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PC交流スレ part2
1
:
ヴィンティユイーネ
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/24(木) 00:04:08 ID:HcONGS1w
PC同士が雑談・親交を深める等ご自由に利用ください。
PL同士の雑談や打ち合わせにはPLスレを使いましょう。
PL発言として補足したい際などは【】を使うといいかもしれません。
前のスレは、
「PC交流スレ」
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/
です。
2
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/26(土) 01:19:33 ID:1MvdyCSU
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/674
>アルカナ様
「あ〜、アルカナお嬢ちゃん、そういうかたっくるしい挨拶は…、」
と言いかけるリュドヴィックさん。
その時、ギラリ!っと執事の目が厳しく光ります。
「…(汗)。
たまには大切かもしれないという気がしないでもないのう。」
「いいや、確かに貴族には様々な特権が認められておるが、
それは、皇国の民を幸せにするための道具に過ぎんよ。
権力じゃの特権じゃのをもっているからと増長し、民人たちに迷惑をかけるようでは本末転倒じゃ。
そんな連中が跋扈する国に住みたがる民がどこにおる?
権力者の傲慢は国を滅ぼすのじゃ。
まっ、だからといって、エリュシオンのお嬢ちゃん方の親御さんもやりすぎじゃがな。
いくらノブレス・オブリージュを心に刻ませるためとはいえ、
物心ついたばかりの幼子を、他人の貴族に預け厳しく躾けさせるのは行き過ぎじゃで。
そこのお嬢ちゃん(ヴィンティ)も親御さんに会いたくて、よく淋しがって泣いていたと聞いておるぞ。」
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/676
>ロザリー様
「わはははっ(笑)。おじいちゃんで結構じゃよ。何と呼ばれても儂が変わるわけでなし。
無論、大丈夫じゃよ。
あやつらが権力を用いて、お嬢ちゃん方に何かしようとするなら、
儂が好き勝手にはさせん。
また、あやつらの実力で、お嬢ちゃん方を何とも出来るわけがない。
状況を分析したら、その後は楽観的にいるべきじゃぞ。
なあに、勝つ必要がないときは、不利ならいつでも逃げられると心に余裕を持てば良いのじゃ。
そうすれば、おのずと勝利のイメージも想像しやすくなるというもの。」
(同じ戦士系としての大大大大大先輩位の暖かいアドヴァイスです。)
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/680
>ウェルシュ様
「これは丁寧に、ウェルシュお嬢ちゃん。
…ですができれば、もっとリラックスをしてくだされ。
けっして下々などとは思っておらんよ。
儂も貴族とは名ばかりの家に生まれて居るからな。
今でこそ、子爵などという面倒な肩書きを貼り付けられてしまったが、
今でも、成り上がりだの、戦争キチガイなどと呼ばれておるよ、わははは。(笑)
…民を守るため、若いころは東に西に転戦し、苦戦の続く戦場を転戦し、
街を守る盾として、敵の大軍の前に少数で立ちはだかったり、
すたずたにされた補給線を、友軍や部下たちと命をかけて、敵を排し、つなぎ直したり、
そんなことをして、大勢の命を守るに必要となり手にした権力が、
老いぼれ戦場を離れた儂に、くっ着いたまま残ってしまったのじゃよ。
儂の誇りは戦場に有るが、ウェルシュお嬢ちゃんの誇りは信仰にある。
人間は、それほど変わらぬものじゃよ。」
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/674,676,680
「そうじゃな。残念じゃが、リシェル殿のお屋敷に入ることはできない。
だが、ここ一年程、誰も住んではおらぬ屋敷じゃ。
無理に入る必要もないと思うがのぅ…。」
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/680
ウェルシュ様の問いかけに、まだ、体が完全ではないものの、
皆様とリシェルの館への同行を希望するミオ。
「リシェル様のお屋敷に行けばアイシャさんの心に触れられるかもしれませんから…。」
とのこと。
「そう決意されたなら、お志にしたがわれるのが良かろう。
せめて痛み止めの、お薬をお持ちいたそう。」
とのエストレ子爵の好意もあり、
何より、先程のウェルシュ様の魔法がとても効いていたこともあり、
このお屋敷での休憩で、無理は出来ないものの、行動に不自由が亡くなったミオ。
このお屋敷の皆様に丁寧にお礼をいい、お辞儀をします。
「また近くを通りかかるようなことがあれば、いつでも遊びにくるが良かろう。」
アルカナ様や、ウェルシュ様、ロザリー様、他、”くぅ”くん、”みゃう”くん、ミオが
すぐ近所のリシェルの館へと向かうのを、子爵や執事さん、家政婦さん達が、
暖かく見送ってくれます。
3
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/26(土) 01:19:51 ID:1MvdyCSU
リシェルのお屋敷は、エストレ子爵のお屋敷からは、隣の隣のお屋敷であり、
間に大きなお屋敷があるものの、歩いて数分程度で、敷地の入り口の門の前に、
無事、到着することが出来ます。
黒い金属で造られた柵状をした門は閉じられており、施錠がされています。
ただ、門のある位置から、敷地の中を見渡すことが出来ます。
この貴族の高級住宅街にあっては、かなり小さく質素なお屋敷です。
緑豊かなイングリッシュ・ガーデンに佇む建物は、そのデザインや装飾に柔らかさが感じられ、
白とパステルグリーンの外壁といい、どこか気品のある可愛らしい印象を受けます。
まるで精霊が館の中から姿を現れそうな雰囲気があります。
ただ、その屋根の角には、不釣り合いにも、恐ろしい外見の魔除けの彫像がいくつも設置されています…。
【皆様、ごめんなさい。今日も、一言落ちになってしまいます。】
【おやすみなさいませ…。】
4
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/01/26(土) 02:04:35 ID:9FlOY2os
>>2
「あはは…ありがとうございます…」
おじいちゃんと呼ぼうとしてしまったことを見透かされ、軽く笑ってごまかす
「よかった…わたしマイナス思考なので…もし闇討ちでもされたら、なんて考えちゃったんですよ」
エストレさんの言葉に嬉しそうな顔で笑い
「おじいちゃんのアドバイス…しっかり覚えておきます!ありがとうございます」
エストレさんのアドバイスをありがたく受けとる
「それでは…お世話になりました」
見送ってくれる皆さんに頭を下げて歩き出す
5
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/01/26(土) 11:30:31 ID:sCel9VvI
>>2
「お嬢…ちゃんですか?なんかそういう言い方されちゃうと照れますねw」
リュドヴィックさんの優しげな物言いにお嬢ちゃんなどと言われたことのないアルカナは気恥ずかしさを覚える。
と同時に執事さんに睨まれシュンとなってるリュドヴィックさんに、他の貴族には感じない親近感も覚える。
「なるほど…確かに特権階級だからと権力をかさにいばりちらす者が多い国には住みたくないですね」
「かと言っていい人ばかりでも私のような者には住みにくいですがw」
リュドヴィックさんの話に耳を傾けていると、面白い話が聞けた。
「へえ…ヴィンティさんが…」
「小さいころの話とはいえ今のヴィンティさんからは想像もつかないですねえw」
隣にいるヴィンティさんをニヤニヤしながら見つめる。
恥ずかしがるヴィンティさんに真顔になって耳打ち。
「ますますヴィンティさんのこと欲しくなった♪」
「改めてヴィンティさんのすべてを背負わせて…ヴィンティさんも私を受け入れて…」
そしてみんなに見えないようにヴィンティさんの耳を甘噛み。
その後、同行を願い出たミオさん、ウェルシュさんの連れた“くぅ”“みゃお”と共に、見送りに出てくれたリュドヴィックさん一行にお礼を述べてリシェルの家に向かう。
>>3
リュドヴィックさんの屋敷から歩いて数分で、リシェルの家にの門についた。
金属で作られた黒い柵状の門扉は閉ざされ施錠されており、中から見える敷地はこの住宅街にある屋敷としては、かなり小さく質素な屋敷である。
建物は、白とパステルグリーンの外壁や緑豊かなイングリッシュ・ガーデンなど、そのデザインや装飾に柔らかさが感じられ、どこか気品のある可愛らしい印象を受ける。
ただ、建物の屋根の角には、恐ろしい外見の魔除けの彫像がいくつも設置され、まったく調和がとれていない。
