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リクエスト専門スレ

1KATE:2016/03/14(月) 16:54:25 ID:AX5FqJzI
リクエストしていただければ、小説かきます。
どのコンビでもOK!です。
ぜひリクエストお願いします。

 [例]
im×tsk 切甘 一般人パロetc...

細かく設定して頂いて結構です。
というか、寧ろ設定して頂いた方が書きやすいです。
よろしくお願いします。

※以前の小説は書くのをやめることにしました。
 読んでくださっていた皆様、途中で終了させてしまい、申し訳ございません。
 こちらのスレで、たくさん書いていきたいと思うので、読んで頂けたら幸いです。

2MK:2016/03/14(月) 18:31:57 ID:???
>>1
はじめまして(^.^)
リクエスト→KJ×KCで切甘読みたいです!

お願いいたします!

3KATE:2016/03/14(月) 21:58:27 ID:AX5FqJzI


 KCside

今日は、久しぶりに弍代目だけで飲み会だ。
最近、ドラマの撮影とかで忙しかったから、メンバー全員集まんのは珍しいな。
···楽しみだな、アイツにも会えるし。
俺のことなんて、目に入ってないんだろうけど。

そう思いながら、KCは店に向かった。
KJに「似合うな」って言われた服を着て。

 「いらっしゃいませ〜、あ、こちらでございます。」
KC「あ、はい。」
NE「お、来た。遅いよ、KC。」
KC「ごめん、ちょっと仕事押してさ。」

店員に案内された座敷の部屋には、もうみんな集まっていた。
もちろんそのなかには二人も。

KJ「よ!KC、昨日ぶり!」
KC「昨日ぶりってなんだよww」
NK「皆、なに飲む?」
SK「俺らだけだし、ビールでいいんじゃね。」
TE「そうだな、あ、すいませーん、注文いいですか? つまみはあとでいいよね、生7つおながいします。」
KJ「おい、NT大丈夫か。」
NT「うん、ちょー大丈夫。ありがと。」

NTが目を擦りながら言った。最近個人の仕事が増えて、忙しいらしい。
目の下に隈が出来てた。
そんなNTをKJは、いとおしそうに見てる。
やっぱ、恋人同士だな。二人だけの雰囲気がある。
···俺が入り込む隙なんてないや。

「「「かんぱーい!!」」」

ビールを片手に、皆が最近の仕事とか、会社のことを話しはじめて、部屋は一気に賑やかになった。
そんな中、KJとNTと俺は、参代目のことについて話してた。

KJ「最近、お前らスゴいよな。」
NT「やっぱ、若さはすごいね〜。勢いが違う。」
KC「オッサンくさいぞ、まだアラサーだろ。でも、本当gnちゃんとかomiとかすごいもんね。」
KJ「お前もドラマ主演決まったんだろ。」
NT「うん、嬉しいんだけどスケジュールびっちり。寝る暇ないわ。」
KC「本当、大丈夫?」
NT「うん、···ごめん、ちょっとマネージャーから電話。」
KJ「いってら。」

NTが席を外し、そこからKJのノロケ話が始まった。
お酒が進んできたせいか、普段よりKJの話がはずむ。
俺にとっちゃ嫌なんだけどな。好きな人のノロケ話なんて。
···そんなの知るわけないか。NTしか見えてないって感じだもんな。
···もし、俺が今の気持ち伝えたらどうなんだろ。

KJ「···でな、」
KC「なあ、KJ。お前、NTしか見えてないよな。···俺のこと見てねえよな...」
KJ「お前、急にどうした?」
KC「いや、ごめん、なんか気ぃ、変だったわ。飲みすぎたかも。俺、こんな酒弱かったっけ?」
NT「···っごめん、急に打ち合わせ入った。また今度な。本当ごめん。」
KJ「おい、大丈夫か。ぶっ倒れんなよ。」
NT「ありがと。じゃあね。」

そう言って、NTは行ってしまった。
その後、俺は少しの間交わされた、二人の思いあってる言葉にイライラして、本当にたくさん飲んでしまった。

KJ「おい、起きろ。帰るぞ。」
KC「うーん、起きる」
KJ「こいつ、ダメだ。TE、俺、こいつ家に送ってく。」
TE「うん。よろしく頼むわ。」

この時、俺は知らなかった。
このあと、何が起きるかなんて。
いや、起こしてしまうかなんて。
···でも、俺は我慢出来なかったんだと思う。
KJのこと好きすぎて。

 続く

どうでしょうか、長すぎましたね。
こんな感じで書いていきます。長さは気分によってかわりますが。
こんなのでよろしければ、ぜひ今後の作品も読んで頂きたいです。

4MK:2016/03/14(月) 22:07:32 ID:???
KATE様
お早いお仕事ありがとうございます!
これからの展開がとても楽しみです〜(^.^)

楽しみに待っています!

