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いけない恋

1:2011/09/19(月) 02:00:43
はじめまして、というかお久しぶりと言った方がいいのでしょうか。
旧掲示板でいけない恋を書いていた者です。

旧掲示板からログを持ってくる方法がわからず、途中で終わってしまった形になってしまいましたが、またゆっくり書いていきたいなと思います。

どういった内容で終わったのかうろ覚えな部分はありますが、また主人公と 圭の関係を書きたいなと思います。

確か、高校三年生になった主人公に、また新しい「大」という人物が現れたところだったと思うので、そこから始めたいと思いますのでよろしくお願いします。

2:2011/09/20(火) 23:54:19
高校三年生にもなると、勉強しかない毎日で、なんのために学校に来ているのかよく、わからなくなる。圭や誠は最後の大会に向け部活に励み、日々汗を流している。でも俺は図書室で勉強しては、家に帰るだけの毎日だ。

何度も戻ってこないかと圭に言われたけど、もうこの想いを抱えたまま部活をする気にはなれなかった。圭ばかりを見てしまうし、冷静にプレーなんかできるはずがないと思った。

圭には彼女がいる。
そう、言い聞かせ自ら経ったのだ。

それなのに、なぜ、圭を一目見ようと無駄に遅くまで勉強しているのだろう…。
もし会っても、何も話すことはないのに。
だけどせめて遠くから一目だけでも見ることが満足で、圭の幸せを願ってしまう。

こんな想いをしてでも。
報われない恋をずっと引きずってでも。
好きな人には幸せになってほしいのだ。

3:2011/09/21(水) 13:18:12
廊下をあるきながら、ふと窓の外を見たら圭を見かけた。勢いよく走ったその先には彼女がいて、二人並んでいる姿に思わず目を背けた。

「何やってんだよ…俺は。。」

そうつぶやいて下駄箱に向かった。

「なんだよ、元気ないじゃん。」

大だった。

「何してんの?」

「俺も勉強してて、今帰るとこ。それより何暗い顔してんだよ。」

「別に、なんもないよ。疲れてるだけ。」

「ふーん。まっ、いいけど。」

大は知ってるのだろうか。
俺が圭を好きだったこと。
もし、知ったらどう思うのかな。


「なぁ、飯でも食って帰らない?」

4ななし:2011/09/26(月) 22:10:59
続き楽しみです

5ちゃいぽい:2011/09/27(火) 21:03:17
おーw
ついに復活しましたか^^
ずっと待ってたんですよ〜

6:2011/10/02(日) 12:50:44
ななしさん、ちゃいぽいさん、コメントありがとうございます!

また新たな気持ちで頑張りますのでよろしくお願いします。

7:2011/10/02(日) 13:00:42
そういえば、なんだかんだで最近よく話すようになってる。当分は一人で居た方が楽だって思ってたから…大はそんなのおかまいなしに俺に話しかけてくれる。
それが、嬉しくもあり少し辛かったりもする…。

「安いとこならいいよ…。」

「OK!じゃあ行こうぜ!」

下駄箱を出た辺りで、圭と少し目があった。俺はすぐ目を反らして駐輪場まで走った。もう、全部遅いんだ…。後悔しても、これが現実。男が男に恋をしたって、報われないことの方が多いんだ。

だったら、もう人を好きにならなければいいと、高校生の俺はそう思うしかなかったんだ。不器用なりに考えて、わざと冷たくして距離を取って。。他に良い方法なんて思い浮かばなかった…。

「なんだよ、そんな顔して。」
大が話しかける。

「もとから、こんな顔だよ。」

そう言って二人で走り出した。
並んで歩いている圭を追い越して。

8名無し:2011/10/02(日) 16:23:58
更新待ってましたw

9名無しさん:2011/10/04(火) 23:36:21
それから、近くのファミレスに入った。
こういうところは圭とはあまり行かなかった。部活帰りに、近くの河原で座って話したり、公園のブランコに座って話したりするのが多かった

