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大腹助産院〜あふれ出る命たち〜

15名無しさん:2020/10/03(土) 19:27:49
その頃、大腹助産院では海子におしるしがあったこと、陣痛が規則的になっていたことを確認。
「もう…海子もジャストフィットするサイズなんて着なければあと1日はもっていたんだけど…」
「お姉ちゃんに言われたくなかっ…あ、んん〜っ……」
自分の身体のラインにフィットするサイズが好きな海子の子宮口はもう6cm大にまで開いていた。
「さあ目を開けて、月子の顔を見るのよ」
華子に言われて、海子はゆっくりとベッドから起き上がり、月子の顔を見る。
呼吸法に合わせてマッサージと圧迫を手伝っているのは、勿論月子だ。
やがて陣痛が強くなり、華子に教えられたいきみを逃がす呼吸法が思わず出た時だった。
「お待たせ〜…海子は?」
「あ、生子ちゃん丁度いいところへ。ちょっとお腹見せるね」
華子は海子のピチピチの服を捲ってお腹を丸出しにさせる。
「そろそろ産まれそう…ほら、赤ちゃん下がって来てるのが分かるでしょ?」
「本当ですね…」
月子に及ばなくとも大きなお腹に、見て分かるキレイな正中線、随分と大きく広がったおへそ。
それを生子と月子はくまなく見つめている。
陣痛が1〜2分間隔になって、子宮口も全開大になっていた。
「わぁ〜もうパツパツね…」
月子は前のお返しにと海子のおへそを指でなぞった。
「ちょっとお姉ちゃん…ダメ…んん〜…」
「ほら、赤ちゃん出てくるからすぐに準備して」
皆に支えられて海子は分娩台へ。うつ伏せの姿勢をとって出産に移る。


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