5KATE:2016/03/15(火) 19:29:09 ID:frhIzIVI
 KJside

偶然にも、KCの家がここから近かったから、俺たちは歩いて帰る事にした。

KC「けぃ...」
KJ「はあ? 大丈夫か本当に、あとちょっとで家着くぞ。」

それからずっとKCはなんか言ってたけど、もうめんどくさいからほっといた。
家に着くと、俺はKCをベッドに運んだ。
「寝たくない」とか言ってるKCを寝かせるのは大変だったけど。
それにしてもKC細いな。あんだけ鍛えてるのに。

KJ「おい、俺帰るぞ。明日な。」

俺がそう言うと、KCは突然腕を掴んできた。
そして、KCに引っ張られて覆い被さるような体勢になった。

KJ「···おい、びっくりするだろ。」
KC「···にいて、今だけそばにいて。」
KJ「はあ? っん、」
KC「ふんっ、ん、はぁ、んっ」
KJ「っおい、」

KCが目を潤ませながら、熱っぽい視線をなげかけてきた。
まるで何か言いたいことでもあるかのように。
俺はそのKCの妖艶な顔に欲情して、今度は自分から、KCに濃厚なキスをした。

KC「ふ、っふん、んっは、んん」
KJ「、は、···っ」

俺が口を離すと、KCが涙をこぼしながら言った。

KC「···好き。KJ、ごめん、好き。」
KJ「···」
KC「朝になったら忘れていいよ。でも、今だけは、俺のこと、見てよ。」

俺はただ俯いてた。何も言えずに。
だって、ビックリしすぎて。
もちろん、NTに申し訳ない気持ちもあった。
でも

6KATE:2016/03/15(火) 19:45:29 ID:frhIzIVI
でも、気持ちよかった。
···好きって言われて、嬉しかった。
なんでだよ。KC、何で今さら···。

KJ「わかった。今日、泊まってくわ。」
KC「ありがと、ここにいて?」
KJ「うん。いるから、泣くな。」

でも、KCが寝るまで、俺も好きとは言わなかった。
俺はもう、あの気持ちを忘れたはずだ。
今はNTと付き合ってるんだ。

···そう思わなきゃ、普通でいられなかった。

KCの顔をただずっと見ていた。
部屋の空気は何故かすごく重かった。

7KATE:2016/03/15(火) 23:23:41 ID:frhIzIVI
KJ「ん、」

俺はやたら眩しい光に目を覚ました。
いつのまにか寝てたみたいだ。
ふと、隣にいるはずの存在がいない事に気づいた。
あぁ、昨日の事が鮮明に思い出される。

KC「おはよ」
KJ「はよ」

KCは何事もなかったかのように、台所立っていた。

KC「ごめん、コーヒーしかだせねえわw」
KJ「お前ん家、どうなってんだよw」

よかった、いつも通りだ。
昨日の空気はどっか遠いところに行った。
···って思ってた。

KC「··昨日の事、忘れていいから。つーか、忘れて。」

今さら、なかったことにしろってか。
俺にとっちゃ、結構大事なことだってのに。
俺の目の前で泣きそうな顔してる奴がいるから、取り敢えず適当に受け流しといたけど。

8:2016/03/16(水) 18:46:05 ID:qtXJucdg
KATE様、初めまして。
このようなスレ、起てて頂いた上に、KKを書いて頂き、本当にありがとうございます。

久々に訪れて、見つけて、面白さに続きが待ち遠しい限りで、コメントしてしまいました。

KATE様のペースでの、続きをお待ちしています。

9KATE:2016/03/16(水) 20:55:31 ID:1UkHZVpY
皆様、コメント本当にありがとうございます。
この作品は私が初めて書く処女作なので、至らない点もあると思いますが、
読んで頂けたら嬉しいです。

薊様の作品も拝見させていただきました。
私のものよりそれぞれの感情がわかりやすく、流石だなとおもっております。
薊様も執筆、頑張ってください!

