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頽廃の都市の冒険譚2

35ベル ◆rQdxQvPkj2:2020/09/23(水) 00:36:39 ID:xX/FPAXo
>>34
「離し…てっ!」

脚を這い上がってくる触手をあわてて引き剥がす。
幸い早く気づいたからか簡単にできた。

(早くこんなところ出よう…!)

指先に少量の淫気がじっとりと染みてくるのを感じる。
森の方向へ向かって逃げ出すが、すぐに鬱蒼と茂る草に阻まれて

(う…歩きづらい。足元も見えないし……でも進むだけなら……)

「わっ!?」

強引に進もうとした矢先、ブーツが沈み込む。

「こっちにも沼があるの…!?これじゃ、逃げ切るまでにどれだけかかるか……」

川方向と違って点々としているだけだと思われるが、見分けられなければ同じことだ。
森の方へ視線をやると、さっきまですぐ辿り着けそうだった数十メートルが急に遠く感じてしまう。

(明かりは避けたかったけど……突っ切るなんて無理、使った方がよさそう…)

敵に見つかる可能性も上がるが、早く逃げることを決めたのだから使いどころだと判断した。
時間をかければかけるほど不利になるというのが、ずしりと重くなった外套から伝わってくる。

「重、い…っ…。でも着てないと、雨を肌に当てたくないし……不意打ちで何をされるか分かんないからね…」


【★行動選択+ダイス(α)】
【★ダイスが7未満の場合、ランダムに敵が出現。1D6で決める】
ダイス10
魔法の照明を点灯
足元を注視し、沼を避けて歩いて森の方へと進む


【まだダメージはないながら外堀を埋められていく…】

【強引に川越えする展開でもよかったけれど、このまま森を目指すのも苦労しそうなので続行】


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