら左足を軸にターン、最小限の動作でウィスパードへ視線を向けようと、山吹は動き始めている……!


行動選択
山吹:
左足を軸にターン、ウィスパードを正面に捉えるように反転する
ターンしながら右手で鈴を鳴らし、<AS>邪気退散を使用
ウィスパードを視認したら<AS>妖力槍・雷で攻撃する

クリム:
<AS>ブラッドエンチャントを発動、大剣を強化する
少し前に出て淫霊を迎え打ち、間合いに入ったら攻撃する

体勢
山吹:
若干内股気味で、なるべく脚を動かさないようにして立っている

クリム:
大剣を正眼に構えて立っている

肉体
山吹:
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥

クリム:
『疲労感が、強い、ですの…っ❤ でも、これくらいなら、まだ……!
 汗も、それに……お、おつゆもひどく、て……❤❤ 全身、ベトベトですわ……っ❤』

精神
山吹:
く、う…っ❤ このような輩まで居るとは、速攻で潰さねば……!
抵抗出来たはいいが、余裕が無い……こやつに好き勝手に動かれては、瓦解しかねんぞっ!?

クリム:
『奥のドロドロした人型には近づかない、幽霊を足止め、あわよくば撃破する!
 それがわたくしの役目です、勤めは果たして見せますわっ!』

乱数
山吹:9
クリム:9


【おまたせしたのじゃ】
【儂がギリギリで堪えておる感じなのがちとまずいのう】
【ウィスパードを速攻で処理出来んと、自由に動かれたら面倒この上ない】
【邪気退散で弱らせたうえで妖力槍、これで終わってくれれば楽なんじゃが……】

225第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/15(日) 19:14:39 ID:6HWEK6X6
>>223-224
山吹 体力15/15(7/+7) 精神力47/50(9/+9) 霊力21/30(6/+2) 妖力18/20(0/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:80/120(快楽Lv4) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール→お尻
      淫霊・サラリーマン:3 OL
      ウィスパード
      スペルマン

クリエムヒルト 体力10/13+5(8/+3) 精神力11/12+5(0/+3) 魔力35/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)81
快楽値:50/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6+4(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+11(max3+8)
      ヒールブラッド発動中:魔力1/R 体力+1 回復値+2

〜<Y>妖力槍・雷:9+5=14〜(妖術+2 ST+8 PS-1 快楽-4 ;補正+5)
〜<K>ブラッドエンチャントで強化後、淫霊を迎撃:9+5=14〜(剣+2 ST+5 快楽-2 ;補正+5)

ウィスパードの出現により絶頂させられそうになった山吹。
なんとかそれを耐えると、素早く反撃に移る。
そしてクリムは武器を強化し、向かってくる淫霊の迎撃に移ろうとしていた。

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(19)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(82) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(84) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「精神」+1(12)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(52)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(57) ▼「淫気量」-1(81) 感度増加1進行
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(11)▽「魔力」-1(34)

絶頂を堪えながら、片足を軸に振り返る山吹。
その動きでアナルパールがお尻の中を刺激し、限界を迎えつつある山吹を絶頂させようとするが、それを耐える。
そして耐えながら振り返れば、そこにいるのは霊体の霧のような顔をした存在。
呟く者、ウィスパードと言われる霊体の淫魔だ。
その言葉には呪いのようなものが込められており、抵抗に失敗すればその言葉通りになってしまうという厄介な淫魔。
しかしそのスペック自体は大したことない。

それでも油断はしない。
鈴を鳴らし、邪気退散を発動。
すると

「ギ!ギャぁぁぁぁぁぁッ!」

効果は抜群。
ささやくものとは思えぬ悲鳴を上げながら苦悶の表情を浮かべている。
そんな霊体に対し、山吹は絶頂感を堪えながら、妖力を集めると、妖力槍・雷を展開。
苦悶の表情を浮かべるウィスパードへと放ち……その身体を消滅させるのだった。

・妖力槍・雷:▽「妖力」-1(17)
・ウィスパード撃破!

・!<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d2〜5”(高いほどより強くお尻の中を擦る)
 →耐える!▽「精神」-1(46)

226第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/15(日) 19:14:49 ID:6HWEK6X6
一方奥から来る淫霊を迎え撃たんとするクリム。
血に魔力を乗せ、その魔力で武器を強化する術ブラッドエンチャントを使い、強化を図る。
こちらに浮遊しながら迫る淫霊であるが、山吹から鳴り響く鈴の音を聞くと、淫霊たちは動きを止め、頭をかかえて悲鳴をあげる

「グぅぅぅぅぅッ!!」
「ギッ…ッツ!?」

そのため、剣の強化は余裕で間に合い、クリムであれば一瞬で間合いを詰められる距離で、淫霊は動きを止めている。
これは、攻撃のチャンスだ!
ただし、奥のスペルマン。
動きは鈍重なこともあり、この鈴の効果がどう影響しているのかわかりにくいが……

<K>ブラッドエンチャント:▽「魔力」-2(33)

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【耐えながらも山吹さんの行動は中々いい感じで、ウィスパードは消滅、クリムちゃんは攻撃チャンス】
【ただ奥の精液が不気味ですねぇ】
【なお淫霊は動きが止まっているので、次のクリムちゃんの行動には補正が乗ります】

227山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/22(日) 14:52:44 ID:ivnuTpZ6
>>225-226

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(19)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(82) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(84) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「精神」+1(12)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(52)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(57) ▼「淫気量」-1(81) 感度増加1進行
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(11)▽「魔力」-1(34)

「っぐ、ぅ……っ!♥♥♥ まず、は……っ!❤」

脚を動かせばアナルパールが腸壁をゴリゴリと擦り、快楽が生まれてしまう
ならばなるべく動かさないように振り向けばいい……山吹の結論は、左足を軸にしたターンだった
初動こそ腰を捻る必要はあるが、勢いさえつけばあとは慣性で振り向くことが出来る
必要以上に足を動かすことをせず、舞うように振り向きながら、山吹は右手を首元に伸ばし、鈴を弾いた
リンッ――涼やかな音が霊力に満ちた波紋となって響き渡り……邪気を退ける簡易的な結界となって、淫魔達を襲う

「ギ!ギャぁぁぁぁぁぁッ!」

「――愚か者め、気を緩めたな?」

間近で邪気を祓う清廉な波動を浴びたウィスパードが悲鳴を上げ、苦痛に身を捩る
その隙を、山吹は当然のように突いた
突き出した腕、その先に妖力を練り上げ、バチバチと紫電を弾けさせる槍と化す
厄介な能力を持ってはいるが、その分耐久力は脆弱な淫霊に耐え切れるものではない
回避も防御も出来ず、槍の直撃を受けたウィスパードは、あまりにも呆気なく……消滅した

「っっ!?♥♥♥ ふ、ぐっ……んぁっ、は、ふ……っっ♥♥♥」

しかし、山吹に余裕があるかと言えば……そうでもない
動きを最小限に抑えようとも、微かな身動ぎでさえアナルパールは球状の身体を擦り合わせ、山吹の腸壁を容赦なく圧迫する
生まれ直したとはいえ、山吹は元々アナルでの快感を知ってしまっていた
そこに淫気を根源から混ぜ込まれて性感に対して脆弱になり果てた肉体を得て、山吹のアナルはほぼ未経験にもかかわらず既に性感帯として目覚めてしまっている
多少雑に扱われても快感を感じてしまう敏感アナルは、咥え込んだアナルパールを美味しそうにしゃぶり、味わってしまう
既に気合を入れて堪えなければ絶頂してしまう程に快感は高まり、我慢の堤防を超えようと快楽の波が幾度となく打ち付けている
心を削る絶頂欲求に耐えながら、山吹は戦いを続けていたのだ……

・妖力槍・雷:▽「妖力」-1(17)
・ウィスパード撃破!

・!<Y>アナルパール:3(お尻3)+”1d2〜5(2)”=5(89)
 →耐える!▽「精神」-1(46)

『ブラッドエンチャント――実体がなくとも、これならば……っ!? これは……!』

「グぅぅぅぅぅッ!!」
「ギッ…ッツ!?」

『(この音、そしてこの清らかな力……山吹さんの術ですの? ……いえ、考えるのは後ですわ!)』

実体がない幽霊であろうとも、魔力で形作られた大剣ならば淫霊を切り裂くことは出来る
しかしその効果が実態を持つ相手と比べれば、薄くなってしまうのも事実
だが、接近戦をメインとするクリムとて当然、そのことは承知しているのだ
苦手を苦手のまま放置する、そんな逃げの思考は、クリムの矜持が許さない
全身を巡る血流から力が引き出され、腕から大剣へ、赤みを帯びた魔力が流れ込む
オーラのように大剣を覆った魔力によって、大剣はその破壊力を増し……さらに、物理的な攻撃力だけでなく、魔力的な破壊力も増している
淫霊が物理攻撃に強くとも、これならば容易く切り裂ける――そしておあつらえ向きに、山吹の邪気退散によって淫霊たちは悶え苦しみ、動きを止めている
クリムの身体能力ならば一息で踏み込める間合い、動きを止めた敵、強化された武器……チャンスの匂いを、クリムは当然見逃さない!

