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仮投下スレpart1
12
:
誠剣伝説
◆BoVaEdQZq.
:2011/02/25(金) 23:10:39
満天の星空の下、煙を吹き上げる校舎を振り返り、少年は呟いた。
「ケッ、どうかしてるぜまったく……」
そして再び前を向き出来るだけ早く速く歩き続ける。他の参加者達がアレを見て近寄ってくるとマズイし、何よりもまずは苦しげに呻き声を挙げ顔に血のかかった怪我人の身の安全を守ること、それが彼のセイ義に繋がるからだ。
時は少し遡る
「ボケがッ!どうなってやがる!?」
机を叩き子供が一人歯を剥いて憤慨している。彼の名は雲仙冥利、箱庭学園の誇り高き風紀委員長でありルールのためならどれ程人を傷つけようとも構わぬ刀のような人物であった。
彼が目覚めたのは教室の真ん中、机に寝そべるような形で放置されていた。
起きてすぐ思い出すのは運ばれてくる直前の出来事。
「球磨川の差し金か?いや逆に奴が理事長の刺客だったって方がしっくり来るか・・・・」
自分達がいくら痛め付けようともまるで無限ループの如く再生してきた男、球磨川禊。その男に好き放題痛め付けられ気を失い、気がつけばこの計画に連れてこられていたのだ。
あれは一言で言えば異常(アブノーマル)を飛び越えた異常の中の異常、あの理事長が目を付けないわけがない。恐らくこの殺し会いとやらは全国から球磨川と同類の化け物を呼び寄せ現フラスコ計画と闘わせる事でどちらがより優れているかを競わせるつもりで開かれたものなのだろう。
そう検討をつけ同時に
(なめるなよジジイ……!)
そういう思いが込み上げてきた。
彼はこれまで幾度となく自らの信じる正義、【みんなで決めたルール】を破戒する者達へ処刑とも呼べる鉄槌を下してきた、生徒も教師も、敵も味方も。
今回の場合はどうだろうか?学園の長たる者の管理する場所ならばきっとこの校舎含めた敷地一帯も風紀委員会の管轄内である箱庭学園ということだ
そこで騒ぎを起こすものは全て悪である
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