やる夫「SSでやるお！」 - 1302275288

1： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:08:08 ID:XYplnioQ: 深夜のテンションで行くぜベイベー！
思いついたらそのときに精神だ！

やる夫「やる夫スレやろうと思ったけど、AAがうまく使えないお……」

やる夫「だからSSでやるお！」
2： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:09:30 ID:XYplnioQ: やる夫「というわけでやらない夫にやり方をくわしくせつめいさせるお！」

.
3： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:10:06 ID:XYplnioQ: やる夫「やらない夫ー！」
やらない夫「なんだ、やる夫。うるさいやつだろ」
4： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:11:23 ID:XYplnioQ: やる夫「いいからやり方を説明するお！｣ﾌﾟﾆ

やらない夫「何のやり方なのかさっぱりだろ……」

やる夫「SSのやり方だお！」

やらない夫「ss？それならこの前説明しただろ」

やる夫「違うんだお！やる夫でSSを書くんだお！」

やらない夫「……？いや、お前SS書いた事あるだろ。やる夫ならもうSS書けるだろ、前日の努力的に考えて……」

やる夫「違うんだお！違うんだお！やる夫スレでSSをやるんだお！」

やらない夫「……」
やらない夫「管理人に通報っと……」
5： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:12:51 ID:XYplnioQ: やる夫「なにしてるんだぉー！｣ﾌﾞｰｯ

やらない夫「いややる夫スレでSSやろうとしたら即通報ものだろ……常識的に考えて」

やる夫「そうなのかお！？ダメなのかお！？」

やらない夫「ダメに決まってるだろ常識的に考えて…」
6： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:13:51 ID:XYplnioQ: やる夫「でもSSやったらダメってローカルルールに書いてないお！」

やらない夫「いやいや、やる夫2nd板にはちゃんと"やる夫板2ndは全てのやる夫スレ（主人公がやる夫に限らず）のための投稿掲示板です"って書いてあるだろ。やる夫スレしかやっちゃダメに決まってるだろ？」

やる夫「……」

やる夫「やらない夫は勘違いをしてるお！」

やらない夫「お？」
7： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:14:19 ID:XYplnioQ: やる夫「やる夫は"やる夫スレ形式のSS"を書くと言ってるんだお！」

やらない夫「"やる夫スレ形式のSS"……？」

やる夫「つまり、やる夫とやらない夫が出てくるSSだお！」

やる夫「これならやる夫板にスレッドを建てられるお！｣ｷﾘｯ

やる夫「早速、やる夫板Ⅱにスレを立てるお！」

やらない夫「早まるんじゃないだろ常識的に考えて」

やる夫「お？」
8： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:15:40 ID:XYplnioQ: やらない夫「やる夫が出ているSSというのは、あくまでやる夫が出ているというだけであって、やる夫スレ作品と言えるだろうか……？」

やらない夫「"やる夫スレ形式のSS"……これをやる夫スレとして個人の考えで立てるには早計だろ……」

やらない夫「下手したら荒れかねんだろ……」

やる夫「じゃ、じゃあどうすればいいんだお……」

やらない夫「SS専用掲示板に投下……いやこれもやる夫スレ来るなと言われかねない」

やる夫「そ、そんな！このやる夫のイカしたアイデアは日の目を見ずに眠ってしまうのかお！」

やる夫「どうにかしてくれお！やらない夫！」

やらない夫「そう言われても俺にも考えが浮かばないだろ……」
9： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:17:04 ID:XYplnioQ: ？？？「ふっふっふっふ」
10： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:17:25 ID:XYplnioQ: やる夫&やらない夫『お、お前は……！』
11： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:17:36 ID:XYplnioQ: できない子「お困りのようだな」

やる夫&やらない夫『いとこのできない子！』
12： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:18:57 ID:XYplnioQ: やる夫「お？」
やらない夫「ん？」

やる夫「……」
やらない夫「……」

やる夫「やる夫のいとこのできない子だお」
やらない夫「俺のいとこのできない子だろ」

やる夫「……」
やらない夫「……」

やる夫「これは……」
やらない夫「もしや……」

やる夫&やらない夫『俺たちは生き別れた双子の兄弟！』ﾀﾞｷｯ

できない子｢ﾅｲﾅｲ」
13： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:19:52 ID:XYplnioQ: やらない夫「まさかやる夫が親戚だったなんて」

やる夫「こんな事もあるのかお！」

できない子「今それはどうでもいいんじゃないかな」
14： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:21:24 ID:XYplnioQ: やる夫「そ、そうだお！いきなり出てきてなんなんだお！？」

できない子「ほう、そんな口のきき方でいいのか？私はお前たちの悩みを解消するべく、解説役の長門をぶちのめしてわざわざきたのだぞ」

やらない夫｢ｼｮｳｼﾞｷﾅｶﾞﾄｶﾞﾖｶｯﾀﾅｰ」

やる夫「つ、つまり、やる夫のやるおSSに解決策があるのかお！？」

できない子「あぁあるとも、教えて欲しいか愚息」

やらない夫「息子じゃないだろ……常識的に考えて」
15： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:22:54 ID:XYplnioQ: やる夫「教えてくれお！やる夫のアイデアが埋れてしまうのは嫌なんだお！！」

できない子「では教えてやろう……やる夫スレのようなSSを立てるには……！」

できない子「やる夫スレをする掲示板でもあり創作作品(SS)を投下しても良いとなっているやる夫スレッド板に投下すればいいのだ！！」

やらない夫「そ、そんな掲示板があるわけないだろ……！常識的に考えて！」

やる夫「そうだお！やる夫スレはやる夫スレしかやっちゃダメなとこだお！」
16： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:24:21 ID:XYplnioQ: できない子「やる夫スレだけでない……もっと自由なやる夫掲示板があればいいのだ！」

やらない夫「だからそんな掲示板が……」

できない子「…あるんだなこれが……」

やる夫「あ、あるのかお！？」

やらない夫「そ、そんな都合のいい掲示板があるというのか！？考えられないだろ、常識的に考えて……！」

やる夫「お、教えてくれお！そんな掲示板…名前はなんていうんだお！？」

できない子「そう……それは「小さなやる夫板」だ！！」
17： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:25:28 ID:XYplnioQ: やる夫「小さな……」
やらない夫「やる夫板……！」

できない子「やる夫スレ作品だけでなく創作作品(SS)もOKな掲示板だ！」

やる夫「これだお……！やる夫の求めていたのはこの掲示板だお！」

やらない夫「こ、こんな掲示板があったのか……！」

できない子「さあ、やる夫！この掲示板でスレッドを建てて好きなだけ投下するがいいよ！」

やる夫「わかったお！やる夫、投下するお！」
18： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:26:30 ID:XYplnioQ: やる夫「……」

やる夫「ところでやらない夫」

やらない夫「……どうしただろ？」

やる夫「……やる夫スレ形式のSSってどうやればいいんだお？」

おわり
19： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 00:28:24 ID:XYplnioQ: 以上で投下終了ですね。

……一日熟成させるべきだったかも、うん。
20：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 00:37:20 ID:z6T4t8vg: 乙
21：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 00:51:05 ID:sCMvwf7A: 乙

これは斬新だな。雑談スレ見たよー
22：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 02:06:21 ID:McSxW73w: 乙。
SSやるのはまあいいんだが、
一応このスレの目的は何なんだ？
それが分からんとどうにも……
23： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/09(土) 07:11:56 ID:RwHDGpMo: えーと他にもSSでやる夫作品を何本かやろうかと思ってるんで、それをやりたいです。
24：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 09:06:14 ID:RzyCCnnQ: 乙
25：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 12:34:01 ID:HXG/ItiM: 乙
26：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/09(土) 13:50:13 ID:kHA6jRHQ: どっちかっつーと
AAをつける前のやる夫スレだなｗ
27：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/10(日) 07:13:37 ID:VrsLk.Cw: 乙。

ふつうのAA付きのやる夫スレも「やる夫系SS」って分類されてるよね
28：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/17(日) 18:31:22 ID:eotiSsw2: うーしネタが浮かんだんで二週間以内に書き溜め……たいな

それとタイトルというか中身なんですけど
「やる夫でやるＳＳ短編」
という事になります。
やる夫スレ形式のSSのやり方を説明するような事はやりませんぜ。今少しずつ探りながらやってるので。
29： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/17(日) 18:33:42 ID:eotiSsw2: おっとトリ忘れ

かなりスローペースでとても短いお話を書いて行くんでそれでもよかったら読んで行ってくださいな
30：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/17(日) 18:38:41 ID:LD44xMNQ: ほうほう
気長に待ってるよ
31：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/04/17(日) 18:39:09 ID:xJiCkayI: 把握
楽しみにしています
32： ◆FTlcdRbGEE：2011/04/27(水) 21:54:14 ID:DASpW1jY: 現在AA貼れよと言われないようにやる夫でやるSS書き溜め中……
SSのメリットを生かす練習しないとね！
33： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/04(水) 23:47:59 ID:dNhcwrQU: あー誤爆はずかしいーよー、うー。

