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俺「ストライクウィッチーズは伊達じゃない!」
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, ´ ` 、
. / / ヽ \
/ / / / } ヽ \
. / | / / イ ハ ヘ
. ,′ | :{ / ,.斗‐ト、 } } |ハ
{ | :| {: / | ,イ }/ } | j!
. l { { :| j/芹气j:/ | 乂 /}:!
V { :! ∧ :| |イf:::ハ ,′j厶:イ ハj トゥルーデ曰く、
Ⅵ | ∧ :|: i |^弋ソ `ーj/ jイ ストパンの世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwww
ヾ ∧ ∧ :!::|:::::::| }: i } っていうスレらしいよ
j人∧ ∧ |:::!:::::::! .: | |
ヽヘ {ヘ从{:::::::| ` ´,イ | | 妄想を垂れ流してもいいし、
ヽノr┴ヘ:::::!_____/ !: : ハ! 初SSに挑戦するっていうのも一興だよね!
厶三ニヘ:|ニヘ j/jノ
/::::「:::::::::::::<⌒ヽ\ そこの君も書いてくれたら、私からご褒美があったりするかも
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. /:::|::::::::|:::::::::::::::{/:::::::::::::::ヽ 前スレ 俺「ストライクウィッチーズの中心で愛を叫ぶ」
/::::::!::::::::!:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::ト、 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1326991116/
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定子「そんな……足手まといだなんて」
俺「俺には魔眼がないからな。その分頼りにしてるぞ」
定子「……わかりました。私のほうこそよろしくお願いします」
陽性を帯びる口調に含まれていたのは自分に対する確かな信頼。
重ねてきた実戦経験の差は歴然であるというのに決して見下さず、侮らず。
一介の小娘ではなく、戦場を駆ける一人のウィッチとして己の命を預けるという信頼を感じ取った定子は気を引き締め、重々しく頷いた。
定子「では、そろそろ」
俺「あぁ、行くか」
それぞれが互いの愛機を身に着けた瞬間、足元に魔法陣が展開。
円形のそれらから放たれる青白い光輝がハンガーの隅々を照らし出す。次いでストライカーの固定アームが音を立てて外された。
魔導エンジン、正常稼動。携行火器、問題なし。
出撃準備、完了。
定子「下原定子。いきますっ!」
まず初めに定子が滑走路に躍り出て闇夜に向かって上昇、微かに上着のポケットへと手を伸ばして中身を確認した俺も彼女のあとに続いて高度を上げた。
数秒で米粒大のサイズへと姿を変えた基地を尻目に周囲の空域を見回す。
暗夜の所々には灰色の雲が浮かび、お世辞にも良好な視界とは言い難いが作戦に支障をきたすほどでもない。
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俺「……にしても朝は晴れていたのに日が沈んでから急に雲が出てきたな」
目を細めながら俺がぼやく。
ややトーンが落ちた口調には、せっかくの星空見物を邪魔されたことへの不満が含まれていた。
普段は地に立って仰ぎ見るだけの星空を夜間哨戒のときに限っては、それこそ手が届きそうなほどの距離で拝むことができるのだ。
重力から解放され、夜風を浴び、ただ無心に天蓋にばら撒かれた星たちを眺め回し、飽きれば眼下の街並みの灯りを眺め下ろす。
星々と人間たちの営みが生み出す二つの輝きが俺にとっての夜間哨戒に数少ない娯楽を与えていた。
しかし、それはあくまである程度の余裕を得ていたときの話であり、激戦区――それも最前線を担当する第502統合戦闘航空団に配属されてからというもの趣味を楽しむ時間はめっきり少なくなっていた。
定子「そうですね。高度を上げましょうか」
増速し先行する定子の後を追いながら意識を切り替え、周辺空域に警戒の眼差しを飛ばす。
彼女のような遠距離視と夜間視の複合魔法視力を宿していない俺はどう足掻いても視界外に位置する敵への反応が一瞬、遅れてしまう。
だからこそ後手を強いられたとしても、すぐさま回避及び防御体勢を整えられるよう常に目を光らせなくてはならない。
特に今の時間帯ではネウロイの黒い装甲は夜の闇に紛れているせいで目視が難しくなっている。
故に索敵はどうしても定子の魔眼に頼らざるを得なかった。
