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with you*CP色々*

638ゆき:2015/10/18(日) 01:45:48 ID:yW7zoK/6

以上になります

次回は最終話
全力で走りきります

639:2015/10/18(日) 02:00:47 ID:???

ゆきたま深夜までお疲れ様です!!
りあたいで読んでしまった…はふー…≡333

取り返しのつかない事をしてしまったなおと、てっちゃんだけではなく自身も傷付ける事になってしまったけれど、からだよりこころの傷の方がひどいはず…

ふたりにも、ふたりを取り巻くメンバー達にも、救いがあって欲しいけど…

足掛け2年の連載も、いよいよラスト!!
個人としては1年に満たない付き合いではありますが、覚悟して、見届けたいと思います!!


完結したら、ご褒美も差し上げないとね☆(きゅるP☆)

640名無しさん:2015/10/18(日) 03:42:03 ID:???
実は再び登場、まみです←
いつもにこにことして、しっかりしていて…そんな印象が強いであろうNT
そんなNTの苦しみや、抱えた闇に誰も気づけなかったのですよね
たくさんの人を傷つけてしまったのはNTですが、彼もまた誰にも救われず堕ちてしまったのだと…
何かが少しずつ違っていたのなら、こんなことにはならなかったのかもと…そう思ってしまいました
ずっとずっと、人の中心にいたようで、孤独だったんだね…
NTに甘いですよね、すみません

641たろ:2015/10/19(月) 12:14:58 ID:???
ゆきしゃま
更新お疲れ様です!!
ぬぉー…!!!
次で、ラストになりますかな?
うー…ん!最後の最後まで、飽きさせない…
さすが、ゆきしゃま!!
完結まで、たろも見届けたいと思いますので
頑張って下さいませね!!

642ゆき:2015/10/26(月) 17:25:03 ID:???
まみ様

長らくお待たせしてすみません
NTに甘い…なんて、当たり前です!
まみたまはNTが大好きなんですもの(^^)
私だって、何だかんだじろちゃん、けーじさん、てっちゃんには甘々ですしw
いつも温かいコメントをありがとうございます
2年かかりましたが、やっと最終話を迎えようとしています
スレ立て当初から応援してくださり、
プライベートでも仲良くさせていただいているまみたまには
本当に何度も何度も救われました
雑食な私の作品を飽きもせず、
読んでくださっているなんて…
感謝してもしきれないくらいです
作品くらいでしか恩返し出来ませんが
これからもよろしくお願いします!
最後までNTの想い、見届けてやってください

643ゆき:2015/10/26(月) 18:40:15 ID:???
P/山様

とうとう…きちゃいました!
せんせとはまだ1年にも満たないお付き合いにもかかわらず、
濃ーーい日常を送らせていただいてますw
すぱんきんぐと言う名の愛の鞭…
そのおかげで、だらだら更新し
終わりの見えない話にならずに済みました
あちらでもこちらでもそちらでも、
いつもいつもお世話になっております!
これからも、たっぷりとふざけ倒しましょう(なんの挨拶や
なおともてっちゃんもけーじさんもマキさんも…
皆、それぞれ気持ちに決着をつけます
最後まで見届けてやってください!!
完結しましたら、色々と再開するので
ご褒美もお待ちしております

644ゆき:2015/10/26(月) 18:56:45 ID:???
たろ様

たろしゃま!!!!
いつもいつもお待たせしている上に
コメントも残さず、
申し訳ありません!
たろしゃまとは、スレ立て前からのお付き合いで、
何もわからないど素人の私に優しく声をかけてくださり
時には楽しいお話で楽しませてくださる
恩人であり、師匠でありますっ
これからもすとーかーのごとくついていきますので★
よろしくお願いします
何一つ救いのない今…
これから平和は訪れるのか
最後まで見届けていただけると嬉しいです

645ゆき:2015/10/26(月) 19:42:50 ID:???
みなつき様

みなつき様-!
お久しぶりでございます!!
まだ読んでいただけていたのですね
もう、忘れ去られているかも…
と思っていたのでめちゃめちゃ嬉しいです
てっちゃんいじめすぎてますが…
だ、大丈夫ですか…?
もてもてつや…はメンだけにしろ!と怒っていませんか?(焦
この展開は、初めから考えていたものなので
どうしても変える事が出来ず…
しかもNTまで巻き添えを……
みにーずファンの方の怒りを確実に買ってしまってるでしょう
とにかく、かわいそうな皆を解放してあげたいので頑張りました
懲りずに、また切ない話を書くと思いますが
お暇な時にでも読んでいただけると嬉しいです!
みなつき様にも、当初から大変お世話になっております
みなつき様のえろ美しいてっちゃんにはかないませんが
一緒に白てっちゃんを愛でていきましょう…///
てっちゃんの想い…最後まで見届けてやってください!!

646ゆき:2015/10/26(月) 19:48:53 ID:???
皆様、こんばんは

やっと本編完結間近となりました
出来るだけ今日中に終えたいと思いますので、
最終話をいくつかにわけて更新していきます

これまで応援してくださった皆様
コメントをくださった方々
本当にありがとうございます

彼等の想い、見届けてあげてくださいませ

647ゆき:2015/10/26(月) 20:08:45 ID:???

ー最終話ー



KJ side





店の最奥にある部屋
その部屋の扉を開けると2人はいた



覚悟はしていたものの
男達に弄ばれる哲也の姿を目の当たりにし

憎しみを通り越し殺意が湧くーー



「哲也っ…」



すぐにでも哲也の元へ駆け寄りたかったが
自分の置かれている立場を考え、一瞬ためらった

しかし…



「 哲也を頼む 」



マキさんの言葉に背中を押され
哲也の元へ走る



この時はまだ気付かなかった
なぜ俺に哲也を託したのか

考える余裕なんてなかったんだ




それからはただ夢中で…
男達を哲也から引き剥がし、力の限り殴り付ける


そいつらが怯んで逃げ出すと
すぐに横たわる哲也を抱き起こした



「哲也っ!!!」
「……や、………め…」
「俺だ!もう大丈夫…」
「やめろっ!!触るなぁっっ!!!!」



思いっきり振り払われた腕…


心が折れそうになりながら必死に抱き締める




「いやだっ!!離せっ…離せえっ!!!!」
「……て、つやっ……」
「触るなーーーっ!!!!」



何度振り払われても

泣き叫び、暴れる哲也を腕の中に閉じ込めた





「マキさんっ!!だめだ!!」



はっと我に返り
声のするほうに視線を向けると



「もうやめて!!!」
「マキさんっ…!!」




将吉と敬浩が必死に止めているのは


マキ、さん………?



信じられない

あの穏やかなマキさんが…



「それ以上殴ったら…死んじゃうっ……!」





直人を乱暴していた男に馬乗りになり
気を失ってもなお、殴り続けていた…





.

648ゆき:2015/10/26(月) 20:11:16 ID:???


SK side




力無く走る敬浩くんの手を引き
俺達は哲也くんと直人くんの行方を捜した



どうして敬浩くんが直人くんの復讐に手を貸したのか
そして敬浩くんの気持ち…
聞かなきゃならない事はたくさんある

でも今は2人を捜すのが先


全部終わったら聞かせてね




抱き締めたい衝動を抑え
彼の手をぎゅっと握った







異様な雰囲気が漂う店内を走り回り、
辿り着いた先は

想像していたよりもっと…残酷すぎる光景




衣服がぐちゃぐちゃに乱れ泣き叫ぶ哲也くんを
必死に抱き締める啓司くん

そして…


横たわる直人くんの傍で
男を殴り付けるマキさんの姿があった




「直人くんっ……!!」



直人くんに駆け寄りるが気を失っていて反応がない

彼を敬浩くんに託し、
手を止めようとしないマキさんを制した



「マキさん!もうその男は意識がありません!!」



俺の声が聞こえていないのか
それでもマキさんは殴り続ける


まずい…
騒ぎが大きくなるとたくさんの人達に迷惑がかかる

怖い物知らずだった昔みたいに感情だけで突っ走るわけにはいかない
今は、メンバーやスタッフの人達
その家族までもの将来を抱えているんだ


何より…
ヒロさんにこれ以上頭を下げさせてはいけない




「マキさんっ!!だめだ!!」



男を殴る手を掴み、離そうとするがすぐに振り払われた

この異常事態を察した敬浩くんも必死にマキさんを止めるが
攻撃の手を緩めてくれない



「もうやめて!!!」
「マキさんっ…!!」



2人ががりでも止められない

マキさんのこの怒りは一体どこから来ているの?



お願いもうやめて

マキさん…



「それ以上殴ったら…死んじゃうっ……!」





誰も傷付かない
誰も傷付けない



以前の

仲の良かった皆に戻ってーーー





.

649ゆき:2015/10/26(月) 22:52:27 ID:???


NT side





「マキ、さん……?」



俺の問いかけに優しく微笑み
ベッドサイドに腰を降ろすマキさん



「あの…………ここは…俺…どうして……」



ここはどこなのか

俺はどうしてここにいるのか



そんな事はどうでも良くて



マキさんが俺の前にいて…微笑んでいる



「あんな形で気持ちに気付くなんて…俺は馬鹿だな」




気が付けば涙が流れていた



「マキさん……マキさっ………」



感情が追いつかない


このまま手を伸ばしたら消えちゃいそうで



「直人……ごめんな……」



頬を伝う涙をそっと拭い
彼は俺をぎゅっと抱き締めた



「もう自分を誤魔化すのはやめた」



マキさんの言葉がスローモーションに聞こえる



「俺が欲しいのは」



さっき夢で見た光景と一緒…



「直人…お前なんだ」



夢、じゃない…?


ううん…
このぬくもりは夢では感じなかったもん



「ま……き、さっ……」
「ずっとずっと…お前が欲しかったっ……」





俺もだよマキさん


気付くのが遅すぎたんだね俺達



「マキさん………好きっ……」
「直人…好きだよ……」




自然と重なった唇




もう自分に嘘をつかなくていいんだ


あなたが傍にいるから…





.

650ゆき:2015/10/26(月) 22:54:09 ID:???




