[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
おれのれんしゅうようです
1
:
名無しさん
:2011/08/11(木) 02:20:23
お題くれ
なかったらなんか適当に書いてく
2
:
名無しさん
:2011/08/11(木) 05:18:32
>>1
亀
6
:
名無しさん
:2011/08/13(土) 23:17:21
>>2
りょうかい
さんきゅ
>>3-5
誰?
7
:
名無しさん
:2011/09/08(木) 17:00:19
age
8
:
亀
:2011/09/28(水) 03:53:44
昔からあるお伽噺の中に、虐められている亀を助けたことで城へと連れられる……なんて話があるのはご存知でしょう。
あれは、何故だかいいことをした筈なのに報われない、正直者が馬鹿を見ると言った内容だ。
竜宮城――喉が焼け落ちてしまいそうな程に甘ったるい響きで、もしそんな場所があるのならば誰だって二つ返事だろう。
( ^ω^) 「気分はどうだお? なかなか、竜宮城ってのは悪いもんじゃないと思うおー」
ξ @ )ξ 「……フシッシュッ……フシュッ」
行けば必ず何か裏がある、あの物語を知っているのならばそんなことはわかっていた筈なのに、どうして手を差し伸べてしまった――。
現代の一般市民の言う竜宮城にご馳走やキラキラした内装もある訳がない、魚が踊ったりなんてするものか。
ただ何となくノリで、そしてその響きにで、返事をしてしまった自分が恨めしい。
( ^ω^) 「お、そろそろご飯の時間だおね」
竜宮城な訳があるか、魚がいる訳があるか、人魚姫などいる訳があるか。
ξ @ )ξ 「……ァグ」
ここは豚が暮らす小屋で、目隠しで確認出来ないが豚がいて、姫とは程遠い囚われた私がいるだけだ。
こんなところが竜宮城であるのならば、どれだけ話を大きくしたらあのようなお伽噺になるのだろうか。
9
:
亀
:2011/09/28(水) 04:05:28
そもそもこんな豚を助けなければ、こんなことにはならなかったのだ。
都会に憧れた私は親元を離れ、一人このVIPと呼ばれる都会に出てきた。何の相談もせずに、だ。
勿論そんな状態であるのだから、仕送りはなし。たまに連絡が来る程度だが手助けなんてなく、フリーターとして必死で生きた。
想い描いていた都会への幻想は、現実によって簡単に砕かれることになる。
そんな生活も二年が過ぎ、そろそろ定職に就くべきかと悩んでいた頃、バイト先の居酒屋に新人が入った。
そこそこに人が入る為、周りからは大変と評判の居酒屋。人の回転は早い方なのだろう。
何人も入っては辞めてまた入って辞めてと言う流れを見てきた私は、またその場しのぎかと思いつつもその新人の教育係となった。
( ^ω^) 「よろしくお願いしますお」
ξ゚⊿゚)ξ 「はい、よろしくー……内藤さんね」
( ^ω^) 「お、ブーンと呼んでくださいお!」
ニマニマと笑う、変な語尾の青年。接客に支障があるかとも考えたが、これだけ人に慣れていれば大丈夫だろう。
ξ゚⊿゚)ξ 「ブーン?」
( ^ω^) 「あだ名ですおー、昔からそう呼ばれてたんですお」
10
:
亀
:2011/09/28(水) 04:22:39
ふぅんと軽い返事をして、それからも内藤さんと呼び業務に関する説明を進めていく。
上と下で馴れ合いをしてしまうのは、良いことではないと考えている。
私は甘い人間であるから、どうしても情が移りミスをした時に怒りづらくなってしまうからだ。
フリーターであった内藤さんは出勤回数も多く、その度に私が付いて教えていたのだが、一ヶ月後。
研修期間が終わり、さぁ一人で頑張ってみろとなってから、私は驚くことになる。
( ;^ω^) 「すいませんおすいませんお! 本当に申し訳……」
ξ゚⊿゚)ξ 「謝らなくていいですから、ひとまず片付けることに集中してください。店長のところへは、その後に」
( ^ω^) 「……はいですお」
全くと言っていい程に、仕事が出来ないのだ。出勤する度に何かしらのミスを目撃することとなる。
やる気はあるから無下に扱えず、とにかくその内に出来るようになると思い込みながら、辛抱強く教え込んだ。
今思えば、甘過ぎる私はあの時既に、情が移っていたのかも知れない。
( ・∀・) 「アイツ、マジで仕事出来ないッスよねー」
ξ゚⊿゚)ξ 「……ん」
11
:
亀
:2011/09/28(水) 04:34:34
何時だったか、休憩中に大学に入ったばかりだと言う従業員が賄いを食べながら話し掛けてきた。
内容は、本日もミスをしてしょんぼりとしている彼のこと。
( ・∀・) 「アイツ本気でミスしねぇ日ないんじゃねぇの、ってくらいッスもん。流石に俺でもそれはないのに」
ξ゚⊿゚)ξ 「まぁ、まだ新人だし」
( ・∀・) 「いやいや、もう二ヶ月くらい経ちますよ? あの野郎トロすぎますもん、亀かって話ッスよマジで」
何となく悪口と言うのは嫌いで、それ以上聞くのが耐えきれない自分は早々に食事を終わらせて逃げた。
とりあえずその日はそれ以上のミスもなく、平和に業務を終わらせることが出来た。
それから二週間程が経ったか、少し遅いシフトの私が出勤した時、職場の雰囲気は最低だった。
店長を筆頭に出勤している全従業員が異常なくらい怒り、その中心に内藤さんを置いて責めていた。
ξ゚⊿゚)ξ 「……何ですか? これ」
( #・∀・) 「ツンさん! この糞亀が洒落になんねーミスしやがったんですよ!!」
( ;ω;) 「ずいっ……ずひっばぜん……」
登場するや否や先日の学生がこちらを振り向き、内藤さんを指差し大声を上げる。よくよく見れば内藤さんはぐしゃぐしゃに泣いている。
もうこの頃には内藤さんのあだ名が"亀"になっていて、本人もそれを受け入れているようだった。
由来を知っているかは、定かでないが。