八割ほど書き溜め完了。日曜日くらいに投下できるかな？まだわかりませんが。

とりあえずSS短編のタイトルだけでも予告しておきます。

「やる夫は皆に嫌われているようです」

読んでくれるかもしれない数人の人にお知らせしました。
34： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/05(木) 00:09:46 ID:eb0jVTlk: 恥ずかしさのあまり寝れん……。
あぁそうだ忘れてた事やろう。

以下レス返し
>>20->>22 >>24 >>25
乙ありがとうございます！

>>26
ばれてしまった……///
ここにSSらしさとか練り込めたら良いんですけどね。

>>27
まとめブログのまとめサイトで「やる夫・SS」と二つ一緒に分類されているのしか見た事ありませんでしたね。
SSの定義って何なのでしょ。

>>30>>31
なんて心にくる一言達なんでしょうか……。
面白いと思ってもらえるように頑張らないと、と思いますね。
35：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/06(金) 11:28:14 ID:PN3YsYX2: 乙です

このスレって>>1のスレなのでしょうか。
自分とかもSSを投下してもいいでしょうか。
36： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/06(金) 19:09:40 ID:QfwtZqAY: おお？いいよいいよ！
わたしは全然構いませんー
あ、でも自分のスレではあります。自分で立てちゃったわけだから、責任は持ちたいです。

だけど書いてみたいなーとか思ってくれたら考えた人としてはとっても嬉しい。だから許します。
……ただ、これはハードルが上がってわたしが投下し辛くなるパターンかな！
37：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/07(土) 00:17:35 ID:INgaRg5o: >>36
いや、ただ短編スレとかそんな感じの皆が自由に作品投下する
スレかと思っただけなので

大して続きがあるような物も作れないし。
やっぱやめときます。
38： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:29:53 ID:e7Tu8PAo: 何だ、ざんねん……。

……むー。
書き溜めていたのが満足のいくできに仕上げられなかったんで予告していた短編は破棄することにしました。

というわけで即興でやってみようかと。

いけるかな？いくしかないな！
いつとまるかわかんないけど！

ＧＯＧＯＧＯＧＯ！！
39： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:30:21 ID:e7Tu8PAo: ……

　やる夫には彼女もいなけりゃ親友と呼べるような友人も居ない。

　言われてみれば良い学生時代を送っているとも思いがたい。

　だけど、

えむいー「君の未来は危うい」

やる夫「……お？だれだお？」

えむいー「このままでは君は大変なことになってしまう」

えむいー「そうなる前に僕が君を”マジカルエッグ”にして君の未来を花色にしたいんだ！」

　突然こう言われる筋合いはないお。
40： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:30:51 ID:e7Tu8PAo: 　

「やる夫はマジカルエッグになるようです」

.
41： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:38:37 ID:e7Tu8PAo: えむいー「聞いているか？君だよ、昼休みに屋上で体育座りをしていた君だ！」

やる夫「卵がしゃべってるお！？」

えむいー「僕はマジカルエッグの管理人えむいー！君の未来を救いに来たんだ」

やる夫「いやいやいや急に魔法少女モノみたいな展開になるのはやめてくれお。やる夫はしがない学生で男だお」

えむいー「魔法少女？そんな夢と希望の溢れる話じゃないよ！君みたいな情けない男にお似合いの話さ！」

やる夫「情けないとはなんだお！？」

えむいー「女の子と目も合わせられない」

やる夫「うっ！」

えむいー「男のクラスメイトと話すときでさえ挙動不審になる」

やる夫「うう…」

えむいー「陰鬱でぼそぼそと独り言を呟くような君を！」

えむいー「情けない男といって何が違うのさ？」
42：sageやめとこう　 ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:44:41 ID:e7Tu8PAo: やる夫「お、お前はなんなんだお！？急に現れてやる夫を貶して！」

えむいー「だから言ってるよ。マジカルエッグの管理人えむいー！君の未来を救いに来たんだ」

やる夫「わけがわからないお！？マジカルエッグってなんだお！」

えむいー「マジカルエッグって言うのはその名の通り「魔法使いの卵」さ」

えむいー「この国では男が３０歳まで童貞でいると魔法使いになるのだろう？」

えむいー「魔法使いの卵って言うのは『このままだと３０歳まで童貞な学生』ということさ！」
43： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:51:42 ID:e7Tu8PAo: やる夫「どどどどどど童貞ちゃうわ！」

えむいー「残念だけど君は童貞だ」

やる夫「そんなんわかってるお！そっとしておいてくれお！」

えむいー「どうやら君は混乱しているようだね」

やる夫「そりゃ混乱するわ！なんか卵みたいな奴から急に３０歳まで童貞宣言されたんだお！」

えむいー「３０歳までとは限らないよ？」

やる夫「なお酷いお！」

えむいー「君は凄いＭＥ力（マジカルエッグパワー、３０を過ぎると童貞力に変わる）を持っている。それは一生童貞であるぐらいのＭＥ力をね」

やる夫「一生童貞とかいやぁ！」
44： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:58:51 ID:e7Tu8PAo: えむいー「大丈夫さ！心配しないで！そうならないよう僕が君を助けてあげるよ！」

やる夫「ホントかお！？」

えむいー「ほんとうさ！僕の力で君を完全なマジカルエッグにしてあげる！」

やる夫「マジカルエッグになったら駄目じゃないかお！」

えむいー「ああごめん。そうじゃないんだ」

やる夫「お？」

えむいー「ごめんね。今から説明するよ！」
45： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 15:59:39 ID:e7Tu8PAo: えむいー「僕は君が３０までに童貞を捨てれるように協力する。例えば今の君に彼女を作れるようにサポートしたりね」

えむいー「そして僕が協力しているときには君の中に眠っている童貞力をＭＥ力として解放する」

えむいー「ＭＥ力は凄いよ。空だって飛べるようになるんだ」

えむいー「そしてそのＭＥ力を解放する時の君を”マジカルエッグ”と呼ぶのさ！」

やる夫「マジカルエッグ……」

えむいー「ＭＥ力を解放して君も彼女を作ろう！」

やる夫「……」

やるお（どっかのオカルトグッズの広告みたいだお）
46： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:00:27 ID:e7Tu8PAo: こんな感じで即興していきますぅー。かなり休憩。
47： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:20:00 ID:e7Tu8PAo: そんなに休憩しなかった、と。えむいーはＱＢみたいだなーとか思う。
48： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:25:35 ID:e7Tu8PAo: えむいー「さあ！君のＭＥ力を解放して！」

やる夫「……いや、やっぱり」

えむいー「君は童貞のままでいいの！？一生童貞だよ！」

やる夫「うう……」

えむいー「何を悩んでいるんだい？今の情けない君のままじゃいやだろう？」

やる夫「……」

えむいー「……ﾊｧ」

えむいー「そんなふうに行動力、積極性がないから君はマジカルエッグなんだよ」

やる夫「そんなこと言ったって……」

えむいー「……確かに、僕が突然現れて捲し立てたのが悪いかもね。でもマジカルエッグに興味はあるだろう？」

やる夫（……一生童貞はいやだお。でもマジカルエッグってのがどんなのか知らないし）

やる夫（やる夫は……）
49： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:32:03 ID:e7Tu8PAo: えむいー「じゃあこうしよう。マジカルエッグがどんなモノか、その目で見るといい！」

やる夫「お？」

えむいー「この町で彼女を作るために勤しんでいるマジカルエッグの先輩に会いに行こう！」

やる夫「体験ってことかお？」

えむいー「そう言うことさ！彼を見れば君もマジカルエッグになりたいっておもうだろうから」

えむいー「さぁ会いに行こうか！」

えむいー「マジカルエッグ歴２年の大先輩、やらない夫に！」

やる夫「お。……」

やる夫「マジカルエッグ歴２年って、彼女できてねーじゃねーか！？」
50： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:34:19 ID:e7Tu8PAo: 　やる夫は一生童貞から抜け出せるのかお？

　不安だらけのマジカルエッグってのはいったいどんなことをするのだろうか。

　やる夫の脱童貞は遠い……。

　続く
51： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 16:37:36 ID:e7Tu8PAo: 一話終わりッと。

こんな感じで続けていきますねー。
52： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/08(日) 22:10:58 ID:XfZ92tIk: 人のすくなさにびっくりするよね、まぁいいんだ！チキンだし自分！