夜間戦闘用の固有魔法を持たない自分に出来ることといえば、彼女に対し視界外から攻撃が放たれた場合に盾代わりになることぐらいか。
そんなことを、どこか他人事のように思い浮かべながら夜の帳の中を昇っていく。
高度が上がるに連れ、雲の切れ間から差し込む幾条もの淡く儚げな光が雲の海の終わりを告げていた。
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定子「……わぁ」
海面を抜け、満天の星空に我が物顔で佇む巨大な満月を前に定子の唇から感嘆の言葉が零れ落ちた。
いま自分たちが飛ぶこの夜空の下で、同じように目の前の満月を眺めている人間が、いったいどれだけいるのだろうか。
そして何千、何万もの人間たちが仰ぎ見ているであろうこの満月を、彼と二人で独占しているかのような感覚を覚え、思わず笑みを零したとき。
視界の端に赤い光点が入り込んだ。
弾かれるように月から目線を逸らし、複合魔法視力を発動。
敵機確認。
小型五つに中型二つ。合計七機の異形が遥か前方の空域にて雲の上を這うように泳ぐ姿を捉える。
定子「敵小型級! 来ます!!」
自分たちを補足するや否や速度を上げて攻勢行動に入る小型編隊の迎撃に移ろうと携行火器を構える定子を俺が静止した。
俺「それじゃ……挨拶代わりに一発ぶち込んでやるか」
MG42を左肩に担ぎ、右腕を前方へ。
直後、掌に集束する魔法力。
青白い光輝は次第に鮮烈さを増していき、遂には手首から指先を覆うほどまでに。
一方、視界の中央に存在する五つの点は我先にと矮小な人類を手にかけようと増速を繰り返す。
自分たちを一瞬で滅却する威力を秘めた一撃の存在など気にも留めず、ただひたすらに敵への攻撃を優先するといった実に尖兵らしい単純な行動に俺の唇が微かに吊り上がる。
“寂滅”も“天壌無窮”も使わない。
あれら二つは対軍勢用の隠し玉――特に後者は全世界の制空圏が奪われた際の切り札。
このような羽虫に使っては体力も魔法力も保たない。胸裏で零す俺が深く息を吸い込み、
-
俺「破ッ!!」
腹腔に溜め込んだ氣を吐き飛ばし、万象一切無に帰す奔流を解き放つ。
限界まで押さえ込まれた破壊獣は自身を拘束する鎖が外された途端、静寂が支配する夜天を駆け抜け、獲物へと牙を剥いた。
一度も攻撃を行うことなく滅相された哀れな小型の存在など気にもかけず、機銃を構え直した俺が隣で見守っていた定子に目線を配る。
俺「悪かったな。出しゃばった真似して」
定子「い、いえ! むしろ助かりました」
俺「そう言ってもらえると助かるよ。それじゃ、潰すか」
月光に照らされる男の引き締まった横顔。
捉えた獲物を迅速に狩る鷹を彷彿とさせる鋭利な眼光を湛えた黒瞳。
狩猟者といった言葉とは彼のために用意されたものではないかと思えるほどに凛とした立ち振る舞い。
夜気に包まれたその全身に言い知れぬ頼もしさを胸の内側に懐いた定子は自分でも知らぬ内に興奮した面持ちを貼り付けたまま隣に佇む狩人とともに、悠然と夜空を泳ぐ異形へと向かっていった。
-
定子「ふぅ……」
残る一機の撃墜を終え、すぐさま周辺空域に視線を注ぐ。
数分のあいだ夜の闇を凝視していた定子であったが、増援部隊が存在しないと分かるや否や肩の力を抜いて吐息と共に携行火器を下ろした。
小型は先ほど俺が放った衝撃波によって全機撃墜されたため、対峙したのは残された二つの中型。
装甲も小型と比較すれば堅く火力においても雲泥の差があり、決して一筋縄でいくような相手ではない。
にも拘わらず自身の息が然程上がっていないのは傍らの男の存在が大きいのだろうと独り納得する。
俺「お疲れさん。もう他にはいないみたいだな」
後方で支援に徹していた俺の笑みに定子は知らぬ内に口許をほころばせていた。
小型五機を一撃で撃墜しただけに留まらず敵が攻撃に入ろうとすれば即座に妨害し、自分の防御が間に合わなかった場合も衝撃波を駆使して敵の攻撃を掻き消してくれた。
結果、敵からの攻撃を気にすることなく自分は対象の撃墜に専念することができたのだ。
定子「いいえ。俺さんのおかげで戦い易かったです。ありがとうございました」
俺「なぁに。役に立てて何よりだ」
笑みを浮かべて返した俺がふと、思いだしたように右腕を持ち上げる。
上着のポケットに手を潜り込ませて中身の無事を確認。指先に触れる感触から、どうやら壊れてはいないようだ。
貴重なプレゼントを夜間哨戒に持ち込む自分の感性もどうかしているが、元から派手に動いたとしても易々と壊れるものでもない。
だとしても今後また同じようなことを自分が起こさないとも断言できないことを考えるとこういった危険な真似は控えた方が懸命だろう。
そう己を戒めながら、大切な家族から贈られた腕時計に視線を落とす。月の光を受け、仄かな光を帯びる二つの針は午前零時を回っていた。
今の日付は5月7日。すなわち、傍に佇む定子の誕生日である。
-
俺「定子。いま時間あるか?」
基地に帰還しようと身を翻す定子に一声かける。