「あっ、何にしようかな…」

迷ってる、その時に…

「二人です。禁煙で。」

聞き覚えるのある声に思わず振り向いた。
偶然とはわからないもので、こうも狂わせるのだ。
もう、早くもわすれたいのに。
この気持ちを早くふりきりたいのに。
嫌うになりたいのに嫌いになれない。

まだ、圭のことで心が揺れてるこの顔を見ている大のことなんて、全然気づいてなかった。

10:2011/10/04(火) 23:37:43
すいません、名前のとこ入れ忘れました。

11誰か〜:2011/10/12(水) 18:41:52
続きお願いします

12刺身:2011/10/12(水) 23:58:44
催促するな。更新するかしないかは作者が決めることなんだから、早く更新して。とか言うな。都合を考えろ。

13誰か〜:2011/10/14(金) 10:59:36
ツイツイ面白いないようだったのでw
早く続きが読みたいなーと思いまして・・・

14:2011/10/15(土) 12:39:33
「友達なの?」

大の言葉にハッとした。

「あぁ、バレー部一緒だったから。」

「なんでやめたんだよ?もうすぐで、最後の大会なのに。」

「別に、ただ勉強してないと受験がヤバいって思ったから。」

「それだけ?」

「それだけだよ。」

ほんとはそうじゃないって、大は気づいてたのかもしれない。
でも、深くは聞いてこなかった。
わざとだったのかな。
今はそっとしておきたい。またいつ決壊するかわからないこの想いを。
今はただ耐える。そして、忘れられるなら辛くても頑張れそうな気がした。間違ったやり方かもしれないけど。
幸せを壊す権利は、俺にはない。

15名無しさん:2011/10/20(木) 17:39:14

ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/15028/ 腐ジャニオタ雑談

16:2011/11/10(木) 21:43:41
それから少し沈黙が続いた。

「で?なに頼むか決まった?」

「あっ、うん、マカロニグラタンで。」

「かわいいの頼むんだな(笑)」

そういって大は少し笑った。
その笑顔を見て、ほっとした。圭のことを触れられてちょっと気まずかったから。それでも大は俺に色々話しかけてくれた。
受験のこと、最近の趣味、お互いのこと色々話した。

「ちょっとドリンクとってくる。」

そういって俺はドリンクバーに行って、どれにするか悩んでいた。
その時、、

「来てたの?」
振り返ると圭がいた。
なぜか目をそらすことができなかった。

17:2011/11/15(火) 12:30:10
「うん、同じクラスのやつと。圭は…彼女と?」

「ああ…うん。」

ちょっと時間が経って、俺から口を開いた。
「じゃあ、行くわ。邪魔しちゃ悪いしさ。」

「あぁ…なぁ?」

呼びかけられたけど、振り返らなかった。
これ以上一緒にいたら、どうにかなる気がした。色々ぶつけてしまうかもしれない。
彼女のこと、そして俺のことどう思ってたのか…。
でも、もうどうでもいい。
どうでもいいと思うしかない。


俺は席に戻り、食べ始めた。
大もなにも言わず食べ始めた。

「じゃあ、帰るか?」

「うん。」

そういって、店を出た。圭の視線を感じたが、見ないようにした。
気づいてないふりをするのが、少し上手くなった気がした。

18名無しさん:2011/11/24(木) 23:50:52
続き楽しみです

19名無しさん:2011/11/27(日) 09:41:25
「じゃあ、俺こっちだから」

「あぁ。また明日な。ってかそんなに好きだったんだな。」

「えっ…何が?」

「マカロニグラタン(笑)」

一瞬ドキッとした。すべてを見抜かれた気がして…。

「あぁ、好きだよ。じゃあまた明日。」

そう言って自転車をこぎ始めた。
音楽プレーヤーを再生すると、こういうときに限って悲しい曲ばかり流れてくる。でも、それがたまに心地よかったりもする。片想いの曲は結局片想い止まりで、それが自分と重なる。
今でも好きなのか
忘れられないのか
忘れるにはどうすればいいのか
誰にも言えない想いを曲に託した。