どれくらい経ったのだろう


無言で、ただ静かに寄り添っていた



存在を確かめるように
マキさんの指をきゅっと握ると目尻下げて笑う彼




もう怖くない
この笑顔は俺のものだよね……?



「……てっちゃん…は……」
「…………」
「どう…なるのっ……?」
「……哲也は」




あの時


襲われていたてっちゃんが呼んでいたのは…



「心が……壊れてしまった」







ーーーーーーー






「てっ…ちゃん……」



部屋の隅でうずくまるてっちゃん



そして
距離を置いて佇むケンチさんと啓司さんの姿



「……直人、もう大丈夫?」
「ケンチさんてっちゃんはっ……」
「だめなんだ……誰にも近寄る事が出来ない」



そんな…



「啓司さんっ…啓司さんならっ……!」
「………」
「直人…」
「ねえ…てっちゃん…」
「来るなっ!!!」




俺が……壊してしまった…………




あの時
啓司さんの名前を叫び続けていたてっちゃん



「…ふ…うっ……うぅ……っ…」




取り返しのつかない事をしたと
気付いた時には遅くて



本当に大切なものは失ってわかるなんて…




「…てっちゃん」
「や、めろっ…!俺に触るなっ…!!!」





どうやったらこの人の心は戻るの



誰か…教えて





.

651ゆき:2015/10/26(月) 23:57:57 ID:???


KJ side





弱々しく抵抗しながら
直人の腕から逃れようとする哲也

疲れ果て、今にも倒れそうになりながら


きっと自分の中で何かと闘っているんだ



「哲也……」
「みんなっ………俺から離れていくんだ……!」
「てっちゃん違う!!誰も離れたりしないっ…」
「敬浩くんも!!マキさんも!!直人もっ……」
「哲也…くん……」
「……け……じもっ……」



別室にいた敬浩くんも駆けつけ
哲也と向き合うが



「ごめん…俺っ……勘違いして…哲也くんに酷い事っ…」
「てっちゃん……俺があんな事しなければっ……!」
「やめろっ…皆…来るなっ……!」




振り絞るように叫び
哲也はとうとう意識を手放した







その日はそのまま敬浩くんのマンションに泊め
直人が一晩付き添った




この悪夢から早くあいつを助けてやってくれ…






ーーーーーーーーー





1ヶ月後





「あ、啓司さんいらっしゃい」
「…もう寝た?」
「うん…ついさっき」




あれから哲也の傍には直人がいる

献身的に付き添う直人には
心を開いてくれたようだった



「いつも悪いな…」
「毎回同じ事言ってるね啓司さん(笑)」
「……マキさんとは会わなくていいのか?」
「…いいの」
「ずっと会ってないんじゃ…」
「俺だけ幸せにはなれない、そう言ったでしょ」



やっと気持ちが通じ合ったのに

哲也がああなったのは自分のせいだからと
マキさんと距離を置いている



「…大丈夫だよ啓司さん」
「……?」
「俺はマキさんを信じてるから」



そう言って笑う直人は

今まで見た事のないくらい
強くて優しい顔をしていた



「……直人は強いな」
「…啓司さんだって」
「俺は……弱い男だよ」




哲也に拒絶されるのが怖くて
顔を合わせる事が出来ない…



哲也


俺を受け入れなくていい



だからせめて

マキさんのいない現実を受け止められるように…




「……直人、やっぱり俺帰るわ」
「だめだよ。顔、見てあげて?」
「………でも、」
「現実と向き合わなきゃいけないのは啓司さんだよ」
「…………」
「ほら、早く!」



直人に手を引かれ、
哲也の眠る寝室へ向かった






ガチャ…

「じゃあ、俺は向こうにいるね」
「寝顔見たらすぐ帰るから…」
「…ゆっくり見てていいよ?」



直人はリビングに戻り、
部屋には俺と哲也の2人きりになった



ベッドに横たわる哲也の姿


白いシーツに映える透き通るような肌と
長い睫毛



その綺麗な横顔にいつも胸が押し潰されそうになる




触れたい…


でもそれは許されない



その葛藤と戦いながら
俺は哲也の元へ通い続ける




「……哲也……」



聞こえないようにそっと呟いたつもりが

その声によって、哲也が目を覚ましてしまった



「……っ!!」



しまった


俺の姿を見たらまた暴れてしまう



「ごめんっ…」



目を逸らし部屋を後にしようとする俺を
哲也はなぜか引き留めた



「……待って」
「………え……?」



ゆっくりと起き上がり、じっと俺を見つめる



「どうして…ここに来た?」
「………」
「答えて啓司…」
「……会いに、きた」
「俺に……?」



情けねぇけど
もう隠す必要はないな



「ああ…いつもお前が寝た後に会いに来てたんだ」
「………」
「俺の顔なんか見たくないだろ」
「………」
「もう、帰るから…」
「誰が見たくないって言ったの?」
「………?」
「お前はいつもそうだな」
「…て……つや…?」



聞き間違いか…?


以前の
生意気な哲也の声



「自分の気持ちばっか押し付けてきやがって」



そしてその表情は
以前のような自信たっぷりな哲也で



「俺の気持ちは無視かよ」




たまらず俺は哲也を抱き締めた





.

652ゆき:2015/10/26(月) 23:58:51 ID:???


TE side





啓司の腕の中にいる


もう、微塵も恐怖を感じない



「……俺、知ってたよ。啓司が俺に会いに来てた事」




あの日壊れてしまった俺を
支えてくれたのは直人だった



俺のせいだと
自分を責め続ける直人に憎しみの感情はなくて…

むしろ傍に居て欲しいと思った



男が近づくだけで
襲われた時の恐怖が鮮明によみがえると同時に
皆が自分から離れていくという
強い孤独感が生まれてしまう



その恐怖と戦う俺を優しく見守ってくれたんだ…




そしてある日
俺が眠りについた頃、
啓司が会いにきていた事を聞かされた




「恐くないのか…?」
「…恐くない」
「なぁ哲也…」
「……なに?」
「俺が傍にいちゃだめか……?」



それがお前の本心?



「何年かかってもいい。お前が俺を好きになるまで待ってる」



ほんと…
わかんねーやつだな



「…だから、人の話聞いてた?」



あれだけ言っても気付かないのかよ


この鈍感な男の胸ぐらを掴み、一瞬唇に触れた



「これが俺の答え」






何度マキさんに抱かれても満たされなかった心


啓司に無理矢理抱かれても心が拒絶しなかった理由




それが今、やっとわかった




「哲也っ……」




啓司は再び俺を抱き締め、唇を重ねた


最後に交わした唇の感触
あの時の悲しいキスとは違う



愛しくてたまらない…




「愛してる…ずっとそばにいて」




俺も愛してるよ
だから離さないで






With you forever...



ーENDー

653ゆき:2015/10/27(火) 00:00:22 ID:ddE.6K.A

2年間、ご愛読ありがとうございました!

654:2015/10/27(火) 01:26:32 ID:???

ゆきたま!!!
じっくりと長い時間をかけての執筆、お疲れ様でした!!!
2年に渡り、よくぞ心折れずに書き上げてくださいました!!!

個人としてはこの板に来て1年ほどしか経っておりませんが、ずっと気になり、頭の片隅に息づいているお話でした

最終話、てっきりいろいろな物を失ったなおとがどう立ち直るのか…という方向で想像していたので、意外なところに収束したな…と思いました

本編と呼ばれるこのお話、タイトルはつけないのかなーと思ってましたが、スレタイが全てを表していたとは奥深い!!

それぞれの気持ちの移り変わりなど、また改めてもう一度最初から読み返してみたいと思います!!



ご褒美等はまた後程☆
本当にお疲れ様でしたー!!!

655名無しさん:2015/10/27(火) 04:43:43 ID:???
突然すみません、ずっとこっそりよませていただいてましたテツヲタです

最後(毎回ですが)感動で涙がとまりません!あまりの感動で書かずにはいられずおじゃましてしまいました!まだドキドキしてます!ゆきさまお疲れさまでした!感動と素晴らしい作品をありがとうございます

656名無しさん:2015/10/27(火) 11:02:41 ID:???
ゆきさま更新ありがとうございます!
そして本編完結おめでとうございます♪
ずっとずっと、皆が抱えていたせつなさ、苦しさ…
それから解放された姿に本当にホッとしました…
もっとはやく、皆が自分の気持ちにちゃんと向き合えてたらよかったのにね…
でも臆病になってしまうのもよくわかります
大切な仲間たちのことだから、なおさらだよね…
SKのまっすぐさが心に沁みます
責任を感じて、拒絶されても懸命にTEに尽くしたNT…
NT本来の優しい心根が、時間をかけてTEを連れ戻し、憎しみと悲しみを解かしたのですね
KJTEの幸せを見届けて、やっとMKNTも寄り添える…
皆があたたかな春を迎えて、本当に素敵なエンディングでした//まみ

657みなつき:2015/10/27(火) 22:16:42 ID:???
ゆき様 おつかれさまです!

リアル設定で、切ないお話は進めるのが大変だと思います
いやー、みんな幸せになれるみたいで・・・
よかったぁ

回り道しちゃったね
みんな初めから素直になれてたら
誰も傷つかないですんだのにね・・・

でも、本当よかった

長編を終えられて、荷を下ろされてたゆき様

この後のほのぼのしたKJTEとかは勝手に色々と妄想させて頂きますね

更新ありがとうございました。

658たろ:2015/10/28(水) 12:53:26 ID:???
おゆきしゃまぁぁ〜;
ちょっと、うるるんしててディスプレーが…
見えないですよ…;
お話の完結、おめでとうございます。
そして、ありがとうございました!
お疲れ様です。
本当に、本当に良かったよ……うん;_;
ゆきしゃまとは、こうして
レスやりとりをしてる方々の中では
3本の指g…じゃなくて(殴
3本の指に!入る位の長いお付き合いですね//
これからも…どうぞ宜しくお願い致します!
感動な後に、こんな ふざけたコメを残して
スミマセンでした;

659名無しさん:2015/10/31(土) 22:33:17 ID:???
ゆきさま、本編完結お疲れさまでした!そしてありがとうこざいます!

