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花とヘロイン ( TE受 )

1あのね:2019/01/03(木) 12:46:43 ID:gD.6wXxo







あのこはいつも花びらを数えて
君を待ってた

純白の白は
簡単に染まっちゃうから

先に誰かに染められる前に
俺が染めた



白と赤がちらちら見え隠れ
あと少しなのに
あなたは俺の色には染まり切らない



#花とヘロイン

2あのね:2019/01/03(木) 12:53:31 ID:gD.6wXxo


みなさま、はじめまして
[あのね]です。

しばらくこの掲示板どのスレも更新されていないなあと思いつつ、誰も描かないならわたしが書いてみたい!!!!!!と叫びながらスレを立てました



基本TE受けで書きます。、
このおじさん許容範囲マックスハイパーなので、このスレでいろんな愛とか憎しみとか肉棒とかをぶち込んでいく予定です(何様)


じわじわ見る人が減って、廃れてきてるこの掲示板を少しでも盛り上げられたら幸いです


今はリクエストは受け付けない予定ですが、時間に余裕ができたら受け付けさせていただきます。


よろしくお願いします。

3あのね:2019/01/03(木) 12:58:04 ID:gD.6wXxo





こんな身体に産まれたくて
こんなものになった訳じゃないのに


今日もご主人様に
いろんなお薬や道具でたっぷりいじめられて
もしおれが普通の人間だったら
ご主人様はこんなお仕置きをすることはないのだろうか


お腹の奥が、疼く。



#鎖のあと

4あのね:2019/01/03(木) 13:06:45 ID:gD.6wXxo


突然変異でごくごくまれに[獣人]という類の種が生まれることがある

大きく分けて猫型、犬型、兎型と3つのタイプに分類されそれぞれの耳と尾が普通の人間に生えたような形で生まれる

人間と共存するものもいるがそれは本当にまれなケースで
たいていのものは鎖に繋がれたり愛玩動物のような扱いを受ける


さらにこれらの決定的な人間との違いは
" あるもの "の有無だ

5名無しさん:2019/01/03(木) 17:16:40 ID:???
こんにちは
小説書くの頑張ってください!
楽しみに待ってます

6あのね:2019/01/03(木) 21:01:59 ID:gD.6wXxo

#鎖のあと( KCTE )




洋館はひっそりと都会の喧騒のはずれに建っている
この現代の文明から置いていかれたような
そんな空間だった

静かに雨が降っていて
気温がすっかり低くなった夜


「ただいま」


家主は帰ってくる

扉を閉め一息ついて
コートを脱ぎ
階段を登ろうとしたその時だった


「橘さん!」


2階から階段を駆け下りてきたのは
最近雇った専任の秘書の隆二

仕事ができるうえに
"飼い猫"の事情をよくわかってくれている


「どうしたの」

「それが、」






「来たみたいなんですが、あれ、、、」



最後まで聞かずに階段を何段も飛ばして駆け上がる
とうとう来た




『発情期』だ

7あのね:2019/01/03(木) 21:19:23 ID:gD.6wXxo



扉を勢いよく開けた
バンっと音が部屋に響き渡る

その音にびっくりしたのか
ベッドの上にいた猫がはね起きる


「っ、テツヤ」


甘い
部屋中に甘い匂いが溶けて
湿ったような空気
これが発情期なのか




テツヤは猫型の黒い獣人で
最近闇オークションで買い上げた

黒に近い茶髪に
毛並みのいい耳と尻尾
丸い目にかかるふさふさの睫毛
白い肌
全てが一瞬で見るものを虜にするような獣人だった




『自分のものにしてやる』
『誰にも渡さない』

強くそう思った



獣人を囲ったことはこれまで一度もなかったから
めいっぱい甘やかして
好きに身体を苛めた

意外と獣人は身体のつくりが丈夫で
簡単には死なず
しかし欲望には忠実で
こんな発情期がくると、どこかしこから甘い匂いがして人間を誘うと聞いていた


自分のものになってから
初めての発情期が来た

8あのね:2019/01/03(木) 21:30:57 ID:gD.6wXxo

「ん んゅ、 あ ごしゅじ しゃま あ♡」



ちゃんとシャツとパンツを履かせていたはずなのに
ベッドの下にパンツと下着は脱ぎ捨てられて
シャツのボタンが全部開いている
ベッドの上にはローションや薬の瓶、様々な道具が散らばっている

