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永瀬廉 受け

1:2013/08/25(日) 23:32:13
廉が受けでお願いします

亀更新です

424NR:2015/10/12(月) 03:42:20

Side 紫耀

翌日。

現場に着くと、廉以外は全員揃ってた。

海人「紫耀、おはよー」

紫耀「おはよぉ、…廉は?」

海人「まだ来てないよ」

神宮寺「って言うか昨日は紫耀ん家に泊まったんじゃないの?」

岩橋「確かに。今日絶対一緒に来るとおもったのに」

紫耀「…」

神宮寺「…何かあった?」

ガチャッ、

岩橋「…あ、」

海人「廉!おはよー」

廉「…おはよう」

岸「うぃーす」

廉「あ、きてぃ、コレありがと」

そう言って岸君に保険証を返す廉。

岸「どうだった?大丈夫だった?」

廉「うん全然余裕やった、結局使わんかった」

岸「そっか、なら良かった」

425NR:2015/10/12(月) 03:56:23

Side 紫耀

廉「ジン、おはよ」

神宮寺「おはよ」

玄樹「廉、おはよ」

廉「おはよ」

廉が皆に挨拶しながら荷物を起きに近くのテーブルまで来る。

チラッと廉を見ると目が合った、

…でも一瞬でそらされて、

廉「おはよ…」

と小さな声で素っ気なく言って廉は通り過ぎた。

俺は何故か焦って咄嗟に廉に話し掛ける。

紫耀「廉!あの、昨日は…」

でもすぐに廉によって遮られた。

廉「紫耀、昨日はごめんな!
俺、急にやらなあかん事思い出してあのまま自分の家帰ってもうて。
もうすぐテストやからさ、」

紫耀「廉…」

謝ろうとおもったのに、先に謝られてもうた。

バレバレな嘘までついて。

426NR:2015/10/12(月) 04:18:06

Side 廉

俺は紫耀から目線を外して話し掛けるなオーラを放ちながら、向かいの鏡に映る自分の前髪をセットする事に集中した。

この日は結局これ以降、俺と紫耀が話す事は無かった。


今日はクールなテーマで撮影やったから、無理矢理笑わんで済んで正直助かった。


それなのに何故か帰り際、俺だけマネージャーさんに呼ばれた。

何やろ、俺何かしたっけな…。

マネ「明後日の撮影後、空いてる?」

廉「え、明後日ですか?」

マネ「そう。出来れば、よっぽどの用事じゃない限り空けて貰いたいんだけど」

廉「大丈夫ですけど…」

マネ「オッケー、じゃあそのまま絶対空けといて」

廉「俺だけ?何の現場ですか?」

マネ「…大事なお客様の接待だよ」

廉「接待…」

427NR:2015/10/12(月) 04:34:25

Side 廉

『接待』と聞いて、普段はそういう事に疎い俺でもピンときた。

以前、のんちゃんや勝利さんから聞いた事がある。

お偉いさんと『お食事会』という名目で、所謂『性接待』をさせられる人が居るって。


…俺、実は未だ童貞やねん。

初めてが知らんオバサン(?)とか絶対嫌や!

でも断れへんし…

どないしよ…

こんな時、紫耀やったら平気なんかな…

!!


その時、一つの考えが頭に浮かんだ。


普段の俺やったら、そんな考え、頭に浮かんだとしても実行にうつしたりせえへんのに、
きっと切羽詰まっておかしくなってたんやとおもう。


俺は迷わず実行にうつした。

428NR:2015/10/12(月) 04:52:57

Side 廉

俺は考えが変わらんうちに、紫耀を呼び出した。

連絡した時、紫耀はかなり驚いてた。

というのも、俺の呼び出した場所が、あろう事かラブホの一室やったから。

俺は先に着いて、部屋で紫耀を待つ事数分。

すぐにインターホンが鳴った。

ドアを開けるとすぐに紫耀が部屋に入ってドアを閉めた。

紫耀「何でよりによってラブホなん?」

廉「…単刀直入に言うな?

紫耀、一回だけで良いから

俺と寝てくれへん?」

429風奈:2015/10/13(火) 22:26:01
れいなちゃん、ひさしぶり!風奈だよ!覚えてる?全然来なくてごめんね!

小説、すごくおもしろい&ドキドキキュンキュンした!紫耀君の廉君を思う気持ちに涙が…
でも、廉君がラブホで紫耀君と?それに紫耀君はどんな反応するのかが、楽しみ♪

また、来るね!

430RN:2015/11/02(月) 19:58:49

いよいよ廉君の初めてが紫耀君のものに…。

今まで、せっかく両おもいになったのに初めてはのんちゃんのものになっちゃったり、
片おもいが報われず勝利とセフレになったりしてたけど、やっと…。

でも、このままうまくはいかないんだけどね…。

不憫萌えの変態でごめんね廉君…。



>>風奈
久しぶり!勿論覚えてるよ!
コメントありがとう!

いつも面白いとか感想くれてめっちゃ嬉しいし励みになってます☆
忙しさにかまけてずっと放置してたけど、11月からまた少しずつ更新したいとおもいます♪

431名無しさん:2015/11/07(土) 22:53:24
もぅ最高です!続き楽しみにしてます!

432NR:2015/11/30(月) 13:36:41

紫耀「…は?何言うてんの?」

廉「せやから、俺と」

紫耀「そうやなくて!何で急にそんな事」

廉「時間ないねん!俺には」

紫耀「…どういう事?」

廉「…実は明日、『接待』に行かなあかんねん。

でも…俺、どうしたらいいかわからんくて。

まだ誰ともした事ないし…」

紫耀「…何で俺なん?」

廉「っ!
しょ、紫耀ならそういうの慣れてるかなって…経験豊富そうやし…」

紫耀「チャラ男って事?(笑)」

廉「っ、いや、ちがくて…あの…その」

紫耀「ま、別にええけど?
相手したっても」

廉「っ、ほんまに?」

紫耀「この間のお詫びもせなあかんしな。

色々教えたるわ、…手取り足取り」

廉「…」

紫耀「その代わり、」

廉「?」

紫耀「後悔しても知らんで」

廉「え…」

…それ、どういう…意味や?

