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テストスレッド

1377名無し-Red-市民-2:2017/02/08(水) 03:30:15 ID:bp5ukPmw0
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地元政府が、新城夫妻が半年以上求めていた会談の席に
初めて着いた時の事だった


  << 他の場所に移転させると言いながら、あんた達は、
      何もやってないじゃないか!

  『神辺では毎日6万トンの事業ゴミが出ている。それをど
   うすれば良いと言うんですか? それに(健康被害は)
   ゴミ焼却が原因だと言う証拠を出して欲しい…』

     << あなた達は責任逃れをしているだけでは?

  『責任逃れをしている訳ではない』

   << じゃあ何の為に此処に来たのさっ!?


――神辺では、経済成長による消費の拡大が大きく、処理し
 なければならないゴミが急増していた。


――担当者は、唯、上司に報告すると繰り返すだけだった。


 中央政府の環境汚染への宣戦布告――それは決して、
パフォーマンスだけの物ではなかった。

 しかし、経済を優先する地元政府は、より多くの(プレイヤー
達で占められる)利権団体に圧力を掛けられ、その方針を徹
底出来ずにいた。


 真樹と共に活動の先鋒を歩くセイバーは、地元の警察に
15日間拘留され体調を崩していた。
 拘留の理由はセイバーがゴミ処理会社の壁頭に、彼らの
スローガン、中央政府の評議委員会が語った言葉を掲げた
事だった。


    『貧困と戦うのも大事だが、それと同様に
     怪物汚染も全力で戦わなければ成らない』


 神辺ではこの事を左程重要視してはいなかった。それを
見越して動いた治安当局に――社会活動の秩序を乱す、と
告げられ逮捕された。


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