[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
中学生バトルロワイアル part6
124
:
7th Trigger
◆jN9It4nQEM
:2014/04/22(火) 00:25:29 ID:hOSo1yps0
それでも。それでも。
彼女達が、手を差し伸べることをやめないならば。
まずは、『七原秋也』の根幹を知ることから始めなければならない。
彼が過ごした日常を。彼が味わった地獄を。彼が失ったものを。彼が奪ったものを。彼が到達した世界を。
戦闘実験第六十八番プログラム報告書。
船見結衣が手に取った冊子には七原秋也が『七原秋也』でいられた時を記している。
彼を知る手掛かりとなる欠片が、結衣達は今開こうとしているのだ。
けれど、知ったからといって彼女達のしあわせギフトが『ワイルドセブン』に届くは別問題だ。
彼女達の言葉が『ワイルドセブン』に不都合なものであるならば、容赦なく切り捨てるだろう。
強さを保つ為に。走り続ける為に。
綺麗な想いを信じていた“中学生”は、何処にもいないのだから。
【戦闘実験第六十八番プログラム報告書】
船見結衣に支給。プログラムに関わる様々な情報を記載した冊子。
どんな目的で行われるか、どのクラスが巻き込まれたか。プログラムに関わる情報が色々とつめ込まれている。
その中には、『七原秋也』がどのような人物か。どんな人生を歩んできたかも当然含まれる。
彼らが奪われた“日常”が事細かに写真付きで記されているのは、何かの皮肉も込められているのだろう。
………もう取り戻せない優しい日々を嘲笑うかのように、写真の中で生きていた彼らは、幸せに生きていた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板