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俺「ストライクウィッチーズの中心で愛を叫ぶ」
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レ::γ,!::::::l::i `゙" f!:。(, ヽ !:/ ' /:/':/ | /,イヘ.. i:. ヘ. ヽ
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/イ i / .:::::ゝ-...‐、. i ` :/ !l:|:. ::;ィ!,ィ' f!:;r 'ヽ ィ"´,ボぅ:.、 !イ` :l:::i. i
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ストパンの世界に俺をいれていちゃいちゃしようずwwwってスレだぞ
妄想を垂れ流すのも、初SSに挑戦するのも歓迎ダゾ!
そこの貴方も書いてみませんか……?
さ、サーニャ!寒かったらくっついてもいいんだな!
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ペリーヌ・クロステルマン中尉。
ガリア出身のウィッチで、年齢は聞いてないけど多分15,6歳くらいの子。
ていねいに切りそろえた前髪と、ふわりと広がり流れる黄金色の長髪が目を引く子。
小柄で、整った服をわずかに押し上げる程度に胸もささやかな、肉付きの薄い、か弱そうな子。
ちょっとつり目気味で、真顔だと怒ってるように見えるけど、微笑むとへろへろと下がる頬がキュートな子。
清楚なふうに見えるけど、怒ったり笑ったり、苦虫を噛み潰すような顔さえしょっちゅう見せる感情表現豊かな子。
強気な感じだけど、一度泣き出すとぼろぼろと涙を流して忍ぶように鳴き声を上げる女の子。
努力家で誠実だけど、ちょっと後先顧みないムチャなところがある放っておけない女の子。
ひとりの人を心の底から尊敬して追っかけることのできる素直な女の子。
本当は優しいし、みんなに恩義も感じているのについツンツンしちゃう素直じゃない女の子。
時に同じ空を飛んで、
時に空を飛ぶ彼女を見上げて。
一緒にメシも食って。
泣き顔も見たし、逆に涙を見られもしたけど。
なぜ。
いつだろう。
俺が、俺なんかが、彼女を好きになってしまったのは。
なんだかな。
確かに、魅力的な女の子だ、とは思っていたんだけどね。
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戦闘演習の翌日、早朝。ブリーフィングルーム
………
……
…
俺「……」
俺「はー」
ばたん
ミーナ「あら、おはようございます<俺>さん。今日はずいぶん早いのね」
俺「あ。
お、おはようございます、ミーナ中佐」
ミーナ「朝のブリーフィングまで、まだ随分時間があるけど、どうしたの?
まだお部屋で寝ていたり、食堂で食事をしていたっていいのに」
俺「あはは、まぁなんとなく。
ミーナ中佐こそ、なぜこんな早くに…?」
ミーナ「一応、ここには書類を置きに来ただけなんだけど。
ブリーフィングの前に準備とか、他にもしないといけないことも多いから」
俺「!
なるほど、愚問でした。すみません」
ミーナ「ふふ、別にそんな気を張らなくても大丈夫よ」
俺「は、はい」
-
ミーナ「ふふ。 そういえば、この基地に<俺>さんが来てからもうひと月ちかく経つのね。
だいぶ<俺>さんも慣れてきた感じだけど、どうかしら」
俺「そうですね。なんかもう、ずいぶん長くここにいるような気さえします…
って、なんか前にも似たような会話をしたような気がしないでもないんですが」
ミーナ「あら、そうだったかしら?