433名無しさん:2015/11/30(月) 13:49:36
いつも楽しみにしてます!
これからもよろしくお願いします♪

434NR:2015/11/30(月) 13:55:57

名無しさん、コメントありがとうございました!

こういうコメントを見るとやっぱ頑張ろっていう気になります!

何とか11月中に一回は更新出来て良かったです、でも年内にもう少し更新したい…。
最近本当に亀ペースですみません(>_<)

因みに前回間違えて名前がRNになってましたけどちゃんと本人です(;^_^A

435名無しさん:2015/11/30(月) 17:17:14
全然大丈夫ですよ〜♪
自分のペースで頑張ってください!

436名無しさん:2015/12/21(月) 03:48:08
すごく面白いです!
更新頑張ってください♪

437NR:2015/12/21(月) 11:08:27

Side 廉

後悔なんてするわけない。

こんな形やけど、ずっと好きやった人とこれからエッチ出来る。

しかも俺にとっては初体験。

こんな幸せな事、二度と無いかも知らん。

この時の俺は、そんな風に甘く考えてた。

多分、舞い上がってたんやとおもう。



紫耀「風呂入る?それともこのまますぐヤる?」

廉「えっ。ど、どっちでも…」

家で一応シャワー浴びてきたけど、ここでももう一回浴びといた方がええんかな、

でも俺が風呂入ってる間に紫耀の気が変わって、やっぱ止めるとか言われたら嫌やし…。

紫耀「あっそ、ほんなら俺も後でええわ。

とりあえず服、脱いで」

438名無しさん:2015/12/21(月) 11:18:41
更新ありがとうございます。
続きが楽しみです!

439NR:2015/12/21(月) 11:32:06

Side 紫耀

相手が廉やからって、特別優しくするつもりは無い。

他の子と同じ様に、いつも通り扱わんとあかん。

そうせな、変な期待さすだけやし。

今日限りの、最初で最後の関係なんやから。



俺はいつも通りに振る舞う事を意識し過ぎて、むしろいつもよりちょっと冷たくなってる事に気付かんかった。

440NR:2015/12/21(月) 11:34:20

名無しさん、いつもコメント本当にありがとうございます!

更新遅くてごめんなさい(>_<)

ちょっとずつですが頑張ります。

441NR:2015/12/21(月) 11:47:03

Side 廉

俺は紫耀に言われるままとりあえず服を脱ぎ始めたけど、めっちゃ緊張してちょっと手が震えた。

チラッと紫耀を見ると、紫耀も服に手をかけてるところやった。

…ヤバい、Tシャツの脱ぎ方すらもう既にカッコイイ。

しかも相変わらず凄い筋肉。

何なん、あの身体。

あれで全然鍛えてへんとか信じられへん。

年齢やって俺と大して変わらんのに…。

紫耀「廉。手、止まってんで」

442NR:2015/12/21(月) 12:02:09

Side 廉

はっ。

紫耀に言われて気付くと、恥ずかしい事に紫耀に見とれて俺の手は疎(おろそ)かになってた。

廉「あ、ごめん」

まだ上半身しか脱いでない。

紫耀「もう〜、しゃあないな〜」

そう言って紫耀は俺のベルトをゆるめると、ズボンのボタンを外し、素早くチャックを下ろす。

紫耀「廉、お尻浮かせて」

そして一気に下着ごと脱がされて全裸になった。

443名無しさん:2015/12/21(月) 20:56:51
とっても面白いです♬♪♩♬
更新まってます♪
自分のペースでp(´∇`)q ファイトォ~♪です!