呼びかけられた彼女は慣れた動作で急制動をかけ、こちらのほうへと顔を向けた。その瞬間、俺が息を呑み込んだ。
輝く満月の光を浴びる整った容貌。
夜風を受け、不規則に揺れる艶やかな黒髪と使い魔の耳。
あたかも物語から飛び出てきたかのような幻想さを身に纏う彼女の姿を前に一度咳払いをして我を取り戻す。
定子「なんでしょうか?」
俺「ほ、ほら。今日は定子の誕生日だろう?」
腕時計を見せ、日付が変わったことを知らせると定子は微かに目を丸くした。
まさか自分が覚えていたとは思っていなかったらしく、双眸には驚きの色が浮かんでいる。
定子「覚えていて……くれたんですか?」
俺「同じ部隊で戦う仲間だからな」
そのことがさも当然だと言いたげな俺の言葉に定子は胸の内側が緩やかに温まっていく感覚を覚えた。
自分の誕生日を当たり前のように記憶していた彼の優しさが春風のように心地良い。
定子「ありがとうございます。嬉しいです」
俺「っ! あー……うん。それでだ。プレゼントなんだけど、受け取って貰えると嬉しい」
上着のポケットから取り出した桃色の紙袋を差し出す。
若干、皺が入っているが中身そのものの無事は先ほど確認済みだ。
-
定子「そんな、プレゼントだなんて!!」
俺「定子には美味しいご飯作ってもらったり、いつも世話になってるからな。これぐらいのことはさせてくれ」
定子「……本当に良いんですか?」
俺「あぁ。定子のために持ってきたんだからな」
定子「ありがとう……ございます」
差し出された紙袋を落とさないよう両手で受け取り、身長に中身を取り出す。
まず姿を見せたのは艶やかな光沢を放つ銀の鎖。
先端には円盤状の金属プレートが通され、その上には満月を思わせるかの如く円状にカットされた琥珀が嵌め込まれ、そのすぐ傍には小さな兎のレリーフが彫られていた。
定子「かわいい……」
俺「女の子の趣味とかよく分からなくてね。気に入ってくれたのなら嬉しいんだけど」
定子「でも、こんな高価なもの……本当に良いんですか?」
十五夜の月夜に飛び上がる兎といった扶桑の風物詩を表す意匠のペンダントを両手で握り締めた定子が俺を見上げた。
琥珀が単なるプラスチックの塊でないことは手触りから容易に判断できる。
つまりこの琥珀は正真正銘の本物であり、相応に高価な品物ということになる。
本当に受け取ってしまっても良いのだろうか。そんな疑問を打ち払うかのように俺が笑みを濃くした。
-
俺「良いも何もさっき言ったように定子のために用意したものだからな」
定子「ありがとうございます……」
俺「おぅ。それじゃあ、帰るか」
定子「……あのっ!」
俺が基地の方角へと向かって飛行を開始する寸前、片手でその腕を掴む。
あまりにも突拍子な行動に自分でも驚きながら、
俺「うん?」
定子「そのっ……つけてもらっても構いませんか?」
俺「今か?」
定子「……はい。今すぐつけてみたいんです……無理でしたら、その」
俺「いや。そういうことなら構わないよ」
込み上げてきた言葉を飲み込まないように何とか搾り出す。
すると意外にもすんなりとペンダントを受け取った俺が背後へと回った。
まず胸元の辺りに飾りの部分を垂らし、鎖の両端を首の後ろに回して止め具を固定しようと指先を動かす。
-
定子「んっ……おれ、さん」
俺「どうした?」
定子「くすぐったいです。もう少し、優しくしてください……」
俺「すぐ終わるから我慢してくれ」
定子「ふぁ、は……ひゃぅっ」
時折、うなじをなぞり上げるように接触する異性の指に思わず悩ましげな声を上げてしまう。
ただペンダントをつけてもらっているだけなのに、どうしてこんな声が出てしまうのだろう。
くすぐったさに身を捩りながらも、これ以上みっともない声を出すまいと瞼をきつく閉じる。
-
俺「よし。これで終わりだ」
定子「どう、ですか?」
俺「……うん。よく似合ってる」
定子「本当ですか? 変じゃありませんか?」
俺「そんなに心配しなくても大丈夫だ。素材が良いんだからもっと胸を張っても良いんだぞ?」
定子「……」
俺「どうした?」
定子「俺さんは……ずるいです」
どうしてこの人はそんなことを平然と口に出来るのだろうか。
熱を帯びた頬が夜風によって冷やされていく感覚を感じながら、怪訝そうに表情を歪める俺に眼差しを注ぐ。
-
俺「ずるいって……何か気に障るようなことでも言ったか?」
定子「……なんでもありません。早く帰りましょう」
俺「ん? あぁ、そうするか。眠くなってきたしな」
言うなり基地への移動を開始する俺の真横を飛ぶ定子が胸元に垂れるペンダントを両手で握り締める。
定子「俺さん」
俺「んー?」
定子「これ大切にしますね」
俺「ん。ありがとうな」
-
その後、定子とともに夜間哨戒を終えた俺が基地に帰還した頃には既に朝日がうっすらと顔を覗かせていた。
出撃前に報告は後でも構わないという旨を思い出し、軽くシャワーを浴びて部屋に戻るとベッドの上に倒れこんだ俺が次に目を覚ますと時刻は昼過ぎだった。
俺「ん?」
寝ぼけ眼を擦っていると欠伸よりも先に腹の虫が鳴り始める。