まぁ好きなようにやろう。
53：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/08(日) 22:19:33 ID:y0BUsj.g: 乙
54： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/10(火) 17:35:31 ID:voH5lIsI: >>53
乙ありがとうございますー
55： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 17:40:58 ID:i3vkXaOU: 頭のなかでばかり喋っている。
言いたいことが、言わなければならないことが、すべて頭のなかで完結してしまう。腹の奥から喉を通って言葉を吐き出す事が怖い。一言話せば相手の気分を損ねてしまう、音を出すだけで嫌悪を抱かれる。
そんな風に思っている。

それでも最近、かなり吐き出す事ができるようになった。
ムカつく。
イラつく。
キライ。
……だれに向かっていうでもなく、ただ学校の屋上で、独り言。
何がキライなのか、何にムカついてイラついているのか。

──自分に。
56： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 17:44:21 ID:i3vkXaOU: そう自分にだ。
陰鬱で、やる気もなく、無愛想で、不恰好な自分に。

変えたいと思う。
このままじゃいけない──そんな事は卵形の何かに言われるまでもなく分かっている。

変わらなきゃならない。
変わらないと──

やる夫「やる夫の未来はズタズタだから」
57： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 17:47:54 ID:i3vkXaOU: 「そのための手助けをしよう」
それは言う。
「君が望まなくても、望んでいるならなおさらだ」
──僕はそのためにいるのだから。

「やる夫は変わるお」
「変わろう。君の望んだ君に」

あかんわ
58： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 17:59:28 ID:kH9CP3kE: 書いてて自分がいたたまれなくなってきた

落ち着け、できない子の可愛いAAみて落ち着け俺！
59： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 18:19:40 ID:DpoLfpCQ: やる夫「>>1がベッドの上でのたうちまわってる間に少しやるお」

やる夫「やる夫は今夕方の橋の上を歩いているお」

えむいー「やらない夫と約束した場所がここなんだ。たぶん河川敷で待機してるんじゃないかな」

やる夫「ならやる夫達もそこに行くべきじゃね？」

えむいー「今日はマジカルエッグが普段どういう事をして奪童貞を目指しているのかをみてもらおうと思ってね！」

やる夫「お、それってどんな事をやるんだお？」

えむいー「聞くよりみた方が早いよ……ターゲットがきた！」

えむいー「今回のターゲットはあそこのOL風の女性だ」

やる夫「た、ターゲット？」

えむいー「ぼくは任務を開始するから、やる夫はそこでじっとしていて」

やる夫「お、おお」

えむいー「ターゲットは目標地点まで接近中……5…4…3…2……GO！｣ﾀﾞｯ

OLっぽい人「えっ？｣ﾄﾞﾝｯ

OLっぽい人「え、あ……ちょ！｣ｸﾞﾗ

ﾋｭｰ

えむいー「ターゲットの落下を確認」

やる夫「え、えむいー！？何やってんだお！？橋の上から人を突き落とすなんて！」

えむいー「奪童貞のためには仕方ないよね」

やる夫「仕方あるお！？」
60： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 18:27:33 ID:DpoLfpCQ: やる夫「おちた人は大丈夫なのかお！？」

えむいー「心配ないよ」

OLっぽい人「あいたたた……」

「大丈夫かい？お嬢さん｣ｲｹﾒﾝ

OLっぽい人「あ、ありがとうございます」

「いやなに、空から可憐な女性がふってきたからそれを受け止めただけさ｣ｷﾗｷﾗ

「怪我はないかい？」

OLっぽい人「は、はい……」

OLっぽい人「……」

OLっぽい人(……汗くさ)ｵﾋﾒｻﾏﾀﾞｯｺﾁｭｳ

えむいー「と、このように合法的にフラグを立てる……」

やる夫「思いっきり犯罪じゃ！自作自演にもほどがあるお！？」
61： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 18:37:52 ID:.3ehRJ8w: えむいー「こうでもしねーと彼女なんてできないんだよ！」

やる夫「いやいや、できるお！？」

えむいー「どうやってだい！？」

やる夫「え、ええと……。こう……朝パンを咥えた女の子とぶつかって」

えむいー「……はっ！」

やる夫「鼻で笑われた！」

えむいー「こうしないとマジカルエッグ達にフラグなんて立たないんだよ！皆フラグ建築力皆無だからね！」

やる夫「だからってこんなフラグの立て方ないお！？」

えむいー「じゃあどうやって立てろと言うのさ」

やる夫「そ、それは……」

えむいー「僕らはそれがわからないからこそこんな風に活動してるんだよ！」

やる夫「お……」

やる夫「……｣ｴｰｯﾄ

やる夫「もしかしてあんたも童貞かお？」

えむいー「どどど童貞ちゃうわ！」
62： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 18:44:02 ID:.3ehRJ8w: えむいー「何でそうなるんだよ！？僕たちは関係ないでしょう！？」

やる夫「いや、なんかまともに彼女ができるような活動じゃないと思うお……。だからえむいーもそういうのは苦手そうで」

えむいー「ももも、もう怒ったよ僕は！いいもんねそこまでいうなら見せてやろうじゃないか！僕の本気を！」

やる夫「本気？」

えむいー「この姿と名前は仮のものさ、本当はもっとすごいんですから！」

やる夫「……｣ｼﾞﾄｰ

えむいー「信じてませんね！良いですわかりました。見せて上げます僕の本気を！」

「……………はっ！｣ｶｯ

できる夫「……」

できる夫「どうですか！？これが僕の本気です！」

できる夫「イケメンでしょう！」

やる夫「……」

やる夫(やる夫とほとんど変わらないじゃないかお)
63： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 19:47:36 ID:Hkk6NoZ.: できる夫「ははぁこのかっこいい僕の姿に見ほれて声もでない感じですか。仕方ありませんね」

やる夫｢｣ﾅｲﾅｲﾅｲﾅｲ

できる夫「さぁ君も！マジカルエッグになろうよ！」

やる夫「いや、結構だお」

できる夫「なぜ！？」

やる夫「これでなるやつの顔がみてみたいお」

「ハハハハ、それではまたな！お嬢さん！」

OLっぽい人「は、はい」

OLっぽい人(助けてくれたけど、気持ち悪い人だったなぁ)

できる夫「あれ、なったよ？」

やる夫「たぶんバカなんだお」

「ふはははは、今日も振られてきたぜ」

できる夫「どんまい！」

「ふはははは。ふ、は……は……」

できる夫「どうだい、なりたくなってきただろ！？」

やる夫「どこにそんな要素があるんだお」

「ん、おお？そいつはだれだえむいーもといできる夫」

できる夫「彼はやる夫、新しいマジカルエッグさ」

やる夫「なるきねーお」

やらない夫「おお、そうなのか。俺はやらない夫。マジカルエッグ、やらない夫だろ」

やらない夫「趣味は筋トレ、汗を流す事はいい事だろ！」

やる夫｢ｷｮｳﾐﾈｰ」

やらない夫「最近はまってる事はケーキ焼くことだろ」

できる夫「そのギャップ……女の子にもてそうだね！」

やらない夫「だろ！」

やる夫「ねーお」
64： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/15(日) 22:01:16 ID:X45QlY3o: とりあえず停止
次は再来週の日曜ぐらいに
……ふぅ
65： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 20:54:30 ID:kuan3ggw: あー失敗したな
うむ、つまらないスレにしてしまった…反省
66：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/18(水) 21:15:38 ID:vJq3B/kc: うーん、AAを間に挟むとかどうでしょう。