ま、まぁいいじゃない。細かいことは」
俺「あはは、そうですね」
ミーナ「それにしても、昨日はすごかったわね。
あの二人を相手にあそこまで奮闘するなんて」
俺「いえ、俺だけじゃ全然ダメでした。
ペリーヌさんがケツを叩いてくれたから…ペリーヌさんがいた、から」
俺「……」
ミーナ「<俺>さん?」
俺「…あ、あははは。すいません。
あの、もし迷惑でなければお手伝いしてもいいですか?」
ミーナ「あら、いいの?」
俺「ぼーっとしてても退屈ですし、指揮官の仕事ってどういうものなのか知っておくのも悪くないかな、と思って」
ミーナ「まあ。
じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかしら」
-
一時間後、移動中
………
……
…
ミーナ「報告の受領だの陳情受けだのに付きあわせた上に、
荷物持ちまで頼んじゃって、悪いわね」
俺「これくらい全然平気ですよ」わっせ、わっせ
ミーナ「やっぱり、人手があると助かるわね。
つい、忙しくていつもは放って置くしかなかった雑事もいくつか片付いたし」
俺「お役に立てたならなによりです」わっせ、わっせ
どしゃん
ミーナ「…ええ、そこでいいわ。ありがとう」
俺「このくらいならいつでも使ってください。
それにしても、ミーナ中佐はいつもこの手の仕事を一人でこなされてるんですか?」
ミーナ「まぁ、ね…」
俺「はあ…大変ですよね、毎日これだと。
指揮官仲間の坂本少佐にも助けてもらえばいいのに」
ミーナ「……」
-
俺「…すみません、不敬でした」
ミーナ「いいえ、大丈夫。
確かに美緒、いえ坂本少佐はこういった書類仕事や事務仕事は性格的にあまり向いてないけど、
少佐は少佐で実戦指揮や訓練指導とか、もっと実践的な分野が向いているし、それに…」
俺「…それに?」
ミーナ「…ううん、なんでもないの。
気を使わせてごめんなさい」
俺「いえ、そんな」
ミーナ「…ねえ、<俺>さん」
俺「はい」
ミーナ「がんばってね。
だけど、無理はしないで。
この501にいる間も、いつか艦に戻った後も」
俺「?
は、はい」
ぷぁーん…!
ミーナ「そろそろ行きましょう、ブリーフィングの時間よ」
俺「はっ」
-
ブリーフィングルーム
………
……
…
宮藤「あ、ミーナ中佐と<俺>さん。おはようございます」
「おはよう宮藤さん。一番乗りね」 「おはよう、宮藤」
バルクホルン「おはよう…む、ミーナはともかく、宮藤に<俺>少尉か。今日は早くからずいぶんと多いな」
「おはよう、トゥルーデ」 「おはようございます、バルクホルンさん!」 「おはようございます、大尉」
宮藤「あ、そうだ<俺>さん、昨日のケガは大丈夫ですか、化膿とかしてませんか?」
俺「あはは、ありがとう。治療もしてもらったし、全く問題ないよ」
宮藤「えへへ、よかったあ」
バルクホルン「そうか、なによりだな」
ペリーヌ「おはようございます、みなさん」
「おはよう、ペリーヌさん」 「!」 「ペリーヌさんおはよう」 「おはよう、ペリーヌ」
俺「おはよう、ペリーヌさん」
ペリーヌ「ええ。おはようございます、<俺>さん」
俺(ほ…とりあえず、俺はいつもどおり冷静だな)
-
朝のミーティング
………
……
…
坂本「観測所の報告では、本日はネウロイの発生可能性は低いということだ。
よって、本日は予定通りの組で哨戒任務を行う」
ミーナ「…というわけで、各自任務に当たってください。
では解散」
坂本「ところで、昨日演習にあたった4人は、体調に異常などないか?」
バルクホルン「問題ない、少佐」
エーリカ「ちょっと森のなかで擦り傷作ったくらいだけど、宮藤に治してもらったから大丈夫」
ペリーヌ「ありがとうございます。問題ありません少佐」
俺「大丈夫です、坂本少佐」
坂本「ふむ…。
おい、<俺>」
俺「は、はい!?」
坂本「…………。
いや、なんでもない、すまないな」
俺「は、はあ」
-
サーニャ「<俺>さん、今日はいっしょに夜間哨戒ですよね。よろしくおねがいします」
俺「ああ、サーニャさん。よろしくです」
エイラ「…じー」
俺「うっ!?