大からの着信にも気づかずに、ひたすら家に向かってこいでいた。

泣いてしまう前に。

20:2011/11/27(日) 09:52:35
すいません、上の俺がアップしたやつです。名前入れ忘れてしまって。





部屋について、制服を脱ぎ、着替えているとき、バイブの音が聞こえた。

「もしもし、大?どうしたの?」

「あ〜いや、なんとなく慰めてほしいのかなって思ってさ。」

「ど、どうして?」

「なんか、あいつばっかみてたからさ。」

「別に見てなんかないよ。。」

「ほら、また声が暗くなった。」

「…。」

「好きな女を取られて悔しいんだろ?」

「…?え?」

「お前あーいう女がタイプなんだな。意外。」

「あ、あぁ。意外で悪かったね。」

「慰めてほしいときは言えよ。じゃな。」

「うん、ありがとう…じゃあ。」


電話を切ったあと無心になってベッドに倒れた。
何が言いたかったんだろう。やっぱり気づいてたのか。いけない部分を見られた感じがした。
本当に気づいてないでほしいっていう思いと、すべてを話してしまいたいという思いが行き来している。
大だったら大丈夫なのかな…。

21:2011/11/27(日) 09:55:42
名無しさん、誰か〜さん、刺身さん、そして読んでくださっているかた、いつもありがとうございます。

更新もっともっとしていかなきゃいけないとは思いつつ、仕事をいいわけにおろそかになってしまい本当にすいません。

感想とかあると本当に嬉しく、原動力になります。

つたない物語ですがこれからもよろしくお願いします。

22刺身:2011/12/06(火) 00:58:07
☆さん<

そんな事気にせず、自分のペースで更新してください^^
この更新の合間が結構好きだったりします←
続き楽しみにしてますね。

23:2011/12/18(日) 08:08:58
ほんとだったら今すぐにでも慰めてもらいたい。全部吐き出したいし、聞いてほしい。でも、そんなことをして大との関係がきくしゃくしてしまうのも嫌だ。だから押し殺すしかない。いつもそうやって大事なことは押し殺してきた。
ぐちゃぐちゃになっても、どんなに辛くても。
圭の事だってそうだった。なかったことにしようと何度も言い聞かせてきた。

俺はその日初めて、大でオナニーをしてしまった。
大にキスをされて、あらゆるところを舐められて、最後は大に入れられながらイッて…

大量の精子が出てた。

24:2011/12/18(日) 08:10:56
ほんとだったら今すぐにでも慰めてもらいたい。全部吐き出したいし、聞いてほしい。でも、そんなことをして大との関係がきくしゃくしてしまうのも嫌だ。だから押し殺すしかない。いつもそうやって大事なことは押し殺してきた。
ぐちゃぐちゃになっても、どんなに辛くても。
圭の事だってそうだった。なかったことにしようと何度も言い聞かせてきた。

俺はその日初めて、大でオナニーをしてしまった。
大にキスをされて、あらゆるところを舐められて、飽きるほどキスをして、最後は大に入れられながらイッて…

気づいたら大量の精子が出てた。
そこで我に帰った。

ダメだってわかってても、どうして人を好きになってしまうのだろう。
どうして、簡単には忘れられないのだろう。。

25名無しさん:2011/12/31(土) 14:21:01
私ここで結構おいしいおもいしました。
詳細は書けないけど、やり方次第ですね(^O^)
ttp://bit.ly/rRzIgw

26:2012/01/16(月) 20:26:38
翌朝、体が妙にだるかった。
そして昨日の行為をふと思い出した。
気づいたら勃起してた。
パンツの中が窮屈だったからそのままパンツを下ろすと、すごい勢いで上にピンと反っている。
硬くなったものを触る。
朝からオナニーなんて、久しぶりだった。
また、大を思い出す。
思い出しながら、上下に手を動かす。
声が、自然と漏れる。

「あっ、ん…大…もっと気持ち良くして…。」

「大…だいぃ…。」

また大をオカズにしてしまった。

「バカだな。俺は。」

本当にバカだと思った。
学校にいく支度を始めるけど、

今日は大に会いたくないな。

27名無しさん:2012/01/17(火) 00:41:18
更新楽しみに待ってました!

