ふまけん＠Sexy Zone

34：アーリー：2012/09/22(土) 09:10:25: 健人サイド

受け入れてはいけなかったんだろうか。

でも、それでも俺は風磨と繋がりたかった。
きっと風磨は俺の事何とも想ってないだろうけど・・・。

多分、楽屋には誰もいないと思う

　俺を探しに行っただろうから。

この広いスタジオの中、やみくもに探したって見つかるわけないじゃん

でも・・・、風磨はすぐにきてくれたよね。

　　　　抵抗もしないで俺に抱きしめられてたよね。

その次は、風磨の唇を・・・いずれは体をもらえるんだ・・・。
頑張らないわけがない。

　　「あーっ、健人くん！！！」

聡・・・。タイミングわる・・・

よりによって聡に会うなんて

健「さっきさぁ、あっちの方に風磨走って行ったけど・・・。」

聡「えっ・・・。楽屋にいるはずなのに？僕ちょっと向こう見に行ってきます！」

ペットボトルを２本、両手に持って走っていく聡の背中を見送った。
俺の横には自販機。

　　　　　　　　　・・・風磨の分も買っていたのか

どこまで純粋でピュアなんだか

　　　俺と全然正反対じゃんか・・・。

そんな想いを掻き消したかったから、さっさと楽屋のドアを開ける。

　　　聡のカバンの中には、風磨が言った通りネックレスが２つ入っていた。

おそろい・・・

　　（だから風磨は盗ってきてほしかったんだ・・・）

ただの嫌がらせじゃなかったんだね・・・。

　　　ごめんね、聡。

きっとこれは聡からマリウスへの愛の１つなんだよね？
聡が一生懸命選んで買ってきたんだよね？

　　　でも・・・

　　　　　　　　　次があるでしょ？

これだけは、風磨に譲ってあげようよ・・・。

　　　　　俺の事なんか全然考えてもいない、聡だけを愛してる風磨に・・・

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