回り道をして、もどかしさから誰かを傷つけて、そして自分も傷ついて…
誰もが陥りそうな恋愛の闇から、みんながどうやって抜け出して行くのか
どんな幸せが待っているのかと、毎回ハラハラドキドキしながら身もだえておりました
途中何度もコメントを残そうとしたのですが、どうしてもおちゃらけてしまいそうで
今ごろやっと…きたんです…もぐー!!!
だめ…やっぱりふざけてしまう…orz
おみやげのパンプキンパイを置いて帰ります▲▼▲▼▲▼
(明るい時間じゃなくてスミマセン。もぐでした)

660ゆき:2015/11/15(日) 21:00:22 ID:???
P/山様

いつも激励の言葉をかけていただきありがとうございます
やっと…やっと、完結いたしました
すべてを失った直人と哲也
最後の最後まで辛い状況に、皆様を苦しめてしまい申し訳ありませんでした
意外な結末に、がっかりされませんでしたでしょうか…?
直人を出した時からこうなる事を決めていたので
早く結末を喋りたかったのが本音です(苦笑

タイトルつけないの?とせんせに聞かれた時はドキッとしましたよ〜
元々本編は力試しで書き始めたもので、
スレ立ては考えていなかった私にとっては特別な作品に。
なのでタイトルは本編に関係するものにしようと…
奥深いだなんてなんだか恥ずかしいですが、
これから書く新しい作品もWith youと言うテーマは変わらず続けていくつもりですが(^^)

せんせとはまだまだこの先もお付き合い願いたいので
愛のすぱんきんぐ★喜んでお待ちしております
温かいコメント、ありがとうございました!!!!

661ゆき:2015/11/15(日) 22:11:20 ID:???
655様

はじめまして!
いつも読んでくださっていたという事でしょうか…?
てっちゃんがお好きなのですね(^^)
私も今、最も気になるお方でして
年々色気が増す彼にメロメロです

感動で涙が…だなんて嬉しすぎるお言葉。
やはり、こうやって作品に対するコメントをいただくと力が湧きます
基本的におふざけ大好きの、いちファンですが
たまにスイッチが入り、切ないお話を書いてしまう時もあります
それでもやはり、メンバーに対する愛は変わらずにあるつもりですので…
見守ってくださると幸いです!
よろしければ、また覗いてやってくださいませ
温かいコメントをありがとうございました!!!!

662ゆき:2015/11/15(日) 22:27:40 ID:???
まみ様

やっと完結です…!!!!
長い間、直人とまみ様を苦しめてしまい本当にごめんなさい(涙
ここに来るまでに、こんなに時間か経つとは思わず
ずっと辛い思いを抱えさせてしまいました
誰よりも直人を愛するまみ様には早く結末を見てもらいたかったので
ホッとしたという感想に、私も安心いたしました
実は、直人とマキさんのエピソードはまだ残っていて
明らかになっていない部分などが少々。
なので…サイドストーリーとして、
近いうちに書けたらいいなと思っています(^^)
とにかく、萌とネタが豊富な彼は
今後もたっぷり活躍していただく予定ですので
まだまだお付き合いくださいね///
温かいコメントをありがとうございました!!!!

663ゆき:2015/11/15(日) 22:44:24 ID:???
みなつき様

みなつき様〜!
背中を押してくださってから…はや2年が経ちました
いつの間にか、てっちゃんの色気にのっくあうとされていて…
すでに、次の作品の主役も彼と決めています
もちろん他のメンバーも多数出演いたしますが
みにーずちゃんのあの受け受けしさは、もはや右に出るものはいないと…
みなつき様の表現力をもっと勉強して
また懲りずに切ないお話を書いていきたいと思っています
リアル設定、ほんと難しいですね
次はちょっと違う方向で頑張っていきたいです

本編、無事全員がハッピーエンドです
回り道しちゃいましたが…
人生、時には回り道も必要です……よね?みなつき様おねーさま///
KJTEのほのぼのや、SKTKも近いうちに書けたらいいなと思っています
その時はまた覗いてくださると嬉しいです♪
みなつき様のお宅にもお邪魔させていただきますね!
温かいコメントをありがとうございました!!!!

664ゆき:2015/11/15(日) 22:56:39 ID:???
たろ様

たろしゃまぁ〜〜〜(ぎゅうう
うるるん、してくださったのですか?
たろしゃまは私の作品に初めてコメントをくださった方
そして、この板で出来た初めてのお友達です///
3本の指が入る仲ですもんねー///(のっかるな

皆、やっと幸せになれました
そして読んでくださっていた方にも安心していだだけたのではないでしょうか(^^)
やっぱり、ハッピーエンドはいいです
完結出来た時の達成感といったらそれはもう……
やって良かったと、心から思いました
同時にたろしゃまには感謝の気持ちでいっぱいです!
これからもお付き合いいただきたいです///
温かいコメントをありがとうございました!!!!

665ゆき:2015/11/15(日) 23:14:52 ID:???
もぐ様

まさか…もぐ様が読んでくださっていたとは!!!!
そんなもぐ様と、せんせ宅では同居…
不思議な縁を感じます
ちわを愛でるスレなのに異端なかせいふを受け入れてくださるPファミリーの皆さんには
本当に感謝しているんですよ〜

誰もが陥りそうな恋愛の闇…
たしかにそうですよね
回り道して、傷つき傷つけ合って
結局、自分勝手になりきれず葛藤が起き……
でもその想いがあったからこそ、
皆の幸せに繋がったのかなと。
愛する人の幸せは自分の幸せですよね(^^)
…なんて、語ってしまいました笑

パンプキンパイは全てかせいふが美味しくいただきました★
よろしければ、こちらにも遊びにきてやってください!
温かいコメントをありがとうございました!!!!

666ゆき:2015/11/19(木) 22:40:21 ID:???
皆様こんばんは
今夜のBHかようさいはご覧になりましたか?
24わちゃわちゃしてて個々が見えづらくはありましたけれども…
やはり24シリーズは上がりますね!
べひねのソロにちょっと感動
あきらたんのオラつきに、きゅん///
そしてけーじさんの激オラぶりに死にました

実は昨晩のはいろーで、じろちゃんがけーじさんの前で大開脚したと言う
凄まじい情報をP/山様よりいただきました
と、言うことで…
妄想悶々が止まらないため突然小話ぶっこみます
(どらまの話はわからないので完全おりじなるです



KJknjr


テーブルの上で抑えつけられるけんじろう

knjr「…いっ……!」
KJ「何、俺の周りうろちょろしてんだ…?」
knjr「……別にうろちょろなんか」目をそらし
KJ「最近視線感じんなーと思ったらお前か」
knjr「自意識過剰ちゃいます?」
KJ「……あ?」腕ぎりっ
knjr「ぐっ…あっ……、」
KJ「生意気なんだよ」
knjr「……ぁ」ぞく
KJ「……これ、何?」
knjr「……っ?!」
KJ「俺に睨まれて勃ってんの?」ぐり
knjr「う、あぁっ」びくんっ
KJ「…可愛がってやろうか」
knjr「なに、す……!」
シャツに手を入れて突起を弄るけいじ
KJ「はは…こっちも勃ってんじゃん」
knjr「んんっ……///」
あまりの恥ずかしさにぎゅっと目を瞑るけんじろう
その様子にスイッチが入った
KJ「けんじろう、脚開いて」
knjr「そ、んなの…無理やっ…」
KJ「じゃあ…」
knjr「……え?」
KJ「やめた」
knjr「…やめ……?」
KJ「だって嫌なんだろ」
摑んでいた手首を離し、身体を起こすけいじ
knjr「……や、」
KJ「………何?」
knjr「…いややっ……け、じさ…」
顔を真っ赤にさせ、けいじを見上げるけんじろう
KJ「初めからそう言え」

けんじろうに覆い被さり
唇を貪った




………ふう/////

667:2015/11/19(木) 23:04:13 ID:???

ぐふふ、ご招待一番乗り♪
お招きありがとうございます(ぺこりんぐ)
しかし、ちょい残念な事に、じろの開脚はけーじさんの!手下の前で!だったのですw
あえて幸せな方向に勘違いしてるんだとw思ったらw本気だったのねw

でも素敵なぱーりーないつ☆開幕☆おめでとうございまーす☆

もろもろ楽しみにしておりまーす!!!

668ゆき:2015/11/20(金) 11:01:55 ID:???
けーじさんの前じゃなかったの?!(はやとチリ★

ま、いいや
どうせわたくし完全おりじなるぱらだいすやから……グヒヒ

P/山様1番乗りありがとうございまーす☆
今夜からのぷくおからいぶの除黄身に期待しながら
ゲリラ更新していきまーす

669ゆき:2015/11/21(土) 17:43:51 ID:???
やってくれましたねたかぴろ王子
てつや様を捕獲………(あ、めまいが


これって…
私に書けって言ってるんですよね?




TE「らき◯さ捕獲〜♪」
らき◯さ片手にご機嫌なてつや
そこへ忍び寄る黒い影

TK「てーつやくん★」
TE「あ、たかひろくん?」
TK「うさぎさん片手に何してるのかな」にこにこ
TE「ふふ、なんかこのらき◯さ可愛くて好きなんだよね」
TK「俺はこっちの白うさちゃんの方が好きかな」ぎゅ★
TE「も…何言ってんの〜?」白うさちゃん?
TK「この白くてすべすべな肌…」じっと見つめ
TE「か、お……近いよ…///」
TK「………」むらっ



あ、時間切れw
また後ほど〜

670:2015/11/21(土) 18:20:14 ID:???

おっほほ♪はい、書けって言ってます公式がw

けじじろは説明不足だったようで激しく申し訳ない!!
でもゆきたまおりじなるが楽しいから結果良かったと断言しますw

このあとも…期待しちゃって、いいかな〜?