28:2012/01/28(土) 21:39:31
家を出ても、気分がすぐれなかった。
大して親友でもない、ただの友達をオナニーのオカズにするなんて。
気になってる?
いや、多分それはないと言い聞かせた。
圭にも、大にも普通に幸せになってほしい。そう思うほど、胸の痛さは増すのだ。締め付けられて、どうしようもなくて、吐き出せなくて…。
忘れようとする度、思い出して、夢にまで出てきて。
朝起きてまた苦しくて。

早く普通の日々に戻りたい。
圭を好きになる前の自分に戻りたい…。


「おはよー!」

その言葉に振り向くと、
そこには、大がいた。

ほら、また苦しくなるんだよ…。
その声が、苦しくさせるんだ。。

29名無しさん:2012/01/28(土) 22:37:20
もう更新されないかと思い凹んでましたw

続き気になります

30:2012/01/30(月) 23:42:11
振り向く先には
会いたいと思えば
会いたくないとも思う人がいて
その気持ちは常に隣り合わせで
まるで圭を思う気持ちとどこか似ていた
思い出したくない
思い出したくないと
言い聞かせてるのに
いつもいつも決壊してしまう
行き先のない思いが
身体中を巡るのだ



「なんだよそんな顔して。」

「別に…もとからこんな顔なんだよ。」


31:2012/01/30(月) 23:45:27
振り向く先には
会いたいと思えば
会いたくないとも思う人がいて
その気持ちは常に隣り合わせで
まるで圭を思う気持ちとどこか似ていた
思い出したくない
思い出したくないと
言い聞かせてるのに
いつもいつも決壊してしまう
行き先のない思いが
身体中を巡るのだ



「なんだよそんな顔して。」

「別に…もとからこんな顔なんだよ。」

「もっと笑えよな!暗い顔ばっかりしてっから何かあったと思うじゃん。」

「なんもないよ…。」

「ふーん。怪しいな。。」

そう言って、大が近づいてきた。

(近い…)

ズキン…

何だろう、この感じは…。

32:2012/01/30(月) 23:48:59
すいません…。
間違って書き込んでしまいましたが、気にしないでください。

いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。

33:2012/02/09(木) 00:19:16
大にかじよ

34:2012/02/09(木) 00:24:36
大に過剰に反応してしまう自分。
ダメなんだと思ってても、変にドキドキしてしまう。
好きとかそういうんじゃないと思いながらも、話しかけてくれる大に好意を持ってしまう自分もいる。

それが恋愛感情とはわからないまま、不器用な恋をしてしまう。

認めたくない自分と、圭を忘れない自分。

ひょっとしたらと思うこともある。

本当に愛してくれる人。

好きと心から言ってくれる人。

それは女でも男でも関係ないんだ。

好きにセオリーなんてない。

好きになってしまったのは事実。

そう、俺は少しずつ大にひかれはじめていたんだ。

35:2012/02/24(金) 00:49:45
だから、会いたいと思う反面で会いたくないっていう思いもあった。

今まで圭を好きだった気持ちが嘘だったんじゃないかって思う気がしたから。



「お前さ、もっと笑えば?」

「面白くもないのに笑ってられるなんて、俺は好きじゃない。」

「ふーん。ほんとお前ってかわいくないな。」

「そうだよ、俺はこんな性格だよ。」

「かわいいのが台無しなのに。」

「何?」

「いや、なんでもない。早く行こうぜ。」

そう、俺は素直じゃない。
というより、素直になれない。
笑えって言われても、笑えない。

俺はいつから笑わなくなったんだろうか。
やっぱりあの日からなのかな。。

36:2012/02/24(金) 00:58:04
圭に思いを告げ、圭と1つになった日、俺はそっと圭の家を後にした。
寝ている圭にそっと別れを告げたのだ。

友達のままでいれたらそれでよかったのに、俺は友達の域をこえてしまった。

越えてはいけない、その距離を。

泣いて、泣いて、泣いた。
ぶつけようのない思いを自分にぶつけた。

やりきれない思いを。
圭にずっと触れていたいという思いを。
それでも、このままではいけないという思いを。

いけない恋には、いつでも傷が残る。

どうして、好きな人を好きになってはいけないのだろうか。

それが男でも、女でも関係ない。
祝福もいらない。

ただ、一緒にいたかっただけなのに。。

それだけのことが、こんなにも難しく、苦しいなんて。。

37タクヤ:2012/04/02(月) 00:56:58
旧掲示板から見てました。
すごく共感できて何度も泣きました…
作者さん、ゆっくりでもいいので絶対に未完で終わらせないでください!お願いします…

