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渡来船2
87
:
カサブタ
:2012/03/17(土) 00:09:25
「そう、それじゃ・・・狂ってしまいなさい!」
ローズはそう言うと、残虐な暗い微笑みを浮かべて鋭い牙でカズの肉棒に噛みついた!
「あうッ、あーッ!ぎゃーッ!!!」
静まった部屋の空気をかき乱すようなカズの悲鳴が室内に轟いた。
それは肉棒が火で炙られたような鋭い痛みだった。
足をバタつかせて必死になって逃げようともがくが、ローズはそれを許さなかった。
ごくッ、ごくッと生血を飲む音があたり一面になり響き、なおも肉棒に食い込んだ牙を沈めていった。
「あらあら、そんなに痛いの・・・可哀想に・・・クスクス」
カズの苦痛で歪んだ顔をのぞきこんだマリアは、さもその表情を楽しんでいるようだった。
「ああ、ううッ・・・くーッ!!」
(お、おかしい・・・これは・・・ど、どういうことなんだ!)
血を抜かれてるはずの真っ赤な薔薇色に染まった肉棒は、
火照った体の奥からなをも痛みとともに淫らな欲望が疼きこみ上げてくるのでした。
「ふふ…いい感じに熟成してきましたわ。お姉さま…。」
「そうね、じゃあそろそろ……。」
「ふふふ、喜びなさいボウヤ。 美しいローズお姉さまが、イケないあなたの為に最高の快楽を与えて下さるわ!!」
マリアはカズの首を掴んで再び仰向けにベッドに寝かせると、ローズがカズの前に来た。
「さあ、ボウヤ。お望み通りイカせてあげるわ!
抵抗していたことがバカみたいに思えるくらい、最高の快楽を味わわせてあげる!!」
バサァァァッ!!
そういうとローズはマントを大きく広げ、ドロドロに液を滲ませる自らの女性器を見せ付けた。
おぞましいまでに大きくグロテスクなヴァギナにカズは戦慄する。
それもそのはず。これまで数え切れないほどの男の命を枯らせてきたそれは、命を生み出す為の物では決してなく、命を吸い取る為にある捕食器官なのだ
「うわぁ・・・・っ!! い・・・いやだ・・・、 やめて・・・やめてください・・・!!」
もしも、あの中に挿入してしまったら・・・、
そこに待っているのは死なのか、それとも別の何かなのかわからない。
だが、その恐怖を塗りつぶす程の恐ろしいまでに絶大な快楽が待っているに違いない。
それが逆に怖かった・・・。悲しいかな、生来のスケベ心のために快楽に身を任せてしまい気持ちもあるのだが・・・。それによって自分の大事な何かが確実に終わりを迎える気がしてならなかった。
だが、もはやカズに選択する権利などない・・・。彼の運命はもう二人の魔女の物だ。
「私たちに服従を誓っておきながら、今更逃げられると思うの?」
「マリア、この子の後ろは頼むわよ。」
「ええ、わかっていますわ。」
マリアは後ろからカズを羽交い絞めにしたまま身体を仰け反らせた。
カズはそれから逃れようと必死にもがくがローズとマリアの腕でいとも簡単に制されてしまう。一見、華奢で細い腕なのにその力は万力のようだった。
「覚悟なさい、ボウヤ。 ただイカせるだけじゃなく心をズタズタに引き裂いてあげるわ!!」
ブワァァ、とローズの大きなマントがマリアもろともカズを覆い込む。彼の頭はローズの胸の中に沈み、
体はローズとマリアの冷たく柔らかな肢体に挟み込まれた。
「ううぅ・・・っ!! ああぁ・・・っ!!」
(気持ちいい・・・っ!! 気持ちよすぎておかしくなるっ!!!)
「うふふ、いくら暴れても無駄よ。あなた程度の力では私たちから逃れられる筈が無いわ。」
「クスッ、藍さんではなく私たちに犯されるのが悔しいの? その苦しそうな顔、素敵よ…。
もっと、泣き喚いて…、もっと苦しんで…、カワイイ悲鳴をもっと聞かせて…。」
「ふふ…、マリアったら。本当におイタが好きなのね…。 涎が出ているわよ?」
「うふふふ・・・・・・。」
「ほほほ・・・・・・。」
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