671名無しさん:2015/11/21(土) 23:34:29 ID:???
楽しんでいただけてますか?
期待・・・しちゃってもいい、と、思いますwタブン



TE「ほら…あの、明日もあるんだし」頬赤らめ
TK「うん、だから力つけたほうがいいでしょ?」
TE「力つけるって……」
TK「俺のみるく飲んでみない?」きらっ★
TE「っっ///?!」
TK「さ、行こっか★」肩抱き
TE「え、待っ…」

早々に送迎用の車に詰め込まれ
たかひろの部屋に連れられるてつや


TE「あ、あの…たかひろく」ぽすん、
手を引かれベッドへ
TK「上のおくちと下のおくち…どっちで飲む?」
TE「なに言って…ん……ふ、」
TK「…てつやくん珈琲の味がする」
TE「……たか、んっ…///」
TK「………可愛いよ」
何度も口づけ、隙を与えないたかひろ
TE「はぁ……っ…や、そ……こ…///」
TK「ここ…好き?」こりこり
TE「ん、あっ///」びくっ
布越しに突起を擦りながら
もう片方の手は太ももに…
TK「たまんない……てつやくんのその顔」
TE「やだ…見ないでっ……」
TK「無理、もう絶対無理」
起き上がり、素早くジャージを脱ぎ捨て
たかひろのたかひろを突き立てた
TE「あ……っ///」ごくり
TK「飲んでくれる…?」
TE「たかひろくんのみるく…ちょーだい……?」
TK「………」ぎんぎんぎんぎん
TE「…んむ、は……」ぺろぺろ
TK「…う、あ、あぁっ……!」たまらんっ…
TE「あ…ふ……」とろん
TK「…てつやくん脚、開いて」
TE「……ん………///」上目遣いで大開脚★
TK「て……てつやくんっ!!!!」in★
TE「あああっ///」ぎゅ
TK「……!!!!」まだ締めないで…



この後、無事にみるくを飲みほしたてつやくんでした★

672:2015/11/22(日) 00:29:52 ID:???

何度も登場して申し訳w
ゆきたま、名乗り忘れるほどT&Tに夢中w
淫らな白うさちゃんと工口王子、いいねいいねー☆

あきらちわorけじちわ来るー?
普遍のなおちわも良い…///
でっかいのとちっこいのが絡まりあい…ぐふふ///

673ゆき:2015/11/22(日) 21:45:34 ID:???
興奮しすぎて名乗り忘れましたw
恥ずかしすぎるwww

T☆Tやっぱいいっす…
めずらしく、邪魔が入らずみるく飲みほしました
せんせいつもコメントありがとうございます!!!!
反応があると俄然はりきっちゃう、かせいふです★


×ちわのネタがなかなか浮かばない…
てつや様はいっぱいサービスしてくれたけど
ちわたん今回、あまりメン達と遊んでないですよね〜
ゆっくり出来なくて、疲れてるんじゃないかな…と少し心配


少し練って、思い付いたらすぐ戻ります!

674名無しさん:2015/11/25(水) 15:29:24 ID:???
ゆきさま遅くなってスミマセンもぐ…
真っ昼間だけどぱーりーないと!しにきたもぐー(あっちで撃たれたからじゃないですよ汗)

けじじろー!けじさん駆け引き上手じゃないですかー原始人のくせにー←
いつも思うんですがダンサーの大開脚ってすごそうですよね
そして安定のTT
最近は大人な二人って感じがしてただけにえりょもたまらんですな(もぐは親父化…
ゆきさまのカップリングにいつもツボって最近好き嫌いなくなったもぐです
ありがとうございました!

675たろ:2015/11/27(金) 12:00:32 ID:???
おゆきしゃま!
おっ!更新されてたっw
↑気付かなかったとは…不覚っ(がくん)
はいろ、knjr(ダ0)ったら、大開脚してましたよねww
あの場にKJロッキが居たら…まっちがい無く
ヤってたと思いますww←ストレ-ト過ぎw
ロキ&ダn ありがとございました!!
ぴぃたまと共に書かれたT&Tも///
ごちそうさまでーすv

次回も楽しみにしておりますので
頑張って下さいねv v

676名無しさん:2015/12/09(水) 22:29:50 ID:???
もぐ様

いらっしゃいませ!
こちらにも通ってくださるなんて
嬉しゅうござりまする///
ぱーりーないつとかほざいてたくせに、
2話更新後、放置ですよ…(ホントスミマセン

けいじろー大開脚えろ…///
この2人のえちしーんがないのは、
例の話で寸止めされているせいです
この完結出来ない病、本気で治したい……orz
TTの大人えちも気に入ってくださったようで
あの美しい2人が絡み合ってるの想像するだけで…もう、ね……////はふん…
コメントありがとうございます☆
ぜひ、またいらしてくださいね〜

677ゆき:2015/12/09(水) 22:53:12 ID:???
はい、先ほどのもぐ様へのお返事はゆきです…
名乗り忘れ申し訳ございません……




たろ様

たろしゃまあああん///
更新気づいてくださってありがとうございます!
はいろーは観てないのですが、
P様が情報をくださるので助かっております★
今回の大開脚、じろちゃん推しには最高のネタですよ…!!!!
けじさんに無理矢理突っ込まれればいいのよー!!!!
そんでいっぱいいじめられてどえむちゃんに調教されればいいんだ……グフフフフ

…おっとw
すぐ暴走しますからね
たろしゃま、止めてくださいww
いつも温かいコメントありがとうございます☆
また、いらしてくださいね///

678ゆき:2015/12/15(火) 14:14:31 ID:???
皆様こんにちは

我が家のぱーりーないつは、昼夜問わず
日にちまたぎは当たり前のぐだぐだ更新で参ります

朝から録りためていたしゅーかんや、過去のえぐ番組やらを観ながら萌を補給中でございます
小話は思いついた時にばばばーっと書き、更新します
書きたいものはたくさんあるんですよね〜
今、気になるお方は…マキさん、アランちゃん
後はメンのぶろぐや、ライブ中ののぞきみで増えていくと思います

本日は、新しく始める切ない系のお話を更新します
出演は、てっちゃん、なおちゃん、あきら、けいじさん、おみ様…
話が進むにつれ、出演者は増えていきます

またも片想い要素の高い切ない話です
ご理解いただける方のみご覧ください

前作よりは短く完結させる予定です
よろしければ、ご覧になってみてくださいませ!

679ゆき:2015/12/15(火) 15:45:03 ID:???



誰もが恋をすれば

その人が最後の恋の相手だと思いたい



それなのにどうして…

人は簡単に嘘がつけるのだろう



裏切り
嫉妬
憎しみ



どれも愛とは紙一重の感情なのかもしれない






『 Everlasting… 』






TE




アキラと付き合って3年

先輩後輩の関係がいつからか恋愛感情が生まれ
今に、至る



周りの仲間もそんな俺達を優しく見守ってくれていて
公私共に順調だった




「おーい。起きろ」
「………んん……あと…5分……」



連日、撮影やリハーサルが続いて疲れ切ってるアキラを
仕事だとたたき起こす



「5分つって何分経ってんだよ!!」
「……んぎゃっ!!!!」



何回言っても起きないこいつの尻にローキックを食らわした



「て、つや〜〜も少し優しく起こして……」



いてて、と尻をさすりながらやっと起き上がる



「今日、大事な打ち合わせがあるんじゃねーの?」
「…打ち……合わせ………………あーーーっ!!!!」



慌てて服を引っ張り出し、
手早く支度を済ませ部屋を後にするアキラ



「……あ、」
「なんだよ。早くしないと遅れ、んっ」
「…いってきまーす♪」


ーパタン


部屋を出る直前、腕を引かれてキス



「……新婚さんかよ」



そう言いながらも、満更でもない自分が無性に恥ずかしい




ずっと

こんな日常が続くと思っていたーーー




.

680ゆき:2015/12/15(火) 15:56:20 ID:???


NT





「お疲れ様でーす」



明け方まで続いた撮影を終え、
家で待っている恋人の元へ帰路を急ぐ


忙しくすれ違いの生活を送っていた俺達
久しぶりに、2人の時間が出来る貴重な一日で
これを逃すとまたしばらく…



『ケイジさん、今から帰りますo(^o^)o』



メッセージを送りタクシーに向かう


眠っているのかな

いつもなら、すぐ返してくれるのに
(絵文字無し・要件のみだけど)


ケイジさんからの返信はなく…
もう一度送ろうか迷っていた時




「帰っちゃうんですか?」



顔を上げるとそこにはオミが立っていた



「あ、うん…早く帰らないとさ」



少し照れたように返事をすると
無言のまま、じっと俺を見つめるオミ



「…ど、したの?」



体調でも悪いのかな、と近づくと

予想もしていなかった言葉を口にした



「…行かないでください」





.

681ゆき:2015/12/15(火) 16:02:28 ID:???


「………え?」
「ケイジさんのところに帰るんでしょ?」



そう言って真っ直ぐ俺を見つめる



「そう、だけど…」



なんだかいつものオミと違う
ちょっと怖いな…

じっとオミの顔色を伺っていると今度は、ふっと笑った



「…冗談です。すみません」
「あ……そ、そうなんだ?」



もーびっくりしたじゃん!っていつものように腕を絡ませると



「俺、送りますよ」
「…や、でもタクシー待たせ」
「今日車で来てるんです」
「オミっ……ちょっと…」



俺の話も聞かず、手を引くオミ



「ね、待って…!」




そのまま無言で駐車場に引っ張られ
車に乗るよう促された



「…大丈夫です。ちゃんとケイジさんの家に送りますから」





あのまま帰っていれば良かったのかな



そうしたらこんな事にならずに済んだのかもしれないね…





.

682ゆき:2015/12/15(火) 16:19:59 ID:???


TE





一通り掃除をして、
2人分の洗濯物をたたんで
クローゼットに…と寝室にきた時

ベッドの脇からメロディーが流れてきた



「…着信音?」


この時、アキラが携帯電話を忘れている事に気が付いた



数分ごとに鳴る着信音



お互い最低限のプライバシーは詮索しないようにしてたのに…



「見ちゃ、まずいよな…」



そう思いつつも、気にかかる



「…………」



震える手でアキラの携帯を手に取り画面を見ると
そこには見慣れた仲間の名前

仲間と連絡をとりあうのは当然の事



でも



ーー♪♪♪


続けて送られてきたメッセージ

だめだとわかっているのに
一度気になり始めると止まらなくて……


受信されたメッセージを開いてしまった




「………ほら……見ないほうが…いいって言ったじゃん…っ」



急に現実を突きつけられ
呼吸が苦しくなる



「……は…っ、」



俺は咄嗟に身につけていたネックレスを掴み
思いっ切り手を引いた



「なん、で……?」




左手から滑り落ちてく、アキラから貰ったネックレス



ーカシャ…ン




『アキラさん早く会いたい…』




俺にキスした後あいつに会いに行ったの?