444NR:2015/12/21(月) 22:54:19

Side 廉

何か色々な意味で恥ずかしい。

俺、何でこんなにヒョロヒョロなんやろ。

こんな事ならもっとちゃんと鍛えといたら良かった…。

紫耀「廉、キスも初めて?」

廉「えっ、」

紫耀「てか、今まで誰かと付き合った事とかあんの?」

廉「…ない…」

紫耀「何でなん?前から不思議やってん。
廉モテるし学校でもめっちゃ告られてるやん。

…まぁ別にええけど」

廉「…」

お前のせいや、

全部、お前の事が好きやからや。

言ってしまいたい衝動にかられるけど、ここで言ったら水の泡。

せめて全部終わるまでガマンせな。

紫耀にとっては特に意味もない、何となく聞いてみただけの質問なんやから。

445名無しさん:2015/12/22(火) 02:01:45
面白過ぎて続きが気になって眠れませんが無理せず頑張ってくださいませ〜。
返信不用です。

446NR:2016/01/02(土) 10:37:35

Side 廉

紫耀「廉、」

廉「ん?っ!」

そんな事を考えてたら紫耀にキスされた。

優しく唇が触れるだけのキス。

紫耀「キスする時は、目閉じるもんやで」

廉「…」

ふいに、この間ゆうさんに氷を口移しされた時の事を思い出す。

紫耀「どうしたん?」

廉「…たりない」

紫耀「へ?」

こんなんキスちゃう。

もっと激しいやつが良い。

俺は呆けてる紫耀の唇に、自ら口付けた。

447NR:2016/01/02(土) 12:46:02

Side 廉

俺が紫耀の唇を軽く舐めると、最初は目を見開いて驚いてた紫耀も、睫毛を伏せて舌を絡め始めた。

何てエロい表情なんやろ…。

ホンマはずっと見てたいけど、さっき紫耀に目を閉じろ言われたから仕方無しに目を閉じる。

俺は暫くの間、紫耀に身を任せて大人しく翻弄された。

ぴちゃぴちゃ、

静かな部屋に卑猥な水音が響いて、やけに耳につく。

信じられへん。

ずっと憧れてた紫耀と俺が今キスしてるやなんて。

紫耀にとっては、たかがキス。

誰とでもしてるし、何て事ないんやろうけど。

俺にとっては大好きな人との、大切なキス。

改めて意識すると何か変な気分になってきて、ちょっと息があがった。

廉「…はぁ、しょ、くるしっ…」

紫耀「顔、真っ赤やで?(笑)」

448NR:2016/01/02(土) 14:10:42

Side 廉

俺が背中を叩くと紫耀は唇を離して笑った。

…名残惜しい。


やっぱ紫耀の事が好き、大好き。

言いそうになるけど必死に堪える。


紫耀「キスだけでこんなんなってもうたん?やらしいなぁ」

そう言うと紫耀は俺の半勃ちの下半身にソッと触れた。

廉「ぁ、」

紫耀の温かい右手に包まれて、ゆっくり上下に擦られる。

廉「ゃ…っ、」

紫耀「イヤなん?ほんならやめるけど」

俺は顔を横に振る。

イヤやない。

むしろ気持ち良い。

紫耀「何?言うてくれんとわからんし」

449NR:2016/01/02(土) 15:38:53

Side 廉

紫耀の意地悪。

廉「…もっとして…」



紫耀「…なぁ、廉、ほんまに初めて?」

廉「え?」

紫耀「ひとりエッチとか、よくするん?」

廉「…は?何言うてんの?」

紫耀「いつも何考えてしてんの?」

廉「ちょ、」

紫耀「俺の事考えてシた事ある?」

廉「!」

紫耀「いつもやるみたいに、やってみせてや」

廉「なっ…」


何なん、急に!?

450NR:2016/01/02(土) 17:08:45

Side 紫耀

廉とは寝ないつもりだった、っていうか寝ない様に気を付けてた。

気が合うし、普通の友達で居たいって久々におもった人やったから。

ひとりの人として好きやから、寝たらアカンって言い聞かせてた。


俺、家庭がちょっと複雑やから、さみしがり屋さんやし、常に人肌が恋しいねん。

だからちょっと仲良くなってそういう雰囲気になったら、今まで、男女関係なくすぐそういう関係になっててん。

廉は基本的にマジメやから一緒におってもそんな雰囲気にならんかったし、絶対大丈夫やって安心してたのに。

何でこうなったんやろ。

寝たら、やっぱ友情壊れてまうんかな?

それともこのまま廉とも今までの友達みたいに、まさかのセフレになるんかな?

451NR:2016/01/03(日) 14:44:24

Side 紫耀

でも皆、一回寝ると急に今まで通りやなくなって、自分が一番やないとイヤやとか言い出して、嫉妬したりして…ホンマにダルい。

せやから俺は特定の彼女とか親友とかは絶対つくらんって決めてる。

男も女も、みんな単なる友達や。

…けど廉は、俺の事を一体何やとおもってんねやろ。

普通、今まで単なる男友達やとおもってた奴と急に寝れるか?

いくら明日接待があるからって…。

俺ならともかく、廉はマジメやし。

好きな子以外とはそういう事したらあかん!とか言いそうやのに。

しかも相手は男(俺)やし。

俺と一緒で実は男もイケるんかな。

廉、モテるのに誰とも付き合ったりせーへんけど、好きな子とか居らんのかな。

謎やわ…。

452永野みく:2016/01/03(日) 15:07:01
はじめまして!!
小説すっごくおもしろくて読ませてもらってました(*ˊ˘ˋ*)♪
続き楽しみです!更新がんばってください!

453NR:2016/01/03(日) 15:20:37

みくさん、コメントありがとうございます(^^)
私もみくさんの小説読んでます。
人見知りなのでロム専ですみません(>_<)
みくさんの小説は学園モノの青春って感じで凄く良いですよね。
私は変態で不憫萌えなので、なかなか幸せな恋愛が書けなくて廉君に申し訳ないです(苦笑)

マイペースに更新するので、今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m

454永野みく:2016/01/03(日) 15:52:39
私の読んでくれていて嬉しいです(。-_-。)
ありがとうございます!
いやいや全然大丈夫ですよ!
NRさんの小説も廉くんの控えめなとことかしょうくんのちょっとチャラい部分とか萌えます←笑
最近更新多くて嬉しいです!
楽しみにしてます!

455NR:2016/01/03(日) 16:15:50

Side 廉

実は俺、そんなに性欲強い方やないみたいで…ひとりエッチすらやった事ない。

廉「…」

紫耀「どないしてん、まさか…」

廉「…やり方わからん」

紫耀「マジか!」

どないしよ…紫耀…さすがに引いたかな…。

紫耀は、うーん…と腕組みをしながら考えてから、「あっ!」と呟くと、閃いた!とばかりに、一気に明るい顔になった。

紫耀「ええ事思い付いたで!」

廉「何?」

紫耀「二人エッチしよ!」

廉「…何それ…」

普通やん。

456NR:2016/01/03(日) 16:52:14

Side 廉

紫耀「今、普通やん。とかおもったやろ」

廉「うん」

紫耀「ちょっとこっち来て」

紫耀はベッドに腰掛けると、ぽん、と自分の太ももを叩いた。

紫耀「おいで、廉」

お互い裸やから恥ずかしいし…おそるおそる隣に座る。

すると、

紫耀「ちゃう、ここや」
と言って、紫耀の足の間に座らされた。

後ろから紫耀の手がまわってきて、優しく俺のお腹付近で抱き締められる。

紫耀の体温を直に感じてドキドキする。

近すぎてお互いの心臓の音が聞こえてまいそうや。

紫耀「廉、自分のモノ握って」

廉「へっ!?」

紫耀が喋る度に、首筋に息がかかる。

457NR:2016/01/03(日) 19:50:37

Side 廉

びっくりして変な声でてもうた。

紫耀「ほら、はよ握ってって」

そんなまるで寿司でも握るみたいに軽く言わんとって(汗)

何で好きな人の目の前で自分のモノ握らなあかんねん。

紫耀「もー、はよしてや。できひんの?出来るやろ?」

ヤバい、ちょっとイラってしてる。

紫耀「ほら、」

そして紫耀は、俺の手を取って、俺のモノを握らせると、さっきと同じ様に上下に扱きだした。

紫耀「これが二人エッチ。廉は俺に任せとけばええから」

458 ◆bvx6M214z.:2016/01/04(月) 23:59:58
更新頑張って下さい!