10KATE:2016/03/16(水) 21:35:01 ID:1UkHZVpY
 NTside

今日は朝から変だ。何かが違う。
KJもKCもいつも通りのはずだけど、どこか違和感があった。

NT「ねえ、TEっちゃん あの二人、俺帰ったあと、どうしてた?」
TE「うん? KJとKCはお前の話してて、あ、でも途中からKCが変だったんだけどね。
  KCが酔っぱらっちゃったみたい。なんかした?」
NT「いや、何でもない。KJがKCに迷惑かけてなきゃいいなって思ってたんだけど、逆だったんだね。」
TE「うん、KC、家におくってもらってた。」

···絶対なんかあったな。今日一緒に来てたし。
···そっか、そうなっちゃったか、結局。
俺たちも終わりだね、KJ。そろそろけじめつけなきゃな。

人と人が結ばれるには、誰かがちょっと背中を押してあげなきゃいけない。
それがなかったら、きっとアイツらは永遠に結ばれない。
···それをする役が俺になっちゃったのは、ちょっとだけ寂しいけど。

KJ「おい、どうした? ボケーっとしてんぞ。」
NT「そんなことないよ。あ、KJ、今日ってこの取材で終わり?」
KJ「あぁ、そうだけど。」
NT「終わったら自販機のとこで待ってて。すぐ行くから。」
KJ「何かした?」
NT「うん、ちょっと···」

KJは心配そうな顔をしてた。そりゃそうか。
あんまこんなこと言わないもんな。
···KJ最後まで迷惑さかけばっかだった。

でも、最後くらいは恩返しするわ。
鶴の恩返しならぬ、NTの恩返し的なww···やべ、全然笑えね。
でも、キツいな。本当のことを知られちゃいけないんだから。
鶴も大変だったんだろうな。

自分のなかでこんなこと言ってみるけど、この気持ちは取り繕えなかった。

11たろ:2016/03/17(木) 09:34:14 ID:???
KATE様
スレ立てありがとうございます。
そして、更新お疲れ様です。
なにげに“KK”が好きな自分w
でも、自分では上手い事 書けないので
KATE様の更新を楽しみにしてます!
これからも頑張って下さいね!

12KATE:2016/03/17(木) 22:04:11 ID:QLopr.Ig
 KCside

KJ「何かした?」
NT「うん、ちょっと··· あ、そういえばKJあれ使ってくれてる?」
KJ「あれってどれ?」

今日は楽屋入りしてからKJと話してない。
あんなことがあった後だから当たり前だけど、俺たちはやっぱいつもと少しちがう。
···NTは気づいてんのかな。俺とKJの間に空気一枚分の壁があることに。
近くにいるのに、お互いにすごく遠くに行ってしまったような気分でいることに。

ふと、二人の方を見ると、幸せそうな顔で寄り添っていた。
ギュっと胸が締め付けられて、目の前が熱いものでみえなくなってきたから、
俺はそっとその場から逃げ出した。
そしてトイレに駆け込み、誰にも聞こえないようにと願いながら、溢れ出てくる思いを
押し殺して静かに泣いた。

13KATE:2016/03/18(金) 23:02:22 ID:mahzjmis
 KJside

取材が終わってNTとの約束の場所にくると、NTはもう既にそこにいた。
缶コーヒーを二つもって。

KJ「ごめん、遅れた。」
NT「いや、俺が早く来ただけだから。はい、コーヒー。」
KJ「サンキュ。で、どうしたんだ? 急に話って。」

俺はプルタブを開けながら聞いた。
NTがこれから何を言うのかも知らずに。

NT「···あのさ、そろそろ別れよっか。」
KJ「ゴホッ、急にどうしたんだよ!? 俺、何かした!?」
NT「いや、そーゆうことじゃなくて。俺たち、もともとセフレだったじゃん。
   別にお互いに好きな訳じゃなかったし。それに、今も好きにはなれてない。
   KJだってそうでしょ?」