汗ばんだ肌が
いやらしくてらてらと艶めいていた



「大丈夫か?痛いところは」



ベッドに近づくと
扉の前からは見えなかったが
すでにひくひくと収縮するアナルには
金属のボールが連なる道具が入り込んでいた


「あ おく とどかな いぁ 、 おくぅ」


涙でぐしゃぐしゃになった頰に手を当て
小さい頭を抱き寄せた


「いちばん奥に、欲しいんだね」


こくこくと必死に頷いてテツヤが顔を上げた
どこで覚えたんだろうそんな上目遣い


「おく、いちば ん おくに ほし、ぃ」















「まだダメだよ、テツヤ


まだイかせてあげない」


この子を淫乱なメス猫に仕上げるから

9名無しさん:2019/01/04(金) 01:07:47 ID:???
ここからどうなるのか気になります(σ≧▽≦)σ
あのねさん、風邪に気をつけて小説を書いて下さいね!

10あのね:2019/01/04(金) 21:08:52 ID:jxXdVbnU
5様
ありがとうございます!楽しんでいただけたら幸いです

9様
最近インフル流行ってますよね、、気をつけて更新していきます

11あのね:2019/01/04(金) 23:28:37 ID:jxXdVbnU




震えるテツヤを横目に
クローゼットの奥の小箱を取り出す

カチャカチャ鍵を外して蓋をあけると
整然と並ぶ巨大な綿棒のような形をした金属


「勝手にイかないように、ね」


目を合わせると
ひゅっと息を飲むテツヤ
後ろから抱きかかえて脇を羽交い締めにして
透明な汁を垂れ流す先端にそれをあてがう

「細すぎると痛いらしいからこれくらいかな」

するとテツヤはこっちを見て
いやいや子供みたいに顔を横に降る
その顔
男を誘ってることに気づきもしないその危うさ
どんな躾をして育ってきたんだか

「大丈夫、テツヤはいいこだから」

絶対入るよ

12あのね:2019/01/04(金) 23:46:07 ID:jxXdVbnU
TE




小さい頃あの棒を前のご主人様に入れられたことがある
とても痛くて
神経を潰されるような
鋭い痛みをとても鮮明に思い出した

「あ、 い や ごしゅじん さま、」

怖い
ただただ怖い
いやだ
無意識にご主人様の服の裾をぎゅっと掴んでしまう

「大丈夫、テツヤはいいこだから」

唇を撫でられ
そのままキスをくれた
やさしい、やさしいキス
ちゅぷっと音を立てて唇が離れていった
ああこんなキスをされたのはいつぶり?