「これって…リシェルがおかしくなってからつけたのかな…」
「ミオさん…なんか見える?」
そう呟き、ミオさんに尋ねてみる
【ところで…前スレ
>>670
で質問した私の娼館での行動ですが、どうなんでしょうか?】
6
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/01/26(土) 12:00:50 ID:9FlOY2os
>>3
「ここがリシェルのお屋敷…意外とかわいいお屋敷だな…」
エストレさんのお屋敷から少し歩き辿り着いたお屋敷を見てちょっと驚いた声を出す
「やっぱり外れないか…入るのは無理かな…」
施錠された門を引いてみるも、当然鍵は外れず諦める
「あの屋根…うーん、違和感がすごいや…
なんで魔除けの飾りなんて…何かからリシェルを守るため…?」
屋根に飾られた魔除けの彫像
可愛らしいお屋敷に不釣り合いな恐ろしい外見に疑問をもつが、特に答えなど出せない
「ウェルシュさん…この後どうしましょうか…?」
この後の行動をウェルシュさんに聞いてみる
【昨日
>>3
に気づきませんでした…】
7
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/01/27(日) 03:58:31 ID:0JvBjubU
>>2
「…はい、よく言われます、もっとリラックスしなさいって…」
「でも、何かこう、うまくいかなくて…;」
リラックスしなさい、との言葉に余計に身を強張らせ、苦笑いをしながらそう答えます。
「あら、そうだったんですか。」
「私は例え人を守るためでも他人を傷つける、というのはどうにも踏み切れなくて…」
「ご立派で見習いたいことではありますが…」
「それほど変わらない…そうでしょうか。」
「でも、その誇りや信仰の力を、良い風に、良い方向に持っていきたいなと、そう思います」
「大丈夫ですか?もし辛いのであれば私に掴まっていても良いですから、
ご無理はなさらないでくださいね、ミオさん。」
ミオさんの腕を持ち、立ち上がるための補助をしてあげます。
そしてエストレ子爵様から痛み止めのお薬を頂き、そのご厚意に感謝の意を述べたのち、
見送ってくれる屋敷の方々皆様にもまた礼をして、リシェルの住んで居たという屋敷へと向かいます。
「わ、すごい…」
リシェルの屋敷は、想像よりも質素でこじんまりとしたお屋敷でした。
柔らかく、そして気品のあるお屋敷。
ただ、屋根の角にある魔よけ用の彫像でしょうか。
それが何か、ひどくこの屋敷の外見に対しひどくアンバランスに作用しています。
「うーん、いくら調べ物のためとはい人様のお屋敷に勝手に入るのはいささか、
気分が引けるというものです。」
「いつ誰が見ているとも限りませんし…」
「それに、ここにリシェルはいないようですし、今回の事件についても
先ほど統合した情報から、ある程度まとまってきましたし。
ミオさんに何か妙案がないのでしたら、ミオさんも万全の状態ではありませんしやはり、
エリュシオンに戻ってお休みさせてあげたいという気持ちはあります。」
【遅くなってしまいました…】
【ミオさん、新スレッド建てありがとうございますっ】
【こちらのスレでもよろしくお願いしますねっ】
8
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/27(日) 22:09:18 ID:kPPSEn8A
>ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/15228/1325663657/670
(アルカナ様)
>ヴィーネさんを預かって働かせはせず、みんなでヴィーネさんを守る…という行動はいけませんか?
【 ギルド・マスターは、アルカナ様に自分の全権を任せていますので、】
【それがアルカナ様の判断でしたら、何も文句は言いませんし、フォローもしてくれますよ。】
【 ただし、アルカナ様のしようとしていることは、】
【ギルドを信用しヴィンティユイーネを預けてくれた相手との契約を破ることとなりますから】
【ギルド・マスターは大きな代償を支払うこととなるでしょう。】
【 実際、代償がお金などで良ければギルドマスターは、その方法を実施しヴィンティユイーネを確保しているところです。】
【しかし、それをしていないのは、その方法では保護が出来るのはヴィンティユイーネ一人であり、】
【もう一人の囚われの姫、ヴァンティトワーセがどうなるかの保証が無く、】
【支払わなければならない代償が、”彼女の救出の機会を永遠に失うこと”であること。】
【また、契約違反時に重大なペナルティを与えるべく、何らかの仕掛けをヴィンティユイーネにしている可能性が高いと判断しているからです。】
【 ハイリスク・ハイリターンな行動であることを承知で、アルカナ様がそのカードを切るならかまいませんよ。】
>5
幼いころの恥ずかしい話をエストレ子爵にされてしまい、うつむき赤面するヴィンティ。
エストレ子爵は好意で話をしており、下手に言い訳をしない方が良いとの賢い判断ですが、
そこへアルカナ様の言葉責めが…。
羞恥心に懸命に耐える姿が可愛らしいヴィンティ。
耳が弱いのか、アルカナ様に耳元で囁かれ、息が吹きかけられる度、ビクッと体を震わせてしまい、
とうとう片手で口元を押さえてしまいます。
「!ッ…」
耳を甘噛みされてしまい、口元を押えているにもかかわらず、危うく喘いでしまいそうになってしまうヴィンティ。
「(ああっ…そ…そこっ…だ、だめです…ご主人…さま……)」
急に膝から力が抜けてしまいそうになるヴィンティの体を軽くささえるアルカナ様。
ヴィンティの喘ぎ声と、アルカナ様にではなく快楽に流されそうになる自分を拒否する、
艶っぽいヴィンティを楽しむことが出来ます。
エストレ子爵の屋敷を出て、リュシルの屋敷に到着する一行。
ミオに彫像について質問をするアルカナ様ですが…。
「わかりません…。
彼らは何も答えてくれないようです…。
…彼女…今も…心配して…私が手助けを……」
その瞬間、まるで急にスイッチが切れたように、もしくは、操り人形の糸が切れたように
その場にくずおれようとするミオ。
【俊敏なアルカナ様なら、その意志があればミオが倒れる前に、その体を支えることが可能です。】
9
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/27(日) 22:14:01 ID:kPPSEn8A
>7
リラックスしようとして、かえって緊張するウェルシュ様を、
優しく、孫を見るような眼で見るエストレ子爵。
その暖かい瞳が緊張を解きほぐしてくれます。
見習う必要などありはせんよ。
例え大義名分があろうとも、人を傷つけることは重大な罪じゃ。
ウェルシュお嬢ちゃんのほうが正しいのじゃよ。
いつか世の中に、儂の様な罪に手を汚す人々が、世界に必要のない時代がくれば良い。
儂は、そう願っておる。
おっと言葉が足りんかったようじゃな。
人は生きる信念や場所や大切とするものは違えども、
大切とする理念にむかい努力をし、自分を高め、困っている人々に手を差し伸ばすのじゃ。
貴族であれ、僧侶であれ、それは同じ。
身分差に幻惑されないでほしいとの話なのじゃよ。
ウェルシュお嬢ちゃんが、気分を悪くしたようなら、大変な失礼をした。」
と丁寧に頭を下げるエストレ子爵。
「はい、ありがとうございます、ご主人様。」
(ウェルシュ様に助けられ、ぎこちなく立ち上がるミオ。
どこか夢遊病者の様です…
ミオがこうなったのは、昨夜、エリュシオンのギルドマスターであるレイを
自分の体に呼び出してからのようです。
ウェルシュ様は司祭として、そのことがミオの心と体に大きな負担をかけていることはわかりますが、
どうすれば良いのかはわかりません…。
おそらく、儀式の効果の継続時間は無制限ではないでしょうから、一定の時間で、元に戻ることは推測出来ますが…。
エストレ子爵のお屋敷からの旅立ちは、親切な見送りもあり、とても短時間休憩していただけとは思えない、
淋しさを感じるかもしれませんが、またいつでも立ち寄ってかまわないとの子爵の言葉が暖かく胸に染み入ります。
ミオの体調は心配ですが、さいわいリュシルのお屋敷は目と鼻の先でした。
容易に到着することが出来ます。
リュシルが今回の事件を起こした理由の一端を知ることが出来、
また、そのお屋敷が空家らしき事を見ることが出来たため、
エリュシオンにもどることをウェルシュ様が考えていると、
アルカナ様に話しかけられたミオが何かを返答すると、
途端に、その場にくずおれてしまうのが見えます。
(ミオが倒れたのはアルカナ様が原因でないことを、ウェルシュ様はわかります。)
【皆様、風邪を引いてしまったこともあり、】
【返答が遅くなってしまい、すみませんでした…。】
10
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/01/27(日) 23:49:01 ID:cyY.ImmU
>>8
自分の言葉責めに羞恥に震えるヴィンティさん。
が…ヴィンティさんはその状況を間違いなく悦んでいる。
その証拠に崩れ落ちる時にいつもの“アルカナ様”ではなく、私のことを“ご主人様”と呼んだ。