NTはずっと缶コーヒーをいじりながら、うつ向いて話してた。
だから、NTの表情は読み取ることが出来なかった。

KJ「いや、そういう訳じゃないけど···。」
NT「ほら、別に好きじゃないんでしょ? だったらそろそろ終わりにしようよ。
   俺、仕事に専念したいから、今KJと付き合ってる暇無いんだ。」
KJ「、でも俺はNTといて楽しかった。隣にいてくれて安心できた。だから、」

その言葉の続きを言おうとしたとき、NTが突然顔を上げて決心したように言った。

NT「この際だから言うけどさぁ!! KJといてもあんま楽しくなかったんだよ!
   っていうか時間の無駄だって思ってた!」
KJ「は? なんだよそれ···」

急にNTがそんなこと言うからびっくりした。
NTがこんなに大声出すの、初めてだったから。

KJ「っ嘘だろ!? 分かるんだよ!! お前の嘘ついてるときの顔!」
NT「···っ、なんなんだよ!! お前こそ嘘はついてんじゃん、
   まだKCのことが好きなんだろ!! ···KCに言えよ、好きだって。
   ずっと前から好きだったって。お前ら両想いじゃん、自信持てよ。」

···なんで、なんで知ってんだよ。ずっと隠してきたのに。
···最初から全部分かってたのか? 分かってて付き合ってくれてたのか?
NT、お前本当バカだな···。お人好しすぎんだよ。

NT「別れよう。お互い好きじゃないのに付き合うのは、やっぱ違うと思う。
   KJといて、楽しくなかったってのは嘘。結局、好きにはなれなかったけど、楽しかった。」
KJ「ありがとう。お前、本当[イイ奴]だな。結局全部お前のお陰だわ。
  お前のお陰で楽しかったし、決心ついた。本当サンキュな。」
NT「うん、今から行ってこいよ、KCのとこ。アイツも今日これで終わりだったはずだよ。」
KJ「ああ、行ってくる、じゃあまたな。」
NT「またな、頑張れよ」

NTに見送られながら、俺は急いでKCの家へ向かった。
KC、俺、やっぱお前が好きだ。

14名無しさん:2016/03/20(日) 23:12:00 ID:???
KATEさま、切なKKありがとうございます!
2台め好きなので嬉しいです//
もし機会があったら、KJNT←NKとか書いていただけると嬉しいです…//

1514:2016/03/20(日) 23:24:38 ID:???
失礼しました、途中カキコしちゃいました;

ずっと見てるだけだったNKが、ささいなことからNTを略奪してしまう的なオラオラNKが好きなので…///

16KATE:2016/03/21(月) 11:08:17 ID:wwbUlAQM
 NTside

···行っちゃった。
よし、これで俺の仕事は終わり。後は二人がくっつくだけだな。
ってか、それにしても我ながらイイ仕事したわ〜。
俺、恋のキューピッドじゃん。すごいすごーい、···。

無理やり気分を上げようとしても、逆に下がっていく一方で、
やっぱりKJのこと好きだったんだって想い知らされる。
こんなことしない方が良かったのかも〜とか、そんなこと思ってたら胸が少し痛い。

TE「よっ」
NT「TEっちゃん、っ、お疲れ〜」

TEっちゃんが俺の横に来て、俺と同じように壁に寄りかかった。
急に来たからちょっとビックリしたけど、助かった。
···泣きそうになってたから。

NT「TEっちゃんも仕事終わり? 今日みんな終わるの早いんだね、飲み行く?
   あっ、でも最近休みないから休みたいか、ごめ」
TE「NT」

TEっちゃんは、わざとこっちを見ずに俺の名前を呼んだ。
そして、俺の頭に手をのせて、優しい声で言った。

TE「頑張ったな」
NT「えっ?」
TE「ごめん、聞いてた、全部。」
NT「、覗き見するとかTEっちゃんストーカー? ダメだよ、そーゆう」
TE「そんな、無理すんなって わかってんだよ、お前の気持ちとか。」
NT「っ、」

まるで、俺の気持ちが全部分かってるかのような発言に、俺は戸惑った。

TE「···無理しすぎるのも良くないんじゃない? 頑張りすぎるの、お前の悪いとこ。」

そうやって、優しく俺の頭撫でて、「泣いてもいいんだよ」とか、ほんと、反則。
ほら、TEっちゃんがそんなこと言うから、泣けてきちゃった。
せっかく堪えてたのに、でも、ありがと。