獣人なのに
どんな形であれ
僕はこの人から愛情を注いでもらえているんだ
そのことに変わりはない

そう思うとなんだって受け止められる気がした





「いくよ」

つぷ、冷たい楕円の球が入る
そのままずるずるといやにひんやりした棒が尿道を通っていくのを感じて
同時にツンとした痛みを延々受け取る

「いっ ぅ ぁあ、あ いぁ」

なのに
なのに



「テツヤの大きくなってきちゃったね」

自分の気持ちに反して
どんどん膨らむ僕自身が
言うことを聞かない

「えっちな子だ」

そしてとうとう
いちばん奥にとんっと当たる感触があった

「んぅっ ぁ!」

イったのにイけない
追い討ちをかけるみたいに袋をやわやわと揉まれる

「ここで作ったミルク外に出さなくてつらいね」

ふにふにもみもみ
左手で揉みしだいて
右手では竿に入った棒を出し入れし始める


「んひ、ぁ い いぁ ら め ぃいああん♡」




だめ
これ以上いじめないで
あたまおかしくなっちゃう
らめ
らめ
いやぁ、



「いゃあああ!」






イったのに
イけない
地獄みたいなループを繰り返す

13あのね:2019/01/05(土) 00:25:28 ID:.0UAZxqw
KC




発情期だからかやたらと達する回数が多い
放出できない熱がじわじわと溜まっていく
手に伝わってきた

太ももを擦り合わせて
汗だくの体を身悶えさせているテツヤは
もう理性を吹っ飛ばしているんじゃないかと思うくらいかわいい、本当にかわいい

「あぁああ、も、むり いれてぇ ぁぅ、」

涙目でお尻をこちらに突き出し
自分で双丘を拡げて
まだアナルボールの入った蕾を見せつける
チャリ、と金属の連なるボールが揺れた

息をするので精一杯
もう頭の中は肉棒でいっぱいになっている
いつもの貞淑っぷりもこんなところではもう消え去ってしまったようだ

「どこでそんなことを覚えてきた」

パシンッ
乾いた音が響く

「んぁああっ♡」

何度も何度も
テツヤのまあるいしろい尻を叩く
喘ぎ声が色っぽい
だんだんと赤くなっていく肌でさえ愛おしくなる

「ごめ な、ひゃぃ ぃああっ」

泣きながらよがる身体は正直だ
さすが獣人
人の姿をしていたって欲望には勝てない




ずるずるとアナルボールを引き抜き
ベッドに散らばる瓶の蓋をひとつ開けた
スポイト状になっていて
上のゴムのふくらみをつまみ先端に液体をためる

「それ、ぃや だめ」

ふるふる首を横に降るテツヤ
この薬がいちばんキツく、てきめんに効果が現れるから

「ぃゃ、ぃやだよ ごしゅじ さま」

頭ごとベッドに押し付け
尻を突き上げるように四つん這いにさせる
ひくひくと赤くなってうごめくそこに
スポイトの先端をちゅっと差し込んで
液をゆっくり流し込む

次第に肌が熱くなり
ぱたりとベッドに倒れこんだ
はーー、はーーー、はひゅ、
息が荒くなる

獣人用の精力剤は人間が服用するものより少し強めに作られているから
これを流し込まれるともうそいつは全身を性感帯にされるのと大差ない

「身体、熱いな」

甘い体臭が一層濃くなる
むせ返るような酔い方をした

触れるとぴくんと震えて
切なそうに
んぅと声を出す

「挿れてほしいか」

こくこくと必死に頷く
もう奥が疼いて仕方がないのだろう
開発されるともう元の身体には戻れない、戻せない

俺の形を覚えてしまったこの身体は
もう自分しか癒せない




なにせそうしたのも自分だから

14名無しさん:2019/01/05(土) 12:08:03 ID:???
KC鬼畜(>_<")
でも見てしまう
あのね様 がんばって下さい!
楽しみにまってます(^-^)v

15あのね:2019/01/05(土) 13:33:30 ID:GHKLrR7g
TE

焦らすのが好きなのは知っていた
でも今回は異常だよ

「挿れてほしいか」

迷わず頷く
ばしばし叩かれて少し腫れてるお尻が痛くて
でもこの屋敷で飼われてから
痛みが快感に変わる瞬間を覚えてしまったから
今にも破れちゃいそうな張り詰めた袋も
棒を突っ込まれてるのに立ち切ってる竿も