簡単な改変AAだと他スレと変わらないので、背景込みの気合いの入ったので
67： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:01:03 ID:C5.OdsEI: 　　　　　　 .ｌ;;i′　　　　　　/　　　　　.!圭/ .ｲ、圭圭圭/　|圭/ 　　　　　　ｨ幺才　　　　 ,イﾞ .,〃　　　　　　ｨ幺才
　　　　　　 .|/　　　　　　　ﾉ　　　　　 .ｌ圭!　 l圭圭圭ゝ　!Ⅳ 　　　　　 ,,ilｒ'"　　　　　,i'./　　　　　　　 ,ｨ幺才 .,.
　　　　　　 :lﾞ　　　　　　　　　　　　 | !　 /圭圭Ⅳ　 /Ⅳ 　　　　　　　 '″　　　　　 .,l./ 　　　　　　 ,,ﾉ才　ｨ幺圭
　　　　　　　　　　　　　 _,,　　　　　 !ﾞ.,,.,i圭圭Ⅳ 　.iУ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,i'㌢　rｨ幺圭圭
　　 .i}′　　　　　　　 / Ⅳ　.,　　　　　　/圭圭Ⅳ 　　.l″　　　　　　　　　　　　,ν　　　　　　　　　/Ⅳ_ｨ幺圭圭圭圭
　　｀　　　　　　 i"Ⅳ　/　　　　　 /圭圭Ⅳ　　　　　　　　　　　　　　　　il ｌ′ 　　　　ｨ幺圭圭圭圭圭才㌢
　　　　　　　　　　　ｌⅣ 　."、　　　　/圭圭Ⅳ　　　　　　　　　　 _　　　　,,i!!″　　　　 . ｨ幺圭圭圭才㌢ｰ'″
　　　　　　　　　　/./　　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓　ｨ幺圭圭圭才'"
　　　　 .,i''l　　 .,〃　　　 .　　　　振り返ると夥しく血液が散布していた――　　　　圭圭圭才 ´　　　　　　　 _ﾝ'
　　　　,ｌⅣ　　〃　　　.,〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｨ圭圭才゛　　　　　　 . _,,-へ.iｉｉ
　　　.〃　　 ./l　　　､〃　　　　それは生命の危機を危ぶませるには十分で　　,圭'″　　　　ｨ幺圭圭㌢''圭圭
　　〃　 .,ﾉ~;/　　.,/./ .,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　圭　＿＿＿i才"　　　　　　｀'''″
　 .il″　/圭Ⅳ　,ｨ彰i彡'ﾞi　　　その生命はすでに輝きを失っていると言えた　　圭､.,才㌢'"゛
. ,i|′ ,/圭圭レ圭圭圭圭　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幺圭才"'"
// 幺圭圭ﾚﾞ圭圭圭圭圭┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛ﾞﾞ''″ 　　　　 _..i
/幺;圭圭〃圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭込ｨ幺,iﾃｱ´圭圭圭圭圭圭才"　　　　　　_,,,...i;;;;iv＝ゞ´
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才　＿_..;;ﾒ｀-ｰ'"゛　　　　　　 _,,..ｨ幺圭圭圭圭λ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭i彡ｨ幺圭才　　　　　　　　ｨ幺圭圭圭圭圭圭圭圭　
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才'´ 　　　　　　 _..- _ｨ刈圭圭Ⅳ 　 .ﾞ'''ﾞﾞﾞ´　,,-''"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才″＿＿＿＿＿.圭圭彡''彡丞'"゛　　　　　　　　‐‐‐'"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才_,,ｨ幺圭圭圭圭才￣ﾞﾞﾞ‐'"゛
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才'"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才㌢￣,,
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才 '"￣゛ . _..yrｰ''“''''"　　　 . _,,.. -;;ﾆﾆコﾆ;;r‐
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ　―ﾆﾆ｀-'”'"゛　　　　 .,_iiir=｀-''''"´
68： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:01:41 ID:C5.OdsEI: 　　　　 |＼　　　　　　／|　　　　　　 |＼　　　　　　／　　　　 |＼　　　　　　／||
　　　　 |＼＼　　　　／／|　　　　　　 |＼＼　　　　／／　　　　 |＼＼　　　　／／||
　　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　 ′　　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　　　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　 ′′
.　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ　 .　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ .　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ
.　　　　　 i{　●　　　 ●　}i　 .　　　　　 i{　●　　　 ●　}i　.　　　　　 i{　●　　　 ●　}i
　　　　　八　　､_,_, 　　八　　　　　　　八　　､_,_, 　　八　　　　　八　　､_,_, 　　八
. 　　　 /　个 . ＿　＿ . 个 ',　. 　　　 /　个 . ＿　＿ . 个 '. 　　　 /　个 . ＿　＿ . 个 ',,
　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 ',＿_　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 ',＿_ ',＿_
　　　　　 |＼　　　　　 ┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓　　　　|＼　　　　　　／|
　　　　　 |＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　|＼＼　　　　／／|
　　　　　　: 　,>　｀´￣｀´ 　　「まぁかわりはいくらでも居るんだけどね」　　　　　　　,>　｀´￣｀´　<　 ′
.　　　　　Ｖ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ
.　　　　　 i{　●　　　 ●　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i{　●　　　 ●　}i
　　　　　　八　　､_,_, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　　､_,_, 　　八
. 　　　 /　个 . ＿　＿ .┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛　 /　个 . ＿　＿ . 个 ',
　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 ',＿_', ＿/ 　 il 　 ,'　　 '.　 li　 ',＿_
　　　　 |＼　　　　　　／|　　　　 |＼　　　　　　／|　　　　　　 |＼　　　　　　／|
　　　　 |＼＼　　　　／／|　　　　 |＼＼　　　　／／|　　　　　　 |＼＼　　　　／／|
　　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　　　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　 ′′　　　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　 ′
.　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ　.　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ　 .　　　　　Ｖ　　　　　　Ｖ
.　　　　　 i{　●　　　 ●　}i　.　　　　　 i{　●　　　 ●　}i　 .　　　　　 i{　へ　　　へ　}i
　　　　　八　　､_,_, 　　八　　　　　　八　　､_,_, 　　八　　　　　　（ヽ、　､_,_, 　　/ 　）
. 　　　 /　个 . ＿　＿ . 个 ', . 　　　 /　个 . ＿　＿ . 个 ',　.　　　　　/|　｀`.―　 ―　|　　ヽ',
　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 '　　　＿/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 ',.　　＿/　ゝ　ノ　　　　　ヽ　ノ ',＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
69： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:05:40 ID:C5.OdsEI: こ、こうですかね？
あちげぇやこれだとＡＡの間に挟んでるやん