俺にキスした後あいつにもキスしたの?





ねえ、アキラ


いつから俺は必要なくなったの……?






つづく

683ゆき:2015/12/15(火) 16:21:20 ID:???
今回の更新は以上になります

684ゆき:2015/12/15(火) 16:23:27 ID:34v13PE2
また途中で送ったうえに、上げ忘れました……orz

読んでいただき、ありがとうございました!

685名無しさん:2015/12/15(火) 19:20:06 ID:???
ゆきさま新しいお話!ありがとうございます!
TE、NTそれぞれどうなっちゃうの?このあと何が起こるの?
AKは本当にう、浮気してるの?TEちゃん首に怪我してない?
もう色んなことが気になってwktkが止まらないもぐーーー!←あ
幸せな日常を読み返しながら次回を楽しみに待っています

686名無しさん:2015/12/15(火) 21:49:48 ID:???
もぐ様

もぐたさん、いらっしゃいませ★
早速のコメントありがとうございます!!
ほんと…嬉しい……ニヤニヤ
みにーずちゃんがまた切ない対象に。
でも、今回はただ可哀想なだけではありませんよ
これからあの人があの人にあんな事…………
早く登場させたい!!!!
あきらたん…何してくれてんすかね
てっちゃん……………(落ち込み
なるべく早めに進めていきたいと思いますので
応援よろしくお願いします☆
またいらしてくださいね〜

687名無しさん:2015/12/16(水) 02:33:48 ID:???
ゆきさま更新ありがとうございます!
…ん?隠しきれなかった雄叫びが聞こえる…wもぐたんさんw
新作、いよいよ始動ですね!
せつな系の名手、ゆきさまが、今後はどんなお話を書かれるのか…期待が高まります!
オープニングからがっちり掴まれてますから♪
AKにメールをしているのは誰なのか、omiNTに何かあったのか…
色々気になったままお待ちしています!(笑)まみでした♪

688たろ:2015/12/16(水) 13:20:36 ID:???
お、おゆきしゃま…!!!
更新ありがとうございます!
新しいお話…!!!
早速、世界に引き込まれておりまする…
ゆきしゃまの“せつな”系、
たろ 大好きなんですよ(T T)
今回も、涙タンクを満杯にして
続きを楽しみにしております!
せつな話を書くのが、お上手な ゆきしゃま
に弟子入りしたいくらいですw;
書き方教えてw
あv メールありがとございましたv
お年賀、楽しみにしてて下さいねーw
↑自分でハードル上げやがったw

では、次回も頑張って下さいませね!

689ゆき:2015/12/16(水) 15:42:19 ID:???
まみ様

まみたま体調優れない中、
お越しいただきありがとうございます!
新作…と言えるほどのものかはわかりませんが
とりあえず前作よりドロドロかつエロス多めでいく予定です★
名手とかっ、そんな、大したやつじゃないですから;;
まみたまを満足させられる話目指して頑張りまんもす!
いつもコメントありがとうございます///
色々気になったまま、お待ちくださいまし★

690ゆき:2015/12/16(水) 15:49:12 ID:???
たろ様

た、たろしゃま…!!!!
こんなわたくしめの切な系を好きと言っていただけるなんて…
たろしゃま、抱いて///
上手とか…そんな…勿体ないお言葉……恐縮っす
書き方、こちらが教えていただきたいくらいですw
1話書くのに何日も費やしますからね
だれか表現力、わけて
年内…は無理ですが、なるべく早く完結させたいです
あっ!お年賀!!
めちゃめちゃ楽しみに待ってますよん///
いつもコメントありがとうございます!
お互い更新がんばりましょー☆

691ゆき:2015/12/17(木) 11:37:27 ID:???
皆様こんにちは


昨日のfns良かったですね〜
えぐ、3、じぇね、とらいぶメドレーと盛りだくさん!
てつや様の美しき笑顔……………ほぅ///
じぇね君達も順調に成長してて…ウンウン
24ぱふぉは最高でした
せかんどぱふぉ…
センターてつや様……………(昇天
こんなの観ちゃったら、作品も進んじゃうでしょ!!!!

って事で。
早速、2話を更新いたします
いよいよこの話に重要な人物が出てきます


※片想い要素の高い、切ない話となっております
ご理解いただける方のみご覧くださいませ

692ゆき:2015/12/17(木) 11:40:41 ID:???


TE





あれから何時間経ったんだろう



立ち上がる気力もなくて
ずっと床にへたり込んでいた



「……飯、作らなきゃ…」



窓の外はすっかり日が落ちていて薄暗い


夜には帰ると言っていたから
そろそろ準備するか…



いつものようにキッチンに向かい
アキラと俺と2人分の夕食を作り始めた





ーーーーーーーーーーーー





午後22時…
アキラはまだ帰らない



「……先に食ってようかな」



そう思ったが
口に運ぼうとしても身体が食べ物を受け付けない



「…ぅ、」



あのメッセージが蘇るたび、吐き気がする



気を紛らわせるため
俺は、近くのコンビニへ出る事にした





.

693ゆき:2015/12/17(木) 11:41:35 ID:???


NT





オミの運転する車の助手席に座る


初めて見る強引なオミに逆らえなくて
ひたすら黙って俯いていた




「……帰ったら、飯ですか?」
「……あ、う、うん……」
「ナオトさんが作るの?」
「いや……多分…作ってくれてる、かな」
「へえ…」



再び沈黙が訪れ
目を合わせる事が出来ないまま、ケイジさんのマンションへと着いた




「ありがと…オミ」
「いえ、こちらこそありがとうございます」
「………?じゃあ、俺…行くね…」



車を降りようと、シートベルトを外した時



「飯、食ったら何するんですか」
「……え…?」
「一緒に寝るの?」
「オミ……?」
「それとも」



そう言って、窓ガラスに手をつき
息のかかるほど顔を寄せるオミ



「こーいう事するの…?」
「オミっ……ん、むっ…」



唇を塞がれ勢いよくシートを倒された



「なにっ、すっ……んっ…」
「ナオトさん…」
「……や、めろっ……!」



唇、頬、首と何度も口づけられ
冷えた指先が敏感な突起を掠める



「…んっ……はぁ…っ」



思わず漏れた声がオミの興奮を煽り
反応してしまった昂ぶりを刺激された



「ふぁっ、あっ、やだぁっ…」
「……可愛いですよ」
「やめ…てっ……」
「あー……こんなに涎垂らしちゃって」



オミは溢れてくる蜜を自分自身に塗りつけ
俺の秘穴に突き立てた



「だめっ…お願い、やめてっ…」
「いい顔してますね…」



ニッと笑い、容赦なく欲望を押し込む



「あっ、あああっ!!!」







腰を打ちつけられながら

浮かんでくるあの人の笑顔…



ケイジさん



ケイジさん…




「ナオトさん……やっと手に入れた」




耳元で囁くオミ





罪悪感と恐怖に襲われ
泣く事しか出来ない





オミ……どうしてこんな事するの…………?



助けてケイジさん…





.

694ゆき:2015/12/17(木) 11:46:57 ID:???


TE





「いらっしゃいませこんばんはー」



マスクだけつけて家のすぐ近くのコンビニへとやって来た



特に買いたい物もないけど
あの部屋にいると、今は息が詰まりそうで


でも時間を潰すには人が多いな…



雑誌を立ち読みしていると、
隣の学生がちらちらこっちを見てる

もしかして、気付かれたか…?



その雑誌とドリンクを手に取り、レジへと急いだ







早足に店を出て、部屋へ帰ろうか迷っていると
背後から誰かがつけてきている事に気づいた



まずい、早く帰らないとっ…



「……テツヤ、さん?」



気付かれた…!早くっ…


走ろうかと思った…が、それは聞き覚えのある声で


振り向くとそこには
ハットを被り、だてメガネをかけた仲間の姿



「やっぱり、テツヤさんや」



にかっと笑う彼の笑顔に少しだけ心が軽くなる



「ケンジロー……」
「お疲れ様です♪」
「お前、この辺だっけ…?」
「……あ、いやー、この辺ではないです…けど」
「そう…」
「たまたま!そう、たまたま仕事で…」



だが、
会話の途中で突然さっきの吐き気に襲われた



「……ぅ…っ」
「…どうしました?」
「…ごめ……っ、」
「顔真っ青やないですかっ…俺につかまって!!」
「だ…いじょ、ぶ…」



ふらつく俺をひょいと背負い
遊歩道のベンチに座らせてくれた






「………ごめんな」
「体調悪いんすか?」
「……ん、まぁ…そんなとこ」
「家、こっから近いっすよね。俺送りますよ」
「…………いい」
「でも、このままやったら…」
「あの部屋には帰りたくないんだよっ!!」
「………」
「……っ、」



思わず、帰りたくないなんて言ってしまった



「アキラさんと…喧嘩、すか?」
「……そ…じゃ、な……」



喧嘩…
その程度の事だったらどんなに良かったか



「違うなら……何……?」



あの事を悟られまいと必死に冷静を装う



「…なんでもねーよ!もう、大丈夫だから」
「……大丈夫やないでしょ」
「ケンジローには関係ない!!」



彼の言葉を振り切るように立ち上がった



「テツヤさん待って」
「来るな!お前には関係ないって言ってるだろっ?!」
「関係なくても送らせてください」
「いいからっ…」
「そんな苦しそうにしてんのにほっとけるわけないやろっ!!」
「……も…っ……いいっ…て……」





ケンジローに手を引かれ
自宅マンションへと向かった




いつもは頼りない彼の手がすごく力強く感じる




このまま…

俺を現実から連れ出してよ







つづく

695ゆき:2015/12/17(木) 11:52:33 ID:???
今回の更新は以上になります
読んでいただき、ありがとうございました!