なんで言うことを聞いてくれないの?
僕やっぱりおかしくなっちゃったのかな
ううん
ご主人様のが奥にほしい

「ぁ 、ぅあ はや く っいれて くらひゃ、ぃい」

ご主人様の目が揺れる
綺麗な目が、ゆらりと動いた
ああこれでぐちゃぐちゃに奥を犯してくれる





するとご主人様は
そのまま僕の脇を抱きかかえて
ベッドの横に立たせた

かちゃかちゃベルトを外して
チャックを下ろしパンツを強引に下ろすと
バチンッと音がして、大きくなったご主人様のものがあらわになる

ごくり
思わずつばを飲み込む

「こっち来い」

言われた通り目の前に立ち
毎度のことなのに
あまりの大きさや浮き出る赤黒い血管に緊張する

「跨れ」

おそるおそる
ご主人様の首に左腕を回し
太ももを跨いで
自分でご主人様のものをお尻にあてがう

どうしよう入るかな
怖くなって少し自分でほぐす
うわあああやっぱり怖い
ぐるぐるいろんなことを考えながら
お尻がうまく濡れてきたことを指に感じる





「遅い」

腰を強く掴まれて
そのまま落とされた

がちゅんっ



「んぁああああああっ!!!!」



一瞬なにが起こったのかわからなかった
大きい、すごい
ひと突きでいちばん奥に届く大きさと長さ
感じたことのない頭が真っ白になる感覚
なにこれ


「っは、締め付けヤバい」


ご主人様が僕の中で気持ちよくなってくれている
荒い吐息が頬にかかって
またおなかの奥がきゅんと締まる
うれしい


「ごしゅじ、しゃま も きもちい、 ?」



あなたにご奉仕できて
テツヤは嬉しいです

16あのね:2019/01/05(土) 13:54:55 ID:GHKLrR7g
KC




小首を傾げて気持ちいい?なんて聞かれる
末恐ろしい猫だ

「可愛いことを言えたご褒美だ」

ちゅぷっと音を立てて
尿道プラグを引き抜いた



「ぅあ、ああぁ ん!」



だらだらと白濁した精液が溢れ出す
今まで溜めに溜めていた液体が
延々と溢れ続ける


「止まんないな」


跨るテツヤの顔を見上げると
真っ赤にして恥ずかしがっている

「はずかしいぃ」

尻をひくつかせて
きゅうきゅう中を締め付けて
最後のひと搾りを出し切る

「いっぱい、でたぁ」

それはテツヤの白い腹を伝って
ふたりが繋がっているところに垂れてきた

「しっかりつかまって」

いきなりのことで状況がつかめず
反応が遅れたテツヤ
繋がったまま抱きかかえた

「ふぁああっ」

ゆさゆさとテツヤの身体を揺すると
その度にごつごつ最奥に自信がぶつかる
ぎゅううっとま首に巻きたくテツヤの腕から伝わる力がいとおしい

「んゅ、ぁ あ、あ、いぃ♡」

このまま突き続ければ
結腸が開くはずだ
テツヤの顔を見ると
口がうまく閉じられずに口の端をよだれが垂れている
目もとろんとして涙が伝う
こんな顔誰にも見せられない




「メスみたいな顔しやがって

このままメスにしてやろうか?え?」




「め、 す ?」

朦朧とする頭でテツヤがつぶやく
その瞬間あまりの可愛さに達しそうになった





「くれてやる」

テツヤの腰を抱き上げずるずると自信をギリギリまで抜き
一気に落とした

17あのね:2019/01/05(土) 13:58:25 ID:GHKLrR7g
14様

躾が厳しすぎますね
愛情の裏返し的な(うまくいえねえ)
ミスプリ多くて読みづらいかもしれませんがよろしくお願いします

18名無しさん:2019/01/05(土) 22:10:04 ID:???
ミスなんか気にならないほど引き込まれました!
続きが気になります!
お体に気をつけてくださいね(^_^)v

19あのね:2019/01/07(月) 02:05:10 ID:B0Mh6uF6

TE




「くれてやる」


そのまま腰を一気に落とされて
奥の扉がひとつこじ開けられた音がする


ぐぷんっ




「ぃうあああっ!」




カリが引っ掛かってる
結腸が開いたんだ

「は、 ぁ ぅあ、 ?」

なにが起こったのかわからなくて
はじめて開かれる扉の快感に
自分でびっくりする



「テツヤの処女 俺がもらったよ」


耳元で熱い吐息がかかって
ご主人様の低い声が響く

「っう、 」

耳弱いの知ってて攻めてるこのひと
思わずおなかの奥がきゅんっとする



そのままベッドに四つん這いになって
後ろからガツガツ突かれる
まるで獣の交尾でもするみたいに交わった

後ろに両手を引っ張られて
ただただ喘ぐしかなかったけど
それはもう気持ちよくて何回もトばすところだった

20あのね:2019/01/07(月) 02:08:00 ID:B0Mh6uF6

◯おまけ



TE


「ほらもっと腰あげて」


腰の下に枕を置いて位置を高くして横になる
体制があまりにも恥ずかしくて顔から火が出そう

「あの、自分でやりますから、」

だーめ、と隆二を呼んで
脇を羽交い締めにされる



「いや、ぃ、や!」

「こら暴れるな」

「テツヤ様あと少しです、耐えてください」




隆二おまえまで、、ちくしょう、、

お尻に指を入れられて
ぐりぐりお腹を攻めるみたいに
精液をかきだす


とろとろお尻を伝う
ご主人様の精液が生温かい


「俺こんなに出してた?」


あははと乾いた笑い方をした
あなたのが
お腹からいなくなるのは
少しせつない


「、、ごしゅじんさま」

「ん?」








「そろそろぼくのイイトコロばっかりぐりぐりするのやめ、っぁう♡」

「んー?なんて言った?」




ぼくの穴で遊ばないでください
自由なご主人様はこれだから困ります



fin. #鎖のあと

21あのね:2019/01/07(月) 02:10:03 ID:B0Mh6uF6
18様

ありがたいお言葉、、でもこれからミスプリ個人的に更新してから気づいてわりと落ち込むので気をつけます

22あのね:2019/01/07(月) 02:20:45 ID:B0Mh6uF6
こんばんは、あのねです

鎖のあと 完結しました
わりと最後無理やり感否めない
ゴールインまで次のは書き切りたいです

こういう横文字の書いたことなくてどうすればいいんだろうと試行錯誤しつつ獣人てちゃの天然えろえろな身体の作り(わしがでっちあげた)に五体投地しつつ書きました 難しい!

