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頽廃の都市の冒険譚2

96ベル ◆rQdxQvPkj2:2020/10/31(土) 14:13:20 ID:AbWqJ8GQ
>>94
どれだけ時間が経ったのだろう、ぶつりと暗転した意識が少しずつ戻ってくる。

「ぅう………ぁ…………」

(体が…動かない……のどかわいた……私、どうなったんだっけ。森に逃げて……それで………)

「ん…っ……頭、いた………」

記憶が曖昧で、思い出そうとすると目眩がした。

(まだ、夜じゃ…?どうしてこんなに…赤いの……)

「ぁ……はぅ……♪♪何か…撫でて…………」

身体中を弱く撫で回される感触に、淡い快感を受けて…一気にフラッシュバックする。

(そう、だ……私、負けて………死ぬまで犯される……!!異形になるまで、淫気を入れられる!!)

「…!?嫌っ!!助け……っ………!!あれ………?」

上体を起こしながら引き剥がそうとすると、胸や腕、背中にまとわりついていた触手はすぐ離れていく。

【★快楽値上昇(背中*1、お腹*1):(2 + 2) + (4 + 2) + 1D6 = 10 + 1D6(α)】
ダイス2


「夢じゃ…ない。解放されたの……?」

全身の肌には甘い痺れと大量の粘液、そして二穴には異物感がありありと残っている。

(ここはどこ……?助かった気が全然しない。空も地面もみんな淫気に侵されてる………)

まるで世界の終わりだった。
目に見えるすべてが淫気で変性し、ただこうして座って息をしているだけでも、肌や肺から微弱な淫気が染みてくる。

(……落ち着いて。森から移動させられてるけど、ここはまだグラスネス半島で、ノースゲートの奥で……あの森の近くのはず)

突然の異界化にパニックになるか絶望してもおかしくない状況だったが、知識があるおかげで状況の理解はできた。
気絶とはいえ眠ったおかげで気力が戻ったのも大きい。

(まだだるいけど少し休めてるし、何時間か倒れてたみたい。その間に侵食が進んだのかな。それにしても異様……だよね…)

とはいえ、理屈は分かってもどうしたらいいのかまったく分からない。赤黒く染まった空を見上げて

「安全な場所なんてあるのかな。あの月のせいなら、朝まで耐え切ればなんとかなる……かもしれないけど……」

時間の感覚がないし、この光景では目星もつかないが…
早ければ4時間ほどだろうか。
……それはあまりにも長い。

「ん、ん…♪♪と、とりあえず…ここにいても、ずっと弄られちゃう…♪♪」

気絶から復帰し、現状を整理して、気を取り直すまでの時間はかなり短かった方だと思う。
それでもその間ずっと無数の細い触手に撫でまわされて、身をよじらずにはいられない。

(この沼なんて、絶対に入らない方がいいんだけど……)

沼に入らないとなると小島の上で取れる選択肢はほとんどない。


【★行動選択+ダイス(β)】
【敵の出現値:7 = 7】
【7未満で敵が出現】
ダイス8
草の触手から逃れる。
小島の上に木があれば近づいて上る。
無理そうなら小島の縁にいき、腰を下ろして沼に両足を入れてみる。


【お待たせしました、ドキドキ】

【そうですね、そこまでに決めましょう】


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