したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

死者スレ

1週刊少年ななしさんデー:2011/03/07(月) 20:36:57 ID:5X46yJFg
ここは死んだ者たちが集まる場所だ

2週刊少年ななしさんデー:2011/03/27(日) 13:57:35 ID:???
巨大なスクリーンがそこにはあった。
映画館にあってもおかしくない大画面には文字が映し出されている。


──ようこそ。
ここは死んだ者たちが集まる場所だ。
会場の動向はこのスクリーンに映し出される。
食事や飲み物、それにお菓子も用意した。
プログラム・バトルロワイアルが終了するまでゆっくりするといい。

                                   キース・ブラック

3週刊少年ななしさんデー:2011/03/27(日) 15:14:40 ID:???
「僕は……死んだのか……」

悪矢七光は肩を落としている。
ろくに活躍もせずに死んでしまったのだ、落ち込んでしまうのも無理もない。


悪矢七「台詞すらなかった……。殺すならせめて何か一言くらい喋らせてくれたって……」
カツミ「あら、私だって台詞無しよ?」
悪矢七「うわあっ! だ、誰だ君は!?」
カツミ「初めまして。私の名前は赤木カツミ。あなたのすぐ後に私も首輪を爆破されて殺されたのよ」
悪矢七「そうか……。君も、死んだのか……」
カツミ「ええ………。それにあのブラックって奴、私に猿轡までさせてたのよ? そのせいで一言も喋れないまま退場よ。
まったく……次会ったらぶっ殺してやるわ」
悪矢七「君、そんな性格なのかい? それより顔にひびが走ってるよ!?」
カツミ「あら、なんのこと?」
悪矢七「……あれ? 気のせい……かな? おかしいな……確かにこの目で……」
カツミ「そんなことより! ここには私達しかいないの? まあ見せしめだから仕方ないんでしょうけど──」
真由子「私がいるわ!」
アンジェリーナ「私もいるわ!」
李崩「私もいるある!」
念仏番長「我もいるぞ!」
悪矢七「うわあっ! 突然出てきた!」
真由子「ここが動き出したのが今日で、私達が死んだのがだいぶ前よ? 当然一気に出てくるしかないじゃない」
李崩「その通りある」
アンジェリーナ「私が死んでから、もう一月近く経ってるわね」
念仏番長「あの世は年中無休だが、書き手が休んでおったのだ! おのれ! 我らをいつまでもほったらかしにしおって! 絶対に許さんぞ!」
アンジェリーナ「まあまあメタ発言もそのくらいに……」
カツミ「うるさーい! あんた達なんてまだマシよ! 台詞があったじゃない! 私なんて無しよ無し! いくら見せしめだからってこれはあんまりだわ!」
悪矢七「あの、僕もなんだけど……。っていうかやっぱり顔にひびが」
カツミ「あら、なんのこと?」
真由子「ひびなんてどこにもないじゃない」
アンジェリーナ「ないわね」
李崩「ないな」
念仏番長「ふむ、きっと疲れているのだ。ここは一つ、このありがたーい『念仏くんグッズセット』を特別価格で──」
悪矢七「あれぇ……? いや、確かに──」
カツミ「あなた、いい加減にしなさいよ。じゃないとまた死ぬことになるわよ?」
悪矢七「ひぃっ! 手が変形した!?」
カツミ「あら、なんのこと?」
真由子「何をい言ってるのよあなた」
アンジェリーナ「カツミの手がどうかしたの?」
李崩「おかしな男ある」
念仏番長「今なら通常価格七万円のところ、『念仏くんソングCD』もお付けしてなななんと──」
悪矢七(……このことには触れない方が良いのかな………?)
念仏番長「二万と千円でご提供させていただきます!!」
アンジェリーナ「買った!」
悪矢七「待て!」

4週刊少年ななしさんデー:2011/03/27(日) 15:24:39 ID:???
      ノ /   ミミヽV彡'´     、`ヽ\\
      フ'´  'フ'´, // 彡ミミ  `ミヽ ト`、\\ミヽ
      l.:./ 〃. / .///⌒⌒ヽ、   `ミヽ `ヽ\ト、  さて、ようやく動き出した死者スレだが
      l/ 〃.:. l ./l l:l     i:ト、  jiトト、  `ヽト、   これからどうなるか楽しみにしているよ
      /〃〃 l/ リ リ     リ リヽ.jト、从   ト、
      l/l/1 l:/           リ ' ' 1 jiiii!
        1 l{ ==-、、,,,_   _,,、、-== ト、jiii!′
        ハ.j1 t‐‐ェェテ''''  ``テェテ=ァ  1 X´
        い:.        i       jシ' 1
         い:.=- 、     l:.       / ノ
         ヽ ト、=- 、  ` ´     /_ノ
          い:ト、  ` ニニニニ¨  /:/
           i .:i ヽ        /i:::/
           ヾj   ヽ、___ /  l/
            l              |
          ,r‐┴--r=======r─┴‐- 、
            /     1;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`ヽ   \
      ,. ィ´\    l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l  !    /¨`ー- 、、
   ,. - '´, r H  \  _ノ`ヽ;:;:;:;:;:;:;:/  L /¨`ー- 、、_ ゙ヽ、

キース・ブラック?