696たろ:2015/12/18(金) 13:45:49 ID:???
おゆきしゃま
更新ありがとごさいます!
お疲れ様です!
…え/// 抱いていいのっ///
でもでも、そんな…(理性、葛藤中)
でも、我慢できーん!押し倒しちゃえっ///
(がばぁっ ぶちゅーっ)
…失礼いたしましたw;
そして、お話…
あらららららっ;
NTがomiにっっ(°□°;)
スモークじゃなければ覗かせt(殴
↑えぇ、さいてーな たろです
TEっちゃんの方は…、こっちも大丈夫かな…
knjrが救いの手…になるのかっ
続きが気になって…仕事が手につかないw
h/k
えふえぬえす、麗しきツンデレTE様(えw)
センターでおどってましたねー///
あの5人だと、センター率が高いですよねv
ああいぅ並びって、大体シンメトリーな事が多いから…
TE「俺が、チビだって言いてぇのかよっ」
ひぇっ;
ち、ち違いますよねっ!ゆきしゃまっ!!
(フォローを求めるなww)
 次回更新も楽しみにしておりますので
頑張って下さいませませ〜♪

697名無しさん:2015/12/18(金) 19:17:15 ID:???
ゆきさま更新ありがとうございます!
色々動きだしましたね…
TEは1日不安の中
帰りたくなくても、AKに真偽を確かめなくちゃ…でも、できるんだろうか
NTは突然のことに泣く事しかできないのですね。可愛がってる後輩の思いがけない凶行
この後解放されKJのもとへ…?でもKJともまた何かあるかも
色々妄想膨らんでしまいます、まみでした

698名無しさん:2015/12/20(日) 08:14:06 ID:???
あわわ…っ!路駐の車が怪しく揺れt、
じゃなくてomiくんずっと堪えてたものが爆発しちゃったのかな?切ないっす…
もぐは「NTさん可哀想萌え」が爆発しちゃいましたが←鬼
ちょっとomiと一緒に問い詰めたいな〜とか//
「ごはん食べたあと何してんの?ん?ん?ナニ↑してんの?」(もはやエロ親父
AKTEは、じろちゃん登場でこちらもどうなるの?とwktkです!
AKくんは誰と?てか本当に浮気ingなの?ちゃんと大事にしないと若手に持ってかれちゃうよー!?
なんだかうるさい感想になってしまいましたが感情移入しまくりで読み返してます!

横ですが、たろさまフロントからなら見えると思いまs(殴
い、一緒に覗きま、、しょ、、、パタリ

699ゆき:2015/12/27(日) 17:00:03 ID:???


aw会場到着!

暴れてきます!!!!!!!!

700:2015/12/27(日) 23:07:27 ID:???

ゆきたまふぁいなる参加お疲れ様でしたー!!!
思う存分暴れられたでしょうか☆
渦巻く想いは、いつでも受け止めまっせー♪

701ゆき:2016/01/01(金) 00:49:14 ID:???
あけましておめでとうございます!!

昨年は本編も無事完結し
べびね兄さんの勇/退もあり…
先日参戦したライブで落ちていた萌えにより
どうしてもお話にしたい物が生まれました
本編MKNTのその後のお話です
新年のご挨拶代わりに落としていきます

たろ様、まみ様、もぐ様、P/山様
お返事は必ず、改めてさせていただきますので!
少々お待ちいただけると幸いです

702ゆき:2016/01/01(金) 01:00:54 ID:???


With you forever
  〜side story〜




NT





15年間E◯ILEを引っ張ってきてくれたマキさんが
今夜、勇/退する



お別れするわけではない

ただ、進む道が少し変わるだけで
俺と過ごす日常は今まで通りなのだから





本番直前



「なおと〜泣くなよ〜?」
「まっちゃん、言ったら余計泣いちゃうよ」



尊敬してやまないお二人にからかわれながら
最高の笑顔をカメラに向けた



「お、俺っ……今日は絶対に泣きません!!」
「いやいや、それは無理でしょ(笑)」
「あっははは(笑)」
「そんなぁ〜…」



項垂れる俺に肩を抱き慰めてくれるマツさん



「マキ、黙ってないでお前が慰めてやれよ〜」
「……うん」



そう言って、優しく微笑むマキさん


そしていつの間にかマツさんとウサさんの姿はなく
マキさんと俺の2人きりに



「あの、ごめんなさい…」
「ん……?」
「いつも困らせちゃう…から」



感情を剥き出しで進む俺を
いつもいつも受け止めてくれるマキさん

そのうち呆れられるんじゃないかと不安になるんだ



「…なおと」



でもそのたびに
おっきな手でぎゅっと抱き締めてくれる



「………ふ…っ……っ、」
「あれ?泣いてるの」
「…だめ、だっ……やっぱり…っ」



抑えようとすればするほど、溢れてくる涙


言った傍から泣いちゃって
ほんとだめな奴…



「マキさん……マキさんっ…」
「うん…」
「行かないで……」



しがみついて泣きじゃくっていると
一瞬ちゅ、と唇が触れた



「なおと」
「……っは、い…」



びっくりして涙が止まる



「俺はなおとと一緒にいると幸せだよ」
「…お、れ……もっ…」
「これからもずっと続いて欲しいと思ってる」



真っ直ぐに俺を見つめ



「これからも俺を支えてくれますか?」



それはまるで将来を誓うような言葉



「…なんだか、プロポーズみたいですね……へへ、」



嬉しいを通り越して、
その言葉の意味を理解できない



「……一応、プロポーズなんだけどな」
「…え………?え、ええっ…?!」
「早く返事聞かせて?」
「…〜〜〜っ、」



こんな時…何て言ったらいいっ……?



思いがけない愛する人からのサプライズに
頭が真っ白になっていると、

最後の舞台の始まりを告げられた




「本番、よろしくお願いします」




動揺を隠せない俺の手を握り
仲間の元へ走るマキさん



「終わったら、聞かせてよ」







同じ舞台に立てる喜びを噛み締め


最高のパフォーマンスと
最高の笑顔で彼等を送り出す



ありがとう、マツさん…
ありがとう、ウサさん…



ありがとう…マキさん……










『お疲れ様でしたーーー!!!!』



こうして最後の舞台は幕を降ろした





皆に囲まれているマキさんに向かって俺は叫ぶ



「マキさんっっ!!」



びっくりした様子で
一斉に皆の視線がこちらに向いた



「俺……俺っ………」



言うんだ

俺の心からの…



「マキさんを!!一生幸せにします!!!!」




一瞬間を置き、大歓声があがった



「ひゅー♪♪なおとやるな〜」
「逆プロポーズ?!」
「なおとさんっ!かっこいいー!!」
「ほら、ちゃんと返事してやれよ」



ヒロさんに背中を押され、
俺の前に立ったマキさんは

とても穏やかに微笑みながら



「…よろしくお願いします」



そう言って俺を抱き締めた





大切な仲間に見守られ
俺達は将来を誓い合う



「マキさん…俺、もう死んでもいい…」
「縁起でも無い事言わないの」
「だってっ……こんなに…幸せ……ひっ…」
「俺はもう、なおと無しじゃ生きていけないよ」
「……マキさんっ……」





この人についてきて良かった

この人を信じて良かった…



マキさん

これからもずっと…







end

703ゆき:2016/01/01(金) 01:01:43 ID:99w00r3M
今回の更新は以上になります
読んでいただき、ありがとうございました!

704:2016/01/01(金) 01:28:29 ID:???

ゆきたま!明けまして!!おめちわわー!!!

新年早々、こんな幸せなまきちわをありがとうございます!!!
長きに渡り苦しんだカポーとは思えぬラブっぷりにたるんだ頬が緩みます☆(直しなさい)

次々に湧く新ネタも!書ききれなかったあれこれも!
引き続き、よろしくでぃーす★

705名無しさん:2016/01/01(金) 13:13:57 ID:???
ゆきさま、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします♪
新年最初の萌えは、ゆきさまのまきちわにいただきました///
MK最後の裸イブの日、NTとの会場入りの写真を思い出しました
元気をくれるNTと、という写真の2人の穏やかな笑顔…すごく優しい2ショでしたよね
そのままのまきちわがここにいる!と思ってしまいましたw
あの辛い日々を乗り越えて、今こんなに幸せでいてくれたことが本当に嬉しいです///
よく笑いよく泣く素直なNTと、優しく大きく受け止めてくれるMK。
プロポーズを経て、また新しいステージに踏み出した彼ら
変わるものと変わらないものを抱きしめて、2人寄り添い歩んでいくんだと、その門出を心から祝いたい、まみでした^^

706名無しさん:2016/01/01(金) 22:29:27 ID:???
ゆきさま、明けましておめでとうございもぐ!
新年早々うるうるしちゃいました〜
お仕事は別々になっても二人で過ごす日常はかわらないっていいですね
寂しさを紛らすNTさんに「そうそう!だから元気出して!」と思わずエールを送りました
NTからのプロポーズ、もぐ的には逆プロポーズで最高にズキュンッです
ちわちわ可愛いのに時折のぞく男らしさがもう!もう!
ゆきさま、ありがとうございました

707みなつき:2016/01/02(土) 02:11:52 ID:???
ゆき様 あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!

新しい切な系のお話
またもやてっちゃん登場ー^^

ワーイ
悩むてっちゃん
泣くてっちゃん
慰められるてっちゃん
てっちゃんてっちゃんてっちゃんなおとさーん

AKTE普通にリアルで仲良し
ってか、デビュー前に普通に何回かは経験ありそうな二人

AKがまだクロかシロかは決定していませんが
とりあえず、不自然に登場してる
優しいケンちゃんに優しくしてもらえばいいよ!

複雑な登場人物たちの気持ちが
どう動いていくのか
目が離せませんー

ゆき様のペースで結構です
更新をお待ちしています

福岡ファイナル現地での参戦うらやましいです!

TK脱ぎましたね
TKTEもありがとうございました!!

708たろ:2016/01/04(月) 12:45:49 ID:???
ゆきしゃまー!
あけましておめでとございまーす!
今年も宜しくお願い致しますねー!
更新もお疲れ様です!
ゆきしゃまの切な系、ホント好き…////
切ないお話を書かせたら、ゆきしゃまの
右に出る者はいないですね!!!
今年も、色んな“切な系”を期待しても…
よろしいでしょうか…?w
もちろん、それ以外のお話も期待しちゃいますよんw
(えち系とか、えち系とか…wwwww)
 次回も楽しみにしてますので
頑張って下さいね!