NT「っ、ごめん、こんなとこで。」
TE「しょーがないなー、NTちゃん。優しい俺がいいとこ連れてってあげるよ。」

そう言って、TEっちゃんは俺を人が通らない静かな廊下の端に連れてってくれた。
そして何も言わず、何も聞かずに、ただ俺の頭を撫でてくれていた。

NT「、ふぅ···。ありがとう、さっぱりした。」
TE「うん」
NT「ってか、TEっちゃんさっき俺のこと子供扱いしてたでしょ、撫でないでよ!」
TE「NTみたいな童顔の人に言われたくありませんー!」
NT「あー、もううるさいな。TEっちゃん、今日飲みにいこ!」
TE「はいはい、つき合ってあげますよ。荷物取りに行こう」

···ありがとう、TEっちゃん。
TEっちゃんが居てくれて良かった。
···今日は、楽しく飲めそうだな。

俺の顔は自然と笑顔になっていた。

17KATE:2016/03/22(火) 19:46:17 ID:TvZWtncg
たろさん、14(名無し)さん、コメントありがとうございます!! 励みになります!! 
私の書いたものでよければ、これからも読んでってください。
今、あまり更新出来ていないので、できるだけ早く更新します。

18KATE:2016/03/23(水) 20:55:31 ID:p/nMv.8M
 KJside

NTと別れた後、俺はすぐにタクシーを捕まえてKCの家に向かった。
急いでいたせいか、KJの家までの道のりがとても長く感じた。
その距離が、俺とKCの間に出来てしまった距離を表してるみたいで、すげーイライラした。

···何で、あの時、「俺も」って言わなかったんだろう。
あの時言っていれば、KCは苦しまなくて済んだのに。
アイツは、いつも俺のこと想ってくれてたのに。
ほんと、バカだなぁ、俺。KCみたいに素直になってればよかった。
でも、もう、KCのこ悲しませたりしねぇ。待ってろよ、KC。

KCの家に着くと、俺はお釣りを貰わずに急いで出た。
扉の前でひとつ深呼吸をして、チャイムを鳴らした。

ピーンポーン、···。

KC「···はい。っ、KJ、なんで···」

KCは驚きを隠せない様子だった。目が大きく開かれている。
でも、気になったのはその目元が赤くなっていることだった。

KJ「お前、目どうした?」
KC「···KJには関係ない。」
KJ「でも、」
KC「俺は大丈夫だから。だから、帰って。」

そして、KCはドアを閉めようとした。
俺は、そのドアを掴んで無理やり家の中に入った。

KC「ちょっ、何!?」
KJ「俺の用事は終わってない」
KC「いや、でも」
KJ「KC!!」

俺はKCの顔に手を添えて、こっちを向かせた。
そして、KCの赤く涙目になっている目を見て、言った。

KJ「KC、···好きだ。」
KC「···えっ? 何、言ってんの? KJはNTのことが好きなんでsy」
KJ「俺は!!! ···KCのことが好きだ。ずっと前から好きだ。
  お前が俺のこと好きになる多分ずっと前から。
  ごめん。あの時、ちゃんと言ってればよかった。
  俺も好きだって。そうすれば、KCに悲しい思いさせることなんてなかったのに。」
KC「でも、NTと付き合ってるんじゃ、」
KJ「NTとはさっき別れてきた。NTに言われたんだ。行ってこいって。
  だから、来た。KCに好きって言うために。」
KC「KJ、本当? 信じていいの?」
KJ「うん、信じて。」
KC「KJ、俺、やっぱ好き、KJのこと」
KJ「ヤバい、お前今超かわいい!!」
KC「はぁ? 意味分かんない、なんで今」
KJ「キスしていい?」
KC「いや、え、KJ? え?」

慌てているKCの顔に、俺はそっと手を添えて、キスをした。
ただ触れるだけのだったけど、前よりずっと幸せで、暖かかった。

KJ「KC、愛してる」
KC「、俺も。」

そう言って俺たちは笑いあった。
多分、世界中の誰よりも幸せな気持ちで。




ありがとう、KC。俺、お前がいてくれて、ほんと嬉しい。
KCのこと、幸せにする。一生かけて。一緒にいてくれるよな。

···うん。KJのそばにいる、一生。



   [終わり]

