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ニコニコ動画バトルロワイアルγsm3
370
:
D.K. ディケイドは世界を紡ぐのか? 最終鬼畜ホモディーノ
◆FbzPVNOXDo
:2013/11/04(月) 06:19:31 ID:sWhc5Kp.0
「……全部か?」
「全部よ!」
「流石に下は勘弁してくれないか」
「ふざけんじゃないわよ! あく全部脱ぎなさい! あくしなさいよ!!」
(俺は、一体何をしているんだ?)
士は何処か、他人事のように思う。
仮面ライダーとして戦う。
別に下手に正義を語るつもりは無い。
ただ目の前にある。救えるものは救いたかった。
けれども、この場での自分はただの道化と言っても良いほど無様だ。
仲間一人禄に守れず。挙句人質に取られ、変な事を言っているホモに好き放題されている。
(いや、結局俺には覚悟が、決意が足りていないのかもしれないな)
何を為すべきか。何を信じ貫くべきか。
……流されていただけだった。
ただ主催への怒りの感情に任せ、それらしい事を言い偽りの力を振るうだけ。
そんな自分に何が守れようか。何を打ち倒せようか。
ここは今までのような世界とは違う。
勢いに任せ敵を倒して、それで終わりじゃない。
(所詮俺はただの破壊者か……。何も紡げず何も為せず場をかき乱して死んでいく。
お似合いだな……ヒーロー気取りの馬鹿には、おあつらえの最期かもしれない)
もういい。
このランサーという男には、自分に構わず後ろのホモを倒して欲しい。
別に悔いなど無いから。
「もう駄目だわ。挿れるわね? 挿れるわよ!」
「ま、待て。分かった下着一枚で妥協しよう。どうだ?」
「無理ね。……さあ、行くわよ。もう止まらないんだから!!」
(―――でも。例え間違ってたとしても、俺はただのヒーロー気取りだったとしても……)
ディーノが士を掘ろうと、腰を僅かに下げたその瞬間。
拘束は緩む。ほんの少し、時間も力も少しだけだがそれは最大の好機。
「う、おおおおおおおおお!!!」
ディーノの鳩尾へと肘打ちを叩き込み。
ディーノの体勢が崩れかけたところで、士は全身に全力を込めがむしゃらに前へと突き進む。
士を戒めていたディーノの拘束から抜け出し、よろけながらもディーノの間合いから外れた。
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