あ、あのなあエイラ、これは任務なんだから俺を睨んでもだな…。
っていうか俺なんかに嫉妬しなくたっていいだろ」
エイラ「そ、そんなんじゃねーよバカ」
エーリカ「ねーねー<俺>、例のブツはどーなるかんじ?」
俺「あう。えーっと…例のアレは明日の午後に搬入予定です」
シャーリー「ブツって、なにか機材でも取り寄せたのか?」
俺「いやいや、昨日の演習前にかわした賭けの配当です」
シャーリー「あっははは、アレかー!」
俺「ホントに荷台いっぱい頼みましたから、ちゃんと部屋に置く場所つくっといてくださいよ」
エーリカ「やったー!大丈夫、トゥルーデ側の空いてるところにおいてもらうから」
バルクホルン「んな!?」
俺「…まあなんにしろ、今日は夜からだし、少し、寝よ」
-
俺「というわけでおやすみ」ぽす
………
……
…
俺「Zzz...Zzz...」
俺「…むあっ!?」ぱちっ
俺「む、むぃー…」のびー
俺「ふぁ…夕方か」ぽりぽり
俺「んじゅ。
よっしゃ、今日もお仕事がんばりますか。
だが、まずは晩飯だな」こきこき
俺「……」ぽりぽり
俺「…ふむ」しょりしょり
俺「いちおー朝も剃ったけど、もっかい剃っておこっかな、ヒゲ」
-
食堂
………
……
…
俺「お疲れさまー」
宮藤「あ、<俺>さんこんばんは。今日は夜間哨戒ですよね。
ご飯はもうちょっと待っててもらえますか?」
俺「うん、待つよ。っていうか手伝おうか?
味付けは無理でも包丁くらいなら使えるし」
宮藤「いえ、もう下拵えは終わってるから大丈夫です。ありがとうございます」
俺「そっか、じゃあちょっと待たせてもらうよ」どさ
ことことことこと…
俺(くんくん。良い匂い。醤油かな?)
シャーリー「お、なんだ<俺>が一番乗りか」
俺「やあ、シャーリーさん。
もうすぐメシできるみたいですよ」
シャーリー「そりゃ丁度いいタイミングだったな。
となりの席もらうよ」ぽす
シャーリー「あー、良い匂いだな。
これは今日のメシも楽しみだ」
-
シャーリー「<俺>はずっといなかったけど今日は夜からだっけか」
俺「はい。シャーリーさんは?」
シャーリー「あたしはバルクとペリーヌと3人で昼の哨戒。
まったく、君たちは昨日あれだけ大変な目に合わされたのに少佐も容赦ないよなー」
俺「ははは。 まぁ坂本少佐らしいといえばらしいですけど」
ペリーヌ「お言葉ですけど、あれしきの飛行でへたばるわたくしたちではありませんわ、シャーリーさん」
俺「あ」
バルクホルン「まったくだ。
そこらのヤワな連中とは鍛え方が違うのだからな」
シャーリー「よお、ふたりともおつかれ。
もうすぐメシだってさ、まぁそっち座れよ」
ペリーヌ「失礼します」すとん
バルクホルン「ふむ…良い匂いだな。
今日の食事当番は宮藤か」ぼす
シャーリー「ああ。今日のメシはなんだろなー」
俺「匂いと音から察するに煮物とかじゃないですかね、多分」
シャーリー「そりゃカラダがあったまりそうだな。 まぁなんにしろ、楽しみだー」
-
ペリーヌ「…そういえば、今日は夜から雨が降るって気象観測が出てますわ」
俺「そ、そーなんですか?
おかしいな、今日の朝の時点では晴れるって言ってたのに」
バルクホルン「なんでも、急激な低気圧の発達の影響だそうだ」
ペリーヌ「わたくしたちが帰ってくる頃にはもうずいぶん空模様が怪しくなっていましたし
いつもより防水と防寒には気をつけたほうがいいと思います」
俺「なるほどな…。ありがとう、ペリーヌさん」
ペリーヌ「いえ、そんな。あとでサーニャさんにも教えて差し上げて」
バルクホルン「…ふむ」
ペリーヌ「…大尉、どうかなさいましたの?」
バルクホルン「いや、なんでもない。
…仲直りできてよかったな、少尉」
ペリーヌ「?」
シャーリー「ん?」
俺「なな、わー、あー、まぁ…はい、そうですね。
大尉には心配をかけました」
バルクホルン「べ、別に心配はしていない。
ただ、隊員同士の協調に影響があるとよくないと思っただけでだな…」
-
夕食後、夜間哨戒前。ハンガー。
………
……
…
サーニャ「発進準備、完了です」
俺「ペリーヌさんたちの言ったとおり、しとしと来てるなあ。
今日はちょっと厚着しといて正解ですよ、サーニャさん」
サーニャ「ありがとうございました、<俺>さん。
このお天気じゃあ、いつもどおりの格好だったらきっと寒かったですね」
俺「いえいえ、どーいたしまして…じゃあ、そろそろいきますか」
どたどたどた
エイラ「ちょ、ちょっと待ったあー!」
サーニャ「エイラ…どうしたの?」
エイラ「わ、わたしも行く!」
俺「は?