<K>ブラッドエンチャント:▽「魔力」-2(33)

『(奥の敵は危険だと仰っていましたわね? ならば一撃離脱! 幽霊を切り捨ててすぐさま離れてしまえば……!)』

左足を前に、右足を後ろに、腰を捻って、まるでバットのフルスイングのように両手で構えた大剣を振りかぶり――クリムは力強く床を踏みしめ、飛び出した!

228山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/22(日) 14:52:54 ID:ivnuTpZ6
>>227

行動選択
山吹:
振り返り、クリムが淫霊を仕留めそこなったら<AS>妖力針・炎×2で追撃する
仕留めた場合はクリムが離れたのを見計らい、<AS>妖力槍・炎でスペルマンを攻撃する

クリム:
淫霊に接近して大剣を薙ぎ払って攻撃、撃破出来ても出来なくても、攻撃後はバックステップで離脱する

体勢
山吹:
若干内股気味で、なるべく脚を動かさないようにして立っている

クリム:
左半身前に出し、大剣を振りかぶっている

肉体
山吹:
さすがにそろそろ、熱く火照り始めて来たのう……汗が止まらん、暑い……
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥ ゴリゴリと、アナルが……っ♥
余裕が、もう……っ❤ 少しの刺激で、イって、しまう……っっ❤

クリム:
『疲労感が、強い、ですの…っ❤ でも、これくらいなら、まだ……!
 汗も、それに……お、おつゆもひどく、て……❤❤ 全身、ベトベトですわ……っ❤』

精神
山吹:
っ……今にもイってしまいそうで、このままでは……我慢も、限度があるのじゃぞ……っ❤
せめて、スペルマンを倒すまでは持たせねば……奴だけは、術使いの儂で対処せんと、クリムでは厳しい……!

クリム:
『一撃離脱、欲張らない! 山吹さんの雰囲気は歴戦……頼れる相方と言うのは、心強いものですわね……!』

乱数
山吹:7
クリム:3


【おまたせしたのじゃ】
【さて、お次は淫霊とスペルマンじゃが……ここで淫霊がクリムちゃんに倒されてくれると、楽になるのう】
【足が遅いならスペルマンは離れながら槍を放っていれば終わるじゃろうし、増援が無ければ何事もなく一段落出来そうじゃ】
【……蒸発した精液が臭って多少は影響を受けそうじゃが、まぁ仕方あるまい】
【影響を受けたら受けたで、戦闘後にクリムちゃんに淫魔の性質を説明しやすくなるかのう……】

229第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/22(日) 16:21:52 ID:7DgWlnMM
>>227-228
山吹 体力15/15(0/+7) 精神力46/50(9/+9) 霊力21/30(8/+2) 妖力17/20(4/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:89/120(快楽Lv4) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール→お尻
      淫霊・サラリーマン:3 OL
      ウィスパード
      スペルマン

クリエムヒルト 体力11/13+5(0/+3) 精神力12/12+5(3/+3) 魔力32/30+10(9/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)82
快楽値:57/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(3) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6”+2”+4(魔)”+4”(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+11(max3+8)
      ヒールブラッド発動中:魔力1/R 体力+1 回復値+2
      ブラッドエンチャント(19/20R)

〜<Y>妖力針・炎で淫霊を攻撃:7+4=11〜(妖術+2 ST+7 PS-1 快楽-4 ;補正+4)
〜<K>淫霊たちを薙ぎ払う:3+8=11〜(剣+2 ST+8 快楽-2 ;補正+8)

山吹の邪気退散で動きを止めた淫霊たち。
これならば攻撃は容易い。
強化された剣の一撃でもって、クリムは一気に薙ぎ払いによる攻撃を行う。

・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(91) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(93) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(12)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(59)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(64) ▼「淫気量」-1(81)
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(13)▽「魔力」-1(31)

動けぬ淫霊はその斬撃をかわすことなできない。
そしてクリムの作った真紅の大剣は物理的なものだが、魔力も有しており、術の効果でその魔力も強化されている。
その魔力が、淫霊の身体をまとめて横薙ぎに切り裂く。

・淫霊たち:7ダメージ

しかし本来なればたやすく切り裂けるはずの一撃。
けれでも相手はただの悪霊ではなく淫魔と化した淫霊。
ダメージと邪気退散により反撃は出来ず、その身体の多くを維持できず消えかかっているが、まだ生き永らえている。
とはいえ、どのみち後退するつもちであった、クリムはその場から飛び跳ねるように後方へと後退し、
入れ替わるように山吹の絶頂しそうになりつもも冷静に戦局を把握しながら放った炎の針が、淫霊へと突き刺さる。
もとよりダメージを受けていたサラリーマン淫霊はついにその姿を消滅させ、OLのような淫霊は顔を残して他の部分を消滅させる。

・<Y>妖力針・炎:▽「妖力」-1(16)
・淫霊サラリーマン:撃破! OL:2ダメージ

230第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/22(日) 16:22:02 ID:7DgWlnMM
淫霊の片方を倒し、もう片方は瀕死というところまで追い詰めた二人。
しかし淫魔戦の経験の多い山吹は顔や手だけとなった淫霊は、寧ろ動きが俊敏となり対処しにくくなる一面もあることを知っている。
サラリーマンのような淫霊のように完全消滅ことが望ましいのだ。
そして奥のスペルマンもベチャベチャと音を立てながら鈍足ではあるがこちらへと向かってきている。
それに対処しようとするが……

山吹のお尻でふと圧迫感が一部なくなる。
お尻に挿入されたアナルパール。
その球体の一部が消えたのだ。
そして山吹がその異変を感じると同時に、今度はクリムのお尻で異変が起きる。
突如、お尻の中に、消えたアナルパールが出現し、一気に満たしたのだ。
淫気の影響もあって、それによる快感は如何ともし難く、一気に絶頂寸前にまで追い込まれてしまい……

・<K>アナルパール出現:▲「快楽値」+14(78)

ドクン…ドクン……

二人のお尻の中の球体。
そこから脈打つかのような悦楽の波動が放たれ、二人のお尻に快感を与えていく。
その強い快感の波動の前にクリムは屈してしまい、激しくトドメの絶頂。
山吹の方も、もう限界に近い!

・!<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(116)
・!<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(111)
 →絶頂!

この数珠のような小さな球体。
それは快楽球という性感開発の淫具である。
脈打つかのように淫らな淫波動を放ち、入れられた場所に熱い快感を送る。
それと同時にその場所を急速に淫らに開発する調教淫具なのだ

山吹ならばそのことに至るであろう。
このままでは不味い……
これと取り除かなければ、二人の尻穴はどんどん淫らな肉雌穴に開発されてしまう!

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【地味に硬い淫霊さん】
【淫魔耐性と霊体特有の防御が合わさり硬いのだ】
【魔力ダメージを増加させたクリムちゃんはすごい良い判断】
【なお淫霊はダメージ度合いで身体をどんどん消していくけど、少しでも残っていると割と厄介】
【顔や手だけでも戦えるし】
【そして牙を剥くアナルパールあらため開発球】
【脈打つ波動で悶えさせながら、お尻開発値を上げていく厄介なやつ】
【ちなみに8つあって、4個が残り、残り4つはクリムちゃんのお尻へと転移】
【このままでは二人のお尻が大変なことに!】

231山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/27(金) 00:14:40 ID:XHUerNFo
>>229-230

・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(91) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(93) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「体力」+1(12)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(59)▲「淫気量」+2(82)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(64) ▼「淫気量」-1(81)
・<K>ヒールブラッド:△「体力」+1(13)▽「魔力」-1(31)

『やぁあああああっ!!』

コンクリートの床を蹴りつけるように踏み出し、クリムの身体が弾丸のように飛び込んでいく
大きく捻った身体を竜巻のように回転させ、空気を引き裂く轟音を響かせながら振り抜かれる漆黒の大剣
それはその大きさから想像される重さとは裏腹に、視認すら困難な速度で二対の淫霊の身体を容易く横薙ぎにする
黒の大剣を覆う赤いオーラが淫霊たちを焼き切るように痛めつけ、死んだはずの身体に苦痛を叩き込んでいく……

・淫霊たち:7ダメージ

『(倒せ……ないっ!? タフですわね……ですが、ここはっ!)』

クリムからしても、熱く火照り疼き昂る身体という、万全ではない状態にしては渾身と言えた一撃だった
しかしそれでも、淫霊はクリムの想定以上にタフだ
淫魔になったものの特性、と言うべきか、それとも物理寄りのクリムには相性が悪かったのか
いずれにせよ、クリムは思考を切り替えてすぐさまバックステップで後ろへ跳ぶ
苦痛に喘ぐ淫霊たちの怒りの反撃を透かし、その奥に居るスペルマンから距離を置くための一動作
――そこに、山吹の声が滑り込んだ

