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【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです29【R-18】

1無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/13(月) 20:01:35 ID:fYUswncc0
     ;:;:;                                 ど
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     ;:;:.           . I ─  ─ .ヾト、       る   だ
     :;:;:;.             ハ (●) (●)  !.::\.      く.  お
     ;:;:;:           /.:.ヽ (_人_)  yイ.::.:::ヽ     .な
     ;:;:.         ノ.:!:.:.:.:`7ゞ-<.:〉.:.:. ::i:.:::}   ろ つ
     从 __  _,,,/.:.:/:.:.:.:.:.:| }-{/i.:/.:.:.:. ::|.:/     う .た
      从从魔力}と_」.:/!.:.:.:.:.:.:.!  ̄ リ.:.:.:.:.::り.    ?
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         ソ´・ ̄ス_      お  暗 :::::::::::::::::::::
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      /l_"/( ヽ}: : : : .]   い わ   :::::::::::::::::::::::::
      `ー――` \ : : : イ  わ か :::::::::::::::::::::::::::::::::
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・このスレは【魔法有り】のファンタジー世界に生きる【科学者、やる夫】が王様の無茶な注文に必死に応えるスレです。
・参加して頂ける方は【王様の無茶振り】を満たす【科学技術】のアイデアを提供してやる夫君を助けてあげてください


ウィキ: ttp://www61.atwiki.jp/muchaking/

過去スレ
【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです【技術開発】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1391541053/

【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです28【R-18】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14796/1553008745/

1279名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 04:25:39 ID:WI7ltZQg0
乙でしたー
個人的にヒーラー学科が好き(MMOプレイヤー感

1280無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 19:10:21 ID:1R76.GjI0
自分用メモ:鶴翼

1281無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 19:20:15 ID:1R76.GjI0
【学部編成】
偵察学部:偵察機学科・斥候学科・占術学科・幻術学科・使い魔学科
陣地防御学部:ドラグーン学科・タンク学科・結界学科
機動学部:ロボット学科・戦士学科・ベルカ学科・アサシン学科・魅了学科
砲兵学部:砲兵学科・ミッド学科・呪術学科・心術学科
指揮兵站学部:母艦学科・ヒーラー学科・クリエイター学科・サモナー学科・テイマー学科・アイドル学科・コマンダー学科・バッファー学科"

微修正

1282名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 19:34:46 ID:WI7ltZQg0
無茶王様こんばんはー

1283無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 19:36:17 ID:1R76.GjI0
こんばんはー

1284無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:17:30 ID:1R76.GjI0
>・戦略調整センター(史実、世界樹の迷宮、四度目、Re:Monster、Mtg、幼女戦記、シド星、スパロボ、スタンド、悪魔の実、星辰光、念能力、邯鄲法、円環少女、禁書、リリカルなのは、FGO、ナルト、ネギま、白、青、赤、黒、緑)

1285名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 22:24:07 ID:WI7ltZQg0
お、やりますか?

1286無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:24:17 ID:1R76.GjI0
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Re:Monsterは魔物転生であるところや、人間も容赦なく罠に嵌めて食ったりするなど

若干変則的な所もあるが、基本的にはなろう的冒険譚である。

異世界に転生し、未知の敵や財宝を求めて前人未到の地を冒険する。

そんな話だ。

未読の人に紹介するなら、ヴァンダルーさんにやや近い雰囲気であろうか?

故に、その戦いはダンジョン攻略等、個人戦・少人数戦がメインであり、大規模な「戦争」は少ない。

だが、皆無でもない。

そしてその中ではオバ朗さんの戦術が光っている!

今日はその辺をちょっと紹介したいと思う。

1287無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:24:29 ID:1R76.GjI0
>>1285
はい

1288無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:31:56 ID:1R76.GjI0

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オバ朗さんが経験した「戦争」は以下の三つである。

・クーデルン大森林防衛戦

・シュテルンベルト王国内乱

・飽く無き暴食討伐戦

1289無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:38:18 ID:1R76.GjI0

ヘ.   \/               > .,
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クーデルン大森林はオバ朗さんが(ゴブリンとして)生まれた森で

世間的には所謂「エルフの森」として知られている。

クーデルン大森林はエルフ系の神の聖地であり、

またその神の祝福を受けた結構強力なエルフ共同体が存在しているからだ。

だが、そのエルフの聖地に人間が侵略を開始したのであった!

1290無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 22:41:25 ID:1R76.GjI0
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エルフと人間の戦争である以上、

野生ゴブリンポジションのオバ朗さんとしては本来関係の無い喧嘩である。

ただまあ、人間がクーデルン大森林を占領した場合、

野生ゴブリンポジションのオバ朗さんたちの未来はあまり明るくは無いだろう。

その気になれば逃げることもできるかもしれないが、故郷を好き好んで捨てたくは無い。

そして手元には十分な戦力があるならば、さて、どうする?

1291名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 22:44:19 ID:WI7ltZQg0
まあ、エルフに加勢しますね
エルフとの関係が悪いなら人間の邪魔をする程度かもしれませんが

1292無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:00:19 ID:1R76.GjI0
>>1291
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然り!

・・・いやまあ実は、エルフの使者が(独断で)喧嘩を売ってきたりしたんで

エルフとの関係は悪化しかけたのだが、

その辺はエルフの長とオバ朗さんが(裏での衝突に気付きつつも)双方見て見ぬフリをしたのでうまいこと友好関係を樹立できた。

ならば後は共闘だろう!

1293無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:06:15 ID:1R76.GjI0
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           |      / ̄           /'\      \
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           |       |__/         |      \      \

共闘(より正確には傭兵契約)を結ぶにあたり、

オバ朗さんは自由行動を要求した。

エルフと一緒に防御陣地に篭って防衛戦、と言うのでは主導権が死ぬだろう?

ヴァンダルーさんと同じく、オバ朗さんも主導権厨の攻撃戦主義・機動戦主義のようである。

そしてスライム分体を偵察に出し、

発見した人間軍の野営地を、少数精鋭の機動部隊で奇襲したのである!

1294名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 23:06:55 ID:WI7ltZQg0
ヒット・アンド・ウェイってやつですね!

1295無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:13:41 ID:1R76.GjI0

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      |     /   /  ̄ | { // >'´       ___二ニ=-、
      |     /  /    | {{ {/             `ヽ
      |   :/ /      ヽ ヽ                  \___   ______
      |   |/     ト、___〉      ,. -‐     ヽ    \`ー<´ ̄ ̄
      |   |      \_     ://        | :iヽ \ \ヽ< ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
      |   |        ///  //// /! /!  | :| :!  :!  | / |
      |   |     // /  ////≧=-< j/ | /j∧-ト  ト、 j/ /-- 、
.\    \  :!\__/   7 / j/|/jィ爪_刈   | /,ィ芹ミV :! j/ /    }:.:.}` 、
\ \    \:!     >―| :∧   {  弋zツ   j/ 以刈 ∧  /-‐へ/:.:./  \
   ̄\    \_  _/__ヽ! | ヽ\\       ,  `∧/  :V     `ー- 、   } }ヽ
     \     / ___\\|\!ヽ>   -‐_-   人   } }ヽ        <ノくノヽ
       \_/ ̄/    ヽ \Yヽ:.:.:.`   .  _,. イ V:! /j/          ヽ:::::r、∧
           /  ___/^ヽ \乂ノ==只≦´ | |   j/   /》          \〉 》〉
          _\ ̄ ヽ_{  V\〉::〉ヽ\ヽ/V 〈,.イ     / 《___       `
          ( \ ̄ /::::∧ _V〈/ 〈〈_ \/_〉/ノ    ///      ヽヽ
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            \ノ:::>‐┘::::::V}  :/ :/_}}-く   /∠   二二二二二二」
              _|〉:::::::::::::::_,.::::::V :/ :/{ ̄ }}/ //´   /\
          _,. -‐:::::::::::::::::/,.-:::::>'ー/=ミ=ミ、/∠_ _/ \  \-  __
     (_ ̄    )::{:::::::::/:::/::::::::::::::::::::|:.:.:.:}} o \  「       !   !      ̄ ̄ヽ
        ̄ ̄ ̄〉_::::::/:::::{:::::::::::::::::::::∧/ 〉、o }}、 !       !   !          |
          / 〉^ヽ::::::::ヽ::::::::::::/___/ヽ\/ヽV      |   |     _,. -ノ

勿論、人間側も全く考えなしに無防備に侵攻していたわけではない。

何しろ、オバ朗さんやエルフのことを除いて考えても、

クーデルン大森林はモンスターの巣窟なのだ!

人間からすればダンジョンと大差ない。

ならば安心して休める安全地帯の確保は急務だろう?

具体的には野営地には精鋭兵を十分な数配置していたし、

強力な結界師によりモンスターの接近を防ぐファーマー結界のようなものも張り巡らせていた。

1296無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:13:52 ID:1R76.GjI0
>>1294
『だね!』

1297無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:19:21 ID:1R76.GjI0


                              ☆
               ☆    r‐┐  ☆   ゚*。     /)
              ,+’    ☆ i  i   х    )ヽ //)
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  r‐┐    .。o☆o。.。o+*'´     i  i    /__彡   _彡 ア´_ `'v‐、)
  ii  i ν゚      %      i  i   ィ斤ア´   __彡'   {t汀 灯」      ___
  ii iiψ'        ゚。     : :ィ斤z/  __彡i´    7i⌒}‐v‐ァ     i  i
  |i i|∬           ∬ニユユユ|  |‐≪く____rへ,i  r勺=ニィ‐-‐' しヘ,______i  i
  ii iiⅦ           ¨ー==中 !ィ=vア‐‐七ヲ!  レ'‐‐‐》ァ==ァ=ァ‐‐‐‐┴===ミ>
  ii  i %       。゚       : :=ミ_》  \ i  i     ヲ冖i‐〈      i  i
  `¨´   ‘'+o☆o*'’゚'*o。.     i  i     \  \´   //⌒´ i 入      i  i     /)
            ゚'*o。.     ゚'*。   i  i       )ヘ  ミ、//    ト、 \     `¨´    /_彡
              ゚'*。   (\i  i       )ヘ)ー'′    トミk  \        / _彡
                   ☆  (\\」         厶  `ヽ、_,,/トミトk_,.ィヘ〉    / _彡
                   \  \       ム/=ァ=ァ=ァ=ァ'=匕|/\`く    _/ __彡__
                       ー=ミ   \       / />'ヽ'ヽ'′__,,,...  -‐=ニ二  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                         ミ  \-‐ニ二¨  ̄ ̄

だがオバ朗さんの方が上手だった!

Q1:敵の防御陣地が硬くて攻略できません!どうすれば良いですか?

A1:三兵戦術に従い、砲撃で防御陣地を吹き飛ばしてから突撃しろ!

A2:トークンを展開して包囲殲滅しろ!

強固だったはずの結界は、さらに強力なオバ朗さんの砲撃魔法でぶち抜かれ

さらに地形操作能力で周囲の地面は人間軍の逃げ道を塞ぐ土壁となった。

土壁に囲まれて閉じ込められ、回避も退却もできなくなった人間軍に

さらに追い討ちの砲撃魔法の嵐が襲い掛かり、

弱った敵兵にアンデッドトークンが突撃してトドメを刺していく!