更新待ってます♪

38名無しさん:2012/04/04(水) 01:31:05
自分も更新楽しみです
今日トップにでていて更新キターーと思ったw

39:2012/04/08(日) 18:48:17
学校に着いてからも、なんだか気分が良くなかった。
話したいのに強がってしまう自分が益々嫌いになった。でも、一体何から話していいのか分からない。いつも大から話しかけてくれるけど、俺は一体大の何を知りたいんだろうか。
そういえば圭もそうだったな…。

似ていないようで似ているかもしれない。

頭から離れてほしいのに、それでも浮かんでくるのが未練がましくて、嫌になる。
どうすることもできないんだと卑屈になって、切なくなる。
そうやってぐるぐると色んな思いが巡っていく。

こんなにも悩ましくて。
出口のない迷路に入ったみたいで。

授業も耳に入っていかないくらい、ただただ今までのことを忘れようと、いい聞かせた。

40:2012/04/24(火) 19:08:12
どうしてあの日、すべてを言ってしまったのだろうか。
圭には彼女がいるってのはわかってたのに。
言わない方が辛かったから?

でも、あの時の感触がまだ離れなくて、こそばゆくなった。声を聞いたり、なにげなく触れるだけで、心臓がドキドキした。
気づかれないように、目をそらしたり。


気づくと授業が終わってて、ノートもほとんど真っ白だった。次の授業が移動教室だったから、準備をして教室に向かった。
向かう途中に圭のクラスを通る。

そしたら、たまたま目があってしまった。

俺はただそらすことしかできたなかった。

41あかね:2012/04/28(土) 00:53:26
今書き続けてるのって最初からいた作者??
なんか文の作りが当初と違うような…
誤字が多いのも気になる…

42:2012/04/28(土) 08:12:10
あかねさん、今書いているのも僕です。
確かに文の感じは変わったとは思います。誤字もすいません。
信じる信じないはみなさんのお任せなので、それでも読んでいただけるのであれば嬉しく思います。

43名無しさん:2012/05/02(水) 00:41:06
信じています
続楽しみです

44:2012/05/24(木) 22:38:13
目が合ったのは、単なる勘違いだったのか。
それとも偶然合ってしまったのか。
自然に忘れられると簡単に思ってたけど、やっぱりそうもいかなかった。
引きずってる自分がみじめというか、悲劇のヒロインを演じてるみたいで嫌だった。


ふと携帯を見ると、
圭からメールが来てた。

でも、すぐにそのメールを見ることができなかった。

今更なんて返していいかもわからない。

でも、友達に戻れるなら
またあの日みたいに戻れるなら

好きとかそんなんではなく、何も知らなかった頃に、出会った頃に戻れるなら…

変な意地を張らずに、友達としてむきあえたら。。

簡単にできたら、苦労なんて最初からしてないのに。

45ともか:2012/05/26(土) 02:55:28
☆さん?!わぁ〜〜!
旧掲示板のころからずっと読ませてもらってました^ ^
また続きを書いてらしたんですね!
また読むことができて本当に嬉しいです(泣)
もう閉鎖したから書くの止めてしまわれたと思ってたから・・・

☆さんのペースでいいので最後まで書くの頑張ってください♪
切な過ぎて続きが気になりまくりです!

46:2012/05/30(水) 00:38:35
携帯を見ると、チカチカと何度も光っている。圭からのメールを開けずに、開けたり閉めたりしているうちに、授業は始まった。気をまぎらわそうと授業に耳を傾けるけど、なかなか頭に入らない。

忘れようとか言ってたのに…

バカだ。。

今更何を期待してる?
彼女と別れて俺と付き合うの?

