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ふまけん@Sexy Zone
522
:
アーリー
◆MFXC3eZ5NI
:2012/10/14(日) 20:53:49
部屋のドアを開けた。
「ちょっ、寝てなきゃダメじゃん!」
ベッドの上には、上半身を起こしている風磨。
相変わらず汗はびっしょりで、熱で顔が赤くなっている
『なんで手ぇ離すのっ・・・。ずっと傍にいるって言ってたじゃんっ!』
「ごめ・・・。ちょっとでもなんか食べた方がいいかなって思って・・・、」
言い訳なんかに聞こえない言い訳。
ぽろぽろと流している涙は、どれだけ手を離されたことに
ショックを受けているのかが分かる。
『お、起きたとき・・・隣に健人、いなくなってて・・・
全然戻ってこなくて・・・、
寂しかったのにっ・・・。』
「ごめん・・・。」
クローゼットから見つけたタオルを持って、風磨の近くに座る。
「でも、ご飯食べなきゃ元気になれないよ・・・?」
『俺はっ・・・、
健人が近くにいないと元気になれないのっ!』
そんな風に思ってたんだ・・・。
離れてごめんね。寂しかったよね、怖かったよね。
「ずっと隣にいるから・・・。大丈夫だよ。」
そう言いながら、風磨の頬、額の汗をタオルで拭った。
それでもまだ不機嫌そうな風磨は、むっとアヒル口になっている
それが可愛くて、
今したらもっと不機嫌になると分かっていても、
『んっ・・・、んふぁ・・・やっ、んぅっう…///』
「ん・・、は、・・・」
熱くなってる唇に、体が止まらなかった
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