私は崩れ落ちるヴィンティさんを支えながら、心の中でヴィンティさんを“落とした”ことに喜びを噛み締めた。
リュシルの屋敷でミオさんに何か見えないか聞いてみる。
ミオさんが自分たちについてくるとき、「何か見えるものがあるかもしれない…」と言ってついてきたからだ。
だがミオさんにの答えはわからない…というものだった。
そのあとも短く呟くミオさん。
その瞬間、意図の切れた操り人形のようにその場に崩れ落ちるミオさん。
「ミオさんっ!」
とっさにミオさんに走りより、間一髪ミオさんの下に体を滑りこませることができた。
「ミオさん!しっかりしてミオさん!」
何度も呼び掛けるがミオさんからは返事がない。
助けを求めるようにどうしよう…という顔でみんなを見回す。
【確かに私の方法ではヴェィーネさんしか助けられませんね】
【ヴァンティトワーセさんがヴィーネさんと別行動とらされてることは知ってます】
【それに…ヴィーネさんに仕掛けが施されているかどうかは見抜けてないんですよね…】
【契約したのはエリュシオンに反対する勢力との契約ですから破ることに罪悪感はあまりないでしょうが…】
【もう一度ギルドに情報を確認しにいくしかないですね…】
【風邪…気をつけてくださいね】
11
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/01/29(火) 00:49:40 ID:A3odhM8I
>>9
「はい…そう言っていただけて、幸いです。」
「いえ、気分を悪くしたなんてとんでもありません。どうか、頭を上げてください…」
「それよりもいいお話を聞くことが出来て、見知が広がったような気がします。」
「私こそ、本当にありがとうございましたっ」
再び謝意を述べ、頭を下げます。
「そんな、ご主人様だなんて…それよりも、本当に大丈夫ですか…?」
(うーん、なんだかあれから調子が悪いみたいだけど…)
(エリュシオンに戻れば、調子も元に戻るかなあ…?)
なんとなく具合が悪いのは分かりますが、私にはどうすることもできない、
と困惑してしまいます。
---------------------------------------
さて、そんな中屋敷を後にして、リュシルの屋敷に向かった私たち。
現在は空き家になっており、無理に入ることもまずい。
エリュシオンに一度帰ってみては、そう提案しようとした矢先…
「ミオさんっ!?」
突然ミオさんの身体がふらっと崩れ落ちてしまいます。
それに気づいたアルカナさんが素早く滑り込み、間一髪で地面に倒れ込むのは避けることが出来ました。
何かを伝えたかったようですが、その前に倒れてしまい、何もわかりません…
「…一応治癒の魔法を使ってみます。それでもダメなら、今日は一旦帰りましょう。」
そう提案すると、アルカナさんにミオさんを抱えてもらいながら、ミオさんに触れ魔法を使います。
12
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/01/29(火) 01:31:59 ID:G5tH3.PU
>>11
倒れたミオさんに近寄り治癒魔法をかけるウェルシュさん。
ミオさんを支えながらウェルシュさんにミオさんの言葉を告げる。
「ウェルシュさん…あの魔除けはリュシルのこと心配してつけたみたい…」
「多分、リュシルのお母さんかアイシャさんだと思う…」
「ミオさんは手助けを…まで言って倒れちゃった…」
「ごめん…私が変なこと聞いたから…」
と、ウェルシュさんに謝ります。
13
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/01/29(火) 23:38:14 ID:A3odhM8I
>>12
「なるほど…」
「いえ、謝る必要は…ないと思います」
「屋敷にいるときから、少し体調が悪そうな兆候はありましたし…
それよりも、私の魔法の効果が無いなら、エリュシオンに戻ることを考えないと…」
14
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/01/30(水) 22:49:56 ID:G47bHlUE
皆様、ここのところ風邪をこじらせてしまい、
レスができなくてすみません…。
ようやく少しずつ良くなってきましたので、
明日か、明後日にはレスを書き込みたいとおもいます…。
15
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/01/30(水) 23:02:27 ID:dafZYtok
>>14
【ミオさん、連絡いただけて嬉しいです】
【今風邪が流行ってますから、しっかり治してください】
【ミオさんからレスがあるまでは居酒屋とかで遊んでますからご心配なく】
16
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/01/30(水) 23:11:24 ID:cvo0CEYE
>>14
【焦らずにゆっくり治してくださいね。】
【明日も無理しないで、大丈夫そうなら1レス程度に、という感じで…】
【お大事になさってくださいっ】
17
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/01/30(水) 23:12:57 ID:FCz3D9j6
>>15
【ゆっくりと治してくださいね】
【ミオさん、連絡ありがとうございます】
18
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/01(金) 00:32:35 ID:ub8Mkc3M
>10-13 アルカナ様、ウェルシュ様、ロザリー様
くずおれようとするミオを、間一髪で支える事に成功したアルカナ様。
しかし、いくら呼びかけてもミオの意識は戻りません。
ミオを心配し、治療の魔法を使用しようとするウェルシュ様。
ミオの意識がない原因が負傷でも病気でもないため治療の魔法の効果は無いかもしれないと考えつつも、
どうか魔法が効いて欲しいと願い魔法をかけます…。
治療の魔法の光は、ミオの体を優しく包み込みますが、徐々に薄れ消えてしまいます。
その光が消えても、残念ですがミオの意識は戻りません。
予想はしていた事です。
むしろ、魔法が効かなかったことにより、ミオは急病で倒れたのではないことが分かり、落ち着くこともできます。
…この状態は見覚えがあるような気がします…最近…そうエリュシオンで…
……そう…調整室で見た意識のないレイのようです…。
「ありがとうございます、ウェルシュ様。
おそらくミオ様は危険な状態ではなく、推測ですが、身体の半分以上をレイ様にお貸ししている状態のまま、
アイシャ様に接触し、受け入れようとしたために、一時的に、心に負担がかかりすぎてしまったのでしょう。
心の力が尽きたのか、身体の全てをお貸ししてしまい、一時的に、自身を消失してしまったのかは不明ですが。
いずれにしても、一定時間で眼を覚ますと思います…。
ご主人様(アルカナ様)も、お気になさらないでください。
ミオ様の無茶が原因ですし、ミオ様も、少し休めばすぐに元気になられますよ。」
と敢えて、”にっこり”微笑むヴィンティさん。
ウェルシュ様が、エリュシオンへの戻る方法を口にしてアルカナ様と相談をしていると、
事態の異変に気がついたエストレ子爵家より召使いが、話を伺いに姿を現しますが、
状況を見て取ると、その場で、
「よろしければ馬車を子爵にご用立てさせてくださりませんでしょうか。」
との申し出を行います。
【皆様に、ご心配をおかけしています。(ぺこり)】
【遅くなってしまいましたが、どうにかレスをすることが出来ます。】
【それでは、皆様、お休みなさいませ…良い夜を…。】
19
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/02/01(金) 11:57:34 ID:Gc4UpMsE
>>18
ウェルシュさんが癒しをかけてもミオさんは目を覚まさない。
ヴィンティさんの説明では、レイさんとアイシャさん2人を受け入れたがために負担がかかりすぎて倒れたとのこと。
「少し休めば…か…」
「気を使ってくれてありがとう♪ヴィンティさんの言葉信じるよ」
にっこりとした顔で元気づけてくれるヴィンティさんにぎこちない笑顔で返す。
「さてと…戻る方法か…」
「このままだと、誰かがミオさんは背負っていかなきゃならないよね…」
その時リュドヴィックさんの屋敷から召使いの方が様子を見にきた。
状況を見た召使いさんは、馬車を用立てるから…と申し出てくる。
「そこまで甘えてしまうのはなんだか申し訳ないですが…」
「もし、みんなが良ければお言葉に甘えてさせてもらおうかと思うんだけど…どう?」
と意見を求めみんなを見る
20
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/01(金) 20:59:00 ID:n1L5yftY
>>18
>>19
「ミオ…さん…?」
急に意識を失ったミオさんに驚く
「なんで意識戻らないの…?