つまり背景に特化してやると……
70： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:21:40 ID:C5.OdsEI: おもしろそうですね。ちょっとやってみます
71： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:42:52 ID:C5.OdsEI: 　　　　　____　　くヽﾊﾉ;/)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　.:
　　　∠´　　ヽく三{:i:;ﾊ:;!ﾌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　.:.:
　　　　｀ｰァ'´_｀フ);ヾｯ'ﾆ>　　　　　　　　　　　　┼┼　ヽ　,　　　 ───────　　○　 ───
-‐-、　／／　　｀ﾗ^ﾊ_)´　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　／　　　　　　　　　　　　　／　　　、
-‐‐ゝ／／l￣｀ﾄ､｀´ﾚ'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┼┼　ヽ　, 　　／　　/　| γ⌒ヽ
-‐'／／　ヽ、 l　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ´⌒ヽ. 　　ﾉ　　／　　／　　　/　 |（　　　⌒
／／　　　　zヾﾚﾍl　　　　　　　　　,　⌒ヽ　　　　γ⌒　 ⌒ヽ　　　　　　　／　　　　/　,'⌒　　　　_r'⌒(
／　　　／く三;:l::j　　　　　　_r‐､（　　　　'　　　（　　　　　　⌒ヽ⌒ヽ、　／　　　　 γ'⌒　　　　ノ｀...:.:::::ヽ
　く二／!ヽ　｀ﾌﾊﾊ　ヽ､_r'⌒　　(_,ゝ　　　　｀ヽ(　　　　　　　　　　　　）　　　　　 (⌒　　　　　r'　.:　　　　　｀ヽ
　 ,／　レ'　　´ ^´　　　　　　　　( 　　　　　γ⌒ヽ, '⌒　　　　　f ´ ﾞi　　ヽ- 、　γ⌒　　　　　　).::.:.　　　.:.:.:::::::::)
　/　　jﾊ/ﾉ　　　　ミ,ﾊ　　.:.:.::.:.:::::::::::r､___.:.:.:.::::::ヽ、　　r‐-、　 |　　 j　　　　f ´ﾞi　　　　　　く.:.　　　　.:.:.::::::　　⌒
〃　〃_:}三　　　三{jﾊ　.:.:.:.:::::::.:.:.:r‐､)　｀ヽ､___ノ　　　l　　l,　　| 　　l　　　　l 　.l　　　　　　　ヽ　　.:.:.:::::::.:.　.:.:.::::::
　　/ ⌒ﾊ)´　　　　〃ﾊﾘ　.:.:.:.ノ｀ｰ‐'　　　(ン　　　　　　　|　　.l 　 l 　ﾍ　　　| 　 l,　　　 , -、　　).:.:.....
￣＼　　´　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l, 　　!　 }:.　　ヽ　　l, 　 !　　　'　./_r'⌒　　　 .:.:.:::::::::.
　　　＼　　　　 /⌒ヽ、lヾﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:.　　ヽ .}::　　ヽ .」　 | 　 .ﾉ　,-､!　　....　　　 .:.::::::::::...:.:
　　　　ヽ　　 /｀￣ ∨ ミ;.ヾ!　　　　　　　　　　　　　　　　.: |::　　ヽ.',　　　ヽ　 t_ ノ　./.....　　.:.:.:.:.　　　.:.:::::::.:.:..
____________!ヽ〃　　 ,.-､ﾊｧ､;;ﾘ　i　　　　　　　　　　　　　　.:　'l::.　　　｀ﾞ'⌒ ヾ=　''ー´ ‐- (、:::::..　　　　...　..:.:.:::::::.:.:.:
　　　　　　//｀ヽ、∠__/　ﾍﾊj　.:.)__,,.-‐‐‐-､r'⌒ヽ､_r‐‐'ﾌ　 .ヽ::　　　　　　　　　　　　｀､:::::::::...　　　　　:.:.::::::
　　　　　//　　　ヽ /⌒ヽ　　　:::::::::.:.:.:........:.:.:.:.:.:.:.:..........r'´　　　 .i::　　　　　　　　　　　　　ヽ､　　＿:.:.....　.:.:
　　　　//　　　　 /´ ￣｀｀゛ｰ-､　________________,.-‐'´　　　　　　l::..　　　　　　　 ,, -‐''ニ=-'''''￣　　｀''''= ､
　　　//　　　　 /　　　　　　　　＼__________,...--‐-､___　　　　　l:::::.　　　　　／ ,, -''´　　　　　　　　　　　ヽ￣￣￣
　　//　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ‐-/:::::::.　　　 /／::.　　　　　　　　　　　　　　　　`ｰ-
　　　　　　　　　　　　　┏━━━━━━━━━━━━━━─── /,ﾞ::::::::::
─────────┨　　　手を伸ばせば届きそうな空――　　 ┠─────────
　　　　　　　　　　　　　　 ───━━━━━━━━━━━━━━┛:::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::::::::;;;;::::-‐-::､:::::::::::l::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`'''´　　　　　 `ｰ-､|::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（:::::::::i;:::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
72： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:45:06 ID:C5.OdsEI: :::....::::::........　.　.::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::.┏━━━──:::... .
:::::... .... ..::::::::::─────────┨　　だけど　　┠─────────
　.::::　..　. .... .. .. 　　. ...　...　　　　..::　　　　──━━┛::　
... f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　.|　俺はこの町を出る　...　　　　..::　　　　　　　　　　. .. .　.. ..　　　. .　　　　　　　　　　
　|　　 .. 　　. ...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .. .　　　　　　　　　　　　.. :... ..
.. _乂＿＿＿＿＿＿＿_ ノ
...　...　　　　..:　　:　　　　　　. f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　.::　　::　..　. .... .. .. 　　. ...　　|　止めないお　　...　　　　..　　::　　　　　　　　　　. 　　　.. .　　.. ..　　　
　　.. .. .. 　　. ...　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿_ ノ　. .. .　　　　　　　　　　　　.. :... ..
.. 　　.
...　...　　　　..:　　:　　　　　　. .. .　..
　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　| ……きっといつか戻ってくる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.-ｰ''''"ﾞﾞ"
＿_____＿＿_　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.--ｰ''''''"ﾞﾞ''"´｀`'''"´｀`'‐''"´　... .. .. 　　.
.. .. . ...　.::::..　_乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ノ. .. .. 　　. ...　...　　　　..::　　　. .. .　.. ..__
_,,.--ｰ''''"ﾞﾞ｀ﾞ''ｰ-、_,,.--庁ｰ''''''"ﾞﾞ":;;;:　: ;:.............;;;;; ; ::;　: ;:; :; :　 :: :;... .. .. 　　. ...　...　 .、丶"':　:;
i;;ii:i;;i￣|rニユ　l　|l i:　i:二i,　.;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;;:爿|:::.:....;';':;:';'::;:';'; ,. '':';;:::;:;:;;::::.:....;';':;:';'::;:';'; ,. ''
二.ll.| . 二￣￣|=,ｨ'⌒ﾆﾆｴﾆﾆil］1lｰ-il］|_三rーilil￣|─r‐┬||irr-､v冖v":;;;:　: ;: ;: ;:　　; ::;　: :;
:;.:"；|./:;.:'"；ﾞ:.:ﾞ,:;ヾ||､_,|斤il］il］|_三rーilil￣|─r‐┬|i､_ｒ－lＴ┐┬il］il］|_三rーilil￣|─r‐┬r',,,,__
':;,`:ヽ|／,':,:;*.,:;/.:::;|il］il］|_三‐┬ lil「l￣|i､_ｒ lil「l韭l《ｆﾆﾆll￣'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'', ;~,;''ﾟ ;~ﾟ''ﾟ ;~'',;'',;''ﾟ ;~
"；*'.:.:;”:;,`:;,':,*”:;:;.,:;.:；'.:.:;”: ;|韭韭|ﾆﾆｴﾆﾆｴﾆﾆｴ　: ;:;;';':;:';'::;:';'; ,. ；､;；:｡､;；:｡;:';..,..,il┬ li┬;:::;:┐┬
:".:;.:'"iﾞ:.:ﾞ,:;、,"ﾉ'.:；ノ'.:.:;”:;,`:　""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''"" '::',:'':':: ;；:｡;:；;::｡;:;:；;,.:i;,；,、
":;*;;:ヽ|i／:;,':,:;.,:;.:∨/／.:"；w,,-‐'゛'''''"""''""''''""''"''''""''"" .;；:｡;:；;:：､;；:､;；:｡;:;:；;,;,；,、'""''"''''
::;.:"；|./:;.:'"；ﾞ:.:*ﾞ,:;//,:;、,"ﾉ'.:；ノ'.‐'゛:::::::....::::::........　.　.::::::....,　;:;；`;；i`:;：:i;,|i!;::：｡.;:.:;､;；:.:.:'::::........
.:;,`:ヽ|:i.|;,`*／,':,:;ii|,:;/.:*::;.:"::　　　　　　　　:::::... ...　　　　　　;;；`;；;`: ヽi!;:;ｿ｡;､;；:｡;:　;:'
.;；＼.:|:i|i;,`:;,:;.:'|ii"ﾞ:.:ﾞ,／┏━━━━━━━━━━━━━━━━───；`yi!;；:｡｡;､;::　;:'...　.　.:
─────────┨あのときのあいつは届かない空に手を伸ばした┠─────────
.:;,*`ヽ|／:;,':,:ｿ|､_,.,:;.:∨/ ───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛il;:/;:；,-''":::..　... .. .. .
.*:;.:'"；|'ﾉ.:.:;”:;,`:;:i;|.':,”ｿ::.:ﾞ,:;、,",,,,-''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''". ;|il;:|""'''''"""''"''"""'''''
:::....::::::........　.　.::::::... .... ..:::::::::::从 MwM 从 MwMmw M从 MwM 从 M/il;:ヽw MwM''"""'''''"
从 MwM 从 MwMmwMwM　从WＹWﾉM　MWＹMWﾉWＹ.　,.,;:　. ::'`':/ﾊ:ｌ.:.'i, '`'::: :'`'::ＹMWﾉ
:::::::....::::::........　.　.::::::... ..... .. . ...　.::::..　.　.　.::　:　:..　.　...　:::　:::..　... .. .. . ...　...　..::. .. .　..　.　..
73： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:45:44 ID:C5.OdsEI: 　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┃　裏切られた訳じゃなく、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　:::::::ただやる夫が置いて行かれただけ。::::::::::::::::::::::､::::::::::::::::::::
　::::::::::::::::::::::::::::　　　　　.:::……それだけだ　　　　　 ┃:::::::::::::::::::::
　:::───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ヽ、
　::::::::::::::::::::::::::::::::　..　　　　|　　 ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶`､　｀､;;｀` －､:::::::::::::::::
　:::::::::::::::::::::::::::::::　　＼　　　　　　／　　 ...:::::::::::::::::::::::::ヽ `--;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ:
　:::::::::::::::::::::＿::::::::::　　　　◯　　　　　　―.::::::::::::::::::|｀､丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`､　　　　　　　__
　::::::::::::::::::::::::::::::....　 .　　　　　　　　 ..::::::::::::::::::::::::::::_`_ヽ,,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ　　,,r '"´　ﾟﾞ)＞
　:::::::::::::::::::::::::::　　:　／　　　　　＼　.::::::::::::::::::::::::::::::｀｀｀ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀-' ";;;;;;;;;;;;;;ノ
　:::::::::::::::::::::::::.　::::　　../.....　　　 ......:::::::::::::::::::::::::::::::::￣｀";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／
　 ''-、::::::::.,::::::::::::::::''''''':;:;:;:;:;:;:;:;;::::::::::::::::　　　　　　　　　　　ﾞ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i､,,,,_、
　　 .ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:｀丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ｀ヽ
　　　ﾞ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::◇::::::::::::::::::::::::::::,"　　、＿,, -″;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶
　　　　,.､,,、:::::::::::::::::::::::::::::′::::::／＼::::::::::::::::::::::::,　　　　ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
　　　　　 . '､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　/::::::::::.,,"　　 ..　　‐｀―､;;;;;;;;;;;,' ﾞﾞ " ｀丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶
　　　　　　　 .''''、:::::::::::::::::::::::::::＼／　　　　　　　　　　　 '"';;;;;;;;;;″　　　　　｀　､;;;;､;;;‐､;;;;;;ｈ;;;;;;;;;;;;;;;;｀丶､,
　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::／＼:::::::::::　　　　　　　　　.."｀　ﾞ‐ 　　　　　　　　｀'.l丶､;; ､''l, `ｰ､;;ヽ｀｀'`
　　　　　　　　　　　　 .,,,,ﾞ　／　　　＼　　　　　　...::　　　 ...::　 ..　　　 ..:　　　　　　　　'-　｀､　　ヽ!
　　　　　......　　　　　　　/　　　　　/　　　　　　　 .　 .　..　　　┏━━━━━━━━━━━━━━───
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　/　─────────┨　　それだけなんだ……　　　　　　　 ┠─────────
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　───━━━━━━━━━━━━━━┛
　　　　　　　　　　　　　　　　＼／
74： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 22:50:21 ID:C5.OdsEI: これだとやる夫スレと変わらない……？
あーでも
　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　　　　／　─　　 ─　＼
　　　　　　　　／　（●）　（●）　＼
　　　　　　 |　　　（__人__）　　　 |
　　　　　　　　＼　　　｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　／　　　　ー‐　　　　＼
こういうのはりつけなかったら、ＳＳ？

