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頽廃の都市の冒険譚2

53ベル ◆rQdxQvPkj2:2020/09/30(水) 20:07:54 ID:gmrFjIfI
>>51
「セイント…ライトぉ……っ…♪」

震える声に比例するように、弾けた光もかなり弱々しいものになったが、なんとか群がる敵を包む程度には広がった。

スライムの重さが肩から消え、しつこく擦り付けようとする蛇も手の中から消えた。
それらに与えられていた快感と淫気からも解放される。

「ふぅ…っ…♪♪今度は、こっち……!」

まだ意思も強く持っていて、残る敵へと視線を向ける。

(悪魔と…また蛇が向かってきてたはず……!)

だが視界の先に見えたのは

「新手?大きい…泥でできてる、ってわけじゃないみたい……。あんなのに捕まったら大変…!」

正体は分からないけれど、もちろん淫気由来の能力を持っているはずだし、それを抜きにしても力で勝負にもなりそうにない巨体に危機感を覚える。

(ううん、あっちは少し距離がある。先に蛇をおさえなきゃ。それに悪魔だってあと一息で倒せそう……!)

身体にずいぶん快感が溜まっている割には冷静に状況を見れた。
しかし何か行動する前に、思いがけないところから刺激が生まれて

「ぁんっ♪♪…む、胸っ…!?」

慌てて見下ろすが何もいない。ただ泥に濡れた布があるだけで……いや、服がまるで揉みしだかれるかのようにうねっている。

(見えない何かがいる…!?…違う、布が動いて……)

「は、んっ…♪♪布が擦れて…でも…ぬるぬる、してぇ…っ…♪♪さっきの泥の、せい…んんぅっ♪♪」

怪現象を慌てて把握する合間にも、身体を守るはずだったシャツと下着がぎゅっぎゅっと胸を絞りあげてくる。
その刺激は無視できず……それどころか、ぬるぬるの泥を塗り込まれながら擦られると、どんどん淫らな熱が体を押し上げて……

「あっ♪♪あぁっ……こ、んなので…ぇっ…♪♪ふあぁぁぁ♪♪イっ、んぅぅぅぅぅうう♪♪♪」


【快楽値上昇(胸*2):(3 + 3) * 2 + 2D6 = 6 + 2D6(α)】
ダイス9
絶頂 快楽値80→0

(たお…れちゃ、だめ…っ……がんばってぇっ…♪♪)

腰を折って嬌声をあげつつも、支えもない中でなんとか崩れ落ちることは耐える。
女の子がイかされながら姿勢を維持するなんて、強い精神力の賜物なのだが……その努力は異形たちには何の関心もないことだった。ただ無防備な獲物が目の前にいるだけだ。


【★泥生成を回避:3(AGI) + 1(レンジャー) - 1(外套) - 2(ぬかるみ) - 2(快楽) + 2D6 = -1 + 2D6(β)目標値10】
【失敗すると、下腹部に泥が生成される】
ダイス8 失敗


「あぅっ…♪♪また、泥……そっちは……だめぇ……♪♪」

ぬるりとした冷たい泥の感触を、敏感な下腹部で感じる。
意識の中では焦燥感にかられるのに、何も抵抗できない……


【★行動選択+ダイス(γ)】
【敵の出現値:7 + 1(照明) - 1(3体) = 7】
【★ダイスが7未満の場合、ランダムに敵が出現。1D6で決める】
ダイス7
絶頂で行動できない

【基準難易度:9、泥濘の悪魔は+1】


【お待たせしました】
【2レスかけてにょろにょろ来たのに先を越された蛇くんかわいそう】


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