曰く、ここまで十数秒ほどで雑兵はほぼ壊滅だそうである。

1298無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:24:13 ID:1R76.GjI0

                                       ___ _
                        ,. -‐=、=ー- 、      ,. -‐ァ ´,. -― 、  `トj`ヽ
                  /  =-、\ ヽ、\    { ({(___レ=、ノ  ノ'′/
                  ,./  ____\ヽ. l!\ヽ,、_>‐'ノ   /  /  /
                / {    ̄_.彡'/ ̄l! |ト/o \三´― ´  ,.. -<__
                ,.イ {丁  ̄  ,ィ:i丁ヽ || / ,.-‐ 、ヘーz. ---<r‐/´ ̄ `
               /イ| { N「≧、`´ ヒ'リ ノ / /lノjリー,}ィ´ ̄/ `>、 `>ヘ、__
             / /,iハ.トヽ|{以ノ,  _ / o { |ノ //   / /  |_/   \--
               / イ 廴.ハV`}  `/,ィー\`ヽ、/`ー/ /  /  /  //  / \. \
             廴ー///`人  `Y ,ィ_ノ^} // \{ o | o / o /  //  /
       ,∠ ̄l\r‐ ´,ノ/,イ{ |__\ ヾ-‐ ´イ/  |{/´_ ̄`丶、|__/ /
      / {__ノ-.、┴ 、/ /∧.「 7ヽ. >、≦ノ/,l i |! V {r‐ミ 、 ヽ/ /
       \/廴ノ三二ZヽO」.}! {__rくくヽヽ―| l| l Ⅵ ヽ〉、__j.}/ /
   ノ「{、 { |_/ /〉ァ┬ァz十v、|,l.|=、[`lzく_\.l_l|_ト_i_〉__/_/_/_/_______
 lニ><__「lTTTTTT「`}]__]_]_]_]|亞ニニニ> ̄ ̄ ̄ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  `l」」´ ̄ヽ「l弐了フ/7777|Y|=´  ̄ ̄ヽ ̄〉、 ̄/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        Ⅵヽ`竺竺ブフ´ }! {          ̄ `ー\ \
           ` ――― '′ ノ__ゝ              \ \

・・・それでも精鋭はしぶとく生き残って反撃に転じ、アンデッドトークンを返り討ちにしていたりするので

この世界の人間も中々恐ろしいものだが・・・

まあ戦術が通用しない化物には、こちらも化物をぶつけるまでのこと。

冒険者めいた実力を誇るオバ朗さんと腹心たちの手で

精鋭部隊も撃破され、囚われの身となった。

とりわけ恐るべきは、「魅了の魔眼」で敵を支配し同士討ちをさせたことか。

敵にテイマーが居ると戦術どころじゃないからな!

1299名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 23:24:42 ID:WI7ltZQg0
ごめんなさい眠すぎるので寝ます

1300無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:28:28 ID:1R76.GjI0

                     / ̄ ̄ ̄\
                    /        \
                     /
                      |             |
                  __ | \   /     |__/|
                   \ |___}  {___/  |___  |
                     `l[_{*>  <*}_]   |_l/ /
                   |  ̄|   / ̄  /j_/
                  \ \__/__,,  /' ̄ ̄\
                     _| |∨∨∨∨l|  /      \
                   /  | \∧∧∧l//        |
              /    \  ̄ ̄ /         |
.             /       \_/       /   |
.               /      \         /   /|
              /          ̄ ̄   ̄ ̄     /  \
.             /                        /    ̄\
           |      / ̄           /'\      \
           |       |            ___,/   \      \
           |       |__/         |      \      \

さて、魅了の魔眼ほどの即効性はないが、オバ朗さんもちょっとしたテイマーである。

スライム分体を対象者に寄生させ、さらに奴隷の首輪系のスキルを発動することで、

相手に絶対服従を強いることができるのだ。

そして目の前には捕虜が居る。人間軍の中でも精鋭で、作戦情報をそこそこ知っているお偉いさんが。

・・・こいつをどう思う?

1301無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:28:45 ID:1R76.GjI0
>>1299
お休み!

1302無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:39:50 ID:1R76.GjI0
                   _,,,,,,,__
                ,,-'''”,-'''”   ゛'''-,,,
               /      ヽ  i  ヽ、
              / /    "'''-,,_ ヽi   .i
             i ,i ,,_      ヽ   i  i. i
              ,i i'''-ニ‐-,,_     \ i  i i,
            /i i  "'''-二ニ;;;,,___. i  ii i
           / ハi-,,.,_      _,,-┬、i  ノ'i i
      _,,,--‐'''"ン ノ 'i (.i"ヽ  彳.i ''. i i _ム__i i
    ,-'" _,,-'" / ,i ハ ヽヾ,ン    `~´ツ | r<___|ヽヽ
  /_,,-'"  // //// ‘i,"  ・    / .i レ--ニ''ミ≧
  i /   // //// ,,-->;;,,,___-_,r;;=ラ八__”''-”;;,,__)
  i i   / //  ル // ( )  ハヾニiニ|.|.iシノ  ( ”''-,,_(

当然、情報を引き出すよなあ?

純粋な戦術というよりは諜報の部類になるが、

勿論敵の情報を知れるに越したことは無い。



しかもありがたいことに、人間軍は戦力を分散しての侵攻を計画していた!


人間軍→ -----狭い林道------エルフ本拠地-----狭い林道------ ←人間軍
                       |
                       |
                      狭い林道
                       |

                       ↑
                     人間軍

クーデルン大森林の林道が狭かったので、

全軍を一箇所に固めて行軍・補給することができず、

分散して複数の林道を利用せざるを得なかったのである。

外線戦術、とでも言えば格好は付くかもしれないし、また林道が狭い以上選択の余地は無かったが・・・

勿論戦力分散は戦術上の愚策である。

特に相手がヴァンダルーさんやオバ朗さんのような主導権厨の場合は!

機動戦で各個撃破してくれと言っているようなものである。

1303名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 23:43:15 ID:zf9OTgf.0
人間の目的が征服か殲滅かにもよるかなぁこの場合

1304無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:49:17 ID:1R76.GjI0
人間軍→ -防御陣地-狭い林道---エルフ本拠地-----狭い林道--防御陣地-- ←人間軍
                       |
                     防御陣地
                       |
                      狭い林道
                       |

                       ↑
                     人間軍

しかもこの場合、オバ朗さんは機動戦に陣地防御を組み合わせることすらできた!

何しろ、人間軍の進軍ルートは既に判明している。

たとえ情報漏洩に気付いたとしても、狭い林道を通るしかないのだから予定変更も無い。

ならば人間の進軍ルート上に隠密防御陣地を建設しておき、

人間を待ち伏せすることもできるのだ!

「待ち伏せ」なので、奇襲し主導権を握ることができるにも関わらず、

同時に防御陣地を利用することもできる!

中々無いレアケースの好機ではあるが、決まれば強力である!

あるいは進軍ルートが「狭い林道」しかないクーデルン大森林自体が

巨大な天然の縦深防御陣地であった、と言うべきだろうか?

狭い通路で敵の機動をコントロールする、と言うのは地味だが割りと重要である。

1305無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/29(水) 23:51:53 ID:1R76.GjI0
>>1303

           〃   ___
           /! . <::::::::::::::::>  .   _
         zミイ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄∠
        ア:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ\
        /::::::::::/:::::::::::::::ハ::::::::::ヾ::::::::::::::::::\
       .}:::::::::::{::::::}:::!::::::::::}:::::::::::ハ:::::::::::::|、::::}
       :|::::::::::::::::::|:_|_!::::::::::::::X丁:ト、::::::::::! }:/
        V:::::::::ィ:T:::| ヘ:::::::::ハヾ:::|イ!:::::::::}/'
        人::ハ:::::::|ヽ|  \X! xzzミイ::ハ{乂
         八 }ヘ::Kヱコ”  ヽ‘¨’ /!'
        r--くゝ.こ ,,,     !   ハァ
        て  へ:》\;;.  __ ィ  / }そ
         そ、 > _>  `´/>じ  》
        人::::::\ ^〜ー-こ レイ  /!
    _. <:::::::::::::::::::> .  ゞz,リ r-イ::::> 、
   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`!  }} /::::::::::::::::::::::::ヽ
    {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   }} /::::::::::::::::::::::::::ハ
   ',:::::::::::::::::::::::}ィ:::::::::::::::::::::>-イ:::::::::::::::::::::::::::::::::{
    }::::::::::::::::::::イ:::::::::::::r-ド<!:::O::::::::::::::::::::::::::::/::::|
   〈::::::::::::::::::::::{/:::::/  そ 楚 ̄i^!::::::::::::::::::::/::::::{
   イ::::::::::::::::::::::r=イ   }} イ》 }} |::::::::::::::::::/::::::〈
    |::::::::::::::::rイ{ 〈    }} rM }} |⊇:::::::{/:::::::::〈
    }:::::::__::::/:::::| '.    .}}    }} .|ア:::::::{:8::::::::::|
   rイ:::::::::::O:::::そ >==||     }:::::::::::「:::::::::::〈
   /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ/:::::::::}}  Π  }:::::::::::h::::::::::::ハ
  そ::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ=イ;〈}  .リ   |::::::::::八:::::::::::∧
  人::::::::::::::::::::::/^}:::::::::::::└----r-く::::::::::::厂:::::::/:ハ
   ヽ:::::::><   ‘1::::::::::::::::::::::::::`¨´::::::::::::ヽ:::::::::::::::::'.

『そうだね!』

『人間軍の戦略目標が何か、どこまでやる気かも問題だ』

『そしてこれについてはオバ朗さん側にも人間側にも戦略上の瑕疵があった』

『つまり、オバ朗さんは人間軍の戦略目標を理解しないまま戦争に参加していて』

『人間側は戦略目標を共有できていなかったんだ!』

『・・・双方ひどくない?』

1306名無し-Red-市民-2:2019/05/29(水) 23:53:49 ID:zf9OTgf.0
う わ ぁ (殲滅目的なら大勢が一度に逃げれる道を潰せる分無しではないぐらいの意味だった)

1307無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:00:19 ID:45nO3yqM0
                                       ___ _
                        ,. -‐=、=ー- 、      ,. -‐ァ ´,. -― 、  `トj`ヽ
                  /  =-、\ ヽ、\    { ({(___レ=、ノ  ノ'′/
                  ,./  ____\ヽ. l!\ヽ,、_>‐'ノ   /  /  /
                / {    ̄_.彡'/ ̄l! |ト/o \三´― ´  ,.. -<__
                ,.イ {丁  ̄  ,ィ:i丁ヽ || / ,.-‐ 、ヘーz. ---<r‐/´ ̄ `
               /イ| { N「≧、`´ ヒ'リ ノ / /lノjリー,}ィ´ ̄/ `>、 `>ヘ、__
             / /,iハ.トヽ|{以ノ,  _ / o { |ノ //   / /  |_/   \--
               / イ 廴.ハV`}  `/,ィー\`ヽ、/`ー/ /  /  /  //  / \. \
             廴ー///`人  `Y ,ィ_ノ^} // \{ o | o / o /  //  /
       ,∠ ̄l\r‐ ´,ノ/,イ{ |__\ ヾ-‐ ´イ/  |{/´_ ̄`丶、|__/ /
      / {__ノ-.、┴ 、/ /∧.「 7ヽ. >、≦ノ/,l i |! V {r‐ミ 、 ヽ/ /
       \/廴ノ三二ZヽO」.}! {__rくくヽヽ―| l| l Ⅵ ヽ〉、__j.}/ /
   ノ「{、 { |_/ /〉ァ┬ァz十v、|,l.|=、[`lzく_\.l_l|_ト_i_〉__/_/_/_/_______
 lニ><__「lTTTTTT「`}]__]_]_]_]|亞ニニニ> ̄ ̄ ̄ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  `l」」´ ̄ヽ「l弐了フ/7777|Y|=´  ̄ ̄ヽ ̄〉、 ̄/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        Ⅵヽ`竺竺ブフ´ }! {          ̄ `ー\ \
           ` ――― '′ ノ__ゝ              \ \

そしてオバ朗さんは戦って捕虜を取って情報を引っ張り出してから、

ようやっとこの辺で人間軍の戦略目標を知る。

まず、ことのきっかけ、そもそもの戦略目標としては、

「死病に冒されたシュテルンベルト王国第一王女の命を救いたい」であった。

一個人の命と侮るなかれ。彼女の命を救わんと必死に動いた王家をただの身内贔屓と思うなかれ。

単なる王族であればまだしも、友好国であるキーリカ帝国皇太子(次期皇帝)との政略結婚が決まっていた王女だ。

王女と皇太子は仲睦まじかったこともあって、

王女個人の死が真面目に外交戦略に悪影響を与えるのである!