19MK:2016/03/27(日) 12:58:36 ID:???
リクエストに答えてくださり、ありがとうございました。

幸せそうな二人が目に浮かびます。
よかったよかった(^^)/

お疲れ様でした。

20KATE:2016/03/27(日) 22:45:15 ID:tA0QdPL2
皆様、お久しぶり(?)です。
KJ×KCは以前のもので完結したんですが、この後裏ってのもいいかなと思ったので、
皆様のご意見を聞きたいです。
コメ、よろしくお願いします。

21名無しさん:2016/03/27(日) 23:19:14 ID:gXhtkfUg
KJのKCに強引にいく感じがらしくてニヤニヤしちゃいましたw
裏も是非是非おねがいします〜

22MK:2016/03/28(月) 17:50:59 ID:???
えぇッまさかの裏があるんですか?‼
読みたいです〜(☆∀☆)

23KATE:2016/03/28(月) 21:58:10 ID:uUlF9o1.
 KJ×KC~続き(裏)~

 KCside

KJ「KC、愛してる」
KC「、俺も。」

そう言って俺たちは笑いあった。
多分、世界中の誰よりも幸せな気持ちで。

そして、KJがまたついばむようなキスをしてきたから、お返しのつもりでKJにキスをした。
そしたら、KJが困ったような顔をして言った。

KJ「···お前さぁ、誘ってんの? 止まんなくなるよ?」
KC「···いいよ。KJになら何されてもいい。」

、うわあああぁ、何言ってんだろ、俺。ちょっと女々しくない?
KC、引いたかな。最悪、、、

俺は煙が出そうなくらい、顔を真っ赤にして(いやあんま分かんないと思うけど)、下を向いた。
そして、しゃがんでKJに顔を見えないようにした。

KC「っ、やっぱ今のなし!! 聞かなかったことにして!!」
KJ「···それって、何されても良くないってこと?」
KC「いやいやいや、そーゆうことじゃなくて!!」

俺は誤解を解きたくて、バッと立ち上がって言った。

KC「今のなしってのは、あの、俺らしくないっつーか、引くかなって思ったからで、
   ···何されても良くない訳では、ない。」
KJ「ゴメン、俺バカだからさ、もうちょい分かりやすく言ってくんないかな」

···こいつ、確信犯だ。にやけてる。

KJ「KC? 速く!」

···ぁあもう、分かったよ!!分かりやすく、だろ!!
こんなことになるなら言わなきゃよかった!!と、半ばヤケになって言った。

KC「KJになら、何されてもいいってこと! わかった? アーユーオーケー?」
KJ「んぷっ、お前可愛すぎ。」

すると、KJが急に抱き締めてきた。俺は、驚いて数秒間意識をどっかにさまよわせた。
意識が正常になって、なんかKJの顔が近くなってきたなと思っていたら、KJにキスされていた。
それはどんどん深いものになっていって、息がうまく出来なくなるくらいになった。
KJの体温がこんなに近くで感じられる。もっと、もっとKJが欲しい。
舌と舌が絡み合う音なんかもう気にしてられないほど、俺はそれに夢中になった。

 [続く]

すいません、今日はもうギブですm(__)m

24KATE:2016/04/03(日) 20:28:08 ID:y8PtmHKg
 KJside

ヤバい、抑えらんなくなりそう。
深い深いキスをしながら、そう思った。
一生懸命俺についてきてるKCは、相変わらず様になってる。
なんか、可愛いっていうよりセクシーな感じだな。