お前な、いきなり出てきて何を…」
エイラ「先行くぞ!」ぶいーん
俺「あ、ああおいおいおい、待てよこら…行っちまった」
サーニャ「…とりあえず、追いかけましょう」ぶいーん
-
空、雨模様
………
……
…
サーニャ「もうエイラ、勝手に一人でいっちゃ、ダメよ」
エイラ「ご、ごめんサーニャ」
俺「たーく、今日は俺とサーニャさんの当番だってのに、どーしたってんだよ」
エイラ「べ、別にいいだろ、わたしの勝手だ」
俺「後でミーナ中佐に怒られても知らないからなー」
俺「まったく、今更俺に嫉妬するような関係でもないだろうに」ぼそっ
エイラ「ん、なにか言ったか?」
俺「なんでもねーよ」
サーニャ「しょうがありません、今日は3人で行きましょう、<俺>さん」
俺「ま、ここまで来といて今更一人で帰すのも…ですしね」
エイラ「ふ、ふん」
-
エイラ「…さみっ」ぶるぶる
サーニャ「もうエイラ、いつもと同じ格好で来るから…」
エイラ「だ、だって今日は晴れるって言ってたから」
俺「情報が古いってーの、まったく」
エイラ「う、うるさいなー!」
サーニャ「エイラ、大丈夫?
もうすぐ雲の上に出るから、そうすれば雨に濡れなくても済むわ」
エイラ「う、うん。
ごめんな、サーニャ」
サーニャ「ううん」
俺「…とは言え、この雨と温度じゃ、雲の上に上がったら上がったで寒そうだな」
サーニャ「そうですね…」
エイラ「スオムスじゃこれくらいの寒さは普通だったんだけどなー。
しばらくこっちにいるうちに寒さに弱くなっちゃったのかな、なはは…」
俺「なはは、じゃねーだろ」ぽか
エイラ「でっ!」
-
エイラ「っってー!
ナニすんだよオマエ」
俺「勝手に出てきたバツだ。
…しかし、まぁ今日は特別寒いのは確かだな、っと」ぬぎぬぎ
ばさっ
エイラ「ぶはっ!
な、なんだこれ」
俺「コートだ、羽織っとけ」
エイラ「べ、別にいらねーよ、こんな…」
俺「あまり暖かくないかも知れないけどな、防水効果はそれなりだから服の前閉じて着込んどけ。
寒いのはどうにもなんないけど、あまり濡れちまうと風邪引くからな」
エイラ「……」
俺「な」
エイラ「わかった、借りる」
サーニャ「<俺>さん、寒くないですか?」
俺「下着も厚めに着込んであるから大丈夫。
さ、早く雲の上にでよう」
-
雲の上
………
……
…
俺「ふー、なんとか濡れなくて済むところまでこれたな」
サーニャ「エイラ、<俺>さん。
ふたりとも、具合は大丈夫?」
エイラ「わたしは大丈夫…ところで、このコートちょっと汗くさいぞ」
俺「なっ…しかたねーだろ、男は汗臭いもんなの。
サーニャさん、俺は大丈夫。
…でも、さすがにちょっとだけ風が冷たいね」
サーニャ「それなら…」もそもそ
サーニャ「よいしょ。
あの、<俺>さん。わたしのマフラーですけど、よかったら」
エイラ「にゃ!?」
俺「いいの?」
サーニャ「首周りだけでも風を防げれば、かなり違うと思いますから。
上着の下から付けてたものですから、濡れてないと思いますし」
俺「確かに体温を維持したいなら5つの首を守れっていうもんね。それじゃ遠慮なくお借りします」
エイラ「うー…」
-
俺「あ…えーとな、エイラ」
エイラ「…いいから使えよ、ソレ」
俺「いいのか。
って、お前に許可求めるのもなんか違う気がするが」
エイラ「コート、借りてるからな…」
サーニャ「いいから、遠慮なく使ってください」
俺「ありがとう、じゃあ…」まきまき
エイラ「…じー」
俺「視線が痛いからやめれ…と、まけました」
サーニャ「どうですか?」
俺「うん、あったかい。サーニャさんの体温もちょっと残ってる感じ」
エイラ「む」
俺「…すんすん。あ、なんかいいにおい」
エイラ「 サーニャのにおいかぐなー!!」
サーニャ「…ばか」
-
哨戒終了、滑走路
………
……
…
俺「あー、終わった終わった。何事も無く済んでよかったよ」こきこき