逆に王女の命を救えれば、王国と帝国の同盟関係はより強固なものとなり、双方の外交戦略に大きな利益を齎すだろう。

・・・そのためならば、少々の戦争をしても構わないほどに。

王女の命を救える薬はエルフたちにしか作れず、

かつエルフは人間に薬を渡すことを嫌がったため、

力づくで薬を奪い取るために、王国と帝国の連合軍がエルフに宣戦布告となった・・・

・・・のが当初の戦略目標であった。

1308名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 00:05:51 ID:RkSpylzc0
まともそうなのに最後の行に不安しか感じないw

1309無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:08:02 ID:45nO3yqM0
                            _  -   _
                     . ´        `  .
                  . ´                  \
               /                    \
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      ー=二´ '//     i V .ヽ   ‘,  \        /   / \
           / /     l V l ` .。+・ \ 、 \ ヽ   ./   ./    `  ─  ´
        /  ./     ゚'*※+・'‘´ \   \ヽ 二=-   l,'  . '
.        /   / .|    .|   `\    ` _¨... ‐  |  ヽ  i´//   ‘,
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            i /  .//{ヽ - ´ /: :. :l´         .: : : : : : : : : : : : : : : : : :
            | l  /./ l: :.{     l': :. :/          l: : : : : : : : : : : : : : : : : :
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              |        |: :. :. :. :. :|: :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :` ‐ '

薬を力づくで奪い取れるなら

(勿論その際犠牲は生じるだろうが、王女の命、ひいては外交関係を保つためには必要なコストと両国受け入れていた)

薬以外の物だって力づくで奪い取れるだろう?

まずエルフの奴隷。

エルフは優秀で美しい種族であり、戦争奴隷としても性奴隷としても非常に便利である。

(何と言ってもオバ朗さんも襲い掛かって来たエルフを返り討ちにして奴隷化してその辺で役に立ってもらってるしな!)

また、エルフにしか作れない秘薬やミスラルの技術も入手できる。

そして「クーデルン大森林」という土地自体も有用だ。

森は人間から見れば希少素材の宝庫であり、

また交通の要所でもあるので他国との戦争時に押さえておくと何かと便利である。



となると、まあ薬以外にもエルフ奴隷やエルフ技術やクーデルン大森林を手に入れることが戦略目標に摩り替わっていくよなあ?

しかも全軍挙げて侵略戦争で目標共有できるならそれも良いのだが、

人によって「王女の命を救いたい」と純粋に思っている者も居れば、

エルフ奴隷で取らぬ狸の皮算用しているものもありで、

「どこまでやれば戦略目標を果たしたと言えるのか?」が曖昧なまま戦争を始めてしまったのだ!

1310名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 00:11:03 ID:RkSpylzc0
シド星でやるとグダグダになって最終的に大赤字になる奴だ

1311無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:11:28 ID:45nO3yqM0
>>1306
『エルフやオバ朗さんは林道以外でも素早く動けるからあんまり意味無いかな?>包囲殲滅目的』

1312無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:16:47 ID:45nO3yqM0
>>1310
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  そ::::::::::::::::::::::::::::::::::ミ=イ;〈}  .リ   |::::::::::八:::::::::::∧
  人::::::::::::::::::::::/^}:::::::::::::└----r-く::::::::::::厂:::::::/:ハ
   ヽ:::::::><   ‘1::::::::::::::::::::::::::`¨´::::::::::::ヽ:::::::::::::::::'.

『そうだね!』

『オバ朗さんが真に優秀だったのは』

『戦術的な勝利を重ねただけでなく』

『この泥沼の双方大赤字になりそうな戦場で、外交戦略的に勝利した』

『つまり外交的な落し所をなんとか作って戦争を終わらせたところかな?』


『この状況下で、王国・帝国がギリギリ引けるラインって何だと思う?』

『勝ちすぎたらダメだ。勝てるならそりゃエルフから何もかも奪おうとする』

『といって負けすぎてもダメだ。逆恨みだが、味方の敵討ちで引けなくなる』

『最低限の戦略目標は果たした。これ以上は赤字だから戦争は手打ちにしたい。そう思えるようなラインに持ってく必要がある』

『それは何だと思う?』

『オバ朗さんはそれをやった』

1313名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 00:20:24 ID:cP.u1WD.0
軍隊をボコボコにしたうえで、エルフののみ薬を手に入れて王国に売ったとか?

1314名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 00:21:51 ID:RkSpylzc0
エルフは薬を出して人間は軍を引くかな?

1315無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:26:31 ID:45nO3yqM0
>>1313
>>1314
                       -=ーミ、
                       ___\::ヽ-==ミ、
                    .   ´:::::::::::::::::::::::::`丶
             .   '´,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
         ,  ´::::::::::〃::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、::::::::,
        / ィ::::::::::::|i::::::::::::::i::::::::::i::::::::: i:l:|::::::::i
      /'´  / ::::::::: 八::::::::::::|、::::::|::::::::::川::i: 八
         /::::::::::::::-‐ミ、::::::i >-|― i::: |:!:ト、ト\
          /::::::∧:i:::::::::|. \::::'.   .|∧{リィ从| i、
        .i∧: i }|ヽ::::::x=ミ\', xォzミx   .ィi ヽ.
        .| '.::| 从 }イ〝 ゞ' ,   ‘¨¨’ 厂Vム. i
.        | '.| `\!人ム `____,   '   V ∧
            \    ノ> .`¨´ イ   ./ /ニ.\
                 /_八V.]丁i  ,, '  ∠二二. \
               ./二二ム.寸 .レ'´  x<.二二二二 \
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               寸二二 心}}ノ二二二二二≠二二7
                }二マ二二O 二二二二Ζ二二 7
                 寸.ハ二二二二二二 Z二二二.]
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              ∠二爪二二二二二≠二/!二二,オ
            x< 二 fヘ二二二二二二二.〈. V 二 .ム
         r<二二. <!二二O二二二二二,入 V 二 .ム、
.       .  ┴ 、.寸「二二 、 二二二二二二二 ∧ V二二ハ
        /  /  .} H二二二 O 二二二二二二∧ V二二. >、
      .〈/,    人_.H二二二入 二二二二二二二 〉 V二二二>、
.     // / /./   ∧二二Ζ二寸二二二二二 .ア  V二>-t-:ミ,
.      〈/ / //   ,ハ∧二Z二二 寸二二二>'ア    V.7   ¨='ミ、
.      L/_/イ   .'二二マ二二二!二寸><二.′    V:ハ   i  、 ヽ
              ,'二二二二二ア゙V 二二二二'      └ ヘ ノ    廴〉
             .'二二二二.ア   i二二二二.′       ' 、   .i
            .'二二二 ア     .| .二二二7           '. '. ' i.|
           .'二二二7       |二二二 .′            ', '. ' l. |
         ノ二二二7        .|二二二 i              '._l_l l |
        _」 二二二|      八二二 {             `^’
        }二二二二ノ      .'二二二 ハ
         /二二二 ア         V二二二.7
.       /二二二ア        ノ二二二 {
      __ノ二二二7        〈二二二二!
    ノ二二二二7          )二二二7

『正解だ!』

1316無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:28:46 ID:45nO3yqM0

ヘ.   \/               > .,
.∧   \                  > .,_
 ∧    \                    ヾ`
  ,∧       ∨,.             ,ィ   ヽ
/   \   У   .,____,,.. ,, イ メ∠l |  i  ‘,
      \ /    ,.イ  ー''" -≠‐- ,リ゚{} /! ハ  }
       Y    /| |        、   /'゙/l/// ! /
,/      {   / .| |       \,/ / '/'゙  j/
,       ∧  i  ヽ!          ` !
      / ∧ |             \             ,.
    / ,/ ヽ、              r-'           //
   /  /     ヽ         /`ー'      r 、   //
     / >..,     \    _!           | ! /,/
`ヽ < .: .: .: .: .:>., /  ` ー '´             } |,/ /, ‐、
'/\\ .: .: .: .: .: .: .: ヾ ヽ--- 、            / /  '゙  ,/`y‐、
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'///////\\_ {{ノイ/\\/////`‘,      |         /
'/////////\\_` ー ,∧、\\/////,', r─‐┴- .,,_   /
\/////////∧ ≧=- 、 |il⌒ヽ ∨///,l! ,!:: :: :: :: :: :: :: 〉/
  \////////∧∨/7r.、f>=∧∨///l ヽ:: :: :: :: :: ::./::`ヽ
   \///////∧∨{{O ,,.. 彳!∧∨//l| ≠≡=- ::,;_':: ::/

エルフたちは掟によって「人間には」薬を渡せない決まりであった。

つまりモンスターに渡すのは問題無いし、

実際オバ朗さんには傭兵契約の報酬として薬を渡したりしている。

なら、オバ朗さんが自分の持ち物である薬を人間に渡しても問題はあるまい?

1317無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:32:56 ID:45nO3yqM0

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                    / ̄_ ___, ̄ ̄__ _ ̄ ̄\
                   /   /            \      \
                  /            ̄ ̄            \
.              /                             \
          /       |                  |\      \
         /      /|   ___/    \___  |  \      \

しかも、厳密に言えば、エルフから貰った秘薬を横流しした、と言うわけでもない。

オバ朗さんは吸喰能力持ちなので、

「エルフの秘薬」を食べてその能力をコピーすることも可能なのだ!

具体的にはオバ朗さんの血がエルフの秘薬になった。

オバ朗さんの血を人間に渡したところで、

それはエルフの掟に反するものでは一切ないだろう?

そして王国・帝国は秘薬を得て王女を救える以上、最低限の戦略目標は果たせる。

これならオバ朗さんが仲介者となって、うまく双方外交的な落し所を得られるわけだ。


なお、オバ朗さんの血は秘薬であると同時にスライム分体でもあるものとする。

1318名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 00:34:52 ID:RkSpylzc0
絵に描いたような仲介交渉だ
そして仲介する手数料もちゃっかり徴収するかw

1319無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:46:39 ID:45nO3yqM0

、、、、、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\;;;;;∩∩;;;;;;;;、、/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、│(´ー` );;;;;;;;;< 二人を援護しろッ!
、、、、─、、、─、、、、、─、、Σ===∈○三⊂);;;;;;;;;;;;\___________
、タタタタタタタタッ、、、、、、、、、、、、、\;;;;∧∧;;;;;;;;;;;、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、|(゚ω゚=);;;;;;;;;;、、∧_∧、、、、、、、
、─、、、、、─、、、、、、─、、、、、Σ===∈○三⊂);;;;;;;;;;;;;(´∀` ) 、、、、、、
、、─、、、、、、、、、─、─、、、、─、、、─、、\;Σ===∈○三⊂);;;;;;;;;;;;;;、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 ̄ ̄ ̄ ̄\|  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
、、、、、、、、、、、、、、、、‘ ・. ’”  、、、、、、、、、、、、、、\__);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
、、、、、、、、、、、、”  ;   ’、 ’、′‘ 、、、、、、、、、、、、、 ̄ ̄ ̄\
、、、、、、、、、、、、、、从 ( 人. ’、)从 ・. 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、人  ( ζ Σ⌒ ⌒ へ、、、、、、ドガーーーン、、、、、、、、
、、、、、、、、へ从从へ从 ′‘ ・.   | へ从从へ、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、从从へ从 ′‘ ・.   | 从从へ从 ′‘ ・.、、、、、、、、、、、、、、

とは言え、エルフの秘薬を与えただけでは戦争が止まるとは限らない。

研究員>>1313の言うとおり、「これ以上は赤字」と思わせるために、王国軍帝国軍にある程度の打撃は与える必要がある。

具体的にはこのような感じだ。

1:林道の傍に塹壕を堀り、塹壕に隠れて敵を待ち伏せ(この塹壕は敵の攻撃を防ぐだけでなく、敵の視線から身を隠す隠密も兼ねる)

2:目標の敵部隊が通りかかったら、まず木を切り倒して林道を塞ぎ、退路を断つ

3:エンチャントで強化した大岩を転がして敵兵を潰す

4:毒矢の連弩でさらに敵兵を削る

5:敵がこちらの大岩部隊や連弩部隊に突撃してきても、間に落とし穴が掘ってあり、しかも中にはゴブリンが入っていて落ちてきて負傷した敵兵にトドメを刺す。

遮蔽物と障害物で身を守り、遠隔攻撃で一方的に削る。

陣地防御の弱点である迂回や撤退に対しても、「狭い林道」という地形を利用し、さらに木を切り倒して林道を塞ぐことでクリア。

実に良い陣地防御だろう?