　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　　　＼
　　　　　　　　　　／　─　　 ─　＼
　　　　　　　　／　（●）　（●）　＼
　　　　　　 |　　　（__人__）　　　 |　新弟子前ッ　
　　　　　　　　＼　　　｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　／　　　　ー‐　　　　＼

こういうのがやる夫スレだからやる夫スレじゃないよなぁ
75：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/18(水) 22:57:18 ID:vJq3B/kc: SSをぐぐると、ショートストーリーの略なんですね。　つまり小説だと。
小説みたく、文主体、AAは挿絵程度でやった方がいいのかな～と思ったり。
（まとめサイトになるようなセリフonlyでなく、軽い小説をやるような）

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14504/1304611989/45

別にこのやり方は他やる夫スレでもあると思いますが、SSの練習やら、
文章力UPやら、やる夫スレ実力付けるのにはいいかな～と思っただけで。
76： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 23:10:42 ID:k5OV3H12: おそらく管理人さんとみた！アドバイスとかありがとうございます。
さらっと練習板行けよごらぁって言われた気がしますwでもそうですね、そっちのほうが良かったかもですねw

小説を書く→挿絵にAAをはさむ
これやってみます。今週の日曜ぐらいに
77：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/05/18(水) 23:22:04 ID:vJq3B/kc: ＞練習板行けよごらぁ
この掲示板自体が練習板の件

まあ、正直300レスしかないのでいつでも埋めれるますので、
いろんな練習すればいいと思います。
サイレントスレとか、安価短編スレとかそんな感じですし。

>>69で言われた「背景に特化した作品」もありだと思います。
背景・動作を中心に持っていくような作品は、世界観を表現
する練習になるかなーと。

まあやる夫スレ立てたこと無いのであてずっぽうですが。
78： ◆FTlcdRbGEE：2011/05/18(水) 23:26:53 ID:yq4VHLaU: うっす、精進させていただきます
79：----------------------：----------------------: ----------------------
80： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:08:10 ID:pKpA6SUw: 二ヶ月……

なんというか、ここ自分が投下するための道具みたいになってますねすいません
思いつきと勢いで、面白い物書こうとしたのがいけませんでした
はんせい。
持ち直せないかなぁ……
……投下するしかないですね

一つ作ってみたので投下してみます
81： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:08:52 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さまざまな「待ち時間」がある。

