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新西尾維新バトルロワイアルpart6

404変態、変態、また変態 ◆mtws1YvfHQ:2014/09/04(木) 23:58:01 ID:DxJa6RA20
「んな、ぁ――」

僕の行動が予想外だったようだ。
単に、刀を取るために体をずらして、その所為で左肩が抉られただけなのに。
だから、

「殺す」

横に薙ぐ。
後ろに飛び退く事で避けられた。
でも幸いな事に、絶刀を落としていった。
それを、蝙蝠に向けて蹴り放つ。
宙を回転しながら飛んでいく刀。
蝙蝠なら平然と取れるのだろう。

「だけど」

殺す。
取ろうと手を伸ばし掛けた瞬間。
逃さず近付いて、今度はこっちが突きを放つ。
身を捩って避けられる。
でも絶刀がその胸元を裂いていった。

「ぐお」

怯んだ。
だったら殺す。
斬り殺す。
刀を振る。
跳んで避ける。
返す刀を投げて追撃。
それは蝙蝠が両手に挟んで止めた。
流石だ。
でも問題なく殺す。
次の刀は既に取ってある。
胴を斬り裂くつもりで振る。
でもそれは服を斬るに留まった。

「ちぃっ」

舌打ちした蝙蝠が、持っていた刀を振ってくる。
だけど数合。
打ち合っただけで折れた。
絶刀を一回二回受けていたのかもしれない。
だから殺す。
透かさず振り上げる。
とは言え流石に速い。
逃げに入っているその姿を認め、振り下ろしてた刀を離す。
生憎、頭の近くを掠めていっただけだった。
ついでに言えばとっくに割れていた窓から外に出て行った。
でも問題ない。
駆け寄り際に次の刀を取る。
偶然にも蝙蝠の近くに刀はない。
ただ逃げる。
その後を追う。
けども、壊れた本棚の一部を蹴り飛ばされやむなく足を止めた。
追おうにも、少し離れた所で既に立ち止まっている。
手には絶刀を握って。
ああ、やたら後ろに下がっていくと思ったらそう言う事か。


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