12
:
亀
:2011/09/28(水) 04:53:11
ξ゚⊿゚)ξ 「はいはい、落ち着いて。何があったかくらい教えてください」
(,,゚Д゚) 「おう、コイツがな、ショボン様からの予約を電話で受けたんだが、それをチェックし忘れやがったんだ」
ξ゚⊿゚)ξ 「……あのお得意様の?」
(,,゚Д゚) 「それだ、今から五分程度で到着するだろうな。しかもこんな時に限って、二十人程の大宴会だ」
料理長の言葉に、絶句した。それが常連であると言うのも不味いが、何よりも残り時間とその人数が絶望的過ぎる。
頭がクラクラとし、思わず自身を現実から遠ざける為に一瞬だけ頭が真っ白になる。
が、直ぐに周りの責める声と内藤さんの泣きじゃくる音でハッとする。とにかく、今は乗り切るしかない。
ξ゚⊿゚)ξ 「幸い、今日はそんなに混んでいませんのでテーブルの確保は難しくありません。責めるのは後にしてください。
私と内藤さんがその用意をしますから、今日ホールに付いてる方の一人以外は厨房へ。
店長は休みですが料理長がいますので、全員指示に従って全力で料理宴会の準備に取り掛かってください」
( ;・∀・) 「人が足りませんって! 今上がるヤツもいますし……」
ξ゚⊿゚)ξ 「だからってここにいても変わりません。私がホール兼ドリンカーで、上がりの方はすいません、少し残ってください。
メニューの内容等は料理長に任せます、少し変更してもこの場合は仕方ありません。
店長への報告も私がしますし、全て私の責任と言うことで話を付けますから、今は皆さん働いていただけませんか?」
13
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 07:55:35
ながらやるもんじゃねぇな
14
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 08:15:21
書きためでメモが溢れる事は無いけどね。
ちなみに、夜読んだらダメな話しっぽいね。gkbr
15
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 10:14:51
お題作品なら短編だろ
16
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 12:14:07
ジャンル的にながらだと狂気が削がれるな
17
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 17:54:51
>>11
で店長いんのに
>>12
では店長消えてるんだぜ、自分でもビックリだよ
何にせよ続き、店長→料理長に脳内補完してくれると勃起
>>14
最近書き溜めだとモチベーションが保てなくてなぁ……
18
:
カメール
:2011/09/28(水) 18:19:13
言い終えた私が頭を下げるとそれが合図となり、全員が一斉に動き出す。唯一、真ん中の男だけはおろおろと。
ざわつく空間の中、いつまでも頭を下げて突っ立ってる訳にもいかない。直ぐ様今空いているテーブルの確認を始める。
不幸中の幸いか、詰めれば何とか二十人は入りそうな小上がりが空いていたので、直ぐ様内藤さんを引き連れてそこへ向かった。
ξ゚⊿゚)ξ 「私がテーブルを拭きますので、そちらに八名分、対面に八名分、両サイドに二名分ずつ箸をセットしてください」
( ;^ω^) 「おっ、おぉ……?」
ξ゚⊿゚)ξ 「あたふたしている余裕はありません。皆が貴方のミスから必死に、何とかしようとしているんですよ?」
少しキツい言い方だっただろうか。確認するのが怖くなった私は、顔が見えないようにテーブルのみに集中してダスターを滑らす。
それに続いて箸の置く音が聞こえてくる。さらっと全体を拭いてから、皿、刺チョコ、おしぼり等々と順に置いていく。
テーブルのセットは、大丈夫。時間がない中でここまで出来れば、少しは時間が稼げる筈だ。
そのままそそくさと小上がりを後にして、厨房に戻ればお通し、一品目と用意が終わっている。
内藤さんをホールへ待機させ、一人になった私はキンキンに冷えたビアジョッキを人数分取り出す。
泡を立てぬよう一つ一つに黄金色の液体を注ぎ込み、もう一度冷蔵庫へ入れた時点でホールから大きな声が響いた。
何とかなった、ここまで出来れば後はその場その場でこなしていける筈だ。
胸を撫で下ろして一息吐くと、そのままホールへと足を向けた。
19
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 21:06:50
脳内修正は標準装備。
ながらで細かい事気にしたら負け、後で添削作品出してもいいとおもう。
20
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 21:12:30
ある程度読める作品なら修正版を創作に投下するのもいいかもな
完結出来たらの話しだけどな
21
:
名無しさん
:2011/09/28(水) 23:59:58
>>20
なるほどな、それ位の考え方のほうが楽に書けるな
22
:
名無しさん
:2011/09/29(木) 05:35:15
>>20
あぁ、ゴメン。総合のお題遊び程度の気持ちでやり始めたから、そんな大それた物にはならないんだ……
何かジャンルとかももらった方がいいんかね、結局自分の書きやすいようにやると幅も広がらんだろうし
23
:
名無しさん
:2011/09/29(木) 07:08:29
ジャンル決めたら読む側つまらん
24
:
名無しさん
:2011/09/29(木) 09:21:55
内容によってはオチが弱くなるな
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板