459NR:2016/01/25(月) 16:04:51

Side 廉

握ってるのは自分の手なのに、それを上から激しく動かしてるのは紫耀の指先で。

何とも言えない不思議な感覚。

廉「んっ、ぁ!」

自分の手の中で、少しずつ自身が膨張していくのがわかる。

恥ずかしい…。

紫耀「気持ち良い?」

廉「わからんっ…何か、変っ…」

紫耀「素直やないなぁ…こんな濡れてんのに。
ほら、もうびちょびちょやで?」

ぐちゅぐちゅ、静かな部屋に卑猥な水音が響く。

460NR:2016/01/25(月) 16:24:48

Side 廉

廉「ぁ、あっ!」

紫耀「なに、イきそう?ええで、」

紫耀が扱くスピードをあげる。

俺の手はただ自分のモノに添えられてるだけ。

どんどん下腹部から射精感が沸き上がってくる。

廉「あっ、あかんっ!」

一瞬ビクッと身体が強張ったかとおもうと、勢いよく白濁した液が飛び出た。

余韻でまだ少し太股が痙攣してる。

紫耀「どうやった?初めての二人エッチは」

廉「…はぁ…はぁ」

まだ息も整わないし頭も朦朧としてる。

多分顔も真っ赤や。

恥ずかしくて死にそう…。

461NR:2016/01/25(月) 16:52:05

Side 廉

紫耀「ほんなら、本番いこか。
こんだけヌルヌルなら余裕やろ」

廉「えっ…」

そう言うと紫耀は、今俺が紫耀の手の平に出した白濁液を自分の中指に絡め取って、

紫耀「チカラ抜いてな」

俺のお尻の穴に入れてきた。

廉「んんっ、ぅ!」

紫耀「く…キツい、れん、四つん這いになって」

後ろから背中を押される。

ベッドに両手をつくとギシッと軽くスプリングが軋んだ。

ふと顔をあげると、目の前の鏡に雌豹のポーズをした自分がうつって、一気に羞恥心とともに現実に引き戻される。

462NR:2016/01/25(月) 17:08:36

Side 廉

紫耀「どうしたん、めっちゃ締め付けてるけど」

鏡の中の紫耀と目が合ったから慌てて反らす。

一瞬見えた紫耀はホンマにイケメンで優しそうな表情で、めっちゃ良い身体してた。

あんな表情でエッチするんや…。

もう一回ちゃんと見たいけど、見れない。

少し切なくて下腹部がキュンとした。

紫耀「れん、まだ2本しか入ってへんけど。
指ちぎれそう(笑)」

紫耀が耳元で吐息混じりに囁く。

紫耀「そんなに離したくないん?俺の指…」

耳を形に沿ってねっとりと舐められてから、耳たぶを紫耀の厚くてセクシーな唇の中に含まれた。

463NR:2016/01/25(月) 17:32:25

Side 廉

紫耀の低いハスキーボイスと、ピチャピチャという水音がダイレクトに耳に響いてビクビク感じる。

いつの間にか指は増やされ、中でバラバラに動かされてた。

紫耀「そろそろええかな、」

紫耀の細くて長い指が一気に引き抜かれただけで、身震いする。

廉「んっ…」

と同時に、期待と不安で後ろがヒクついてるのが自分でもわかった。

紫耀「挿れるで」

紫耀が俺のお尻を掴んで左右に開くと、指とは比べ物にならない質量のモノが俺の後ろに宛がわれた。

廉「んんっ!あぁっ、」

痛い、苦しい。

464NR:2016/01/25(月) 17:54:57

Side 紫耀

紫耀「れん、まだ先っちょしか入ってへんから…ちから抜いてって」

何もかも初めてなんやからしゃあないけど、とにかく廉の中はキツい。

さっきも俺の指ぎゅうぎゅう締め付けてきたし、今やって入り口で拒否られて先に進まれへん。

身体は正直やから、お尻の穴はヒクヒクしてるし欲しがってる筈やねんけどな。

でも新鮮やし、やっぱ俺が初めての相手っていうんはちょっと優越感もある。

誰も知らん、未開拓な廉の身体。

傷付けん様に、なるべく切れて出血したり痛かったりせん様に、大事に抱かんとな。

思い出した、そういえば廉は乳首が弱いんやった。

俺は片手で廉の腰を固定して、もう片手で乳首を弄った。

廉「ひぁっ!?」

465NR:2016/01/26(火) 23:18:50

>>栗さん

コメントありがとうございますo(^^)o
亀の如くノロノロペースですが、また少しずつ更新していきたいとおもってますので、今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m

466名無しさん:2016/02/12(金) 19:19:13
ずっと影読みさせていただいてますが、面白くてドキドキします!続き楽しみにしてますので、マイペースで頑張ってください!

467NR:2016/03/07(月) 07:38:43

Side 紫耀

廉の乳首を摘まんだり、少し強めに引っ張ってみたり、指先で捏ねくり回したりすると、すぐにピンと起ち上がってきた。

「ンッ、ぁ!」

やっぱ敏感やな。

そのまま弄り続けると、無意識に廉が腰を揺らし始める。

俺は手を下半身に移動させて、廉の中心部を緩く扱いた。

「っはぁ、しょお…」

いつもより高めの声で切なく喘ぐ廉。

普段呼ばれてる名前やのに、何や聞き慣れなくて不思議な気持ちになる。

468NR:2016/03/07(月) 07:55:21

Side 紫耀

ちょっとずつ後ろの穴から力が抜けて、俺の自身もさっきよりはだいぶスムーズに動かせる様になってきた。

試しにギリギリまで引き抜いて、一気に奥を突いてみる。

「や!あぁっ、」

ちゃんと感じてるみたいやし、これなら大丈夫そう。

廉の反応に気を良くした俺は、前後に激しくピストン開始。

「っしょ、お、はっ、はぁ、」

途切れ途切れに俺の名前を呼ぶ廉。

俺は揺さぶりながら腰を回して、廉のイイトコロを探した。

469NR:2016/03/07(月) 07:58:51

名無しさん、コメントありがとうございます!

結局2月はインフルで体調崩してた事もあり一度も更新出来ず…。

また少しずつ更新していきたいとおもいます。

相変わらずマイペースですが宜しくお願い致しますm(_ _)m

470NR:2016/03/07(月) 08:28:52

Side 廉

「あ、っ!?」

紫耀の動きが俺の中で、ある一点を掠めた時、まるで電流が走った様な衝撃を感じた。

何や今の…。

『見付けた…ここや、』

そう言うと紫耀は、何度も同じ動きを繰り返す。

その度にさっきの衝撃がきて、目の前がチカチカする。

「やっ、しょお!ソコばっか、やぁ、っ」

紫耀は、やめるどころか更に激しく俺を揺さぶり続ける。

あかん、このままやと俺、ほんまにおかしくなる…!