初めの内は黙殺していた俺だったが、あまりにも鳴く上に段々とボリュームも上がってきたため、観念して起き上がりベッドから降りる。
欠伸を噛み殺し、何か腹にでも入れてくるかと霞がかかった頭の中で考えながら着替えていると突然、部屋の扉が乾いた音を立てた。
もしかするとラルかもしれない。
司令としての立場上、早いところ出撃報告を耳に入れておきたいのだろう。
俺「ラルか? 少し待っててくれ」
定子「あのっ! 私です! 下原ですっ!」
意外にも扉の向こうから聞こえてきたのはラルの声ではなく定子のそれだった。
若干、慌てているようにも聞き取れる声色だと感じたのは自分の気のせいか。
俺「定子か? もう起きても大丈夫なのか?」
定子「はい。今、お時間貰えますか?」
俺「あ、あぁ。わかった」
予想外の来客に戸惑いつつも手早く着替えを終えた俺が廊下に繋がる扉を開けば、そこにはたしかに声の主である定子がやや緊張したような面持ちで立っていた。
彼女のすぐ真後ろにはジョゼの姿も。
二人揃って一体何事かと訝しげに首を傾げると、定子が大切そうに抱え持った金属製のトレーが視界に入り込む。
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俺「おはようさん。ところで、それは?」
定子「その……俺さんの、昼食です」
所々、途切れさせながらも何とか言葉を紡いでいく定子から再び目線をトレーに戻す。
上には白米がよそられた茶碗に、底の深い皿の中に盛り付けられた彼女の得意料理である肉じゃがに味噌汁が入れられたお椀までもが綺麗に並べられていた。
おそらく彼女らの昼食の残りなのだろうが、ウィッチ用の食堂からこの部屋までそれなりの距離がある。
であるにも拘わらず定子はわざわざ自分の部屋まで食事を運んできてくれたのだ。
俺「……ありがとう。大変だっただろう? この部屋まで運んでくるのは」
定子「い、いえ! それで……その、俺さんさえ良ければ……食べて、もらえますか?」
俺「もちろん。ちょうど腹の虫が鳴っていたところだったんだ。ありがたく食べさせてもらうよ」
そう返した俺はいつまでも彼女に持たせているのも悪いと考え、トレーを受け取ろうと両腕を伸ばす。
すると気恥ずかしそうに周囲を見回したあとで定子が一歩、歩み寄ってきた。
定子「テーブルまで運びますから。椅子に掛けていてください」
俺「いや、でも悪いしさ」
ただでさえ、この部屋まで運ばせてしまったのである。
これ以上の苦労をかけさせるわけにはいかないと考えての申し出だったのだが、
-
定子「そんなことはありません。最後までやらせてください」
真面目な定子が途中で仕事を手放すはずも無く、俺はあっという間に彼女の入室を許してしまった。
こうなってしまっては無碍に追い出すわけにもいかない。
何か茶か茶菓子でも用意できれば良いのだがと頭を悩ませる。
元々私物といえる私物が常に持ち歩いている鞄の中に納まる程度の量であるためか、部屋自体は片付いている――というより散らかるほどの物が無いだけなのだが――から問題は無い。
見られては不味いものも寝る前に鞄の中にしまったので安心だ。
ジョゼ「俺さん」
そんなことを考えていると目の前に躍り出たジョゼが柔らかな笑みを浮かべてみせた。
部屋に差し込む午後の光を浴びるその笑顔はさながら天使の微笑を連想させ、更には俺の理性に向かって絨毯爆撃を開始した。
はにかんだ際に小さく揺れるおさげ。優しげに細められた目に漂う慈愛の光。
まだ一口も料理に手をつけていないというのに、俺は軽い胸焼けのような感覚を覚えた。
俺「えぇっと。何だ?」
ジョゼ「下原さんの好きにさせてあげてもらえませんか?」
俺「まぁ……ここまで来ると邪魔するつもりはないけど、どうしてだ?」
ジョゼ「どうしてもですっ」
-
胸の辺りまで持ち上げた両の手をきゅっと握りしめ一歩身を乗り出してくる。
珍しく強気なジョゼの態度に自分でも気付かない内に首を縦に振っていた俺は彼女に促されるまま椅子に腰を下ろした。
視線を眼前の卓上に移せば白い湯気を立ち昇らせる扶桑の伝統的な料理が俺の目を惹きつけた。
運んでくる前にわざわざ温め直して来てくれたのだろうか。食欲を刺激する香りが鼻腔をくすぐり、自然と口の中が唾液で満たされていく。
極上の餌を前に耐え切れなくなった腹の虫が早く食わせろとばかりに催促の声を上げはじめた。
定子「どうぞ。召し上がれ」
彼女の気遣いに感謝の念を抱きつつ両の手を合わせ、
俺「それじゃ。いただきます」
手に取った箸の狙いを、まずは肉じゃがに。
程よい大きさに切り揃えられたじゃがいもを摘んで口許に運び、咀嚼する。
箸で摘んでも崩れることなく形を維持していたというのに噛んだ瞬間、いとも容易く崩れ落ちるじゃがいも。
おまけに出汁もよく染み込んでおり、口の中にじゃがいもの柔らかな食感と出汁の風味が広がっていく。
彼女の肉じゃがはよく口にするが、不思議と今日はいつも以上に美味く感じられた。
俺「んっ……すごい。すごく美味しいぞ!」
