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【◆jNNKsp0HQE】マギアフィールド家専用スレ【◆ZbHdrpHk8k】

1マギアフィールド家・リーゼ編 ◆ZbHdrpHk8k:2018/03/29(木) 23:20:46 ID:DPOxMQhA
とある森にひっそりと存在する怪しい屋敷
そこに住むのは決して表舞台に出ることのない貴族の者達……
そしてそこは淫靡な欲望に満ち、悪しき陰謀が渦巻く恐ろしい場所だった

その屋敷の名は「マギアフィールド」

そんな場所に捕らわれてしまった一人の冒険者がいた
その冒険者の名は「リーゼロッテ」
これは屋敷からの脱出に挑むリーゼロッテの淫靡な冒険譚である

※ここは【◆jNNKsp0HQE】と【◆ZbHdrpHk8k】の専スレです。
 他の方の書き込みはご遠慮ください。

228リーゼロッテ ◆jNNKsp0HQE:2019/12/21(土) 12:05:55 ID:RB1ee9IM
>>225-227

「ここら辺は昨日のまま、か……」

(昨日は右の扉を進んだんだっけ、なら今日は左……待った、そう言えば鍵を手に入れてるのよね
 未探索の場所があるまま先に進むのはちょっと気になるけど、今は脱出するのが最優先だし……)

扉を開いた先の光景は、昨日と変わりないように見える
左右の扉と、正面の鉄格子……右の扉の先は探索したことを考えると、選択肢は左の扉か、あるいは正面の鉄格子の先しかない
まずは左の扉を進むべきか、そう考えて……リーゼロッテは昨日手に入れた鍵の事を思い出した
鉄格子の鍵が、もしかしたらこれで開くかもしれない
冒険者の性質というべきか、未探索の左の扉の先が気になる気持ちはあるが身の安全すら確保出来ていない今、そちらを優先するのはマズいと理性が告げる
何よりあの悪意に塗れた婦人と、婦人の話しか聞かないであろうバロンが徘徊するこの屋敷で、自分の好奇心を優先すればどうなるのか……碌なことになる筈がないと、現在の状況が示している

「んっ、く……ぅ…♡」

(な、んで……まだ、ドキドキしてんのよ…! 妙に火照ってるし、この感じ、まさか……っ)

悔しいが、バロンには今の状況では勝ち目が見えない
攻略法が無いとは思えないが、少なくとも今は何も思いつかない、探索を進める中で情報を集めていくしかないのだろう
婦人はあの性格からすれば、殴らせてくれるような距離に近付いてくることは恐らく、無い
姿を現すのは身の安全を確保出来てからだろうから、殴ってやれるのは追い詰めた時だけ、ということになる
だから今は、バロンや婦人への怒りや憎しみは後回しにして、出口を探すためにも先に進まなければならない
解ってはいる、解ってはいるのだが……リーゼロッテの思考は、そこで停滞を余儀なくされていた
額に浮かんだ汗が褐色の肌を滑り降り、頬を伝って形の良い顎を下り、首筋を垂れ落ちて行く
透けた水着で隠せない胸を隠すため、乳房を抱き抱える様に回していた右腕に、収まらない胸の鼓動が伝わってくる
居心地の悪さに身動ぎし、脚を動かした瞬間にお腹の奥で痺れる様な熱を感じ、熱っぽい吐息が零れた
その瞬間、フラッシュバックするのは……淫らに振舞う悪夢の自分

「っ、はぁ…♡ 違う、違う、ちがうっ!♡ 思い出すな、忘れろ、ああもうっ! 考えるなっ!」

(私は! あんな風に、いやらしい顔なんかしてない! バロンなんかに、お、おか…されて、良いわけない!
 あんな、あんな……! っ! だから、考えるなってば! ああああああああああ、しつこいっ!!)

思い切り頭を振り、脳裏に過ぎった悪夢の内容を忘れようと試みるも、上手くはいかなかった
だらしない、汚らしい、そう思ったはずのバロンの身体を自然と思い出し、全身が火照る様な感覚に襲われる
あんなにも間近で見せつけられたのは初めてだった肉棒の、異常なまでの……生物の一部だとは思えないような逞しさに、お腹の奥がキュンキュンと慄いていた
あんなものを受け入れて、絶対に痛いだけなのに、気持ち悪いだけだろうに、圧迫感で吐き気すら催しそうだと思えるのに……
夢の中の自分は、まるで気でも狂ったかのような快感に襲われておかしくなっていた
有り得ない、気持ち悪い、否定の感情が渦を巻き、それに対抗するように夢の中の自分の姿と声が、頭の中でガンガンと鳴り響く
そしてそれに引き摺られるように、火照る身体がますます熱を溜め込んでいく
沸々と浮かぶ汗が珠となり、肌を滑り落ちて行く……

☆背徳の誘惑&とめどない妄想
▽「精神」-1(6)
▲「快楽値」+3(17)

229リーゼロッテ ◆jNNKsp0HQE:2019/12/21(土) 12:06:40 ID:RB1ee9IM
>>228

「ああもうっ! 何なのよもう! ダメダメ、こういう時はまず動く! 行くわよっ!」

(冷静になれない、頭の中がすぐグルグルおんなじことを考え始めて……こういう時、ゴブリンとかオークみたいな、手ごろなサンドバッグがいればいいのに…!
 何にも考えずに殴って蹴って、思いっきり動ければ発散できるのに……っ、せめて先に進もう、もう頭を使ってたらダメだ)

思考は何度でもループする、ふとした拍子で悪夢をフラッシュバックしてしまう
冷静さは取り戻せる気配がない、間違いなくマズイ状況だと解っている
だがどうしようもない、何も考えずとも思いっきり殴り飛ばせる雑魚モンスターがいれば、八つ当たりをすることで冷静さを取り戻せたのかもしれないが……
婦人は姿を見せることはない、バロンにはそもそも勝ち目がない、メイドなども居るはずだろうが姿を見せることは無いだろう
結果、荒ぶる感情の波に心の中を?き乱され、グツグツと煮詰められるような感覚はリーゼロッテのポテンシャルを大きく低下させてしまう
わかっている、だからこそ……平静ではないと自覚しながらも、先に進む選択しか出来ないのだ
少なくとも止まっていても何も解決しない、それがこれまでの経験で得た教訓だった
こういう時は本能に任せてしまうと案外上手くいく、乱暴な結論だが……縋るような気持で、リーゼロッテは鉄格子へと脚を進める……


次の行動
①正面の扉に進み、金の鍵を試してみる

体勢
若干内股気味で立ち、右手で胸元を、左手で股間を隠す様にしている

心理・思考
思考は乱れっ放しで、冷静さを欠いている
余計なことを考えない様に、先に進み続けようと考えている

現在の肉体の状態
乳首が顔を出してしまっている
肌に縮んだ水着が食い込み、肉感を強調してしまっている

行動ダイス:9


【またしても遅れ気味で申し訳ないです、隔週はちょっと遅過ぎですよね、ペースを上げねば……】
【これは衣装が戻るまでにバロンに遭遇してしまうフラグ…!】
【サイズが小さい水着に無理矢理豊満な肢体を押し込んだムチムチな状態とか、絶対エロいですからね】
【しかも恥ずかしがってもじもじと身体を隠そうとしたりしてる……とても善き】
【そして2R動けないって凶悪過ぎます、バロンに遭遇したら即殺される可能性が出てきましたね】
【とりあえずこの急激に上下するダイス目は、どうにかならないでしょうか……何なんですかこれ】


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