サーニャ「途中で雨もやんでくれてよかったですね」
俺「まったくです。
さーて、それじゃ待ちに待ったお風呂と洒落込みますか!」
エイラ「!」
サーニャ「<俺>さんは、いつも夜間哨戒明けにお風呂に入るんですよね」
俺「ちょっと微妙に眠気が来てるところで入るお風呂は気持ちいいからね。
それに、やっぱり寒い思いをしたあとは体あっためておきたいし」
サーニャ「確かに、今日みたいな日に入るお風呂は気持いいかも知れませんね」
俺「うん、楽しみだ。それじゃサーニャさん、エイラ。お疲れ様。
エイラ、もう今後はいきなり勝手にやって来るのは勘弁しろよな」
エイラ「お、おう」
俺「それじゃ、おやすみ」すたすた
サーニャ「ふふ、<俺>さん、楽しそう」
エイラ「そ、そーだな…」
-
俺「おっふろお風呂ー♪」すたすた
俺「疲れたあとにゃお風呂がいちばんーっと♪」すたすた
俺「のれんをひとあしひょいくぐり、っと♪」ぱさっ
俺「重苦しい服ぬっぎすててー♪」ぬぎぬぎ
がらっ
俺「はいよ、ひと飛び湯船にとーう♪」ぴょーん
俺「どぼーん!」すたっ
しーん…
俺「お湯はっ!?」
-
俺「……」とぼとぼ
俺「……」とぼとぼ
俺「…はああああああああああああ」
エイラ「あ、いた」
サーニャ「<俺>さん?
どうしたんですか、お風呂じゃなかったんですか?」
俺「それが、それが…何故か湯船にお湯が張ってなくて…うう」
エイラ「お、おい大丈夫かよ」
俺「いや、別に大丈夫だけどさ。
正直、今日みたいな日にお風呂入れないのはちょっと気持ち的に辛いな…」
サーニャ「<俺>さん…かわいそう」
エイラ「……ごめん」
俺「ん、なんか言ったか?」
エイラ「な、ナニも言ってない」
エイラ「……」ごくり
エイラ「あ、あのさ、実はわたしたち、これからサウナいくんだけどさ。
その、なんだ、オマエさえよければその…」
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エイラ「い、一緒にサウナいかな、いや連れていってやっても、いいぞ…?」
.
-
――――
エイラ(べ、別になんてコトはない)
エイラ(確かに、当番兵にウソついて今日の風呂のお湯を抜かせたのはわたしだけど)
エイラ(で、でもこれは…違う)
エイラ(そうだ、どうも最近のこのヘンなモヤモヤを解決するためだ)
エイラ(なんかアイツを見てるとたまに妙にモヤモヤするから、だから)
エイラ(ううん、アイツじゃない。アイツとサーニャのコトが…なんか、一緒にいるとおかしくなって)
エイラ(とにかく、わたしは悪くない)
エイラ(そりゃ、風呂に入れないで落ち込んでるアイツの姿みたら、少し胸は痛んだけど)
エイラ(サウナには、トントがいるから)
エイラ(だから、あいつと一緒にサウナに入ればたぶん、いやきっとトントが教えてくれる)
エイラ(わたしのモヤモヤも、サーニャが気になるのも、ぜんぶぜんぶ、きっと!)
エイラ「よし、いっちょやるかー」
サーニャ「なにを?」
お、おわりダゾ(・×・)
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というわけで今日はここまで
久しぶりに即日で書いて即日投下なんてやってるから
ひょっとしたら手直ししたり、最悪なかったことになるかも知れないけど
まぁ、それはそれで
ではまた
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乙
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乙乙乙
ツヅキマッテルンダナー
-
乙乙
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乙!