そんなことあるわけない。
圭には圭と付き合うべき人がいる。

ただそれが俺じゃなかったことだけで。

知ってたよ…
知ってたけどさ…

でも期待してしまうんだ…

思い出すと、自然と反応してしまう。
パンツの中で、窮屈そうにしてしまう。

「先生。」

「ど、どうした??」

「ちょっとお腹痛いんで、トイレに行ってきてもいいですか?」

「大丈夫か?早く行ってこい。」

「すいません…。」

そういって教室を出ると、明らかに固くなっている自分の物を見て、やっぱりまだ好きなんだと思ってしまうのだ。

そして、俺は急いでトイレに向かった。
ちょっと前を手で隠しながら、気づかれないように。

47名無しさん:2012/05/31(木) 20:24:46
更新有難うございます
毎度読ませてもらっています

48:2012/06/04(月) 18:38:10
ズボンの膨らみがバレないようにトイレに入る。鍵をかけて、無我夢中でズボンを下ろすと、ボクサーパンツの中で窮屈そうにしている。
ゆっくりと上から触って、硬さを確かめる。上から下になぞるように、何度も。
こんなに硬くなるものなのか?
普段一人でオナニーするときはこんなに硬くなるっけ…。
パンツを下げると、少し濡れていた。
それを先っぽ全体に塗り、片方の手で自分の乳首を触った。

声が出そうになるけど、ここは学校。
でも、このまま出さないのも辛い。。
早く、出してしまおうと手の動きを早めた。
何も考えず、ただ、圭のことだけ考えながら絶頂に近づきそうになった…

その時、

「おい、大丈夫か?」

その声にはっとしたと同時に果ててしまった。。

その扉の向こう側には、大がいたのだ。

「だ、大丈夫。。もう戻るから。」

出来る限りの平常心で答える。
でも、下を見ると、少し精子がついたまま上を向いていたのだ。

自分ではない誰かに触ってほしそうに。

本当に自分がバカだと思った。
こんな所でオナニーだなんて。

バカだ

忘れろ…

気づいたら下半身を出したまま、泣いていた。。
誰にも言えない辛さと、好きな人と結ばれないことに。

分かってたことなのに。
冷静になると、こうも辛いなんて。

49ともか:2012/07/01(日) 08:20:32
がんばってください!!
更新まってますよ

50:2012/07/16(月) 00:37:00
「ほんとに大丈夫か?保健室に一緒に行くか?」

「だっ、大丈夫。少し落ち着いたから、すぐに戻るよ。ありがとう。」

「お前が大丈夫っていうならいいけど。じゃあ先に戻ってるから。無理はすんなよ。」

「うん、ほんとにありがとう。」

扉が閉まる音が聞こえて、自分の光景を見てハッとした。

俺は忘れようとしている人のことを思い出して、学校のトイレで抜いてしまったのだ。抜いてもなお、衰えず、硬いまま、まるで誰かに触ってほしいと訴えてるような感じにも思えた。

トイレットペーパーで拭いてる途中、携帯を開いて、見ることができなかった圭のメールを開いてみた。
するとそれは、

「元気か?」

の一行だけのメールだった。

「元気なわけないじゃんか…」

と俺は思わずつぶやいてしまった。

確かにそうだ。
忘れようとしても忘れられないのだから。

友達にも戻れない
話すこともできない
二人で帰ることも

何もかもを犠牲にしてしまった

俺が圭を好きになってしまったことが一番の原因だった。

51名無しさん:2012/07/17(火) 00:25:18
更新ありがとうございます

52名無しさん:2012/08/20(月) 00:31:56
更新もう少し早目&多くして〜!!遅すぎて話忘れてしまいます^_^;
偉そうにすいません…
でも、早く読みたいんです。