ミオさん…帰って来てよ…」
魔術に関してほとんど素人であるために治癒の魔法が効かない理由などわからない
調整室へも行っていないためレイさんと状態を重ね合わせて考えることもできなかった
そのため不安になってしまい悪い方向ばかりに考えてしまう
「ホント…?大丈夫なんだね…ミオさん…よかった…
ありがとう、ヴィンティさん…」
敢えてにっこりと笑い元気付けてくれるヴィンティさん
彼女の説明でようやく落ち着いてくる
「わたしがおぶって帰ります…他に何もできないから…」
アルカナさんの言葉に答えようとしたときエストレさんの召使いさんに気づく
「ありがとうございます、お願いしたいです」
召使いさんの言葉をありがたく思う
「ウェルシュさんが賛成なら、わたしもお願いしたいです
おぶって帰るのはミオさんに負担がかかっちゃうので…」
21
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/02/02(土) 15:39:49 ID:8uyyPKx2
>>18
ミオさんを助けたい一心で、効果がなさそうなことを考えつつも、
ミオさんに触れ、治療の魔法を使用します。
しかし、予想していたとはいえ、やはりこの魔法では意識を取り戻すことはありませんでした。
「うーん、やっぱりダメ、か…
でもこの状態…あの時のレイさんみたい?」
「なら、特に急病という訳でも…」
と、呟いているとヴィンティさんが自らの憶測を話してくれます。
ヴィンティさんの見立てによると、レイさんに身体を半分以上お貸ししたうえで、
さらに負担のかかるようなことをしようとしたために、心の方が耐え切れなくなった、
ということのようです。
さらに、その状態であるならば、ある程度の時間経過で治る、とも…
その情報に、いくらか心は落ち着きます。
そうして、とりあえずエリュシオンに戻ることにして、その方法を模索していると、
エストレ子爵の召使いさんがやってきます。
どうやら、馬車をエストレ子爵が用立てて下さるとのこと。
皆さんからどうするか、と聞かれ私は…
「はい、…それじゃあお言葉に甘えさせていただきましょうか…」
と、肯定の意を示します。
22
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/02(土) 23:09:37 ID:fL/qr2To
>>19-21
意識を失ったまま戻らないミオを心配し、背負ってでもエリュシオンへミオを連れ帰る決意を口にするロザリー様。
そのロザリー様の固い決意が幸運を呼び寄せたかのように、姿を現す子爵家の召使いさん。
馬車を用立ててくれるとの話は、願った以上の提案です。
すぐにアルカナ様が、手早く召使いさんへ話をつなぎ、皆さんの意志を聞き集め、判断をウェルシュ様に委ねます。
そして、馬車を用立ててもらいエリュシオンへ戻る決断をするウェルシュ様。
「分かりました。私は我が主(エストレ子爵)からこの件について対処の権限を一任されております。
そのご令嬢の身体の事を考えれば、我が主への報告は後回しとして、馬車の手配を急ぎましょう。」
そう告げると、一旦、エストレ子爵の屋敷に戻る召使いさん。
10分と経たない内に、4頭立ての馬車が子爵の館の門より姿を見せ、皆様の脇に停まります。
帝国の大貴族が用意しただけあり、洗練されたデザインをしており、華美にすぎない程度ですが、
様々な植物の葉や蔓や花々を意匠した装飾に飾られた優美な車体な馬車です。
「お待たせいたしました、お嬢様方。
病人が居られますので、乗り心地を優先させて、馬車を選定させていただきました」
御者の席から一旦降りて、馬車の入り口の扉をスライドさせる召使いさんです。
馬車の中は広く、また座席はフカフカのソファーになっています。
皆様が乗り込むと、ゆっくりと走り始める馬車。
帰りは、馬車が商店通りや市場通りを通行することを、この時間禁止されているため、
中央広場から、一旦、街の外へと向かう大街道を通り、途中から湖の港へと向かう通路へと分岐し、
その後は、湖沿いにエリュシオンへと向かいます。
もうお昼が近いため、中央広場は人で溢れ、また様々な大道芸人や吟遊詩人達が、その腕を競っています。
大勢の人々には笑顔が浮かんでおり、
また、港には巨大な艦船が何隻も停泊しておりますが、その中には一際目を引く優美な黒い帆船が停泊しております。
「オロール(Aurore)姫の御座船ル・シーニュ・ノワール(黒鳥)号が停泊していますね。
通行の制限がなければ良いのですが…。」
御者をしている召使いさんは心配をするものの、幸いにして、特に通行の制限がかけられる事もなく、
かなり遠回りをしているにも関わらず、わずか10分程度で、無事に馬車は、エリュシオンへと到着します。
「それでは、皆さん、わたしはこれで失礼します。」
無事に、皆さん全員が馬車から降りるのを確認すると、召使いさんは空の馬車とともに引き上げて行きます…。
エリュシオンに戻るや、ご主人様から首輪からリードを外してもらうヴィンティとミオ。
その後、ミオは医務室へと運び込まれます…。
そして医務室にいたディニューフェと一緒に、ヴィンティはそのままミオの看護にあたります…。
【皆様、エリュシオンヘ戻って来ました。】
【時刻は、お昼少し前です。】
【あとは、ヴィンティユイーネがアルカナ様に引き渡される2日後(明後日)の夜までの】
【行動予定がある方は、お教えくださいませ。(行動宣言をお願いします。)】
【なお、ミオは翌日の朝、目を覚まします。】
23
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/02(土) 23:32:12 ID:A4amgcM.