KJ「···っは、はぁ、KC、ベッド行くか」

KCは、少し恥ずかしそうに頷いた。
俺がそっと肩を抱くと、猫みたいにすりよってきて、微笑んだ。

KJ「···いいな?」
KC「···いいよ、きて。」

おでこから順番に舌に向かって、キスを降らす。
するたびに、少し震えるKCが愛しい。
あぁ、俺の心はもうKCに持ってかれたんだなって今さらながら思う。


Tシャツを脱がすと、程よく筋肉のついたきれーな体が姿を現した。

KC「···そんなに見ないでよ。」
KJ「·····お前の体、きれーだな」
KC「、うるさい。早く続きして。」

首から舌に向かってまたキスをする。
胸の飾りには、特に丁寧に。

KC「···っ、うぁ、っは、KJっしつこい。」
KJ「煩い、黙って喘いでろ。」
KC「はっ?おま、っぁ、」

乳首を舐めると、途端に大人しくなった。
もう、何も言い返せなくなったらしい。顔が赤いし。

KC「うぁ、ア、んんっ、っやば、俺、女、みたいじゃ、ん。」
KJ「いいんだよ、それで。綺麗だから。」

顔を赤くして横を向いているKCをよそに、俺はKCのズボンを脱がせた。
すらーっとして長い脚の上のそれに手をのばす。

25たろ:2016/04/04(月) 12:55:25 ID:???
KATE様
更新お疲れ様です!
…って、更新途中にスミマセンっ
が、がが、我慢出来なくて、
コメしてしまいました〜ww///
KJKCの…うほほほほ////
…はっ! まさかの“裏”にテンションが上がって、おかしくなってしまいました;
続きも生唾ゴックン(笑)しながら、楽しみにしておりますので、
次回更新も頑張って下さいませね!

26KATE:2016/04/06(水) 20:38:14 ID:GcXuq2Ec
たろ様、コメありがとうございます!!
更新頑張りますので、これからもどうぞ見てってください

 KCside

KC「ひぁっ、KJっ、」

急に下半身が冷たい空気に触れて、変な声が出た。
これ、俺の声なのか···? すげー恥ずい···。

KJ「おい、KC大丈夫か? ボーッとしてんぞ」
KC「う、ん···」

KJに会ってから、自分でも知らなかった俺がどんどん出てくる。
キスされただけで感じるとか、女みたいな声出すとか今までなかったのに。

KJ「緊張してんのか?」

俺はコクりと頷いた。
すると、KJがふっと微笑んで、

「大丈夫、俺に任せとけ。ぜってぇ気持ちよくさせてやるから」

そう言って俺に優しくキスをした。



·····ずりぃ、なんでそんなカッコいいんだよ。いっつもバカなくせに。
···ま、そんなKJを好きになったのは俺なんだけどな。



KJが俺のモノを手でしごき始めた。最初はゆっくりだったけど、段々速く。
ヤバい、気持ちいい。やっぱ男だからなのか、ポイントを分かってる。

KC「···んぁ、っは、·····っ、」
KJ「いいか?」
KC「、いい、···っ、気持ちっ、いい」
KJ「一回、イっとくか。その方が楽だろ」
KC「えっ、KJ、ゃ、はや、ぁ、あんっ」

急にしごくスピードをあげてきて、俺はただ喘ぐことしかできなかった。
壊れたロボットみたいに、うまく言葉を言う事ができない。

KC「KJ、やめ、んぁ、マジ、あぁ、あ」
それでも、KJは手を止めることはなかった。
そろそろヤバい、イク、クル。

KC「KJ、イク、いっちゃうからぁ」
KJ「イケよ、KC」
KC「んぁ、あ、あ、ああ!! っはぁ、はぁ」

俺が乱れた息を整えていると、KJがニヤニヤしながら
「いやー、ちょー可愛かったなぁー、KC。もう「いっちゃうからぁ」だってww」

KC「···死にたい。。」
KJ「マジ可愛かったのに。あ、でもこれで終わりじゃないからな。
  俺も気持ちよくさせてもらわないと、KCに」

俺は少しの恐怖と少しの期待抱いた。

27KATE:2016/04/22(金) 23:46:35 ID:QauQAdmY
 KJside

俺はKCのそこにローションをぬって、ゆっくり指をいれていった。

KC「ん···っは、んぐぁ···」

KCの顔がみるみる苦痛に染まってく。
やっぱキツイよな、本当は出すだけのとこだし。

KJ「KC、もうちょっと我慢して。今探してる」
KC「んぁ、さ、がしてるって、何を?···んぁ、·····ひゃっ、あん、ダメ、KJ、そこダメ!」

28名無しさん:2016/04/22(金) 23:51:35 ID:BeBa6hyQ
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29KATE:2016/05/15(日) 06:34:08 ID:0M.MUjOw
お久しぶりです!
全然書いてなくて本当にすいません。
また、書きたいと思います。
主に、土日限定になると思いますが···

以前、リクエスト頂いたKJNT←NK書いてみようと思います。
三台目ばっかり書いてるので、あまり上手く書けないと思います。
それでもよければ、読んでください!!