静かな部屋には、ギシギシ軋むベッドのスプリングの音と、
グチュグチュという二人の卑猥な水音だけがひたすら響いてる。

「あっ、あかん、しょぉ、ほんまに、も、やめ…っ」

耐えられない波が押し寄せて、俺はイッた。

と同時に紫耀もイッたらしく、俺の中に温かい液が注ぎ込まれた。

その瞬間、視界が真っ白になって、脱力した俺は意識を手放した。

471nanohana:2016/03/07(月) 15:55:08
NRさん

ずっと影読みしてました!

すごっく面白いです
頑張って下さい

472NR:2016/03/08(火) 00:45:54

>>nanohanaさん
ありがとうございます!o(^^)o
3月はなるべく更新頑張ります!

473NR:2016/03/08(火) 00:56:49

Side 紫耀

『あー…中に出してもうた…』

規則正しい寝息を立てて眠る廉の顔を見詰める。

正直、俺は迷った。

いつもならここで、とっととシャワーを浴びて帰ってるとおもう。

けど、廉は二度と会わん女とちゃう。

仮にも大事な友達やし、しかも初めてやったわけやし…。

そして俺は迷った末、廉を抱き抱えてバスルームへ向かった。

『軽っ、』

以前にくらべて若干筋肉がついたとは言え、まだまだ廉の身体は細くて相変わらずの鉄パイプ。

肉ばっか食ってるのに何でや?

474NR:2016/03/08(火) 01:12:41

Side 紫耀

起こさない様にソッとバスタブの中に座らせると、温度を確かめてからゆっくりシャワーを廉のお腹にかける。

「…ん…」

少し身動いだものの、気持ち良さそうに目を閉じてて、起きる気配は無い。

『ごめんな、』

別に犯してるわけやないけど、寝てる相手の身体を勝手に触ってる事に何となく気まずくなる。

だってこうせんと、後で廉がツラいから。

誰にともなくそう言い訳して、廉の中に指を入れる。

ぐちゅ、ぐちゅ、

指でかき出すと、廉の中から、さっき俺が出したものが流れ出てきた。

「っ、ぁ…」

無意識に声を漏らす廉。

ヤバイ、何やイケナイ事してるみたいで興奮する。

475NR:2016/03/08(火) 01:22:42

Side 紫耀

あかんあかん、何考えとんねん。

後処理する為にバスルームに来てんから。

しかも相手は廉やで?

しっかりしろ俺。

でも…。

ちらっと廉の寝顔を見ると、穏やかな表情で、

「しょぉ…」

と呟いた。

『…!』

俺は急に廉が愛しくなって、眠る廉の唇に、自分のそれを重ねた。

これは廉が悪い。

こんな時に俺の名前を呼んだりするから…

一体何の夢見てんねん。

476NR:2016/03/08(火) 07:38:06

Side 廉

翌朝、俺が目を覚ますと、紫耀はもう部屋に居らんかった。

まさか昨日の事は、夢やったんちゃうかなっておもったりもしたけど。

起き上がると、腰に鈍い痛み。

「っ!、…夢じゃない。」

でも、何や妙にサッパリしてるし、バスローブもちゃんと着せられてる。

紫耀、もしかして俺の身体、拭いてくれたんかな…。

あんま優しくされると、なけなしの決心が鈍るからやめて欲しい。



…とりあえず今日、午後から撮影がある。

泊まる事は想定して、着替えは持って来てるから、ゆっくり準備したら向かわな。

そして、夜はいよいよ接待や…。

477NR:2016/03/08(火) 08:02:39

Side 紫耀

俺は早朝、廉が起きる前に部屋を出て始発で家に帰って来た。

着替えとか持ってへんかったし、あの後結局寝られへんかったから、仮眠しようとおもって。

今日の仕事は午後からの撮影だけやし。



…それにしても俺、ほんまに廉と寝てもうたんやな。

向こうがどういうテンションでくるかわからんけど、俺はどういう態度で接するべきなんやろ。

もし廉が今までの奴らみたいに急にベタベタしてきたら…多分、冷たく突き放してまうな。

逆に急によそよそしくなったら…まぁ、それに合わせて俺も必要以上の会話はせえへん様になるかも。
ちょっとさみしいけど。

とりあえずどんなテンションでこられても良い様に、ある程度、心の準備しとこ。

478名無しさん:2016/04/22(金) 03:02:04
あげ

479名無しさん:2016/04/23(土) 09:45:53
まってます!

480NR:2016/05/10(火) 01:11:48


Side 紫耀


…と、おもってたのに。


廉「しょお、おはよお」

紫耀「…おはよー…」


…全然普通や!?


拍子抜けするくらいいつも通り、廉の態度は何も変わらんかった。


何で?
何でなん?


気付けば今日1日、ずっと廉を目で追ってた。


はぁ…何してんねん俺。

何か俺ばっか気にしてて、アホみたいやな。

これじゃまるで、俺が廉を好きみたいやん。

481NR:2016/05/10(火) 01:23:14


Side 廉


俺、ちゃんと普通に出来てるかな。

どこもおかしくないかな?

ほんまは、めっちゃ緊張してるし顔見るのもヤバイ。

紫耀の顔見る度、昨夜の事を思い出して身体が疼く。


けど、紫耀は「そういう」人やから。


優しいから俺の頼みを断れずに付き合ってくれただけで、

ただでさえ誰にも執着しない人やから、

あの行為には、何の意味も無い。

ましてや、男の俺の事なんか好きになってくれる筈もない。


せやから今まで通り、何も変わらず普通に接しないと、きっと嫌われて、友達ですら居られなくなる。


それはイヤや。


単なる友達でも良いから、やっぱ紫耀のそばに居たい。

482NR:2016/05/10(火) 01:33:31


『以上で終了です、お疲れ様でした!』


撮影中、何度か紫耀の隣になってドキドキしたものの、何とか顔には出さず笑顔で終えられた。


と、おもう。




帰る準備をしてると、


紫耀「…今日、やんな。

これから行くん?」


紫耀に声をかけられた。


廉「…うん。

昨夜はほんまにありがとな!色々…」


紫耀「…」


廉「ほな行くわ。

お疲れ!」

483NR:2016/05/10(火) 01:44:35


すると、急にぐいっと腕を引かれた。


廉「!?」

紫耀「待って。

…俺も一緒に行く」

廉「…えっ??」

紫耀「増える分には、別に構わないっすよね?」

マネージャー「…先方に確認してみないと…向こうは一応、永瀬を指名してきてるし」

紫耀「行ってみてあかんかったら帰るから、」

マネージャー「…わかった。
とりあえず連絡はしておくから、くれぐれも失礼の無い様にだけ気を付けて」

紫耀「わかりました。
ほな、行くで!」

廉「あ、うん、」

484NR:2016/05/10(火) 01:46:45
名無しさん、コメントありがとうございました!(^O^)