709ゆき:2016/01/14(木) 19:49:00 ID:???
皆様、明けましておめでとうございます!!
1月も中旬になるというのに新年のご挨拶…
相変わらずの書き手ですが、
今年も宜しくお願い致します!


年末にコメントくださった方々へ
お返事させていただきますね

710ゆき:2016/01/14(木) 20:01:30 ID:???
たろ様

明けましておめでとうございます!!
たろしゃま……///
年末は熱い夜をありがとうございます///(キャ

omi様に無理矢理抱かれたNT
AKに裏切られたと情緒不安定なTEちゃん
のっけから可哀想な2人
切ない話を書くのが好きな私…歪んでますね
もちろん!
それ以外の、おふざけ話やえち系やえち系やえち系も…ww
書きたいネタはたくさんあるので、
色々挑戦していきたいですね

今年も、是非、仲良くしてくださいませ///

711ゆき:2016/01/14(木) 20:21:19 ID:???
まみ様

明けましておめでとうございます!!
年末に始まった話ではまたちわたんをいじめてしまっているので
前作のまきちわの幸せな結末を描いてみました
実は、あのファイナルの4shotでこの話を思い付いたんですよ
本当はまだ書ききれていない2人の物語があるのですが…
それはまた、違う時にゆっくり書きたいと思うので
気長にお待ちをくださいませ
…と、話を戻しまして。
真偽を確かめなくてはいけないてっちゃん
おみ様に抱かれたちわたんは
けーじさんの元へ帰るのか…
ごめんなさい、この後も2人は追い詰められ……
と、とにかく!
今年も、是非仲良くしていただきたいのでよろしくお願いします///

712ゆき:2016/01/14(木) 21:23:37 ID:???
もぐ様

明けましておめでとうございます!!
あらら?フロントから覗いてるのはもぐたさんとたろしゃま…?w

713ゆき:2016/01/14(木) 21:24:27 ID:uJhT8ZZE
も…もぐ様

途中送信失礼いたしました(土下座

714ゆき:2016/01/14(木) 22:13:41 ID:???
すまほなんて大嫌いやーーーーーー!!!!

……えぐえぐ


改めまして、もぐ様

逆プロポーズ喜んでいただけたようで…
ちわたん、いつもは涙もろい甘えんぼさんですが
やるときゃやる、男の子です★
お仕事では別々の道を歩みますが
家に帰ると愛する人が待っている…
苦しみを乗り越えた2人には
幸せになってもらおうと思います

さて…こちらのちわたんですが
恋人の元へ向かう途中、
思いも寄らない事が彼を襲いました
あきらは本当に裏切ったのか
じろちゃんはてっちゃんの救いになるのか…
感情移入していただけるなんて光栄です
これからも見守ってやってください

そして今年も、仲良くしてくださいませ///

715ゆき:2016/01/14(木) 22:38:53 ID:???
P/山様

明けましておめでとうございます!!
すでにP宅でわちゃわちゃやっておりますがw
いや〜、せんせとのお遊びがなかったら昨年は乗り切れなかったんじゃないか…
と本気で思います
それくらいあちらでのやり取りばかり私の心の支えになってます
不定期ではありますが、こちらでも時々遊んでやってくださいまし!

あれこれネタはあるのに、
いざ形にするとなると時間がかかるものですね
これに懲りずに、今年も宜しくお願い致します★
では、後ほど伺いまーす

716ゆき:2016/01/14(木) 23:16:55 ID:???
みなつき様

明けましておめでとうございます!!
今回もてっちゃん話です
じろちゃんけーじさん好きは変わりませんが、
お話の主役になるのは、
どうしてもてっちゃんになってしまいます
受けである事
色気がある事
危うさがある事
とにかく、総合的に主役張るには彼がベストなようです(完全に個人的な意見ですが

あきらがクロかシロか…
疑惑の相手などこれから徐々に明らかにしていきます
可哀想ですが、てっちゃんには色々とやってもらうつもりです
覚悟しててねてっちゃ〜ん

ファイナル参戦できて本当に良かった
ただ、ただ感動…
にこにこてっちゃん
うるうるなおとさん
きらきらたかひろ王子
バラードでのてっちゃんにいたっては色気がもう…たまりませんでした
TKTEもあったし、
とにかくたくさん楽しめた一日でした!
王子脱いでましたか…
そこは記憶になかったです
でも、年々増すあのオーラにはやられましたね
アキラも貫禄みたいなものを感じたし…
ファンとしては嬉しい限りです

チャンスがあれば今年こそ、
もう一度お会いしたいです
そして今年も、仲良くしていただけると嬉しいです///

717ゆき:2016/01/18(月) 18:15:01 ID:???
こんばんは
今夜から明日にかけ、大雪の予報が出てます
きゅーしゅーは滅多に降らないので、
ちょっとわくわく


そんな中、お話更新します
少しですがどうぞ!

※片想い要素の高い、切ないお話となっております
ご注意くださいませ

718ゆき:2016/01/18(月) 20:20:57 ID:???


NT





「………ひ……っ、く……」
「そんなに泣かないでよ…」



行為が終わっても覆い被さったまま
終始泣きじゃくる俺の髪をそっと撫でる



「…な……いで……っ」
「なおとさん……?」
「…触らないでっ……!!」



おみの手を振り払い、
足元に転がった荷物を手にそのまま外へ飛び出した



「なおとさんっ…!」




おみの声がしたけどそんな事はもうどうでもよくて

とにかく……早く逃げ出したかった




こんな身体でけいじさんに会えない
でも…


俺には他に行くところなんかないだろう?

他に…



「………俺って最低だ」



ピッ、


けいじさんからの着信を見ないふりして
俺が助けを求めたのは




『ーーもしもし?』



ごめんなさい…



「………ひ……っ…う………」
『…今、どこにいるんです?』
「…っ……うっ………っ」
『大丈夫。俺がついてますから』



どれだけ裏切れば気が済む……?



「まんしょ……の…ち、かく……ひっ…」
『すぐに行くから待っててください』






ーーーーーーーーーーー




マンションから離れ
隠れるように建物の陰でうずくまっていた俺の元に
約束通り駆けつけてくれた彼




「…見つけた」
「ごめっ……っ」



跪き、俺を優しく抱き締める


帰るべき場所はここじゃないとわかっているのに



「呼んでくれてありがとうございます」




いつも彼に甘えてしまう




「りゅうじ……助けて…」




来てくれると思ったよ……





.

719ゆき:2016/01/18(月) 21:37:31 ID:???


TE






あっと言う間にマンションへと到着し
けんじろうは握っていた手を緩めた



「部屋まで…帰れますか?」
「……子供じゃないし」



お礼を言いたいのに口から出るのは可愛くない台詞



「じゃあ…」
「はい。」
「…………」
「…帰らねーの?」
「見届けたら帰ります」



そんな…
優しい眼すんなよ



「…………あり、がと」





聞こえるか聞こえないかわからないくらい小さな声で
けんじろうに背を向ける



「てつやさんおやすみなさい」





ーーぎゅ、


温もりの消えた右手を握り締め
振り返ることなく、部屋へと向かった













部屋にはまだあきらの姿はない


それにホッとしている自分…



ダイニングテーブルに並んだ食事もそのままに
寝室のベッドにもぐりこむ





今、あきらが帰ってきても冷静でいられる自信が無い


また…胃がむかむかしてきた



やり場のないモヤモヤと孤独感に押し潰されそう


ーーー♪♪



そんな時に一通のメッセージ




『 何かあったらいつでも呼んでください 』




なんで…


そんなに優しくすんの……?




「………ッ……っ、」




咄嗟に打った文字を消去し
携帯電話を手にしたまま目を瞑った




ここでけんじろうの優しさにすがっちゃいけない

俺にはまだやらなきゃいけない事が残っている




眠れないと思っていたのに
いつの間にかあきらが帰ってきたのにも気付かず

俺は深い眠りについていた





次に目覚めた時は現実と向き合う時




けんじろう、力をかして






つづく

720ゆき:2016/01/18(月) 21:38:35 ID:NBE.X0n.
今回の更新は以上になります
読んでいただき、ありがとうございました

721:2016/01/18(月) 22:20:24 ID:???

…え?!
ええ?!
えええええー?!


omiの元から逃げ出したNTがすがる相手がRJなのにまず驚きましたw

真実を確かめる前に、knjrにすがってしまいそうなTEちゃんも…

お相手も、展開も、予想を裏切ってくださる予感…☆

次回も!楽しみに!しておりまーす!!

722名無しさん:2016/01/19(火) 20:53:35 ID:???
ゆきさま更新ありがとうございます!
いや泣かないでじゃねぇーよ!!
と、ちゃぶ台があればひっくり返していたまみです(古風)
しかしそのシチュエーションすら絵になるomiめ…ぐぬぬ萌える…←
そしてまさかのRJ登場!
しかもNTがずるい感じ…?
想像もしてなかった展開にドキドキです!
そしてTE。悪夢のような現実からは逃げられないから…
AKと向きあうところから、始めなきゃですね…たとえそれがどんなに恐ろしくても…

723たろ:2016/01/20(水) 13:58:19 ID:???
おゆきしゃま
更新お疲れ様です。
ありがとうございます!
NTが頼れる…こんな時に助けを求めちゃうのがRJ…!
おぉぉおお!
あんな役回りが似合う(←失礼)omi
うおぉぉう!
TEちゃんに甘えられるknjr…
でもTEちゃんには…!
うおおあおお!
↑じょーちょ不安定過ぎるw
この先の展開から目が離せなくなってきとります…!!!
次回更新までに、情緒を正常に戻して
楽しみにしておりますので(笑)
頑張って下さいませ!

724:2016/01/22(金) 04:25:17 ID:???