>>22
「ありがとうございます…!」
ウェルシュさんが馬車を頼んだあと、10分と経たない内に馬車を手配してくれる召使いさん
心底安心した顔でお礼を言う
「これならミオさんもゆっくり休めますね」
馬車の座席の柔らかさに感心したように言った
「平和だなぁ…わたしたちもすぐにみんなで笑ってたいな…」
馬車の中から見える人々を見てポツリと呟く
「お姫様の船ですか…何かあったんでしょうか…?」
少し気にはなったものの通行を制限されたわけでもなくすぐに気にしなくなる
「お陰でとても早く帰ってこれました、ありがとうございました」
召使いさんに頭を下げ、ミオさんを心配しながらエリュシオンの中へ戻っていく
24
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/02/03(日) 02:40:39 ID:X/TPiIOM
>>22
「ではすみませんが、お言葉に甘えさせてもらえますか?」
リュドヴィックさんのご厚意に甘えることを決めたウェルシュさん。
その事を召し使いさんに告げると、しばらくして4頭立ての立派な馬車が来た。
「すみません…お気遣いありがとうございます」
ミオさんのことを考え、馬車を選んできたと告げる召使いさんにお礼を言って乗り込む。
なるほど、馬車の中は広く、座席もソファになっていて座り心地がよかった。
商店通りや市場通りなど街中は馬車の通行が禁止されてるため、街の外側を走る湖沿いの通りを走る馬車。
途中、湖の港に停泊する1隻の船を気にする召し使いさん。
「オロール姫…?ル…なんだって?どこの姫様なの?」
舌を噛みそうな名前。
一応気にしながらしばらく乗っていると、無事エリュシオンにたどり着く。
「送っていただいてありがとうございました」
「リュドヴィックさんによろしくお伝えください」
馬車で引き返す召し使いさんを見送る。
その後、ヴィンティさんの首輪からリードを外し、手首から外したリボンと共にヴィンティさんに渡すと、それをしまった後医務室に運ばれて行ったミオさんを看護するため、医務室へ行こうとするヴィンティさんを呼び止める。
「あ…ヴィンティさん…私ちょっと盗賊ギルドに行ってくるから」
「それでさ…忙しいとこ悪いんだけど、お弁当ってどこいけば買える?」
【アルカナはヴァンティトワーセさんやリュシルの情報、ヴィーネさんの救出方法など確認のため、盗賊ギルドに行ってきます】
【あとオロール姫、乗ってきた船のことは覚えておきます】
【わざわざお昼前をシチュエーションしてきたってことは、手土産を持って盗賊ギルドに行け…ということでしょう?】
25
:
ウェルシュ
◆v98fbZZkx.
:2013/02/03(日) 14:10:49 ID:91kFX6FY
>>22
>>22
「はい、よろしくお願いします。
そして、ありがとうございます…」
深々とお辞儀をして謝意を伝えたのち、程なくして優美な馬車が私たちの前に到着します。
時間にすれば、10分もかからないくらいでしょうか。
中は広く、皆で乗っても余裕があり、また座席はふかふかで、とても乗り心地が良い物です。
馬車は私達を乗せると、エリュシオンへの帰路へとゆっくりと走り出します。
エリュシオンへの帰路の途中、馬車から見える風景はとても良い物でした。
大道芸人や吟遊詩人達が己の技を競い合う光景に、大勢の人々は笑顔を浮かべています。
港にも何隻もの艦船が停泊し、この町の盛況ぶりを感じさせてくれます。
そしてその中に一際目を引く帆船が一隻。
召使いさんのお話しでは、どこかのお姫様の御船だそうですが…
召使いさんはなにやらご心配なさっていますが、特に何の障害もなく、
あっという間にエリュシオンまで到着します。
「本当に何から何まで、ありがとうございました。
皆様方にも、よろしくお伝えください。」
召使いさんに一言、ささやかなお礼を申し上げ、去っていく馬車を見送ります。
「ミオさん、ちょっと失礼しますね。」
馬車を見送った後、ミオさんの首輪からリードを外します。
外した後はすぐに医務室へ。
「私はここに留まって、何かあったらすぐ対応できるようにしておきます。
ミオさんも、無事ということですが心配ですし…」
私はミオさんのそばに付き、ミオさんを看護することにします。
「アルカナさん、特に何もないとは思いますが…
道中、お気を付け下さいね。」
「気休め程度ですけど…どうぞ」
治療の魔法が疲労に対して有効かどうかは分かりませんが、
気休め程度に、アルカナさんの身体に触れ治療の魔法を使用します。
【私は特に何もする予定はなく、ミオさんの看護とエリュシオンに何かあった時の】
【対応要員として、2日後を迎える予定です。】
【何か動きがあるとすれば、アルカナさんが帰って来てからのことでしょうか…】
26
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/03(日) 22:20:07 ID:cjm6d6j.
>23
エリュシオンに戻ってきたロザリー様。
いつの間にか、ここが”戻って”来るところになっていることに気がつきます。
ここには、自分の部屋があり、いくつものラウンジや会議室や食堂などでみんなと自由に一緒にいることが出来ます。
今は、拐われている人達がいるけれど、本来は、今日見た広場の様に平和で楽しく心安らぐところ…。
「あなたが守るのですよ…平和と安静を。
大切なものを守るために戦う…それが戦士(剣士)の務めであり矜持…
そう我が主は申しておりました。
ロザリー様に、ご武運を…」
エストレ子爵の召使いさんは、エリュシオンに入るロザリー様に、お別れの言葉をかけると、
馬車を返し、港の方向へと姿を消していきます…。
>24
「…あっ…っんん!……くふっ…はぁ、はあっ…。」
ヴィンティさんの首輪からリードをはずすため、アルカナ様の指が首輪とリードの結合部で動く度に、
喘ぎを抑え、時々、ビクンと身体を反応させてしまいつつ、何かを懸命にこらえるようなヴィンティ。
完全に、リードが外れると、そのまま身体の力が抜けてしまいますが、ふらつきながらも、強い意志の力でこらえます。
かなり精神的にも肉体的にも消耗している様子ですが、やつれた様子が何故か色っぽい雰囲気を。
アルカナ様も、リードをヴィンティさんから外した瞬間、彼女との魔法的な主従関係が薄れるのを感じます。
ただ、錯覚かもしれませんが、それは完全には消滅せず、微弱ながらも自分の支配力が彼女に残っているような感覚が残ります。
…リードをつけての外出を繰り返す度、ヴィンティさんへの束縛が強まり、もしかして最終的には?