1320無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:47:28 ID:45nO3yqM0
>>1318
『見事だよねー』

『この辺の敵との外交交渉は、ヴァンダルーさんやライヒは微妙だから、オバ朗さんの手腕が余計に光るね!』

1321無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:53:48 ID:45nO3yqM0
     ∠  ̄ィヽ≧ イ_
   ..イ_ _{ヽ{ {ヽ イ_  7
 イ:.:.:.:.:.:.:ヽ ゝ  、,   7 \:.\
/:.:L_:.:.:.:.:.ム、へ,ハ ,  }_、 くヽ:.:.\       ,
> -―-三ヽ:.:|    _´i }彡L_「 |ヽ:.:.:{     / |
/ ゚ ̄ `ヾ、` ムヽ ≦tッ`l´,/ ,  { マム ≫ ''ィ ! |
{  '´`-、' ヾ{∧}_  ̄..、i/-'´  ,  ≫ '、彡 ''o!i ,,|
{ / ィ ̄ヽ´ヽリ∧‐- 、イ_,,,, z 三 /ヽ` ̄`i!i ∥|
\{i!   ,,zノ`丶ー}`ー-''\三彡>′ ノ`, -v{ !{l |
  `ヽi-ァィヲ ノ |ヽ    ヾヽ/ , --、¨{{ , ', Vi .|
  lニノ `ーへ _{ 〈\ー-、  ’,ヽ _{ ,  } { V !', V }.|
  _ フ''ヾ、`ヾ-、!  \、ヽ  }}  |{、 ヽ.{L 〉{、 }} |
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 八ヽ/ヽ / 〈〉  |∧.\__|ヾ、 | ヾ==ア_」//,|
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        `  .|  \  ̄ \   ∨ .}/  //|
           |   ヽ二   \  V L   ヽ/,|
           |   ///ノ     ̄`}/ ヽ //|
           | /////`ーイ __ _}_ ノ///|
           ヽ、/////////////////////
             ≫、//////////_ z = '',´
                ≫-='' ¨ ´\ ̄ 7
                        ヽ-'

だが、人間軍もさるもの。

岩や毒矢を生き延びた兵士たちは

味方の死体や手持ちの盾などを利用してテストゥド的な陣形を作って毒矢から身を守り、

また転がってくる岩を攻撃魔術で迎撃することで遠隔攻撃を防いだのだ!

現代軍風に言えば、戦車を即席の遮蔽物に戦っているようなもの、

冒険者風に言えば、タンクが頑張ってどうにかパーティを支えているようなものである。

1322無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 00:58:12 ID:45nO3yqM0


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【ミノ吉君 イメージAAヘラクレス】

まあ砲兵は必須だが、砲撃だけでは削りきれない、と言うのは三兵戦術の真理である。

敵を砲撃である程度弱らせた後は、機動部隊で突撃してトドメを刺すしかない。

だからオバ朗さんもそうした。

怪力と強力な装甲(マジックアイテムの盾)を持ったミノ吉君を先頭に

機動部隊を突撃させて食い破ったのである!

勿論、即席の防御陣地とも言えるテストゥドからは迎撃の攻撃魔術が飛んでくるが

ミノ吉君の重装甲は貫けない!

かくして、人間軍は善戦しつつもやはり死者と捕虜を量産する羽目になった。

1323無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:03:02 ID:45nO3yqM0
                  |\  .∧イ /|jしl  /|  ,ィ
            ___  | \/   `´   |/ ///
              `ヽ、`¨´              /しィ_
              <_                         /
         _。s≦゛                     ≧s。
         \                           <__
          _>     _。s=====s。__          _/
          ¬‐-ッ r-‐´    ,,s=sィ彡   ¨¬‐t    \
              /  {!     〃 歹ミx        j}:     \
           / ,ィ  {! rュ_  込s。_ノ     jI斗 j}   戈¬¨
            /// / {! | `><___>≦__ | j}__   }i
          __/イ: ,イ{i |:下ユェヾ、 '",ィエユ彡j} j} ム 圦:|彡′
        ≧s  ̄| ハ{ {i {!     ̄ ;}    ̄   j} j}'¨7 }i ヾ≧s。_
.      z-√ ̄  リ 刈 入/   '      \/  /_/入|     <
     _>        |圦  `Y        /  /_イ |           ミx
     \          |∧》,  |   ^ ^    |   / ∧|         て
     彡            リ人,_!  '¨こ ¬  |_才|人|             <_
     _>          |刈\  |!   / :|/                そ
    _)             / {≧s≧‐-‐≦-─¬}                 (
    _≧             ,炸三三三三三三三{!            ミx
    ミx              厶三三三三三三三三}                 ≦´
   _≧           ミ守三三三三三三三l7,イ               てs。
  ィ升>         ≧沁三三三三三三三三致,イ          ィ彡会ュ。_

さて、繰り返すがオバ朗さんはテイマーでもある。

有能な敵を捕虜にした場合、テイムして味方にする(か食って能力をコピーする)が、

テイムして使い続けるほどの価値も、食う価値すらない無能な捕虜はさてどうしようか?

なお、テイムされているので無能ではあっても絶対服従であり、

かつオバ朗さんは爆弾を作れるものとする。

また、オバ朗さんにテイムされているかどうか、人間からはわからないものとする。

1324無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:15:45 ID:45nO3yqM0
             、
           l ヽ
           | |
           | |                     ___
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           | |                |\|\   /  |/ 7
         __L |_                \[_*>  <*_]  |  /
           |__|               _\〈_/__   ,|/\___
.        {{ ><二> ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`´ ̄ ̄    |/∨∨\ |        \_
.          {{ >  |―――、_____,    l\∧∧//  /         \
         {{_>/               \  \ ̄ ̄/  /             \
           ̄                ∨    ̄ ̄       :| ̄ ̄ ̄\   \
                                 ∨            |       \
                                \__    _/ |             |
                                 \         :|         |  |
                                    ∨       /|         |  |





..           ''';;';';;'';;;,.,
             ''';;';'';';''';;'';;;,.,
              ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
             ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
          vymyvwymyvymyvy、
      ヽ(゚д゚)vヽ(゚д゚)yヽ(゚д゚)v(゚д゚)っ
 ⊂( ゚д゚ ) と( ゚д゚ ) 〃ミ ( ゚д゚ )っ ( ゚д゚ )つ
   ゝηミ ( ゚д゚ )っ ミ) ⊂( ゚д゚ ) .(彡η r
    しu(彡η r⊂( ゚д゚ ) .ゝ.η.ミ) i_ノ┘
.       i_ノ┘  ヽ ηミ)しu
           (⌒) .|
            三`J

「助けてー!」

人間同士の戦いであれば、さすがにここまであっさりとは騙されなかったかもしれない。

敵になりすまして敵陣に侵入し、騙し討ちなんてのはまあそれなりにあり得る作戦である。

だがこの戦いは同種間の戦いではなく、人間VS人外(エルフ&(元)ゴブリン)と言うわかりやすい種族間戦争になっていた。

すなわち、人間は全員味方であり、モンスターは全員敵であるはずである。

ならば、味方である人間が、敵であるモンスターに追われていれば、

当然味方であるはずの人間を助けようとするだろう?

早く助けなければ犠牲者が出るという焦りもあれば特に。

1325名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 01:18:28 ID:RkSpylzc0
まさか人間爆弾か!? 卑劣な術だ…

1326無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:20:17 ID:45nO3yqM0
            . -‐ニ ̄ニ‐- .
       _/           \_
 =二 ̄ /               ',  ̄二=
     ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄
――― 从,,i ;         `. 、 .尢r、――――――
      /\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
       ``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^

そして、オバ朗さんにテイムされた捕虜が、

人間軍に「救出」され、その陣形内に入り込んだところで、

捕虜に持たせていた爆弾がドカン!である。

これならば爆弾の威力だけで敵軍へのダメージが決まるので、

捕虜の能力は関係ない。

使用者も高確率で巻き込まれる危険物であるのが難点だが、

テイムした無能な捨て駒であれば死んでも惜しくは無い。

穢土転生爆弾と同じく、効率的な人材活用だろう?

1327無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:20:32 ID:45nO3yqM0
>>1325
正解!

1328無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:24:25 ID:45nO3yqM0
       _ _, _ __,,              ,,,, ,,     ,,,, _,, ,,,
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  _,,           _,,   __,,              /;;;;!;;:l;;::::!:::;;;;r'´
   _,, _,,           _,,_,,   _,,.        j;;;;;!;;:l;;;:::!::;;;;f.._ _,,  、,_,,
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    _ _,,      _ __,,                {!;;;;;;;;;l;;;;;;!;;;;|::!i、             /!;;;;;;;;:::.;;:/
 、,,   , ,,           、_,,  _ _,,.       j;;;;;;;;;;l;;;;;;!;;;;|:{: :ト、__            ,;;;;;;;;;;;;;;;/
         ィ‐-、___            ,ィ‐イ;;;;;;;;;;l;;;;;;!;;;;|:.! :!::;j:::ヽ-、_        ,イ;;;;;;;;;;;/´
 、,,       /!:|:..::i:::::;;i::ーr-、__ _      /;;::!::;:!;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;|:f:..j;;;{:;;;i;;::!::i:::ーr、__ __,イ;;;;;;;;;;;;/
  、,,_,,.../l:|:l:!:|:::::|;;:::;;!;;::l;;;::|::l:|::`:ー:〜';;;;;!;;;;;;!::!;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;!:l:j::!;;;;i::j!:::!::l::::;;!:::::l;;;;;;l;;;;;!;;;;;;/
     ,ィi:|:l:!;;;!:!;;;;:!;;:;;;;;;:;;!;;;;;!;;!:!:: :: :|;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:l::/`ヽ!;;;!;;;!;;;;!:::::;;!;;;;|;;;;;;;;;;/
.   /!l:l;!;;;;;;;;;;;/ ̄`~`ヽ、;;;;;;!:!::i:: :!;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/    `ヽ-、;!:::;;;;;;;;;!;;;;;;;/
 ,ィi;ィ;l;l;;;;;;;;;;/      _,ニ=-,!:: |:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/         `~ヽ;;;;;;;/    ,,;:.,
 `´/i!l;;;;;;;;;;;ト、      /i:l::i!::;::|;;!:::|:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ト、                ̄
.  /_/ト.fY!f^`'′    /!;;;;!;;;;!;:i::|;;!:::l;;;;;;;r‐ 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:!::丶_
.    |j| l:j         {;;:;;;;;;;;;;!;:!:l;;;::::!;;;;;;;}  `ヽ-、;;;;;;;;;;|.i::!;;;;;i::ヽ.      ,,__ _ ,_ _
         ~゛゙ ,_ヽ';;;;;;;;;;;;;!:!;;;;::!;;;;;;′     \;;;;|;;!.l;;;;;!;;;;:!::ヽ、                   ,,_
              \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:ノ        `~`ヽ;;;l!;;;;;!:::i;;;;〕.   ,,_           ,,_
           ,,_,、... `~ ̄ ̄´               /|;;;;!;;;;;!:;;;;:'′.          ,,_ ,,_
   ,,,__ _ ,,、    ,,,_ _ ,_   __          __,イi;::!;;;;;;;;;;;/....   ,,_ ,,   ,,_   ,,__ _
           __   ,,_       ,, ,,,,   `フ!;|:!;:::!;;;;;/.    ,,__ _      ,,_ _
   ,             _,,    ,,_,,_     ∠イ!:;、;;!;;;/.   ,,_、           ,, ,   ,,、
  ,    ,, _ _                 ,,,,..     |/ /l/|;|....,,   ,
   _,, __    _,;  ,, _       ,,_、     ,,、   _`´ ~.....,, _ __          ,,、

ついでに爆弾に毒ガスを仕込んでおいたり、

地形操作で敵軍の足元を陥没させて機動力を封じたり

樹幹に隠れていた伏兵に毒を撒かせたりして終了。

卑劣なテイマーが居ると戦術が成立しないってはっきりわかんだね!