かわいいね
あんな獣人いたらすぐ変なおじさんに目つけられていろんなことされちゃうよね
これはシリーズ化してこれからもちょくちょく書いていこうかな〜と思ってます ご主人様KCのど変態加速っぷりに注目乞うご期待なりやです

はいはいはいはい新しいの考えなきゃ
てかTE受けで書いてたけど新境地を開拓したい(ブレまくり)てことで考えます

ではまた、さよなら

23あのね:2019/01/07(月) 03:00:09 ID:B0Mh6uF6




ここに来る前は
偉い会社の重役さんのところにいた
愛情といえるものをもらったことは
一度もなかった




#鎖のあと- past

24あのね:2019/01/07(月) 03:08:09 ID:B0Mh6uF6



生まれた頃から母親と引き離され
獣人というだけで物珍らしがられた
当時黒猫の種の獣人は特にまれで
オークションに何回もまわされていた

化粧を施されて
ろくな服も着せられないままヒールの高い靴を履かされながら
高値でぼくや仲間は取引されていく


そんななかでぼくの最初のご主人様が決まった
会社の偉いひと


「はじめまして 毛並みが綺麗だね」


ひんやりした手で
尖った猫耳を撫でられたのをすごく覚えている




優しいひとだと思った
ごはんもたくさんくれて
洋服を着させてくれて
何より首輪をつけられなかったことがとても嬉しかった
ああこの人に買われてよかったと心の底から思って夕食のスープを飲み込む




でもそれは過去形でした

25名無しさん:2019/01/07(月) 21:15:43 ID:???
とてもいい作品でした!
新しいのも気になります!
この調子で頑張ってください!

26あのね:2019/01/07(月) 23:10:31 ID:ps7oXtdg
25様

ありがたすぎるお言葉です、読んでいただける方がいるだけで嬉しいですありがとうございます
これからも更新頑張ります

27あのね:2019/01/07(月) 23:17:51 ID:ps7oXtdg


TE





その日は朝から土砂降りだった
窓ガラスを強く打つ雨粒を
何をするでもなくながめていた

ドアノブの開く音が響く

「ご主人さま!」

お仕事から帰ってこられたのかな
それにしては今日は少し早い
どちらにしろ嬉しくてガタイのいい厚い胸に飛び込む

「てつや、すぐに支度をしよう」

支度?
外出の予定なんてあったかな





「今日はお前の披露目だ」

ぷつり
首に針を刺された
ぼんやりと視界がゆれて
そのまま意識が途切れる


「たっぷり可愛がってもらえ」

遠い意識で聞いた最後の言葉だった

28あのね:2019/01/07(月) 23:29:28 ID:ps7oXtdg




気がつくとすでにそこはもといた部屋じゃなかった

「目が覚めたか」

丁度いいとご主人様は呟いて尻尾をするりと撫でた
その手には
どこからか繋がる鎖が握られていて
それを辿ると
ぼくはいつのまにか黒い革の首輪をつけられていたようだ

「似合っているじゃないか
新調した下着も悪くない」

下をみると
もともと穿いていたものじゃない
白いレースのついたお尻に食い込む糸みたいな下着を穿かされていて

「なんだ、もう濡れてきたのか」

ぷにっと手のひらで軽く押される自分のものも
ギリギリ見えるか見えないかの小さい面積しかない布で作られたランジェリーだった
前の部屋で着ていたシャツも今は脱がされて
ほぼ全裸と変わらない
むしろ全裸より恥ずかしい
顔から火が出そうになる