「良い位置取りじゃ」

独り言のような小さな声は、集中力を高めていたクリムの耳に自然に滑り込む
バックステップで下がっていくクリムと入れ替わるように、炎の針がオレンジ色の軌跡を描いて火の粉を散らしながら飛んでいく
苦痛に悶える淫霊たちに容赦なく襲いかかるそれは、辛うじて耐えていたサラリーマン風の淫霊にトドメを刺した
一際強く、燃え上がるように消滅していく淫霊と……辛うじて耐えきり、顔だけを残して生き永らえたOL風の淫霊
あと一息、押せば倒せるような状態まで追い込んだ山吹は――けれど、快感を堪えて汗を浮かばせ赤く染まった顔で、眉を潜めていた

・<Y>妖力針・炎:▽「妖力」-1(16)
・淫霊サラリーマン:撃破! OL:2ダメージ

(淫霊は半端に生き残らせると面倒なんじゃが……しくじったか、すぐに追撃を――)

『(なんて完璧なタイミングの援護……これほど綺麗に攻撃が飛んでくるとは思いませんでした、残滓にもトドメを――)』

顔だけ残した淫霊に対して、二人の思考は一致している
スペルマンと言う手だししていない万全な状態の敵がいる以上、手負いの淫霊はさっさと始末するに限るのだ
そこまで思考して、行動に移ろうとした――その時だった、山吹に……否、二人に異変が起きたのは……

「っ!?❤」

『――んぉっ!?♥♥♥』

眼を見開き動きを止める山吹と、甘ったるい濡れた声を上げて固まるクリム
同時に起こった反応の原因は、二人のアナルにあった
山吹のアナルに潜り込んでいたアナルパールの一部が消失し、急に圧迫感が和らいだことで生まれた違和感に、思わず動きを止めてしまう
それと同時に何の予兆も無く突然アナルに異物が現れ、圧迫感に襲われたクリムは……目を白黒とさせ、お腹を押さえるようにして身悶えてしまう
ギチギチとお腹を圧迫する感覚、ゴリゴリと大きな球が腸壁を擦り、それが発情し、昂っている身体を絶頂寸前まで押し上げている
瞼の裏で光が弾け、あと一息で身体がまた、幾度も味わわされた絶頂の頂へ登り詰めつせられようとしていると、身体が反応していた……

・<K>アナルパール出現:▲「快楽値」+14(78)

ドクン…ドクン……

『っっひぐっ!?!♥♥♥♥ お、あっ!?
♥♥♥ あ゛、ひぁ、あ、ああああああ――――っっっっ!?!?♥♥♥♥♥♥』

腸内を満たす球体の圧迫感だけでも、クリムの身体は限界寸前まで押し上げられていた
だというのに、そこから淫らな意思で追撃が加われば……もう、どうしようもなかった
アナルと言う、クリムにとってただの排泄器官でしかない場所から感じる有り得ざる快楽
薄皮を剥ぎ取られ、快楽神経を剥き出しにされたかのように性感帯として目覚めていく感覚
膝が笑い、腰が蕩け、瞼の裏で光が弾けてその場にへたり込みそうになる
大剣を床に突き立て、それに縋り付くことで辛うじて体勢を維持しながら……しかし、腰をくねらせ、背筋を反らし、涙を零しながら甘く啼くクリムの姿は、あまりにも艶やかで……
未だに男を知らない清らかな乙女であると、この有様を見ても誰も信じはしないだろう
それほどまでに快楽に染まった声を、表情を、全身を見せつけながら……クリムは再び訪れた絶頂快感に頭を焼かれてしまっていた……

232山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/05/27(金) 00:14:50 ID:XHUerNFo
>>231

「っっ!?!♥♥♥♥ ぐっ、ふ、ぎっ!?!♥♥♥ っっっ〜〜〜〜んんぅっ!?!♥♥♥♥」

――そしてそれは同時に、山吹にも牙を剥いていた
珠の数は半減し、圧迫感が薄れ、疑問と生まれた余裕に思考の隙間が出来た……その瞬間に襲い掛かる、淫らな波動による快楽
腹痛を堪えるようにお腹を抑え、お尻を後方へ突き出すようにして身を縮こまらせ、声を堪えようと右手で口を抑え込む
理性を引き千切らんと暴れる快楽に悶え、思考がドロドロと蕩かされていくのを感じながら――それでも、山吹は耐えて見せる
クリムと言う、守ってやらねばならない後輩がすぐ傍にいる、と言う理由は、勿論ある
しかしそれ以上に、スペルマンと言う鈍足ではあるが捕まったらインプや餓鬼、淫霊などとは比べ物にならない厄介な敵が眼前に居る、という危機感が山吹に耐える選択を取らせていた
しかしそれは諸刃の剣、元々山吹は長年の経験で、精神力に関しては他の追随を許さない強靭過ぎる意志力を持つ
それを駆使すれば、常人ならば既に快楽に呑まれ崩れ落ちるほどの快感にも耐えることが出来る
だが……結局は、耐える事しか出来ないのだ
耐えて行動し、それを結果に繋げられなければ、待っているのは耐え切れなくなって強制絶頂に押し上げられた先での、より激しい快楽の嵐
食事を美味しく食べるための最高のスパイスとは、空腹に他ならない
快感も同じだ、我慢して、耐えて、歯を食いしばり――その果てに訪れた絶頂は、意識を吹き飛ばしてしまう程に甘美で、蠱惑的で、魅力的なのだ
もう一押し、性感帯に触れられる……どころか、何なら肌を一擦りされるだけで絶頂しかねないほどに追い詰められた山吹は、霞む意識に鞭打って歯を食いしばる……

・!<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(116)
 →絶頂を堪える
・!<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(111)
 →強制絶頂! 初期快楽値10 快楽Lv0

(これ、は…ぁ……っっ!?!♥♥♥♥ い、かんっ、神経、を、開発する……淫、具……っっ!?♥♥♥
 っは、ぁ…っ!??♥♥♥ ぬか、ねば、ならん…と、ぉ、ぐっ!?♥♥♥
 ……っふ、ぐ……♥♥ っ、いう、のに……後回し、にぃ……せざる、を、え――んんぅっ!?!♥♥♥♥)

アナルパール、だけならば……言っては何だが、普通に普及している淫具でしかない
しかし、淫らな波動まで発するとなれば話は別だ
悠美と共に淫魔と戦い続けた山吹は、知識としても相当なものを修めている
自分と、そして反応からして恐らくはクリムにも打ちこまれたアナルパールが、性感を開発するための淫らな魔具であると気付いて……しかし、そのタイミングの悪さに歯噛みする
恥も外聞もなく、今すぐこの場でパンツをずらし、絶頂してしまうとしてもアナルパールを引き抜いてしまうのが正解なのだ
だが、敵が眼前に居る状況でそれは出来ない、出来るはずがない
ましてクリムは倒れ込みこそしなかったが、剣に縋り付いてようやく立っていられるような有様だ
自分も足が震え、膝が笑い、とてもではないが激しく動くことなど出来ない
こんな状況で山吹の思考は快楽に蕩かされ、いつもと比べればあまりにも鈍い頭脳で、シンプルな答えを導き出した
即ち――後先を無視した大盤振る舞いであった

(イク、のは、避けられ…んんっ!?♥♥♥ っく、ふぁ、っぐ……♥♥♥ だ、が…っ!!
 せめ、て……スペルマン、だけで、も……始末、せねば……!!)


行動選択
山吹:
<AS>妖力槍・炎*2を発動、スペルマンに攻撃する

クリム:
大剣を突き立て縋り付くようにして耐え、余韻が収まったら山吹の位置まで下がる

体勢
山吹:
若干内股気味、お腹を左手で抑え、前かがみでへっぴり腰の体勢

クリム:
大剣を床に突き立て、縋り付くようにして立っている
膝は情けなく笑い、今にも崩れ落ちそうになっている

肉体
山吹:
汗が止まらん、暑い……胎の底が、じくじくと疼きよる……っ❤
っ……尻が、圧迫されて……く、ぅ…!♥ ゴリゴリと、アナルが……っ♥
っ、ぐ……っ❤ もう、イク……イって、しまう……っっ❤

クリム:
『疲労感が、強い、ですの…っ❤ でも、これくらいなら、まだ……!
 汗も、それに……お、おつゆもひどく、て……❤❤ 全身、ベトベトですわ……っ❤』

精神
山吹:
ぐっ……気を、抜けば、イク……❤ はや、く、今すぐ、に……全力、で…ぇ……!