1329名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 01:27:34 ID:RkSpylzc0
黒いが効果的すぎて大体ドン引きされるゾンビボムェ…w
火葬のゾンビとかマジ強い(黒並感)

1330無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:31:47 ID:45nO3yqM0

- ゙̄ー、__
 ゙ー、__  ゙ー、__  ,-、
    ゙ー、_  ゙゙| _/l 、_
       ゙゙ーt~ l ∪  l_
         ゙゙゙゙゙ー─、__ ヽ
     ,ヘ  ,,,,,,  /~|-'/
      ヽ¨  \'ー- イ
      i □. ◆ ゝ  ヽ
      ゝ、◆・ ,-\  l
    __/~i ヽ <_/r'/<. _
  / ┘,-i   ゙ー'''~ /¨ ゙l
../    ヽヽ__,-''"≧く¨ 勹-゙゙゙ー、__
..|   __l-ォ ゙l、  / r、ヽr'''ー''''^ー┐ヽ
 i_  l _ _|-. l___┴゙ー'v '     / /
  \‐'    i _-r^ー'     イ ̄¨゙l
    ー ‐┬'z  ゙l       }~ ゙̄-l、
       フ-‐''' >      廴   ゝ
      .<__,-''        ゙ー‐''

その後もオバ朗さんは奇襲とヒット&アウェイを繰り返して敵軍を各個撃破していく。

各個撃破と言えば格好良いが、速攻で倒さなければならないので案外大変だ。

時間をかければ敵の援軍がやってくる可能性が高くなるからである。

そうすれば機動集中からの各個撃破どころか、逆にこちらが各個撃破されかねないというもの。

従っていざ奇襲・ヒット&アウェイするとなったら、戦力を集中投入して強引にでも短期決戦を狙うしかないが、

そうすると当然無理な力攻めでこちらの犠牲も大きくなる。

そして他の敵部隊に気付かれて援軍が駆けつける前に、とっとと撤退する必要もあり、

迅速な撤退には殿が必要なので、やはりここでも犠牲が大きくなる。

だがオバ朗さんはそうした力攻め担当や殿といった捨て駒をアンデッドトークンにやらせることで、

被害の大幅な削減に成功した!

結局、敵皇太子率いる本陣を襲撃した時を除いて、味方に死者すら出なかったほどである。

1331無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:32:36 ID:45nO3yqM0
>>1329
『強いよねー!』

『ああ、そうそう。後でアンデッドトークンも自爆し始めますw』

1332無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:43:04 ID:45nO3yqM0

          _,  ‐-
        ,ィ'´      `ヽ
       /   ∧   ヽ  ハ    _.
        l.  」_l.。ヽrテュハ _,l__r、/ l
   ____l 「ノ,、 ´ ,ィキ=ァlノ<ニ fニ` l
   ``‐-=l/v'ゾf゙> " ゞ'' lハ‐'i'" fニ.ソ
       ノ/八 `ィク ノリ__l___{三}
     /,ィ _____`ァ _ニrf//.:.:.:.: ,;ィ'}二}
    /"/ ハ.:.:.:/.:===.:.l i.:.:.: /___`ソ`ヽ、
     /__',>ヽ_l」_ィ_ャ'___l ゙'/´::::::::::::::::::::::ヾ:.、
 <|ヽrrf´f l ,ィ''マ: : : /: /イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ.:\
 <_ゞゝ=‐ソ/::::::lニニニニ〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ. :.:\
      //:::/: : : : : : : ゝ‐i:::::::::::::::::::::::::::::::::ハ.:.:.:.:.:ヽ
      //::<:,: : : : : : : : : : : `>::::::::::::i::x‐-、:::::ハ.:.:.:.:.:.:ヽ
     .//::::::<: : : : : : : : : : ノ´::::::::::::r"=、  ゝ‐、l.:.:.:.:.:.:.:ハ
    /.:l:::::::::::`ゝr-‐‐i、‐'" \‐'´,ィ'ミミヽ____ノl.:.:.:.:.:.:.:.:.l
   ./.:.:l:::;;;::::::::: ::l   l \    ヽf=ミヾ/    l.:.:.:.:.:.:.:.:.l
   /.:.:.:l.´ `゙ー--l   l  \   `ノ'"     l.:.:.:.:.:.:.:.:/
   l.:.:.:.:l      l   l    ` ー‐''         l.:.:.:.:.:.:./
   l.:.:.:.:.l.      l   l              l.:.:.:.:/
   ヽ_.:.:.|    〈 ̄ ̄7             l_/
     ̄     〈´ ̄ 7
          /´ ̄ 〉
          <_´,ィ'<
           {  /
           l  /
          ノ__/

「敵本陣に突っ込んで決戦やるから付き合って!」

オバ朗さんは奇襲し、情報を抜き、待ち伏せし、卑劣なテイマー爆弾を放り込み

人間軍に大量出血を強いていたが、

とは言え基本的にはゲリラ的な戦いであり、敵アタッカーを漸減することはできても、

決戦での勝利を得ることはできなかった。

勿論エルフにとっても漸減はありがたいが、

裏返せばエルフが矢表に立って消耗戦を展開する中で、

安全重視のやや消極的で楽な戦い方をしていたとも言える。

友軍ならば、少しは必死に戦って血を流せと言いたいところだ。


それに、このまま消耗戦が続けば、たとえ防衛自体には成功したとしても大損である。

短期決戦が望ましい以上、もうそろそろ敵軍に決戦を仕掛けて、

その政治的インパクトを持って手打ちにしたいところである。

戦争とは本来外交の一形態であり、どんなに戦果を挙げようとも、外交目的を達成できなければ意味が無いのだから。

この場合は防衛成功という形で戦争を終わらせることが目的であり、

そのためにはたとえ純軍事的には不合理であっても、決戦の政治的インパクトは無視できないのである。

1333名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 01:46:44 ID:RkSpylzc0
ゲリラは負けなくても勝てないのはどこも同じか

1334無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:47:19 ID:45nO3yqM0

       人
    _ノ  `、_
   .,r'    ~ヽ,
 ,r'~        ~;,
〈   ●  ●    〉
 ゙i、 ヽ___ノ   /
  丶---------r'´

- ゙̄ー、__
 ゙ー、__  ゙ー、__  ,-、
    ゙ー、_  ゙゙| _/l 、_
       ゙゙ーt~ l ∪  l_
         ゙゙゙゙゙ー─、__ ヽ
     ,ヘ  ,,,,,,  /~|-'/
      ヽ¨  \'ー- イ
      i □. ◆ ゝ  ヽ
      ゝ、◆・ ,-\  l
    __/~i ヽ <_/r'/<. _
  / ┘,-i   ゙ー'''~ /¨ ゙l
../    ヽヽ__,-''"≧く¨ 勹-゙゙゙ー、__
..|   __l-ォ ゙l、  / r、ヽr'''ー''''^ー┐ヽ
 i_  l _ _|-. l___┴゙ー'v '     / /
  \‐'    i _-r^ー'     イ ̄¨゙l
    ー ‐┬'z  ゙l       }~ ゙̄-l、
       フ-‐''' >      廴   ゝ
      .<__,-''        ゙ー‐''

オバ朗さんとしては漸減で安全にちまちま戦果と経験値を稼ぐのも悪くなかったのだが、

とは言え傭兵団の雇用主であり、今後も同盟者になるであろうエルフの意向も無視できない。

それに、人間軍にも早めに落し所を示してやらないと、お互い犠牲が大きくなりすぎて、コンコルド効果で引くに引けなくなる恐れもある。

故に仲介重点な。

エルフの秘薬を渡して人間軍に最低限の戦略目標は達成させつつ、

決戦で大ダメージを与えて「戦略目標は最低限達成できたし、これ以上は赤字だからやめておこう」と思わせる必要がある。

だからエルフが要求しなくてもこの辺で決戦に突っ込まなければならなかっただろうし、

でなければこの戦争はもっと泥沼化していたはずだ。

1335無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:48:31 ID:45nO3yqM0
>>1333
『まあ砲撃と同じく「漸減」だからね』

『弱らせることはできるけど、トドメは突撃しかない』

1336無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 01:58:59 ID:45nO3yqM0
       人
    _ノ  `、_
   .,r'    ~ヽ,
 ,r'~        ~;,
〈   ●  ●    〉
 ゙i、 ヽ___ノ   /
  丶---------r'´

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 ゙ー、__  ゙ー、__  ,-、
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      i □. ◆ ゝ  ヽ
      ゝ、◆・ ,-\  l
    __/~i ヽ <_/r'/<. _
  / ┘,-i   ゙ー'''~ /¨ ゙l
../    ヽヽ__,-''"≧く¨ 勹-゙゙゙ー、__
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 i_  l _ _|-. l___┴゙ー'v '     / /
  \‐'    i _-r^ー'     イ ̄¨゙l
    ー ‐┬'z  ゙l       }~ ゙̄-l、
       フ-‐''' >      廴   ゝ
      .<__,-''        ゙ー‐''


とは言え勿論、決戦とは言っても馬鹿正直に正面から突っ込んだわけではない。

決戦と言えども、きっちり卑劣な戦術は回している。

・とりあえず奇襲

・とりあえず斬首

・スライム分体&アンデッドトークンコンビで斬首

スライム分体でアンデッドトークンをコーティングしたものは、

アンデッドの弱点である陽光を防げる上に、

たとえどちらかが撃破されてももう片方が敵を倒したと油断した敵に奇襲できるので地味に厄介である。

仮に倒せても、魔力を浪費し、スライムの酸で武器防具身体を溶かされて、どんどん消耗が加速する。

おまけに、このスライム分体&アンデッドトークンコンビは、

指揮を執ろうとする人間に犠牲を恐れず特攻したため、

敵部隊は士官どころか下士官すらも斬首されて、組織的抵抗ができなくなった。

その上で、この厄介なトークン相手に消耗戦である。

1337名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 02:03:13 ID:RkSpylzc0
物量型使い捨てトークン(自爆)と消耗戦とか絶対やりたくない奴だ
ffh2でもエルフが召喚虎のデススタック出してきてマジ困る

1338無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 02:04:10 ID:45nO3yqM0

          _ l\
          f´/ヘ| |
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            ̄|三|
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                                    ∨       /|         |  |

この巧みな戦術を持ってしても、

やはり敵本陣との決戦はきつかったのかそこそこ犠牲は出たが・・・

それでも最小限の犠牲で、敵本陣にかなりの大打撃を与えた大勝利だったことは間違いない。

この大勝利と、敵皇太子に秘薬を渡したこともあり、

どうにか王国軍・帝国軍を撤退させることに成功する。

なおむしろ、外交上勝ちすぎないように調節するのが難しかったらしい。

例えば敵皇太子に秘薬を渡したタイミングで、敵皇太子を暗殺することも可能だったが、

そうすると帝国は損得勘定無視して敵討ちにやってくるだろう。それは困る。

また、決戦に勝利する必要はあったが、あんまりにも王国・帝国の被害を大きくしすぎると、

それはそれで引けなくなるので、

あえて人間軍の高価なマジックアイテムを鹵獲せずに見逃して被害を押さえるなど

繊細に戦果を調節したのである!