という妙な確信が心に浮かびます…。
「はい、お弁当ですね。
一般客用のレストランで販売しておりますよ。
ですが、朝のうちに売りきれてしまいますので、必要なら、私が同等の品を用意いたします…。
アルカナ様は、少し待っていてくださいね。」
ミオの救護をディニューフェに依頼すると、厨房へと向かうヴィンティさん。
ミオのことは心配していますが、ディニューフェを信頼している様子も見て取れます。
「はい、お弁当です。お持ちください。
これがアルカナ様用で、他は、ギルドの方々に差し入れをしてください。」
と6〜7人分のお弁当を、大きなバスケットに入れて持ってくるヴィンティさん。
一流のプロとして品質ながらも、出来立ての手作り弁当であることに変わりはなく、
どことなく、新妻から仕事に行く前に受けとるような感覚がこみ上げてきてしまうかもしれません…。
「それでは私は、医務室へ…。」
そんな気配を読み取ったのか、赤面しつつお辞儀をすると、慌てるように、その場を立ち去るヴィンティさんです。
>25
エリュシオンへ戻って来て、意識のないミオの首輪からリードを外してあげるウェルシュ様。
アルカナ様の時と同様に、絆のような感覚は大部分薄れますが、少しだけ残っているような感覚があります。
メイド達がリードを受け入れるのを許すのは、よほど信頼が置ける相手でなければいけないことが分かります。
ミオの看護にメイドのディニューフェさんが付き添いますが、ウェルシュ様も一緒に医務室へと移動します。
アルカナ様はすぐにギルドへ向かうので、ヴィンティさんはお弁当の準備をするとのことです。
「ウェルシュ様もお疲れ様でした。
ソファーで、少し体を休めてください。」
看護婦姿のディニューフェさんは、ミオを病衣に着替えさせ、診察後、ベッドに寝かせつけると、
ウェルシュ様に香りの良い紅茶とストロベリー・ショートケーキを給仕してくれます。
27
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/03(日) 23:10:46 ID:ud.wVELk
>>26
「はい…何かを守るために戦う…それを忘れちゃいけませんね
エストレさんに伝えておいてください
おじいちゃんみたいに、誰かを守れるようになりますと」
召使いさんに言われたエストレさんの言葉ににっこり笑って答える
召使いさんの馬車を見送るとエリュシオンの中へと戻っていく
(ここに来るの3回目なのにな…いつの間にか大事な場所になってるや…)
そんなことを考えながら目的も無く歩く
ふと気がつくとそこは庭園だった
「あ…ここ……うん、平和なところなんだよね
きっと…ううん、絶対に取り戻すんだ…平和な時間を…」
ヴィーネさんに案内をしてもらったときのことを思い出す
とても平和で楽しい時間だった
それを絶対に取り戻そうと改めて決意する
【傭兵の男に関してロザリーに何か情報集められないでしょうか…?】
【アルカナさんのようには集められないでしょうけど、一応冒険者ですから凄腕の傭兵なら何か掴めたりしないものですかね?】
【情報源になりそうな人なんて僅かにいるかどうかわかりませんが】
【やっぱり怪しいかな…】
28
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/03(日) 23:41:17 ID:cjm6d6j.
>27
【情報収集は誰でも挑戦可能ですよ。】
【ロザリー様なら、】
【1:酒場(情報を得られる可能性は低いが、いろいろな噂話を聞けます。)】
【2:エストレ子爵邸(1年前以前のリシェルと傭兵がともにいる場合のみ。)】
【3:盗賊ギルドの末端】
【4:情報屋(エリュシオンの誰か、アルカナ様、エストレ子爵、のいずれかに紹介してもらう必要有ります。)】
【などが考えられます。】
29
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/03(日) 23:55:51 ID:ud.wVELk
>>28
【確かにそんなところですね】
【戦う可能性を考えると少しでも情報欲しかったりするんですが…】
【嗅ぎ回っていることが男の耳に入ったら面倒なんですよね…】
【敢えて情報収集に動くとしたら1か4の方法ですね…】
【下手打たないように気をつけて、情報屋を紹介してもらえないかエリュシオンの皆さんに聞いてみることにします】
【その部分のレスは必要でしょうか?】
30
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/04(月) 00:04:19 ID:XP63EZKY
>29
【いつ、どの方法で、何の情報収集をするのかという行動宣言は必要ですが、】
【その時に、一緒にその旨書いていただくだけで大丈夫ですよ。】
【(行動宣言の例)】
【明日の午前中:エリュシオンの誰かに紹介してもらった情報屋から、】
【 リシェルと一緒にいるという傭兵風の男の名前を調べてみる。】
31
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/04(月) 00:34:04 ID:CGs7Rrpk
>>30
「あの…ちょっとわたし出かけてこようと思います
それでですね、情報屋…なんて知らないでしょうか…もし知ってたら紹介してもらえないでしょうか
あと、ウェルシュさんたちに出かけたと伝えておいてください」
庭園で決意を固めたあと、そのまま入り口へと戻る
メイドさんに伝言を頼み街へと駆け出していく
行動
本日午後
酒場で傭兵の男の名前、性格、特徴、なんでも良いので何かしらの情報を探す
もし情報屋を紹介してもらえた場合そちらを優先する
【こんな感じで良いのでしょうか…】
【】【】【】
32
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/04(月) 00:42:26 ID:XP63EZKY
>31
【はい。了解いたしました。】
【ただ、レスは明日にさせてくださいませ。】
【お先に失礼いたします。】
【ロザリー様、おやすみなさい…。】
33
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/04(月) 01:13:50 ID:CGs7Rrpk
>>32
【ありがとうございます】
【おやすみなさい、ミオさん】
【良い夢を…】
34
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/02/04(月) 01:36:28 ID:2k7sM5vI
>>25
ヴィンティさんがお弁当を取りに行った後、ウェルシュさんが声をかけてくる。
「うん、大丈夫。気をつけていってくるよ♪」
気休めにしかなりませんが…と癒しの呪文を唱えてくれるウェルシュさん。
「ありがと♪ウェルシュさんの呪文、心に十分効いてるよ♪」
「お礼に抱き締めてキスでもしたいけど、ヴィンティさん固いからすぐ怒るの」
「やきもち妬きなのかなぁ?エリスちゃんより大変かもw」
ウェルシュさんにクスクス笑いかけてるところに、ヴィンティさんが戻ってくる。
「あ…来た」
「ヴィンティさんには内緒ね♪」
そう言ってヴィンティさんから弁当を受け取り、
「じゃみんな!行ってくるね」
そう言い残してエリュシオンを後に盗賊ギルドにへと急ぐ。
>26
「ちょ…ちょっと…ヴィンティさん…そんなに喘いじゃ私も変な気になっちゃう…w」
リードを外すだけなのに喘ぎ色っぽい雰囲気を作るヴィンティさん。
リードを外し終えるとそれまでの支配力が薄れていく気がするが、細い糸でヴィンティさんの心を縛り付けてるような微かな支配力も感じる。
これを繰り返していけばより強固な支配力も構築していけるだろう。
「一般用レストランね?ありがと♪」
「あれ?今お昼前だから…売り切れてる?」
目当ての弁当は売り切れてると言われた。
しかしヴィンティさんが作ってくれるという。
「お願いしますヴィンティさん♪」
ヴィンティさんが厨房に行き、ウェルシュさんと談笑しているとヴィンティさんが大きな荷物を抱え戻ってくる。
「私の弁当も作ってくれた他にこんなに?ありがとう♪」
ヴィンティさんはアルカナ用の弁当と他に6、7人分のお弁当を作ってくれた。
「特にこれ」
「ヴィンティさんの愛情がいっぱいつまってそうじゃない?」
「今度私の好物教えとくね」
自分用の弁当を示しにっこり微笑むと顔を真っ赤にして医務室へと向かうヴィンティさん。
「お弁当ありがと♪行ってきます♪」
医務室へと急ぐヴィンティさんの背かに声をかけ、盗賊ギルドへと向かう。
35
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/07(木) 00:13:31 ID:LLVgjYjs
>31
「情報屋さんですか…はい。知っておりますよ。
当、魔術師ギルドに協力していただいている情報屋さんでよろしければ、
今、紹介状を用意いたしますね…。」
とヴィンティさん。
しばらくすると地図と紹介状、そして、プラチナ貨や金貨が大量に入った小袋を持ってきます。
「湖の港通りにあります酒場”陸に上がったアザラシ亭”のマスターに紹介状を渡してください。
情報屋の”闇夜の黒猫”さんから情報を買うことが出来ますよ。
ただ、”闇夜の黒猫”さんを呼び出しただけで、情報料とは別に金貨を一枚渡してあげてください。
そして最後に、プラチナ貨を一枚支払い、ロザリー様が”闇夜の黒猫”さんから情報を集めたこと自体を口止めしてくださいね。
それでは幸運を…。
はい、ウェルシュ様には、私から伝言をしておきます。
それでは、お気をつけて…。
あっ、それとお弁当を用意いたしましたので、よろしければお持ちくださいね。
夕食は準備してお待ちしております。(にっこり)」
エリュシオンを出て、湖沿いの道を通り、湖側の港へと向かうロザリー様。
海側の港ほどではないにしろ、港は物流の拠点であり、大勢の船乗りたちや商人たちで賑わっています。
地図を預かっていた事もあり、”陸に上がったアザラシ亭”は容易に見つかります。
少し古ぼけたレンガ造りの建物であるものの、港通りに面した一等地に位置し、
お客が入港中の船乗りたちということもあり、昼日中から、大勢のお客たちで賑わっています。
「よう別嬪さん。
見ない顔だな。
今日着いた客船できたのかい?
