【女冒険者】募集スレ【迷宮】 - 1362736812

842： ◆43tYHfTxcE：2023/02/18(土) 00:10:47 ID:0K3LUoWw: 補足1：～島内の情勢～（世界観的な設定）

【ヴァレーキア島の歴史】
200年前、征服者アラコンによって開拓された島。
気候は熱帯に属しているが、他の地域に比べ、より高温多湿である。
アラコンの死後、5人の息子たちによって、王家と四公爵が成立。
50年前、内乱により王家は滅亡。
以後四公爵、北東部の『フィルヴェン』、北西部の『ダーディス』、西部の『カリーナル』、南部の『マーテンロー』が、島を分割統治している。

【政治体制】
島は四公爵によって分割統治されており、彼らを統べるかつての王家のようなものは存在しない。
各公爵の領国において、公爵家の権力は絶大で、領国を超える島全体に関わることは四公爵による四侯会議で決定される。
島は主要航路、主要大陸・国家から離れており、戦略的な価値は低い。
公爵たちは島外のことにはさほど関心を示さず、島自体の造船力も決して高くないことも合わさり、島外への外征の歴史もない。
公爵の領国内での権力の高さも合わさり、島内における外部勢力（宗教組織も含む）の力は弱い。
その事もあってか他の主要国では危険な存在として扱われている犯罪組織などが島内に支部を作っていたりとの噂も囁かれている。

【経済】
島の土地は肥沃な場所も多く、希少なものも含み、様々な鉱物資源も産出している。
内需に関しては完全に満たしており、余剰は輸出されている。
ただし、島近海には水棲の淫獣魔がおり、各公爵所有の結界付き交易船を”貸して”もらわないといけない。

【結界】
征服者アラコンは熟練の結界師であったとされる。
島内の植民地（後、城や街となる）に結界を設置することで、凶暴な獣などから守っていた。
これはアラコンの結界と呼ばれ、今日でも続いており、島民の安全を保証している。
また都市や集落などを守る結界は大結界と呼ばれているが、馬車など守護する小結界なども存在しており、また個人用にはアラコンの護符と呼ばれるものもある。
結界の作成、修復、点検などは結界師が行っている。
この結界師たちは各公爵家に専属で仕えており、島内での公爵家の権力増強の一因ともなっている。
結界に関しては厳しい法が制定されており、結界師が公爵領からの命令以外で仕事することを禁じている。
個人用では護符の譲渡も禁止とする法などもある。
ちなみに結界の仕組みは核となる結界石が島の地中から、島の精気を組み上げそれを結界として展開している。
展開した結界を構成する力はそのまま地中から島に還り、結界はこれを循環させることで形成されている。
なお強い強度を持つというわけではなく、瘴気はこの結界を通り抜けず、淫獣魔は近寄らないという効果である。

【淫獣魔】
50年前あたりから島内で確認され、今も広がっている淫猥な魔物の総称。
女性の体液や精気を主食としており、性的な快感を与えてそれらを貪る。
男性に対しては消極的だが、襲ってくることも有り、傷を負った男性は淫獣魔となってしまう。
性別にかかわらず恐ろしい生き物だが、結界があれば近寄ってくることはない。

【淫邪教団】
島内の各領域を越えて活動している怪しげな宗教組織。
規模などは不明。
人間であるようだが、淫獣魔のような存在に変身するものもいる。

【長いからまとめて】
結界の外は危ないので、結界を独占できる領主たちの力が強いよ！
外部の勢力は島の統治者の靴ペロしなきゃいけないので力弱いよ！
なのでプレイヤーの皆さんは信徒や教会のためにも、任務のためにも、理不尽なセクハラとか色々要求されても耐え忍ぶしか無いよ
というか島の統治者側も積極的なことしてこないけど敵じゃない？