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歌は死なない(SixTONES、Snow Man中心)
3
:
ハルカ
◆OZ6mRB2yYc
:2018/12/07(金) 17:29:46
「C組…ここか」
俺は、ファイニル学園の校門を潜った後、担任教師の戸塚先生に校内を案内されながら、ある教室まで連れてきてもらった。
「森本くん、大丈夫かい? 緊張は――してるよね」
「大丈夫です、先生。俺は、進んでこの学校に通うと決めたんですから」
「それなら、いいんだけど…」
俺の答えを聞いた戸塚先生は、心配そうに見つめてきた。
まぁ、無理もないか。
ここは、ただの学校じゃないからな。
年齢もバラバラだ。
俺は、スッと自分の胸に手を当てた。
(――行ってくるから、龍)
そう心の中へ語りかけた後、俺は、ドアを開ける戸塚先生に続いた。
教室の中は、男子生徒だらけだった。
女子生徒は、1人もいない。
そりゃ、そうだ。
ここは、男子校だからな。
「おはようございます。今日は、転校生を紹介します。森本慎太郎くんです」
「――森本慎太郎です。よろしくお願いします」
先生に紹介され、俺も自己紹介しながら、頭を下げた。
「慎太郎?」
聞き覚えのある声が、俺の名を呼んだ。
「えっ?」と、俺は顔を上げた。
「慎太郎――慎太郎だろ!?」
「――京もっちゃん!?」
窓際の席から、俺を呼んだのは、京もっちゃんだった。
京本大我。
俺の幼馴染で、もう1人の兄貴的存在だ。
「あれ? 知り合いなのかい?」
「はい、幼馴染です」
「じゃあ、ちょうどよかったよ。森本くん、京本くんの隣に座ってもらってもいいかい?」
「わかりました」
先生の言葉に頷き、俺は京もっちゃんの隣に向かった。
それにしても、このクラスに、まさか京もっちゃんがいるとは――流石に、予想してなかった。
どうして、この学園に――?
もしかして、俺と同じ目的で――?
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