クリム:
『おし、りがっ!?!♥ わたくし、の、おしりに、なにかが、ああっ♥ あぁぁぁ……っっっ!?!♥♥♥』

乱数
山吹:4
クリム:6


【おまたせしたのじゃ】
【淫霊を仕留め損ねたのはいかんのう、トドメを刺したいが状況が悪すぎる】
【とりあえずイク前に何とか槍を二連打で叩き込んでやりたいが……】
【クリムちゃんは突然のアナルの圧迫感、腰が抜けそうな快感にパニックになり、儂に縋る感じにしていきたいのう】
【なのにお尻が気持ち良いとか、中に何か入ってるとか言い出せなくて悶え苦しむのじゃ】
【……良い、羞恥心が非常に良いスパイスじゃな】

233第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/27(金) 19:09:45 ID:2qwEyN.c
>>231-232
山吹 体力15/15(0/+7) 精神力45/50(9/+9) 霊力21/30(0/+2) 妖力16/20(8/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:116/120(快楽Lv4) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(0) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール(開発球×4)→アナル内
      淫霊・OL(顔のみ):9
      スペルマン

クリエムヒルト 体力11/13+5(0/+3) 精神力11/12+5(0/+3) 魔力31/30+10(0/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)83
快楽値:10/100(快楽Lv2) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(4) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(3) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6”+2”+4(魔)”+4”(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+11(max3+8)
      ヒールブラッド発動中:魔力1/R 体力+1 回復値+2
      ブラッドエンチャント(18/20R)
      開発球×4:アナル内

〜<Y>妖力槍・炎*2でスペルマンを攻撃:4〜(妖術+2 ST+3 PS-1 快楽-4 ;補正+0)
〜<K>立て直す:6-4=2〜(ST-1 余韻-3 ;補正-4)

転移した淫具「開発球」
それによりクリムは激しく絶頂し、山吹の方も同じく激しく絶頂しそうになったが……こちらはなんとか耐える。
そしてその悍ましいまでの快感の中、山吹はこの球体の正体を察しながら、そして刻一刻と迫る絶頂を感じながら、せめてもの対処をしなければと考える。

・<Y>自然回復:△「霊力」+1(22)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(118) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(120) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「魔力」+1(32)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(12)▲「淫気量」+2(85)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(17) ▼「淫気量」-1(84)

なんとか必死の反撃を行おうと妖力を素早く集める山吹。
あまりの快感に身体はすぐにでも絶頂してしまいそうだが、それを必死に耐える。
だがそれでも限界はあり、もうまもなく、絶頂してしまうだろう。
しかしその前に、スペルマンを倒さなければ……

そして一方のクリムはそれどころではない。
いきなり感じたお尻の中になにか入ってくるような感覚。
しかもそのあとそれから脈打つような快感を流されて激しく絶頂してしまったのだ。
母親のような成熟した美しい身体。
そんな身体を淫猥なお尻開発の淫波動に苛まされ、クリムは剣を支えに悶える。
絶頂しても止まることなき淫具にお尻を開発されながら……

そのように肛辱開発される二人。
クリムは混乱し、回復術も中断。
若干のパニックになりながらただ身体を支えることしかできず、しかもそんな身体でお尻の快楽調教が続き……
一方の山吹は、迫る絶頂の時を感じつつも、その前にと妖力を集めていく。
炎の妖力の槍を作り上げると、こちらへと迫るスペルマンへと放つ。
さらにもう一発放とうとするが……

ドクン…ドクン……

淫気の疼きにお尻の淫具の脈打つ快感の前に、ついに限界を迎え、激しく絶頂してしまうのだった。

・<Y>妖力槍・炎:▽「妖力」-2(14)
・<K>お尻快楽のパニック:▽「精神」-3(8)

・!<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(143)
→絶頂!
・<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(50 レベル2へ)

234第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/05/27(金) 19:09:55 ID:2qwEyN.c
それでも放たれた炎の槍。
それと同時にこちらへと迫るスペルマンの胸部が、人の顔程度の大きさに盛り上がり、それが打ち出されるように放たれる。
狙いはお尻絶頂で悶えているクリム。
ボール状の精液塊がクリムへと発射されたのだ。
しかしその弾丸は山吹の放った妖力槍に当たり、妖力槍の消滅と引き換えに精液が燃え上がりながら飛び散ることで事なきを得たのだった。
構成する淫気も精液も、山吹の炎の槍で炎上し、消滅していくことで被害がないが、スペルマンへの攻撃という点では成功しなかった。

だが敵はもう一匹、顔だけになった女淫霊がいる。
その淫霊が悶えるクリムの顔へと浮遊しながら迫り、いやらしい笑みを浮かべながらクリムの唇に、自らの唇を押し付けてちゅうぅぅと吸い付いてくる。

お尻からの脈打つ快感に悶えるクリム。
そんな彼女にさらに襲いかかったのは淫猥な口づけ……
いやらしく巧みな女霊の技は巧みであり、優しくも怪しげな消化器官が獲物を蕩かすかのように、ジュルジュルと淫猥な唇がクリムの無垢な唇に襲いかかり、
淫気で高まる唇の性感に強い快感を与える。
しかもそこから力が快感とともに吸われてしまう……
それは淫霊による生気吸収のキス、快楽を伴うドレインキスだ。
吸血鬼ゆえこういった攻撃には高い耐性を持つクリムだが、快感と絶頂によりそれは緩み、どんどんと悦楽と脱力の中、力が奪われてしまう。
そして絶頂したばかりだというのに、またも絶頂しそうになりつつあるだろう。

★<K>ゴーストキス:12(口1+11)+”2d2〜6”(高いほど吸われる生気が多くなる)
 →▽「体力」-1(10) ▽「魔力」-1(30)

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【流石にこの値では一発が限界】
【しかもその一撃は精液弾と相殺という形】
【クリムちゃんの方は復帰前に淫霊が顔に張り付きキス】
【キスされ力を吸われながら、お尻開発されて、イったばかりなのにまたイきそうになってますねぇ】
【やはりこの淫気、なんとかしたいところ】
【ちなみにお尻開発の経験値は、絶頂したら確定で1,あとはお尻開発度に応じてランダム増加にしようと思います】

235山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/06/05(日) 17:12:27 ID:1bIcZSfE
>>233-234

・<Y>自然回復:△「霊力」+1(22)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(118) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(120) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>自然回復:△「魔力」+1(32)
・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(12)▲「淫気量」+2(85)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(17) ▼「淫気量」-1(84)

「っ!?♥♥♥ っぐ、ぉ……ひ、ぅんっ!?!♥♥♥♥ か、ふっ♥♥♥ はぁっ♥♥♥ はぁっ♥♥♥ ふー…!♥♥♥」

腸内を埋めるアナルパールから放たれる、淫らな波動
それは山吹をして、腰が砕けるかと思うような甘く濃密で蕩けるほどに心地良い快楽そのものとなって苛んでいた
腸内はもとより、薄い肉壁越しに子宮や膣肉までも熱く火照り、汗が染み一つない肌に沸々と浮かんでは滑り降り、セーラー服を湿らせている
内股には愛液の筋が垂れ、ねっとりとした感触を肌に残しながらむっちりと肉の付いた艶やかな太腿を汚している
腰骨を通じて背筋を走る快感は下半身の身に飽き足らず、上半身さえも侵食するように蕩かせていく
余裕のない表情で歯を噛み締め、なんとか絶頂必至の快感を抑え込み……山吹は食い縛った歯の隙間から荒い呼吸を繰り返して、妖力をかき集めることに意識を尖らせていた

『んぉ゛……っ!?♥♥♥♥ あ……あ゛っっ!?!♥♥♥ っ、ふぁ、あ、ああ、あ…ぁ……っっ!?♥♥♥♥』

――その一方、クリムは真っ白に染め上げられた意識を何とか繋ぎながら、取り繕う余裕もなく快楽に身悶えていた
突如としてお尻の中を圧迫するような感覚が走り、直後に神経を蕩かす様な波動に晒され、あり得ないはずの箇所で快感を感じてしまい……意識が飛びそうなほどの絶頂に登り詰めてしまう
涙が自然と溢れ、汗が浮き出て全身を一段と湿らせ、愛液がショーツをぐっしょりと濡らし、足元に汗や愛液の混じり合った雌臭い水溜まりが出来つつある
膝が笑い、腰が蕩け、ぐらりと揺れた身体で咄嗟に剣を突き立てて縋り付くようにして倒れ込むのを防ぐ
大剣の柄を握る両腕に顔を伏せるようにして埋め、真っ赤な顔で余韻に浸る瞳を隠し……限度を超える絶頂快感に溺れそうな意識を繋ぎ止める
あまりにも激しく、甘く、心地良い……そのまま浸れたらどれほど幸せなことか
このビルに踏み込んで以来、クリムの中の女の部分が急速に目覚め、未だ少女じみた無垢な感性を宿した精神をじわじわと侵している
無意識に揺れる尻は吸血鬼化による変化で、自慢の母を思わせる女らしい曲線を描いている
それを薄いシスター服の生地に浮かび上がらせながら、後ろへ逃がすように無意識に腰を引き、快楽に悶えるように揺らしてしまう
余裕は一切ない、ただ激しい絶頂快楽を逃がし、身体がへたり込みそうになるのを堪える事しか出来ない
今のクリムの思考からは、目の前の淫魔のことも、共に戦う山吹のことも、一切が漂白されてしまっている
残っているのは倒れない、倒れたくない、敗けないと歯を食いしばる半ば意地になった意固地で負けず嫌いな理性だけだった