.
82： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:09:11 ID:pKpA6SUw: 人を待つ。
二二二二二二二二二ヽ. 　　　　＿　　　|　|　　 |　l |　＿_　＿_ 　＿_　＿_
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ　|　　　／　　ヽ　 |　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
　　　　　　　　　 |　|　　　 ,ヽ､,_　　 '　 |　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
|￣| |￣| |￣| |￣| |￣l |　|　　　〉=）　　　｛　 |　|　　 |　l |二二二二二二二二二二
|　 | |　 | |　 | |　 | |　 l |　| 　　ゝ-'　　人、|　|　　 |　l |　＿_　＿_ 　＿_　＿_
＝＝＝＝＝f´￣￣￣:|　|　　　　∧､_ ィ" :ハ|　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
|￣| |￣| |￣l| l三l　　 |　|r─ｫ　 /ｌ√/ : : : :|　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
|　 | |　 | |　 l|　　　「i|　|{ｿ　|)　｢/7 :√: :ヽ|　|　　 |　l |二二二二二二二二二二
＝＝＝＝＝j　　口 j_l|　|ゞ=∧　,:"〈: ﾑ_: : : :|　|　　 |　l |　＿_　＿_ 　＿_　＿_
|￣| |￣| |￣l| 　r‐ｫ　 |　| ゝr‐ﾍr:/: / : : ` : }|　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
|　 | |　 | |　 l|　 i￣i 　 |　|　} : :.l{ﾑ_/. : : : :／:|　|　　 |　l | | 　 |　| 　 |　| 　 |　| 　 |
＝＝＝＝＝j　　￣　　|　| ノゝｨ" : : :.ヽ_/´ : :|　|　　 |　l |二二二二二二二二二二
ｫ────┴───‐|　| ＼_{｛_:_:_:_:／｀ : : {|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::i 二二二二
:|i￣￣￣￣i|:::::::::::::::::::::|　|　　｀T : : : : : : : : : l|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::||
:|l　　　　 l|:::::::::::::::::::::|　|　　 ,': : : : : : : : : : :l|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::||
:|l　　　　 l|:::::::::::::::::::::|　|　　 : : : : : : : : : : :ｌ|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::||
:|l＿＿＿＿l|:::::::::::::::::::::|　|　　i.: : : : : : : : : : : i|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::||
────────一|　|　　i.:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_i|　|　　 |　l |:::::::::::::::::::::::::::::||＿＿＿＿
　　　　　　　　　 |　|　　　ｉ : : : : : : : :ﾉ |　|　　 |　l |二二二二二ノ＿＿＿＿_
　　　　　　　　　 |　| 　　 i : : : :/ : : :{　|　|　　 |　l |
　　　　　　　　　 |　| 　　 | : : : : : : : :i　|　|　　 |　l |
　　　　　　　　　 |　| 　　 l : : : : : : : :|　|　|　　 |　l |
83： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:09:40 ID:pKpA6SUw: 電車を待つ。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
:　:　:　:　: ＿　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:
:　:　:　:　: ＼ヽ　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:
　　　　　　　.||
　　　　　　　.||　　　　　　　　　　　　　　|二二二二二二二二二二二二二二二二二二
　　　　　　　.||　　, -―- 、　　　　　　＼:;:;:;:;:;:;:;ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:／;:;:;:;:;:;:;:;:;:,
　　　　　　　.||　...l::::: 　　l　　　　　　　　＼;:;:;:;:;:;:ヽ;:;:;:;:;:;:;:;l;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;／;:;:;:;:;:;:;:;:, -'";
　　　　　　　.||　...|:::::::::: 　|..＿＿＿　　　　　 ||二三二三二三二三二三二三二三二三
　 ,;';ﾞ;';ﾞ;';ﾞ;､､ ||　 .ヽ　　.ノ.板口 .　||　　　　 ||三二三二三二三二||￣￣￣￣||三二三
ZZZZZZ|ZZZ||ZZ /　　.ヽ.itaguchｉ||ZZZZZ| || |□]: ﾆ三二三二三||: : : : : : : : ||二三二
ZZZZZZ|ZZZ||Z..（ |　　 | | _l_二二_||ZZZZZ| ||三┌───┐二三||: : : : : : : : ||二三二
ZZZZZZ|ZZZ||ZZZ.ゝl 　|' .ZZZZZ ||ZZZZZ|_||二{ｉｉｪｪｪｪｪｪｪｉｉ}三二||_:__: __:_ _ _||三二三
__,,.. ．-‐　'''""~　　.｀.|＿）　　　　　　 .,.．-'''":::::┘:::::::::::::::::└::l:::::::::::::"'''- ．._: :: : : : : :::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
ｺﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆi
ﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆﾆiﾆ
==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,==,=;==;==,==,==,==,=,==,==,==,==,==,==,==,
='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=='=
;"';;"';;"';;"';;"';;"';;"';;";"';';;"';;"';;"';;"';;"';"';;;"';;"';;"';;"';;";"';';;"';;"';;"';"';;;"';;"';;"';;"';;"';;"';;;"';;
84： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:10:02 ID:pKpA6SUw: 高級そうなレストランに赴き料理を待つ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
￣/|　　　　　　　　　　 ,　,.ノ　、
//j |　　　　　　　　　 .l　（● ●
/|　:|　　　　　　　　　　　 |　（__人）
: | | |　　　　　　　　　 r ヽ　　ノ　　　　r───‐┐　　　　　　　　　＿
| | |ﾉ　　　　　　　　　 | （ー‐､r‐'）　　　|　　　　 |　　　　　　　 |＼＼
|:jﾉ　　　　　 /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　|＼＼ヽ
ﾉ　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 |　＼|｜
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿｣　　 |｜
　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼　 |｜
　　　　　 l￣厂￣｢￣ |￣￣￣￣|￣厂￣|￣￣￣￣| ￣￣｢｢￣￣|　＼|｜
　　　　　 / ..:|　:　/　.:ﾉ|　　　　 |∨　i |:　|　　　　ﾄ､ヽ　 :i |　 i　 |二二|｜
　　　　ﾉ .::/ ..:|: | .:/:/|　　　　ﾄ } .::ノ ./|　　　　 |:.:}ﾉ　 /.j　.:|　 ||｜　|｜
85： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:10:23 ID:pKpA6SUw: 暗闇のなかじっと映画が始まるのを待つ。
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :, ': : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:./: :.:, ': : : : : :
‐-:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/:.: , ': : : : : : :
: : : : : :¨: : :.ー:.:..＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/.: , ': : : : : : : : :
＿: : : : : : : : : : : : : : : ー: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: , ': : : : : : : : : :
: : ＿:.―----､＿━: : : : : : ￣: :.:.:- 、＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/ :,.': : : : : : : : : : : :
: :[二］￣: ￣: :.:.:‐: :.:.ﾆﾆ==―: -､＿━: :`ー‐ ┌―――――――┐||||/＿＿: : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :.(ﾆ): : : :.:(ﾆ)￣￣￣|￣llll||||｜　　　　　　　｜|||||||: : : :|: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.｢Ｔ¨i: : :.|　 |||||||｜　　　　　　　｜|||||||: : : :|: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:|: :|: :|_:_:_|＿|||||||└―――――――┘|||||||:_:_:_:|_: : : : : : :
―――――:."￣￣￣￣￣~|　|,-|～～～ﾆ二二二二二二二二二二二ｌ､:.:.: :|: : : : : : : :
-､,-､: :,Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ: : : : : : : : :
: :| : :Y⌒Y⌒`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ: : : : : : :
,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､: : : : : :
|: : : :ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : |: : : :.ｌ:.: : : |: : : :.ｌ: : : :.|: : : :.ｌ: : : :.|: : : :.ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : : :
Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`i: : : : :
:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.|: : : : :
/￣⌒￣ヽ/￣⌒￣ヽ/￣⌒￣ヽ、/￣⌒￣ヽ、/￣⌒￣ヽ、/￣⌒￣ヽ、/￣⌒￣゛ヽ: : : :
86： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:10:47 ID:pKpA6SUw: 星空を見上げ星が流れるのを待つ。
　　＋　　　　　ﾟ　　.　＋　　　　　　　　　　　　.　.　．ﾟ .ﾟ。ﾟ　。　,ﾟ．。ﾟ.　ﾟ．。　.。
　　　．　.　　　ﾟ　　.　o　　　　ﾟ　　。　　.　　,　.　.o 。　*　.ﾟ　+　。☆　ﾟ。。．　　.
　　　　　　　　　　　　　　　。　　　　　　｡　　*。,　+　。.　o　ﾟ,　。*,　o　。.
　　ﾟ　　o　　　.　　。　　　.　　.　　　,　　.　,　ｏ　。ﾟ.　,ﾟ　。　＋　。　。,ﾟ.。
　ﾟ　,　　　,　。　.　　　＋　　ﾟ　　　。　　。ﾟ　.　ﾟ。,　☆　*　。ﾟ.　o.ﾟ　　。　.　。
。　.　　．。　　　　o　　　．.　。　ﾟ　ﾟ　,　。.　o　。*　。　.　o．　。　．　.
　　　　　　　　。　　　.　　　。　　．　.ﾟo　。　*．　。　．.　☆　.　＋.　.　　.
　。　.　　．　.　　　.　　　．　　。　ﾟ。,　☆　ﾟ.　＋　。　ﾟ　,。　.　。　　,　.。
　　　　ﾟ　　。　　　ﾟ　　.　　+。　ﾟ　*　。.　,　。ﾟ　+.　。*。　ﾟ.　　　.　.　．　　.
　。　　.　　　.　。　。ﾟ.　。*　。,　´。.　　☆。。.　ﾟ。+　。　.。　　.　　｡　　　.
　　.　　　。　　ﾟ　ﾟ。　。,　.。o　☆　+　,ﾟ。　*。.　。　。　.　　　　。　　　　.
　ﾟ　.ﾟ　ﾟ　　。ﾟ　+　。.　+。　*　。ﾟ。ﾟ.,　,+　。ﾟ.　。　.　.　　　,　　　　,　　　.
ﾟ。ﾟ+ﾟ`,　o。。.ﾟ*。ﾟ　。.ﾟ　。　☆＋。。ﾟ.　°　。　.　　　,　　　　　　ﾟ　　　　ﾟ
　。,　.ﾟ。　+　☆。,ﾟ.　o。。+　。ﾟ.,　　.　ﾟ　　　,　　　。　　　　　。　　　.　　　.
　ﾟ.　ｏ　*　。ﾟ。ﾟ.。ﾟ。+ﾟ　。　。　ﾟ。ﾟ　。　　ﾟ
ﾟ`　.ﾟ　.ﾟ.　ﾟ.　.　ﾟ　　.　　ﾟ　　.　　　,　　.　　　　　.　　.　　　。　　　　　　ﾟ　.
　.　　.　　　　　.　,　　　　　。　　　　　　　.　　　　　　　　　　　.　　,　　　　.
　　　　　　。　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　　　.　　　　　　　　　　　。
　,　.　　　　　　　　.　　　　　　　　　　　,　　　　　　　.　　　　　.
　　　　　。　　　　　　　　　　∧∧　　 ∧∧　　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　　　 ( :;;;;;:::)　　( :;;;;: )
.　　　.　　　　　　　　　　　　/:;;;;;: |　　 | :;;;:ヽ
　　　　　　　　　　　　　～（::;;;;;;:/.　　 |:;;;;;;: )
　　　　　　‐''"´'''"""''"｀''""｀"""''''''"´'''"""''"｀''""""'''"''''''"｀"""''''｀`'‐
87： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:11:15 ID:pKpA6SUw: 何を待つのか、どこで待つのか。シチュエーションが変わるだけで千差万別の「待ち時間」がやあやあと顔を出す。
そのすべての「待ち時間」に私は本を読んでいる。

　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.:::::::::::ヽ　,.-ｰ=ﾆ､
　　　l :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::へ──────────-- ､._/／￣　/
　　ﾄ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::// ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/./　　　　/
　　 j :::::::..∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　　/
　　 i :::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　　/
　　,ｲ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　　/.
　　l :::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　　/
　　| :::::::::::::::j :::::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　　　 /./　　　　/ j
　　l| ::::::::::::::l :::::::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　　(￣￣￣ヽ　　/:::: i
　ﾉ .::::::::::::::::l :::::::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　 r―- ニ二ヽ　＼ ::::::: i
　/ .:::::::::::::::::::l :::::::::::::::::::://　　　　　　　　　　　　　ヽ　‐-　､_　＼,　丿::::::: i
88： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:12:02 ID:pKpA6SUw: 一文字読み進めるだけで「待ち時間」は進み、はらりと頁を進めるとしおれるように短くなって行く。

ぱらり、ぱらり。
.　　　　　　　　　　　　　　　∧
. 　　　　　　　　　　　　　／　:|
.　　　　　　　　　＿___／　　 |
　　　　　　　　　　　＼　　　　 | 　　＿＿＿_
. 　　　　／.￣￣￣＼　　　 .|　／　　　　＼
. 　　　／　　　　　　、　　| ./　　　　　　　　＼
. 　　　￣￣＼　　　　｜　　|/　　　　　／￣￣＼
　／￣￣￣￣.　＼　　　 | 　 ./　　　　／／三三三{
. ￣￣￣￣￣＼.　＼　　 .|　 /　　　／／／三三三Z
　／￣￣￣￣ . ＼　＼　｜./　　／／／／　　　　＼
　7´￣￣￣￣￣＼＼　 V !/　／／／／　　　　　　＼
./￣￣￣￣￣￣＼＼＼　V.／／／／　　　　　　　　|
}:三三三三三三三.×＼＼l.／／／×三三三三三三三:{
￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ー――' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣
89： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:12:26 ID:pKpA6SUw: しおしおしお。
これは待ち時間が短くなって行く音である。
90： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:12:52 ID:pKpA6SUw: 本を読んでいるようでいて、本当は「待ち時間」殿と会話しているのではないかと思った。
91： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:13:21 ID:pKpA6SUw: 「近頃景気はどうですか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　（●）（● ）　　 |
　　　　　　　　　　　　　（__人___）　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　u　 |
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　、　　　,ｲ　　　　　「いやはやジリ貧なのです。
　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ,ー-　　　ﾄ､　　　　　怨敵携帯電話の普及で待ち惚けを喰らう人も
　　　　　　　　　　_, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__　/ノﾄ、__　　　めっきり減ってしまったのです」
　　　__　,.　ー、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
　　　＼ r 、　_ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､
　　　　　}　}/　)　 V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　/:ゝ/ ./ __　 V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.＼
　　　　}:::::ゝソ　,Y　i::::::/::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. ＼
92： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:13:52 ID:pKpA6SUw: 「ご謙遜を。まだまだ現役ではありませんか」