定子「本当ですかっ!?」
俺「あぁ! んっ……むぐ……うん! 美味い!」
定子「よかったぁ」
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瞳を輝かせ、無我夢中で肉じゃがを口の中へとかき込む俺の姿を前にトレーを胸の前で抱き締め、頬を綻ばせる。
年相応の幼さが残る可愛らしい笑みだが、一匹の餓獣と化していた俺がその微笑の存在に気付くことは無かった。
ジョゼ「ふふっ。わざわざ作った甲斐がありましたね? 下原さん」
定子「ちょっ、ジョゼさん!?」
俺「わざわざ?」
それまで無我夢中で肉じゃがを貪っていた俺がジョゼの言葉に手を止め、顔を上げる。
ジョゼ「今日の食事当番はポクルイーシキン大尉で昼食はオラーシャ料理だったんです」
俺「……ってことは、この肉じゃがはもしかして」
ジョゼ「下原さんが俺さんのために作ってくれたものなんですよ」
定子「ジョゼさん! 内緒にしてくださいって言ったじゃないですかぁ!!」
頬を真っ赤に染め上げた定子が抗議の声を上げる。
彼女がこれほどまでに感情的になった姿を俺は初めて目の当たりにしたような気がした。
-
ジョゼ「でも、朝早く起きて頑張って作っていたのに何も知らずに食べられるというのは悲しいじゃないですか」
定子「そ、それでも……」
俺「そう……なのか? これ、俺のために?」
定子「…………はい。ご迷惑、でしたか?」
観念したように頷く定子に俺は静かに箸を置いた。
彼女が貴重な睡眠時間を削ってまで作ってくれた肉じゃがに、自分はなんて罰当たりなことをしていたのだろうか。
俺「……まさか、すごく嬉しいよ。ありがとう。定子」
定子「いえ……」
俺「これ、味わって食べさせてもらうよ。本当にありがとう」
定子「はい……」
俺の言葉にどこか満足げな表情を浮かべた定子が笑みを作る。
陽気な午後の光に照らされたその微笑みは優しさに満ちた彼女らしいものだった。
-
以上で今回の投下は終了となります
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました
それでは失礼します
-
あら、規制中だったのかな? 乙乙
-
乙
-
乙乙乙
モハちゃんかわいい
-
乙!
-
よし誰も居ないな(震え声)
初投稿です!よろしくお願いします!(大嘘)
-
他に投下する人いたら教えて下さいね、すぐ退きますんで
―――――
第二次ネウロイ大戦が勃発し、早くも数年が経過した。
年や月日を経るたび、戦況は過酷になり。
ネウロイの装備や平気の威力、ウィッチの武器兵装の進化は二次関数的に進化し続けた。
だが、どれだけ兵器や戦況が過酷に成ろうとも、変わらないものもある。
ドッリオ「……」
オッサンA「ビルドアッ、ビルドアッ、貴方の町のぉ〜建築、建築…やっぱ駄目だな、語呂悪い」
ドッリオ「ビルドアップって…建築じゃないじゃない」
オッサンA「ゲッ、バレテーラ、そういう君はドッピオ君」
ドッリオ「ドッピオじゃないです、何度言えばいいんですかね、ドッリオです、口より手を動かして下さい」
オッサンA「すいませ〜ん、ねぇ〜」
-
PS:投稿終わったら新スレ建てますね
――――――
何で私はここでこんな建築現場のオッサン相手に、見張りなんぞをしなければならんのか。
全ては、ほんの少し前に起こった、不思議な出来事が原因である。
と言っても全ては、伝言的に伝わってきたのだが。
501統合戦闘航空団、通称ストライクウィッチーズが、ガリアのネウロイの巣の撃破に成功。
結果501統合戦闘航空団の有用性が評価、各国の優秀な隊長を筆頭に。
各国のウィッチの育成、ひいては各国毎の戦闘戦線の最小単位として、有用であると声が上がりつつあったのだ。
ドッリオ「それが、なーんでこんな工事現場の見周りなんて……」
オッサンB「いやぁ、それがねココ、ロマーニャは海が近いから、怖いのよ、ネウロイ」
荒れ果てた瓦礫を手作業で退かし、道の整備をしていたオッサンが笑顔で言った。
然しどいつもこいつもガチガチムチムチの、軍から来ましたと言っても差し支えのないメンツだ。
-
うむ、支援
-
オッサンC「軍?ダメダメ、上の人怒ると滅茶苦茶怖いもん、俺こっちがいい」
ドッリオ「はぁ、そう」
何時だったかそんな会話をした気がする、こんなにイイ体してるなら引く手数多だろうに。
オッサンA「いやぁ、それにココはあれよ、パブの子がさぁ、メッチャんこカワイイのよ」
オッサンD「あー、俺あの茶髪ロングの子が良いなー」
オッサンE「俺はあの金髪のチッパイ」
オッサンB「やめとけ、そいつはもう手付きだぜ」
オッサンE「えぇー!?そんなぁ……」
オッサンB「しかも相手はめっちゃこえーの、ネウロイだって殴ってやらぁ」
ドッリオ「そんなに怖いの?」
オッサンC「お、ドッピオちゃんも、こういう話スキスキ?」
ドッリオ「暇だし付き合うわよ、どーせあんた達昼間で休みでしょ?」
そう言って街の中心に建てられた、大きな時計を見る。
-
居た…だと…?