「ふーっ!♥♥♥ ふーっ!♥♥♥ ふーっ!♥♥♥ っ、お、ぁ…っ!?♥♥♥ こ、の…ぉ……!!♥♥」

そんな余裕のないクリムを視界の隅に捉えつつ、山吹はあえてそれを無視し、スペルマンに意識を集中する
山吹からすれば雌の快楽と言うのは慣れ親しんだものだ
かつての大妖怪時代は山吹自身が淫魔のように雄を惑わせ、篭絡し、思う様に貪ったこともある
現代に蘇ってからは悠美と共に淫魔に立ち向かう最中、幾度となく女を雌に落とす淫魔の手管に苦しめられ、屈しかけた
転生した今もそれは変わらない、淫魔の女を堕とす甘い責め苦はたとえ山吹であっても逃れられない
だが、それは決して勝ち目がないというわけではないのだ
現に今も、山吹の身体は絶頂寸前の快感を無理矢理堪え、妖力を練り上げて炎の槍を作り出している
もう我慢も限界で、あと一押しで天上に果てるような甘美な絶頂快楽に呑まれてしまうだろう
それでもまだやれる、いける、反撃出来る
明滅する意識を繋ぎ止め、バチバチと光が弾けるような瞼を見開き、迫りくるスペルマンを涙の滲んだ瞳で睨み付け――槍を、放つ!
火の粉を散らして薄暗い廊下を照らす槍の行方を見ることなく、すぐさま二発目の槍を作り出そうと妖力に意識を向けた山吹
しかし――――

ドクン…ドクン……

236山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/06/05(日) 17:13:08 ID:1bIcZSfE
>>235

「あ、ひっっ!!?♥♥♥♥♥ ぁ、ぁあ、あ、はぁ、あ゛あ゛っっ!?!?♥♥♥♥♥
 イ、ク……ッッッ!?!?♥♥♥♥ 
お゛❤❤❤ あっ、あ、あああああ―――-z____ノ ̄ `ー- 、_rー-'`―― っ っ っ!?!?!?♥♥♥♥♥♥♥♥」

バチンッ
山吹の頭の奥で、何かが弾けるような音が聞こえた
腰の筋肉や骨がまとめて溶けてなくなるような脱力感が山吹を襲う
それはまるで体内の水分を通じて全身に伝播するように、快感の波動が腸内を中心に波打つように快感を広げていく
意識が真っ白に染まり、呼吸が数瞬止まり……声にならない声を上げて、山吹は艶めかしく背筋を反らし、髪を振り乱して激しい絶頂に呑まれてしまう
反らされた背、曝け出された白い喉、跳ねるように突き出された豊満な乳房は重々しく揺れ、ぶしゃぶしゃと重い水音を立てて潮が噴き出る
足下をびちゃびちゃに濡らし、お漏らししたような有様を生み出しながら快楽に溺れる山吹の視線は、虚ろに宙を彷徨ってしまう……

・<Y>妖力槍・炎:▽「妖力」-2(14)
・<K>お尻快楽のパニック:▽「精神」-3(8)

・!<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(143)
 →強制絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1
・<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(50 レベル2へ)

『ん、むぐっ!?!❤❤❤ ふ、ぅっ!!?❤❤ じゅっ、ちゅばっ❤❤❤ ふ、ぐっ、むぐぅうううっっ!?!?♥♥♥♥』

限度を超えた激しい絶頂に呑まれ、山吹がその意識を朦朧とさせているころ……
放たれた炎の槍の行方を見ることも出来ず、クリムは乱れた呼吸を繰り返している
しかし敵はスペルマンだけではない、生き残ったOL淫霊の残滓もまだ反撃の機会を窺っていたのだ
山吹は絶頂快楽に身悶え、クリムは余韻に浸って息も絶え絶え
淫霊にとってこれ以上ない絶好の機会に、当然のようにいやらしい笑みを浮かべて淫霊はクリムへと接近する
首だけとなって滑るように浮遊する様は、正しく幽霊……怪異そのものと言えるだろう
だがそんな淫霊が狙うのはクリムの命ではない、その男を知らず、未だ無垢な唇なのだ
肉体を持たないはずの女淫霊の唇が俯いているクリムの真下から迫り、普通ならばあり得ない角度からその唇を重ね合わせる
半ば呆けていたとはいえ、さすがにキスをされれば正気に戻り、眼を見開いて驚愕を示すクリムだったが……
淫霊――淫魔と化した幽霊は、当然の如く女を堕とす手練れである
唇を重ねているだけ、性感帯に触れられているわけでもない、なのにクリムは目を白黒させて快楽に悶えてしまう
吸われている、瑞々しい唇を、穢れを知らない唇を、淫魔に、それも同性の淫霊に吸われている!
その上唇を吸われると同時に怪しい快感が込み上げ、力が奪われるのに伴って背筋が蕩けるような快感が走るのだ
バチバチと瞼の裏に雷が弾け、脳裏に絶頂快感の予感が過ぎる
ガクガクと笑う膝がますます激しく震え、剣の柄に絡めた指が解けそうになる
お腹の奥、子宮に感じる熱はますます昂り、またしてもあの、頭を真っ白にする絶頂の波が近付いてきている……

★<K>ゴーストキス:12(口1+11)+”2d2〜6(2+6=8)”=20(70 快楽Lv3)
 →▽「体力」-1(10) ▽「魔力」-1(30)

『(キ、キス、されて、ます、の……幽霊、に……ぃっ!?♥♥♥ わた、くしの……っ、唇、から、何か、吸われ、て……ッッ?!!?❤❤❤
 ん、ぉ…!?❤❤❤ 力、抜けて……ゾクゾク、する……これ、いやぁ……ッ!?❤❤❤)』

快感に弱らされ、力が抜けたクリムの唇は半開きで、そこから音を立てて淫霊に唾液ごと力を吸われている
じゅるじゅると唾液を啜られる音を聞きながら、クリムは失われる力に、込み上げる快感に、危機感を募らせた
力が奪われるのが気持ち良い――その感覚に呑まれてしまえば終わりだと、クリムの本能が訴えている
余韻に包まれ、力が抜けた身体に鞭を打つ
余韻に浸っている暇はない、好き放題されるなど以ての外、クリムは弱った理性を総動員して、全身に力を籠めて眼前の淫霊を睨み付けた!

237山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/06/05(日) 17:13:19 ID:1bIcZSfE
>>236

「か、ひゅっ❤❤❤ こほっ❤❤ は、ひっ❤❤❤ っっ!?❤❤❤ お、ぁ……!❤❤❤」

(っ、ぐ……❤❤❤ まず、いっ❤ 意識が、一瞬、飛んで……スペルマン、は……っ!?❤
 健、在…ッ!? 失敗、したか……っ、おの、れ……!?❤ クリムッ!? まずい、淫霊が……ええい、身体よ、動けッ!!)

そしてそれとほぼ同時に、限界以上の絶頂に晒された山吹も余韻に溺れかけながら理性を取り戻す
快楽に呑まれて滲んだ涙で歪む視界には、淫霊にキスされて悶えるクリムと、炎の槍が直撃コースだったにもかかわらずピンピンしているスペルマンの姿が映る
攻撃の結果を見れなかったとはいえ、状況を見ればわかる……攻撃は失敗したのだ、と
だが、だからこそここで動かないわけにはいかない
元より淫魔は女を堕とすスペシャリストだ、後手に回れば圧倒的に不利になる
甘く蕩けるような余韻は山吹の身体を弱らせ、気を抜けばへたり込みそうな脱力感を伴っている
それでも歯を食いしばって力を籠め、立ち向かわなくてはならない
全身に力を入れ、甘い余韻を振り払い、妖力をかき集めながら震える右腕を首元へ伸ばす
……淫霊は山吹を狙うべきだったのだ、多種多様な経験を積んだ山吹を放置し、未熟なクリムを狙った愚を、思い知らせてやらねばならない――!