思わず顔を背けた

「はしたない子だ」

ご主人様はあざ笑うような目でぼくを見た
こんなことは初めてで
内心、戸惑う



「あの、ごしゅじんさ」

「行くぞ」



ぼくの言葉なんか聞こえないみたいに
ご主人様は目の前の大きな扉を押した

29あのね:2019/01/07(月) 23:40:06 ID:ps7oXtdg



扉が開くと
中には何人かのスーツを着たひとがたくさんいた
どの方も前にご主人様のお屋敷で見たことのある人ばかりだ

「待たせたな」

ご主人様の声で一斉に視線がこちらに刺さる
思わずご主人様の背中に慌てて隠れた

「ほら、誰も怖くないから」

ぽんぽんと頭を撫でてくれる
ぎゅっとご主人様のスーツの裾を掴んで
隣に立った



どこからともなくざわめきが広がる

" まさか黒猫か "
" 噂にたがわずかわいい顔をしている "
" いったいいくらで買い取ったんだ "

ぼくを舐め回すような目でみんな見つめる
じっと
品定めやら値踏みやらをするように
そのままご主人様の隣をおそるおそる歩いて
部屋の真ん中まで来た


「今日はこの子のはじめての" お仕事 "に
みなさんお越しいただき本当にありがとう」




お仕事?

「使いたいものがあれば
たいていのものは揃っている」

そう言うと
ご主人様は部屋の隅にあるビリヤード台に寄りかかって腰を下ろした





「さあ、始めてくれ」

ぞっとする
低い声が響いた

30あのね:2019/01/07(月) 23:58:51 ID:ps7oXtdg




よく部屋を見渡すと
部屋にあるテーブルの上には
たくさんの動画が置かれていて
みんな手当たり次第それを手に取る

ひとり取り残されて不安になって
ご主人様の方を見た
見たことのない目をしている


「これ、飲めよ」

知らない男に渡されたのは
ピンクと白のマーブルのカプセル


「大丈夫、はじめてなら飲まないよりはマシだ」


意味がわからないまま
口にカプセルを突っ込まれてそのまま水をペットボトルから流し込まれる

むせて鼻に水が流れてつんとする
すると次第に
身体が熱くなってきた
おなかの奥がきゅんきゅんして
同時に自分のモノが膨らんできたことを感じる


「お、甘い匂い」

「この薬は獣人の発情期に似た症状を再現させる薬なんだよ」


ハーハー荒い息をして
ほてる胸が上下する


「ここキツそうだよ」

誰かが白い布に包まれた自身に触れた
むにむにと布を擦り合わせて揉みしだく

「このかわいいパンツ脱いじゃおっか」

朦朧とする頭で
誰かが床に座りこむ僕をうしろからしゃがんで抱きかかえて
パンツを剥ぎ取った

「ああ〜てつやくんもうこんなぬれぬれなの?」

立ちきってはち切れそうなぼくのものを見て
耐え性ないなあとみんなが笑う

また誰かがぼくの尻尾についていたリボンを解いて
ぼくのものの根元にきゅっときつめに蝶々結びを施した

「これでてつやくんは勝手に気持ちよくなれない」

これからが始まりだとどこからか声がした

31あのね:2019/01/08(火) 00:36:22 ID:B4qnUlBA




「そういえばご主人様から聞いているよ
てつやくんはまだ処女なんだってね」

しょじょ?
なに、それ

するとその人は
寝転んでいた僕の両脚を肩にかけ
腰を高く高く上げさせた

「ここヒクヒクしてるよ、えっちな子」

アハハハとみんなの乾いた笑い声が響く
やめて
恥ずかしいよ
ご主人様の方を見ると
心なしか口角が薄く上がっていた

「甘い匂いがするてつやくんには
もっと甘いものをプレゼントしてあげる」

そう言って
その人は僕のお尻に指を入れほくじはじめる
濡れ始めていた穴からぐちゅぐちゅとひどい音が聞こえる
恥ずかしすぎて死にたい


すると
ひんやり冷たい何かがお尻にひとつふたつと入り込んでいく
ぐりぐりとお腹をこじ開けて進んで
最後にリングがお尻の入り口に当たった


「 っあ ぁ う 」

おなかの奥で
金属がぶつかってごつごつ当たる


「おお全部飲み込んだ」

感心したようにうしろから声が聞こえて
みんなもそれに乗って声を上げる





「さて、お次は産卵ショーといこうか」


はじめて聞く言葉だった

32名無しさん:2019/01/12(土) 13:10:24 ID:???
産卵ショーどうなるのでしょうか  
気になります!
ですが焦らすゆっくり書いてくださいね!