485名無しさん:2016/05/10(火) 11:56:11
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486名無しさん:2016/05/19(木) 00:23:39
はい!ほんとにすごい面白いです。
また更新楽しみにしてます><

487NR:2016/06/26(日) 17:52:09



Side 廉

こうして何故か俺は今、紫耀と共にタクシーで某ホテルへと向かっている。

二人とも無言で窓の外に流れる景色を見ていて、車内は静かや。

紫耀がグラサンをかけててめっちゃ芸能人オーラ放ってるせいもあってか、スタジオを出てから運転手さんも特に話し掛けてはこない。

…昨日の今日やし、なるべく紫耀と二人っきりになりたくなかったのに。

何や妙に緊張する…。

俺は紫耀に気付かれない様に、そっと窓際に寄って、二人の間の距離を少し空けた。

こんな事したって大して意味がない事はわかってるけど。

ちょっとでも自分の気持ちを落ち着けたかった。

488NR:2016/06/26(日) 18:03:00

それにしても、何で急に紫耀は『一緒に行く』だなんて言い出したんやろ?

俺、もし自分と先方のお偉いさんが行為に及んでる時に、同じ空間に紫耀がおって一部始終見られてるとかやったら耐えられへんねんけど…。

その逆もまた然り。

紫耀が誰かとヤッてるとことか、ヤられてるとこなんて絶対見られへんし見たくもない。

一体、何考えてんねん、紫耀は…。

まさか、三人同時に…?



紫耀「…ん、れん!」


廉「なっ、何?」


紫耀「着いたで」

489NR:2016/06/26(日) 18:18:11


ブツブツ考えてる間に目的地に着いてもうたらしい。

気付けば紫耀がタクシー代を払ってくれている。


廉「ええって、俺が出すから」


紫耀「別に…もう出してもうたし、勝手に着いて来たんは俺やから」


廉「…ありがとう」


紫耀「いーえ、どういたしまして」


あの運転手から見て、俺らは一体どんな関係に見えるんやろ。

まさか身体の関係がある二人には、到底見えへんよな…。

また、そんなどうでもいい事を考えてボーッとしてると、行くで。と紫耀に手を引かれた。

490NR:2016/06/26(日) 18:34:25


誰が見てるかわからんのに、紫耀は気にせず俺の手を引いてロビーをズンズン進む。


…紫耀はいつもと何ら変わらない。

かなしいくらい、いつも通りや。

なのに俺ばっか意識して、アホみたい…。

紫耀にとってはどうって事ないんやって、頭ではわかってた筈やのに。


廉「…しょお、」


紫耀「へ?何?」


廉「手、痛いんやけど…」


紫耀「あぁ、ごめん」


嘘。

ほんまはそんなに痛くない。


自分から言った癖に、離れた温もりが惜しい。


俺は俯いて、また無言のまま二人でエレベーターに乗り込んだ。

491NR:2016/06/26(日) 18:48:50


気まずい空気が流れる。


てか別にそんなに引っ張らんでも、俺覚悟決めてるし、今更逃げ出したりせーへんのに。


エレベーターの中には、俺ら二人しか乗ってない。

エレベーターの壁はガラス張りになっていて、夜景がキレイやった。

ボーッと眺めてると、不意に名前を呼ばれる。


紫耀「れん、」


廉「?」


振り向くと、顔の横に手をつかれて、


廉「しょおっ…んぅ、」

一気に顔が近付いたとおもったら、キスされた。

492名無しさん:2016/07/02(土) 02:24:19
わわ、すごいキュンキュンします><
影読みしてる方多分他にもたくさんいると思います!
まだ待ってます><

493名無しさん:2016/07/02(土) 02:24:56
>>492間違えました><

まだ→また です

494NR:2016/07/02(土) 16:24:51
>>名無しさん
同じ方かわかりませんけど、いつもありがとうございます♪
コメント貰えるとやっぱ嬉しいですね!
亀更新で本当に申し訳ないです…。
基本的にマイペースですが頑張りますね!

495くれあ:2016/07/03(日) 19:33:54
ずっと影読みしてました。
神です。
お金お支払いしてでも読みたかったです。
これからも応援してます。
書いて下さって本当に有難うございます。

496NR:2016/07/03(日) 20:52:49

「んっ、んん!」

どこで誰に見られてるかも、いつ停まってドアが開くかもわからんのに。

お構いなしに、紫耀は俺の口を塞ぎ続ける。

ちゅる、クチュ。

あかん…。

どんどん深くなるキスに、もう何も考えられへん。

俺はボンヤリと、紫耀の後ろに表示されてる階数を見た。

15、16、17、18…

ここは都内でも有数の高層ホテル。

先方の部屋がある最上階の52階までは、あとどれくらいやろ。

497NR:2016/07/03(日) 22:24:31

>>495くれあさん

こちらこそありがとうございます!
勿体無いお言葉の数々…大変恐縮です!

忙しさにかまけて放置してましたが、書きたい事はいっぱいたまってるので、また少しずつ更新頑張ります!

498名無し:2016/07/17(日) 17:51:30
ずっと影読みしていました。これからもガンバってください。応援してます!!