「すぅ――――クリムよッ! 何時まで呆けておるか!! そんな雑魚に好き勝手にされるでない!!」


行動選択
山吹:
<AS>邪気退散を使用後、妖力槍・炎*2を起動しスペルマンを狙う
同時にクリムに声を掛け、淫霊を振り払わせる

クリム:
淫霊を振り払うように身を捩り、バックステップで距離を取る
剣を振れるだけの間合いを確保出来たら、淫霊に大剣を振り下ろして攻撃する

体勢
山吹:
若干内股気味、お腹を左手で抑え、前かがみでへっぴり腰の体勢

クリム:
大剣を床に突き立て、縋り付くようにして立ち、腕の間に顔を伏せている
膝は情けなく笑い、今にも崩れ落ちそうになっている

肉体
山吹:
汗が止まらん、暑い……胎の底が、じくじくと疼きよる……っ❤
アナルが、疼く……熱い、神経が昂って……っ!?❤
汗も、愛液も止まらん、下着がびちゃびちゃじゃ……❤
身体中、力が抜けて……脚が、震える……っ❤

クリム:
『お尻が、おし、りがぁ……っ!?❤ ジンジン、熱い……なにが、どうなってますの…!?❤
 力が入らない……また、あの、気持ち良い感覚が……っ❤
 キス、されて……力が抜けて、なん、ですの、これぇ…!?❤』

精神
山吹:
先手を、取る、のじゃ……後手に回れば、マズイ…!❤
アナルパールも、淫霊も、今は後回しじゃ……スペルマンに動かれるのが、一番マズい……!

クリム:
『キ、キス……されて、しまって……同性、なのに……!?❤
 あ、あぁ……っ❤ きもち、いい……これ、だめです、の……いけない、感覚ですわ……っ❤』

乱数
山吹:8
クリム:3


【おまたせしたのじゃ】
【中々うまくいかんが、何とか行動される前にスペルマンを潰しきりたいところじゃな】
【淫霊は後一撃で終わると思うんじゃが、このダイス目と余韻で弱っているうえにアナルパール挿入中のクリムちゃんで倒せるかどうか……】
【下手したら剣を振り上げる所でイって隙だらけになり、またキスされるとかありそうじゃ】
【儂がスペルマンを処理できれば援護に向かうんじゃが……邪気退散で無理矢理隙を作ればどうにかならんかのう】

238第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/06/05(日) 18:10:01 ID:kpMpwaNA
>>235-237
山吹 体力13/15(3/+7) 精神力44/50(9/+9) 霊力22/30(2/+2) 妖力14/20(0/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:20/120(快楽Lv1) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(1) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール(開発球×4)→アナル内
      淫霊・OL(顔のみ):9
      スペルマン

クリエムヒルト 体力10/13+5(1/+3) 精神力8/12+5(1/+3) 魔力31/30+10(3/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)84
快楽値:70/100(快楽Lv3) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(5) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(4) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6”+2”+4(魔)”+4”(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+11(max3+8)
      ブラッドエンチャント(17/20R)
      開発球×4:アナル内

〜<Y>邪気退散後、妖力槍・炎*2でスペルマンを攻撃:8〜(妖術+2 ST+3 PS-1 快楽-1 余韻-3 ;補正+0)
〜<K>淫霊を振りほどきバックステップ後攻撃:3-2=1〜(ST+3 快楽-3 余韻-2 ;補正-2)

淫猥な開発珠をお尻に加えながら、淫魔と戦う美女二人。
しかしついに山吹は激しく絶頂してしまい、お尻の快楽開発で悶えるクリムは残る淫霊の顔に淫猥な雌キスをされてしまう。
クリムは力を吸われながら、快感をたっぷり感じさせられてしまい、もう絶頂間近だ。
しかし傍には山吹がおり、激しく絶頂したとは思えぬ立ち直りを見せ、状況を把握、クリムに声をかける。
その姿は流石のかつての大妖といえるだろう。

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(15)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(22) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(24) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(86)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(85)

クリムを立ち直らせながら、山吹は状況を把握する。
二人のお尻の中にはお尻開発の淫猥な開発球。
淫霊の残りが顔だけになりクリムの口にキス。
そして奥のスペルマンは健在。
ならばと二回目の攻撃を行うだけだ。

絶頂したばかりの敏感な身体。
そんな身体に注ぎ込まれる脈打つ快感。
それに耐えながらも、山吹は鈴を鳴らして邪気退散を使うと同時に、
妖力を集め炎の妖力の槍を再度放ち……再び妖力をかき集め、2本目の槍を作成。
その火炎槍も同じようにスペルマンへと投擲する!

・<Y>妖力槍・炎*2:▽「妖力」-4(11)
・<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(47)

239第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/06/05(日) 18:10:33 ID:kpMpwaNA
一方のクリム。
山吹の言葉でなんとか混乱状態から回復。
反撃の行動に移る。

・<K>混乱回復:△「精神」+2(10)

淫猥なOLの霊にキスされてしまったクリムだが、吸精により力が抜けつつある中、なんとかこの淫霊から離れようと身体を動かす。
そこにチリンとなる山吹の鈴の音が耳に入り、それと同時に口を吸う淫霊の顔が悶えるように歪み。吸引が止まる。
それを好機と見て、クリムは咄嗟に跳ねるように後退する。

もし、クリムが万全の状態であれば、このあと怒りの反撃に繋げられただろう。
しかしその身体は特濃大量の淫気に汚染され、常識外の感度を発揮しており、その身体は少し前に絶頂したにも関わらず絶頂寸前。
さらにはお尻内にはただの球体ではない、淫猥な開発球が注入されており、後退の動きも、その後の着地も、お尻内部の球体による快感を感じさせられてしまう結果になってしまう。
その快感によってクリムの動きは止まってしまいそこに……

「オ”オオ”オオ”オ”ォ!!」

まるで鬼のような苦悶の表情を浮かべたOL淫霊が叫びを上げながらクリムの下腹部へと突進。
かわすことなど、今のクリムには当然出来ず、腹部にOKの顔がめり込んでしまう。

その瞬間クリムが感じたのは凄まじい快感。
ボールがすごい速度でお腹に突き刺さった圧迫感をすべて快感に変えられたかのような刺激。
それを受けたクリムの性器は夥しい量の愛液を分泌し……クリムは激しく絶頂してしまうのだった。

・<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(110)
★!<K>突進:14(子宮3+11)+”1d8〜15”’(高いほど突進の勢いが激しくなる)
 →絶頂!

ゴーストの顔を腹部にめり込ませながら絶頂してしまったクリム。
だが、もう一方の山吹の放った槍は2本ともスペルマンへと飛んでいき、スペルマンが次の行動を行う前に、その身体に着弾する。
構成する精液の身体を溶かしながら貫通する炎の槍は奥の壁に着弾。
それを二発受けたスペルマンはその身体を崩壊させるかのように溶かし、動きを止めて、床に広がっていく。

・スペルマン:14ダメージ

だが、致命的なダメージを与えながらも、まだ倒したわけではなかった。
一撃を受けながらも、その溶けた身体から、球体の精液の塊を発射する。
その球体はソフトボール程度の大きさであったが、しっかりとその弾丸が発射される。
しかも一発ではなく三発……
狙いは腹部にゴーストをめり込ませているクリムの胸と顔。
そして山吹の股間だ。
クリムは気がつかないが、攻撃後にしっかりと状況を見ていた山吹はそれに気が付き、反応が可能だ。

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【回避はできたが、そこで絶頂吸血鬼ちゃん】
【まあ突進なくてもイってたけど、ダイス悪かったしおまけで】
【なお二発でも倒せぬスペルマンの厄介さ】
【妖怪1足りないさんは淫魔が蔓延る世界でも活躍するのだ】

240山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/06/11(土) 23:26:11 ID:QIjDYJ4M
>>238-239

・<Y>自然回復:△「妖力」+1(15)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(22) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(24) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(72)▲「淫気量」+2(86)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(77) ▼「淫気量」-1(85)

(キス責めは……いかんっ! 酸欠、音、脳に近い場所で生まれる快感は、思考能力を奪ってしまう!
 まずは邪気を祓い、淫霊の動きを止める! その隙にクリム自身に対応させ、わしはスペルマンを……!)

激しすぎる絶頂の余韻、甘く蕩けるような……それでいて雷のように鋭い快楽、燻るような発情の熱
山吹を苛む快感は凄まじく、普通の女性ならば意識を飛ばすほどの苛烈さで全身に伝播していた
――だが、伊達や酔狂で大妖怪と呼ばれるほどに恐れられた山吹ではない
思考を分割し、違う物事を同時に考える並列思考
他人の数倍、あるいは十数倍の速さで思考を回し結論を導き出す高速思考
その二つを併せ持つ高速並列思考を行える山吹は、快楽の余韻に茹っている思考を分割、無理やり冷静な思考だけを抽出したのだ
しかし、それはある意味諸刃でもある
快楽を振り払い冷静さを維持する思考は状況を把握し、事態の打開に動いている
しかし快楽が無くなったわけではなく、ではそれをどう処理しているのか?
答えは単純なものだ、すなわち……分割された思考の一つに快楽を受け持たせ、鮮烈な快感に浸らせている
まるで快楽に善がる人形を操り、冷めた目で見下ろしているかのような……奇妙な状態
当事者として快感に悶えグズグズにされていく思考と、それを俯瞰して他人事のように反撃を考える思考
そうして状況を打開しようと動く思考で妖力を操作、練り上げることで槍を形作り、炎を付与し――燃え盛る槍を、勢い良く放つのだ!
薄暗い廊下を轟々と照らし闇をかき消す炎の槍は、今度こそ遮られることなくスペルマンへと向かっていく
その結果を見届けることなく、すぐさま二発目の槍を形成、一発目の軌跡をなぞるように炎の槍が廊下を突き抜けていく!