30KATE:2016/05/15(日) 06:37:37 ID:0M.MUjOw
KJNT←NKは、ハッピーエンドの方がいいですか?
コメお願いします!

31名無しさん:2016/05/15(日) 10:10:27 ID:???
以前リクさせてもらったものです!
書いていただけるんですか?ありがとうございます!!
出来ればハピエンでお願いします!

32KATE:2016/05/15(日) 17:17:35 ID:0M.MUjOw
KJNT←NK   惹かれ合う1

あぁ、まただ。俺の中から何かどす黒いものが溢れてる。

「KJさん、今日のあれはないわ」
「いや、男ならみんなそうでしょ」
「女の子のどこを見る?で、ハッキリ『胸!!』は引かれますよ!」

なぜだろう。普通の会話の筈なのに、二人がとても幸せそうで、·····壊したくなる。
でも、NTさんが幸せなら別にいい。あの笑顔はきっと俺には作り出せない···。

「KJさん、今日暇ですか?」
「あぁ、ゴメン。今日はKCと飯」
「またですか···、分かりました」
「ホント、ごめんな····· 今度な」
「···空いてる日、ちゃんと連絡下さいね♪」

NTは悲しそうな顔で言う。空気が少し重くなった。

···KJさん、本気じゃないなら俺にください。NTさんが可哀想だ。
なんて、言えない。言っても変わらないってことは、分かってる。

「NTさん、次ツアーの打ち合わせですよ リーダーだから速くいかないと」
「うん、そうだね 速くしないと、勝手に始めちゃうからなぁ〜」

明るい声が部屋に響く。
NTはKJの方は見ずに、早足で部屋をでた。
体が強ばっていたのは、NKにしか分からなかった。

33KATE:2016/05/22(日) 22:29:32 ID:DtSB21Zg
KJNT←NK 惹かれ合う2

もう何度目の気持ちか分からない
この思いが少しずつ俺の心を蝕んでいく

俺は、楽屋を出てトイレへ向かった。別に用はないけど。
鏡に映る自分が思ったよりブスな顔をしてて、何だか笑えた。

NT「···ははっ··ブスな顔··」

でも、やっぱり悲しそうな顔は変わらなくて。目の前がぼやけてくる。
····本当は気付いてた。KJさんが俺と会うのを面倒くさがっていること。KCさんたちといる方が楽しそうなことも。
それでも俺と別れるのは嫌だって思ってることも。

まるで子供みたいだ。全部自分のものにしたい。
そんなの贅沢で、誰かを傷つけるってKJさんだって分かってるはずなのに···。

NT「俺って何なんだろう·····」

俺のなかでせきとめてた想いが少しずつ流れ出してく。
誰かこの想いを止めてくれ、俺が俺じゃなくなってしまう前に。

34KATE:2016/06/04(土) 21:45:25 ID:VIONKDoM
KJNT←NK 惹かれ合う3

「お疲れ様でしたー」

リハーサルが終わり、NKはNTを追いかけるようして部屋を出た。

あのあとから、NTさんの様子がおかしい。
自分から積極的に意見を出して、みんなをまとめて、場を盛り上げる。
いつものNTさんだけど、全部空元気なのは気のせいだろうか。

NTのことがほっとけず、NKはNTに声をかけた。

「NTさん!」
「おぉ、NKどうした?」
「大丈夫ですか?」
「···何が?」
「、色々です。」
「最近忙しいしねー、体力あるからだいj」
「そういうことじゃなくて!! いや、それもですけど ···KJさんとです。」
「っ、何で分かるの? 結構上手く隠してたつもりだったんだけどなぁ」

NTは悲しそうな笑顔を浮かべて、上を向いた。

·····なんでそんなに強がろうとするんですか
すごく辛そうで、見てるこっちが泣きたいくらいなのに
そんな辛いなら、好きじゃなくなればいいのに
いつでもあなたはあの人の方をみてる

35マユミ:2016/07/04(月) 18:53:40 ID:???
惹かれ合う の続き 楽しみにしてます。


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