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頽廃の都市の冒険譚2

98ベル ◆rQdxQvPkj2:2020/11/03(火) 15:42:22 ID:LSTy91C6
>>97
周囲を見回しても小島の上はどこも細い触手が蠢いている。

(ううん…これじゃどこに行っても触られそう。木の上に逃げるのは……)

まばらに生えている木を見てみるが、近づくまでもなく異常で

「これは…触りたくないなあ、曲がり方も質感もヘン……」

つまるところ打つ手なしだった。
この小島の上では、時間を稼いで朝まで待つ、という作戦さえ達成できない。

(気絶する前の触手よりはずっと弱いけど……何時間も撫でられるなんてムリっ…♪♪行くしか、ない……!)

明らかに危険な沼だが、意を決して足を入れる。

「う、わ……すごくドロドロしてる。さっきの雨よりずっと……」

さっきまでと違って、泥といっても液体より固体に近いような抵抗感でとても動きにくい。

(真っ暗でなんにも見えない。本当に助かる方法なんてあるのかな………)

見えるすべてに何の希望もない。衣服すら失って不安は増すばかりだ。
……が、足を包むしっかりとした感触に気づく。草木も沼もグニャグニャに変質した世界で、ブーツだけは残っている。

(…狩人さん、ありがとう。そうだ……希望は自分で見つけなきゃ。ここにいるより可能性はあるんだから)

「ん…っ♪♪……行こう…!」

気を取り直す間さえ待ってくれない無粋な触手達に背中を撫でまわされ、追い立てられるように沼地へ進む。


【★快楽値上昇(背中*1):(2 + 2) + 1D6 = 4 + 1D6(α)】
ダイス2

【★行動選択+ダイス(β)】
【敵の出現値:7 = 7】
【7未満で敵が出現】
ダイス6
あてもなくまっすぐ歩く
躓いたり深みにはまらないようにゆっくり動く

敵出現ダイス3


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