・<Y>妖力槍・炎*2:▽「妖力」-4(11)
・<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(47)

『む、ぐっ!?♥♥ んぉ、おっ!?♥♥♥ っ……む、ぐう、ぅうううっ!!』

『(やま、ぶきさ、んっ!? ……そう、です、幽霊なんか、に……好き勝手、される…わけ、には…っ!!)』

これまでクリムを襲った快楽と比べれば、キスで生まれる快感は優しいものだった
心を蕩かすような甘さ、思考をぼやけさせるような心地良さ、力を吸い取られる喪失感すら妖しい快楽へ変換してしまうそれは、経験の無いクリムには抗いがたい攻撃だったのだ
――だが、ここにいるのはクリムだけではない
クリムだけならばそのまま搾りかすになるまで吸い取られたかもしれないが、そんなことを山吹の目が黒い内に許すはずもない
叱咤激励、眠りから叩き起こされるように心を揺さぶる言葉がクリムの意識を目覚めさせる
正気を取り戻せば、眼前に淫霊の憎たらしい顔が視界を占めていて……クリムは強い意志を瞳に籠め、睨み付ける!

・<K>混乱回復:△「精神」+2(10)

――それを支援するように清らかな鈴の音が響き、淫霊がその顔を苦し気に歪める
その隙を逃がさず淫霊を振り払うように首を振りながら、クリムは咄嗟にバックステップを刻む
握り締められた大剣の重量を感じさせない、素晴らしい身体能力を見せつけるような動作だった、が……
如何せん、今のクリムは万全とは言い難い状態なのだ
体内を満たす莫大な量の淫気によって、快楽神経が剥き出しにされた上で全身媚薬漬けにされたかのような異常な感度へと変貌した身体
腸内を圧迫し、性感帯として目覚めさせようと暗躍しているアナルパール
それらはバックステップで一歩後ろに跳んだ、そんな些細な動作でさえ、クリムの性感を刺激する
動きやすさ重視で肌に吸い付くようなサイズの衣装は、吸血鬼化に伴って身体が成長したことも合わさり、ますますピチピチになっている
しなやかな筋肉を全身に纏いながらも、それを覆い隠す様な女性らしい肉付きの柔らかな脂肪が、衣擦れを確かな快感として受け止めてしまう
更に言えばアナルを埋める開発球が脚を動かす動作に合わせてゴリゴリと腸壁を擦り……息が詰まるような快楽に、思わず全身が硬直する
もう一歩距離を取ることも、反撃に転じることも、差し込まれた快感に思考が数瞬真っ白になり、クリムは目を瞬かせて動きを止めた――止めて、しまった

241山吹 ◆NXDHWWcMxw:2022/06/11(土) 23:26:23 ID:QIjDYJ4M
>>240

「オ”オオ”オオ”オ”ォ!!」

『ああ゛ッッ!?!?♥♥♥♥ ぁああ、あ、アあ、ああアあああ――――――――ッッッッ!?!?!?!?♥♥♥♥♥♥』

苦痛を感じながら、けれど淫霊は全速でクリムに向けて突撃する
がむしゃらで全力、只管に乱暴なだけの突撃……あまりにも稚拙なそれは、しかし今の不調極まるクリムにはどうにもできない攻撃だった
構えた大剣を盾に使う暇もなく、ステップを刻んで身をかわす余裕もない
勢いよく飛び込んでくる淫霊の頭部がクリムの下腹部へ着弾、皮を、脂肪を、そして筋肉さえも突き抜けて、衝撃がその下の子宮へ伝播する
普通ならば苦痛にしかならないその一撃は……淫気によって異常感度に成り果てているクリムには、致命の快感にしかならなかった
――子宮が、爆発した
クリムはそうとしか感じ取れないほどの快楽に晒され、まるでお漏らししたかのように潮が噴き出てびちゃびちゃと足下を濡らす
くの字に身を折ったクリムの目が見開かれ、浮き出た汗が、零した涙が、振り払われて宙を舞う
断末魔の如き絶叫が喉を震わせ、廊下に響き渡り、意識が明滅する
山吹のことも、戦闘中ということも、淫霊のことも……何もかもが意識から押し出され、クリムは快楽の津波に呑み込まれていく……

・<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(110)
★!<K>突進:14(子宮3+11)+”1d8〜15(10)”’=24(134)
 →強制絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

「っは、ぁ…ぐっ❤❤ ク、クリム…!?❤」

(手が、足りんっ! スペルマンは……倒しきれておらん! クリムもまずいが、ここでスペルマンを放置するわけにも……っ!)

山吹の声は震えていて、快楽の残滓を感じさせるものだ
それとは裏腹に思考は澄み渡り、状況のまずさを分析している
ギリギリ、首の皮一枚で生き残らせてしまったスペルマン
淫霊に襲われて激しく絶頂し、身悶えているクリム
それらを視界に納めながら、思考を高速で巡らせていく

・スペルマン:14ダメージ

「ん、っく、ひ…んぅっ❤❤ ふ、っく……っ❤❤ させ、んよ……っ!❤」

苛烈な攻撃を受け、瀕死に陥ったスペルマン
しかし生き延びた以上、決死の反撃が繰り出されるのは当然の帰結だった
その身を構成する精液、その大部分は溶けるように床に広がり、精液溜まりを作っている
そこから三発の精液塊……ボール状のそれを形成、発射したのだ!
狙いは近くにいるクリム、そして山吹
軌道を確認し、予測した山吹は……瞬時に妖力を練り上げていく!

(あれを受ければクリムは益々追い詰められてしまう! 儂とてただではすむまい……!
 妖力は目減りするが仕方あるまい、壁を張って針をぶつけ、返す刀で淫霊を攻める!)

「クリムッ!! 退魔師を志すのならば意識を飛ばすな、歯を食いしばるのじゃ!!」

夜の廊下に、鋭い叫びが響き渡る
山吹の気合を込めた声が発せられ、同時に妖力が収束し、状況を打開しようと事態が動こうとしている……


行動選択
山吹:
<AS>妖力壁・炎をクリムの前に展開、スペルマンの攻撃を防ぐ
壁を展開したら即座に妖力針・風を起動し、スペルマンを攻撃する

クリム:
お腹にめり込む淫霊を両手で掴み、そこから<AS>シャドウニードルで攻撃する

体勢
山吹:
若干内股気味、お腹を左手で抑え、前かがみでへっぴり腰の体勢

クリム:
大剣を床に突き立て、縋り付くようにして立ち、腕の間に顔を伏せている
膝は情けなく笑い、今にも崩れ落ちそうになっている
腹部を淫霊に押し込まれ、くの字の状態で立っている

肉体
山吹:
汗が止まらん、暑い……胎の底が、じくじくと疼きよる……っ❤
アナルが、疼く……熱い、神経が昂って……っ!?❤
汗も、愛液も止まらん、下着がびちゃびちゃじゃ……❤
身体中、力が抜けて……脚が、震える……っ❤

クリム:
『お尻が、おし、りがぁ……っ!?❤ ジンジン、熱い……なにが、どうなってますの…!?❤
 力が入らない……また、あの、気持ち良い感覚が……っ❤
 お腹、が……爆発、した、みたいに…っ!?❤ きも、ち、いい……ッ!?❤』

精神
山吹:
ぬかった……だが、まだ挽回は効く! スペルマンも淫霊も、どちらもあと一押しじゃ!
多少無理をしてでも倒しきらねば……!