このリハクの目をもってしても見抜けぬとは…
――――――
ドッリオ「アソコの時計はやっぱり正確ねぇ」
オッサンX「そりゃあ姉ちゃん、俺達ガリア中の職人とお偉いさんが作ったんだ、そりゃあ良いもんさ」
何でそんな事…ああそうか、ココら辺一体の整備は全部このノール・インダストリアルがやってんだっけ?
オッサンB「んでウチの親方はよぉ、そりゃあ凄いもんさ」
ドッリオ「どんなふうに?」
オッサンA「そりゃあオメェ、あのかわいこちゃんの為なら日の中、御簾の中」
ドッリオ「漢字が違うじゃない」
オッサンV「グヘヘ」
オッサンF「けど親方はバケモンさぁ、なあ?」
オッサンMk2「そりゃあそうよ、あの人ならネウロイだって怖かねぇ」
オッ=サン「ニンジャが来ても、アイエエエとか情けない声も出す必要もねぇ」
ドッリオ「ふーん?」
そこまで言われると、誰だってどんな人間か会いたくなるものだ。
-
ドッリオ「んでその親方どこいんの?」
3番目のオッサン「今か、今は…うーん、ガリアの北の方じゃないけ?」
オッサンD「いやそろそろ帰ってくるかもしれん、まあ暫く待ちいや」
ドッリオ「うーん…任務がマルセイユで暫しノール・インダストリアルの護衛…連絡系統も滅茶苦茶になってんのねー」
オッサンA「そりゃあそうよ、だってねぇ」
オッサンB「なぁ?」
ドッリオ「…?」
何のことだ、というか何でこいつらこんな訳知り顔何だ。
コイツらの言う、ノール・インダストリアルだって、今日初めて知った企業だ。
怪しい、怪しすぎる。
だが次の瞬間、街中に響き渡る重く鈍いサイレンの音。
ドッリオ「な、何?」
オッサンE「あっちゃあネウロイだ、南西を低速で500kmで北上中、こっちに向いてらぁ」
-
ドッリオ「何でそんな冷静なのよ!ほら、とっとと逃げて!」
オッサンD「逃げろって…嬢ちゃんは何処に行くんで?」
ドッリオ「私はウィッチよ!民間人を見捨てて逃げたりはしないわ!」
オッサンC「お嬢ちゃ…足早っ!」
後ろで待てだの、追いかけろだの大声が聞こえるも、一刻も早く飛行脚に乗ってネウロイの迎撃に向かわなくては。
だが、こんな所に出てくるネウロイ、きっと大型だろう勝てるだろうか……
ドッリオ「……勝てるかどうかじゃない!」
そう理屈ではないのだ、戦わなくては、守らなくては。
オッサンN「お嬢ちゃん待ちな」
飛行脚の側にさっきの男たちの一人が、立って待ち構えていた。
ドッリオ「デートのお誘いならお断りよ」
オッサンN「チェッ、少しだけでも夢を見せてくれや…けど嬢ちゃんもう年だr…おい、そのレンチ投げ」
伊達男に近くのレンチを投げつけて、MG151を持ちさっさと飛行脚に足を入れる。
ドッリオ「うん…今日は調子が良いみたい、それにしても女の子に年だなんて、失礼しちゃうわ」
さっさと飛び立ち、ネウロイを迎え撃たなくては。
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後ろで呻く男を尻目に、ぐんぐん加速して、地を離れていく。
ドッリオ「まさか、また闘うことになるなんて」
そんな事を考えつつ、高さ2000まで上昇、ネウロイは情報通り南西にちんまりと居るのを双眼鏡で捉える。
ドッリオ(交戦距離まで残り250、何処かに援軍を要請したほうが良かったかしら…)
さっきの男たちが援軍なり、避難の指示を出してくれる事を祈りつつ、照準を構え、引き金を絞る。
一撃離脱戦法でどれだけ時間を稼げるか、それが今回の勝負。
ドッリオ(1分でも長く、空に飛んでいた方の勝ち…だけど)
アドレナリンや、魔力の影響による高揚感と不安でまぜこぜの中、私は巨大なネウロイに引き金を引いた。
第一射はネウロイの装甲を削り、不快な不協和音と、それに似た叫び声を辺りに響かせる。
反撃のビームを必要最低限度の回避運動と、シールドで凌ぐ。