　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　　⌒ ´ ⌒
.　　　　　　　　　｜　　　( ●) (●）
　　　　　　　　　｜　　　（___人__）
　　　　　　　　　　.|　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　 j　　　　　　　|
　　　　　　　　　..ノヽ、　　　　, ノ　　　　　　　_
　 ,.　ｰ、一一´:::::::::::::≧ーｰ"7　　　　　　 i' Y
. / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀-、　　　　　 i　l　_
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ＞-､　　　|　lﾌ　ト､
.::::::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ　　i／ ,.ｲ丿
:::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. v:: l　/　　i'r ´,.ｨ
:::::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::: l　j　丿r´,.ｨ
:::::)::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::: 八　　　｀ﾁ
「そうですね。せっかちな人がいるうちなら私たちは現役なのです」
93： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:14:24 ID:pKpA6SUw: 人がせっかちであるうち？
　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　⌒ 　｀⌒　　＼　　　　v-,
　　　　　　　　　　　　( ●) ( ●)　　　|　　　　 |　r
　　　　　　　　　　　（__人___）　　　 | 　　　 |　|
　　　　　　　　　　　　'､　　　　　　　 |　　　　 |　|,.-、.
　　　　　　　　　 ,,.　-ｰ|　　　　　　 |ヽ__／￣ヽ｀ r´
　　　　　　　　 / .::::::、::|　　　　　　 /ｨ::::〔￣￣｀' ト-、
　　　　　　　　l :::::::::::::::::ヽ__､____,.　":::/::::〔￣　　　l:::. ヽ
　　　　　　　」 ::::::::l:::: ::::::「二二::::／ :::::::ヽ y　　　l::::::. ',
　　　　　　　 l :::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　　l:::::::: i
　　　　　　 / ::::::ｰ-ミ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＿／:: L::::|
　　　　　 / :::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く::::::::::::::::::|::|
　　　　　/ ::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 ::::::::::::::::::||
　　　　/ :::::::::::::::::::/　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::V ::::::::::::::: |
「十分前行動を心がける人、のことなのです」

あぁなるほど。私のことだ。
94： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:14:46 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　／　　 _,ノ　ヽ､_
　　　　　　　｜　　 ( ●) (●）
.　　　　　　｜　　　（___人__）
　　　　　　　　 |　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　 .|　　　　　　　|
　　　　　　　人､　　　　　 |
　　　　　　　　,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ　　　　　「余裕を持つというのは
　 ,. -ｰｰ -‐ ´::::::::::::::::::::::::::::::::7　　　　　　言い換えれば私たちを持つことで、
／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、　　　　　その実退屈な時間を多く過ごすということなのです」
.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ＼､_
::::::::::.＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..... ヽ
:::::::::::::..ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...ﾍ
:::::::::::::::::::V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::
:::::::::::::::::ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::
::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:|
95： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:15:13 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当に？私は今退屈であるか？
96： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:15:32 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ´ ￣￣｀、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　_,ノ_ ｀ヽ-、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　(√丶丶´v　〉
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　U 　 {　)　　　　　j
　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ､　　　 V　　　　/
　　　　　　　　　　　　　 ,／(:::ヽ.ヽ　　 {　　　　 r
　　　　　　_, ､ -― ''":::::::::::::＼::::ヽヽ., __r　／⌒ヽﾆ‐-、
　　　　　/::::::::ﾞ:':､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V／.....￣　'.,:::::
　　　　丿::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(　:::::::::::::::... '.,::: |
　　　r ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::.. '.,::i
　　/ ::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::. '.,
　 / ::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ　::::::::::::::::::::. '.,
「本というのも怨敵です」
97： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:16:01 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そういうと「待ち時間」殿はふっと姿を消した。
98： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:16:28 ID:pKpA6SUw: おやと思って手元をみると、明かりを落とされていた本が黒くなっていた。

: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :, ': : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:./: :.:, ': : : : : :
‐-:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/:.: , ': : : : : : :
: : : : : :¨: : :.ー:.:..＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:/.: , ': : : : : : : : :
＿: : : : : : : : : : : : : : : ー: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /: , ': : : : : : : : : :
: : ＿:.―----､＿━: : : : : : ￣: :.:.:- 、＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_/ :,.': : : : : : : : : : : :
: :[二］￣: ￣: :.:.:‐: :.:.ﾆﾆ==―: -､＿━: :`ー‐ ┌―――――――┐||||/＿＿: : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :.(ﾆ): : : :.:(ﾆ)￣￣￣|￣llll||||｜　　　　　　　｜|||||||: : : :|: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.｢Ｔ¨i: : :.|　 |||||||｜　　　　　　　｜|||||||: : : :|: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:|: :|: :|_:_:_|＿|||||||└―――――――┘|||||||:_:_:_:|_: : : : : : :
―――――:."￣￣￣￣￣~|　|,-|～～～ﾆ二二二二二二二二二二二ｌ､:.:.: :|: : : : : : : :
-､,-､: :,Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ: : : : : : : : :
: :| : :Y⌒Y⌒`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ: : : : : : :
,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､,―-､,-―､: : : : : :
|: : : :ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : |: : : :.ｌ:.: : : |: : : :.ｌ: : : :.|: : : :.ｌ: : : :.|: : : :.ｌ: : : : |: : : :ｌ: : : : : :
Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`i: : : : :
:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.:|: : : :.:.|: : : : :
/￣⌒￣ヽ/￣あぁようやくか、と顔を上げると巨大なスクリーンに、仰々しく音を立てて映画のタイトルが映し出されている。
99： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:17:13 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　ぱたんと本を閉じる。
「待ち時間」殿はそれに挟まれてもがいているように思えた。
100： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:17:46 ID:pKpA6SUw: 　　　　　　　　　　　 ,　,ノ　､　　て
　　　　　　　　　　　　　　ｌ（○ ○)　　　そ
　　　　　　　　　　　　　　 |　(__人).|
　　　　　　　／／:::::::::: :／.ヽ　　ノ　　 .__,,.. ．-‐　'''""~
　　　　　／∠: :_: :: :／_ ,ｲ ⊂ 二〕.""~
　　　　 | }:´~"''‐- '､Ｙ
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|　　　　　　　　　　　　 __,,.. ．-‐
　　　　 | }:　　　　　 i|　　　__,,.. ．-‐　'''""~
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　 | }:　　　　　 i|　　　　　　　　　　　__,,.. ．-‐　'''""~
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|
　　　　 | }:　　　　　 i|
┼ヽ　 -|r‐､.　ﾚ　|
ｄ⌒)　./|　_ﾉ　 __ﾉ
101： ◆FTlcdRbGEE：2011/07/05(火) 14:20:10 ID:pKpA6SUw: というわけで
Ｓ…小説風味の
Ｓ…ショート…エッセイ？

でした。
102：小さな名無しさん＠この板は300レスまで：2011/07/06(水) 00:56:26 ID:K3fsCt62: 乙
103：----------------------：----------------------: ----------------------
104：小さな名無しさん＠この板は300レスまで＠参加者の皆様、お疲れ様でした。(*･ω･*)ゞﾃﾞｼ!!：2012/02/23(木) 01:50:20 ID:ga8PCkCA: 乙
105：小さな名無しさん＠この板は300レスまで (ﾜｯﾁｮｲ fc33-7490)：2021/09/11(土) 22:01:35 ID:.3CjqYoE00: http://yaruos-ark.sakuratan.com/test/read.cgi/reppua7m1/1571802148/
106：小さな名無しさん＠この板は300レスまで (ﾜｯﾁｮｲ fc33-7490)：2021/09/11(土) 22:10:15 ID:.3CjqYoE00: http://shokaku05.sakura.ne.jp/test/read.cgi/reppua7m1/1560959723/901-1000