それとエルフ秘薬を渡したお陰もあり、

どうにか戦争を終わらせることに成功したのだった!

1339無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 02:04:57 ID:45nO3yqM0
>>1337
『だよねー>自爆トークンと消耗戦』

『しかもその虎が火葬のゾンビで狙撃持ちだったら?』

1340無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 02:09:34 ID:45nO3yqM0
  .,ノⅣil{,l}l},i}i.l}l}l.Ⅶ{!-l}、Ⅶl}l}l}l} Ⅵ{lィⅦ-Ⅶ.}Ⅶ l.}.州州{l}{!
  〃' lⅣl}l},l}!lⅦ}Ⅶ!.l} {!. Ⅶ州l}l '´Ⅵ、Ⅶ} lⅦ}l}`リ,州}Ⅳ}!l}
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 |  l}.| .Ⅶ,'l州l}l}、-zァ云zミ-Ⅵ  ァzィ云zzミlⅣi}l l}Ⅵ{、
    l!.l }lⅨリ !ⅦⅥ乂;;;ノ'`    ´ 乂;;乂ィリ州ハ{ソノl{ `
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『どうだい?』

・奇襲・ヒット&アウェイで主導権を握り各個撃破し出血強要

・狭い林道で敵を分散させて、防御陣地で待ち伏せして各個撃破

・敵をテイムして卑劣な自爆特攻

・物量型使い捨てトークン(斬首重点)と消耗戦

『などなど戦術面でも見事だし』

『しかも戦術次元をほぼ完璧にコントロールすることで戦略的勝利にも繋げている!』

『すさまじい戦上手じゃないかな?』

1341無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 02:10:32 ID:45nO3yqM0
『ランチェスター的に見てもいずれも合理的だと思う』

『そして戦略次元での勝利まで見据えてるのは実際画期的だ!』

『参考になりそうじゃない?』



『では今日はこの辺で失礼する!』

『参加してくれてありがとう!お休み!』

1342名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 02:12:19 ID:RkSpylzc0
戦上手ですけど戦略眼が特に素晴らしいですね
戦闘戦術戦略を全部統合して動けるのは非常に有能

1343名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 02:12:30 ID:RkSpylzc0
オツカレサマドスエ

1344名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 17:46:17 ID:XEIhwIWM0
乙でしたー
このイクサ上手感よ

1345無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 20:57:57 ID:45nO3yqM0
>>1342

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               Yノ '⌒ヽ7: 〈-=/-=ハ
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           へ【ロ】 ≧彡=i:〔7-=二人
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        ノ⌒ |\::://-=二 |【ロ】人-=彡'_
     / -=二:\_::/; -=二=- ノヽ=i-=二{-==人
   〈-=二=- -=>八 -=二=-⌒ヽ |-=二-、-=二=---へ
     ヽ-=>''" ノ -= :、  -―- ミハ-=二=-\-=二=-彡へ
     〈/ | |  \-=/-=二=- - \ -=二=-: \ -=二=- 人_
     /   | |   ∨ ⌒\-=二=- ノ r― <:::ヽ''⌒:> ー=二=-ノ
.    人   | |  イ/ ̄ \\_ニ=- ⌒Y  |::::::: /-=二7⌒´
     `¨¨¨¨´   /  _  '⌒ヽ ∨ ∧ ノ彡')) ̄  ̄ ̄:/
.             /         }  /< -=- -=二=- 彡
           、      -= ´    \-=二/
             ー=ニ         `⌒´

『だねー』

ちなみに同じく戦上手であるヴァンダルーさんを外交戦略で評価した場合、

・元々友好的な勢力(ヴィダ派の神々や、ノーブルオーク帝国等)との同盟関係を深める。

・中立的な勢力(ブレイバーズやアルクレム公爵領等)を味方にする

のは得意だが

・敵(アルダ派等)と落し所を探って和平する

のは非常に苦手なようである。

タロスヘイム防衛戦やポティン防衛戦など、

「戦術的に勝ち過ぎて恨みを買い、戦いを終わらせられなかった」シーンが結構ある。

まあ、アルダ派は絶滅戦争を仕掛けてきているので手心を加える余裕も意義も薄いのだろうが。

1346無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 20:59:56 ID:45nO3yqM0
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          f´/ヘ| |
          'く_ノ| |
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            ̄|三|
             |三|                  ___
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             |  |                /        |
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        _,|三|               _\〈_/__   ,|/\___
.        {{ ><二> ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`´ ̄ ̄    |/∨∨\ |        \_
.         {{_>:| l―――、_____,     l\∧∧//  /         \
         {{  >|/             \  \ ̄ ̄/  /             \
            ̄|  |               ∨    ̄ ̄       :| ̄ ̄ ̄\   \
             |_|                    ∨            |       \
                                \__    _/ |             |
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                                    ∨       /|         |  |


逆にオバ朗さんは、

戦術的・内政戦略的デメリットを背負ってでも、敵に対してもある程度配慮や手加減をすることで、

戦いを上手く終わらせて外交戦略上の優位を得るのが割りと得意なようである。

1347無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 21:03:30 ID:45nO3yqM0

        /            /        }
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     // /!i l|  /l|   / /| ///|   / // / }|  }l
     / | l| //|  ,‐ァ≠≡ミ !  / /厶≠=-lL,刈
     〃  j.l.| /l |  / ヘ K 刈 l.|. /  / K乃ハ7ナテ‐/
   // l  川 /llll|l / { |弋zツ j/    弋_z ヅ// ///
   / l | ' /| lll}l |/,ヘ. V                 / ////
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.       j/  ll|/// l| l| |lllllllll\       / , //////
.     /  ll|// !八l| |lllllllllllll}:h、_    </ ////////
      >‐-ミ/  jj,ノll|v{VvV  ヾ^  /// /////////
.    /     \        /       / ////// '//
    /        `ーァ''" ̄         {  /// '   '
   ,′        K) .._        |l / ゝ..__,.-‐
   }         ム)    ̄        |/ _ ,..  {ワ
   ,′      ヽ}   }____,. -‐=≡=- ,,_      イ
.  /       j   / // //// //   // ̄ ̄\|
 /         ノ   { // //// //   // ///   }

ちなみにローマは

「友達は大事にしよう。そして後で裏切ろう(マキャベリスト並感」

「君主たるもの、恐れられるのは良いが恨まれることがあってはならない(マキャベリスト並感」

「そして当然、中途半端に裏切れば恨みを買う」

「ならば、裏切るならば徹底的にだ!」

「敵と和平?そんなことはしない!」

「戦術的に徹底的に勝ち、相手国を滅ぼして寛容するかローラーする!」

「いずれにせよ敵と和平することは無いんだから、配慮も手加減も不要!」

1348名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 21:13:13 ID:XEIhwIWM0
敵は殺せ、か

1349無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 21:15:11 ID:45nO3yqM0
>>1348



                _,. - ――- .,_
             , <         `> 、
            /               \
             //             ,         ヽ
             ハ      /    ,ハ           ハ
         ハ ,イ ー-x'/     /  ',      ハ ',
          ,' Ⅵ|  /イ   /'/=、  ,   i     ', !
        ,' ,∧! !,ィム、、 / /   \! イ !    ! リ
          ' /  Xパしリ^´   、ニ  ,'`ハ ,'   i   i '
       //  ,イ i `       、f゚しヽ'ノ! リ ,  リ  ,' ,'
        /ィ'  ハ ! ',   ´      `ー'  ,' ' 〃 ,'  ' ,'
      /' ヽ i' |  >, `  _     ,./  イ /   //
         ',! .! / レヽ      ,. ,イノ  '/ / , / i
           ' '´ リ  ヽr‐  ´  ノ'ル /,ィ /!ハ !
             ,.イクノ    f/,' ,イリf―イ‐'、
          ,.< / /,     ' ,./,ノ´ 'r'. . ; . . .,. ヽ
         ,イ. . .イ.ノ  `'  r‐ ´ '´   ノ. . .;. . ./. . .',

「いやいや。敵は殺すか油を注げ、さ」

1350無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 21:16:31 ID:45nO3yqM0

              -=ニ二二二二二二ニ=-
           -=- -=二二二二二二二二二二=- _
           /-= >.:: .:: :> -=二二二二二二二二=- _
        /-= /.:: .:: '".:: .:: .:: .:: .:: .:: > -=二二二二=- \
        -=:/.:: .::'.::/.:: .:: /.:: .:: .:' .:: .:: .:: .:: -=二二二ニ=-:\
      /:-=7.:: .::{: /: : : :/: : : : /.: .:: .: / .:: .:: .:: \-=二二ニ=- \
       〈-= /.:: .:: 乂.:: : /: : : :.:: /.:: .: .: / ヽ.:: .::|.:: .:: \-=二二二=-
      }=7.:: .:: :'.:: : : : : : :/:}.': .: .: : / ― ',.:: .:: .:: .:: .:i -=二二=- ,
      } /i.:: .:: :i.: : : : : メ、/.:: : :. : ィ=ミ、 }:/.::.|.:: .:: :| -=二ニ=-7
      | 八 .: .: |.: : : ィ=ミ⌒7/ / f/沁 V.:: .::|.:: .:: :| -=二=- /
.      八- \.:八.: :《 f沁 /     v/ツ ,: .: .:.|i.:: .:: | -=二=-,
      {-=ニ二/ : .: ∧ Vッ         _ノ .: .: 八.:: .:八 -=二7
       、-=7.:: .:: .:: :乂    `     ⌒7 :: / .: .:: イ-=二=-:{
         \i八.:: .:: :八⌒  _ _    ノ /.:: .::/:八 -=二=ノ
         \\.:: (_ :ヽ      ⌒>.:: .: /.::Y-=二=-/
           V `7¨⌒.:>     /.:: .::/.:: .::人-=- ´
           \,.:: .:: .:: .:: .:: :7彡:人__r―=彡<⌒<ヽ_
            _人.:: .::ノ`¨¨´八.:/.:: .: イ-=二=-へ/' /)
            /:/ 7_/ /.::/⌒Y-=二 r≦>' <__/二=- 、
       _ 人.: イア  (.:/.:: .:: ノ‐r┴―ュ-=ニ>'' -=二=- ハ
       V.:: .:: :.ノ‐/ /.:: .:7<二二コ ̄-=二=- -=二=- /-=i
     </.:: :イ=/ { (.:: .::/ / -=二=-/ -=二=- -=- /-=二:|
     /.:: .:: :ノ< /人 Y: } /\\-=7 -=二=- -=-:/ -=二=人
      /7¨ :/// ア >へ=\\_> :>/ -=二=- -=/ -=二=- - }

ああ、そうそう。

ヴァンダルーさんも「殺してから魅了する」という形でなら、

敵を味方にするのは得意である。

外交交渉じゃないけど。

1351無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/05/30(木) 22:19:22 ID:45nO3yqM0
今日は無いです。疲れました。

1352名無し-Red-市民-2:2019/05/30(木) 22:32:05 ID:XEIhwIWM0
お疲れ様でした(忙しくて反応できなかった……)