ドッリオ(やっぱりキツイなぁ…)
全盛期なら、何てことのないビームも、今では重く、鈍く残る。
何より、すべての攻撃を独りで受けるのが、何よりもキツイ。
ドッリオ(あんま持たないかも…)
そんな事を考えつつネウロイの左側から、銃を打ち鳴らし駆け抜けようとする。
ドッリオ「あっ」
次の瞬間、ビームを防ぐシールドの衝撃によって銃を弾かれ、攻撃手段を失ってしまう。
ドッリオ(やっぱ無茶だったか…)
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?「ゴウランガ!」
ドッリオ「え?」
次の瞬間、赤黒い忍者めいた人影がネウロイの上に降り立ち、全てのビームを蹴り飛ばしたり、チョップで防いでいた。
ドッリオ「え?え!?」
?「イヤーッ!」
スゴイ級の力でネウロイの頭上に経つと、ネウロイの装甲を素手で引きちぎり。
?「Wasshoi!」
マッポーめいた馬鹿力によって、ネウロイの内部のコアをチョップで叩き割ったのだ。
?「オタッシャデー!」
そう言うと男は上空からどうやって来たのかもわからないまま、地上へと落ちていくのだった。
ドッリオ「…な、なんだったの……」
-
地上に戻ると、降り注ぐネウロイの粉の中、そいつは何事も無く立っていた。
俺「ドーモ、ドッリオ=サン、『俺』です、ネウロイ殺すべし」
地上に降り立ち、纏っていた赤黒い服を脱ぎ去ってゆく。
何処かで見たような海パンの巨人が、目の前に礼儀正しく立っていた。
ドッリオ「ど、ドーモ」
オッサンA「おっ、親方ァ!遅いっすよー!」
俺「おう!今日から俺はガリア王になる!なった!」
オッサンE「おっ、じゃあ正式に軍に戻るんで?」
ドッリオ「軍?何?何の話?」
俺「おっと何の説明もしてなかったのか」
オッサンE「ぐへへぇ、軍規じゃあウィッチに近寄っちゃ駄目ですが、会社員なら大丈夫ですグヘ」
俺「儂が元501統合戦闘航空団司令官!俺元帥である!」
ドッリオ「……は?」
オッサン?「うちら501解散後暇だったんで、ガリアの整備任務についてたんじゃ」
ドッリオ「は?」
-
俺「そして!おめでとう!!新しい連合軍第504統合戦闘航空団の誕生だ!ハッピバッスデッ!」
ドッリオ「…!?私が!?」
俺「そう今日から君が、そこの隊長だ!」
ドッリオ「……隊長…通称……『ババア枠』…ッ!」
隊員A「やっぱ勢いじゃ誤魔化しきれないね……」
ドッリオ「畜生……ッババア…!20すぎれば…人間みなババア!」
俺「……いい事あるよ、うん」
ドッリオ「喧嘩売ってんのか!!!くそったれ!!!」
隊員E「ヤダこの人怖い」
ドッリオ「……グヘヘへ…こーなったら隊長権限でせくすぃーカレンダー作っちゃうもんねー…」
隊員N「…まあ、頑張れよ、…お…お嬢さん!」
俺「まあ504への物資の譲渡等々の手続き書、渡すからさ、後はノルマンディーまで部下が送るから、そこの航空基地からガンバッテ、ネ?」
ドッリオ「……ハイ……」
-
かくして彼女は去っていった、だが彼女の人を守りたい気持ちは本当のものだった(多分)
頑張れフェデリカ・N・ドッピオ、頑張れ第504統合戦闘航空団。
俺「さて、ペリーヌとリーネを迎えに行かないと……」
隊員A「あ、付き合いますよ」
隊員B「俺も俺も」
隊員C「待ってくれ俺もだ!」
隊員D「仕事終わったし良いよね!」
俺「その反応を見るとアレンジ版メイドカフェ(参考書:森薫)は好評みたいだな」
隊員E「スコッチや、ワイン飲みつつメイドさんがお世話してくれる…コレはいいものだ」
俺「男性雇用は建築や製造で賄えるが、女性雇用は中々難しいというわけで、思いついたサンプルだが、中々好評みたいだな」
隊員H「だけどもうちょっと…ピンクな…ね?」
俺「ダメよ」
隊員H「ケチー」
-
元帥かっ!!