499NR:2016/08/16(火) 15:50:48

舌を絡め取られ、唇を舐められる。

「ん、ん…っ、」

大人しく身を任せて、紫耀の口内で翻弄されてると、暫くして、静かなエレベーター内に到着を知らせる音が鳴り響いた。


ポーン。


紫耀がソッと離れる。

…名残惜しい。


紫耀「覚えた?」

廉「…?」

紫耀「俺のキス。もう覚えた?」

ドアが開いて、また紫耀に腕を引かれる。


紫耀「イヤやったら、目つぶって今のキス思い出したらええから」


廉「…!」


何で。

何でそんな事、今、言うん。


今から俺、好きでもない人と多分寝なあかんのに。

そんなん言われたら。


ますます紫耀の事、好きになってまうやん。


お願いやから、これ以上、俺の決心を鈍らせる様な事せんといて。

500NR:2016/08/16(火) 16:00:10

>>名無しさん
コメント本当にありがとうございます。
少しずつですがまた更新していきたいとおもってますので今後も宜しくお願い致します。

501名無しさん:2016/08/16(火) 21:43:25
いつも影読みしてました!!笑笑
毎回楽しみにまってます!
ありがとうございます!!

502名無しさん:2016/08/17(水) 01:34:14
面白くて続き気になります!頑張ってください

503NR:2016/08/17(水) 18:26:23

紫耀は優しい。

そう、誰にでも。


でも、誰にでも優しいのは、

誰にも優しくないのと一緒や。


優しいって罪やな。


今やって、こうやって、きっと俺の緊張を解してくれようとしてキスなんかしたんやろ?

けど、正直余計なお世話や。

俺はもう、昨日紫耀に抱かれて満足して、

今朝、家を出る時にはちゃんと覚悟決まってたんや。

それやのに…。

504NR:2016/08/17(水) 18:40:11



side 紫耀



「…なぁ、紫耀、」

『ん?』

「…やっぱ、帰ってくれへん?」

『え、』

「てか、何で来たん?」

『それは…』


こういう時、何て言うのが正解なんやろ?

廉が今一体何を考えてるのか、アホな俺には全然わからんくて。

確かに急に勝手に着いて来た俺も悪いけど、でも何で今ここまできて、こんな直前で帰れなんて。

でも、さっきまでずっとうつむいてた廉は、何故か今は強い視線で真っ直ぐ俺を見てた。

だから、多分俺は間違った答えを告げた。


『…何か、面白そうやったから?』

505NR:2016/08/17(水) 19:10:08



side 廉



そっか、そうやった。

紫耀は“そういう”人やった。

俺は一体何を期待してたんやろ。

俺は紫耀に何て言って欲しかったんやろ。


『面白そう』


その言葉に、改めて現実を思い知らされた。

ある意味、紫耀に感謝や。

残酷さや冷たさが、時には人を救う事もあんねんな。

506NR:2016/08/17(水) 19:24:14



side 紫耀



廉は、納得したのか呆れたのか、それ以上はもう何も言わんかった。

そして俺に背を向けると、先方の部屋番号を確認しながら、廊下を歩いた。


一番奥、突き当たりのスイートルームが、先方の部屋だった。


廉は一呼吸おいてから、ゆっくりインターホンを押した。


ピンポーン♪


軽快な音の後に、〔はい〕と声がする。

…男性の声?


「遅くなってすみません。永瀬廉です」


廉がドアに向かって礼儀正しく告げると、ガチャッと開いて、


〔今晩は。待ってたよ〕


顔を出したのは、40代くらいの男性やった。

507NR:2016/08/17(水) 19:42:03



side 廉



勝手にオバサンやと思い込んでたから、男性だった事に驚いて、ちょっと怯んだ。

「っは、初めまして、永瀬…」

〔堅苦しい挨拶はいいから、さぁ、入って入って!〕

俺はその人に肩を抱かれて部屋の中に入った。

紫耀はそれをポカンと見てる。

すると思い出した様にその人が振り向いた。


〔…あ、平野君?〕

『はい、平野です。初めまし…』

〔今日は何で来たの?〕

『えっ、』


…この人は、人の話を途中で切る癖があるみたい。

508NR:2016/08/17(水) 19:49:01






まさかついさっき俺に聞かれた事を、また先方にも聞かれるとは。

でも、確かに普通に考えたら謎やし先方にも失礼やんな。

紫耀、どうするん?

何て答えるん?

まさか“面白そう”なんて…


『何か面白そうやったんで』


…って言うんかいっ!!!

509NR:2016/08/17(水) 19:56:53






〔ふーん…面白い子だね。
まぁいいや、じゃあちょっとそこに座って待ってて。
後で相手してあげるから〕

『失礼します』


紫耀は指定されたソファーに座った。


〔適当に寛いでて良いよ、お茶飲んだり〕

『ありがとうございます』


紫耀は全く動じてないみたいやった。

さすが、やっぱ慣れてるんやな、こういうの。


〔廉君はこっち〕


肩を抱かれたまま、ベッドに座らされる。


〔シャワー、浴びる?〕

510NR:2016/08/17(水) 20:12:34






さ、早速きた…。

でも、その為に来てんから、当たり前か…。


「あ、えっと…」

〔廉君、良い匂いがする〕

「えっ?」

〔若い子の、汗と香水が混じった香り、僕好きなんだ。
シャワー浴びずにこのまま始めても良いかな?〕

「あ…はい…」


なら何で聞いたんや。

やっぱこの人、人の話をあんまり聞かへんわ。

てか、見た目割と紳士っぽい感じやのに、意外と変態?

まぁ、男を抱こうとしてる時点でだいぶ変態な事は確かやな。

511名無しさん:2016/08/17(水) 21:36:15
やばいです!!
とても面白くて最高です!!
続き待ってます!!

512くれあ:2016/08/18(木) 01:06:05
この間はレス下さって有難うございました、感激でした。
そしてやはり作品最高です。
ドキドキが止まりません。

513NR:2016/08/18(木) 04:42:19

>>501 名無しさん
いつも影読みありがとうございます!
また更新頑張ります!

>>502 名無しさん
コメントありがとうございます!
更新頑張ります!

>>511 名無しさん
面白いと言って貰えて良かったです!
更新頑張ります!

>>512 くれあさん
こちらこそありがとうございます!
またドキドキして貰える様に頑張ります!