…とすると傭兵のようで、じつはずいぶんと金持ちなのかな。
こちらの(湖側の)港は、入港料が海側に比べれば割高だからな…。
おっと、そんなことはどうでも良いことだな。
まずはエールでもどうだい?…それとも昼メシの方が先かな?」
マスターは精悍な顔つきをした30代の男性で、いかにも引退した船乗りという感じの人です。
陽気に笑いつつ、ロザリー様に気さくに話しかけてきます。
36
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/07(木) 00:15:01 ID:LLVgjYjs
>34
いつものように下町の迷路の様に入り組んだ細い路地を通り、誰もつけてきていないことを確認すると、
隠されたギルドの入り口を通り抜けます。
「よう!アルカナじゃないか。
この間、来たばかりなのに、またくるなんて珍しいじゃないか?
えっ、マスターか?
おいおい、アポぐらい入れてからにしてくれよな。
まあ、幸い短い時間くらいならお会いしてくれるだろう。」
受付の男は、もう一人の男を奥の方へと伝令をさせ、しばらくすると、伝令の男が戻ってきます。
伝令の男から、何かを囁かれる受付の男。
「よし、奥へ行っていいぜ。
マスターがお会いしてくれるそうだ。
この間と同じ、”闇の客室”で持っているとのことだぜ。」
と受付の男はアルカナ様に話します。
前回と同じくギルドマスターのいる部屋の扉をノックし、昼なお暗い、暗闇の客室へと入るアルカナ様。
ソファーに腰を下ろした人影が、アルカナ様が口を開くのを待っています。
【アルカナ様、ロザリー様、返答が遅くなってすみませんでした。】
37
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/07(木) 01:24:17 ID:vrY50qQA
>>35
「ああ、よかった!
ありがとうございます、お願いしますね!」
ヴィンティさんが紹介状を用意する間に荷物を確認する
酒場や道で柄の悪い人達に絡まれない保証はないわけで…
背負い袋の中にはしっかりといつも通り、薬とお金が入っていた
確認を終えるとヴィンティさんが戻って来た
「ありがとうございます
陸に上がったアザラシ亭のマスターに紹介状を渡して…
情報料とは別に最初に金貨一枚、最後にプラチナ貨一枚ですね」
忘れないよう口に出して覚える
「ありがとうございます、心配させちゃ悪いですからね
はい、気をつけて行ってきます…」
ヴィンティさんにお礼を言ってエリュシオンを出ようとすると呼び止められる
「ありがとうございます!うれしいなぁ…お弁当まで…
はい!夕飯までには帰って来ますね」
お弁当を受け取り嬉しそうにしまい、今度こそ出掛けていく
「地図だと…ここ、かな?
賑やかなお店…お客さん多いなぁ…」
地図のおかげで"陸に上がったアザラシ亭"を簡単に見つけることができた
建物は少し古そうだが、大勢の船乗り達で活気に満ちている
「こんにちは、お上手ですね、もう…」
マスターらしい男性に挨拶してカウンターの空席に座る
お世辞だとわかっていても別嬪と言われ照れている
「ううん、違うの、そんなにお金持ちじゃないよ?
傭兵っていうのは…そんなに違わないけどね」
マスターを警戒しているわけでもないので軽く自分のことを話す
「あっ…いけない…これをお願いします」
思い出したようにマスターへ紹介状を渡す
念のため自分のサイフから金貨を一枚取りだし一緒にマスターへと渡す
「あっ…何か注文した方がいいならオレンジジュースか食事お願いします」
酒場でお弁当を食べる訳にもいかず、とりあえず注文だけはした
【小袋の中身は情報料…という認識でいいですか?】
38
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/02/07(木) 14:31:11 ID:spOaZKZo
>>36
いつものように下町の細い路地を用心しながら進み、誰にも見つからないように盗賊ギルドの入り口を入っていく。
昨日の受付の男が挨拶と愚痴を言ってくる。
「こんにちは。ん?私は今マスターの依頼で仕事してるんだ。急ぎの用にいちいちアポなんてとってらんないよ」
受付の男は伝令の男からマスターの許可が出たようで、奥へ進んでいいと言ってくる。
「ありがと♪あ…これ美味しいって言われてる“エリュシオン”の弁当をマスターの手土産に持ってきたんだけど、数人分あるからあんたたちにもお裾分けあるかも」
と持参したバスケットを掲げながら前回通された部屋へと入る。
部屋に入ると暗闇の中ソファにギルドマスターが座っている。
「失礼しますマスター」
「うちにくるエリュシオンの隷姫ですが、二人のうち一人だけだそうで…」
「私は最初好きにしていいとマスターがおっしゃられるので、店に来たとき奪還する計画をたてましたが、それでは一人しか戻らない」
「オークション前に襲って奪還するとしても、その頃には隷姫たちは完全に堕ちていて意味がなくなります」
「どうしたらいいでしょうか…お知恵を貸していただきたく参りました」
それから別件ではありますが…と前置きして
「湖の港にオロール姫とその旗艦ル…ニーシュ・ノワール号でしたか…が停船しているようです」
「オロール姫が何者でなんのために我が国に来ているのかはわかりませんが…」
と報告する。
39
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/09(土) 00:38:45 ID:7HGb1AAM
>37
「なになに、ふーん紹介状ね。
…しかしレイさんやヴィンティユイーネさんではなくヴィンティさんの紹介とはめずらしいな…
…まあ、紹介状が本物なのは間違いないし、
それにエリュシオンの依頼じゃ断われないしな。
いいぜ、別嬪さん、2階の個室へ入りな。
すぐに(情報屋に)会わせてやるよ。
まあ…そのまえに、すっかりお昼だし、先に食事だな。
エリュシオンのお弁当を持っているなら、うちで食事の注文は不要だぜ。
本格的なオーベルジュと酒場の食事を比べられても困るしな。(苦笑)
まあ、こっちはお酒のほうが専門だしな。
でもまあせっかくだし、絞りたてのオレンジジュースだけでも出させてもらおう。」
目の前で手際よくオレンジを2つ切りにすると、果汁絞りを使い、新鮮なジュースを給仕するマスターさん。
おりしも、昼ご飯時な事もあり、お酒の他にもフライドポテトやローストビーフ、茹で野菜、フィッシュフライ
などの軽食を注文するお客も多く、お店はパブのような様相をていしています。
「お代は銅貨1枚だ。
次からは、もう少し細かい貨幣で頼むよ。」
お店のマスターは銀貨や銅貨のおつりをじゃらじゃらとお返しします。
ロザリー様の食事が終わると、マスターの指示を受けた店員さんが、2階の個室の一室へと案内してくれます。
個室の中には先客が居り、薄汚れた服装の少年が、椅子の上にお行儀悪くあぐらを組んでいます。
「ふーん、お姉さんがお客さんか。
てっきりヴィンティが来てくれたと思ったんだけどな…。
まあ、いいや。
…で、わざわざ俺を呼び出して、何が知りたいのかな?」
40
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/09(土) 02:46:25 ID:3uw6zwI6
>>39
「取り次いでくれてありがとうございます」
事情がある、とマスターに伝えるか少し考え結局言わない
「そんな、比べるなんてこと…こういう賑やかなお店、わたしは好きですよ」
マスターの言葉に甘えお弁当を取り出す
「嬉しいです、絞りたて…」
新鮮なオレンジジュースを一口飲んでマスターに笑いかける
「お弁当美味しかったぁ…これヴィンティさんが作ったのかな…?」
満足そうにお弁当を片付けオレンジジュースを飲みほす
「はい…細かいので払えばよかったですね…
あの、これ、取り次いでくれたお礼です、少ないでしょうけど…」
お釣りをサイフにしまい、マスターに銀貨を一枚渡す
「案内ありがとうございました
それじゃ…お邪魔します…」
案内してくれた店員さんにお礼を言って扉を開ける
室内にいたのは薄汚れた服装の少年だった
「ヴィンティさんじゃなくてごめんね?