まってた、まってたよ
-
外伝を出すとか言って延期戦法してごめん…
――――――
ペリーヌ「あら!ご主人お帰りなさいませ!」
リーネ「あ、俺さん、こんにちわ」
宮藤「お帰りなさい俺さん、でも何で私だけ執事風なんですかね、おっぱいですかね、いやまあ良いんですが」
俺「ただいま、ペリーヌ、リーネ、宮藤、そして宮藤はイケメン力が高すぎ、スーツのほうが似合う」
宮藤「酷い!コレでも将来の夢はお嫁さんなんですよぉ(棒)」
俺(おっぱい魔神がよく言う)
メイド服のペリーヌに抱きつかれながら、宮藤の質問に返す。
隊員A「あっズルイっすよ!俺スコッチ!」
隊員B「俺ワイン」
隊員C「コーク!ギミコーク!あ?俺がコークったらペプシだろうが!」
隊員D「ドクペ!」
隊員E「ルートビア」
隊員F「カレー」
隊員G「スパム」
-
んだよ元帥なら元帥っていってくださいよオラァン!(腹ケンロクエン)
-
続々と男たちとヴァイキングが雪崩れ込む。
この店は助成の雇用促進を狙いに、試験的に運用しているスパムメイドハウス。
注文を頼み、ご主人の気分で寝泊まりスパム出来るシステムだ。
勿論飲み食い専用のスパムカフェもあるので、スパムメイドカフェと呼ばれることもある。
そして店員の何割かはスパムウィッチなので、手を出せば軍属のオッサンスパムと、いざという時のスペイン宗教スパム裁判というわけだ。
俺「さーて、面倒になった」
ペリーヌ「面倒とは?」
俺「まあ言うはやすし・きよしこの夜、501再結成だ、わーお」
宮藤「え!じゃあ、また皆と会えるんですか!ヤッター!」
俺「とは言え、ここからイタリー…じゃねぇや、ロマーニャに移動だ」
-
とんでもねぇ商業施設だな、で、住所はどこだ
-
このファインモーションでバリア迎撃もちにファインアタックすれば、免許書返していただけるんですね?
――――――――
リーネ「じゃあココはどうするんですか?王様になって女の子にメイド服でご主人様とか言わせる俺さん」
俺「謂れ無き風評被害である、と言い切れない辛さ、一先ず隊員を残して復興等々に当てるよ、徐々に人たちも戻ってきてるし」
ペリーヌ「では、一度ロマーニャ基地へ?」
俺「然様、問題点は向こうの基地が大丈夫かな…ってこと」
リーネ「まあ行ってみてから考えましょうよ、変態さん」
俺「リーネchangが俺に辛い、何なのこの子」
宮藤「リーネちゃんメッ」
リーネ「テヘッ☆」
俺「今日は一先ず、休憩…それにしても、元気かな私とルッキーニ」
リーネ「ああ…連れてかれましたもんね、ロリペドレズに」
俺「ああ、元気だといいんだけど、オラーシャ方面で」
-
ウィッチーズウィッチーズ、メイドの館の場所はね
ウィッチーズウィッチーズ、教えてあげないよ、ジャン
――――――――
私「隊長!寒い!寒いです!」
ルーデル「ああ、寄ってきてもいいぞ、擦り寄れ」
私「ああ嫌なのに寄っちゃう!あぁ〜(絶望)」
アーデルハイト「ルーデル、ルッキーニちゃん送って来ましたよ」
ルーデル「ご苦労、幼気な子供が減ったのは辛いが、私にはお前が居るなあ!『私』!!」
私(ルーデルさんこえぇえよ、やっぱこの人ヤバイって、目とか超怖い)
アーデルハイト「……私ちゃんも小さいんだし、優しく」
ルーデル「私は優しいぞ」
アーデルハイト「あー、うん、はい」
私「NSF-309-38(絶望)」
-
俺「…今何処かで星が流れた気がする」
リーネ「そう…(無関心)」
宮藤「お昼はミラノ風ドリアと鶏肉ステーキです」
ペリーヌ「はい、あーん」
俺「あ、うん…あー…」
リーネ「……おいしいですか?性的搾取の上の料理は」
俺「……食えらぁ!…あ、美味しい」
リーネ「よかったですね〜」
俺(この子、年を重ねる毎に怖くなってく…)
宮藤「リーネちゃんはい、あーん」
リーネ「あーん」
俺「……イケメンと少女の図」
リーネ「グッ…ケホッケホッ……」
宮藤「大丈夫?リーネちゃん、俺さんメッ」
俺「テヘペロ」
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やっぱりルーさんもアレだったか・・・
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ペリーヌ「俺さん、所で戦闘機は?」
俺「昨日オーバーホール完了、久しぶりにオーバーホールしたよ、本当に一先ず今はロマーニャに置いてある」
リーネ「じゃあ明日から本格始動ってわけですね」
俺「そう、問題は……ルッキーニが逞しく帰ってきてくれるかどうかだけかな……」
宮藤「まあ……私さんは必要最低限度の犠牲、ですね」
俺「まあ、いい事あるよ、タブンネ」
ペリーヌ「はい、あーん」
俺「ああ、あーん」
こうして発足へと向かう第501統合戦闘航空団、果たして明日はどうなる!
不安と希望とスニッカーズを一欠片残して、続く!
(「ネウロイ・スレイヤー」 終わり)
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えっ、ちょっ、ままま待て、元帥とかマジか
動揺が収まらんがとにかく支援
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やだ…年明けて帰ってきちゃった…
そんな何となくで始まっちゃった第2シーズン
海外ドラマみたく段々劣化して行かないよう努力していく所存です
デビルメイクライ2を1と3の後にやった気分にさせないよう善処します
そして今シーズンから俺に大人気のペリーヌのマーケティングをIt's!していきます
…出来るといいな、ではまた逢う日まで、アテブレーベ・オブリガード
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乙
この上なき乙
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おつんつん!
で、うちのドッリオ姉さんをドッピオと表記したのは意図的なんですかねぇ(迫真)
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い、イタリア人だし1文字違いだし…ダメかな?
新スレよー
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