33あのね:2019/01/14(月) 23:58:40 ID:MGYqI5ok






カツカツと革靴の底を鳴らして
ご主人様が目の前にしゃがんで
耳元で生ぬるい吐息がかかった


「テツヤ、それをゆっくり出してごらん」


え?
こんなたくさんの人の前で、、?





「あ、 え と その、」

「おいあれ持ってこい」


急にご主人様が横にいた人に指示すると
あるものが手渡されている
巨大なシリンジだった
中には薄く黄色い液体が入っている


「身体抑えろ」


いきなり両肩を掴まれて
床に頭を打ちつけた
四つん這いでお尻をご主人様に突き出す格好になる


「い、 ぃや やだ」

涙が溢れて
止め方を躾けられてないから
わからないよ



「大人しくしているんだ、テツヤ」


お尻に細い管がぐぐっとめり込んで
ゆっくりと冷たい液体が体に流れていく






「は ぁ ああ、あ」

おかしい
おなかのきゅるきゅる止まらない


出したい
でもこんな衆人環視の目の前で
お尻から出せない
羞恥心が上回る


「っふ ぅ んん、う」

耐えろ
こらえろ、


後ろ手に手枷をつけられて
お腹を抑えられない
ぴちゃぴちゃとお尻から液体が流れ出る


「強い浣腸液を入れたつもりだったが
意外と我慢強いんだな獣人は」



たすけて
こんなこと
ぼくはなにも悪いことしていないのに
ご主人様 なんで?


「はっ ぁ あぅ、んぁあ!」

耐えられない

34あのね:2019/01/15(火) 00:23:03 ID:b3E8YXXA
すると目の前に立っていたご主人様が
いきなりぼくの脇腹を後ろから羽交い締めにする
簡単に体が宙に浮く


身体を一気に上下に揺さぶった


「んぃ、あ、ぁあ、ぃやあ!!」


身体が揺れるたびに
お尻から液体が溢れていく


「ほら、早く出しなさい」

だめ ご主人様
出したくないよ
ご主人様のスーツが浣腸液の染みでいっぱいになっていく


そのままご主人様は椅子に座って
太ももの上にぼくを乗せた
脚を広げてぐったり力が入らないまま
もうお尻も力を入れるのに限界だった





「ごひゅじ、しゃ ま、 も、 おろし て」

「聞き分けの悪い子だ」
すると小さい声でご主人様は言った



「またあのオークションに売り飛ばしてもいいんだよ」



背筋が凍りつく

そう、ぼくは所詮買われた身で
結局はあなたの所有物にすぎない

ここでいうことを聞かないと
ぼくは簡単に捨てられてしまう
でもそれだけは
それだけは嫌だ

羞恥に悶えながら
お腹に力を入れる

「っふ、ぅんんっ」

くぽんっと音がして
1つ目のボールが頭を出す




周りからはたくさんの声が飛び交った
もっとやれさっさと出せ
僕はその声を遠くに感じながら
お腹にまた強く力を込める



「んぃ、っぁああ!」


そのあとは早かった
ふたつみっつとボールは加速して
とうとう最後のボールが出たとき
バシャンと浣腸液の水たまりの上に落ちた

35あのね:2019/01/15(火) 00:23:57 ID:b3E8YXXA

はーーーー、
はーーーー、
はひゅ、

吐く息が安定しない




「よく頑張ったな、いい子だ」


ご主人様は
溢れた涙をそっと舌ですくい取った



ぼくはただただそれに従うしかなくて
でも涙は止まらなかった


いい子って言われて嬉しかったから?
ちがう
みんなの期待に応えられたから?
ちがう


なんで泣いてるんだろう
そのあと何人も知らない人に抱かれて
泣きじゃくるものだから途中で萎えてしまう人が多くて
ぼくはそのあとご主人様に何回も叩かれた


そこでもぼくはごめんなさい、ごめんなさいと謝ることしかできなくて




それからぼくはあっさりとまたオークションに出されることになる
最後のご主人様のお別れの言葉は

「役に立たない黒猫をようやく売れる」

だった









人間なんて
所詮慈悲のかけらもない肉の塊だ

そのあと今のご主人様のケンチさんに出会うのは
もう少し先の話





fin. #鎖のあと-past

36あのね:2019/01/15(火) 00:28:57 ID:b3E8YXXA
32様

ありがとうございます
ご主人様、またしても鬼畜オブ鬼畜
やっぱりどエロいおじさまにさんざん虐められてるテツヤさん好きすぎて性癖バレまくる
でもちょっとテツヤの過去って悲しい感じを伝えたくて
こんな人間不信だったのを経てケンチさんと一緒にいるっていう でもさすがに過去辛くしすぎて書いてる私が泣きました 幸せになっておくれテツヤくん