5週刊少年ななしさんデー:2011/03/28(月) 01:04:02 ID:???
李崩「>>4を見るある! スクリーンにブラックの姿が!」
念仏番長「何ぃ!?」
悪矢七「あれ? ブラックって

        _. -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ̄`''ー、
      /              ヽ
      / /   ノ          ヽ  ヽ
    ノ l´ l l l||l i i 、     l  l
    | l  l| | | | |i l | l i 、   ||   |
    ト、ト、ルト、ト、ト、ト、|xト、トト、ト|   ||  |
     | l |ャ-iミ  ‐'テ-ーrテテヾ| | ||| |
     l l l|^'ー'|  、 ^'━''´ イ | 川| |
    || ll|  ノ          | .| ||| | |
    |イ ‖| ヽ-     、  | | |.||| |
    ノノ |i ト、`'━ー‐''   イ  | | ||.|  |
   イ  ノl ||l|lr、`'''''  _./ |  | /l .| | |  |
   | イ | |l|l|l|l|l|7''''   __.|  l.ィl | || | |
    | / | ||l|l|l√7^√ ̄ ノ イ^'i | | | | |
    レ  | |l|l|lノ /::::|    彡'′ へ、|,_|_|_ | |

 こんな奴じゃなかったか?」

真由子「あなたが死んじゃった後に、髪が短くなったのを見たわ」
悪矢七「そうなのか……」
カツミ「キィィィィィィィィィィィィィィス!!!! 殺す! 絶対に殺ぉす!!」
悪矢七「カツミ!? カツミの体が変化している!? み、みんな来てくれ! カツミの様子がおかしいんだ!」

アンジェリーナ「そう、あなたはさやかっていうのね」
さやか「うん! よろしくね!」
真由子「こちらこそよろしくね!」
李崩「よろしくある」
念仏番長「ここで会ったも何かの縁。記念に我が御仏の力を見せてやろう」

悪矢七「一人増えてるーっ!?」
カツミ「あああああああああああああああああああ!!!!」
悪矢七「カ、カツミ!? ま、まさかスクリーンを壊す気なのか!? 駄目だカツミ!! それを壊せば会場の様子がわからなく……」
カツミ「知ったことか!!!!」
悪矢七「ええー!? や、やめるんだ! ……くっ! 僕一人じゃどうにも……
     みんなー!! こっちだ!! 手を貸してくれ!! カツミが、カツミが──!!」

6週刊少年ななしさんデー:2011/03/28(月) 01:04:37 ID:???
念仏番長「見よ! これぞ御仏の力! 喝っ!!」
真由子「念仏番長さんが……!」
さやか「すごーい! 浮いた浮いた!」
アンジェリーナ「まあ!」
李崩「ほう……なかなかやるあるな」

悪矢七「こっちを見ろー!! 何やってんだお前らは!! 今カツミが大変なことに──!!」
カツミ「あら、私がどうかしたの?」
悪矢七「え?」
真由子「どうもなってないわよ?」
悪矢七「いや、」
アンジェリーナ「どこもおかしなところはないわね」
悪矢七「これは……」
李崩「いつも通りあるな」
悪矢七「だから」
さやか「変なのはあなたよ」
悪矢七「違う! さっきまで」
念仏番長「貴様ー!! さっき我が力を披露していた時見ていなかったな!? どういうつまりだ!!」
悪矢七「お前は黙ってろ!! ってなんでみんな見てないんだよ!? なんで僕しかカツミのあれを見てないんだよ!?」
真由子「あれって何よ、いやらしい……」
さやか「この変態!」
アンジェリーナ「ふふ、年頃の男の子にはよくあることね」
李崩「お前は変態だったあるか」
念仏番長「く、詳しく聴かせてもらおうか」
カツミ「言ったらどうなるか……わかってるわね?」
悪矢七(僕が一体何をした……)

7週刊少年ななしさんデー:2011/04/11(月) 05:14:17 ID:???
【巴武士 到着】

武士「ここは……」

念仏「ようこそ武士君。ここはあの世である」

武士「あの世? ……そうか、僕はあのまま……死んだのか……
    ……あれ? そう言えば、どうして僕の名前を……」

念仏「あの大スクリーンで君の活躍は拝見させてもらった。
    敵をも救おうとするその強い心、我は感動したぞ!」

武士「いえ、そんな……。僕はただ、誰にも死んで欲しくなかっただけで……」

念仏「ところで少年! 君は仏を信仰しているかね!?」

武士「え?」

念仏「おお! こんなところに仏の姿が! 『念仏くんグッズセット』があるではないか!!」

武士「あの、突然何を……」

念仏「今ならこの『念仏くんグッズセット』! 『念仏くん抱き枕カバー』も付いてお値段痛っ!」

カツミ「ちょっとあんた、何巴君に売りつけようとしてんのよ」

念仏「『念仏くんグッズセット』だ! これさえあれば、どんな悩みも全て解決! もう何も怖くない!」

カツミ「完っ全に霊感商法じゃない。巴君、こいつの言う事を聴いちゃだめよ?」

武士「う、うん……」

8週刊少年ななしさんデー:2011/04/11(月) 05:34:00 ID:???
【水鏡凍季也 到着】

念仏「水鏡とやら」
水鏡「……何だお前は」
念仏「君は仏を信じているかね?」


悪矢七「またやってるよ……」
武士「あの人、いつもああなんですか?」
悪矢七「ああ、そうだね……。坊主にくせに、俗にまみれたダメなやつさ」



水鏡「……宗教の勧誘なら他を当たれ。興味がない」
念仏「それはいけない! 仏を信仰しない者は魔を呼び寄せてしまう!
    今すぐこの『念仏くんグッズセット』を買って浄化しなければとんでもないことが──」
水鏡「興味がないと言ったはずだ。……知っているか? ここには破壊された物までやってくるらしい。
    僕が使ったこの小型爆弾を口に放り込まれたくなかったら、その五月蠅い口を閉じろ。耳障りだ」
念仏「……………」



武士「あ、押し黙った」
悪矢七「念仏のやつ、まさかここに来るやつら全員に同じ事するつもりじゃないだろうな………」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板