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0さん以外の人が萌えを投下するスレ

21222-470続き 1:2011/10/07(金) 11:20:10 ID:eIjuahuo
本スレ470です。
確かに最後あれではスッキリしないなと思いましたので、蛇足ながらちょこっと続きを書きました。

「書類は揃えましたし、当座はあれで大丈夫でしょう。
 …さて、御主人様は…軽い脳震盪、ですかね。
 気絶というより、もう眠っておられるようだ。
 だいぶお酒を召し上がられているようだし、最近お忙しくてお疲れだった影響もありそうですね。
 ベッドに運んでおきましょうか」
ファサ
「一応、朝起きたら医者を呼ぶようには指示しておきましたが、
 変ないびきもかいていないようですし、とりあえず無事そうですね。
 …良かった。」フウ
「さて、待ち合わせまであと1分少々ありますね…ふむ。」

「ご主人様、起きて下さい。」
「…うーん、もうちょっとー…」
「朝ですよ。起きて下さい。」
「…あと少し…だけ…」
「起きなさい!ぼっちゃま!」
「ひあ!爺!?ごめんなさい!…え?」
「おはようございます、御主人様。
 …まったく、だからあれほど御就寝前のお酒はお控えくださいと、爺が口を酸っぱくして申し上げたではないですか。
 酒は百薬の長ですが、過ぎると毒なのですよ。」ガミガミガミ
「…ちょっとまって、爺?あれ?なんで?」
「理由はこちらです。」ペラリ
「…辞表…」
「はい、2枚。」
「…あー…」
「さて、御自分の一時の出来心のせいで、優秀な部下を2人も失った御気分はいかがですか?」
「夢じゃなかった…」ショボン
「ええ、おかげさまでこのロートルまで駆り出される事態です。」
「…ごめんなさい。」
「とはいえ、屋敷内の者たちの気持ちが動揺しているだけで、引き継ぎ書類は完ぺきでした。
 ざっと目を通しましたが、すぐには困りませんし、たちまち代わりの者でも処理できるようになっておりましたよ。」
「そうか」
「まったくあの子たちは優秀な人材でしたねぇ。ああ惜しい惜しい。」
「…泣きながら床擦り土下座で謝ったら、許してくれないかな…」
「それはかつての坊ちゃまの得意技でしょう。
 まだお可愛らしかった御幼少のころならともかく、今のご容姿でされても不気味なだけです。」
「だよねー…。爺!」
「はい」
「今回の件は、私に全ての責がある。急ぎあの二人を探してくれ。」
「そうおっしゃると思いまして、現在ツテを総動員して捜索中でございますよ。」


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