夜明け前にお邪魔しまーす…(こそこそこそ)

にゃ「…てっちゃん、そーっとそーっと☆」なにやら忍び込み
てつ「まだ寝てるよな?」覗きこみ
にゃ「ゆきたま修行僧だから、早くしないと見つかっちゃう☆」
てつ「枕元に…あれ、靴下ないじゃんよ」
にゃ「くりすます終わってるからねw」
てつ「アキラかに怪しいとなかい、どうなったんだろうなw」
にゃ「…気持ち良かったけどね///」ぽぽぽ///
てつ「なに思い出してんだよ★」おでこツン★
にゃ「だってー///あ、ゆきたま起きちゃう…」焦
てつ「よし、ずらかるぞ★」とんずらーw

季節外れのみにすかさんた姿みにーずからのプレゼントは…
くまじろうの着用済みTばっくとwけーじさん試着済みのTばっくをw差し上げますw
※Pスレでしかわからないネタですみませんw

ゆきたま!スレ2周年!!おめでとうございまーす!!!

例のものは少々お待ちわくださいませw

725名無しさん:2016/01/22(金) 21:21:21 ID:???

……………むくり

はっ…
なんやこのお宝はああああああ
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます

せんせ…感謝申し上げます(号泣


みにすかさんたちゃん達…///
あきらかに怪しいとなかいさんはね……………


近いうちに、何か更新いたしますので!
いや〜2周年……早いものですなぁ

726ゆき:2016/01/29(金) 17:56:27 ID:???
皆様こんばんは
少しですが、更新にやって参りました

P/山様、まみ様、たろ様、いつも温かいコメントありがとうございます!
また改めてお返事させていただきます!
少々お待ちくださいませ


※片想い要素の強いお話となっています
 お読みになる方はご注意ください

727ゆき:2016/01/29(金) 19:27:33 ID:???


NT





ーーコト、


「ココアいれました」



りゅうじの部屋に来るのは初めてではない

俺が泣くたび、
いつも受け入れてくれる



「…ありがとう」



それがどんなに忙しくても
優しく笑って…傍にいてくれるんだ



「今日は仕事、午後からなんで」



ゆっくりしてってくださいねと言って
俺の隣に座った


ココアをひとくち飲むと不思議と心が落ち着いていく



「りゅうじ……」
「…はい」
「いつも…ありがと」



一瞬目を丸くし、ふっと笑うと
俺の手を握った



「俺でよければいつでも」





りゅうじの言葉に甘え、
おみとの事を話した


聞いている間の彼はずっと一点を見つめていて
その表情は読み取れなかった…





.

728ゆき:2016/01/29(金) 20:38:39 ID:???



TE





アラーム音が鳴り目覚め
ふと辺りを見渡す


隣にはいないものの
あきらが帰ってきているのにようやく気付いた



昨日、覗き見てしまった携帯も
床に置き去りにしていたネックレスもすでにこの部屋にはなく…




もう、後戻りは出来ない

あきらのところへ行かなきゃーー







…カチャ


リビングの扉を開けると、あきらはソファに座り俯いていた




「………おかえり」



声をかけても反応はない



「……………」



言わなきゃ

でも……怖いっ………



「…てつや」



ドクンー



「……珈琲…淹れてくる」



目を合わせられないまま
逃げるようにキッチンへ向かおうとした時

あきらに腕を掴まれた



「待って…!」
「なん、だよ…」
「昨日はごめんっ!!夜には帰るって言ってたのに…」



そんな話じゃないだろ
もっと大事なこと…



「会議が押して…その後、飲みに付き合えって言われて…」



俺は言い訳が聞きたいわけじゃない



「…昨日は誰といたの?」



俺の問いかけに腕を摑んでいた手が離れた



「誰…とっ……?」
「……誰かと会っていたから遅くなったんだろ?」
「ち、がっ……本当に付き合えって…」




真実を聞いたら終わりだと思った


2人で過ごした日々も




「じゃあ…あれは何なの……?」



この先の…



「早く会いたいって何なんだよっ!!!」




2人の未来も






つづく

729ゆき:2016/01/29(金) 20:39:52 ID:/4JLUrOE
短いですが今回の更新は以上になります
読んでいただきありがとうございました!

730ゆき:2016/01/30(土) 18:50:34 ID:???
更新するつもりだった続きを、今回置いていきます

※片想い要素の強いお話となっています
 お読みくださる方はご注意ください

731ゆき:2016/01/30(土) 20:29:45 ID:???


TE






声を荒げる俺に
言葉が出ないあきら



反論しないって事は…そういう事なんだろ……?



「…ははっ……馬鹿みてえ……」
「…………」
「俺が必要ないなら…そう言えよ」
「…そう、じゃない」
「じゃあ…何?」



肝心な事を口に出さないあきらに苛立つ



「答えろよ…」
「……………」
「俺もあいつも!どっちも手放したくないのか!!」
「ちがうっ!!俺はっ…」



俺は……?

どうしてその先が出てこない



「もういいっ……お前がはっきりしないなら俺が決める」
「てつ、や…」
「…部屋出て行く」



都合のいいオトコになるなんて冗談じゃねえ


それならいっそ…



「 だめだ 」



部屋を出ようとする俺の前に立ちはだかるあきら




「…どけよ」
「どかない」
「ふざけんな…勝手な事ばっか言ってんじゃねえ!!」



どんな言い訳しようが
ここを出ようと決めたのに



「……てつや……頼むっ…」



あきらは…
膝をつき、俺に頭を下げた



「な……にやって…」
「俺に…少しだけ時間をくれ……」




あきら

もう…お前の考えてることがわかんねえ……





.

732ゆき:2016/01/30(土) 21:23:45 ID:???


knjr






あの時あの場所にいたのは偶然じゃなくて


自宅とは正反対の道を歩いていたのは



あの人に…
いつか会えるんじゃないかって少し、期待してたから





仕事を終え時間があった俺は
遠回りしながら徒歩で帰宅

今日も会えなかったなと通りにあるコンビニに入ろうとすると
1人の小柄な男性が足早に店から出て行った



「……ま、じか……っ」



その男性の後を追い、後ろ姿を見て確信した




「……てつや、さん?」





会えて喜んでいたのも、つかの間


彼には…いつもの笑顔がなかった




どうしたん?

なんでそんなに苦しそうなん……?




「けんじろうには関係ないっ!!」



わかってる

けど今にも崩れ落ちそうなあなたをほっとけない



強引やと思われてもいい



てつやさんの手を引いて、彼が恋人と住むマンションへと向かった





この時の選択が間違っていたのかなんて

未来の俺は知る由もない




今の俺に出来る事




『 何かあったらいつでも呼んでください 』




救いたい、あなたをー










ー翌日ー







就寝前に送ったメールの返信はないまま、朝を迎え
寝不足のまま撮影現場へと直行




今日は…
あきらさんと顔を合わす日や


冷静にならな



2人の事は俺には関係ないんやから





「…あ!けんじろうさんおはようございます!」



でも…それ以上にもっと



「……おはよう」



顔を合わせたくないやつがおる



「今日、さん×いめさん達と一緒なんですよね?」
「そうやな」
「…あれ?なんか元気ない感じすか?(笑)」



俺の可愛い後輩



「そんな事ないで」
「そうかなぁ…怖い顔してる気がする」
「なんや、俺の真顔に文句つけるんか〜」
「ごめんなさーい(笑)」



可愛いくて…



「あっ、 そうだ!聞いてけんじろうさん!」
「ん…?」
「俺…前に好きな人いるって言ってたでしょ?」
「……ああ」
「もしかしたら上手くいくかも…」
「上手くいくて…なんなん?」
「実は……こないだえっちしちゃった」



俺の大切な人を苦しめるやつ



「お前っ…その人恋人おる言うてたやんか!」
「…関係ないよ」
「そんなん許されるわけ…!」
「けんじろうさんには関係ないじゃん!!」
「……ッ…」
「好きに…なっちゃったんだ……!」




どうして人は

誰かを苦しめる恋愛を選ぶのか



「待て、あらんっ!!」






誰も苦しまない道は、ないん………?






つづく

733ゆき:2016/01/30(土) 21:24:25 ID:ezBKlTMc
今回の更新は以上になります
読んでいただき、ありがとうございました!

734たろ:2016/02/01(月) 13:46:45 ID:???
ゆきしゃま
更新お疲れ様です!
RJ…お主…優しいオノコよのぉ…(泣)
くるしゅうない、ちこー寄れ(え?
スミマセン;
TEちゃんの所も、なんか複雑に…!!!
AKの土下座が、妙に「いいな」とか思っちゃう、たろでしたw←おい
次回も楽しみにしてますので
頑張って下さいねー!

735名無しさん:2016/02/02(火) 02:39:17 ID:???
ゆきさま更新ありがとうございます!
温かいココアのように、NTをあたため癒してくれるRJ…
その彼の心の内はどうなのか…気になります
そしてやっとAKと向き合ったTE
AKにあんな必死にすがられたら思わず許して受け止めてしまいそう…と思っただめ女まみですが←
こちらも何か事情がありそうですね…
さらにalnも登場!?あれ?aln?arn?この世界ではどう表記されてるんだっけ?教えてください!(笑)

736ゆき:2016/02/22(月) 17:27:13 ID:???
てっちゃん誕生日…
何も出来なかった……
いくつか浮かんだのに、形に出来ませんでした………

ほぼ日参してるP/山様のお宅でも、うまくコメント出来ないし
体の不調は抜け出せましたが、
なんか思うようにいかない自分にイライラしっぱなしの数日でした。

でも、一度話を書き始めると、少し何かが戻ってきたような気がします!
あちこち読み逃げしまくりでお邪魔できておりませんが、
もう少し落ち着きましたら伺います!
みなつき様!たろ様!たくさん更新ありがとうございます!


まずは、コメントをくださったP/山様、まみ様、たろ様へお返事させてくださいませ

737ゆき:2016/02/22(月) 17:35:24 ID:???
P/山様

予想もしていない展開、
楽しんでいただけましたでしょうか☆
ここでまさかのRJ登場
RJ、omi様が今後どう関わっていくのか…
じろちゃんにすがってしまいそうな自分を抑えたのに
決着をつけられなかったTEちゃん…
じろちゃん、alnの動きも見守ってやってください

心身共に不調な中、いつも遊んでくださってありがとうございます!
お互い無理なしでいきましょう☆
コメントもありがとうございました!


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