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本スレ立てました
俺「ストライクウィッチーズですえへへ」
ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1332420687/
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┼ ●/ 乙なんダナ
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\ ノ
((( (/ ̄ ̄ ̄ ̄(/ヽ)
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__ ギリギリマニアッタンダナ
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本スレがさるったのでこっちで続きを
常連「おい、兄ちゃん!前この近くでネウロイと戦っているところ見たぜ!!()良かったぜ!!」
俺「そう言ってもらえるとうれしいです」
常連「そういや、いつもの姉ちゃんは?」
俺「野暮用で遅れてくるってさ」
常連「へぇ。そういや、兄ちゃんあの娘と婚約したんだって?よかったじゃねえか」
俺「ええ、、まあ、その///」
常連「ははは、照れるな照れるな!俺も新婚の頃が懐かしいや!」
そういった風に常連と騒いでいるとビューリングが店に入ってきた
常連「おっと、俺たちはもうお邪魔だな。頑張れよ!!」
そう言いまた常連達で盛り上がる
ビューリング「すまんな」
-
俺「別に」
ビューリング「…やけに楽しそうに騒いでいたじゃないか」
俺「…ああ。それよりその封筒は何だ?」
ビューリング「これか?まあ、国籍軍籍に関する書類。結婚の為のな」
俺「そうかそういう準備もいるよな」
ビューリング「そういえば、マンネルハイム将軍も裏で動いているらしい」
俺「俺たちの為に?」
ビューリング「…ああ。らしい」
俺「ありがたいもんだ。まぁ飲もう」
━数時間後━
俺「…」
ビューリング「…」
-
俺「おい、雪がちらついてるぞ」
ビューリング「…スオムスだから当然だろ」
俺「そうじゃなくて帰れなくなるかもしれんから、早いうちに出よう」
ビューリング「…仕方ない。おい、勘定」
━外━
まだ、早い時間のせいか通りにはまだ人が多い
俺「…寒い」
ポケットから煙草とライターを出して、火をつけようとするが
俺「あれ?」
ビューリング「火がつかないなら、ライター貸そうか?」
俺「いや、火ならあるさ」
-
そう言い咥えたタバコの先を火のついたビューリングのタバコの先にくっつける
通りにいた人たちが歓声を上げる
ビューリング「おい…人前だぞ」
俺「?」
いまいち状況が飲み込めない
俺「え、普通だろ今の」
ビューリング「今の何ていうか知ってるのか?」
俺「知らん」
ビューリング「…シガレットキス///」
俺「…スマン」
-
ビューリング「いや、別にシガレットキス自体はいいんだ。…ただやる前に一言言ってくれ」
俺「…分かった」
ビューリング「…こんなふうにな。いいか?」
俺「ああ」
人前で気恥ずかしいと思いながらも軽くキスをする
通りから再び歓声が上がる
俺「さすがに恥ずかしいな」
ビューリング「…もう夫婦なんだからいいじゃないか」
俺「///」
ビューリング「…帰るぞ」
俺「ああ」
基地に帰ってからいきなり整備の連中に殴られたのは別の話である
-
終わり
続け
-
乙ー
ビューリングさんかわいい
スレ立ててくる
-
NEXT
俺「ストライクウィッチーズは伊達じゃない!」
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14336/1332472481/
-
両者とも乙乙乙
-
乙!
壁が……
-
__ _
 ̄ ¨¨ミ .. ≦ ミ
´ ≦ ` ー ≧ .: ´ ‐… ≧ \
/ :/ .: / ヽ`Y´ .:/ : Y \: ヽ
/ .:/ / / / | ノ :/ ..: }: }\ `ヽ. \ ',
. / .;. / / /.釗 =彡i ; .: /,小.从トミ:.. ∨ .:ハ\:∧
″ / / .; / / :|// .:|l .:ソjノ{ //| |\:| ゝ `ヽ.:. ∨:|:. ∧
. } :/ / ′ ://| / ノ|:|/ :小 .:/イ{い //i | l }ト. }斗−\:. .: i:. ,
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うめ
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梅
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竹
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竹……竹井じゅんじゅん
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こんな奴らのために、もう誰かの涙を見たくない! みんなに笑顔でいて欲しいんです!
だから……見てて下さい、わたくしの……
SPT!
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