1353名無し-Red-市民-2:2019/05/31(金) 01:19:57 ID:O76mxb920
お疲れさまでした。
無理せずお休みください。

1354無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:27:40 ID:wYT0H0bk0
                   -―
               ´        ` 、- 、
                ,.イ            ヽ ヽ.ト、
           /   '   /      ',   ', ヽ l
             /.  /  ' ,     ',  .!  l.  Vヽ
          '/'  / ./ ハ ヽ      i  .!,. '!ノ
          / .!  ,! , ! ! !  、 丶 !  l,. '! 〉
           l ハ l. ', l  ', ヽ \_ヽ.!   l/!イ
           ヽ{ ‐rヽ !  ヽ/rテTヽl   ; ヽ,.ノ
            l ト、.V_}`      ∨ノ ノ!  .|ソ,! !
           l.! ', ゝ_, ,::..       ) l  i.!/
           l.l ヽ ( `      ) ー' l  ; !
           l ! | \ヽ  ̄` ,.-' ,. イ l /,'
.             l.l lr―=.ヽ_ ' イ;;;;: -‐l /ニ=i
              !| !.l::::::lニニニニニ!ニニl/二二!
             ', !.l::::::!二二二二|ニニ'二二ニ!__ _,.. ---   ..,,,,__
.   _,. -―===ーr l' !ニニニニニニlニニ/イニ>'//////////////,i
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   l/////////////_<二二二>'"ヘマ二ニ///////////////////l
.   l///////////'ニニニ〃ニニニニニヽマニ///////'///////////,!
    }//////////>'"=ニニニ=-_マニニニヽV//////////////////,l
    !/////////イ二二二二二二>、マニニ,'////////////////////、
.   !'///////,'ニ二二二二二二二二\マ=!///////////////////{
   !///////,{!二二二二二二二二二二ヽーV//////>''//////////∧
.   !////////{!二二二二二二二二二ニニ,!,!=∨//////////////////∧
.  i////////∧ニニニニニニニニニニア/二ニlV//////////////////ハ
  l/////////∧二二ニニニニニニニ/イニニニl l///////////////////ハ
. !///////////トヾニニニニニニ>"/二ニニ'/!'///////////////////ハ

型月世界において、英霊はほぼ無敵の最強兵器である。

英霊に通常兵器は効かず、

一応有効な魔術にしても通常は概念強制力の差で弾かれる。

英霊に対抗しようとすれば、英霊に伍し得る規模の概念強制力を持ってするしかなく、

そんなもんは普通他の英霊くらいのものだ。

・・・まあ、カルデアのマスターの旅路では、英霊ですらコロコロ死ぬが、

それはカルデアのマスターの旅路が過酷過ぎるだけである。

1355名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 00:31:21 ID:ofwIiS5s0
こんばんは無茶王
冷静に考えてバタバタ英霊が死ぬグランドオーダーがおかしいw
型月世界には色々世界線があるけどGO世界線はとびきりヤバいですね

1356無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:34:08 ID:wYT0H0bk0
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だが、魔術師なり国家なりが英霊を相手にしなければならなくなった時、

打つ手無しか?と言えば違う。

英霊は強力な偵察部隊であり、砲兵部隊であり、機動部隊であり、陣地防御部隊だが、

しかし「マスター」という指揮兵站部隊だけは生きた人間に頼らざるを得ないのだ。

英霊の無敵さも、あくまでマスターからの魔力供給と言う兵站あってのもの。

英霊とて、兵站が断たれれば無力化することに変わりは無い。

故に斬首戦術である!

英霊そのものを直接害することは出来ずとも、

英霊の兵站を支えるマスターを殺せば間接的に英霊は無力化できる。

そしてマスターは生きた人間。生きた人間ならば殺すのは簡単だ。

人間としては強力な個体である魔術師ですら、大抵は銃で撃てば死ぬのだから。

1357無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:34:21 ID:wYT0H0bk0
こんばんは!

1358無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:35:12 ID:wYT0H0bk0
>>1355
『だよねー』

『FGOで感覚麻痺してたけど』

『ウェイバーたんの事件簿読んでて、英霊って本来コロコロ死ぬもんじゃない戦略兵器だよね!と思い出したw』

1359無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:38:23 ID:wYT0H0bk0
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実際、英霊自身ですら、

しばしばマスターへの斬首戦術で勝利を得ようとするのだから。

ならばより弱者である人間が斬首に頼るのは当然だろう?

1360無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:41:33 ID:wYT0H0bk0
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     |    |                    斗‐'''''Τ ̄「    |
     |    |            |   |xf浮芋ミx       |
     |    |    |            |   イ ):(_:::::} 狄     |
     |    ||  |    |      ノ| ./  乂うゾ |    |
     ||  |八  |\  |  |   / |/        |./
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          /二二二二{二二二二}二二二二}―-  .,

故に斬首戦術への対策として、

英霊がマスターを護衛するのが定石(の一つ)となるわけだが・・・

ここで問題がある。

英霊をマスターの護衛に回す場合、

必然的に英霊はマスターの傍で戦うことになる。

ならば、マスターが戦闘に巻き込まれて死ぬ危険性が増えるだろう?

1361名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 00:43:31 ID:ofwIiS5s0
英霊を正面から倒すよりマスター殺す方が絶対に楽ですよね
…普通巻き添えで死ぬと思う、ただでさえ鯖に魔力吸われてるんだし
三騎士だと武器一振りで周りが余裕で砕けるし

1362無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:43:49 ID:wYT0H0bk0
            __          ─    ,ィッ,,,,,,
          /'´     >         .ノヽi   '<≧s。
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   | .|  .} i     .乂}i,  }i,ヽi、__、  乂  ゝ‐' .|ノ', iイ   .∨ ヽゝ ヾ、
   | .| /./  ,ィ'i   | .}i,  .}i,、マ戈iノ''─`    /i .i:::i    ゝ。 \_
   | .|././ .//   イ} i\i、ヽ ". 、.   ,   /:::i i::::i     .}i,""´
  vヾ ´ イ /     |.| i::::::ii::::≧s。, ー   /::::::iノi:::i  .∧  ヽ,_
  マ     ,。二ソ   i.i .∨::i.,:::::::::/i:::::≧sイ >''´:.:.∨  /:::::{"'''''''''´
   |     i       ヾi。ヽi.}:::::/ .i:::彡,ィヾ,:.:.:.:.:.:.>ノ /  ─<
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   i    マ}i,       .∥ ,。iィ三三三三三三三}コ         ∨
 ./i    .Ⅵ      ∥/./   /'´      ヾ}i         ∨
,イ'´::∧_,,。イ/i、     ..i,イ /   .//      _,。 i ∨         ∨
∨""´_,,。vイiシ:.∨   .i{´ .{i     {i.i      /  i}  }i、.          ∨
. ∨二ニ-‐''´  .∨  丿  Ⅷ    i.i      /  ./    .}i、        .∨
  ∨        ヽ,イ   .マ  _.i.i___./_ ノ    i} }i、       .∨
  .∨        }i     ヽ彡.[[_]]三三三三Ξ]〉   ∥  .\       ∨
   ∨       i     .ノ''´ ̄ i.i ̄ ̄ ̄ i ̄'''´'<  /    .\
    .\      .i    ,イ.i    i.i     .i     ヽイ.        \
       \       / .i    i.i     i      /           .\
        \    /   .〉、__  i.i    .i     /             \
         \_/    .// .|i二ニア──i".i}─'''"i|               \

・英霊をマスターの傍に配置し護衛させると、マスターが戦闘に巻き込まれて死ぬ危険性が増える。

・英霊をマスターから離して戦わせると、マスターが斬首される危険性が増える。

・・・どっちにしろ危ない!どうせいと?

1363無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:48:01 ID:wYT0H0bk0
                 -=- 、
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         , - 、_,.>' ´ ヽ ./ ノヽ-、、
       /イ  ミ// `ヽ  ヽ¨´  V Y\
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     / ` 7/ l ゙!、__,ィ《.l:0リ`<´_,,xz、/  .〈. ノ'
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     ヽ \ヽ´__ノ) `|.|/ ̄\  r‐- <///|.|
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      .(ヽ::::::::::::::V ::::::::::::::::::::::: ||:::::::::::}
      /::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::: ||::::::::::,'!

そして一般化して言えば、このジレンマはマスターとサーヴァントに限った話でもない!

・前線部隊(機動部隊・陣地防御部隊)を指揮兵站部隊の近くに配置して護衛させると、指揮兵站部隊が戦闘に巻き込まれる危険性が増える。

・指揮兵站部隊を前線部隊から離れた比較的安全な場所、つまり「後方」に配置すると、後方へ浸透した敵部隊による斬首を食らう危険性が増える。

実際、幼女戦記のライヒは斬首をした経験もされた経験も豊富だ。

1364無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:48:34 ID:wYT0H0bk0
>>1361
『だよねー。斬首は楽で、そして護衛してもしなくてもマスターが生き残るのは難しい!』

1365名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 00:51:00 ID:ofwIiS5s0
一応クラスカードで鯖と同化すればマスターという弱点は無くなるかな…根本的な解決じゃない気もするけど
これを軍に当てはめると補給部隊と戦闘部隊を融合とか言うワケわからん事になるし

1366無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 00:59:12 ID:wYT0H0bk0
>>1365
        _ -‐====ミ辷──- _     __
     _、rf〔////////////// ̄ ̄ ̄i,ィ/⌒\_\
   r'゙////////////////////////ノ {     \_)ノ
   ∨//////>''゙ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`て < ̄`ヽ  Y
    \///: : : : : : :爻'^レ'⌒こニ⌒ソ‐''゙--、 ヽ |
      弋_、rセ7´ ̄      _て  _ -っ)  |ソ
       |ニニ//ヽ } ∨  ソ   ⌒ヽ
       |二/´|,ィ圦V   VΥ  _Z⌒ヽ〉
       |-/{ | ぃ}}/  ,イ_人  ア
       |/ )/)  ¨厶イ|  )く
             ヽ _    || /∧
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   丐 {ヽ\      乂/。〉///////}
    トゝゝ  ト、       /∥///////}
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       寸//∥/\_/∥//|//////,
        寸∥////|/{{ //|//////|

「いや、常に使える手ではないが妙案ではある>クラスカード」

「ようは指揮兵站部隊が弱いから問題なのだ」

「指揮兵站部隊に自衛力が付けば問題無い」

「実際、スパロボ母艦はそうして指揮兵站問題を解決しているだろう?」

1367名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 01:03:10 ID:ofwIiS5s0
なるほど、弱いから駄目なら強ければ良いと
ラーカイラムとか竜宮島とか強い補給地点なら確かに斬首されにくい

1368無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:04:01 ID:wYT0H0bk0
               -=ニニニニニニニ=- .
            -=ニニニニニニニニニニ=-.
.      Yニニニニ  、ニニニニニニニニニニ=-.
.         |ニニニニニニヽニニニニニニニニニニニ≧=-
    r―┘::r 、ニニニニニ  、ニニニニニニニニニニミ 、
    |ニニニ|ニヽニニニニニニ≧-   =-ニニニニニニ \
    |ニ 寸 !ニ㌣|ニ|\ニニニ./ニ<ニニ≧=-ニニニニ
    |ニニ:寸'.  |ニ!  .\ニ/ニニニ ヽ<ニニニニニニ!
    |ニニニ:!   寸i.....zァヘ{ `寸ニニニ}ミ7´ 寸 ニニニ|
    |ニ/ニニ!    /i:>'_ イfソ\ `ヾ}\}  / ヽ Ⅵニニニ
    |7ハニ .j    ア’ 7ー        ノ     /ニニニ!
    |i' .Ⅵ{ `ミ、 /              r' イニニニニ-.
     jヘ  Ⅶニニ! /                r- 寸ニニニニニ>=- '
      \{`ヾ j'         _,        |!  }ハニニニニハ}
.            ーz._   .ィ  >'       ,  |  .ノ Ⅵニニ f
            └ }レ´ _      /      |7ニニハ}
               `Y:{     ,. '   /    jハニリ
                |:ik.jしzzイ    / _ ,,... -‐ '' "{
                リ:i:i:i:斤!  _ -‐ ´        .イ::>ニ- .
                jkリ′_〉./ ゛'' ..,_      <:::/ニニニニ
                  / ./   ,. '´   <:::::::/ニニニニニ
                    / |/ ,. '´  <::::::::>, ニニニニニニ
               . イ<./,. '´ <::::::::::>'’/ニニニニニニ
             _jと’レ’_/_/::::::::::>'’  ./ニニニニニニニ
              ニニ!::::7:::ヽー ' ’   /ニニニニニニニニ
              ニニ!::::|:::ヽ::ヽ    /ニニニニニニニニニ