514NR:2016/08/18(木) 05:02:17



side 大吾



撮影の合間。

来る途中にコンビニで買って来た女性誌を読む。

そこに写る廉は、今までに見た事も無い様な、大人っぽいスタイリングと表情をしてた。

はぁ…。

思わず溜め息が漏れる。

「相変わらずイケメン…てかどこの誰やねん、これ」

誰も居ない楽屋でひとりごと。

「あいたいなぁ…」

廉が東京に行ってしまってから、胸にポッカリと穴が空いたみたい。

仕方ない事やけど、何だかまるで、手の届かない遠い存在になっちゃった感覚。

こーちゃんも、大西さんも居るし。

俺らも負けてられへんって、日々頑張ってるけど。

やっぱ時々、ふとさみしくなる。

515NR:2016/08/18(木) 05:14:34






廉、元気にしてるかなぁ…。

今、何してるんやろ…。


『誰に会いたいって?俺?』

「わぁ!ビックリした、何や康ちゃんか。おどかすなや」

〔何読んでるん?〕

「あ、大西さん。おはよぉ。○iViやで」

『○iVi?女性誌やん!なに最近そんなん読んでるん?』

「ちゃうちゃう、あんなぁ…」

〔あ、KINGや〕

『なんや、紫耀と廉が載ってるから買ったん?
息子の成長見守るオカンみたいやなぁ!』

「オカンて。笑」

516NR:2016/08/18(木) 05:28:12






〔でも廉君、何か随分雰囲気ちゃうなぁ〕

「!」

〔ちょっと見ない間に急に大人になったっていうか〕

『お前が言うなぁ!笑』

〔大ちゃん。
あいたいなら、あいに行けばええやん〕

「…せやな、ありがとう大西さん」


大西さんは年下やけどしっかりしてて、俺が言わんとする事をいつもちゃんと悟ってくれて。

こうして然り気無く背中を押してくれる。

ほんまにありがたい。

もしかしたら俺の気持ちにも気付いてるかも知らん。

大西さんは勘の良い子やから。


康ちゃんは年上やのに子供っぽいところがあるけど、それが可愛いし救われてる面もある。


俺はこの二人に支えられて毎日生きてる。


幸せ者や。

517優愛:2016/08/18(木) 12:58:46
NRさんの小説を見た瞬間心を奪われました!
ど、どこの天才ですか?神様ですか!?
応援してます!また、コメントしたりとかしちゃうかもなんですけどよろしくお願いします!

518NR:2016/09/01(木) 03:44:37



Side 廉



先方さんである“吉田さん”が俺の右隣に座ると、ギシッとベッドが軋んだ。

そのまま吉田さんは俺の腰に手を回し、ギュッと抱き寄せる。

そして右手でシャツのボタンを丁寧に一つずつ外すと、俺の胸に顔を埋めた。


はむ、れろ、ちゅぱっ、


両方の乳首を交互に、舐めたり吸ったり甘噛みされる。


「ん!ンぁっ、」


吉田さんは乳首が好きなのか、執拗にソコばっか攻めるから、俺の乳首は赤く腫れて硬く尖った。

ふとソファーを見ると、ノンキにお茶を飲んでる紫耀と目が合う。

519NR:2016/09/01(木) 03:52:28






イヤや、見んといて…。

そう思うのに、気持ちとは裏腹に、身体は反応する。

認めたくないけど、俺は紫耀に見られて更に感じてた。

紫耀は何もしてないのに、まるで視姦されてるみたいで、それが逆に興奮した。

好きな人の目の前で、会ったばっかの男に犯されて感じてるなんて…俺もじゅうぶん変態や。

520NR:2016/09/01(木) 04:02:13



Side 紫耀



俺が急に勝手に着いてきた本当の理由。

それは、実はもう一度廉とエッチしたかったから。

って言っても別に廉が好きとかそういう事じゃなくて、何て言うか…。


身体の相性が良かってん、めっちゃ。


確かに挿入する時はキツくて苦労したけど、でも初めてにしてはスゲー馴染んで、とにかく気持ち良かった。

廉も感じてたし、後ろの素質あるとおもう。

だから、もう一度エッチして確かめたい。

それでやっぱ最高に気持ち良かったら…



廉をセフレにしたい。

521NR:2016/09/01(木) 04:16:18






今まで、酔った勢いで友達同士が急にそういう雰囲気になってヤり始めたり、クラブのトイレで行為に及んでる人達を何回も見てきた。

だから変な話、他人のセックスは見慣れてるつもりやったけど。

今、目の前で廉が知らない奴に犯されてるのを、お茶を飲みながら眺めてるのが凄く不思議な気分やった。

平気なフリしてソファーに座ってるけど、下半身は少しずつ反応し始めてる。

たまにおるやん、スワッピングパーティーっていうの?

自分の彼女を自分の目の前で他の男に抱かせる彼氏、みたいな。

そんなんした事ないし興味も無かったけど、今ならちょっとわかる気もする。

泣きそうな顔で犯されてる廉は、キレイや。

522NR:2016/09/01(木) 04:22:16




>>517 優愛さん

勿体無いコメントありがとうございます!
天才でも神様でもなく、ただ単に自分の妄想と願望を書きなぐってる変態で、ひたすら廉君には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが…。
こちらこそ是非これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m

523NR:2016/09/01(木) 11:00:06



Side 大吾



僕が廉に会いたいと思ってたら、タイミング良く東京でお仕事があると言われた。

なかなかのハードスケジュールやけど、マネージャーさんホンマにありがとう!

その日は連日の舞台の休演日やから、たった1日だけしか滞在でけへんけど、それでも嬉しくてすぐ廉にLINEした。

「なかなか既読にならへんなぁ…」

ただいまa.m.1:00。

廉は夜更かしさんやから、大抵この時間はまだ起きてる筈やねんけど…。

いつもやったらすぐ既読になって、こっちが「はやっ!笑」ってひくぐらいすぐ返事も来るのに。

「はぁ…」

今日はもう疲れて寝てるんかな?

久々に声、聞きたかったな。

廉の優しい声と喋り方、大好きやねん。

特に深夜、寝る前の廉の声は普段と違って低めで落ち着いてて、めっちゃイケボ。

電話やとそれがダイレクトに耳に伝わるから、廉と電話した日はめっちゃ幸せな気分でよく眠れるんやけどなぁ…。

「はよ会いたいなぁ…。今、何してんねやろ…」


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