37あのね:2019/01/15(火) 00:42:00 ID:b3E8YXXA
猥談タイム

こんばんは あのねです
最近実は俳優のいせ やゆうすけさんのガチヲタをしている話をしようと思います

男の人の顔をかわいい、きれい、塩の3タイプで日頃分けているんですが、作者は断然[きれい]顔にハマる女です

テツヤさんもそうですがもうあいつは日頃私たちから言わせればかわいいしか出てこないわけですが全くex ileを知らない人からすればたぶん[きれい]顔の分類だと思うんです いせ やゆうすけさんも然り

ほんとにいせやさんってお顔が美しすぎて鼻も高いし二重幅広いしもう42歳なんですけどちゃんと身体を鍛えててスーツを着た時の胸板がすこし厚めなのが感動的でして すごくすごくお美しい これぞ彫刻顔

たぶん橘さんのヲタクやってる方はよく思われていると思うのですが、あの美しい顔で面白いこと言ったり子供みたいにふざけたり、ほんとただえへって笑ったときの破壊力ったらない チップあげたい

作者たぶん御察しの通りですが史上最悪のドドドMなので、最近はこのサイコパス級美形俳優をご主人様にみたてて書いてました しばらくそんな感じで書いていく所存です

スレ開くとメッセージいただいてたりしてすんんんごく嬉しいです こんなのにありがとうございます

もっともっと皆さんの声が聞きたいですしみなさんとどエロいお話とかもしたいです

ぜひ今後ともよろしくお願いします!

38あのね:2019/01/15(火) 23:07:42 ID:IOiTZLi.
暇すぎる(慢性アイデア欠乏症)のでリクエスト受け付けます
TE受けは変わらず攻めを変えるか今の#鎖のあとシリーズのままでも大丈夫ですテツヤさんにこれさせたいあれさせたいとかいろんなこと待ってます
コメント来なくて寂しい、、でもわかってますみなさん多忙だし、何よりこのスレが過疎化しすぎじゃボケ おやすみなさい

39SK:2019/01/16(水) 21:47:56 ID:???
こんばんは!
いせ やユウスケさん確かにきれいですよね
サバ〇バルウェ〇ィングとてもいいキャラでした
ところでリクエスト募集ありがとうございます!
TE受けなら基本いいですが攻めを先輩にしてみてはどうでしょうか?個人的にHやMKなどが攻めのイメージがあるので結構いいと思いますよ!自分の性癖がさらされてしまうー( >Д<;)
これからも頑張ってください(^_^)v

40あのね:2019/01/18(金) 21:53:41 ID:bshOhVLQ
39様

コメントありがとうございます
リクエストありがたく消化させていただきます!
そうなんですサバ婚夏に放送されてる時は全然堕ちてなかったのでそれまだ見れてないんです、、ぶっ飛んだい せや様の演技を是非見たい、、、
MK結婚しちゃったけどいいや!それも活かしてわたしは書こうじゃねーかと!!(何様)
でろっでろになる黒猫TE待っててください

41SK:2019/01/19(土) 00:02:24 ID:???
お返事ありがとうございます!
リクエストお受けいただきありがとうございます!!!
楽しみに待ってます!
体調にお気をつけ下さい(^o^)v

42あのね:2019/01/19(土) 00:06:55 ID:9Ksn8GQQ



「テツヤ、披露宴に行こう」

ご主人様は見慣れないスーツ姿で
僕に新品のシャツを着せてくれた

#鎖のあと - party

43SK:2019/01/21(月) 20:55:27 ID:???
KJさんハピバ( ノ^ω^)ノ
もう39歳ですかー
あの顔で来年40とは思えないほど若く見える
歳に負けずこれからも頑張ってほしいですね!
小説楽しみに待ってます(^o^)v

44SK:2019/02/04(月) 21:32:03 ID:???
あのねさん
体調崩してしまいましたか?
もしそうでしたらしっかり休養してください。
インフルエンザが爆発的に流行っているので心配です。早く元気になってくださいね!


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