だがそうした妙案が取れないときには、

どちらのリスクを取るか選ぶしかない。

例えば時臣のように、マスターにもある程度の自衛能力がある場合

・・・そして特に、自前の「工房」(型月魔術式の防御陣地)を用意できる場合、

斬首戦術を食らっても防御陣地に篭って時間を稼ぎ、

その間にサーヴァントを護衛に呼び戻せば生き延びることができる。

こうした場合ならば、斬首のリスクは比較的低く、一方戦闘に巻き込まれるリスクは高い。

故に時臣のようにある程度強いマスターは、後方に引きこもってサーヴァントと距離を取ることが多いようである。

・・・物理的な距離は心理的な距離となるので、実はこれでこれで結構危険なのだが。

1369無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:04:48 ID:wYT0H0bk0
>>1367
『だろう?まあ強いと言ってもガンダムやファフナーみたいなガチの前線部隊ほどじゃないけどね』

『あくまで補給部隊としては自衛できるほう、ってだけだ』

1370名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 01:10:11 ID:ofwIiS5s0
「フロアひとつ借り切った完璧な工房だ
結界24層、魔力炉3基、猟犬代わりの悪霊、魍魎数十体、無数のトラップ、廊下の一部は異界化させている空間もある」
悪くないけど立地に油断があった模様

1371無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:10:36 ID:wYT0H0bk0
            __          ─    ,ィッ,,,,,,
          /'´     >         .ノヽi   '<≧s。
         i i     /        ≧s。,,|イミi ヽ,   }i、 `ヾii。
         { }i,   /       .s。     .ヾ__}i .'.,    }i,  .マi
         乂 `''‐彡´       ヾi。     ゝミi, ',    }i,  }}
            ̄ .i´  i .i    }i ヽ ヾ。   , .ヾ{ ヽi     .}i, //
            ノ   i .i    .}i.、 ヽ ヾ。  }i、 乂 ヽ    マiイ
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   , 、  ,.、    .|i{i,  .{i .乂   .}i, イ.んミア .i  i .)  .∨ {i、  .Ⅵ
   | .|  .} i     .乂}i,  }i,ヽi、__、  乂  ゝ‐' .|ノ', iイ   .∨ ヽゝ ヾ、
   | .| /./  ,ィ'i   | .}i,  .}i,、マ戈iノ''─`    /i .i:::i    ゝ。 \_
   | .|././ .//   イ} i\i、ヽ ". 、.   ,   /:::i i::::i     .}i,""´
  vヾ ´ イ /     |.| i::::::ii::::≧s。, ー   /::::::iノi:::i  .∧  ヽ,_
  マ     ,。二ソ   i.i .∨::i.,:::::::::/i:::::≧sイ >''´:.:.∨  /:::::{"'''''''''´
   |     i       ヾi。ヽi.}:::::/ .i:::彡,ィヾ,:.:.:.:.:.:.>ノ /  ─<
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   i    マ}i,       .∥ ,。iィ三三三三三三三}コ         ∨
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         \_/    .// .|i二ニア──i".i}─'''"i|               \

逆にマスターが時臣のような自衛力を持たない場合は、

斬首のリスクが高すぎるので、英霊に護衛を頼むべきだろう。

護衛抜きで敵に襲われるリスクに比べれば、

護衛付きで戦闘に巻き込まれた方がマシというものだ。

それに、砲撃のみならず指揮兵站にも「射程」がある。

遠く離れた後方から指揮や兵站を送るより、

前線近くから指揮や兵站を送る方が容易なのは間違いない。

特にカルデアのマスターは、自衛能力どころか兵站射程すら貧弱なので、

後方に篭るという選択肢が最初からない。

後方に篭ってしまえば魔力供給が出来なくなる。

だから戦闘に巻き込まれるリスクを背負ってでも、サーヴァントのすぐ傍で魔力を供給するしかないのである。

1372無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:11:44 ID:wYT0H0bk0
>>1370
ケリィ「要塞に馬鹿正直に侵入する方が阿呆。攻城戦は古来から遠隔攻撃でふっ飛ばすと決まっているだろう」

1373無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:20:29 ID:wYT0H0bk0

         /     /     ',  ハ.    |Y    \
        /      .l      ',  ハ    ,!,!    二ア
        /イ      l   |   ` ‐- -‐ ´/    \.V /
     _, イ /      .l   /\       /      `.V ./
        l     /  l  ./.  \-‐ ─イ         .V
     ___l     l__', /`\.  \__V_.|__,,,,  l     .!
     >イ     |  /.´! ̄ \   \ |  \  |  ハ  ,!ヽ
    / .//!     .!/   .|/-- 、 \  r‐‐|.   \|   ハ /  \
  /  // .|     .|≧zzzzs。、    \ ,。szzzzz≦    l/ __.\
 // ̄'/‐∧     .《、 .{. O .}゙'      ".{. O } ,》    l_\   ̄
    //   ∧.    ` `¨ ´   ,    `¨ ´ / / .∧
   .//.     \  -、--ヽ             //ノ  |ヽ\
  /.´       `< ̄ ̄ ̄ヽ--、r‐‐‐ 、r‐‐‐ イ ̄ ̄ }  .| `¨¨
            /──、    { ̄ ̄     イ ̄.ヽ\!
          __/:::::::::::::::::: ̄ ̄ヽ──── ´:::::::::::::イz、___
       。s≦i:i:/::ヽ::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::イ::::::::Yi:i:i:i:i:i|
      ,s≦|i:i:i:i:i:i:|:::::::::::::::::::::::‐-::::: | |:::::::-‐::::::::::::::::::::::::::::|i:i:i:i:i:i:i|≧l
    |i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:|:::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:|、
   /:|i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i|:::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:|::V

「ただいずれも極端な選択ではある」

「あるいは、聖杯戦争のマスターは極端な状況下で極端な選択を強いられるというべきか」

「つまり、一人のマスターには英霊は一人しかいないせいだ。」

「例えば、英霊を二人召喚できるなら、一人を後方に残して護衛に、一人を前線に送る、とかも可能だろう?」

「まあ戦力分散・各個撃破のリスクはあるがね」

1374無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:21:48 ID:wYT0H0bk0
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         /    ヽ   ` -  __ /        \  ,
        /      ヽー  ___ /      ,   _ ――,
        ,     ト, 、      ト、  i     l   ` ----,
        i     | , , ` - _ l ./ ` l     l   _  '_ヽ
        l    __|_ヽ    /     l     i 、 '´   i
        レl    |   ̄      =≠=.l     l  >    l
         l    l ==x         /_   /l ノ  >  i |
           i    l 、 _ ヘ 、     / / /  / ノ   .l |
          、 _  l l , i / ¨}     // j rl |  /l   j l
           l .l\}  l  / ¨}   / _ -ヽ i .l /_  リ
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            / __   i     {  '         }
               /========/     ノ  ̄ ̄ ―     /

「後方の守りすら気にしていられないほどキツイ戦いならとにかく」

「ローマのような強者であれば、むしろ前線と後方に戦力を分散させて」

「兵站部隊を前線での戦いからも斬首からも守るべきだろうな」

1375名無し-Red-市民-2:2019/06/01(土) 01:24:20 ID:ofwIiS5s0
タッグでは取れる戦術の幅が狭いですよね、でもパーティならタンクが置けるのだ
兵力というか国力がモロにでる後方防御ェ…

1376無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:25:05 ID:wYT0H0bk0
/イ  イ¨¨`           > '"      ` 、 ,! ヽ  ,!
{ (イ .{  / ̄>'¨ヽ、   /          ヽ \ //
`¨ ´ .乂 (       `¨7/,イ           ',   V
              /,イ./ .i        ヽ     V
              / / | l、 ヽ  \、    \i  V i
            ./ /! .i! ! ヽ、 \ __二ニ=‐、. \. V!
            乂( .〉、!─-- 、v ヽヽ 斗-─V \!!ヽ
             / ./ .|、 i  { ヽ. Yソヽ }ヽヽ、V   Y.ハ
            ./ ,イ|  /ヽ、ゝ、! .).ノ .xfX云Xk、}) ,ノ}ヽ}
            .{ .|ソ乂. { ≧zzzzx::::::::::"乂゚_ノ,ア⌒ソノイ!
            .乂VV.ヽヽ__,ィ:::::::::::::;::::::::::::::::::::::/イ/,! ,!!
            ,!::::ヽヽ、二_ノ).  、   ,   /ト、/ ,ノ,!v
            i!::::::::ヾ、二/≧s。   .。s≦>ヽ__/二> 、
            i!::::::::::::::∧:::::::::::::>、゙7爪:<::,s≦ア´::<:::::::>、\
            i!:::::::::::::::::∧/\:::::::Ys≦ア´:::/:::::::::::::::::::::::::::\V
             ∧:::::::::::::::::∧:::::::::>:::/i:i:i7:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V
              ∧::::::::::::::::∧:/:::/i:i:i:7::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!
                ∧:::::::::::::::∧\::{i:i:i:i|::::::i!::::::::::::::::::::::::::/)::/)7:!
               .∧::::::::::::: ∧:::YVi:i|:::::::{:::::::::::::::, x '´ イ´.//:∧
              /:::∧::::::::::::/77'''" ̄ ̄ ̄i! ̄:::::∧    /::/::/:V
               /::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::/_,ィ'´:/:/::::::V
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             |::::::::::::::::::::',::::: !:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::: |      ¨ヽ¨´r───'´
               !:::::::::::::::::::::',::::|:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::: |       \>
              |:::::::::::::::::::::::', |:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::: |

「さてその上で」

「英霊に実は近い性質を持つスタンドを使って戦闘する場合」

「「本体」と「スタンド」の距離をどうするのが良い戦術だと思う?」

「本体の傍で護衛させるべきか?それとも本体は後方に残してスタンドを前線に送るべきか?」

「兵站射程はスタンドごとに異なることに留意した上で回答したまえ」

「そして、その観点で見るに、強いスタンドはどれだと思う?」

「ああ、スタンドの合成とかは抜きにした単体スタンドでの話でな」

1377無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:27:17 ID:wYT0H0bk0
>>1375
>タッグでは取れる戦術の幅が狭いですよね、でもパーティならタンクが置けるのだ
デグ「だろう?人数が増えれば役割分担ができる。社会的分業は文明の基礎だ」

>兵力というか国力がモロにでる後方防御ェ…
デグ「だな。戦略が戦術に優越する典型的事例だ」

デグ「その戦略レベルに直接手を伸ばせるのがトークンの怖いところだ」

1378無茶王 ◆T8n83RxOuU:2019/06/01(土) 01:29:41 ID:wYT0H0bk0
では今日はこの辺で失礼します。
デグレチャフ閣下への回答を考えつつ、明日の投下をお待ちください

ご参加頂きありがとうございました!
お休みなさい!


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