クリム:
『あ、たま…っ❤ ま、っしろ、に…ぃ……っ!?♥ わ、たくし、は、ぁ……あ、ぁ……っ❤』

乱数
山吹:9
クリム:4


【おまたせしたのじゃ】
【なんだか儂の方のダイス目爆発が止まらんのう】
【このまま華麗にスペルマンの悪足掻きを防ぎ、トドメをさせるとよいのじゃが】
【淫霊も、クリムちゃんが意地を見せるか、それとも抵抗出来ず儂が始末することになるか……】
【いずれにしてもクリムちゃんは一度じっくり休ませてやらんと厳しそうじゃなぁ】

242第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/06/12(日) 00:21:24 ID:ISCjvsHw
>>240-241
山吹 体力13/15(0/+7) 精神力44/50(0/+9) 霊力22/30(4/+2) 妖力11/20(4/+4) 状態:淫気汚染(1)2
快楽値:47/120(快楽Lv2) 射乳:(2)無/(2)無 快楽防御:4 術防御:4 淫気耐性:4
感度:淫核B(0) 陰唇B(0) 膣内B(0) 子宮A(0) 左胸B(0) 右胸B(0) お尻B(1) 尿道C(0)
    左足C(0) 右足C(0) 右腕C(0) 左腕C(0) 背中C(0) お腹C(0) 口B(0) 耳C(0) 尻尾B(0)
<装備>なし
      一式退魔セーラー 一式退魔スカート 退魔ビキニ・漆黒 退魔グローブ(2+4) 退魔ブーツ(4+4) 鈴付きチョーカー
<収納>退魔ビキニ・純白 ベーシックビキニ ベーシックインナー 癒やしの霊水*3 神酒*3 妖気丸*3 私服 替えの下着 山吹の私物
<ST>STR:2 DEX:3 AGI:3+1 INT:8 VIT:3+2 MEN:9 SPW:6 LUC:3
<技能>体術Lv3-2(1) 妖術Lv6-4(2) 幻術Lv5-2(0) 霊術Lv2(0) 封魔術Lv1(1) 結界術Lv2(0) 房中術Lv5(0)
      性技[口A(0)手A(0)胸C(0)腰C(0)性器A(0)お尻B(0)足C(0)尻尾D(0)]
<AS>大妖顕現 妖力針(妖1) 妖力槍(妖2) 妖力壁(妖2) 妖力薙ぎ(妖5) 幻術(妖1)
      癒しの炎(霊1) 祓除の炎(霊1) 練気法・八百万(霊1/R) 練気法・金剛(霊1/R) 練気法・韋駄天(霊1/R) 練気法・思兼(霊1/R)
      邪気退散(霊0) 術技封印(霊1) 五行封印(霊2) 四聖結界(霊1〜2) 封魔結界(霊1/R) 影身結界(霊1) 拒絶結界(霊1/R)
<PS>嗜みの武術 能力と技能の不均衡 高速並列思考 大妖怪の威圧 封魔の血 霊妖合一
      淫気弱点 母乳体質 狐耳 左乳首敏感 右乳首敏感 子宮口敏感
<状況>あづまビル4F 蒸し暑い 周辺淫気:薄 深夜
      装備効果:AGI+1 VIT+2 体力回復値+2 妖術SPW+2 妖力回復値+2
             腕→STR+1 DEX+1 AGI+1 足→STR+1 AGI+1
      アナルパール(開発球×4)→アナル内
      淫霊・OL(顔のみ):9
      スペルマン:14

クリエムヒルト 体力8/13+5(0/+3) 精神力9/12+5(0/+3) 魔力31/30+10(6/+1+2) 吸血鬼 状態:淫気汚染(5)85
快楽値:20/100(快楽Lv1) 射乳:(0)無/(0)無 快楽防御:0 術防御:6+2 淫気耐性:0
感度:淫核C(4) 陰唇C(7) 膣内C(5) 子宮B(5) 左胸C(4) 右胸C(3) お尻C(6) 尿道D(2)
    左足E(3) 右足E(3) 右腕E(3) 左腕E(3) 背中C(3) お腹D(3) 口D(4) 耳C(2)
<装備>ブラッドウェポン・大剣(大剣6”+2”+4(魔)”+4”(魔)):R
      エクソシスト・トゥニカ ビスチェ ハイレグTバック ガーターベルト+ストッキング ブーツ ロザリオ ルビーのケース(左耳)
<収納>クリムの私物 
<ST>STR:2+3 DEX:2+3 AGI:2+3 INT:2 VIT:3+3 MEN:3 SPW:3+2 LUC:2
<技能>体術Lv2(0) 操影術Lv2(0) 血術Lv2(0)
      性技[手:E(0)]
<AS>吸血鬼化 バトルドレス(魔〜6) 魔眼(精1) 吸血 眷属作成
      シャドウニードル(魔1) シャドウボール(魔3) シャドウブレード(魔1) シャドウウェポン(魔2) シャドウシールド(魔2/R) シャドウアーマー(魔2)
      ブラッドバレット(魔1) ブラッドウェポン(魔3) ブラッドエンチャント(魔2) スカーレットオーラ(魔1〜/R) ヒールブラッド(魔1/R) オーバーロード・クリムゾン(魔2/R)
<PS>ハーフヴァンパイア 武芸百般 暗視 吸血衝動 流水過敏 五感鋭敏 再生 月光浴 無自覚の挑発
      多汗 愛液分泌+ 乳首勃起 貫通弱点 視線敏感[お尻] 直感(性弱点看破) オナニー:E(0)
<状況>あづまビル4F 夜(月光なし) 極めて蒸し暑い 周辺淫気:濃度1 少
      闇耐性10%
      淫気汚染:毎R快楽値+5 全身感度+11(max3+8)
      ブラッドエンチャント(16/20R)
      開発球×4:アナル内

〜<Y>妖力壁・炎で防御:9〜(妖術+2 ST+3 PS-1 快楽-2 余韻-2 ;補正+0)
〜<K>淫霊をつかみシャドウニードル:4+1=5〜(影+2 ST+3 快楽-1 余韻-3 ;補正+1)

淫霊の突撃を食らうクリムはそのまま絶頂してしまう。
そして奥の瀕死のスペルマンは決死の反撃を行おうとしている。
その状況を見ながら山吹はクリムの言葉をかけつつ対応に移る。

・<Y>自然回復:△「体力」+1(14) △「精神」+1(45)
・<Y>淫気汚染:▲「快楽値」+2(49) ▼「淫気量」-1(1)
・<Y>淫気:▲「快楽値」+2(51) ▲「淫気量」+1(2)

・<K>淫気吸引:▲「快楽値」+2(22)▲「淫気量」+2(87)
・<K>淫気汚染:▲「快楽値」+5(27) ▼「淫気量」-1(86)

お尻の快感に耐えつつ、山吹は妖力を練り、妖力壁を展開する。
位置はクリムの前方、通路を防ぐように展開。
ドクン…ドクンと脈打つお尻の快感に耐えつつも、素早く妖力を解き放ち、炎の壁を展開する。
余裕を持って展開されたその壁は、放たれた精液塊をしっかりと防ぎ、精液の臭いもろとも延焼させる。

・<Y>妖力壁・炎:▽「妖力」-52(9)
・<Y>お尻開発:▲「快楽値」+23(74)

絶頂間近の山吹。
喘ぎながらもクリムに声がけしながら、その目は冷静に状況を判断していた。
炎の壁がしっかり精液塊を防いだのを確認、次弾が来ないのを確認した山吹は再び妖力を練り上げ、妖力針・風を発射する。
悠美の戦いの経験から、スペルマンはおそらく瀕死、ならば速射性の優れる風の針を選択。
素早い攻撃に移る。
それは正しい選択だったようで、放たれた針は、身体を溶かしているスペルマンに直撃すると、ついにスペルマンはその身体を維持できなくなり、白い精液の水たまりへと化していく。

・妖力針・風:▽「妖力」-1(8)
・スペルマン撃破!

243第二話『出会い』 ◆29oZBU0BL2:2022/06/12(日) 00:21:34 ID:ISCjvsHw
一方のクリム。
山吹に声をかけられてはいるが、なにせ淫魔戦はこれが初陣であり、何回か経験したとは言え、これほどの絶頂を味わうのは今夜が初めてだ。
腹部を…子宮を…淫霊がめり込むように圧迫されていて、さらにはお尻の脈打つ開発快感。
その快感で心身ともに動くには少しばかり時間がかかる。
さらには淫霊はさらにグリグリ顔全体を動かしていて、その動きの刺激が絶頂子宮に伝わり淫らな追い打ちとなっている。
それは淫気にたっぷり犯されたクリムには凶悪な責めであり、絶頂したばかりなのに、また絶頂してしまいそうな勢いであった。
そんな中、必死に立てているのは、寧ろ立派と言えるかもしれない。

・<K>お尻開発:▲「快楽値」+33(60 レベル3へ)
・<K>下腹部食い込み:▲「快楽値」+8(68)

さらに、絶頂へとまたも駆け上がる中、クリムは必死に身体を動かす。
山吹がスペルマンを倒したあたりで、下腹部にめり込む淫霊の頭をつかむと、それを離して、シャドウニードル。
この状況で身体を動かし、魔力を集め、容易な術とはいえ行使……それはさすがの吸血姫といえる行動であった。
もはや顔しか維持できぬ淫霊は、その術で消し飛ぶのだった。

・<K>シャドウニードル:▽「魔力」-1(30)
・淫霊撃破!

こうしてようやく廊下の淫魔たちを倒した2人。
しかしもう絶頂思想になっている上、クリムは特濃の淫気に犯され、2人のお尻にあるのはお尻開発の魔淫具。
危険度は減ったとは言え、これを除かねば絶頂地獄から解放されず、そしてお尻も淫らに開発されていくだろう。

〜行動選択+ダイス〜

【お待ちしていました〜】
【淫魔撃破!】
【ただまあふたりとも快楽値がボロボロです】
【でもまあ精液弾を受けなかったのは僥倖】


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