ヴィンティさんとは仲いいの?
あっ…こんなこと聞きに来たんじゃなかった…
まず来てくれたお礼ね」
少年に近付きヴィンティさんの言葉通りに金貨を一枚手渡す
「えっと…それじゃまず…
リシェルっていう皇帝の跡取り…だっけ…に雇われた傭兵の男について聞きたいんだ
名前や戦い方とか…あと性格も」
もし優しい人だったら戦わなくてもいいのかな…などと微かに思う
戦うとしても相手の性格を知っていることは役立つだろうと考える
41
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/09(土) 17:08:55 ID:7HGb1AAM
>38
「相手も馬鹿ではない。
隷姫の調教を外部に委託する以上、いくつもの保険を掛けている。
2人の他にも魔術師ギルドのマストーであるレイも眠りの魔術にかけられたままだしな。
それはさておき、2人の隷姫が揃うのはオークションの時でしかない。
やつらは、オークションで競り落とされた隷姫達が買い手に弄ばれるのをもって
彼女達の誇りの最後の一かけらまでをも粉々に打ち砕くつもりであろう…。
それだけは避けねばならないところであるが、逆に言えば、そのギリギリの場所が彼女達を救出する最大のチャンスでもある。
私としては、ヴィンティユイーネを”完堕”させるのが良いと思う。
しかも我々の手で。
そのほうが、同じ”堕ちる”にしても、まだいくらかでも救いがあるというものであろう…。
これ以上、容赦ない調教に耐えさせるのも、彼女の苦痛を長引かせ、妊娠の危険性を高めるだけだしな。
アルカナ、そなたが手を汚すのを嫌うなら、彼女は私の方で”措置”をするがどうする?」
とのギルドマスターの提案です。
「オロール姫は、この国の現在の皇帝の息女の一人。
もっとも王子も王女も大勢いるため、影響力は小さいがな。
我々のギルドとは、権力者という立場上、形式的には敵対勢力ということになるが、エリュシオンの保護者の一人でもある。
彼女自身が我々に敵対するという訳ではなく、むしろエリュシオンを通して間接的な同盟者といえる。
おそらく、何らかの事態解決に向けて動いておるのだろう。
我々とは連携を取ることのできない味方ということだな。」
との情報をマスターはアルカナ様に伝えます。
42
:
◆uR9rJNuzG2
:2013/02/09(土) 17:13:51 ID:7HGb1AAM
>40
「だ、だれが、あんな”ブス”で”年増”と仲が良いなんてことあるはずがないだろう。
どうせ俺なんかとは身分が違うんだし。
…そりゃ、美術品のような綺麗な顔してるし、びっくりするほど色は白いし、口うるさいけど優しいし、
胸だってふわふわでびっくりするほど柔らかくて大きいし…、もしヴィンティがママだったら…
って!何をいわせるんだよ!まったくもう。」
顔を真っ赤にし、大きな声を上げるものの、すぐに落ち着きを取り戻す少年。
ロザリー様から金貨を受け取ると、依頼の内容に耳を澄ませます。
「ふーん、大体、予想通りだね。
その男の事は、既に調査済みだよ。
リュシルのお付きの護衛の名は、クロード(Claude)。
20代半ばだね。
幼い時から傭兵として前線を転々としてきた男だ。
戦場で何度も大きな手柄をたてている、歴戦の強者だね。
剣の達人だが、部隊の指揮能力も高い。
金で雇われるものの、契約は必ず守る律儀な男とのこと。
お姉ちゃんじゃ歯が立たないと思うよ。
厄介な敵だね。
もともと、リュシルの保護者がわりのメイドが雇ったらしいが、契約条件までは不明だね。」
と子供ながらも腕利きの情報屋の顔をのぞかせます。
【>37の質問ですが、小袋の中のお金は、情報料のほかロザリー様の活動費です。】
【全額、完全に自由に使っていただいて構いません。】
【高価なプラチナ貨が多数入っており、相手が売る気になれば、”陸に上がったアザラシ亭”を】
【数軒も買い取る事ができるほどの金額が入っています。】
43
:
ロザリー
◆wSLvlT80N2
:2013/02/10(日) 10:23:13 ID:P9HN5iXg
>>42
「そっかぁ…好きなんだ…」
顔を赤くした少年の言葉を聞いて笑顔で一言
「そう…どうするべきかな…」
(最悪…わたしが囮になって二人が助け出す時間だけでも…)
少年の情報を聞き、表情を暗くする
しばらく考えた後、もうひとつ少年に質問する
「その…クロードの弱点とかってないのかな…卑怯なことはしたくないけど…」
【さすがに情報料だけでそこまで使わないでしょうし…】
【ひょっとして何か使う機会があるのでしょうか…?】
44
:
アルカナ
◆hpNf/LFXa2
:2013/02/11(月) 08:17:43 ID:HLRBQKFI
>>41
「そうですか…やはり2人いっぺんに助けるにはオークションの時を狙わなくちゃいけませんか」
「ほう…それはオークション前にと言うことですか?それともオークションで落札してですか?」
ギルドマスターにヴィーネさんを“完堕”させようと考えてることを聞かされる。
「なるほど…そのほうが同じ堕ちるにしても…」
「いえ…私が手を汚すことはやぶさかではありません」
「その時は私がヴィーネさんを堕とします」
「ですが、エリュシオンのミオさんやヴィンティさん、仲間たちがなんとか2人を堕ちる前に助け出せないかと動いております」
「ヴィーネさんを堕とすのはギリギリまで待ってください」
「マスターのお考えはわかりました」
そう言って頭を下げるアルカナ。
「皇帝のご息女?」
オロール姫の名を告げると、我が国の皇帝の姫君だと聞かされる。
「確かに…王族が盗賊ギルドと繋がりがあるなんて言えませんからね」
「保護者?スポンサーのことですか?」
「うちとは表だって協力は出来なくても敵ではないわけですね?」
それなら冒険者や盗賊ギルドに所属している私やウェルシュさん達は無理でも、エリュシオンから繋がりはつけられるかも知れない。
「あ…そう言えば話は変わりますが…」
と、そばのテーブルにヴィンティさんから受け取った弁当をバスケットから取り出す。
「マスターご所望のエリュシオンの弁当です。お召し上がりください」
【ご迷惑おかけしました】
【熱も下がったので無理しない程度にレスしていきます】
45
:
ゴミ箱に行きました
:ゴミ箱に行きました
ゴミ箱に行きました
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