53:2012/08/23(木) 22:03:39
昨日観たTVの話
最近の気になる話
たわいもない話
くだらない話

そのどれもが好きだったと今更思った。
話している圭の顔が見れないときもあった。
いつも笑ってたっけ。
二人で笑ってた。

思い出しては、また泣きそうになる。
でも、授業に戻らないといけない。
泣いたって仕方がない、

けど、

意思に反して、流れてくる涙がぽつり。

気づいたらぽろぽろと泣いていた。

「だめだな。」

そう言ってら涙を拭いた。

鏡を見ると、そこには情けない顔。

深呼吸してトイレからでた。

返信はしない。

54:2012/10/11(木) 23:57:06
もう普通の友達には戻れない。
普通になんて話せない。
横顔を見るのが好きだった。
のよ横顔も今は見れない。

こじらせたのは自分なのに。
こう決めたのも自分なのに。


急いで、教室に戻ったけど、授業の内容は頭に入らなかった。
ぼんやりと窓から見える空を眺めていた。

チャイムが鳴り、ゆっくり準備をする。
遠回りして帰ろう…圭に会いたくないから。
いっそ、アドレスも電話番号も消してしまおうか。。
そうすれば、楽になれるのか。。

普通の高校生ならこんな気持ちになんてならないんだろう。
男が男を好きになるなんて。
しかもそれは親友で、かけがえない存在だった。

何度も思った。
恋じゃなければよかったのにって。


必死に忘れたいのに。。
卒業まで、もう少し。
それまで、どうか、

どうか、圭が幸せでいてくれますように。

55名無しさん:2013/02/04(月) 21:50:29
1日が長くてたまらなく嫌になることがある。
一緒にいるわけではないけど、一緒にいる空間でいつ会ってしまうのかと思うと気が気じゃなくて。
別に会おうと思わなければ、会うことなんてないのに。
考えすぎ。。


ぼんやりとしてたら、大が話しかけてきた。

「おい、大丈夫か?」

「うん…おさまったからもう大丈夫。。」

「あんまり心配させんなよな。」

そう言って大は顔を反らして、教室に戻っていった。

心配…してくれてたんだ。。
圭も同じ気持ちでメールしてくれたのかな。。
でもなんて返したらいいか分からないんだよ。
返ってこないかもしれないと思うと。

56名無しさん:2013/02/08(金) 20:47:13
更新ありがとうございます

57名無しさん:2013/02/19(火) 21:59:00
教室にまで帰るにはまた圭の教室を通らなければならない。
今はそれが嫌で仕方がない。
考えすぎかもしれない。
見ていないかもしれないのに、もし見られたらって思うと、足早に通りすぎたくなる。

部活をやめてから話すこともなく、クラスメイトからただの同じ高校生になった。
あんなによくはなしていたのに、クラスが変われば話すこともない。
ましてやあんなことがあったんじゃ尚更だ。

たまに見かける圭は、相変わらず笑顔が素敵だった。
その笑顔を見てるのが好きだった。
時々目をそらしながら、気づかれないように見ていたその顔も、今は思いでのなかにしかない。

58g:2013/03/07(木) 18:08:41
ロリ画像掲示板

h ttp://d4u88bqk.seesaa.net/

59:2013/06/25(火) 06:42:25
圭の教室の前にきた。
ただ普通に通りすぎればいいのに…。
たった少しのこの距離でさえ、胸が痛かった。

意識しないようにと思いながら、少し足早に足をすすめた。
すると突然、
「おい!」

その言葉に顔を上げると、

「メールシカトすんなよ!」

圭だった。

突然のことに動揺して、

「別に、そんなこと。」

これが精一杯だった。

「じゃあなんで返してくれないんだよ?」

「授業中は携帯使えないし、ごめん次もあるから」

そういって俺は、圭の横を通りすぎた。

返せるわけがない。
なんて返していいかわからないんだから。

60:2015/06/14(日) 12:07:30
教室に戻ると、携帯を取り出して圭からのメールを見た。
『元気か?』のたった3文字をしばらく見つめていた。
今まで毎日のようにメールしていたけど、今ではもうしていない。
アドレスも消そうか迷った。
でも消したところできっと頭が覚えてしまっている。
そんなことをしても意味がないと感じ、そのままになっている。

この気持ちも行方不明なまま。

早く卒業式が来ればいいのに。
圭と違う大学にいき、そこでまた新しい出会いを見つければいい。

今はそう思うことで強がるしかなかった。


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